ミミロップ
みみろっぷ
基礎データ
全国図鑑 | No.0428 |
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シンオウ図鑑 | No.068 |
イッシュ図鑑 | No.081 |
アローラ図鑑 | No.025 |
ヨロイ島図鑑 | No.005 |
ヒスイ図鑑 | No.065 |
ローマ字表記 | Mimilop |
ぶんるい | うさぎポケモン |
タイプ | ノーマル |
たかさ | 1.2m |
おもさ | 33.3kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | メロメロボディ / ぶきよう/じゅうなん(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう/ひとがた |
各言語版での名称
ドイツ語 | Schlapor |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Lopunny |
フランス語 | Lockpin |
韓国語 | 이어롭 |
中国語(簡体字) | 长耳兔 |
中国語(繁体字) | 長耳兔 |
概要
初登場は『ダイヤモンド・パール(DP)』。
ミミロルの進化形。ミミロル同様ウサギをモチーフとしたポケモン。
とくせいは「メロメロボディ」、「ぶきよう」、隠れとくせいは「じゅうなん」。
進化前のミミロルの特性が「にげあし」ならばとくせいは「メロメロボディ」になる。
名前の由来は垂れ下がった耳が特徴のウサギの品種「ロップイヤー」から。
容姿
2頭身のかわいらしいミミロルから一転し人間に似た体型、それもグラマラスで女性的なものに変化した。特に脚線美はブラウンの体毛に混じるクリーム色の毛並みが、褐色肌に白いニーソックスやブーツを履いているように見えてセクシー。ポケモン界のバニーガールと言えよう。
だが♂もいる。印象的な♂の個体ではオーバのミミロップが代表だろう。
ちなみに♂・♀の比率は同程度。野生で出現しなかったが、『LEGENDSアルセウス』では普通に捕獲できる。
耳は更に長く大きくなり、ミミロップはいつも手入れを欠かさず、脚部は発達し、軽やかに飛び跳ねて走る。警戒心が強く、危険を感じ取ると耳で体を覆う。体から生えた毛はとても暖かく、年に2回ほど抜けるので、それを加工したマフラーなどの防寒着は柔らかくて上質なのだと言う。
なおミミロップの目だが、pixivなどの二次創作では黒白目のように描かれることが多いものの、実際は目元の黒い部分は模様であり、ミミロルと同じくつぶらな瞳なのである。
これは特にポケパルレで撫でであげるときにわかりやすく、さらに喜ぶ箇所である首もとを撫でてあげると、「>ヮ<」のような表情を表してとても可愛らしい。
ミミロルを十分懐かせてからレベルアップでミミロップに進化するが、野生のミミロルから進化させようとすると捕まえた時点で伝説ポケモン並みの最悪のなつき度のため要注意。
タマゴから生まれた個体なら少し楽が出来るが、野生の個体なら他人が親の個体を育てると良い。
第5世代までは一度通信交換(それだけで一気に上がる)して、戻すとなつき度が一定値にリセットされるため、多少はやりやすかったが、第6世代から一度交換して戻してもなつき度が変化しなくなった。
その代わりタマゴでボール遺伝が使えるようになったため、♀親をゴージャスボールで捕獲し、タマゴを生ませてLv.8まで育てれば楽に進化させられる。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
65 | 76 | 84 | 54 | 96 | 105 | 480 |
「とくぼう」と「すばやさ」が高く、「HP」と「とくこう」が低い傾向にあり、進化前のミミロルが「やつあたり」を自力で覚えたのに対し、こちらは自力で「おんがえし」を覚えるようになった。
この他攻撃技は「とびひざげり」、「とびはねる」、3色パンチ、「スカイアッパー」、「ともえなげ」などを揃えられるも、「こうげき」はそこまで高くなく、積極的に攻撃するのはあまり得意ではない…とある戦法を除いて。
とくこうもイマイチなのに「10まんボルト」、「れいとうビーム」、「ソーラービーム」、「かみなり」、「きあいだま」と強力な技を数多く覚える。
どちらかといえば補助メインで、補助技は「あまえる」「アンコール」「すりかえ」「マジックコート」「でんじは」「いやしのねがい」「なかまづくり」「コスモパワー」「バトンタッチ」「フラフラダンス」等々優秀なものが揃っており、「コスモパワー」を「バトンタッチ」できるポケモンの中では最速で、更に「アンコール」まであるので非常にテクニカルに動ける。
また、「ミラーコート」や「がむしゃら」も覚えられるので2体ほど一気に持って行くこともできる他、「ねこだまし」でのタスキ潰しも可能。
特性「メロメロボディ」はイメージに一番合うが、耐久は並程度なのであまり推奨されず、特性「ぶきよう」は一見外れに見えるが、実はこの特性がメインの1つ。
マイナスアイテムやこだわり系アイテムの影響を受けず、それを「すりかえ」で相手に押し付けたり、「なかまづくり」でアイテムを無効化したりできる。
隠れ特性はまひ状態にならない「じゅうなん」。上記「バトンタッチ」など、道具を普通に使いたい場合はこちらの特性が適任。
ORASでは、なんとメガシンカすることが判明した。
第8世代ではメガシンカが没収されたが、技範囲に大幅なテコ入れが加えられた。
一致技では「メガトンパンチ」に「メガトンキック」、「ずつき」や「かたきうち」を習得したが、特にサブウェポンが充実していて、「インファイト」、「とんぼがえり」、「アクロバット」、「あなをほる」、「じゃれつく」など素で使ってもダイマックスで使用しても有用なものが多い。
その一方で特攻はイマイチなのに「はどうだん」、素早さが高めのステータスなのに「しっぺがえし」も習得する一面も…。
また、バニーガールをイメージしてるからか相手をその気にさせる「おだてる」を覚えられるように…。
続く『LEGENDSアルセウス』では「すてみタックル」や「マッハパンチ」を与えられたが、物理ステータスは低いままである…。
番外作品
『ポケモンGO』
- 2018年10月17日に第4世代第1弾として実装。天候ブーストでもなければ進化前のミミロルが出現しにくいため、レア度は少々高め。ただし最終形態にしては珍しく野生で出現することがある。
- メガシンカでもしなければ攻撃的ではないため、性能としてはあまり期待できない。とはいえ容姿は目を引くようで、初めてミミロップを知った人がその容姿に度肝を抜かれたという。
『ポケモンマスターズ』
- 2021年4月のシーズン限定バディーズとして、ハルカ(21シーズン)のバディで実装。ロールがアタッカーとなっているが、メガシンカ前は全体防御バフのディフェンダーG、トレーナー技で自分の回避率を上げつつ全体の素早さバフをかけるといったサポートのような動きをする。
- バディーズわざでメガミミロップにメガシンカ。とびひざげりをメインに攻めるアタッカーらしい技構成へと変化。トレーナーわざも自身の命中バフと技外しのリスクを減らすモノへと効果が変化する。更に2回目以降のバディーズ技のタイプがノーマルからかくとうへと変わる。
- また、ホーム画面でオーバから道具を貰った際の台詞から、「手持ちのミミロップがアフロを巣か何かかと思ってるのかよく物をつっこまれる」というのが聞ける。(※ほのお使いなのにミミロップを手持ちにしてるのは原作ダイパ通りです。当時ほのおは2系統しかいないからねシカタナイネ)
アニメ版
漫画版
関連イラスト
Pixivでは
- サーナイトと並んで紳士向けイラストが多く、Pixivでのミミロップ関連の作品はおおむね、
- ゲームやアニメそのままのちんまい姿
- 手足が長く等身の高いウサギ獣人
- 人間少女化したイラスト
- の3系統が交わることなく仲良く共存している。
- なお、稀に(好みの)議論の的になるが、オリジナルのミミロップは獣人の四肢というよりはオモチャかロボットのようなこの子どうやって動いてんの的な接続理屈の部品で表現されている。ふつうの獣人のような靭やかなひと続きの手足腰で描かれたミミロップはオリジナルとはかなり遠いのだということは認識してはおきたい。
余談
ミクロップ
- ニコニコ動画内では、ミミロップの長い耳が、ツインテールの髪で膝下まで長い「初音ミク」を思わせることから、ミミロップと初音ミクの名前をあわせて「ミクロップ」と呼ばれており、ミミロップのフィギュア(モンコレ)をミクカラーにしたり、ミクカラーのミミロップを3D化させ、「みくみくにしてあげる♪」の曲に合わせて踊っている。
- 参考動画→【ポケモン】 みくみくにしてあげる♪ で ミミロップにしてあげる♪
- もし、ミクロップ+ロイツマの組み合わせだったら、ネギの代わりに人参を持って振るかもしれない。のちに、ピクシブ界では新たなるボカロポケモンが誕生した。