『東方Project』における登場人物の一覧。
概要
神話・伝承・古典等に由来する人々をはじめ、妖怪、幽霊、神のような種族が多種多様に存在する。ZUNさんの好みなのかわからないが、やたら三つ折りソックスを履いている方達が多い。
「彼らは一様に少女(子供)の姿で描かれており、東方キャラは全て子供である(「だから幻想郷なんです」とも。詳細は後述)」と、だいぶ前に公式からいわれていた。
登場人物一覧
登場人物(Windows版以降)
書籍
音楽CD
その他
モブキャラクター |
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上海人形 蓬莱人形 毛玉 化け化け ゾンビフェアリー 妖精メイド ひまわり妖精 モブ大妖精 玉兎 モブイナバ モブ河童 モブ山童 モブ天狗 モブ狸 ホフゴブリン 酒虫 オオカミ霊 カワウソ霊 オオワシ霊 |
登場人物(PC-98版)
東方靈異伝 |
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SinGyoku(シンギョク) YuugenMagan(ユウゲンマガン) Elis(エリス) Sariel(サリエル) Mima(魅魔) kikuri(キクリ) konngara(コンガラ) |
陰陽玉妖精 山歩き |
上述したキャラクターをpixivに投稿されたイラスト入りで五十音順に示した記事「東方Projectのキャラクター」も参照。
登場人物全般についての公式情報
>まぁ作者、少女趣味ですが
(【 Magic of Life 】に付属の「zun002.TXT」より)
>(※十六夜咲夜の話題の最中)
>他「じゃあ、聞いてみたいけどさ。胸の大きさってどのくらい?」
>ZUN「だってあれ見た感じあんま無い。あれみんな子供だから」
>ZUN「あれたぶんけっこう10代前半のキャラというかね」
(「萎えラジDNA C72 直前スペシャル」より)
>サザエさん時空なんで年取ってるのか不明
(ZUNのツイートより)
>こういった人間以外の生き物は、永い命と引き換えに成長する事を放棄している。
>逆にいえば、成長しないから何時までも生きられるとも言う。
(『東方永夜抄』の「キャラ紹介」より)
>Q.「幻想郷」今まで頑なに少女しか登場しなかったのには何か重要な意図が?
>A.もちろんありますよ。
> 本気で闘う場合、少女たちが1対1で闘う事なんてあり得ないんです。(シリアスなストーリーになればなるほど)
> だから、あれは彼女達のゲームなんです。遊びとしてみた場合、今度は均等に老若男女が入り乱れる事の方が
> 不自然になります。だからゲームの中では、容易に少女以外を出す事が出来ない訳です。今までもこれからも。
(「幻想掲示板」でのZUNの返答より)
>Q.「香霖堂」玄爺以来の男性キャラが普通に登場する事が何気に一番衝撃なのですが
>A.戦闘ではなく日常生活を表現したいとなった場合、今度は男や大人が居ないのは凄く不自然です。
(「幻想掲示板」でのZUNの返答より)
>ZUN「東方に出てくるキャラクターは、基本的に子供なんですよ。
>頭の中も、なんかすごい・・・・・・シンプルな考え方をしてる。だから幻想郷なんです」
(「2軒目から始まるラジオ 第7回」より)
上海"アリス"幻樂団の「子供」・「おとぎ話」のイメージ
『東方Project』シリーズは上海アリス幻樂団(ZUN単独が主宰であるサークル)によって制作されているが、このうち「アリス」という語はZUNいわく、
とのこと。(明治大学トークショー「東方の夜明け」5ページより)
臨床心理学者によると、「アリス」という言葉は「永遠の少女」・「少女の自我の象徴」と見なされる。また、英文学者によると『不思議の国のアリス』は、「元来は子供のために書かれたおとぎ話の類」とされる。
(「アリス - 「少女」・「子供」の象徴」より)
総括と余談
以上の通り、ZUN氏は過去に「東方キャラは全て子供である」という旨の発言をしていたことは頭に入れておきたい。ただし、これらはかなり前の発言であるため、ZUN氏が現在もこの設定を覚えているかどうかは不明。
しかし同時に、『東方Project』シリーズでの「子供」は、もともと化けた姿をしている。
>妖怪が、幼い少女の姿をしている(…中略…)人間の形を取る事が、退治されにくくする事には必要なのだろう。
(2006年『東方求聞史紀』の「リグル・ナイトバグ」37ページより)
>数多の神様と同じく、普段は人型を取る事が多い。しかし神様という特性上、姿形は殆ど意味をなさない。
(2012年『東方求聞口授』の「洩矢諏訪子」22ページより)
『東方Project』の登場人物たちが実際に、実体や年齢を持っているかは定かでない。
近年の原作では、姿形に相反して子供とは思えない経歴を持つ霍青娥や純狐なども登場している。
また、明らかに子供ではない外見のキャラもいるため、その部分に関してはファンの解釈に委ねられることになる。