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地球連合軍(ガンダムSEED)の編集履歴

2024-01-06 07:12:17 バージョン

地球連合軍(ガンダムSEED)

ちきゅうれんごうぐん

アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する架空の軍隊。地球各国により構成された集団安全保障機構である「地球連合」が有する常備軍である。

概要

地球連合」が実力行使のため常備する軍隊。

英語表記は、O.M.N.I.Enforcer (Oppose Militancy & Neutralize Invasion Enforcer) 。

地球連合の軍事力という立場もあり、連合と同様にプラントに対して強硬な立場をとっている。

ただ軍事面での規格こそ統一されているものの、各国家ブロックによって独立した指揮系統を有し、此方も組織としては決して一枚岩ではない。


ファーストで言う地球連邦軍ポジションの為、無印序盤では一応味方戦力という事になっているが、呉越同舟な態勢からアークエンジェル乗員以外は事実上「最初から敵」と言ってもいい組織と成っている(数少ない例外はこの人くらいである)。


無印・DESTINY共にアークエンジェル乗員以外に歌姫の騎士団に加入するネームドキャラも皆無で、最終決戦ではザフトより先に滅ぼされてしまう、ダガー系の様な正統派もいるもののゲテモノじみたガンダムタイプモビルアーマーも量産している、「一部の狂ってしまった上層部に部下が不本意ながら付き合わされている」ザフトに対し此方は「組織全体でカルト宗教のごとく危険な思想を掲げて暴れ回っている」かの様に扱われる等ジオン軍ポジションのザフトよりも悪役に描かれがちである。

SEEDではウィリアム・サザーランドの様な軍の纏め役を担うネームドキャラも存在したが、DESTINYではそういうキャラが一切登場せず、ファントムペインネオ隊のメンバーが全員組織を離脱・戦死した後は見事にモブキャラだらけの大群と化し、まるでロード・ジブリールが地球連邦軍の長であるかの様に成ってしまっていた。

尤も、地球連合軍でネームドキャラが出る場合は決まって生体CPU=必ず劇中で死亡する事が運命づけられている人物ばかりな為、歌姫の騎士団側に光落ちさせ辛いという設定上の都合もある。

その為なのか、外伝の「機動戦士ガンダムSEEDC.E.73STARGAZER」では(あくまで相対的にではあるものの)連合軍内にも良識的な人員がいるシーンが描かれている。


SEED、DESTINY共に終盤ではブルーコスモス共々壊滅しかかって物語が終わっているが、資源に限りがあるプラントと違って資源や資本にも恵まれている点や、ブルーコスモスの原動力も組織よりイデオロギーにある以上何度滅ぼされても甦ることだろう。


制服

ザフト同様階級で色分けされた様子が無く(そもそもザフトはC.E.73年までは階級すら無いが)、色は年齢で決められている節がある。

生体CPUファントムペインの様に、少なくとも尉官クラスからは制服改造は許される模様。

  • 青服

キラ・ヤマト(2019)

恐らくは20歳未満の男子用。主人公のキラもなし崩しで連合所属時この制服だった。

  • ピンク服

フレイとステラ 5

恐らくは20歳未満の女子用。ザフトと違い改造しなくてもミニスカニーソ仕様である。

  • 白服

ムウマリュ

20歳以上は階級関係無くもれなくこの制服。専用の軍帽もある。

  • 黒服

ネオ

ネオのみが着ていた制服。基準は不明。


最高司令部

SEED劇中では、当初アラスカ基地に置かれている「ジョシュア(JOSH-AJoint Supreme Headquarters-Alaska=アラスカ統合最高司令部))」が地球連合軍の統合最高司令部として機能していた。その後、中盤においてザフトが強襲作戦「オペレーション・スピットブレイク」を実施し、アラスカ基地は大規模攻撃を受けるが、この情報を掴んでいた地球連合軍は軍上層部とアラスカ基地の兵員の大半を退避させた後、サイクロプスによってザフト侵攻部隊・アラスカ基地防衛隊諸共自爆させられ喪失している。

以降はグリーンランドに最高司令部が置かれ、SEEDの2年後を描いたDESTINYでは、アイスランドに設けられた「ヘブンズベース」が最高司令部となっている。


組織成立から第2次連合・プラント大戦終結後の動向

「コペルニクスの悲劇」と呼ばれるテロ事件を決起に、従来の国連を発展的に解消した新組織として地球連合が成立し、加盟国の軍事力を結集した軍事組織として「地球連合軍」が組織化される。


第1次連合・プラント大戦の動向

組織としてのターニングポイントはアラスカ戦で、大西洋連邦軍は南米のパナマ防衛をバーターしユーラシア連邦軍へのアラスカ防衛を依頼。これは連合内の対抗勢力であるユーラシア連邦の戦力を削ぎつつザフトに打撃を与える大西洋連邦の策謀も多分にあり、結果的にユーラシア連邦軍やアークエンジェルの様な捨て駒とされた部隊をエサにしてサイクロプスを発動させ、ザフトに大打撃を与える事に成功。他、大西洋連邦はニュートロンジャマーキャンセラーを入手し、核武装とエネルギー外交を背景に地球連合内で主導的な立ち位置を手に入れる。


その後、ムルタ・アズラエルの強い意向もあり、地球連合軍はプラントへの核攻撃を決断し、総攻撃を行うも、歌姫の騎士団の介入やザフトのジェネシスによる攻撃により、艦隊の半数と月面プトレマイオス基地を失う大損害を被る。ザフトのジェネシスの自爆により、戦闘は終結し、連合とプラントはユニウス条約を締結したが、次の戦争に向けた準備は各陣営で始まっていた。


第1次連合・プラント大戦終結後の動向

大西洋連邦を主軸とする地球連合軍は分離独立を宣言した南アメリカ合衆国に侵攻し、パナマ基地にあるマスドライバーの継続使用と南アメリカ合衆国の独立阻止を狙うも、ザフトが南アメリカ合衆国に間接的に支援を行った事や、メディアを中心に連合の強硬姿勢が批判された事により、地球連合がパナマ基地とマスドライバーを今後も管理する事を条件に南アメリカ合衆国の独立を容認している。その後、大西洋連邦の圧力により南アメリカ合衆国は連合に再加盟している。


他にも、ユーラシア連邦東アジア共和国といった他の加盟国内部からの不満は収まらず、特にユーラシア連邦では旧EU地域を中心に反連合運動が頻発していく事となる。


第2次連合・プラント大戦の動向

ザフトのザラ派残党が起こしたユニウス・セブン落下テロ事件「ブレイク・ザ・ワールド」により、連合とプラントの緊張は高まり、地球連合軍はテロ事件の首謀者の引き渡しとプラントの武装解除を要求(ザフト側としては「首謀者は全員戦死した」と嘘偽り無い返答をしたのだが、当然地球連合は端から受け入れるつもりは無く再び戦争を始まってしまった(ただザフトへの核攻撃の口実が欲しかっただけである)。

ウィンダム核搭載機

この青き清浄なる世界に!

コーディネイターの居場所など無いと言う事を!

今度こそ思い知らせてやるのだ!!


月面アルザッヘル基地から主力艦隊を発進させるが、この艦隊は『デコイ』としてザフトの艦隊を引き付ける役目で、本命はプラント本国の極軌道に忍ばせたMk5核弾頭ミサイル部隊「クルセイダーズ」によるプラント本国への核攻撃作戦「フォックストロット・ノーベンバー」を目論んでいた。更に連合はたちの悪い事に、『新型ストライカーパック対応型量産機ウィンダム』と『たった1機だけで二発のMk5核弾頭ミサイルをストック出来るストライカーパックマルチランチャー』を開発しボアズ破壊時の倍以上の核攻撃を出来る体制を整えるなど用意周到であった。


しかし、核攻撃による報復を予測していたザフトは新兵器「ニュートロンスタンピーダー」を起動しクルセイダーズは壊滅。

主力艦隊はアルザッヘル基地への撤退を余儀無くされた他、地球上では核攻撃成功と同時にザフトのジブラルタル基地とカーペンタリア基地に攻め込むはずの主力艦隊が足止めを余儀なくされる等、対プラントの戦略は破綻し、以後、地球連合は迷走を余儀無くされる。


その後、プラントのギルバート・デュランダル議長によるロゴス討伐宣言によって地球連合内部の不満分子が呼応し、地球連合軍から離脱してザフトに協力する部隊や、連合からの脱退を宣言する国が出る事態と成った。ザフトと連合離脱組を中心とする反ロゴス同盟軍は、地球連合軍の最高司令部が置かれていたヘブンズ・ベースを総攻撃し、連合の最重要拠点の一つであったヘブンズ・ベースが陥落。反ロゴスの世論の動向もあり、地球連合は窮地に陥る。


ロゴスメンバーの中で唯一、逃走に成功していたロード・ジブリールは、月面ダイダロス基地に赴き、連合の対プラント戦の切り札である「レクイエム」を発射し、プラント本国への攻撃を成功させるも、首都であるアプリリウス市を撃ち損じる。その後、ミネルバ隊を始めとするザフトからの総攻撃を受けてダイダロス基地は陥落し、アルザッヘル基地へ逃走をしようとしたジブリールは乗艦のガーティ・ルーごと討たれて戦死している。


プラントのデュランダル議長が突如として発表した「デスティニー・プラン」に対して、いち早く拒絶の意思を示したオーブ連合首長国の動きに呼応した月面アルザッヘル基地の地球連合軍は、プラントをけん制する為に主力艦隊を発進させるも、ザフト改修して再使用を可能にしていたダイダロス基地のレクイエムによる攻撃により、アルザッヘル基地が壊滅し、主力艦隊にも甚大な被害を出す等、大打撃を被った。その後、地球連合軍アルザッヘル基地の残存艦隊はオーブ艦隊やクライン派と合流し、ザフト占領下のダイダロス基地とザフトの宇宙要塞「メサイア」に侵攻し、レクイエムを完全破壊し、メサイアを陥落させた。


その後、地球連合加盟国であるオーブ連合首長国代表のカガリ・ユラ・アスハの主導により、和平が締結されている。


第2次連合・プラント大戦終結後の動向

軍事力や経済力に多くの被害を出し、政治的にも窮地に立たされた地球連合であったが戦後も存続し、『SEED DESTINY』終了後のC.E.が舞台である『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』では、連合からウィンスレット・ワールド・コンツェルン社の経営権を取り戻したラス・ウィンスレットを暗殺する為にウィンダムダガーによるMS部隊を派遣したり、ユーラシア連邦レアメタルを確保する事を目的にアメノミハシラに軍事侵攻する等、連合は軍事力を回復させている。


関連キャラクター

主人公側

キラ・ヤマト

サイ・アーガイル

カズイ・バスカーク

ミリアリア・ハウ

フレイ・アルスター

トール・ケーニヒ

ムウ・ラ・フラガ

マリュー・ラミアス

ナタル・バジルール

アーノルド・ノイマン

コジロー・マードック

ダリラ・ローラハ・チャンドラ2世

ジャッキー・トノムラ

ロメロ・バル

デュエイン・ハルバートン


反コーディネイター

イアン・リー

ジョゼフ・コープランド

ジョージ・アルスター

ブルーコスモス/ロゴス

ムルタ・アズラエル

ロード・ジブリール

ウィリアム・サザーランド

生体CPU

オルガ・サブナック

クロト・ブエル

シャニ・アンドラス

スティング・オークレー

アウル・ニーダ

ステラ・ルーシェ

ユーラシア連邦

ジェラード・ガルシア


外伝に登場する連合軍キャラ


レナ・イメリア

エドワード・ハレルソン

ジェーン・ヒューストン

ジャン・キャリー

マティス

イルド・ジョラール

エドモンド・デュクロ

レイエス

ルカス・オドネル(元ザフト所属)

ジスト・エルウェス

傭兵

叢雲劾(初期の頃は連合軍の傭兵だった。)

ダンテ・ゴルディジャーニ

エルザ・ヴァイス

ファントムペイン

スウェン・カル・バヤン

ミューディー・ホルクロフト

シャムス・コーザ

エミリオ・ブロデリック

ダナ・スニップ

ユーラシア連邦

カナード・パルス

メリオル・ピスティス

バルサム・アーレンド


所属MS・MA・艦船

詳細は地球連合製のMS・MA・戦艦を参照。


大西洋連邦が開発したMS

第1期GAT-Xシリーズ


第2期GAT-Xシリーズ

(GAT-X133-01 ソードカラミティ初号機)

(GAT-X133-02 ソードカラミティ2号機)

(GAT-X133-03 ソードカラミティ3号機)


GATシリーズ


アクタイオン・プロジェクト


ユーラシア連邦が開発したMS

X計画

(CAT1-X1/3 ハイペリオン1号機)

(CAT1-X2/3 ハイペリオン2号機)

(CAT1-X3/3 ハイペリオン3号機)

(CAT1-XG1/3 ハイペリオンG1号機)

(CAT1-XG2/3 ハイペリオンG2号機)

(CAT1-VGR ハイペリオンGR)

(CAT1-VGL ハイペリオンGL)

      • 量産型ハイペリオン(地上用・宇宙用)

東アジア共和国が開発したMS


鹵獲機


MA・大型MS・大型MA・戦闘機


艦船

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