「鍛え、育て、そして先導する! 敬愛する母の如く」
プロフィール
キャッチコピー | 冷徹なる“女帝” 才色兼備のキャリアレディ |
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誕生日 | 4月6日 |
身長 | 165cm |
体重 | 見事な仕上がり |
スリーサイズ | B90・W57・H86 |
靴のサイズ | 左右ともに24.5cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | 花を育てること |
苦手なこと | いきなり光るもの、いきなり動くもの |
耳のこと | 花の世話をする時は優しくかすかに垂れる |
尻尾のこと | 母親と同じテールオイルを使っている |
家族のこと | 母の誕生会は、1年かけ緻密に計画している |
マイルール | 好き嫌いはしない。珍味、失敗作も食べきる |
スマホ壁紙 | 母が“女王”の名を戴冠した瞬間の写真 |
出走前は… | アイシャドウを塗り直し、気合いを入れる |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①虫嫌いだがテントウムシだけは好き / ②リラックスしたい時にはショパンのCDを聴く |
自己紹介 | エアグルーヴだ。信念を曲げなければ理想は必ず芽吹く。それを示すため私が"女帝"として皆の指針となろう |
CV | 青木瑠璃子 |
"女帝"と呼ばれる生徒会の副会長。母は数々の偉業を成し遂げたウマ娘で、後進をも育成し、理想を示してくれた。
その薫陶を受け、自分も理想となりたいと考えている。
実は花が好きという意外な一面も。
生徒会長シンボリルドルフは同志と思っている。
(公式ポータルサイトより)
抜群のレースセンスと驚異的な末脚を得意とする"女帝"と讃えられるウマ娘。
容姿端麗、学業優秀。何でも完璧にこなす才媛。まさしく高嶺の華。
そしてその能力にふさわしい高すぎるプライドを持つ。
(旧公式ポータルサイトより)
ソロ曲
相手が誰だって構わない
『 EMPRESS GAME 』
作詞:朝倉路 作曲:渡部チェル
概要
エアグルーヴは、メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に登場するキャラクター「ウマ娘」の一人。実在の競走馬・繁殖牝馬「エアグルーヴ」号をモチーフとしている。
容姿・デザイン
グレーに近い鹿毛を左で分けたワンレングスボブカット。原案やアプリゲーム版では髪が右目に軽くかかっているだけだが、アニメ版では完全に右目が隠れている。耳の先は小さく枝分かれしており、左耳には黄色のリボンと金チェーンからなる髪飾りをつけている。
切れ長の涼しげな目元に、ウマ娘内では珍しく赤のアイシャドウをしているが、これは母とお揃いとのこと。
アプリゲームでの名称は「エンプレスロード」。
母娘で受け継いだという青と黄の意匠が鮮やかな勝負服。この2色は史実における母娘それぞれの馬主である社台レースホース(ダイナカール号)とラッキーフィールド(エアグルーヴ号)の勝負服に共通するもの。襟周りや袖は、セーラー服に着物の要素を混ぜたような塩梅。左肩には紺色の羽根飾りがあしらわれた白いハーフマントを着用。
ベルトは右腰のリングを中心に、腰を一回りする青い1本、リングから下げられた青と黒の3本。青色のプリーツスカートはレースで縁取られ、インナーは同色のレース付きスパッツ。右の太ももには2本のベルト、左脚は黒ニーハイで、靴は青い襟付きの白いショートブーツ。
2021年のゲーム版イベントストーリー第3弾「花咲く乙女のJunePride」にて実装された、ビューティー安心沢デザインのウェディングドレスをモチーフとした勝負服。俗称「嫁グルーヴ」。
「ウェディング」の名の通り全身が白と青・紫で統一され、腰からはトレーンが広がり、これに白のパンツを着用した「ウェディングパンツスーツ」スタイルである。
耳飾りも左耳を白レースで覆った、シルバーを基調としたアクセサリーとなっており、木の葉のようなデザインはエアグルーヴ号が制したレースの一つ「オークス」に由来している。
ホーム画面ではこの衣装について「素材の名前(シルク)に何となく不安を感じる」と漏らしたりするのだが、これは1997年の有馬記念にてシルクジャスティスに敗れたことが元ネタと思われる。
- 私服(アプリゲーム版)
- うまゆる衣装
『うまゆる』第5弾主題歌ED「Bright Melody」の映像に登場する。
普段とは異なり髪に黄色のメッシュを施しているほか、白い指抜きロンググローブを着ている。
- うまゆる衣装(鎖威拒宇血夷武!波羅離螺!)
学園の覇権を巡り「東京徒弐偉」派閥に属した時の衣装。他の派閥と比べると古めの派閥(という設定)なのでサラシを巻いたいかにもなステレオタイプの特攻服衣装。
- 水着衣装
2023年のゲーム版イベントストーリー第28弾『夏の陽は、青く凪ぐ』にて登場したチューリップ柄の水着衣装。恐らく市販の店舗で購入した物と思われる。
- お菓子作り衣装
アニメイトフェアのために描き起こされた、お菓子作りがテーマの衣装。エアグルーヴらしく青と黄色のエプロンを着た姿となる。
マンガ版
STARTING GATE!
「だが…次に私が見たい景色は、お前を抜き去っていくところだ」
生徒会副会長として日夜活動している、学園内でも実力者として評価される絶対的女帝。
鮮烈な逃げで勝利をかっさらうサイレンススズカの走りを惚れ込んでおり、第3~4巻では入寮テストという名の寮対抗特別レースでシンボリルドルフの推薦によりスズカと激突する。
ストーリー開始当初から仲の良かったゲーム版と比べ、こちらはスズカとレースをしたのが入寮テストが初めてと微妙に関係が異なる様子が見てとれる。なお、こちらの世界でもやはりトウカイテイオーとはよく絡んでいるらしい。
うまむすめし
花壇に水をあげていた所にどこからか迷い込んだ犬と遭遇し、近くにいたトレセン学園生徒から「意外な組み合わせ」と言及される。このワードに何やら連想したのか、ルドルフが以前から気になっていた料理として「コロッケそば」なる料理を蕎麦屋で共に食べた。
グルーヴ本人は料理には怪訝な顔を浮かべていたが、いざ食べてみると両者の舌に合っていたようでルドルフと感想を語り合っていた。
スターブロッサム
チームレグルス所属。初登場は第26話。チームメイトのダンスリムリックが出走する青葉賞のレースをチーム総出で観戦。この時点ではチームメイトの中で唯一デビュー前(プロフィールに勝鞍の記載がない、史実ではこの時1994年でまだ生まれたばかりということからの推測)ということもあってか、トレーナーの黒田自由の後ろに立ち、記録係をしていた。
アニメ版
TVアニメシリーズ
チームリギル所属。ゲーム版リリース前から展開しているアニメシリーズのため、他のアニメ作品がゲーム版準拠の中で唯一キャラクターデザインが異なり、髪で右目が隠れていることが多い。ゴールドシップも同様にアニメとゲームでデザインが異なっている。
Season1
第6話で宝塚記念に出走し、サイレンススズカの3着。第7話では、前年の天皇賞(秋)でスズカを負かしていることが語られる。サイレンススズカとは縁も深く、彼女が故障を乗り越えた際には素直に喜びの表情を浮かべている。
Season2
第1話ではカメラのフラッシュに驚き目を抑える様子が見える(詳細は元ネタ記事の秋華賞の下りへ)。
Season3
第4話にて、何かをしでかしたメジロパーマーとダイタクヘリオスを追いかけ、キタサンブラックの協力(?)によって捕獲した。この際、気絶したパーマーとヘリオスを両手で引きずり、2人が持っていたDJ機材を頭に乗せて運ぶという器用さを見せた。
第5話では生放送のインタビュー番組にドゥラメンテの付き添いで出演。最小限のことしか言わない彼女を必死でフォローした。
第10話のトレセン学園地域合同イベントでは、ビューティー安心沢の「強さは美しさ!新勝負服コレクション」で「クエルクス・キウィーリス」の姿で登場。この衣装のエアグルーヴがアニメに登場するのはもちろんこれが初である。意外にも、チームリギルのメンバーではSeason3で一番出番が多かったりする。
RTTTシリーズ
新時代の扉
台詞は一切ないが、冒頭に歴代ウマ娘の1人として一瞬だけ登場する。
その他のアニメ
うまゆる
第12話「鎖威拒宇血夷武!波羅離螺!(さいきょうちいむ!ぱらりら!)」にて登場。
トーセンジョーダン率いるチーム『東京徒弐偉(トウキョウトニー)』のメンバーとして、ノリノリで不良役を演じるという珍しい姿を見せた。
当時はまだジャングルポケットが登場しておらず、トニービン産駒がエアグルーヴとウイニングチケットしかいなかった故の抜擢と思われる。
ゲーム版
『熱血ハチャメチャ大感謝祭!』
「__だがな。いっそ、吹っ切ってこい。チームの勝利も何もかも振り捨てるつもりで、思い切り走れ。」
プレイアブルキャラクターとして参戦。97世代メインの構成であるチームフリージアのメンバーとして活躍する。なおエアグルーヴは唯一の96世代である。
事実上フリージアのリーダー的存在であり、良くも悪くも自由人なブライトや走ること以外に興味の薄いスズカらに悪戦苦闘しながらもチームを纏め上げている。ドーベルには「エアグルーヴ先輩がこのチームの不動のエース」と呼ばれ、相変わらず絶大な信頼を築いている模様。
フリージアのメンバーを勝利に導くべく「女帝」として厳しくも心強い仲間として描かれている。特に個人主義であり度々見境なく走り込もうとする自分に自己嫌悪するスズカを親友として案じ、度々彼女のサポートやアドバイスなども積極的に行った。
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
リリース初期より☆2育成ウマ娘[エンプレスロード]、Rサポートカード[トレセン学園]、SRサポートカード[副会長の一刺し]として実装されている。
他の媒体と同じく生徒会副会長を務めており、漫画版やポータルサイト紹介などのような神経質で隙の無いイメージを引き継ぎつつ、トレーニングやメンタル面など、自ら後輩を導く器量の持ち主として人望を集めている。
ウマ娘として偉大な功績を残した母への憧れが競走ウマ娘としての原体験となっており、「女帝」としての厳格な振る舞いも理想を追い求める中で身についたもの。ただレースで結果を出せば良いとは考えておらず、役員としての活動や、学園のシステム上カバーしきれない後輩への指導など、献身に近い姿勢でウマ娘たちのために尽力している。
自ずとトレーニングに割く時間が減るため、価値観の相違から何人ものトレーナーを袖にしており、一時はトレーナー全般に不信感を抱きかけていた。
トレーナーに対する「貴様」呼びは強烈だが、本人が強い目的意識の下で自己管理を徹底しているため、トレーナーの新人っぽさも際立っており、育成序盤はサポートに徹する部分が大きい。
ただシナリオ中トレーナーに対し「たわけ!」ということが多いために「貴様」呼びのほうは記憶に残りにくい様子。実際こんなのもできているし。
ただでさえ多忙な上に、校舎裏の花壇で草花を育てており、ハーブティーのように実用的なものもあれば、生徒が母の日に贈るための配布用のカーネーション(赤・白・黄から選べる)を手掛けたりと、活動の内容は趣味にとどまらない。
虫は苦手な彼女だが、害虫であるアブラムシを捕食してくれるテントウムシだけは好きらしくエイシンフラッシュと「テントウムシ管理の会」を結成している。
なお、現実においては黄色のカーネーションは花言葉を理由として母の日の贈呈用としては忌避されるのだが、『ウマ娘』世界においては特に母親が実績あるウマ娘だった場合にあえて黄色のカーネーションを贈ることがあるという。
GⅠレースであるオークスを制したウマ娘を母にもつエアグルーヴも黄色のカーネーションを贈ろうとしており、強い尊敬とそれを超えるという意思を感じさせる。
そんな尊敬の念を抱く母親には敬語で接しているが、性格は堅物な彼女とは正反対で非常に軽いため、その言動に振り回されることもしばしば。
「いきなり光るもの」が苦手で、カメラのフラッシュが大嫌い。取材陣に紛れた不届き者が学園内でフラッシュを焚くことに憤慨しているが、これは下記にあるエアグルーヴ号の秋華賞でのエピソードに由来する。母親いわく、雷にびっくりしたこともあるとのこと。
掃除がストレス発散法になっており、精神的に行き詰まると掃除を疎かにしているトレーナーの自室で心ゆくまで清掃活動に取り組む。なお掃除中は記憶が曖昧になるらしく、ゲーム内でこの事実を知るのはトレーナーとシンボリルドルフのみ。迂闊に声を掛けると問答無用で手伝わされることになる。
また、リラックスしたい時はショパンの曲をCDで聴くという。これの元ネタも下記。
メインストーリー
第1部・第5章にて本格的に登場。本作ではサイレンススズカやマチカネフクキタルの友人としての出番が多く、彼女の勝利の際には普段では珍しく声を上げて喜ぶ姿もあった。チーム<シリウス>のトレーナーともそこそこ絡みがあり、劇中でも時に危ういスズカを心配し、時には好敵手として立ちはだかるライバルとして活躍する。
ティアラ路線が重視される第2部ではラインクラフトやシーザリオに興味を持っており、クイーンウマ娘の特集番組のインタビューされる場面で登場。その挑み続ける姿勢こそが後に続く者達を奮い立たせるのだと説いた。
育成ウマ娘
- ☆2[エンプレスロード]エアグルーヴ
リリース当初から実装されている☆2育成ウマ娘。
詳細は該当項目にて。
パワー、次いでスピードが上がりやすい。
脚質適性は先行・差しがA、距離適性は中距離のみA。因子継承を利用すればダート・長距離以外は無理なく適性Aに、長距離因子を集めれば最初の継承で長距離もAにすることができる。
自力習得可能なスキルのうち「かく乱」「幻惑のかく乱」は先行で走る時に発生するが、上記の固有スキルは差しの方が発動させやすく、どちらかと言えば差し向け。固有とかく乱は性質が真逆なので両立は無理と考えた方が良い。
目標レースはマイルと中距離のみなので、因子継承でマイル適性を上げておくと育成で有利になる。
低レア育成ウマ娘の中では短距離適性が比較的高めで、チームレースにおける短距離要員として仕上げるトレーナーも多いが、覚醒Lv4になると追込ウマ娘にデバフをかける「追込焦り」が解放されるため、長距離レーストップメタのゴールドシップメタとして育てるのもアリ。
- ☆3[クエルクス・キウィーリス]エアグルーヴ
2021年5月にストーリーイベント「花咲く乙女のJunePride」の開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。
各種適性をそのままに、固有スキル・取得スキルが先行向けに変更されている。またマイルで発動する「負けん気」「姉御肌」を覚えるので、継承でマイル適性を上げてやればマイル向けにも出来る。一方で「かく乱」などのデバフ系は軒並み自力では覚えなくなっている点には注意が必要。
サポートカード
- SR[副会長の一刺し]エアグルーヴ
リリース初期よりサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプは根性。
- SSR[理想へ向かう青嵐]エアグルーヴ
2022年7月11日、ゴールドシチー(SSRサポートカード)、エアシャカール(☆3育成ウマ娘)とともに実装されたSRサポート。タイプはパワー。
- SSR[Are you merry?]エアグルーヴ
2022年11月28日、ストーリーイベント「Illuminate the Heart」の開催と共に登場したSSRサポート。タイプは賢さ。
- SSR[Seaside Bloom]エアグルーヴ
2023年7月31日、ストーリーイベント「夏の陽は、青く凪ぐ」にて報酬での配布として登場したSSRサポート。タイプはスピード。
関連人物
生徒会会長。役員として一緒にいる時間が多く、生徒思いの先輩として通じる部分もあってか、互いに敬意を抱いている。ルドルフの慣れ親しんでもらうための技術には少々困惑している。
「晩秋、囃子響きたる」で明かされた役員就任にまつわるエピソードによると、ルドルフに代わる次期生徒会長候補として勝負し惜敗した結果、副会長のポストに落ち着いたようである。
同じく生徒会副会長であるが、サボり癖があるのでよくエアグルーヴが探しては引き戻している。生真面目な性格を時々からかわれたり、ルドルフのダジャレに共に頭を抱えるなど関係は割りと良好。
エアグルーヴにとっては下の学年ながら、数少ない対等な友人。その圧倒的な実力を認める一方で、走ること以外への興味が薄すぎる彼女を心配してもいる。
史実においてもエアグルーヴ号が1歳年上であるが同時期に活躍しており、1997年・天皇賞(秋)と1998年・宝塚記念で対戦、成績は1勝1敗。2頭とも武豊騎手が主戦を務め、98年の宝塚記念ではエアグルーヴ号騎乗の先約があったため、サイレンススズカ号は南井克己騎手の代打騎乗で勝利している。
エアグルーヴに憧れる後輩その1。エアグルーヴが特に目をかけている生徒として育成シナリオに登場する。男性が苦手なため、エアグルーヴによる指導は非常に有意義なものらしく、エアグルーヴが出走するレースには応援に駆けつけるなど、強く慕っている。史実では5回対戦している。
エアグルーヴに憧れる後輩その2。ダイワスカーレットの育成シナリオにエアグルーヴが登場。SRエアグルーヴ[副会長の一刺し]のイベントに登場。自分と同様、母親に憧れるスカーレットにシンパシーを感じるらしく、何かと気にかけている。
ダイワスカーレット号の母・スカーレットブーケや、半姉のスカーレットメールがエアグルーヴ号と同じく栗東伊藤雄二厩舎所属という縁もある。
栗東寮でのルームメイト。ホーム画面の会話では、エアグルーヴが自家栽培したハーブティーをお裾分けした話と、ファインモーションのアイルランドにある実家からの返礼品が尋常ではないという描写がある。
また毎日のようにラーメンを勧められることに困っている他、ファインモーションの姉から熱烈な感情を抱かれているようで、それも彼女の実家とあまり関わりたくない理由のひとつであるようだ。
史実においては牝馬クラシックのうち一冠を制覇した伊藤雄二厩舎所属馬同士で、同じ厩務員が担当していた繋がりがあるが、両者の縁に関しては一部のファンが競走馬ファインモーション号の半兄に当たる牡馬とも関係しているとの推測がなされているが、ウマ娘の公式アナウンスによる大人の事情も関わってくるので、詳細はJRA関連の公式サイトなど外部の専門機関による資料等で確認していただきたい。
学園内外であれこれやらかすため日々追いかけっこをしている。トーセンジョーダンにオラつく性根を理解している模様。
史実では直接的な繋がりはないが、2012年の有馬記念ではエアグルーヴ号産駒のルーラーシップ号が大出遅れをやらかす中、ゴールドシップ号もスタートダッシュで前に出られず、一緒に最後方から追い込んで馬券内(ゴルシ1着、ルーラー3着)という繋がりがある。この繋がりでエイシンフラッシュの育成シナリオの有馬記念でやりとりがある。
シンボリルドルフによく絡んでは甘やかされているため、代わりに叱ることも多い。ルドルフがいない場合はエアグルーヴが相手をさせられることもある。小言は絶えないものの、レースで見せる実力自体は認めている様子。
「テントウムシ管理の会」のメンバー。カメラのフラッシュは苦手だが彼女とは何かと気が合うようだ。フラッシュの育成シナリオではルーラーシップの代役として「ゲート難」を引っ提げて登場、代役故かマイルD・長距離Aと距離適性が大幅に変わっている。
史実では同じトニービン産駒で、共に伊藤雄二厩舎所属。タマモクロスの育成シナリオでは父の埋め合わせとして一緒に観戦に来ていたほか、『うまゆる』第12話「鎖威拒宇血夷武!波羅離螺!」で共演、『スターブロッサム』では同じチームレグルスに所属している。
エアグルーヴの母親の門下生。このためトレセン学園入学前から「ドゥラ」・「グル姉」と呼び合うほど親しい関係にある(エアグルーヴ自身は人前では「グル姉」と呼ばれることを恥ずかしがっている)。「一族の使命を果たすため常に最強であることを証明しなければならない」という考えに囚われがちなドゥラメンテを気にかけており、元々口下手な性格ゆえに不遜と見られがちな彼女の言動をフォローすることも多い。
キタサンブラック育成では当時まだウマ娘化していなかったドゥラメンテの代役としてブリュスクマンという名のモブウマ娘が登場するが、そこでも彼女の保護者代わりの姉弟子として登場する。
史実ではエアグルーヴ号の初仔であるアドマイヤグルーヴ号のラストクロップであり、エアグルーヴ号の孫にあたる。
エリートクラブからトレセン学園へとやって来た同期のウマ娘。優等生な彼女とはよく学園の生活をサポートし合っているらしく、プライベートでも定期的に会話する気の置ける友人。良くも悪くもアクの強い面々の多いトレセン学園ではかなり話が通じる相手な上に同期故か価値観も近いらしく、バブルへは全幅の信頼を寄せている。
- 母親
競走ウマ娘として活躍した気さくな女性で、エアグルーヴにとっての憧れ。アイシャドウもお揃いにしている。娘には「お母様」と呼ばれている。かつてはビューティー安心沢の師匠に勝負服を作ってもらった事があり、オークスでは女王の座に輝いた。引退後は競走ウマ娘育成学校を経営しており、ドゥラメンテはここの出身。娘の様子を見に学園に来たりもする、娘想いの良い母親である。
頑張りすぎる娘をお祭りに連れ回していたようだが、この思い出がエアグルーヴにとっては儀式めいた「行事に対する義務感」として伝わっている模様。
ビジュアルは設定されておらず、史実通りのダイナカールであるのかは不明。ただ、一緒に街を歩いているとよく姉妹に間違われるそうで(母親はそれに乗っかるらしい)、エアグルーヴが大人びていることを引いても外見も気持ちも若々しい様子。
- 妹たち
彼女の服のお下がりを待っているらしい。
エアグルーヴは長女で、妹が2人おり、三女は「リンちゃん」と呼ばれている(該当する競走馬は全妹のリングレット)。
競走馬『エアグルーヴ』
96年 オークス
5頭がもつれた世紀の大激戦の末に生まれた、女王・ダイナカール。
その娘が、再びレースを支配する。
額の流星は宿命か。オークス、親子制覇。その馬の名は…
― 2012年JRAオークスCMより
「激しく、美しく、燃えさかれ。」
穏やかにして激しく、優雅にして気丈。圧勝、熱発。オークス母子制覇、秋の不運。
常に自らの限界まで走り抜く天才少女は、その純粋さゆえに勝利と消耗を繰り返した。
5歳夏、樫の女王は逞しさを携えて甦る。そして燃ゆる秋、牝馬17年ぶりの盾奪取。
美しく、強く、名馬だけが持つ風格をも漂わせて、エアグルーヴは最強馬の歴史を彩ってゆく。
- JRA『ヒーロー列伝』
ハートに火をつけて
その強さと美しさに
嫉妬した魔女は
いくつもの罠を仕掛け
次々と刺客を送り込んで
少女を苦しめた。
勝ち気な少女は
心を燃え上がらせて
まるで楽しむかのように
困難をひとつずつ
克服していくのだった。
《「名馬の肖像」2018年オークス》
1993年生まれの鹿毛の牝馬(96世代)。父トニービン、母ダイナカール、母父ノーザンテースト。父トニービンは1988年の凱旋門賞を制し、日本で種牡馬入りした後は多数のGⅠ馬・重賞馬を輩出した名種牡馬、母ダイナカールは写真判定の末1着から5着までハナかアタマ差だったという大接戦となった1983年のオークス優勝馬で、その父ノーザンテーストは社台グループの躍進を支えた名種牡馬という、数々の名馬の血を引く文字通りの良血馬である。
馬名はオーナーである吉原貞敏氏(電気炉メーカーの創業者。死後は息子の吉原毎文氏が承継)の冠名である「エア」と、わくわくさせるという意味の「グルーヴ(Groove)」に由来する。
主戦騎手は武豊だが、その他にも横山典弘、オリビエ・ペリエが各2回、マイケル・キネーンが1回騎乗している。
社台ファーム早来(現ノーザンファーム)で生まれた翌日、見に来た伊藤調教師に「牡馬だったらダービー馬になれる」と言わしめ、吉原オーナーに購入話を持ち掛けて説得し、購入に至った。
1995年デビュー。
1996年、調整中に熱発を起こしたことで桜花賞を回避するも、オークスを優勝(1983年に同レースを制した母・ダイナカールとの母子2代制覇)。牝馬二冠を懸けて挑んだ秋華賞では「仕上がり過ぎた」ためにパドックでカメラのフラッシュに過敏に反応、パニックが収まらないまま出走し、1番人気ながら10着と大敗。おまけにレース後、右前脚の骨折が見つかり長期休養に入るという散々な結果に終わってしまった(なお、この後パドックでのフラッシュ撮影は禁止となった)。
1997年、第116回天皇賞(秋)を前年の優勝馬・バブルガムフェローとの最終直線での叩き合いを制して優勝。同年のジャパンカップは2着、有馬記念は3着に終わるもその走りを評価され、この年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬の他、牝馬としてはトウメイ以来26年ぶりとなる年度代表馬を受賞する。
1998年に現役を引退し、翌1999年に繁殖入り。
産駒は11頭にも及び、第1仔のアドマイヤグルーヴ(父サンデーサイレンス)がエリザベス女王杯連覇を成し遂げた他、引退後に繁殖入りしたアドマイヤグルーヴの最後の仔ドゥラメンテが皐月賞と日本ダービーを優勝し、ダイナカールから続く親子4代でのGⅠ制覇を成し遂げた。第8仔ルーラーシップ(父キングカメハメハ)も出遅れ癖に悩まされながら香港GⅠのクイーンエリザベス2世カップを制するなど、繁殖成績も優秀であった。
2013年、11頭目の仔・ショパン(父キングカメハメハ)を産んだ際の内出血が原因でこの世を去った。20歳没。前年には第1仔のアドマイヤグルーヴが急死しており、意図せず彼女の後を追うこととなった。
エアグルーヴが最後の力を振り絞って初乳を与えたショパンは競走馬としてデビューを果たしたが、中々オープンクラスまで勝ち上がる事が出来ず、7歳まで現役を続けたものの競走馬を引退。引退後はホースセラピーに携わる馬として、心傷付いた人々を癒す仕事に就き、第二の馬生を送っている。
また、ルーラーシップが種牡馬入りしており、孫世代からは2017年菊花賞馬のキセキや2019年の豪GⅠコーフィールドカップを制したメールドグラースを輩出するなど優秀な成績を収めている。先述したドゥラメンテも種牡馬入りしたものの2021年に病のため早世してしまったが、こちらも少ない産駒の中から2021年菊花賞などGⅠ3勝を挙げたタイトルホルダーや、2022年の牝馬二冠を制したスターズオンアースや2023年の三冠牝馬リバティアイランドなどのGⅠ馬を輩出している。
今日の日本競馬では、芝GⅠ9勝を挙げたアーモンドアイ号やマイルで無類の強さを誇ったグランアレグリア号など、牡馬に劣らない活躍をする牝馬の競走馬は珍しくはないが、1990年代はまだまだ技術や牝馬の調教ノウハウが未成熟であり、牡馬・牝馬の性差が大きかった時代である。
そんな状況の中で牡馬に対して互角に渡り合ったエアグルーヴ号は、まさしく彼女たちの先駆けともいうべき存在と言えるだろう。
このように輝かしい戦歴から「女帝」と称されたエアグルーヴだが、性格はそれとは対照にとても穏やかで大人しく、小さい頃から仲のいい人間を舐め続ける癖があるという甘えん坊な所があり、田中厩務員のインタビュー中にも顔を舐め続けるなどの行為を見せたことがある。
そのことから「ベロ」という幼名が付けられた他、入厩後も「ベロちゃん」というあだ名がつけられていた。
また、当時伊藤厩舎の調教助手だった笹田和秀調教師には「ギャル」と呼ばれていた(笹田調教師曰く「何故かキャンキャンしていた」ためとのこと)。
史実で対戦経験のあるウマ娘
※強調はエアグルーヴが先着したレース。☆は勝ち馬。◎は勝鞍。
(※)はアニメオリジナルウマ娘。アニメ1期に登場。
(◯)はアニメオリジナルウマ娘。アニメ2期に登場。
(■)はメインストーリー5章に登場。
(★)はスターブロッサムに登場。
・ファイナルサード(★オフサイドトラップ)…98年有馬記念*
- 96世代(同期)
・眼鏡をかけたウマ娘(■ローゼンカバリー)…97年天皇賞(秋)◎ ジャパンカップ 有馬記念
98年宝塚記念
・黒鹿毛のウマ娘(■テイエムオオアラシ)…97年有馬記念 98年鳴尾記念 宝塚記念
・自信気なウマ娘(■サイレントハンター)…98年鳴尾記念 札幌記念◎ ジャパンカップ
・不撓不屈なウマ娘(■ゴーイングスズカ)…98年宝塚記念 ジャパンカップ
・メジロドーベル…97年有馬記念 98年産経大阪杯◎ 宝塚記念 エリザベス女王杯☆ 有馬記念
・果敢なウマ娘(■サンライズフラッグ)…98年鳴尾記念☆ 宝塚記念 有馬記念
・腕白なウマ娘(■シルクジャスティス)…97年ジャパンカップ 有馬記念☆
関連イラスト
関連項目
エアギャルーヴ:前述のギャルと呼ばれていた逸話に掛けた二次創作ネタ。
同期(96世代)
・シンコウウインディ(ウマ娘):クラスメイト。史実ではダート馬のため対戦なし
・バブルガムフェロー(ウマ娘):史実では97年秋天で熾烈なデッドヒート
エア冠(同馬主)
・エアメサイア(ウマ娘):馬主&調教師&主戦騎手が同じ
・ダンスリムリック:『スターブロッサム』に登場。モデル馬エアダブリンとは同馬主・同父。
・ジハードインジエア:アニメ1期に登場。モデル馬エアジハード
伊藤雄二厩舎繋がり
・※ウイニングチケット(ウマ娘):トニービン産駒繋がり
・※ダンスリムリック(エアダブリン):馬主&トニービン産駒繋がり
・ファインモーション(ウマ娘):栗東寮のルームメイト
・エアメサイア(ウマ娘):馬主繋がり
血縁関係
【父系(トニービン系)】
・トニビアンカ:モチーフは父トニービン 『ウマ娘シンデレラグレイ』に登場
- トニービン産駒
- ウイニングチケット(ウマ娘)
- ノースフライト(ウマ娘)
- ロイスアンドロイス(ウマ娘)
- ジャングルポケット(ウマ娘)
- ハープアルファ:モデルはベガ ユキノビジン&ノースフライト育成に登場
- ダンスリムリック(エアダブリン)
- ファイナルサード:モデルはオフサイドトラップ 『スターブロッサム』に登場
・トーセンジョーダン(ウマ娘):ジャングルポケット産駒(父父トニービン)
【母系(ダイナカール牝系)】
・秋川やよい:元ネタとされるノーザンテーストはダイナカールの父(母父)
・エアグルーヴの母:元ネタとされるダイナカールは母
- エアグルーヴ産駒
・ドゥラメンテ(ウマ娘):史実では母母と孫の関係、アドマイヤグルーヴの第6仔(ラストクロップ)
その他
赤木剛憲:所々の口調が赤木と近い。誰が呼んだか『ゴリグルーヴ』。
外部リンク
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