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ランクルスの編集履歴

2023-12-14 18:01:47 バージョン

ランクルス

らんくるす

ランクルスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.0579
イッシュ図鑑(BW)No.085
イッシュ図鑑(BW2)No.141
コーストカロス図鑑No.117
ガラル図鑑No.272
カンムリ雪原図鑑No.056
ブルーベリー図鑑No.150
ローマ字表記Lanculus
ぶんるいぞうふくポケモン
タイプエスパー
たかさ1.0m
おもさ20.1kg
特性1ぼうじん:「すなあらし」「あられ」の天候ダメージを受けない。第6世代から粉・胞子系の技・特性を無効化する
特性2マジックガード:技による直接のダメージ以外を受けない
隠れ特性さいせいりょく:自分が手持ちから引っ込むと、最大HPの1/3を回復する
タマゴグループふていけい

他言語版の名称

英語Reuniclus
イタリア語
スペイン語
ドイツ語Zytomega
フランス語Symbios
韓国語란쿨루스
中国語(簡体字)人造细胞卵
中国語(繁体字)人造細胞卵

進化

ユニランダブラン(Lv.32) → ランクルス(Lv.41)

ユニ・ダブ・ラン


概要

第5世代『ブラック・ホワイトに初登場したポケモンで、ダブランLv41で進化することが出来る。初登場からゴチルゼルと対で紹介されている。


名前の由来は、恐らく『ラン(<らん>または藍藻<らんそう>)+クルス(ホムンクルス)』。


大きな腕と耳状の突起が生えた緑色のゼリー状の姿をしており、本体とおぼしき人型の部分が透けて見えている。頭の中心線からつながった口の形が特徴的。


ユニランダブランと比べると目付きが少しだけ鋭くなっている。このゼリー状の液体、サイコパワーで形を保たれているだけでありコレ自身は形を持っていない。そのため中で自由に回転したりできるし、自身が激しく動くと慣性でゼリー部分の形が揺らぐ。


余談だがゲームでは後ろが透けないため濃い緑色の液体だが、3D作品では意外と透明度が高く後ろの背景も良く見える。

モチーフは胎児、または子宮(手の部分が卵巣)だとよく言われている。取り方によっては初代以来のスライム系ポケモンといえなくもない。


子供のような低頭身の外見ながら、ポケモン図鑑によれば高い知能を持ったポケモンである。

その上、岩をも握りつぶす握力を持った腕を操り戦う肉体派でもあるが、別に両刀型という訳では無く、本当に物理で殴る方が好きらしい。(ただし、その握る腕はいうまでもなくゼリーの部分なので、本体の腕ではない、つまりとくこうで握りつぶしている可能性もある。実際ポケモン図鑑でもサイコパワーのおかげで怪力が発揮できると明言されている。)

またランクルス同士が握手すると脳みそがネットワークでつながり、サイコパワーが増幅される。


ゲーム発売前から公開されたポケモンの一匹で、名前も公表されていない頃からプレイ画面に映り込んでいた愛くるしい姿が注目された事から水まんじゅう(仮)などと呼ばれイラストが盛んに描かれていた。

発売後ランクルスは最終進化形であり、非常に優れた性能を持った(後述)ポケモンでもあることが判明した。


以上のとおり色々と驚かされるポケモンだったりする。

なお、水まんじゅうだと言われている彼らだが、名探偵ピカチュウにて実際にこの液体は食べる事が出来るらしく、食べたものに知恵を授けると言われているが、ランクルス以外には猛毒である模様。

恐らく元ネタはホムンクルスを製造したと言われているパラケルススの賢者の石の伝承だと思われる。また、パラケルススは水銀など鉱物の研究をしていたとも言われており、この水銀は古代中国では霊薬だと考えられていた事から始皇帝が飲んだと言う伝承もある。液体が猛毒だという設定はここからであろうか?



ゲーム上の特徴

BWBW2

  • 『ホワイト』『ホワイト2』限定のポケモンで、9ばんどうろの揺れる草むらに出現する。

【ポケモンBWネタバレ注意】

  • ストーリーにおいては、イッシュ四天王カトレアの手持ちで登場。覚える技の命中率が悪いのも合わせるともしかしてこれの表現なのだろうか?

XY / ORAS / SMUSUM

  • ダブランから進化させたり、過去作から連れてくる必要がある。

ソード・シールド


LEGENDSアルセウス

  • 未登場。

スカーレット・バイオレット


性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
11065751258530490

  • 「特攻」の種族値は125とかなりの高さである。その上「HP」の種族値も110の高さを誇っており、耐久性能も高い。反面「素早さ」は30と超鈍足であるが「トリックルーム」ではこれが長所となり、それ以外の時でも「でんじは」で補う事が出来る。第6世代までは、Lv50の時に性格補正無し素早さVの時に努力値4振れば、まひ状態の130族をギリギリ抜けた。



  • 鈍足ではあるが後続サポートとしても有効なでんじはを使えば自身が先制する事も出来る。最も鈍足な事を有効活用できる「トリックルーム」を覚える事も出来、仮に「ちょうはつ」で止められたとしてもアタッカーとして運用できるので何もできないという事は無い。


  • 第8世代の『鎧の孤島』では教え技に「アイアンローラー」が追加されているのだが…どうやってこの技を使うのかは不明である

第9世代


特性について

  • 特性はどれもかなり優秀な部類。というよりすなあらしに対しての優位性に特化している。

  • マジックガード
    • 攻撃以外のダメージを受けないとういうものであり、多くのメリットが生まれる。まず「どく」「やけど」といった状態異常のダメージを受ける事が無くなるので、「どくどくだま」「かえんだま」で自ら状態異常になり、相手からの「ねむり」「まひ」の状態異常から守ることができる。
    • ランクルスはタマゴ技でトリックも使えるので、それらの道具を相手に押しつける事も出来てしまう。
    • また、道具いのちのたまのデメリットである反動ダメージを無効にする事ができ、倍率1.3倍をノーリスクで加える事が出来てしまう。特攻に特化して更に威力を上げるなり、威力強化は道具にまかせて耐久に努力値を全てつぎ込んで更に硬くなることもできる。

  • ぼうじん
    • 天候ダメージを受けないの部分も「マジックガード」の効果範囲内である。が、こちらは天候によるダメージのみならず、虫・草タイプの変化技で良く使われる粉・胞子系統の技も無効化できるようになっている。鈍足のランクルスにとっては先手を取られての粉・胞子系に苦しまずに済むのてありがたい。
    • 道具の「ぼうじんゴーグル」を持たせる事で同様の効果があるが、こちらは道具枠を使うことになるので考え所でもある。
    • なお、初登場時には後半の部分の効果がなかったため、この際はマジックガードの完全下位互換の特性でありハズレとして扱われていた。
    • その為、ニョロトノペリッパー対策にかみなりを、ゆきふらし持ちやバンギラス対策にきあいだまを、ギガイアスカバルドンサダイジャ対策にエナジーボールを覚えさせたマジックガードやぼうじんのランクルスをサブメンバーに入れる砂パ霰パもいる。特性と役割を分けたランクルスを4匹用意しておくのも面白い。

  • 隠れ特性「さいせいりょく
    • 耐久が高めなランクルスとは好相性の特性。こちらはシングルで使う時にオススメ。

使用トレーナー

ゲーム版

 

アニメ版


番外作品

ポケモンマスターズ

  • カトレア&ランクルス
    • 2019年10月31日に実装されたエスパータイプの特殊アタッカー。…だが、パッシブがスリップダメージ系の異常妨害無効だったりボードも天候スリップダメージ無効や耐久寄りのスキルがぞろりと並ぶアタッカーらしからぬ性能をしている。
    • 同タイプ故に比較されやすいサカキ&ミュウツーとは特攻バッファーが必須なことと威力上昇の条件が特防デバフという敵味方ともに依存する要素が多いのに対して、カトレアはバフや威力上昇条件の自己完結性の高さで差別化を図ることができる。

ポケパーク2〜Beyond the World〜』

  • スクラップエリアの研究所で発明に勤しむ。ポケパークとウィッシュパークを結ぶ扉の発明者。趣味はセンス・オブ・ワンダー(非日常的な体験をする事で得られる感動のこと)らしい。研究に没頭するあまり、騒動に全く気付いておらず、主役4人にウィッシュベルの鐘を正常に戻すようアドバイスした。
  • 性格は呑気というか研究熱心であり、騒動に対して面白そうと興味を示したり、ギアルたちをエレベーターの歯車として利用するなどマッドサイエンティストな一面を持つが、主役4人に対しては協力的。
  • 時間を止めれば空間の歪みが大きくなり、強い重力が発生する事を常識といったりするなど知能は高め。
  • 終盤で「ライトポラリトン」を発明し、暗闇の渦を解決するきっかけを作った。

名探偵ピカチュウ』(ゲーム版・実写版)

  • 研究所にいる培養僧にある液体はなんとツボツボのジュースの様にする描写がされており、ピカチュウ(探偵の)が飲むと毒ではないらしい。きのみとツボツボ特製のジュースでミックスジュースを作るイベントがある。猛毒を無毒化する化学変化を起こしたのだろうか。

ポケモンコマスター

  • 全ての媒体でランクルスが最も輝いていたゲームかもしれない。各ポケモンに設定されたルーレットを回し、出た技で相手と競い合うというポケマスのルール下において、ランクルスは「場のランクルスの数だけルーレットをやり直せる」というとんでもない強特性を引っ提げてやって来た。

  • しかも何がまずいってただでさえチートじみた特性を持ってるくせにランクルスそのものの単体性能が普通に強いという点。

  • 同時期に実装されたデオキシスによって環境を蹂躙(からのサービス終了)させられたポケコマであったが、なかなか編成難易度の高いデオキシスに対してランクルスは超ハイスペックながら(なぜか)入手しやすい「R」のコマであったことから編成が容易であった。流石に完全体のデオキシスパには不利だったがそれ以外のほぼ全てのパーティに対して優位に事を運ぶ事ができ、なんならデオキシスと組んで「デオランパ」として環境を席巻までしていたのである。

  • 後にインフレの加速とともにサービス終了へと向かっていった本作において、ランクルスというポケモンがその重要な転換点に立っていた事は間違いない。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ


  • BW90・91話
    • ポケモンワールドトーナメントジュニアカップの参加者・ヒロカズのポケモンで登場。サトシのガントルと対戦し、敗北する。

  • BW105話
    • モブで登場。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • 10章で登場。

関連イラスト

らんらんランクルスランクルス

しんぴのまもり外側「中身など、飾りにすぎぬ!!」


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン BW BW2

ポケモン一覧 エスパータイプ


0578.ダブラン0579.ランクルス→0580.コアルヒー


同エスパー単タイプ


関連ポケモン等


その他


  • 中の人単体:文字通り、本体である中の人(一応ポケモンなのだが)のみを描いたものに付けられているタグ。


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