基礎データ
全国図鑑 | No.0236 |
---|---|
ジョウト図鑑(GSC) | No.143 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.145 |
ガラル図鑑 | No.107 |
ローマ字表記 | Balkie |
ぶんるい | けんかポケモン |
タイプ | かくとう |
たかさ | 0.7m |
おもさ | 21.0kg |
せいべつ | 100%♂ |
特性1 | こんじょう:状態異常になると、「こうげき」が1.5倍になる。やけど状態による「こうげき」半減も無視する |
特性2 | ふくつのこころ:相手からひるまされるたびに、「すばやさ」が1段階上がる。 |
隠れ特性 | やるき:「ねむり」「あくび」状態にならない(『エメラルド』以降)手持ちの先頭にいるとき、レベルの高い野生のポケモンが出やすくなる。 |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称
英語 | Tyrogue |
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ドイツ語 | Rabauz |
フランス語 | Debugant |
韓国語 | 배루키 |
中国語 | 巴爾郎・巴尔郎 |
進化
┌→ サワムラー(Lv20のとき攻>防)
バルキー ┼→ カポエラー(Lv20のとき攻=防)
└→ エビワラー(Lv20のとき攻<防)
概要
第2世代『金・銀』に登場したポケモン。当時、分岐進化ができるポケモンとしてはイーブイに次いで登場した。進化後共々オスしかいない。
薄紫色の肌をした人間の子供のような姿で、頭に3本の突起を持ち、手首と腹部には包帯のようなものを巻きつけている。分岐進化前のポケモンゆえに、個性を若干抑えたデザインである。
元気盛んなやんちゃ者。「喧嘩ポケモン」という分類通り喧嘩っ早い事で有名で、手ごろな相手を見つけるとすぐに殴りかかってくるので、小さくても油断ならない。
これは己の格闘センスを磨き強くなる為であり、どんなに自分より大きく強い相手にも臆せず果敢に立ち向かう。
当然負けてしまう事も多く、その身体には生傷が絶えないが、非常に強い負けん気で何度負けても諦めず相手に立ち向かう不屈の心を持っている。
このように向上心の塊である為、毎日トレーニングせずにいるとストレスが溜まってしまうらしく、バルキーを育てるトレーナーはスケジュール管理に工夫が必要とされている。
名前の由来は「馬力」と「やる気」からか。ルーキー(新人)という説も。ちなみにバルキー単体だと「かさばった」という英語になる。
某特撮シリーズに登場する宇宙人と同じ名前であるため、よくネタにされる。
ゲーム上における特徴
進化条件
- Lv.20にするという普通のものだが、レベルアップ時のパラメータ数値によって進化するポケモンが変わるという、現在に至るまでバルキーにしかない独自の特徴を有している。詳細としては以下の通り、
- 「こうげき」が「ぼうぎょ」より高い⇒サワムラー
- 「こうげき」が「ぼうぎょ」より低い⇒エビワラー
- 「こうげき」が「ぼうぎょ」が同じ数値⇒カポエラー。
金銀クリスタル・HGSS
- (タマゴを除けば)ゲーム中に入手できるのはこの一匹だけであり、ウソッキー同様かなりのレアポケモンであった。そこにいざ受け取ろうとしたら手持ちが6匹で受け取れなかった苦い思い出を、多くのプレイヤーに与えたポケモンでもある。
- 何せ、舞台のスリバチ山は歴代でも屈指の広く入り組んだダンジョンであり、そこの最奥に至るまでにはしっかりした戦力と、幾つものひでんわざ/秘伝要員が必要になる。そして苦労して奥まで行ってから、泣く泣く引き返し減らした手持ちで再度攻略する羽目になったユーザーは数知れず(現在の作品なら貰えるポケモンでもボックスへと移動できるが、第2・4世代当時はそんなものはない)。
RSE・ORAS
DPt・BDSP
BW・BW2
- 『BW』では10ばんどうろで大量発生時に出現するが、『BW2』では出現しない。
X・Y
- フレンドサファリ(かくとう)のみ出現。
SM・USUM
- 過去作から連れてくる必要がある。
ソード・シールド
- ワイルドエリアに出現し、普通に野生出現するのはこれが初である。
LEGENDSアルセウス
- 未登場。
スカーレット・バイオレット
- DLC『藍の円盤』に内定。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バルキー | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 210 |
カポエラー | 50 | 95 | 95 | 35 | 110 | 70 | 455 |
サワムラー | 50 | 120 | 53 | 35 | 110 | 87 | 455 |
エビワラー | 50 | 105 | 79 | 35 | 110 | 76 | 455 |
使用トレーナー
アニメ版
- ノブヒコ(無印233話)
漫画版
番外作品
『ポケモンGO』
- 金銀組の登場に伴い実装。それに伴い、これまでサワムラーとエビワラーとで分かれていたアメが「バルキーのアメ」に統一され、一本化されて扱われるようになった。
- 攻撃値が高いとサワムラー、防御値が高いとエビワラーに進化するのは原典と同様だが、カポエラーに進化させたい場合はHP値が優れた個体を用意する必要がある。複数の能力が高い値を示した場合には進化先がランダムになる模様。
- タマゴ、野生の個体のいずれも入手確率が低いため、中々お目当ての個体に巡り合えず、難儀しているプレイヤーは多い。当初は5kmタマゴから孵化していたが、第4世代実装と前後する形で7kmタマゴから孵化するよう変更された。7kmタマゴはフレンドから送られてくるギフトからしか手に入らないので、ソロプレイヤーにとってはこれまで以上に手に入れづらくなってしまったと言える。
『ポケモンマスターズ』
- タマゴイベント「バルキーを育てよう!」のバトルやミッションの報酬等で入手したタマゴから孵ったバルキーをバディにできる。本作はパラメーターでなく「ロールの種類」で進化先が決まり、アタッカー型だとサワムラー、サポート型だとエビワラー、テクニカル型だとカポエラーに進化する。
『ポケモン不思議のダンジョン』
マグナゲートを除く作品に登場。1作目の救助隊では(バルキーに限ったことでは無いのだが)攻撃の方が防御よりも圧倒的に伸びる傾向にあり早い段階で調整しないとサワムラー以外への進化が絶望的になる。
探検隊以降はステータスが見直され、ドーピングしなくても特定のレベル下でステータスが各々の進化向けの能力になるように調整されている。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 無印編234話
その他
無印 | 272話 |
---|---|
AG | 180話 |
新無印 | 34話(イメージ) |
劇場版 | ココ |
※『金・銀』初出のベイビィポケモンだが、実はその中でアニメの短編作品には唯一全く出演出来なかった。ピチュー、ピィ、ププリン、ブビィ、ムチュールが出演したピチューとピカチュウにも出演していない(一方でカポエラーは出演している)。
漫画版
穴久保幸作『ポケットモンスター』
- 穴久保幸作が描く、コロコロコミック長寿漫画である今作に金銀編中期から、まさかのレギュラーキャラとして登場。ボケとツッコミの両刀使いであるが、最近は彼のトレーナーであるレッドと共にギエピーのツッコミ担当であった。
- ギャグがメインの今作であっても、けんかポケモンらしく大きな格闘技大会に出場経験がある。何故か最近では、電車や自転車に対して異様に物知りになった。
- そして、月刊コロコロコミック2010年10月号にて、自身の進化形達(サワムラー、エビワラー、カポエラー)に一人前と認められ、9年6ヶ月の冒険に終止符を打ち故郷へ帰って行った。
- なお、バルキーと直接関係する訳ではないが、第一世代時代に登場したサカキ兄弟の所有するサワムラーとエビワラーは兄弟という設定があり、これはバルキーの存在があって初めて辻褄が合う設定である(兄弟になるには親が同じでなければならないため、進化前は同種族である必要がある)。
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 3章でシバの手持ちで登場しらレッドを援護しようと岩盤を砕く際に使用。
- 7章ではベルリッツ家の警備を行う3匹が登場している。
『ゴールデン・ボーイズ』
- 主人公であるゴールドにそだてやさんから、敢闘賞(かんとうしょう)として譲り渡されたポケモン。バトルでは相性のいいウソッキーはもちろん、ライバルのブラック操るネイティオに対し、相性の悪さも覆した戦いを見せた。
『めざせ!!バトル王』
- この漫画ではかなりレベルの高いダブルバトルにおいて進化系ではなく何故かこいつが使われていたりする。(ねこだまし、てだすけ要員)。作者のお気に入りだったのだろうか…?
関連イラスト
関連タグ
0235.ドーブル→0236.バルキー→0237.カポエラー
ベイビィポケモン仲間
同かくとう単タイプ
- マンキー/オコリザル ワンリキー/ゴーリキー/カイリキー(キョダイマックスカイリキー) ガラルカモネギ/ネギガナイト パルデアケンタロス(コンバット種)
- マクノシタ/ハリテヤマ
- リオル アルセウス(こぶしのプレート)
- ドッコラー/ドテッコツ/ローブシン ナゲキ ダゲキ コジョフー/コジョンド
- ヤンチャム
- マケンカニ ナゲツケサル シルヴァディ(ファイトメモリ)
- タタッコ/オトスパス タイレーツ ザマゼンタ(れきせんのゆうしゃ) ダクマ
関連ポケモン等
- ♂️しかいないポケモン
- 種族値完全同値仲間
- その他
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