ウェイクアップ! 運命(さだめ)の鎖を解き放て!!
概要
2008年1月27日から2009年1月18日までテレビ朝日系列で放映された平成ライダーシリーズ第9作目にして石ノ森章太郎生誕70周年記念作品。
作品モチーフは「吸血鬼」で、随所に西洋(ゴシック)ホラー的な要素・演出が取り入られている(ただ対象年齢の子供達には流石に馴染みにくいと判断されているのか、仮面ライダー関連の特集番組ではコウモリがモチーフと紹介される事が多い)。
脚本は『仮面ライダーアギト』、『仮面ライダー555』、後半の『仮面ライダー響鬼』のメインライターを担当した井上敏樹。
紅渡を主人公にした現在(2008年)と、その父である紅音也を主人公にした過去(1986年)のストーリーが独立して存在し、それぞれが並行して描かれている。
過去と現在の展開がオーバーラップしたり、現代で「結果」だけ提示された事象の経緯が過去で解説されたりと、一見関係のない親子二人の物語が密接に絡み合っている。
過去が現在に、そして、現在と過去が交じり合いながら影響を与えながらストーリーは展開していく。
また、これまでの仮面ライダーシリーズでは余り触れられることが無かったロマンス要素を重点に取り入れているのも本作の特徴。その為、ファンからは昼ドライダーと呼ばれることも。
物語
西暦2008年。バイオリン工房を営む青年・紅渡は、亡き父が残したブラッディローズの艶を再現しようと街のあちこちでニスの材料を集めていた。
すると突然、ブラッディローズが音色を奏でた。これはファンガイアが人々を襲い始めたという知らせ。
渡は相棒・キバットバットⅢ世と共に仮面ライダーキバとして悪のファンガイアに立ち向かう。
そして22年前の西暦1986年、渡の父である紅音也もファンガイアから人々を守るために戦っていた…。
総合的な評価
長きに渡り井上脚本ファン以外からは否定的に捉えられることも多かった作品であった。
上述した複雑なストーリー構成は若干の分かりにくさに加えて、紅音也の人気があったがゆえに「過去編のキャラが主導になっているのに掘り下げの少ない現在編のキャラが話を締める」とも見れるような作りになってしまっている。その他にも展開が遅いわりにあっさりと話が片付くエピソード、引っ張った割には説明不足で終わったり伏線が回収されないままとなったシーン、それ単体で見ると若干グロテスクな変身シーン、1986年っぽくない1986年など舞台背景・登場人物含めた死に設定…といった様々な混乱が見て取れ、児童にもマニアにもいまいちウケない結果となった。
戦闘シーンに関しても、独特なポージングや音楽の演出による魅力的なアクションが撮れているのだが、話が進むに連れて予算の都合上の演出の簡略化や、ライダー達の各形態、武装の扱いの格差がかなり露骨かつ不自然なものになってしまっている。
加えて、前年で多大な人気を得て本編終了後も展開が続いていき玩具も売れていた『仮面ライダー電王』、後年の平成ライダー10周年記念作『仮面ライダーディケイド』に挟まれたことによる印象の薄さ(加えて『電王』にあやかった設定、『ディケイド』におけるキバ編の人気が高かったこと)や、それらによる「『キバ』は不評」というイメージ・ある種の先入観も評価を厳しくする要因になっていたと思われる(一応両作品から入った新規ファンには直近の作品ということで概ね好評だったようだが)。
また、同時期に放送されていた『炎神戦隊ゴーオンジャー』は明るめの作風でわかりやすい王道的ヒーローとして描かれているため、メインターゲットである児童層に受けやすく、そちらの方に人気が集中してしまったことも大きいと思われる。
制作サイドでもなかなかの難産であったようで、テコ入れの一部なのか、当初はハードかつシリアスなストーリーが描かれたものの中盤からはコミカルな要素も多く取り入れられたり、タイムスリップ編を導入したり、時間移動演出が無くなって終盤からは過去編にしぼった回と現在編にしぼった回が分けて作られるようになっていった。そしてその結末はかなり王道的なヒーローものに仕上がっている。
こうした事情ゆえか、夏の劇場版『魔界城の王』は本編の空気を損なわない範囲で娯楽色を強めた内容になっており、駆け足気味ながらも説明不足にならないような工夫が随所に見られる。放送終了後に発表された小説版では登場人物とその描写、本編におけるテーマをネガティブではあるがコンパクトかつ充実したものにまとめている。両作品ともに本編の反省とも取れる。
だが当時からすでに名護さんアンチスレ等を筆頭に根強いファンは多く、名護啓介や紅音也などのキャラは人気が高かった。また恋愛という仮面ライダーでは味付け程度にされがちな要素を全面に押し出しており、そこを評価するファンも当時から多かったことを忘れてはならない
しかし2018年頃から状況が変わり始める。
誕生から10周年のタイミングで平成ライダー20作目の記念作にして最終作『仮面ライダージオウ』が発表されたことにより、動画配信などによる視聴媒体が増え出した。そこに本作をリアルタイムで視聴していた年代層が大人になったという点や、井上氏が現状最後にメインライターを務めたライダー作品であり、『アギト』、『555』と比べるとライトで見易いという近年のファン層にとっての新鮮さから、「思い出の作品だった」「毎週見るより一気見の方が面白い」という評判とともに知名度が上がっていっている。
YouTube公式での1週間あたり2話配信によって話の内容が理解しやすくなったことや、『仮面ライダードライブ』でシリーズで初めて主人公とメインヒロインの恋愛が本編で描かれていたこと、近年のライダーでは人数だけでなく派生形態と強化形態、そしてアイテムが爆発的に増加しており、多少の活躍の片寄りは仕方がなくなっていたことも受け入れられやすい土壌作りになったと言えるだろう。
『ジオウ』のキバ編が歴代トップクラスの内容の濃さだったこと、さらに10周年記念も兼ねたS.H.Figuartsでの平成ライダー20作品記念の第3弾として、平成ライダー基本フォームの大トリとしてキバフォームのフィギュアが新造販売され、圧倒的なクオリティで話題を呼んだことも追い風となり、再評価が進んでいっている。
これらを懐古による評価と見る向きもあるが、上記にもあるように当時から井上のテイストをこれまでの平成ライダーとはまた違った形で味わえるストーリーを評価する声はある。これまでのシリーズで鑑みられることの少なかった恋愛要素、王道のカッコよさとは違う芸術的なデザインのライダーと怪人や、どこか哀愁漂うファンタジーな世界観、ビターな余韻の残る演出、こだわり抜かれた音楽展開、迷いながらも信念のために戦う登場人物達による根強いファンもいた。
また、本作の2号ライダーにあたる仮面ライダーイクサ=名護啓介は、序盤で「有能だが本質は傲慢な偽善者」として描かれた後に、周囲の人々の触れ合いや、ライダーとしての挫折、人間としての挫折双方を味わったことで、表面的な性格はそのままに「頼れるコメディリーフ」へと徐々に変わっていったことで、井上キャラらしい灰汁の強さを持ちながらもネタキャラ兼正統派ヒーローとして幅広い人気を得ることが出来た。そしてこの変遷はかつて特に悪評が目立っていた中期に集中している。本作の構成・演出をただの迷走と切り捨てることも出来ないだろう(そしてそんな彼にちなんだグッズの一挙生産企画「イクサ祭り」が発表。本当に令和になってから本作の勢いが凄まじい)。
ファンの方はもちろん、「リアルタイムで見ていたけどあれはちょっと……」という方も、これを機に再度視聴してみてはいかがだろうか? 当時とは違う魅力が見つかるかもしれない。
参考までにNHKが行った50周年記念の人気投票では
作品こそランクインを逃すも、仮面ライダー部門で37位、音楽部門で人気挿入歌supernoveが26位位に入った
主な登場人物
現代編
- 紅渡/仮面ライダーキバ
- 名護啓介/仮面ライダーイクサ(現代編・メイン)
- 登太牙/仮面ライダーサガ/仮面ライダーダークキバ(現代編)
- 麻生恵/仮面ライダーイクサ(現代編)
- 野村静香
- 襟立健吾/仮面ライダーイクサ(現代編)
- 鈴木深央
- キバットバットⅢ世
- タツロット
- サガーク
過去編
- 紅音也/仮面ライダーイクサ(過去編・メイン)/仮面ライダーダークキバ(過去編)
- 真夜
- 麻生ゆり/仮面ライダーイクサ(過去編)
- キング/仮面ライダーダークキバ(過去編・メイン)
共通
アームズモンスター
その他
最終回のみの登場なのでネタバレ注意
呼称表
が\に | 渡 | 名護 | 恵 | 静香 | 健吾 | 次狼 | 音也 | ゆり | 太牙 | 深央 | 真夜 | 嶋 | 明 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
渡 | 僕 | 名護さん | 恵さん | 静香ちゃん | 健吾さん | ガルル、次狼さん | 父さん | ? | 太牙君→兄さん | 深央さん | 母さん | 嶋さん | マスター |
名護 | 渡君 | 私/俺 | 恵 | 静香ちゃん | 健吾君/健吾 | ? | ? | ? | ? | ? | ? | 嶋さん | マスター |
恵 | 渡君 | 名護君 | 私 | 静香ちゃん | 健吾君 | ? | ? | 母さん | ? | 深央ちゃん | ? | 嶋さん | マスター |
静香 | 渡 | 名護さん | 恵さん | 私 | ? | ? | ? | ? | ? | 深央さん | ? | ? | ? |
健吾 | 渡 | 名護さん | 恵さん | 静香ちゃん | 俺 | ? | ? | ? | ? | 深央さん | ? | 嶋さん | マスター |
次狼 | 渡 | ? | ? | ? | ? | 俺 | 音也 | ゆり | ? | ? | クイーン | 嶋さん | マスター |
音也 | 渡 | ? | ? | ? | ? | 次狼 | 俺 | ゆり | ? | 深央ちゃん | 真夜 | 嶋さん | マスター |
ゆり | ? | ? | 恵 | ? | ? | 次狼 | 音也 | 私 | ? | 深央ちゃん | 真夜 | 嶋さん | マスター |
太牙 | 渡君→渡 | イクサ | ? | ? | ? | ? | 音也さん | ? | 僕/俺 | 深央 | 母さん | 嶋さん | ? |
深央 | 渡さん | 名護さん | 恵さん | ? | 健吾さん | ? | ? | ? | 太牙さん | 私 | ? | ? | マスター |
真夜 | 渡 | ? | ? | ? | ? | ? | 音也 | あなた | 太牙 | 深央ちゃん | 私 | ? | ? |
嶋 | 渡君 | 名護 | 恵 | ? | 健吾 | 次狼 | 音也 | ゆり | 太牙 | ? | ? | 俺 | マスター |
明 | 渡君 | 名護君 | 恵ちゃん | ? | 健吾君 | 次狼ちゃん | 音也君 | ゆりちゃん | ? | ? | ? | 嶋ちゃん | 僕 |
主題歌・挿入歌
「音楽」をテーマとしているというだけあって、テーマソングの数は歴代屈指である。ただし、あまりにも多過ぎて未使用になった曲が多い。よく見ると主人公よりイクサや音也関連の曲が多かったりする点や、なんと敵幹部のテーマソングも全員分存在すると言う手の込みよう。
この項目では、バージョン違いは歌詞が大きく変わっているものを除き取り上げないものとする。
- OPテーマ『Break_the_Chain』
作詞:藤林聖子/作曲:鳴瀬シュウヘイ/編曲:鳴瀬シュウヘイ・Tourbillon/歌:Tourbillon
最終話ではEDとしても使用。
- 『Destiny's_Play』(第8話〜第10話・第12話・第17話・第18話・第22話)
作詞:藤林聖子/作曲:NKMD/編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:TETRA-FANG
キバフォームテーマソング。イケメンズが歌唱したバージョンも使用された。
- 『Individual-System』(第15・第16話・第20話・第21話)
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:TETRA-FANG
仮面ライダーイクサテーマソング。
- 『Innocent_Trap』(第19話)
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:TETRA-FANG
バッシャーフォームテーマソング。
- 『Shout_in_the_moonlight』(第23話)
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:Ryo/歌:TETRA-FANG
ガルルフォームテーマソング。
- 『Silent_Shout』(未使用楽曲)
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:Ryo/歌:TETRA-FANG
ドッガフォームテーマソング。基本4フォームのテーマソングの内の一つなのだが、なんと一度も流されなかった。バッシャーフォームの曲でさえ1回は流れたのに!
- 『Supernova』(第24〜第27話・第29話・第31話〜第33話・第37話〜第39話・第41話・第44話・最終話)
作詞:藤林聖子/作曲:NAOKI_MAEDA/編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:TETRA-FANG
エンペラーフォームテーマソング。歴代でも最も最強フォームの登場が早かった作品の為か、歴代最強フォームテーマソングの中で最も長期間使用された。
元ネタは、1986年に井上敏樹の特撮ヒーロー脚本デビュー作となった『超新星フラッシュマン』(超新星=Supernova)と思われる。
- 『Supernova~Love Edit.~』(未使用楽曲)
作詞:藤林聖子/作曲:前田祥次/歌:武田航平
原曲は上記の「supernova」。音也の「恋愛」に対する美学が歌われている。
- 『Fight_For_Justice』(第28話・第30話・第40話・第44話)
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:加藤慶祐
「Individual-System」のアレンジ曲にしてライジングイクサテーマ曲…なのだが、地名度は原曲よりも高い上に、サブライダー本人が歌っている為なのか、ゲーム作品でもこちらが使われる事が多い。
- 『Roots_of_the_King』(第34話〜第36話)
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:TETRA-FANG
仮面ライダーサガテーマソング。
- 『Exterminate_Time』(未使用楽曲)
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:TETRA-FANG
仮面ライダーダークキバテーマソング。
- 『Feel_the_same』(未使用楽曲)
- 『Keep_alive』(未使用楽曲)
作詞:藤林聖子/作曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:松田賢二
次狼/ガルルテーマソング。アームズモンスターでテーマソングが用意されているのは彼だけである。
- 『Don’t_lose_yourself』(未使用楽器)
作詞:藤林聖子/作曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:加藤慶祐
名護啓介テーマソング。「Individual-System」のアレンジ曲。
ちなみに加藤氏はサブライダーでも珍しく、自分が演じたライダーの楽曲を2曲以上歌うと言う快挙を成し遂げている(本曲、「Fight_For_Justice」、「イクササイズ」で3曲)。
- 『This_love_never_ends』(未使用楽曲)
作詞:藤林聖子/作曲:前田祥次/歌:武田航平
紅音也テーマソングその2。
- 『Inherited-System』(未使用楽曲)
作詞:藤林聖子/作曲:前田祥次/歌:素晴らしき青空の会
素晴らしき青空の会テーマソング。
- 『Lightning_to_Heaven』(未使用楽曲)
作詞:藤林聖子/作曲:綾野光紘/歌:TETRA-FANG
ルーク/ライオンファンガイアテーマソング。
- 『Eternity_Blood』(未使用楽曲)
作詞:鳴瀬シュウヘイ/作曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:TETRA-FANG
ビショップ/スワローテイルファンガイアテーマソング。
- 『Rainy_Rose』(未使用楽曲)
作詞:藤林聖子/作曲:前田祥次/歌:TETRA-FANG
真夜/パールシェルファンガイアテーマソング。
- 『Ixa-cise』(ハイパーバトルビデオ)
歌:加藤慶祐
言わずと知れた仮面ライダーイクサテーマソングその3。詳細は該当記事を参照。
- 『キバって!にちようび』(未使用楽曲)
歌:杉田智和
- 『キバって!おふろ』(未使用楽曲)
歌:杉田智和
- 『キバって!げつようび』(未使用楽曲)
歌:杉田智和
各話リスト
サブタイは音楽用語や楽曲のタイトル、音楽関連の著名人に由来。
話数 | サブタイトル | 登場怪人 |
---|---|---|
1 | 運命・ウェイクアップ! | ホースファンガイア |
2 | 組曲・親子のバイオリン | オクトパスファンガイア |
3 | 英雄・パーフェクトハンター | モスファンガイア |
4 | 夢想・ワイルドブルー | モスファンガイア |
5 | 二重奏・ストーカーパニック | シープファンガイア |
6 | リプレイ・人間はみんな音楽 | シープファンガイア |
7 | 賛歌・三ツ星闇のフルコース | プローンファンガイア |
8 | ソウル・ドラゴン城、怒る | プローンファンガイア、六柱のサバト |
9 | 交響・イクサ・フィストオン | フロッグファンガイア |
10 | 剣の舞・硝子のメロディ | フロッグファンガイア |
11 | ローリングストーン・夢の扉 | イヤーウイッグファンガイア |
12 | 初ライブ・黄金のスピード | - |
13 | 未完成・ダディファイト | ライノセラスファンガイア |
14 | 威風堂々・雷撃パープルアイ | ライノセラスファンガイア |
15 | 復活・チェックメイトフォー | - |
16 | プレイヤー・非情のルール | サバト |
17 | レッスン・マイウェイ | シースターファンガイア |
18 | カルテット・心の声を聞け | シースターファンガイア |
19 | フュージョン・オーラの嵐 | レディバグファンガイア |
20 | 夜想曲・愛の救世主 | レディバグファンガイア、サバト |
21 | ラプソディー・指輪の行方 | カメレオンファンガイア |
22 | 序曲・運命の交差点 | カメレオンファンガイア |
23 | 変奏曲・永遠の逃亡者 | グリズリーファンガイア |
24 | 皇帝・ゴールデンフォーエバー | グリズリーファンガイア |
25 | ファンファーレ・女王の目醒め | シャークファンガイア |
26 | メトロノーム・記憶のキセキ | - |
27 | 80's・怒れるライジングブルー | シケーダファンガイア、クラブファンガイア |
28 | リクエスト・時を超える戦い | シケーダファンガイア、クラブファンガイア |
29 | 聖者の行進・我こそキング | ウォートホッグファンガイア |
30 | 開演・キバの正体 | ウォートホッグファンガイア |
31 | 喝采・母に捧げる変身 | ウォートホッグファンガイア |
32 | 新世界・もう一人のキバ | ムースファンガイア、トータスファンガイア |
33 | スーパーソニック・闘いのサガ | ムースファンガイア、トータスファンガイア |
34 | ノイズ・破壊の戦慄 | ホースフライファンガイア |
35 | ニューアレンジ・飛翔のバラ | ホースフライファンガイア |
36 | 革命・ソードレジェンド | ラットファンガイア |
37 | トライアングル・キングが斬る | ラットファンガイア |
38 | 魔王・母と子の再会 | マンティスファンガイア、シャークファンガイア、ムースファンガイア、シケーダファンガイア、ウォートホッグファンガイア |
39 | シャウト・狙われた兄弟 | マンティスファンガイア、シャークファンガイア、ムースファンガイア、シケーダファンガイア、ウォートホッグファンガイア |
40 | アンコール・名護イクサ爆現 | シームーンファンガイア |
41 | ララバイ・心を解き放て | シームーンファンガイア |
42 | パワー・オブ・ラブ・王の怒り | サンゲイザーファンガイア、シルクモスファンガイア |
43 | 結婚行進曲・別れの時 | サンゲイザーファンガイア、シルクモスファンガイア |
44 | パンク・バックトゥ・ファーザー | ポーラベアーファンガイア |
45 | ウィズユー・最後の変身 | サバト |
46 | 終止符・さらば音也 | スワローテイルファンガイア、ライオンファンガイア、ウォートホッグファンガイア、ムースファンガイア、マンティスファンガイア、シルクモスファンガイア、ポーラベアーファンガイア、ホースフライファンガイア、シャークファンガイア、ラットファンガイア、シームーンファンガイア |
47 | ブレイク・ザ・チェーン・我に従え | スワローテイルファンガイア、ライオンファンガイア、ウォートホッグファンガイア、ムースファンガイア、マンティスファンガイア、シルクモスファンガイア、ポーラベアーファンガイア、ホースフライファンガイア、シャークファンガイア、ラットファンガイア、シームーンファンガイア |
48 | フィナーレ・キバを継ぐ者 | バットファンガイア・リボーン、スワローテイルファンガイア、ライオンファンガイア、ウォートホッグファンガイア、ムースファンガイア、マンティスファンガイア、シルクモスファンガイア、ポーラベアーファンガイア、ホースフライファンガイア、シャークファンガイア、ラットファンガイア、シームーンファンガイア |
他展開
- 劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事
2008年4月12日公開の『仮面ライダー電王』との合同映画。平成ライダー史上初の、本格的な共演作品。
- 劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王
2008年8月9日公開の単独映画。お笑い芸人の堀内健が史上最大の仮面ライダーアークを演じることが話題になった。『電王』からイマジンの声を演じた声優陣4人が顔出し出演もした。
- 小説 仮面ライダーキバ
2013年3月7日発売。著者は古怒田健志、監修を井上敏樹が務めた。
余談
- 放送当時はファミリーレストラン「ジョイフル」とタイアップしており、『仮面ライダーW』までコラボが続けられた(ちなみにジョイフルは同期のプリキュアである『YES!プリキュア5GOGO!』ともタイアップしていたりする)。
- 実は劇中に登場する仮面ライダーはダークキバを除き全て漢字一文字で表せる名前が選ばれている。
- キバ→牙、イクサ→戦、サガ→性、レイ→冷、アーク→悪、と言ったようになっている。
- 主演の瀬戸氏は『キバ』放送期間中にTBS系列で放送されたドラマ『恋空』でも主演を務めていた。そのため、スケジュール調整に一苦労していたらしいが、上述のようなストーリー構成にしていたため何とか誤魔化すことができた。
関連動画
関連タグ
仮面ライダー555:脚本家が同じライダー作品、「主人公に重大な秘密があり、物語後半でそれが明らかになる」「主役ライダーの色彩が似ている」「2号ライダーの変身者は歪んだ正義を持つ人物で井上キャラの代名詞的存在」「白い3号ライダーは最初に開発された初期型で装備が少ない」「芳賀優里亜女史がレギュラー出演している」「怪人だけで構成された大企業や怪人の中でも特に強力な4人の上級怪人で構成された敵組織やラスボスである怪人の王が登場する」「仮面ライダー達のライダーシステムは怪人の王の為に開発された怪人用の装備だが、最終的には人間や善玉怪人が使用した事で怪人を倒す為の装備になった」「昼ドラ並の重々しい・暗いストーリーが展開される」「人間と怪人の共存がテーマ」「前作が小林靖子作品」「次回作がカードを使用するライダー作品」など共通点が多い。
仮面ライダーウィザード:デザインや雰囲気に洋風さが押し出されている作品。
仮面ライダー電王 → 仮面ライダーキバ → 仮面ライダーディケイド