Yes Lolita No Touch!!
概要
ロリータ・コンプレックスとは、
「ローティーン（13～15歳）付近や未満の女性を好む」ことを意味する。
ウラジーミル・ナボコフの小説『ロリータ』において、主人公の男性が12歳の少女「ロリータ」を恋愛・性愛の対象としたことになぞらえて作られた言葉である。
一般的には略してロリコンと呼ぶ。
派生語として、「ローティーン未満の男性を好む」ことをショタコンという。
用法・用例
ロリータ・コンプレックスは俗語なので明確な定義がないが、現在では思春期以前の幼い少女を特別に好むこと、およびそうした人の事を指すことが多い。
ただし、1970年代に日本で「ロリコン」という語が流布され始めた当初は、18歳未満全体がロリータの範疇に入った。1970年代の、『ルパン三世 カリオストロの城』や、1980年代の『シティーハンター』では、ハイティーンの少女に対して性愛的な感情を抱いている場面で“ロリコン”の言葉を使っている。1990年代前半くらいまでの“ロリコンゲーム”“ロリコンマンガ”には、普通に制服を着たJKが出ている。
現在でもJK好きがロリコンと称される事もある。(民法の成人年齢の18歳への引き下げ及び刑法の未成年者略取誘拐罪の18歳未満への引き下げ後も少年法(少女)や母子及び父子並びに寡婦福祉法(女児)は20歳未満が維持されている。)16歳〜17歳くらいの少女は「成人済みに似ているから」好むか、「18歳未満だから」好むかで作中の描写に差が出る。
男女逆にも言えるが「好きな女性がたまたまその年齢だったか」「男性が普段（全員ではなくても）同性や同世代に仲間として優しいか」の描写も印象を左右し、コスプレものでも実在する制服を使ったものはセンシティブとされやすく、実在しないアニメキャラのコスプレとは訳が違う。
「まだ女子中高生で、フリーの女の子率が高いから」（泥沼を緩和する存在として）好きか「恋愛用の女性として」（無条件で大人の男性に寵愛される存在として）好きかも印象を左右する。
年齢に関わらず、ぶりっ子（受け）や魂の宿ったぬいぐるみのキャラクターが子どもや猫に近い絵柄で描かれることがあるが、男性が愛しい年頃の女性を「ベイビー」「子猫ちゃん」などと呼ぶのはそこから来ている（年頃の女性をフィクションの赤ちゃんや小動物に例えているに過ぎない）。
学園パロディが人気の理由として、「恋愛しない・年齢が近い・扱いが平等な男女が半々ずついる」「（フィクション特有のデザイン含み）制服が萌え属性」というものがあり、現実との相似性と登場人物の年齢“以外”が受けている理由である。
創作物では男女を簡単に見分けられる様に大きな骨盤など成人女性特有の身体的特徴をロリキャラに盛り込むことが多く、且つ現実の少女・幼女に興味がない人も多い為、ロリキャラが好きな人が本当にロリコンかというと一概にそうであるとは言えない。単にかわいい物好きの可能性もある。（ただしロリキャラが好きな人達の通称として用いる事については現状問題はないと思われる。）
合法ロリがロリに含まれるかは意見が分かれる。ほとんどの人が好きなのはロリィタファッションを身にまとった合法ロリだという一説もある。
また、10歳以上年下の成人済み女性を好んでいてもロリコンと蔑視される事が多いが、これは「彼が20歳の時、相手女性は幼女という事だから…」という屁理屈から来ているもので、単に歳の差が大きいという理由で使うのは本来誤用である。
ロリコンとペドフィリア
ロリコンとは本来(12歳から15歳)の少女を対象とした同人世界における「作品ジャンル」を言い、勘違いされがちだが精神医学上には存在しない言葉である。
| 名称 | 対象年齢 | おおよその区分 |
|---|---|---|
| ロリータコンプレックス | 12歳～15歳 | ～中学生 |
| アリスコンプレックス | 7歳～12歳 | ～小学校高学年 |
| ハイジコンプレックス | ～7歳 | 幼女から小学校低学年 |
| ベビーコンプレックス | 0歳～ | 赤ちゃんから幼女 |
他の年齢の幼女の場合と合わせると主にこんな感じに分けられる。
しかしこの区分自体がロリコンブームの絶頂期ぐらいまでのものであり、現在では既に形骸化しており、意図的に分けて使っている人は少ない。
一方、ペドフィリア（小児性愛）は、成人が、思春期前の児童（通常13歳以下）に対して性欲を抱く性嗜好障害である。
よく少女に対する情欲を抱く者をロリコン、もっと幼い幼女に対してはペドフィリアだと勘違いする者は多いが、そもそも全く異なる世界(同人世界と医学世界)における言葉であると共に、ペドフィリアは対象を男児女児問わない言葉であり、混同してはいけない。
参考資料(日本の法律の場合のアウトな年齢)
（強姦）
刑法第百七十六条 不同意わいせつ罪
次に掲げる行為又は事由その他これらに類する行為又は事由により、同意しない意思を形成し、表明し若しくは全うすることが困難な状態にさせ又はその状態にあることに乗じて、わいせつな行為をした者は、婚姻関係の有無にかかわらず、六月以上十年以下の拘禁刑に処する。
一 暴行若しくは脅迫を用いること又はそれらを受けたこと。
二 心身の障害を生じさせること又はそれがあること。
三 アルコール若しくは薬物を摂取させること又はそれらの影響があること。
四 睡眠その他の意識が明瞭でない状態にさせること又はその状態にあること。
五 同意しない意思を形成し、表明し又は全うするいとまがないこと。
六 予想と異なる事態に直面させて恐怖させ、若しくは驚愕させること又はその事態に直面して恐怖し、若しくは驚愕していること。
七 虐待に起因する心理的反応を生じさせること又はそれがあること。
八 経済的又は社会的関係上の地位に基づく影響力によって受ける不利益を憂慮させること又はそれを憂慮していること。
２ 行為がわいせつなものではないとの誤信をさせ、若しくは行為をする者について人違いをさせ、又はそれらの誤信若しくは人違いをしていることに乗じて、わいせつな行為をした者も、前項と同様とする。
３ 十六歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者（当該十六歳未満の者が十三歳以上である場合については、その者が生まれた日より五年以上前の日に生まれた者に限る。）も、第一項と同様とする。
刑法第百七十七条 不同意性交等罪
前条第一項各号に掲げる行為又は事由その他これらに類する行為又は事由により、同意しない意思を形成し、表明し若しくは全うすることが困難な状態にさせ又はその状態にあることに乗じて、性交、肛門性交、口腔性交又は膣若しくは肛門に身体の一部（陰茎を除く。）若しくは物を挿入する行為であってわいせつなもの（以下この条及び第百七十九条第二項において「性交等」という。）をした者は、婚姻関係の有無にかかわらず、五年以上の有期拘禁刑に処する。
２ 行為がわいせつなものではないとの誤信をさせ、若しくは行為をする者について人違いをさせ、又はそれらの誤信若しくは人違いをしていることに乗じて、性交等をした者も、前項と同様とする。
３ 十六歳未満の者に対し、性交等をした者（当該十六歳未満の者が十三歳以上である場合については、その者が生まれた日より五年以上前の日に生まれた者に限る。）も、第一項と同様とする。
つまり、13歳未満の少女相手であればお互いの同意の上での姦淫であっても犯罪(強姦)となり13歳以上16歳未満の場合は5歳以上年上ならばお互いの同意の上での姦淫であっても犯罪(強姦)になる。
余談
- 『ONE～輝く季節へ～』に、ずばり『ローリコン』という名前のコンビニが出てくる。伸ばして読むのが正しい。
関連キャラクター
補足あり
ミジンコやハエでさえもこよなく溺愛する極端な「小さいもの好き(ミニコン)」であり、正確に言えばロリコンではない。
既婚者にもかかわらず、まだ人形遊びに夢中な8~10歳程度の若紫に恋して結婚を強いている模様。
どちらかと言えば「ロリに好かれている」と表したほうが近い。後者はストーリーが進むと公然で俺の嫁宣言してしまう。
いずれもプチ・キャラット限定。
恋愛感情込みで手を出してしまった。
- トラ男（戦闘員、派遣します!）
同時にショタコンでもある。
妹の伊藤千佳と松岡美羽にはツンデレだが桜木茉莉とアナ・コッポラにはデレデレである。
小鳩に対してのみ。
実際はロリを守ろうとしているだけなのだが、別の解釈によりロリコンでは？との疑惑が浮かんでいる。
恋愛感情的意味で。
90年アニメ版限定。他のメディアミックスでは高校生であり、中学生の月野うさぎとの年齢差は3歳差である（90年アニメ版では大学生で、年齢差は約5.6歳差）。未来から来たうさぎとの娘がいる。
厳密にはロリコン呼ばわりは冤罪で、天音（ロリ）の父親の遺志を継いで守っているだけである。と言えば真っ当に感じるかもしれないが、彼は事情が特殊なため、彼の抱く恋愛感情全般はことごとくロリコンとして解釈できてしまう。
こちらもまた特殊事例となる。詳しくはロリ側のエリス(文豪ストレイドッグス)を参照。
詳しい内容は上記のエリスの記事に任せるが、一言で言えば『理想のロリコンと一緒に戦える』。ちなみに森鴎外は「私の守備範囲は12歳以下だよ」と公言している。
ロリコンであると同時に生粋のレズでもある。
作品の性質上、役者に近い。
特にエンジは良くも悪くも子供好き（主に女児）として登場することが多く、この動画では3歳の女児に手を出そうとしていた（ただし動画によってはまともな子供好きや子供嫌いの場合もある）。
一方のテツも、エンジほどではないものの幼少期の頃を想像しながらソラにストーカー行為を働いたこともあった。
一周年記念の動画によると役者がロリコンを演じているようである。上記のエンジやテツと比べるとロリコンとしての登場が最も多い（1,2,3,4,5）。
対象相手が愛と同じ中高レベルな挙句、誰にでも彼女の好きな気持ちとして賑やかに接して友達を作りながら仲良くなるのが上手いタイプなので、小鳥遊同様、厳密的に言っちゃえば彼女もロリコンではない。
- メフィスト・フェレス（青の祓魔師）
好きな異性のタイプが可憐な美少女が好みで、特に未成年女性が好きらしい。
実子にも欲情しているうえ、年下の女の子にもよだれを滴しながら接し、挙げ句の果てには｢幼女は国宝｣と言う始末である。
補足なし
- 長谷川昴（ロウきゅーぶ!）→まったく、小学生は最高だぜ!!
- 羽多野冬子（ロウきゅーぶ!）
- 佐藤幸世（Aチャンネル）
- 九頭竜八一（りゅうおうのおしごと!）
- ディーノ（ブレンド・s）
- 大十字九郎（機神咆吼デモンベイン）→マスター・オブ・ネクロロリコン
- 武市変平太（銀魂）※本人は子供好きのフェミニストを自称しており、ロリコンを否定している（また子からは「それがロリコンだ」と言われているが）。
- メスト・グライダー（FAIRYTAIL）
- 兵部京介（絶対可憐チルドレン）
- 阿良々木暦（物語シリーズ）
- 井上準（真剣で私に恋しなさい!）
- みさいル小野（天からトルテ!）
- ユートニウム博士（パワーパフガールズ）
- 大門忍（貧乏神が!）
- 影男（乱歩奇譚）
- 疾風翔（電撃戦隊チェンジマン）
- ファントム（ハピネスチャージプリキュア!）
- タイガーズ・アイ（美少女戦士セーラームーン）
- 風間大介（仮面ライダーカブト）
- 里見蓮太郎（ブラック・ブレット）
- 水無月遥（快盗天使ツインエンジェル）※公式サイトの漫画ではそういう描写が見られる。なお、本人もロリキャラである。
- トカゲバイキング（仮面ライダーX）
- 三星太陽（ハッピーシュガーライフ）
- 山羊朋也（学園ベビーシッターズ）
- 鴨居つばめ（うちのメイドがウザすぎる!）
- 女戦士（えんどろ〜!）
- 姫様（姫様“拷問”の時間です）
- ベルゼブブ（スライム倒して300年）
- 星野みやこ（私に天使が舞い降りた!）
- 伏原さん（社畜さんは幼女幽霊に癒されたい）
- 夜ノ森紅緒（未確認で進行形）
- 桜衣乃、前原仁菜、小金乙（おちこぼれフルーツタルト）
- ヘンリエッタ（ログ・ホライズン）
- 金山たぐり（つぐもも）※性的に手を出している。それもかなり頻繁に。
- アーク・ロイヤル（アズールレーン）
- 剣持刀也(にじさんじ)
- 小早川稔(はじめてのギャル)
- 三枝久（荒ぶる季節の乙女どもよ。）
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汚物は消毒だ～!!……ロリコンに対する世間の目（アンサイクロペディアより。こちら）。
