概要
猿とは、サル目(霊長目)の哺乳類の総称。
総じて手先が器用で身軽。頭がよく、集団で生活する。
日本では「猿」で統一されているが、お隣の中国では「猿」はチンパンジー等の所謂類人猿を意味し、それ以外は「猴」(こう)と呼ぶ。
英語圏では類人猿をApe、尻尾のあるサルをMonkey、キツネザルの類をLemurと呼称する。
サルの種類
原猿類
新世界ザル
旧世界ザル
- ベルベットモンキー(サバンナモンキーとも呼ぶ)
- パタスモンキー
- ブラッザグエノン(ブラッザモンキーとも呼ぶ)
- ヒヒ(サバンナヒヒとも呼ぶ)
- ゲラダヒヒ
- マントヒヒ
- マンドリル
- ニホンザル
- クロザル
- チベットモンキー
- カニクイザル
- ブタオザル
- アビシニアコロブス(クロシロコロブスとも呼ぶ)
- キンシコウ
- ハヌマンラングール
- テングザル
類人猿
猿に関する言葉
猿回し:猿を使った芸のこと。 猿に芸を仕込んで見せるもの。
犬猿の仲:仲の悪い間柄を、「猿」と「犬」に例えたことわざ。
猿真似:猿が人の真似をするように、むやみに人のまねをすること。下手な物真似。
猿呼ばわり:他人を猿と呼んだり、猿扱いしたりする事。主に罵倒を目的としての場合を指すことが多い。猿は神獣として祭られている国もあるが、有色人種の蔑称とされている。
山猿:山の中に住む猿のこと。転じて、世間知らずで野蛮な人をさす蔑称。ニホンザルの多くは山に住むことからこのような悪口が生まれた。
モンキーレンチ:1800年代、工場の天井付近に張り巡らされた配管を修理していた配管工たちは、油まみれになりながらさながら猿のように飛び回って作業をしていたので「グリースモンキー」と呼ばれていた。
なので、彼らが愛用していた調整式レンチにもモンキーの名前がついたとされている。(もちろん諸説あり)
猿をモチーフにした、或いはネタにされている作品・キャラクターなど
ゴリラモチーフも参照
スーパー戦隊シリーズ
- サルモズー(大戦隊ゴーグルファイブ)
- カメレザルギン(地球戦隊ファイブマン)
- レッドサルダー/バトルサルダー/ゴッドサルダー/サルガミ(忍者戦隊カクレンジャー)
- 宇宙忍猿ザール一族(忍風戦隊ハリケンジャー)
- ナナクサルンバ(爆竜戦隊アバレンジャー)
- 幻獣ハヌマーン拳シュエン(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
- 猿折神(侍戦隊シンケンジャー)
- 宇宙猿サリー(海賊戦隊ゴーカイジャー)
- チケット(烈車戦隊トッキュウジャー)
- エンドルフ(獣電戦隊キョウリュウジャー)
- ザルダン・ホウ(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)
仮面ライダーシリーズ
- オニザル怪人(仮面ライダーBLACK)
- ガイナニンポー(仮面ライダーBLACKRX)
- ザルボ(小説仮面ライダークウガ)
- デッドリマー(仮面ライダー龍騎)
- リョクオオザル/カブトオオザル/ヤマビコ(魔化魍)(仮面ライダー響鬼)
- モンキーボマー(仮面ライダー電王)
特撮
- ゴロー(ウルトラQ)
- ゴーロン星人/猿人ゴリー(ウルトラセブン)
- メタモルガ(ウルトラマンティガ)
- 宇宙猿人ゴリ(スペクトルマン)
- 不死身マシラ(変身忍者嵐)
- 魔女猿(スパイダーマン)
- カエンザルモンスター(宇宙刑事ギャバン)
- ラングール(七星闘神ガイファード)
- 猿の軍団
神話・伝承
文学・絵本・映画等
ゲーム
- ドンキーコング
- デビルロード/キラーエイプ(ドラゴンクエスト)
- スペクターを中心とするピポサル達(サルゲッチュシリーズ)
- ジタン・トライバルに代表されるジェノムたち(ファイナルファンタジー9)
- サルモネラ一家/サルモネラ本舗/サルモネラ元祖/サルモネラス/スカンクス(メタルマックス/メタルサーガ)
- エイプマン(チーターマン)
- ウッキー(ポポロクロイス物語)
- ミーシャ(ポポローグ)
ポケットモンスター
アニメ
- キング・ジュリアン(ザ・ペンギンズfromマダガスカル)
- タータ(ジュエルペット)
- モンキ/モンキ・ドストニー(ザ☆ウルトラマン)
- モンク(十二戦支爆烈エトレンジャー)
- サルのモモ(天使のしっぽ)
- キーたん(えとたま)
漫画
- サイヤ人(ドラゴンボールZ)
- ビチグソ丸(銀魂)
- 猿魔(NARUTO)
- 猿王バンビーナ(トリコ)
- モンモンモン
- パーマン2号(パーマン)
- ソニック(血界戦線)
- 夜叉猿(グラップラー刃牙)
- 柿助(鬼灯の冷徹)
- 西遊妖猿伝
- 大猿王
猿っぽい人
名前引用等
- モンキーレンチとその派生進化(俺タワー)
- THEYELLOWMONKEY
- MonkeyMagic/ゴダイゴ(楽曲)
- ごりらがいるんだ
キャラクターのモチーフとしての扱い
基本主役格扱いが多く、それ以外だと小僧バカ扱いされたり悪知恵働く扱いされていたりする。
関連項目
別表記
外国語