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編集内容:シャドウハーツのウルの説明文は、流石にネタバレしすぎだと思うので修正。

ジョセフ・ジョースター

じょせふじょーすたー

ジョジョの奇妙な冒険第二部「戦闘潮流」の主人公。第一部の主人公ジョナサン・ジョースターの孫である。その後の第三部、第四部にも登場しており、ジョジョシリーズを通して重要な役割を担っている。

またまたやらせていただきましたァン!

ジョセフってどんなひと?

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/05/22(日)21:56

ジョースター家スタンドって鉱物が多いよな

スタープラチナとかストーンフリーとかクレイジーダイヤモンドとか

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/05/22(日)21:57

>>111

ジョセフ以外はな

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/05/22(日)22:00

ジョースター家って生涯一人の女性しか愛さないんだろ?

聖人みたいだなw

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/05/22(日)22:02

>>122

ジョセフ以外はな

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/05/22(日)22:05

ジョースター家って短命だよな

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/05/22(日)22:06

>>128

ジョセフ以外はな

……要するに、歴代ジョジョの中であらゆる意味で型破りなキャラなのである。

真面目な概要

ジョセフ・ジョースターとは、ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターである。

誕生日1920年9月27日
出生地イギリスロンドン
身長195cm
体重97kg
血液型B型
職歴高校生→不動産投資家
家族ジョージ・ジョースター二世(故人) エリザベス・ジョースター、祖父:ジョナサン・ジョースター(故人)、祖母:エリナ・ジョースター、曾祖父ジョージ・ジョースター一世、曾祖母:メアリー・ジョースター
前科ケンカによる投獄7回
放校1回
趣味マンガ集め
ガールフレンド今はいないが 好みはうるさい(頭は悪くってもいい カワイければ)
好きな食べ物フライドチキン チューインガム
好きな色マリン・ブルー
好きな動物イヌ
嫌いな動物ウシ(よだれをたらすからだと)
将来のゆめパイロット
好きな俳優ジャン・ギャバン

1920年9月27日生まれ(余談だが、第5部に登場するブチャラティと誕生日が同じである)。

pixivではタグ登録にジョセフが多く使われている。

ジョジョの奇妙な冒険第2部「戦闘潮流」の主人公

第3部及び第4部にも登場。各部ごとに姿が大きく違うので、分けて説明する。

なお(特に海外で)よく間違えられるが、ジョセフはイギリス生まれのイギリス育ち、英国式の英語を話し18歳までコーラの存在を知らなかったというほどの純イギリス人で、アメリカに渡ったのは2部冒頭、彼が18歳になってからの事である。

そのキャラクターから両親がイギリス人のアメリカ育ちと勘違いされやすい。

2部ジョセフ(通称「若ジョセフ」)

「人をバカにしたてめーの態度を 文字どおり打ち砕いてやるぜ!」

第2部『戦闘潮流』主人公。18歳。

第1部の主人公ジョナサン・ジョースターの孫にあたる。

狂気に走り自ら吸血鬼と化したストレイツォとの戦いを皮切りに、石仮面を作り出した古代人類「柱の一族」との戦いに巻き込まれていく。

「お前は次に●●と言う」などの台詞に代表されるように、相手の行動を先読みし、追い詰められたように見せかけて最終的には相手を出し抜く頭脳戦が非常に得意。

この先見の明があったからか、のちにニューヨークで不動産会社を立ち上げ、企業家として大成している(でもあまり使われない設定。4部アニメ版ではアメリカの不動産王として世界的に広くその名を知られているという設定になっており、広瀬康一も名前だけならその存在を知っていた)。

この頭の回転力の速さは孫の空条承太郎や不倫相手と出来た息子東方仗助にも引き継がれている。

また歴代主人公の中でもかなり悪運が強く、これは3・4部でも健在。

祖父のジョナサン・ジョースターとは顔立ちこそそっくりだが、性格は彼とは逆で非常に剽軽(ひょうきん)なノリの軽いお調子者。一見するといい加減なため、ジョナサンの孫と聞いて期待を膨らませていたシーザー・A・ツェペリには当初は非常に落胆されてしまう。

しかしながら、そこはジョースター家の誇り高い血統を継ぐだけに、 黒人差別が現在より露骨であった当時の時代において、リンチにあっていた黒人少年スモーキー・ブラウンを助け出したり、ワムウとの最初の戦いでは、逃げたふりをして誘い込み、スピードワゴンとシーザーを救うなど、 おちゃらけた言動の裏で、溢れる正義感と他者への心優しさ、どんな逆境にも屈しない不屈の闘志を隠し持っている。

やる時はやる、それがジョセフである。

おばあちゃんっ子で、祖母であるエリナを大変慕っており、彼女の前ではナマイキな態度も鳴りを潜める(警察を怒りのあまり殴り飛ばした時には『やべぇ・・またやっちまったい、エリナ祖母ちゃんに叱られちまう・・』と戦慄していた)。

また彼女に買ってもらった服を汚されたり、不安にさせた相手に対して怒りをあらわにするなど、その親愛も人一倍強い。この事からプロフィールでは性格は「けっこうさびしがり屋なのかもしれない」と書かれている。

またその飄々とした態度から、歴代ジョジョの中でも割とチャラ男的なイメージが強いが、作中では人目も憚らずナンパを行うシーザーをボロクソにこきおろしていたり、そのシーザーからは「こいつに彼女なんかいるはずない」(意訳)と評されるなど意外と女性関係で問題を起こすタイプではなかった。この頃は。

原因は不明だが、波紋法については少年期から大した鍛錬もなく生まれつき使いこなせたようで、ストレイツォもその才能に一目置くほどであった。だが当初はまともな鍛錬をしていなかったせいで正統な波紋使いに劣る部分があり、初期の実戦ではそこを自慢の頭脳や武器(トンプソン機関銃手榴弾など)で補っている。

また、特に武術を学んだ描写は無いが、そう思わせるほど運動神経が良く、シュトロハイムからも称賛された。

後にイタリアでリサリサと出会い、彼女からの修行によって波紋パワーの向上に成功し、一人前の波紋使いとして成長している。 最初は努力嫌いを自称していたが、修行を始めた際にその効果が出始めると、感動して修行に積極的に打ち込むようになるなど、ハマり込むと頑張れるタイプのようある。

ジョースター家の伝統の戦い方に「逃げる事」を追加した人物。

ただし、勝機を掴む為の戦略的逃走であり、命惜しさだけで逃げた事は一度もない。

なお、カーズとの決戦で左手を切り落とされてしまうが、全てが終わった後に義手を取り付けている。

後にスージーQを妻に迎え、ジョースター不動産を設立し不動産王に君臨。娘のホリィを授かった。

声優

大塚芳忠 (3部格ゲー、後にASBでホル・ホースを担当する。)

杉田智和 (テレビアニメ、オールスターバトルJスターズアイズオブヘブン

3部ジョセフ(通称「老ジョセフ」)

「これがジョセフ・ジョースターの戦い方(やり方)・・・老いてますます健在というところかな」

第3部『スターダストクルセイダース』のジョセフ。3部以降のジョセフを老ジョセフと呼ぶことがあるが、単に「老ジョセフ」とだけ呼ばれる場合こちらの3部のジョセフをさしていることが多い。69歳(画集では何故か67歳とされている)。

祖父ジョナサン・ジョースターが倒したはずのディオ・ブランドーが復活し、その影響でジョースター家の血統に連なる者たちにスタンド能力が発現、

その中で娘のホリィが重体となったため、孫の承太郎と共に元凶であるDIOを倒す旅に出る。

年齢に反して外見は若々しく、波紋法のおかげかそれとも自身で鍛えているのか、体は筋骨隆々である。

年齢的には老人なのだがまだ若いころのノリは抜けておらず、便器をなめさせられたポルナレフを隠す事無く笑ったり、「イカサマ禁止」とか言っておきながら自分でイカサマをしたりなど、軽い上に年経た事により、好好爺的な性格になっている。

なお、3部本編が始まる4年前に密かに日本を訪れ40歳程年下の女性と不倫した挙句、一子を儲けている

恐るべし高性能じいちゃん

第三部終盤でDIOに血液を多量に吸血されてしまった事で一時は明確に死亡しているが、

承太郎により倒されたDIOの遺体から血液を輸血され、スタープラチナによる心臓マッサージにより蘇生した

・・・・のだが、蘇生直後にDIOそっくりの目つきとオーラを放ち「貴様のおかげで蘇ったぞ!!」と言い放ったことからあわや今度は「ジョセフの肉体にDIOが乗り移った」という最悪の状況に・・・

と思われたがこれはジョセフの悪ふざけであり、その後の承太郎との非常にマニアックな質問に即答して全問正解した事で正真正銘ジョセフだという事が証明されて事なきを得たが、この爺さん心肺停止の状態から数分もたたず、目覚めて数十秒の間にDIOの死体らしきものが入った死体袋を視認して状況を把握、即座にこの悪ふざけを立案実行している事になる。

状況が状況だっただけにファンからは「待ったの宣言を聞かずに殴り飛ばしていたとしても誰も文句は言うまい」と評される。

ちなみにこの時の彼の台詞は「マヌケめッ!承太郎!」「貴様のおかげで蘇ったぞ!」なので実のところ一切嘘は言っていない、それっぽい口調で言っただけである。(「ワシがどんな風にされても怒るな、冷静でいろ」という忠告を聞かなかったせいでピンチになっていた→マヌケめ!、貴様のおかげで蘇ったぞ→文字通り)

声優

大川透 (3部格ゲー、後にASBでウェザー・リポート、テレビアニメ版の語り部を担当)

大塚周夫 (OVA)

内海賢二 (CDドラマ1巻・3巻)

納谷悟朗 (CDドラマ2巻)

杉田智和 (テレビアニメ版第2部最終話、オールスターバトル)

石塚運昇 (テレビアニメ版第3部、アイズオブヘブン)

余談だが、杉田智和は第2部最終回で3部ジョセフを演じるにあたって、「石塚運昇氏の演技を参考にした」と語っている。それと関係があるかは定かではないが、第3部のアニメ版では実際に石塚氏がジョセフ役を担当している(ちなみに石塚氏は、ASBでも呪いのデーボ役で出演していた)。

4部ジョセフ

「かっこつけたかったんじゃよ、お前の前で」

第4部『ダイヤモンドは砕けない』でのジョセフ。79歳。

波紋法を維持すればもっと若々しい姿でいられるはずなのだが、3部での発言通り波紋を使わず生活していた結果、年相応の姿になってしまっている。

どうして波紋法をやめたのかは明らかではないが、ファンの間では「波紋を使えない妻のスージーQと同じように老いて死ぬため」という解釈が見られる。

中盤から隠し子の東方仗助と対面するため、杜王町へと来日する。息子である仗助とは当初は彼の方から「ジョースターさん」と他人行儀に呼ばれていたが、交流を深める内に親しみを込めて『ジジイ』と呼ばれるようになり、赤ん坊の一件でやや一悶着あったものの、なんやかんやで親子としての絆を確認することもできた。また面倒事を避けた方が良いという周囲の配慮もあって、愛人である朋子とは最後まで再会することはなかったが、それでもジョセフ自身は最後まで朋子の幸せを祈りながら杜王町から去っている。

ちなみに、スタンドの方はまだ使える。

年相応に落ち着いた…というよりもややボケ気味だが、自身と周囲を透明にするスタンド能力を持つ赤ちゃんが池に落下した際、自身の血で水に色を付けて赤ちゃんを見つけるきっかけを作るなど、爆発力は健在。

感情の起伏次第でスタンド能力を発動してしまい、懐いたジョセフ相手にしか制御が出来ないため、親が見つかるまで「透明な赤ちゃん」を介護するために物語終盤まで杜王町に残る事となった。

ジョースター家の男子の中でもかなりの長命。しかも赤ちゃんを育てるうちにボケも治ってきたとのこと。

ちなみに赤ちゃんを連れ帰ったことで、スージーQから「まだ隠し子がいたのか!」といった感じに少し騒動が起こったらしい。

なお荒木先生曰く6部でも「多少ボケてるだろうけど、生きてます」との事。6部が2011年なので91歳となり、一般的に見ても十分に長寿な領域。

そして上記のことからファンからは、一巡後の世界における同姓同名の「ジョセフ・ジョースター」もジョナサンDIOと違って一巡前と同一人物なのではないかと疑われる始末である。

ジョセフだからしょうがない。

声優

杉田智和 (オールスターバトル)

石塚運昇 (アイズオブヘブン、テレビアニメ版第4部)

幽波紋(スタンド)「隠者の紫(ハーミット・パープル)」

植物の茨の姿をした幽波紋。

詳しくはこちらを参照。

波紋疾走

主に何か道具や武器を使用した戦法が多い。基本戦術は糸を用いたロープマジックである。

コーラの蓋に波紋をまとわせ、蓋を銃弾のように飛ばす技。

  • ブッ壊すほどシュート!!

打ちきったトンプソンマシンガンを相手を上に突きさした形で波紋を流して攻撃する。

祖父のニュアンスが受け継がれているようだが、やや技としては影が薄い。

  • 波紋ヘアアタック

抜いた髪の毛に波紋を流しばらまいて壁を作る技。作中ではサンタナ戦でシュトロハイムの髪の毛を使用。「アタック」と付くが攻撃がメインの技ではない。

敵にアメリカンクラッカーをぶつけ、その傷に波紋を流す技。作中ではワムウとの初戦で使用したが未遂に終わった。

  • クラッカーブーメラン

クラッカーヴォレイの派生技。予め柱にめり込ませたクラッカーに別のクラッカーをぶつけることで反射させ、文字通りブーメランのように背後攻撃する技。作中ではワムウとの初戦で使用し、ワムウの頭部にダメージを与えた。

  • ズームパンチ

祖父ジョナサンと同じ技。

関節を外すことでリーチを伸ばしたパンチをする。痛みは波紋で和らげる。

  • 波紋肘支疾走(リーバッフオーバードライブ)

波紋をまとった肘撃ち。苦し紛れに攻撃してきたワムウにカウンターとして使った。

  • 『隠者の紫』(ハーミット・パープル)AND『波紋』ッ!

自身の体に纏った隠者の紫(ハーミットパープル)に波紋を流す。

DIOからの攻撃を守る鎧として利用したこともあった。

その他、ハンマースパゲッティーネーロなどに波紋を使用している。

外部出演

ジャンプのお祭りゲーム作品には何度か登場。

ファミコンジャンプ

ファミコンジャンプ 英雄列伝』ではエリア4の仲間キャラクターとして登場。

しかし最終決戦では最弱キャラとして名高く、相性の良い相手が皆無な上に常にランダムで攻撃を失敗する。

 「どうも ちょうしが でねえなーっ!」

続編『ファミコンジャンプⅡ 最強の7人』ではがプレイアブルとなったためサブキャラクターとなった。

しかし前作の続きであるはずなのに(漫画の進行上仕方ないが)彼だけ異様に老けていたり、前作でジョジョと呼ばれていた彼が孫のことを「ジョジョ」と呼んでたりとこちらも突っ込みどころが多い。

Jスターズビクトリーバーサス

Jスターズビクトリーバーサス』ではプレイヤブルキャラクターで登場している。

突進してガンガン攻めていくジョナサンとは違い、 相手を誘い込んで追加入力で変化・発動するトリッキーな必殺技を使って攻撃を浴びせたり罠にはめたりなどを得意とし、それを戦況によって使い分けるテクニックタイプ。

追加入力によって技の威力は上がるが、使いどころが重要であり、無理に追撃してスタミナを切らすと窮地に陥ってしまうので、隙をついて大打撃をあたえた後に一旦距離をとるヒット&アウェイ戦法が有効的である。逃げるんだよォ!

ジョナサン同様、スタミナは割り増しで溜められないかわりに(波紋の呼吸法で)溜める速度が恐ろしく速く、ほぼ一瞬で全快できる。

『だましの「手品」だッ!』は相手を長時間拘束することができるが、拘束中は自分も動くことができないため、パートナーをサポートするのに適しており、広範囲攻撃の性能が優秀で、乱戦が苦手なジョナサンとは逆に、乱戦で優れたサポートを行うことができる。

バトルでの掛け合いもジョナサンとは逆にそこそこ多く、声優が同じの坂田銀時とは、それならではのネタを対戦・共闘ともに披露してくれる。

余談

飛行機の墜落

「ジョセフが飛行機に乗ると事故が起きる」というジンクスがある。

実際、幼少時のハイジャックカーズ戦、タワーオブグレー戦、デス13出現時など合計4回墜落(前者2回は故意だが)している。一応自覚はあるらしくタワーオブグレー戦後に旅客機の操縦を任された際に過去の事故の件を漏らしているが、それを聞いた承太郎からは二度とてめーとは一緒に乗らねえと言われてしまった(3回目の時。デス13の4度目の時は乗る前に「あまり乗りたかねーな」「じじいの操縦の方が心配だがね」と嫌がられ、そして墜落した際には「やはりこうなるのか」と呆れられた)。

ちなみに飛行機に乗って墜落する確率は0.0009%といわれている。一応、2部ラスト~3部冒頭の日本に来るシーンや、3部ラストの日本へ帰るシーンでは飛行機に乗っていたが無事だった様子。

……が、実はジョセフに限らずジョースター一族自体、乗り物と相性が悪いらしい。

すべての始まりである1部冒頭での馬車の転落に始まり、1部終盤での蒸気船ヘリコプターバイク列車ボート、果てはラクダ潜水艦スペースシャトルに至るまで、ジョースター一族が絡むと基本的に大破する自動車に関して言えば作中で乗るたびに大なり小なり壊している。

たまに無関係な乗客まで巻き込まれるため、相乗りする人間にはたまったものではない

このように乗り物運が悪いせいで将来の夢であった「パイロット」は断念せざるをえなかったようである。

7部8部のジョースター一族も落馬やボートの爆破などを起こしており、世界が一巡しようが変わらず乗り物運が悪い。(一巡前より大分マシにはなってるが)

ウォークマン

登場した各部のラストではウォークマンで音楽を聴くシーンが挿入されている。このうち2部と3部のラストでビートルズの「Get Back」を聴いている(ちなみに、この曲は「ジョジョ」という主人公のニックネームの元ネタである)。また、2部のアニメ版ではウォークマンの再生に合わせてED曲「BLOODY_STREAM」が流れ、テロップが表示される…という演出が為された。

一巡後の世界

第8部に、東方家ジョースター家吉良家の関係について書かれた家系図が登場するが、

その中で、ジョニィ・ジョースター(一巡後の世界におけるジョナサンに相当する存在)の孫として「ジョセフ・ジョースター」という人物の名が記されている(ちなみに、父親はジョージ・ジョースター三世、母親はリサリサ、娘は吉良・ホリー・ジョースターとなっている)。

ジョジョ原画展のグッズで漫画ではセリフで隠れていた部分が補完され(後に原作においても終盤で補完された家系図が登場)、この世界ではジョージ・ジョースター&リサリサ夫婦にはジョセフ以外にも3人の子供が存在しており、この世界のジョセフ・ジョースターは4人兄弟であったらしい。

ただし、第8部は第1部~6部までとは違う世界が舞台となっているため、この家系図に記されている「ジョセフ・ジョースター」という人物は、第2部~4部に登場したジョセフとは全くの別人である。

最終Episodeである「ラヂオ・ガガ事件」においてついに本人が登場

日本では「仗世文(ジョセフ)」と書くことから「文(ふみ)君」と呼ばれており、

とある理由で空条仗世文の名前も、彼の名前からとられたものである事が判明した。

なお、第7部以降の世界に同じポジションと思われる人物が全くの同姓同名で登場し、かつ別の名前を使うことなく、ちゃんと本名で名乗っているのも、ジョジョ主人公の中ではジョセフだけである。

スタンド

スタンドを発現する前に死亡してしまったジョナサンを除きジョースター家の血を引く歴代主人公が人型のスタンドだらけの中、終始スタンドが人型ではなかったのはジョセフだけである(タスクのように精神的成長で人型に変化する事もない。但し、曾孫にあたる徐倫のスタンドは紐状のスタンドを人型に形成する事で人型のスタンド状にしており、同じ発想に至っていたなら茨の蔓で人型を形成出来ていた可能性はある)。

さらに言ってしまえば決め手となる一撃でケリをつけるスタンスとこのスタンドの特徴から唯一ラッシュと無縁なジョジョ主人公でもある。

なお、祖父であるジョナサンもスタンドに目覚めることなく死亡したが、山吹色の波紋疾走という波紋を使ったラッシュに近い、本体による連続パンチ攻撃を披露している為、ラッシュ攻撃をしていないのは、ジョセフだけであると取れなくはない。

ついでに言えばジョジョシリーズの二大特殊能力である「波紋」と「幽波紋=スタンド」のどちらも持っており、実際に劇中で使用してみせた事がある(第3部では二つの能力を組み合わせて使用していた)のもジョセフだけである(ジョナサンの肉体を奪った第3部のDIO波紋を使える可能性はあるが、カーズと違って体質的にストレイツォのように自滅するだけなので敢えて使用していないのかもしれない)。

戦績

ジョセフの戦闘回数は2部から4部(厳密には4部では戦っていないが)までの間に名前ありのキャラだけでも再戦含めて20回以上戦っており、さらに名前のないモブや2部終盤のゾンビ軍団との戦闘をカウントするならば戦闘回数歴代主人公TOPは間違いないだろう。3部の老ジョセフの「戦いの年季が違うことを見せつけるッ!」というセリフはまさにこの事である。

また、歴代ジョジョの中でも複数の部で活躍しているのはジョセフと承太郎だけだが、脇役として単独で敵を倒した事があるのは第3部のジョセフだけである(VSエンプレス戦)。

消息

第3部の旅から生還した3人(ジョセフ・承太郎・ポルナレフ)の中で、後の部での死亡シーンが明確に描かれていないのはジョセフだけである(上述のとおり作者の話では第6部の時点でも生きている)。

遺産相続

第4部でも話が出てきた通りジョセフは不動産投資で膨大な富を得ており、将来ジョセフが亡くなった場合ジョースター家や空条家、東方家などに巨額の遺産相続が行われる予定だった(尤も、仗助自身は承太郎との初対面時に「俺たちのことは別に気にしなくていいってジョースターさんに伝えて欲しい」と、相続権放棄とも言える発言をしている)。

そもそも第4部の物語も、承太郎が遺産相続のための調査をしている時に隠し子が発覚した事が事の始まりである。

だが、6部で承太郎はこの時点でジョセフとの年齢差は2倍以上開いているにもかかわらず、遺産相続を待たずして死亡するというまるでジャンヌ・カルマンとフランソワ・ラフレーの不動産話のような事態となってしまった。

さらに(おそらくではあるが)ジョセフが亡くなる前に世界が一巡してしまったので、遺産相続が行われる前に遺産相続そのものが最初からなかった世界に書き換わってしまうというオチを迎えてしまったのであった。ジョセフ恐るべし。

財布との奇妙な縁

ジョセフが「ジョジョ」シリーズに初登場したのは2部第一話、最後に登場したのは4部の最終話である。最初と最後の出番に置いて、彼は一体何をされていただろうか。

ジョセフは、2部ではスモーキー・ブラウンに、4部では仗助財布を盗まれながら登場、退場していったのであった。

また8部のジョセフもまた財布を盗まれてしまっているが、これをきっかけにルーシー・スティールと会い、彼女の調査に付き添った事で彼の人生は大きく変わることになる。

唯一打ち破れなかったジンクス

前述の通りさんざんありとあらゆるジョースター家のジンクスを破ってきたジョセフだが、そんな彼でも打ち破ることができなかった、明言されていないジンクスがある。

それは「最終的に親友あるいは心の支えとなった人物と死別してしまう」というもの。

ジョジョ(一巡後も含む)はそれぞれの物語の中でかしら失っている中、ジョセフも2部にて最大の戦友であったシーザーを失い、3部ではアヴドゥルも自身の届かないところで死亡、身内以外で唯一生き残った戦友であるポルナレフも後に戦死(一応、特殊な条件で現世に留まっているが…)、挙句の果てには自身が身を挺して守った孫その娘たる曾孫を同じタイミングで失うという極めて悲惨な運命を辿ることになってしまう。彼はこれに加え物心つく前に家族と生き別れるという経歴もあり、身内関係では歴代で最も不運なジョジョであるといえる。

…因みに親友に限って言えば仗助(親友が最終決戦で生死の境をさまよったが息を吹き返した)とジョジョリオンのある人物(親友や家族を守ろうとして真っ先に…)の二人が回避している。

6部以降の集合絵にて

6部以降に描かれた歴代ジョジョの公式集合絵では、若ジョセフはジョナサン同様ぱっと見では誰だか分からない見た目となっていることが多い。具体的にはメキシコ来訪時のゴーグル付きの帽子を被った服装になっている。劇中ではあまりこの帽子は長く被っていないのだが、帽子を外した状態だとジョナサンと見分けがつかないからというのが理由だろうとファンからは考察されている。また第二部中でもエシディシ戦のニット帽を始め何かしらの帽子を被っている機会は割と多いため、それを反映した可能性もある。

ただ問題はバンダナの所在で、シーザーのバンダナと似たデザインのバンダナを何故かジョナサンと思われるキャラにつけられているように見える。これについてはジャンプ連載時からのファンに疑問に思われているが、どちらがどちらなのかは解釈が複数ある為たまに議論される事がある。

モデル?

第三部のジョセフがインディ・ジョーンズ・最後の聖戦のインディー・ジョーンズに服装が似ており、スタンドをロープの様に移動しているオマージュ的なシーンも見られる。

また、第四部のジョセフはインディーの父であるヘンリー・ジョーンズがモデルとされている。

回想で読んでいた漫画

第2部本編のストレイツォによる回想シーンではハイジャックされた当時13歳に読んでいた時の漫画でスーパーマンが登場するのだが、実はスーパーマンが刊行されたのは1938年のことであり、ハイジャックされた5年前の1933年の時点ではスーパーマンは登場していない。なお、アニメではそれらの事情に加えて版権問題も絡んだせいかジョセフの読んでいる漫画がBAOOH!に変更されている。

関連タグ

ジョジョの奇妙な冒険 ジョースター家

2部 戦闘潮流

リサリサ シーザー・A・ツェペリ ロバート・E・O・スピードワゴン スージーQ エリナ・ジョースター

シュトロハイム ストレイツォ ジョージ・ジョースター 柱の男

波紋使い エイジャの赤石

テキーラ娘お前みたいなデカくて筋肉質な女がいるか!女装ネタのタグ

3部 スターダストクルセイダース 老ジョセフ

空条ホリィ 空条承太郎

DIO モハメド・アヴドゥル 花京院典明 ジャン=ピエール・ポルナレフ イギー

4部 ダイヤモンドは砕けない 東方仗助

黄金の精神

やる時はやる男

※「『一巡後の世界』には死者は到達出来ない」とされているのだが、エンポリオ以外の6部メンバーや承太郎と違って能力が発動した後に世界が一巡するまでの間のジョセフの死は明確に描かれていない

似ている(?)キャラクター

  • アレン・ウォーカー:『D.Gray-man』の主人公。「イギリス出身」「イカサマが得意」「左半身に奇妙な状態の左手とがある(アレンの左手は黒く異型然とした手で戦闘時には鉤爪になったり、肉体から離れてになったりするが、それ以外はほぼ普通である。星の方は左目の上にタトゥーのように刻まれている)」といった共通点がある。余談だが、シーザーの中の人はアレンの仲間である侍みたいなエクソシストの声を担当していた。
  • 星河スバル:『流星のロックマン』の主人公。「長寿であるシリーズの主人公の中でもかなり悪運が強い」「奇妙な状態の左手(この点はスバルが出てるシリーズの主人公ほぼ全員に言える事であり戦闘時以外は普通の左手のままだが、戦闘時の左手が融合した相棒の首という他の主人公とは一味違った珍しいタイプである為。)」「世界各地で戦っている」といった共通点がある。相違点は体格と性格であり、大柄かつお調子者で積極的なジョセフと違ってスバルは小柄かつ内気不幸体質である。だが、スバルの相棒の体格と性格はジョセフにとても似ている。余談だが、TVアニメ版での相棒の中の人はンドゥールと同じである。
  • 蒼月潮:『うしおととら』の主人公。『悪知恵が回りやや斜に構え気味でトリッキーな性格である』ジョセフに対し、『難しいことを考えるのが苦手で良くも悪くも真っすぐすぎる直情型』と、普段からの性格は正反対だが、目の前で他人が理不尽ないじめに遭っていたら躊躇なく助けに割って入る(そしていじめっ子側に一発カマすのも辞さない)熱い心根の持ち主である。そして、うしおも(作劇の都合もあるとはいえ)旅客機乗用車フェリーバスマイクロバスバイク電車潜水艦など、ジョセフに負けず劣らず乗り物利用中に襲撃され災難に遭う頻度が異常に高い(乗り合わせた乗り物および同乗者の巻き添え頻度も…)というあまりうれしくない共通点がある。
  • ウルムナフ・ボルテ・ヒュウガ:『シャドウハーツ』および『シャドウハーツ2』の主人公。「敵味方からあだ名で呼ばれる」「飄々としていて軽い性格に思えるが仁に厚い(美女を見ると助平な発言をするが実際にはやらない)」「親族と二人で暮らしていたが悪に染まった知人の襲撃を受けたのをきっかけに旅に出る」「父親が軍人で、主人公が幼少期の頃に邪悪な者との戦いで命を落としている」「旅の仲間の正体を知らないでいる」「仲間の一人がかつて父親と共に巨悪と戦った老人(その老人は主人公の後見人のようなポジションになる)」「ハットをかぶった中年(老齢の師匠の元で学んだ弟子)から秘めたる力を引き出させられパワーアップを果たす(これはジョナサンっぽいが……)」等といった部分や終盤の展開に類似点がある。
編集者:Ryuto - H15/MP
編集内容:シャドウハーツのウルの説明文は、流石にネタバレしすぎだと思うので修正。