基礎データ
全国図鑑 | No.0078 |
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カントー図鑑 | No.078 |
ジョウト図鑑(GSC) | No.202 |
シンオウ図鑑 | No.091 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.207 |
ガラル図鑑 | No.334 |
カンムリ雪原図鑑 | No.106 |
ヒスイ図鑑 | No.024 |
ローマ字表記 | Gallop |
ぶんるい | ひのうまポケモン |
タイプ | ほのお |
たかさ | 1.7m |
おもさ | 95.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性1 | にげあし:野生ポケモンとの戦闘で必ず逃げられる |
特性2 | もらいび:ほのおタイプの技のダメージと効果を無効にし、以後、自分がほのお技を使う際に攻撃と特攻が1.5倍になる。ほのおタイプのポケモンの出現率が上がる |
隠れ特性 | ほのおのからだ:直接攻撃をした相手を30%の確率でやけど状態にする。手持ちにこの特性を持ったポケモンがいる場合、タマゴの孵化歩数が半分になる |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称
英語 | Rapidash |
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ドイツ語 | Gallopa |
フランス語 | Galopa |
韓国語 | 날쌩마 |
中国語(台湾国語) | 烈焰马 |
中国語(広東語) | 烈焰馬 |
進化
ポニータ → レベル40でギャロップ |
リージョンフォーム
ぶんるい | いっかくポケモン |
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高さ | 1.7m |
重さ | 80.0kg |
タイプ | エスパー/フェアリー |
特性1 | にげあし |
特性2 | パステルベール:場にいる味方ポケモンがどく状態にならなくなる。既にどく状態であっても、この特性持ちが場に出ると回復する |
隠れ特性 | きけんよち:相手のポケモンが自分に対して「こうかがばつぐん」になる技、一撃必殺技、「じばく」「だいばくはつ」を持っているかどうかが分かる |
『ポケモン剣盾』から登場する、ガラル地方の環境に適応して姿を変化させたギャロップのガラルのすがた。
概要
ポニータがLv.40になると進化する。進化したことで子馬から大人の馬に成長を遂げる。炎のような鬣を持つ、ユニコーンのような姿をしている。
名前の由来は、馬が全速力で走る時の走り方を表す用語【襲歩(しゅうほ、gallop)】と思われる。ジュゴンなどと同じく、初代限定のそのまんまなネーミングが特徴。
早く動くものを見ると競争したくなる習性を持っており、鬣が燃え盛るとされているが、基本的には草原でのんびりしている。
最初の頃は新幹線と同じ時速240キロで走る、と書かれていたが新幹線の方の技術革新により、今や「時速240キロ」の方しか残っていない。
設定上の走行速度は進化前の方が遥かに速いという小ネタがある。初期の攻略本『ポケットモンスター図鑑』ではポニータの代わりに東京タワーを飛び越えているあたり進化前にできたことは当然可能なのだろう。
しかしながら、たったの10歩で240キロに達し、駆け抜けている際には足が地面にほとんど触れていないなど、生き物として走行速度のスペックが高いのは明らかである。群れのリーダーは特に足の速いものがなると言われている辺り、240キロは種族の平均的な走行速度と考えるのが自然か。リーダーはスピードの加減や行き先を決める役割を持つという。
ポケモン世界では東海道新幹線に当たるものとして『リニアモーターカー』が実用段階であり、競争した場合はどちらが速いのかは不明である。
『LEGENDSアルセウス』の図鑑説明によれば、1日半でヒスイ地方の大地を横断できるとのことだが、ヒスイ地方の中央部は険しい山岳地帯であり、ギャロップはとても山岳地帯を駆け抜けられるような体構造ではないので、信ぴょう性には乏しい。あくまでも、ヒスイ地方の大地が全て平地だったと仮定した場合の記述と考えれば辻褄は合う…はず。
ヒスイ地方を(渡島半島を除いた)北海道に置き換えると、東側は関東付近で洞爺湖(シンジ湖あたり)付近が近畿地方北部(京都から滋賀)あたりの距離になる(参考元:「北海道ファンマガジン」2020/05/15)。参考までに比較対象である新幹線(今回はJR東海道新幹線「のぞみ」を対象にした)を利用した場合、約2時間ほどで目的地に到着する。よって、ギャロップのスピードを持ってすれば確かに1日半で横断するのは容易いと言える。
ポケダン第1作でも「本気で走れば新幹線より速いのだ!」と述べているが、ポケダン世界のどこに新幹線があるのかは謎。
なお、同じ馬系であるゼブライカと(設定的には)どっちが速いのかは不明で、図鑑説明上ではギャロップの方が速そうだが、残念な事にゲーム上の数値ではゼブライカが上回っている(そちらの図鑑説明でも速さが稲妻に例えられるあたり、瞬発力ではゼブライカに軍配が上がるようだ)。
色違いは進化前と共に身体から燃え盛っている炎が青色になっており、非常に人気が高い。
ゲームでの特徴
- 設定での生息地は草原なのだが、ゲームではシロガネ山やハナダの洞窟、28ばんどうろ、ともしびやまなど洞窟か山系のダンジョンで出現する傾向にあった。山道はともかく、洞窟って…。屋内に出現する進化前といい生態に矛盾した謎の多いポケモンであった。
- 世代が進むにつれ、生態にあった場所にも出現するように。第5世代では草原地帯の12ばんどうろ、『LPLE』では急サイクリングロードである17ばんどうろ、『LEGENDSアルセウス』では蹄鉄ヶ原に出現。
- 特にLEGENDSではオヤブン個体が序盤の時点でも出現する。仕様を知らない初心者が戦いを挑んで負けたという例もザラにあるのでレベル上げは怠らないように…。
- 序盤時点でポニータが捕獲でき、ここでも貴重なほのおタイプである事に変わりなく、進化させれば優れた素早さと攻撃力でほのおタイプのエースアタッカーになってくれる事間違いなし。
- 『ダイヤモンド・パール』においては、シンオウずかんでほのおタイプを持つポケモンはヒコザル族かポニータ族しかいないため、最初にヒコザルを選ばなかった場合、ほのおタイプを連れていきたい場合はポニータ族を育てるしかない。
- ストーリーのとあるところでは、はがねタイプ(殆どのタイプの攻撃を半減)を持つ高レベルな野生のポケモンに嫌というほど遭遇するが、肝心のポニータはまともなほのお物理技を高レベルにならないと覚えない。進化するのも御三家ならとうに最終進化を迎えてるLv40とかなり遠い為、使い勝手は悪いと言わざるを得ない。そのため、ほのおタイプをすっぱり諦めるプレイヤーや、GTSでヒコザル族を探すプレイヤーも多かった。
- 一応、プラチナではその点は改善されたが今度はシナリオでデルビル族やブビィ族も現れ、ダイパからのイメージでそちらを選ぶプレイヤーも出ている。まぁ、結局のところは技範囲の広いゴウカザルか他のほのおタイプを入れ替えるかほのおタイプを諦めるかは任意で。
- LPLEでは手持ちに加えるとライドできるようになる。17番道路で粘れば野生個体も手に入るので、移動要員として利用するのもベター。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第1世代 | 65 | 100 | 70 | 80 | ※ | 105 | 420 |
第2世代から | 65 | 100 | 70 | 80 | 80 | 105 | 500 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。リージョンフォームは第2世代以降と同様。
- 素早さが最も高く、次いで攻撃が高いステータスを持つ。だが、第3世代まではほのおタイプの攻撃は全てとくこう依存であり、高いこうげきを生かせるわざが無かったため、あまり戦闘での出番はなかった。
- 特に第1世代での惨状は酷く、自力で「かえんほうしゃ」を覚えない等当時のファイヤーと同様の悩みを抱えており、ほのおタイプの中でも特に不遇であった。高い素早さを活かしての「ほのおのうず」を連打して相手をハメると言う芸当は可能であったが、命中率が70と悪い上に相手が残り1匹の時でないと相手に無償交代を許す事になり、ほのおのうずを連打する事自体が微妙視されていた。(当時は命中率に若干の-補正が掛っており、命中率100でもたまに外れる。命中70の技は殆ど信用出来ないと攻略本に書かれた程である。)
- 寧ろそんな事するより、ポケスタ2のギャンブラーが使用する「ロップギャ」の如く「こうそくいどう」で素早さを高めてからの「つのドリル」を連打した方が強いポケモンと揶揄されてしまうことも。
- 第4世代ではタイプと攻撃依存が分化したが、ギャロップはこの仕様の恩恵を強く受けたポケモンの1匹である。強力なタイプ一致の物理攻撃技「フレアドライブ」を覚えるようになり、わざマニアによって思い出せるわざに「メガホーン」「どくづき」が追加された。高威力の物理攻撃が複数追加されたことで、対戦での地位が一気に向上した。
- なお、第4世代以降は、稀にシュカのみを持っている。
使用トレーナー
ゲーム版
- カツラ:ジムリーダー(カントー)
- ミカン:ジムリーダー(ジョウト)※1
- アスナ:ジムリーダー(ホウエン)
- ジュン:DPpt・BDSPライバル
- オーバ:四天王(シンオウ)
- シン:LPLEライバル
- シゲル:ギャロップマスター
- ペリーラ:ギンガ団警備隊隊長
- キャンデラ:チームヴァーラーリーダー
※1:ポケモンスタジアム金銀
アニメ版
- フウコ(無印33話)
- サンタクロース(無印番外編)
- トシヤ(無印272話)
- アヅミ(AG140話)
- スイート(ミュウツーの逆襲)
漫画版
番外作品
『ポケモンレンジャー』
- 初代でポニータを差し置いて登場。クリア前はゴーゴー団の配下として登場するが、クリア後はリングタウンのキャプチャ・チャレンジでキャプチャする事が出来る。主な攻撃方法はニトロチャージであるが、素早く7回囲めばキャプチャ完了となる。
- 「バトナージ」ではフィールドにしばらく残る火柱を発射する攻撃が追加され、更に進化前のポニータも参戦している。
『ポケモンマスターズ』
- カツラ&ギャロップ
- 通常ガチャでも排出される恒常バディーズで、当初はポニータだがギャロップに進化可能。ポケマスで貴重なにほんばれを保有することから、晴れパーティの起動要因として重宝されている。
- 主人公&ギャロップ
- タマゴイベントの報酬で貰えるタマゴから孵化する事があり、主人公のバディにする事が可能。進化させる事もできる。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
1stOPの頃からいる古参であり、ウインディと共に大地を駆け、飛び上がると三鳥ら伝説のポケモンの登場演出に繋がるというなかなかに美味しいポジションである。
- フウコのポニータ→ギャロップ
- 1997年11月11日放送の第33話「ほのおのポケモンだいレース!」では最初はポニータの姿で登場。ポケモン放牧民族であるララミー族のフウコ(CV:白鳥由里)のパートナーであり、ライバルのドードリオ乗りのドリオ(声:結城比呂)の策にハマって主人が怪我してしまい、ピンチヒッターとしてサトシを乗せた。ロケット団らの妨害でドードリオとの差が開くが、レース中に炎を纏って加速した事でギャロップへ進化して大逆転。優勝をもぎ取って見せた。優勝後は逆恨みしたドリオに直接攻撃を仕掛けられるが、ドードリオ共々青空の彼方へ蹴り飛ばしている。該当回はアニポケ史上最高視聴率を誇る。
- ゲーム『LPLE』でも両者は騎乗可能であり、ポケモン公式もこの回をオマージュした粋なツイートを行なっている(参考リンク)。
- 進化前のポニータには信頼した相手を乗せる時には鬣が熱くなくなるという設定がある。サトシがギャロップへの進化時に特に体に異常が見られなかったのも彼がサトシを信頼した何よりの証拠と言えるのではないのだろうか。
- 無印272話
- シロガネ大会優勝者トシヤの手持ちで登場。
- AG140話
- アヅミの手持ちで登場。
その他
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 9話:リコの家に、パパ・アレックスが描いた絵がかざってある。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- プラチナのギャロップ
- 性別:♂・特性:もらいび
- 性格:ひかえめ 個性:かんがえごとがおおい
- プラチナの幼馴染ポケモンで、いつも彼女を背中に乗せ時には守ることもある。
- ポニータの時は元々移動用の為にあまり戦闘向きではなく、ヨスガまでの3つのジム戦ではまともに技を繰り出せないまま一方的に攻撃されてダウンしていたが、トウガンとの戦いでプラチナの怒り(誤解)が伝わってドータクン2匹を一撃で倒しており、その翌日、プラチナが父の反対を押しきってでも悪と戦う決意を固めたことに応えるかのように進化。スズナ相手にも勝利を収めるなど、ポニータ時代の弱さが嘘のように活躍していった。
- ちなみにベルリッツ家では馬車をひく2匹が屋敷にいる。
- 第1章:カツラの主力の一匹として登場しており、カツラがロケット団に囲まれた際にいち早く駆け出して救いだしたり、ミュウツー戦では決死のぶちかますをするなど、トレーナーへと愛情の高さをうかがえる。元ロケット団であったカツラを疑ったレッドを後ろ足で蹴りあげたこともある。
- また、同章ではカントーのポケモンだいすきクラブ会長の個体も登場。資金稼ぎのために猛特訓の末、「ネコにこばん」を修得。なお、「ネコにこばんを覚えたオニドリルとギャロップ」は当時ポケモンスタンプ関連のプレゼントとして実際に抽選で配布されたものである。
『DP物語』
- オーバの手持ちで登場。
関連イラスト
関連タグ
0077.ポニータ/ガラルポニータ→0078.ギャロップ/ガラルギャロップ→0079.ヤドン/ガラルヤドン
同ほのお単タイプ
- ヒトカゲ/リザード ロコン/キュウコン ガーディ/ウインディ ブビィ/ブーバー/ブーバーン ブースター
- ヒノアラシ/マグマラシ/バクフーン マグマッグ エンテイ|
- アチャモ コータス ポワルン(たいようのすがた)
- ヒコザル アルセウス(ひのたまプレート)
- ポカブ バオップ/バオッキー ダルマッカ/ヒヒダルマ(ノーマルモード) クイタラン
- フォッコ/テールナー
- ニャビー/ニャヒート シルヴァディ(ファイヤーメモリ)
- ヒバニー/ラビフット/エースバーン(キョダイマックスエースバーン)
- ホゲータ/アチゲータ カルボウ