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μ's

みゅーず

μ's(ミューズ)とは、メディアミックス作品『ラブライブ!』に登場するスクールアイドルグループにして、そのキャラクターボイスを担当している9名で構成される声優ユニットである。
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概要編集

メディアミックス作品『ラブライブ!』に登場する9人組のスクールアイドルグループにして、その9人を演じる声優陣で構成された声優ユニットでもある。


グループ名は『電撃G's magazine』誌上でファン公募・投票によって決定した。

考案者は御児勇馬氏。

グループ名にある『ミューズ』という名は、ギリシャ神話の文芸を司る女神達『ムーサに由来する。

グループ名の読みが某薬用石鹸と同じである事から、公式からもよくネタにされている。

一応、販売元からの使用許可は貰っているとのこと。

ちなみに、グループ名に関する公募企画が始まるまでは(タイトル名通りの)「ラブライブ! The School Idol Project」名義だった。


グループカラーはピンク(ラブライブ!フェス等のグッズなどから)。


漫画版編集

ユニット名は、メンバーが勢揃いして「ラブライブ!」へのエントリーを行う際に(漫画版では)穂乃果が勝手に決めたという設定である。


音ノ木坂学院が廃校するという知らせを受けた穂乃果が剣道部の一員として(関東大会で)優勝するも、音ノ木坂への入学希望者が一向に増えなかった。そして、近所の女の子から教えてもらったA-RISEのライブを見た事でスクールアイドル活動を始めた。

その後は(穂乃果の幼馴染でもある)ことり、凛、花陽とともにファーストライブ(※曲はA-RISEのもの)を近所の公園で行うが、付け焼刃で身に付けたダンスは見れたものではなく、通行人からも嘲笑される始末。それを見かねた海未もメンバーとして加入する。

その後は「ラブライブ!」の開催が発表され、参加条件を満たす為に音ノ木の部活動の要件である9人を集めようとしたところ、「ラブライブ!」優勝の副賞として付属していたUTX学院への編入権が欲しい真姫とにこ、部員不足で解散になった超常現象研究会の希、音ノ木をバカにするUTXの生徒会長を見返したい気持ちが強かった絵里が加入し、9人となった。

こうして、部員が9人となったために「ラブライブ!」へエントリーしたが、それが気に入らなかったUTXの生徒会長から「どうせうちのA-RISEに負けるのだから、恥をかく前に辞退すれば?」と因縁をつけられた結果、A-RISEとの三番勝負をする羽目になる(※負けた方が「ラブライブ!」への参加を辞退する)。


アニメ版編集

アニメ版におけるユニット名の由来は、1期8話で絵里と希が加入した際に「占いで出てたんや。このグループは9人になった時、未来が開けるって。だから付けたん。9人の歌の女神『ミューズ』って」(※「文芸」と「歌」の違いはあるが)と希本人が明言したことで、由来に関連付けたユニット名の命名理由が明らかになったのと同時に、(アニメ版における)グループの命名者が希であることが明かされた。


音ノ木坂学院の廃校の報を受けた穂乃果は廃校阻止の手段を思案していた。そこに、街頭ビジョンにて偶然流れていたA-RISEのライブを観た事で音ノ木坂の廃校阻止を実現させる為の切り札になると考えた穂乃果はスクールアイドル活動を始める。

さらに幼馴染のことりと海未も加入し、級友であるヒフミトリオの協力のもと、偶然知り合った真姫に作曲を依頼した。ろくな指導者もいなかったものの、自力でダンスの振付や練習メニューを考え、初ライブで見事に踊り切った。しかし、ライブ会場である講堂には(ヒフミトリオを除けば)後にメンバーとなる6人しかおらず、穂乃果達はスクールアイドルの厳しさを身を以て知ることになった。

その後、かねてからアイドルに興味を持っていた花陽と親友の凛、音楽活動をしたい真姫、一度はスクールアイドル活動を挫折した経験を持つにこ、生徒会コンビの絵里と希が加入し、μ'sは9人体制となった。

第1回「ラブライブ!」は穂乃果の体調不良で棄権を余儀なくされるも、第2回ラブライブ!は順調に勝ち進み、見事優勝を果たす。

「ラブライブ!」本大会で優勝を果たし、3年生組の卒業をもってμ'sは解散……という所に運営側からの要請があり、スクールアイドルが持つ影響力を示す為に海外遠征をこなすも、悩みに悩んだ末に活動を終えることを再度決めた。その後は全国のスクールアイドル全員が素晴らしいということを伝えるために(A-RISEとの合同で)大規模なローカルスクールアイドルイベントを開催し、9人だけのラストライブを行った後はグループを解散、その短い歴史に幕を閉じた。



メンバー編集

クレジット順は、穂乃果→絵里→ことり→海未→凛→真姫→希→花陽→にこ

以下の表は、2年生・1年生・3年生でグループ分けした上で、任意で表記

2年生編集

3年生編集

1年生編集


リーダーは穂乃果。楽曲の作曲は真姫が、作詞については(基本的に)海未が、衣装デザインに関してはことりが担当する。

ライブ前に掛け合う番号は2年生→1年生→3年生の年上からの順。そのため、2年生組の最年長である穂乃果が最初で、3年生組の最年少である絵里が最後になっている。


簡易プロフィール編集

カラーは、ラブライブレード!での色表記(参照)。これとは別に、担当プロデューサーである木皿陽平氏が、台本等で区別しやすくするために設定したカラーがあり、3rdライブで販売されたラブライブレードの凛の色はこれを基準にしている(参照)。



キャラクターアイコン編集

スマホのアクセサリグッズが発売されてからは、各メンバーを象徴するキャラクターアイコンも作られた。

アイコン備考
高坂穂乃果穂むらの「ほ」、μ'sの練習着にも使用されている
絢瀬絵里Яロシア語で「」を意味する
南ことり🐥そのままの意味
園田海未🏹(➶)弓道部に所属している事から
星空凛🐱好きである事から
西木野真姫スター西木野
東條希タロットスピリチュアル
小泉花陽🍚ラブライス!
矢澤にこ😊にっこにっこにー

声優ユニットとしてのμ's編集

各メンバーがそれぞれ異なる事務所に所属しているため、グループとしてのマネジメントは(レーベルと同じ)Lantisが担当している。但し、ファイナルライブ以降はキャスト個人との専属契約は終了している関係上、各イベントごとに出演交渉が必要である。(※あくまで推測ではあるが)

その為、2024年4月に設立されたバンナム統括のSunRiseには虹ヶ咲と同様、マネジメントの対象にはなっていない。


μ'sがデビューした当時、メンバー9人の中で声優として既に活動していたのは南條・内田・三森・徳井の4名のみで、残り5名は本作が声優としては事実上の初挑戦という、2010年代当時の声優ユニットとしては極めて珍しいメンバー構成であった。

そして、本作における声優未経験者の登用という手法は後発のアニメ・ゲーム系声優ユニットでも取り入れられており、μ'sは(その意味でも)2010年代以降に結成される声優ユニットのロールモデルとなったとも言える。


メンバー間の年齢差に関しては、最年長の南條(昭和59年7月生まれ)と最年少の飯田(平成3年10月生まれ。結成当時は未成年(※当時の成人年齢は20歳)だった)とでは7年3か月の差があり、ラブライブ!シリーズの声優ユニットの中ではSaint Snow蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ交代後の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に次いで4番目に大きい年齢差となる。

また、2年生組(新田・内田・三森)・南條・Pileは昭和生まれであるため、シリーズで唯一、昭和生まれのキャストが在籍する主人公スクールアイドルグループでもある。


大ブレイクを果たした現在では考えられないが、プロジェクト初期(※2013年のTVアニメ版開始以前まで)には(コラボカフェに来場した)ファンに名刺風のカードを配布、その場でサインを書くというようなこともしていた。

特に、『ラブライブ!』以外での声優活動がなかった一年生組のキャスト陣は(日韓チャリティーコンサートなどの)アニメと関係ないイベントにも出演したりしていた。このため、「KARIP(久保ユリ、飯田穂、Pile」)という名義を使うことさえあった。

活動のすべてが前例のない手探り状態。それが、当時のμ'sが置かれた状況であった。


活動方針の一つなのかは定かではないが、他のラブライブ!の声優ユニットと違い、ライブの舞台裏がほとんど公になっていない

このため、他のユニットでは恒例になっているワンマンライブのメイキング映像は一切存在していない(1stワンマンライブだけではあるが、(ライブ中にステージのスクリーンに上映する形で)μ'sメンバーの練習風景を見ることができた)。

μ'sも出演した2020年開催の『ラブライブ!フェス』では、他のユニットも出演しているにもかかわらず、メイキング映像がBDに収録されていない(ただし、AqoursのファンクラブCDの特典映像ディスクに、Aqours中心のメイキング映像だけが収録されている)。


2015年4月以降、南條は(持病により)ワンマンライブ(およびラブライブ!フェス)以外のライブパフォーマンスを辞退している。

仮にライブに出演したとしても、出演ステージの数を限るなどして(膝の)負担を減らしている。


来歴編集

キャラクターの発表から遅れること3か月後の2010年9月30日、『電撃G'sマガジン』誌上にて担当声優が発表された。

同時にグループ名を募集し、同年11月30日に「μ's」の名が選ばれた。


その後、半年に1枚のペースでナンバリングシングルを、その間にミニユニットやデュオトリオシングル、ソロアルバムをリリース。

2012年2月に1stライブを開催し、『ラブライブ!』のシリーズアニメ化が発表された。

その約1年後にアニメ版が放送され、全国的に知られるようになった。


2015年5月に発売された2枚目のベストアルバム「μ’s Best Album Best Live! Collection II」がオリコンアルバムウィークリーチャート(同年6月8日付)で初登場1位を獲得。

劇場版の公開日(同年6月15日)が迫っている中での首位獲得となり、アニメキャラクターによるアルバム週間チャートの首位獲得は史上2組目、キャラ名義としては史上初となるアルバム月間総合1位を獲得するという快挙も同時に成し遂げた。


2015年12月31日放送の第66回NHK紅白歌合戦に初出場

翌年の2016年、3月2日のファイナルシングル発売を経て、3月31日4月1日東京ドームで開催されたファイナルライブを以て、2012年から始まったワンマンライブイベントは幕を閉じた。

声優の紅白歌合戦出場と東京ドーム公演は、いずれも水樹奈々氏(※続編あるAqoursメンバー母親役として出演)に次いで史上2組目であり、声優ユニットとしては初である。また、アニメキャラが正規な歌手として紅白歌合戦に出場し、さらに平日の東京ドーム公演(約5.5万人×2日※しかも年度末)を超満員で成功させたのも前人未到の記録である。


一部のマスコミでは「μ's解散」と報道されていたが、公式は「解散」と一度も言っていない。実際、穂乃果役の新田恵海氏は「東京ドームで開かれるファイナルライブですが、解散というわけではないんです」とコメントし、にこ役の徳井青空氏も「集大成となるライブに仕上げます」とコメントした。そのため、解散はデマだったことが明確になった。その為、解散と言うよりは「一時活動休止」になったという方が正しい。

なお、1stシングル発売からファイナルライブ2日目までの活動期間は5年7か月29日である。

その後も、スクフェスにはμ'sの新規カードが絶え間なく追加されており、「ラブライブ!」出演者としての仕事も変わらずに継続している。


μ's再始動へ編集

2017年9月21日に開かれたTGS(東京ゲームショウ)2017のスクフェス発表会にて、新田恵海氏(高坂穂乃果役)が伊波杏樹氏(Aqours高海千歌役)や虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の面々と共に登壇。「ラブライブ!」の出演者としては実に1年半ぶりの登場であった。

その際、18年配信開始予定(後に19年秋に配信開始)のスマホアプリラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS(スクスタ)ゲーム内でμ'sの参戦が正式に告知され、さらに、後日のAqours2ndライブでも新録ボイスによる掛け合いがサプライズとして初披露され、会場はファンの大歓声に包まれた。また、同年に配信予定のパズルゲームぷちぐるラブライブ!においても、寝そべり化したμ'sとAqoursが登場した。


2019年5月30日に行われた『ラブライブ!』9周年記念記者会見にて、新田恵海氏(μ's・高坂穂乃果役)、伊波杏樹氏(Aqours高海千歌役)、そして、大西亜玖璃氏(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会上原歩夢役)の3人が代表として登壇。

その際、来たる2020年1月18・19日にさいたまスーパーアリーナ埼玉県)にて、μ's・Aqours・虹ヶ咲・Saint Snowが出演する3作品合同ライブ「ラブライブ!フェス」を開催するという衝撃の内容が発表された。

μ'sが約4年ぶりに公の場に復活するとあって、Twitterでの世界・トップトレンドを始めとするネット上ではその話題で持ち切りとなり、たとえ時間が経過しようとも根強い支持を受け続ける彼女達の人気の強さを証明した。

さらにシリーズ誕生9周年記念企画として、『ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD』(ラブライブ!ANN)もニッポン放送で放送され、シリーズを跨いだグループ間での共演が実現するに至った。


そして翌年の2020年、3作品のスクールアイドル27+2人が勢ぞろいしたフェスライブイベント『ラブライブ!フェス』が開催。

ここでは各作品の垣根を超えた交流も生まれ、さいたまスーパーアリーナでは異例ともいえる15万人を動員し、ライブは大盛況となった。

なお、南條および久保に関しては、このライブがμ'sとしての最後の活動の場になっており、リアルイベントはもちろん、ラジオやテレビ番組への出演もない状態が続いている(2025年1月現在)。


同年3月25日、シリーズ9周年記念シングルとして「A song for You! You? You!!」を発売。

Music_S.T.A.R.T!!」以来、実に6年半ぶりとなるアニメPV付きのシングルであり、本作のPV制作陣にはアニメ1期~劇場版までを担当していた京極尚彦西田亜沙子室田雄平の各氏が再結集した事で、ファンの間でも話題を呼んだ。


その後も、(各メンバーが多忙なゆえに全員集合とはいかないが)ラブライブ!シリーズ関連のラジオやウェブ番組に(一部メンバーが)ゲスト出演する状況が続いている。



テレビアニメ10周年編集

『ラブライブ!』のアニメ版放送10周年を記念したイベントとして、2024年2月には(歌唱を含む)トークイベント「LoveLive! Special Talk Session」が、3月には「LoveLive! Orchestra Concert」(演奏:東京フィルハーモニー交響楽団)が開催された(※いずれも一部キャストによる出演)。

なお、オーケストラコンサートの2日目にゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2』がサービス終了になったことでスクフェスシリーズ自体が事実上の終焉を迎えたため、ゲームボイスの収録やスクフェス感謝祭への出演という、これまではμ'sメンバーとして定期にやっていた仕事も遂に終了してしまった。


同年10月から、ラブライブ!シリーズ由来の声優ユニットが出演する「ラブライブ!シリーズアジアツアー みんなで叶える物語」が順次開催され、μ'sからは新田・内田・Pileの3名が10月の上海公演と2025年2月の横浜公演に出演。μ'sメンバーによる”ライブイベント”への出演としては4年ぶりとなる。

上海公演では他の出演者とともに「Dream Believers」や「No bland girls」を歌唱。μ'sメンバーが他のスクールアイドルグループの曲を歌ったり、他のスクールアイドルグループと一緒に歌うのはこれが初となる(※ラブライブ!フェスでは、あくまで自分たちの曲だけを歌っていた)。


アジアツアーの合間となる2025年1月には、「LoveLive! Orchestra Concert」の再演を開催した。

アーティストとしての功績編集

μ'sの人気はアニメ業界だけでは留まらない。

アーティスト別のトータルセールス年間ランキング(※オリコン調べ)にて、2014年に13位・15年に8位・16年でも10位と、3年連続国内TOP20以内にランクインしており、音楽業界全体でもトップクラスのセールス額を誇るアイドルグループであるといえる。


なお、オリコンの年間上位には旧ジャニーズの主力グループ48グループなど、超強豪グループが名を連ねるのが当たり前。

そこに、全国ツアーやリリースイベント等を一切行わない『アニメ発のアイドルユニット』が毎回ランクインするのは極めて珍しく、現状でも他に例がない


もちろん、アニメ業界においては(CD・円盤ともに)トップクラスの売上を誇り、ライブ映像の商品に至っては歴代最高記録の上位をほぼ独占している。

これはアニメ業界においてはもちろんのこと、全業界を合わせても比肩するケースは数えるほどしかない。


コンテンツ全体としての支出喚起力は、脅威の423億円(2015年、博報堂DYメディアパートナーズ調べ)。この数値は、2015年における全コンテンツ内で堂々の第1位である。外部リンク

余りにも桁違いなのでイメージがつかない方も多いと思うが、これはSMAPももいろクローバーZ、それにAKB48に代表される日本有数の超人気グループをも遥かに凌駕する数字となる。

しかも、アニメ由来のコンテンツでこの数字を叩き出すのは、まさにレジェンド級の快挙と言っても過言ではない。


CD・ライブBD・コンサート動員力の全てにおいても高い実績を出すと共に、CDとBDで100週以上ランクインするという、アニソン関係では極めて稀な記録も作っている。これはμ'sが最初から売れたわけではなく、地味にコツコツと人気を重ねていった証明でもある。

実際、プロジェクト開始当時にμ'sのメンバーやイラストを見た鷲崎健氏は、「(μ'sは)絶対に売れないと思っていた」と語っている。


μ's名義だけでも毎年のようにコンスタントに数十億円規模の売上を叩き出したその偉業は、輝かしい記録と共に数多くの人の記憶に残り続けている。

その人気ぶりは、(ファンではない人からも)ラブライブ!=μ'sとしてプロジェクト開始から15年近く、ファイナルライブから8年近くが経過した現在でもAqours(2025年6月にフィナーレライブを開催予定)と同等以上に認知されているほどである。

TVアニメ1期にて、伝説の「アイドル伝説」・略して「伝伝伝」という設定が登場するが、まさにリアル伝伝伝のサクセスストーリーを、μ's自身の力とファンの支えによって証明したと言えるのかもしれない。


キャスト編集


ディスコグラフィー編集

なお、ナンバリングされたシングル発売ごとに行われる総選挙にて1位になるとセンターポジションを獲得できる。

当然、PVでもメインの扱いになる。

第3回総選挙については1位のメンバーがセンターポジションを獲得することに加え、上位3名がソロ曲が歌える権利を獲得することができるというものであった。

その他、BDや前売り特典など一般で入手できない楽曲なども含めたディスコグラフィはラブライブ!オリジナル曲一覧を参照。

一般発売されたシングル編集

1stシングル『僕らのLIVE君とのLIFE(C/W 友情ノーチェンジ)』(センターポジション:高坂穂乃果)2010/8/25発売

2ndシングル『Snowhalation(C/W baby_maybe_恋のボタン)』(センターポジション:高坂穂乃果)2010/12/22発売

3rdシングル『夏色えがおで1,2,Jump!(C/W Mermaid_festa_vol.1)』(センターポジション:矢澤にこ)2011/8/24発売

4thシングル『もぎゅっと“love”で接近中!(C/W 愛してるばんざーい!)』(センターポジション:高坂穂乃果)2012/2/15発売

5thシングル『WonderfulRush(C/W Oh,Love&Peace!)』(センターポジション:南ことり)2012/9/5発売

6thシングル『Music_S.T.A.R.T!!(C/W LOVELESS_WORLD)』(センターポジション:西木野真姫)2013/11/27発売


TVアニメ一期オープニング主題歌『僕らは今のなかで(C/W WILDSTARS)』 2013/1/23発売

TVアニメ一期エンディング主題歌『きっと青春が聞こえる(C/W 輝夜の城で踊りたい)』2013/2/6発売

TVアニメ一期第1話挿入歌、第3話挿入歌『ススメ→トゥモロウ/ START:DASH!!(歌はどちらもμ'sではなく二年生組)』( 2013/2/20発売

TVアニメ一期第6話挿入歌、第9話挿入歌『これからのSomeday / Wonderzone』2013/3/6発売

TVアニメ一期第11話、最終話挿入歌『No_brand_girls / START:DASH!!(9人Ver.)』2013/4/3発売

スマホ用ゲームスクールアイドルフェスティバルオープニング曲『タカラモノズ / Paradise_Live』2014/1/29発売


TVアニメ二期オープニング主題歌『それは僕たちの奇跡(C/W だってだって噫無情)』 2014/4/23発売

TVアニメ二期エンディング主題歌『どんなときもずっと(C/W COLORFUL_VOICE)』2014/5/8発売

TVアニメ二期第3話挿入歌『ユメノトビラ(C/W SENTIMENTALStepS)』2014/5/28発売

TVアニメ第5話挿入歌、第6話挿入歌『Love_wing_bell / Dancing_stars_on_me!』2014/6/11発売

TVアニメ第12話、最終話挿入歌『KiRa-KiRa_Sensation! / Happy_maker!』2014/7/9発売

PS Vita用ゲームスクールアイドルパラダイスオリジナル曲『Shangri-La_Shower(C/W るてしキスキしてる)』2014/10/1発売

電撃G'sマガジン誌上連載企画「みんなで作るμ'sの歌」コラボシングル『ミはμ'sicのミ(C/W Super_LOVE=Super_LIVE!)』2015/4/22発売


劇場版ラブライブ!挿入歌1『Angelic_Angel/Hello,星を数えて(星空凛、西木野真姫、小泉花陽)』 2015/7/1発売

挿入歌2『SUNNY_DAY_SONG/?←HEARTBEAT(矢澤にこ、東條希、絢瀬絵里)』 2015/7/8発売

挿入歌3『僕たちはひとつの光/Future style(高坂穂乃果、南ことり、園田海未)』 2015/7/15発売


スマホ用ゲームスクールアイドルフェスティバル第二弾オープニング曲『HEART_to_HEART! / 嵐の中の恋だから』2015/10/28発売


ファイナルシングル『MOMENT_RING(C/W さようならへさよなら!)』2016/3/2発売

ニューシングル『A Song for You! You? You!!』2020年3月25日発売

アルバム編集

・ベストアルバム『μ's Best Album Best Live! collection』 2013/1/9発売

※1st~5thシングルまでの全10曲、Pritemps・BiBi・lily whiteの1stシングルの全6曲、コンビ・トリオ及び各メンバーソロ楽曲の全13曲、Webラジオのテーマ曲全2曲を収録。(※「Solo Live!」にてリリースされた園田海未ソロ曲「私たちは未来の花」、南ことりソロ曲「スピカテリブル」、高坂穂乃果ソロ曲「愛は太陽じゃない?」「もうひとりじゃないよ」の4曲は未収録)

ユニットの創設期から円熟期に至るまで、μ's自身の躍進の軌跡を象徴するという(ある意味で)重要な役割を果たしたアルバム。

そこまで派手にセールスをあげたわけではないが、2013年1月から放送されたアニメ1期のヒットによって発生したブームの波に乗るなど、近年のアニソン関係では稀ともいえる驚異の粘り腰で長期間売れ続けた。

その記録は、オリコンの週間チャートランクイン数において連続147週累計176週という凄まじいロングセラーであり、延べ3年と5ヶ月間絶え間なく売れ続けたという驚異のスタミナは、全アニソン史上でもトップの長さを誇る(※2017年10月現在)。

イベント・ライブチケットあるいはゲーム内シリアルコード等の販促特典無しで、積み上げた枚数は実に初週売上の16倍に及ぶ累計14.5万枚以上にのぼり、グループの人気上昇を陰で支え続けた、コンテンツ全体とっても深い意味合いを持つ1枚。

初めて『ラブライブ!』に触れる初心者にオススメなアルバムにして、初期楽曲群の集大成とも言えるアルバムである。


・ベストアルバム『μ’s Best Album Best Live! Collection II』 2015/5/27発売

※前作『μ's Best Album Best Live!』の続編。アニメ版の放映開始から発売された楽曲はほぼ全て網羅。一期・二期のOP・ED曲(c/w含む)および、劇中歌20曲(※この内の一曲は同曲の別バージョン)、6thシングルの2曲、スクフェス用に制作されたオリジナル曲の2曲、Pritemps・BiBi・lily whiteの2nd~3rdシングル収録曲の全12曲、スクパラ用のオリジナル曲(c/w含む)2曲に加え、スクパラ用に制作された既存曲のリミックス8曲を収録。

ただし、BD特典のμ'sオリジナルソングCDや特定のアニメ専門ショップのBD購入特典のオリジナルCD収録曲は未収録。

μ'sというグループの知名度を拡大させる基盤を築いた記念すべき1枚。

前作の地道な積み上げによって高まったエネルギーを一気に解放するような形で、強豪一般アーティストとの熾烈な勝負に競り勝ち、初週8.5万枚という当時の自己最高初動で、念願の週間総合1位を獲得

この快挙が後の劇場版の動員や興行収入、それに映画シングルの大ヒットやテレビ出演等の機会も飛躍的に増え、ひいては一般層にもμ'sというグループ名が知られるきっかけにもなった。

こちらもイベントチケットやシリアルコード等の特典は一切付属せず、前作の初回限定版に付属していた映像特典すらも同梱されていないアルバムであるが、累計枚数で15.2万枚以上のセールスを記録し、シリーズ史上における歴代最高売上枚数となっている。

なお、ラブライブ!シリーズの始動から10年以上が経過した2024年時点においても、シングルでは後輩が獲得しながらも、アルバムでの週間総合1位獲得は本作が唯一であり続けており、売上枚数においては2025年現在でも塗り替えられていない。


・『μ’s Memorial CD-BOX「Complete BEST BOX」

2016年4月の告知以降は長らく詳細が途絶えていたが、シリーズ9周年にあたる2019年12月25日に発売。

内容は12枚組で税込35000円という、コアファン向けの超高額のためそこまで多く市場に出回っておらず、メーカー限定生産品となっている。

収録曲は前作2枚のベストと重複してはいるが、それぞれのディスクの構成が違っており、アニメ以前からの時系列順、ブルーレイ特典曲、映画シングル、各ユニット別といったように区分が変更された上で、全ての曲を網羅しているBOX。

また、収納箱は2020年発売のシングルが同梱できるようにデザインされている。


μ's内ユニット編集

2011年~編集

2011年に下記の3ユニットが形成。シングル第1弾が発売された。

Printemps(プランタン)編集

センシティブな作品

高坂穂乃果(リーダー)、南ことり、小泉花陽の王道乙女系ユニット。

1stシングル『Love_marginal(C/W sweet&sweet_holiday)』 2011/5/25発売

2ndシングル『Pure_girls_project(C/W UNBALANCED_LOVE)』 2013/8/21発売

3rdシングル『永遠フレンズ(C/W 小夜啼鳥恋詩)』 2014/11/12発売 ※当初は10/29発売予定だったが諸事情により二週間延期。

4thシングル『WAO-WAO_Powerful_day!(C/W NO_EXIT_ORION)』 2015/11/25発売


BiBi(ビビ)編集

BiBi / 僕ラブ7

絢瀬絵里(リーダー)、西木野真姫、矢澤にこの華やかモデル系ユニット。

1stシングル『ダイヤモンドプリンセスの憂鬱(C/W ラブノベルス)』 2011/6/22発売

2ndシングル『Cutie_Panther(C/W 夏、終わらないで。)』 2013/7/24発売

3rdシングル『冬がくれた予感(C/W Trouble_Busters)』 2014/12/24発売

4thシングル『錯覚CROSSROADS(C/W PSYCHIC_FIRE)』 2016/1/20発売


lily_white(リリーホワイト)編集

Lily White

園田海未(リーダー)、星空凛、東條希の天然元気系ユニット。

1stシングル『知らないLove*教えてLove(C/W あ・の・ね・が・ん・ば・れ!)』 2011/7/27発売

2ndシングル『微熱からMystery(C/W キミのくせに!)』 2013/6/26発売

3rdシングル『秋のあなたの空遠く(C/W ふたりハピネス)』 2014/11/26発売

4thシングル『思い出以上になりたくて(C/W 春情ロマンティック)』 2015/12/23発売


2012年編集

2012年4月から4か月連続で、コンビ・トリオのシャッフルユニット楽曲のリリースを発表(ことほのうみにて)

コンビ・トリオシャッフルユニット楽曲以外にそれぞれのソロ楽曲も収録。


4月25日 高坂穂乃果&星空凛の元気ハツラツコンビ編集

Spectacle♡Lovers

Mermaid_festa_vol.2 ~Passionate~(C/W Someday_of_my_life/高坂穂乃果、恋のシグナルRin_rin_rin!/星空凛)』


5月23日 東條希&矢澤にこのラブリーボイスコンビ編集

200

乙女式れんあい塾(C/W まほうつかいはじめました!/矢澤にこ、純愛レンズ/東條希)』


6月27日南ことり&小泉花陽のロマンチック乙女コンビ編集

ねぇ 一つだけ聞いていい? 私の事…

『告白日和、です!(C/W ぶる~べりぃ♡とれいん/南ことり、孤独なHeaven/小泉花陽)』


7月25日 西木野真姫&園田海未&絢瀬絵里のクール&ビューティートリオ編集

soldier game

soldier_game(C/W Daring!!/西木野真姫、勇気のReason/園田海未、ありふれた悲しみの果て/絢瀬絵里)』


ソロアルバム編集

2011年から開始した、各メンバーのソロプロジェクト。μ'sの楽曲を個人でセルフカバーした楽曲で構成されたアルバム形式で発売。メンバー毎に必ずサブタイトルがアルバムに付けられている。

オリジナル曲以外の収録曲のタイトルは、末尾に「(〇〇 MIX)」(〇〇はメンバーの英文表記。穂乃果なら「HONOKA」)が付記されている。


Solo Live!編集

収録曲は「僕らのLIVE君とのLIFE」から「Mermaid festa vol.1」まで。

一般販売組編集

第三回総選挙の結果で上位三名のみがオリジナル楽曲収録のソロアルバムが一般発売される権利を得られた。結果は以下の通り。

※()内がオリジナル楽曲。なお、総選挙1位の穂乃果のみオリジナル曲が2曲与えられている。

園田海未/『海色少女に魅せられて』(「私たちは未来の花」) 2011/11/23

南ことり/『ことり Lovin' you』(「スピカテリブル」) 2011/12/14

高坂穂乃果/『ほんのり穂乃果色!』(「愛は太陽じゃない?」「もうひとりじゃないよ」) 2012/1/11


会場・オンライン限定組編集

残り6人のSolo Live!もμ’s First LoveLive!の会場物販で以下6枚セットの「ラブライブ!μ’s Memorial BOX Solo Live! Collection」として限定販売。

その後好評を得て、通販サイト「ランティスマート」(現「アスマート」)で単体販売されている。


絢瀬絵里/『Beloved Ellie』

星空凛/『THE BRILLIANT STAR☆』

西木野真姫/『TRUE DIVA』

東條希/『ノゾミ♪カナエテ』

小泉花陽/『あなただけの太陽になりたい』

矢澤にこ/『スマイル・フォー・ユー』


Solo Live!Ⅱ編集

前回と違い、メンバ一全員のソロ版が一斉に発売された。

収録曲については、「もぎゅっと“love”で接近中!」から「START:DASH!!」まで。オリジナル楽曲の収録はなし。

また、9枚のCDに特製ボックスとブックレットがセットになった「ラブライブ!Solo Live! collection Memorial BOX II」も同時発売された。

サブタイトルについては、いずれも各メンバーのパーソナルカラーに準拠している。


高坂穂乃果/『orange cheers!』

絢瀬絵里/『アイス・ブルーの瞬間』

南ことり/『純白ロマンス』

園田海未/『蒼の神話』

星空凛/『Ring a yellow bell』

西木野真姫/『SCARLET PRINCESS』

東條希/『バイオレットムーン』

小泉花陽/『若草のSeason』

矢澤にこ/『ももいろ♡えがお』


Solo Live!Ⅲ編集

2018年3月28日発売。

告知自体は2016年3月31日・4月1日開催のファイナルライブのチラシでされており、実に2年かけて発売にこぎ着けたことになる。

μ's名義としては「MOMENT RING」以来、2年ぶりのリリースとなる。

収録曲は「Music S.T.A.R.T!!」から「さようならへさよなら!」まで。オリジナル曲はなし。

メンバー単体でも3枚組、Box版は驚異のCD枚27組285曲収録の超特大ボリューム。

サブタイトルはすべて、「Memories with 〇〇」(〇〇はメンバーの名前の英文表記が入る。穂乃果なら「Honoka」)で統一されている。


Solo Live! collection Extra編集

2019年10月25日発売の「ラブライブ!9th Anniversary Blu-ray BOX Forever Edition」に同梱。後にダウンロード版も販売された。

テレビアニメ版BDの特典曲のうち、ソロ曲を除く曲のソロバージョン。

CDではメンバーごとの販売はないものの、ダウンロード版ではメンバーごとのアルバム(サブタイトルはなし)として販売されている(単品だけの購入も可)。


ライブイベント編集

声優が本業でなかったり、声優や歌手としての仕事が多忙なメンバーもいたため、メンバー全員を集めてライブを行うのがスケジュール的にも難しく、μ'sのワンマンライブは(基本的には)年に一度、さいたまスーパーアリーナなどの大型会場で開かれるのが限度となっていた。

実際、TVアニメ1期の放送前に行われたニューイヤーライブでは、南條がスケジュール多忙を理由に欠席して8人での開催となり、4th以降からは(あまりに人気が出すぎたので)2days開催が当たり前のようになった。

その他、アニメロサマーライブなどのライブイベントにも出席した事があった。ラブライブ!シリーズのキャストによるライブ・イベント出演のありとあらゆる形がこの時に形成されていったと言える。

2016年のファイナルライブ後は、基本的に(ラブライブ!フェスを除いて)一部メンバーでの出演が主となっている。

詳しくはラブライブ!シリーズのライブイベント一覧#μ’s(ラブライブ!)を参照。


カップリング編集

ファンの間ではμ'sのメンバーを使った『ラブライブ!』の二次創作が行われている。

μ'sは全員女性であるため、カップリングを作ると必然的に百合になる。

原作ではメンバー同士仲良くしているが、あくまで友情であり同性愛には至っていないため、百合・GLは二次創作である。


後世での神格化編集

前述した通り、アニメ由来のコンテンツとしては規格外の市場規模を誇るラブライブ。

その元祖となったことから、後続のスクールアイドル達からは神格化されている模様。

事実、続編『ラブライブ!サンシャイン!!』のアニメ版では、youtubeらしき媒体にてユメノトビラの再生回数が173万回と記載されており、(この事実だけでも)μ'sが未だに非常に高い人気を誇っていることが分かる。


その名が直接的に出されることは少ないものの、Aqours高海千歌黒澤ダイヤ(※アニメ版)、Liella!唐可可米女メイ蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ乙宗梢から言及される描写が見られており、各作品において「レジェンドスクールアイドル」や「廃校から救った伝説のスクールアイドル」などの言い方で示唆されている。


ラブライブ!のカップリングタグ一覧



関連イラスト編集

ラブライブ!ユメノトビラ!❤️ラブライブ❤️二期記念!!カフェメイドμ'sA song for you! you? you!!マフィアμ'sラブライブ!


関連タグ編集

ラブライブ! 国立音ノ木坂学院 スクールアイドル

μ'sの練習着 ラブライブ!6周年 ラブライブ!10周年 みんなで叶えた物語

Aqours

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

Liella!

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

椿咲花女子高等学校

滝桜女学院(スクールアイドルミュージカル)

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