概要
特撮ドラマ『ウルトラシリーズ』と、ゲームアプリ『ウマ娘プリティーダービー』とのコラボタグ。
両作品に直接の接点はないが、ウルトラシリーズは2014年と2020年に有馬記念とコラボを行ったことがある(後述)ため、競馬そのものとはあながち無縁というわけではなかったりする。また、ウルトラシリーズもかつて怪獣を人間の女性の姿に擬人化させた企画を行っていたことがある。
一方で、意外にもウマをモチーフとしたウルトラ怪獣は2022年現在1体も登場していない(似たようなヤツならいるが※。もっと広く探してもドラマCD『ウルトラQ倶楽部』に登場した巨大馬ペガサス程度)。
※2024年に発売された「ウルトラ怪獣くらべる図鑑」のコーナー・ウルトラ怪獣十二支ではこの怪獣が「馬」として扱われている。
2024年10月には、アニメ2・3期の再放送がテレ東の土曜朝9時30分枠にて行われる事が決定し、現在放映中の『ウルトラマンアーク』から続けて放送というまさかのローテーションが爆誕することとなった。
作品の傾向
ウマ娘が防衛チームの隊員になっていたり、そのまま巨大化して怪獣と戦っているイラストが多い。
巨大化と言えばこんなのもあったなあ…
とか言ってたらヒシアケボノがまじで巨大化した。
中には、ウルトラマンがウマ娘ネタを披露しているという変化球も…。
ウルトラマンと競馬の関係
円谷プロが意外とはっちゃける会社なこともあって、過去には「ウルトラアリマ記念」という怪獣たちがジョッキーをするJRAとのコラボ企画があった。
「シン・ウルトラマン」に出演し、メフィラスの人間態として注目を集めた俳優の山本耕史はキタサンブラックが優勝した第76回菊花賞のプレゼンターを務めたことがあり、その姿が作中のメフィラス人間態とほぼ同じスーツ姿だったため、ネタとして掘り起こされた。
共通出演者
アグネスタキオンはゲーム配信時期と近い頃にウルトラマントリガーが放送されており、中の人が演じたカルミラが似た口調であったことから「カルミラタキオン」というネタもある。
※ ウルトラシリーズ以外の円谷プロ作品も含む。
上記の一覧を見ればわかるように、共通出演者のうち、ウルトラシリーズの本編作品に直接出演したのは2022年現在、上坂すみれ・黒田崇矢・春川芽生・須藤叶希・土田大の5人のみとなっている(それ以外は派生作品かウルトラシリーズ以外の円谷プロ作品への出演に留まっている)。
余談
競走馬にはシュワッチという名前の馬とイブキウルトラマン、サイバーエレキングという名前の馬がいた。
面白いことに、競走馬のサイバーエレキングは『ウルトラマンX』に登場する方の怪獣よりも1年早く誕生している。
この馬の父親はかのスマートファルコン、祖父はアグネスデジタルである他、近親馬はシスターダダ、ウルトラアイ、アイスラッガー、ゼットン、カイゾウエレキング、エムナナジュウハチとウルトラシリーズ関連の馬名が多く名を連ねる。
ウルトラシリーズ出演者にもウマ娘のファンは多く、特に龍臣プロの異名で知られる濱田龍臣(『ジード』主演)はライスシャワーへの深い愛を各所で語っている。
円谷プロの親会社フィールズ(現円谷フィールズホールディングス)会長・山本英俊氏は実際に馬主である。