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白亜紀の編集履歴

2019-12-18 23:10:47 バージョン

白亜紀

はくあき

白堊紀とも。地質時代の一つ。約1億4500万年前から6600万年前。

概要

中生代最後にして最長の時代で、約1億4500万年前から6550万年前までの7900万年間を指す(これは白亜紀の終焉から現在までより長い)。命名由来は地質年代測定が行われた石灰岩白堊)の地層から。


ジュラ紀に2つしかなかった大陸は分裂し、配置は異なるものの現在ある大陸と同じ構成になった。

ジュラ紀に引き続き気候は温暖で、極地に氷河はなかった。大気中の酸素濃度は上がり続け、古生代末から続いていた低酸素状態は解消された(このことが呼吸能力が恐竜に比べ劣っていたため低酸素環境下でハンデを強いられていた哺乳類の台頭に繋がる)。

生物相

ティラノサウルストリケラトプスなどの超メジャーな恐竜が登場した時代である。翼竜はこの時代の初期に最盛期を迎えるが鳥類の台頭に押されるようになり、この時代の後期には大型種だけが残った。海ではモササウルスサメ類が台頭し、これらに押されて魚竜は恐竜より早く9000万年前に絶滅した。空や海では古鳥類が繁栄を極め、現生鳥類の直系祖先も登場している。次代の覇者哺乳類は真獣類が出現。先に出現していた後獣類とともに形態や生態の多様化が進み始め、犬サイズのものや肉食のものも現れた。


陸上植物はモクレンなどの被子植物が繁栄し始め、野にが咲き乱れるようになった。針葉樹もマツ類など現在と大差ない形の種類が主流となる。


白亜紀の終焉

約6550万年前に、恐竜を始めとする多くの大型動物(翼竜魚竜首長竜、モササウルス)が死滅した。超巨大隕石の衝突であったとされる。


鳥類は真鳥類のみが生き延びた。哺乳類も小型種以外が絶滅するなど大きな打撃を受けたが主要な系統が生き延び、この両者が新生代の覇者となった。白亜紀の海で繁栄を極めた大型サメ類も死に絶え小型種だけが残った。


なおこの大量絶滅では海洋のプランクトンや陸上植物類も多数が絶滅している。無脊椎動物ではアンモナイトが完全に絶滅したのをはじめ二枚貝類、腕足類なども大半の種が絶滅。トカゲ類、カメ類、ワニ類、ヘビ類などへの影響は軽微だったようだが、その原因はよくわかっていない。これらの生物が身に着けた「冬眠」という習性が影響しているのかもしれない。


主要な古生物

恐竜

獣脚類


竜脚類


鳥脚類


装飾頭類


鎧竜


翼竜


首長竜


海トカゲ


その他の爬虫類


魚類


鳥類


哺乳類



関連項目

古生物 過去 


ジュラ紀 ← 白堊紀 → 第三紀

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