EXVS、機動戦士ガンダム エクストリームバーサスとは、バンダイナムコゲームスから発売・稼働されたチームバトルアクションゲーム。
機動戦士ガンダム vs.シリーズの9作目である。
概要
前シリーズ『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』及び続編の『ガンダムVS.ガンダムNEXT』に引き続いてのガンダムシリーズの主要モビルスーツによる、シリーズによって異なる世界観を超越・集結したオールスター(クロスオーバー)的作品。
『エクストリーム』とは、「過激な、極端な」という意味。
本作のテーマは「極限進化」。プレイステーション3互換基板のSYSTEM357を使用したゲームは本作で4作目となる。2011年12月1日に、PS3版が発売される予定。
新要素
今作は『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』では初となる要素を複数搭載している。
ICカード
戦績データ・CPU戦のステージごとのハイスコアの保存や後述のライブモニターでの試合リプレイの検索などができる。また、カード1枚で全機体を使用(大半の対戦格闘ゲームにおけるICカードとは違い使用機体の固定はない)でき、戦闘して得られる「ガンダムポイント(GP)」を下記の携帯サイトで消費・購入(もしくはレンタル)することが出来る。ICカードは度数消費型で、対戦1回、もしくはCPU戦1回終了ごとに度数が消費されていくシステムとなっている。
ICカードの使用度数は500回。
携帯サイト『ガンダムVS.モバイル』
いわゆる公式サイト。iモード、EZweb、Yahoo!ケータイに対応している。ICカード記載のコードを入力することで登録でき、以下のことができる。登録すると1か月につき315円(税込)の情報料が必要[。なおスマートフォン(どの携帯端末キャリアのすべての機種で)、EMnetには現時点では対応していない。
ゲージデザインの変更
戦闘中に表示される戦力ゲージやブースト・エクストリームバーストゲージなどのゲージ類のデザインを100種類以上から選ぶことが可能。なおデザインの変更は一括のみ。
プレイヤーナビ
作品ごとの有名・人気のあるキャラクターを「プレイヤーナビ」として採用でき、戦闘後やブランチバトルコースのステージ選択時に戦評などをしゃべる。プレイヤーナビはレンタル形式となっており、レンタルできる期間は7日間と14日間の2種類設定されている(費用については7日間で2回レンタルするより14日間で1回レンタルする方が安くなっている)。採用できるプレイヤーナビは「30人以上」用意されているとしている。
ナビゲーターキャラ一覧
オードリー・バーン(機動戦士ガンダムUC)(キャンペーンのみ)
ミーア・キャンベル(機動戦士ガンダムSEEDDESTINY)
ストーカー(機動武闘伝Gガンダム)(『PREMIUM DOGFIGHT』のキャンペーンのみ)
リリーナ・ドーリアン(新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz)
その他
タッグ編集、タッグエフェクト - 特定プレイヤーと協力して対戦するときにチーム名が表示される。またタッグエフェクトを購入することで戦闘開始前に演出を入れられるようになる。
エクストリームバースト
『連合vs.Z.A.F.T.II』までにおける覚醒システムの発展版。攻撃を受けたり撃墜されるなどの条件で増加するゲージをため、ゲージが半分以上たまった状態で射撃 + 格闘 + ブーストの3ボタン同時で発動する。一定時間機体性能が強化され弾数やブーストゲージが回復し、ゲージ満タン時に発動するものは被攻撃時に強制的に攻撃の硬直をキャンセルできるなどの特徴は『連合vs.Z.A.F.T.』シリーズの覚醒と変わりないが、今回は機体によっては発動中に再び射撃 + 格闘 + ブーストの3ボタン同時押しをする事で特別な攻撃・「覚醒技」ができる機体や、発動中は一部の武装が強化されたりする機体もある。
CPU戦
今回のCPU戦は4種類のコース(Rev.L時点ではサバイバルバトルコースは未実装)から1つを選択してプレイする。
トライアルバトルコース
難易度の低い全5ステージ、一本道構成のコース。慣れない機体や追加された機体の操作の練習に向いている。
ラスボスは、ヒイロ・ユイが搭乗するウイングガンダムゼロカスタムで、ヒイロのお供としてロックオン・ストラトスが搭乗するケルディムガンダムが登場する。
ブランチバトルコース
現時点のCPU戦のメインモード。全8ステージ構成。開始時やステージクリア後に難易度の異なるA - Dの4つのステージ候補から1つを選びプレイする。ステージ3・7はターゲット戦、ステージ6は中ボス戦(基本はルイス・ハレヴィが搭乗するレグナント、後述のEXシーンステージではAルートではフル・フロンタルが搭乗するシナンジュ、Bルートではデュオ・マックスウェルが搭乗するガンダムデスサイズヘルカスタム、Cルートでは東方不敗マスター・アジアが搭乗するマスターガンダム、Dルートではラウ・ル・クルーゼが搭乗するプロヴィデンスガンダム、Eルートではトビア・アロナクスが搭乗するクロスボーン・ガンダムX1フルクロスが登場。)、最終ステージはエクストリームガンダム戦。
Rev.B11から「EXシーン」と呼ばれる、特定の条件を満たすと出現する難易度の高いステージが登場するようになった。
更に、超難易度のEルートも登場。こちらはE-1が存在しない。
シチュエーションバトルコース
Rev.Fにて実装されたモード。全8ステージ構成。
各ステージごとに決められたMSに搭乗し、敵MSを倒すモード。
ラスボスはハマーン・カーンが搭乗するキュベレイ、シャギア・フロストが搭乗するガンダムヴァサーゴチェストブレイク、ギム・ギンガナムが搭乗するターンX。いずれも常時覚醒状態である。
サバイバルバトルコース
現時点では未実装で今後のアップデートで実装予定。
トライアルミッション
家庭版のみに存在する特殊コース。
前作の「NEXT PLUSモード」と同様、ここでしか登場しないCPU専用機体が存在する。
登場作品
機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン(CCA-MSV)
劇場版機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer
登場する機体
【プレイヤー機体】
クロスボーンガンダムX1改 クロスボーンガンダムX2改 クロスボーンガンダムX1フルクロス
ウイングガンダムゼロEW版 ガンダムヘビーアームズ改EW版 トールギスⅢ ガンダムデスサイズヘルEW版
ストライクガンダム フォビドゥンガンダム プロヴィデンスガンダム ラゴゥ
ストライクフリーダムガンダム インフィニットジャスティスガンダム デスティニーガンダム ガナーザクウォーリア
ガンダムエクシア ダブルオーガンダム ケルディムガンダム スサノオ
【ボス機体】
家庭版
【プレイヤー機体】
ガンダムデュナメス ガンダムアストレイブルーフレームセカンドL Hi-νガンダム
【CPU専用】
ガンダムMk-Ⅱ アッシマー リック・ディアス 量産型キュベレイ ギラ・ドーガ ゲドラフ
デスアーミー サーペント ガンダムアシュタロンハーミットクラブ マヒロー
シルバースモー ジン バクゥ M1アストレイ シラヌイアカツキ
GN-X オーバーフラッグ アヘッド GN-XⅢ 陸戦型ガンダム
ホワイトベース アーガマ アドラステア アークエンジェル プトレマイオス2
【ボス機体】
ディビニダド GNアーマーTYPE-D クィン・マンサ サイコガンダムMk-Ⅱ ラフレシア