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27時間テレビの編集履歴

2024-07-21 07:28:21 バージョン

27時間テレビ

えふえぬえすにじゅうななじかんてれび

27時間テレビはフジテレビ系列が毎年放送する長時間番組。正式名称は『FNSの日』、『FNS27時間テレビ』。基本的には7月に放送されているが、7月以外の月に放送される事もある。

共通概要

フジテレビを中心とするフジネットワーク(FNS、フジテレビ系列)27局が共同制作として、2日間にわたって放送する長時間番組の一つ。放送時期は一部年度を除き,毎年7月中旬・下旬の土曜夜から日曜夜にかけて放送している。

正式名称は『FNSの日』、『FNS27時間テレビ(2003年以降)』だが、年度によって放送時間が異なる場合があり、そのようなときは「FNS25時間テレビ」「FNS26時間テレビ」表記になる他、27時間テレビと番組タイトルに表記される以前の放送回でも「FNS23時間テレビ」「FNS24時間テレビ」など呼ばれる場合もある。


日本テレビ系列の24時間テレビと異なり、チャリティーを目的としないお笑いバラエティを主体とした長時間番組である。特に第1回を筆頭に、チャリティー・感動をメインではなくお笑いをメインとした演出や後述のマラソン企画など24時間テレビのアンチテーゼが込められた演出も見られることも特徴的である。

毎年異なるテーマを設け、そのテーマに関連した通し企画数本を放送時間全体で行っており、年度によってはフジテレビ系列人気番組が27時間テレビのベース番組として行われることがある。通し企画や27時間テレビオリジナルコーナーの合間にはサザエさん笑っていいとも!などのフジテレビ系列の人気番組がコーナーとして放送され、一部番組は生放送スペシャルとして行われたり、その年の総合司会などがゲストとして登場することが恒例となっている。ほぼ全時間フジテレビの社屋(年度によっては湾岸スタジオや野外)を全体的に使用して生放送を行っており、制作に携わるFNS各局など全国各地の生中継も行われる。

この他、第1回からグランドフィナーレでこの年フジテレビに入社した新人アナウンサーが番組開始から終了まで提供した全スポンサーを交代交代で読み上げる提供読みも恒例企画として行われ続けている。


総合司会はタモリ明石家さんまビートたけしお笑いBIG3を筆頭に、中居正広ナインティナインなど多くはお笑い・バラエティで活躍するタレントがメインパーソナリティを兼ねる形で担当。特に該当番組が27時間テレビのベース番組に設定された年は、その番組のMCが起用されるケースが多い。また、総合司会を補佐する形での進行やイベント合間のインフォメーションをフジテレビアナウンサーが中心に担当している。


歴史

1987年、フジテレビ開局30周年記念番組として放送開始。初代総合司会に『笑っていいとも!』や『ひょうきん族』のスタッフの意向からタモリ明石家さんまの二名を起用。

同時期にフジテレビやニッポン放送などフジサンケイグループが主催した大型イベント「夢工場」の宣伝目的から、同イベントのタイトルを用いた『FNSスーパースペシャル一億人のテレビ夢列島(略称:テレビ夢列島)』が番組名として使用され、チャリティーなしでお笑いだけでやる長時間特番として企画された。

当時長時間特番は24時間テレビを代表するチャリティーを目的とした番組が多く、番宣や放送中に予め「この番組はチャリティーではない」とアナウンスしていたにもかかわらず、一回目というまだ認知されていない頃でもあったためか後述するハプニングが発生したものの、平均視聴率が19.9%、瞬間最高視聴率は38.1%の高視聴率を獲得。また、フライデー襲撃事件で謹慎中だったビートたけしがこの番組で復帰を果たし、お笑いBIG3の共演が話題になる。


当初は一回きりの予定だったが、高視聴率と高い話題性から翌年以降も継続。第3回まではタモリとさんま(第2回以外)、笑福亭鶴瓶(第2回のみ)が総合司会として、BIG3を軸とするお笑いタレントがメインを務めており、いずれも高視聴率を獲得。また、第3回より、現在でもお馴染みとなるFNS各局対抗企画もスタートした。


第4回・第5回はBIG3中心からフジテレビアナウンサーがメインを務める形式に変更すると共に、日曜昼間にはBIG3のトークコーナーが設置。この時期は司会者交代や企画自体のマンネリ化もあり視聴率が下降傾向にあったものの、第5回でのBIG3のトークコーナーの際、後述の車庫入れが高い話題を獲得。トークコーナーは96年まで行われ、名物の車庫入れは95年まで行われた。


1992年の第6回からこれまでの夢列島から刷新して、当時人気番組だった『平成教育委員会』をベースとした『平成教育テレビ』にリニューアルし、同番組のメインだったたけし(北野武名義として)と逸見政孝を起用。再びタレント中心の番組に回帰、瞬間最高視聴率38.3%を獲得し、翌年も同タイトルで開催。


1994年も『平成教育テレビ』として前年から継続する企画が進行されていたが、93年末に逸見が逝去。たけし単独司会で一部リニューアルした『平成夏休みバラエティー』として行うものの、番組の軸だった逸見不在では成り立たないと判断され、同年で終了。


95年からは『平成教育テレビ』の内容を一部継承し、たけしメインを続けるものの、『超夢列島』として『テレビ夢列島』の路線に戻す。前年たけしがバイク事故で長期休養した影響もあり、さんまや鶴瓶など複数の芸人がたけしをサポートする形式に。翌96年はFNSの日放送10周年を記念し、歴代最大の29時間24分に拡大した『超夢リンピック』として開催。この年を以って、河田町のフジテレビ本社でのFNSの日の放送が終了した。


お台場に移転した97年から、それまでBIG3中心の路線から一新。放送開始が午後6時前後に移動し、放送時間が27時間に拡大。放送タイトルに27時間が用いられると、98年からは27時間テレビの名称が初めて放送タイトルに用いられる。同時にそれまでほぼ毎年放送開始前に行われていた野球中継がFNSの日に内包され、2003年までほぼ毎年行われた。

メインとなる総合司会も97年にダウンタウンが、98年から2000年まで3年連続で中居正広が起用され、世代交代・アイドル層からの起用も行われるようになる。

特に、98年から3年連続で行われた全国ドミノ企画が北海道での車ドミノが話題を集めるなど高い注目度を集めることに成功。また、2000年には『さんま・中居の今夜も眠れない』が開始。以降2016年まで深夜の名物コーナーとして行われるようになる。


2001年には、初めて総合司会を置かず、各コーナーごとにメイン司会者が変わるリレー形式を採用。しかし、視聴率が大幅に低迷したことを受けて、翌2002年・2003年はそれまでのお笑い路線から一転。みのもんたを総合司会に置き、感動路線をメインとした『FNS27時間テレビ みんなのうた』として開催。日本各地で清掃・制作・再会プロジェクトを開催するも、従来とは異なる感動路線に多くの視聴者の受けが低かった。その中で、中継企画に登場した鶴瓶が二年連続で深夜中継で泥酔状態で数々のハプニングを起こす。特に2003年の後述のハプニングは27時間テレビの中でも伝説(?)を残し、後々語り継がれるようになる。

この年から、『FNS27時間テレビ』のタイトルが正式名称として現在に至るまで用いられ続けられている。


番組タイトルの変遷

基本タイトル

年度放送回タイトル備考
1987-1991第1-5回テレビ夢列島
1992-1994第6-8回平成教育テレビ
1995-1996第9-10回超夢列島
1997-第11回-27時間テレビ1997年から放送タイトルに27時間の単語が用いられる。98~2000年までは27時間テレビ夢列島として放送。
2002-第16回-FNS27時間テレビそれまで別名で呼ばれていた当タイトルがこの年から正式な放送タイトルとして用いられる。

放送タイトル

年度放送回タイトル
1987第1回FNSスーパースペシャル一億人のテレビ夢列島
1988第2回FNSスーパースペシャル1億人のテレビ夢列島'88
1989第3回FNSスーパースペシャル一億人のテレビ夢列島'89
1990第4回FNSスーパースペシャル一億人のテレビ夢列島'90
1991第5回FNSスーパースペシャル1億2000万人のテレビ夢列島'91 24時間ぶっ闘志
1992第6回FNSスーパースペシャル1億2000万人の平成教育テレビ
1993第7回FNS大サービスバラエティー1億2450万人の平成教育テレビ
1994第8回FNS総力スペシャル1億2500万人の平成夏休みバラエティー
1995第9回FNSの日 1億2500万人の超夢列島 そのうち何とか・・・23時間
1996第10回FNSの日十周年記念1億2500万人の超夢リンピック
1997第11回疾風怒涛!FNSの日スーパースペシャルXI真夏の27時間ぶっ通しカーニバル〜REBORN〜
1998第12回'98FNS1億2700万人の27時間テレビ夢列島〜てれずにいいこと・てれずに楽しく〜
1999第13回'99FNS1億2700万人の27時間テレビ夢列島〜てれずに楽しく・てれずに愛して〜
2000第14回2000FNS1億2700万人の27時間テレビ夢列島〜家族 愛 Love You〜
2001第15回FNS ALLSTARS27時間笑いの夢列島
2002第16回FNS27時間テレビ みんなのうた〜あの素晴らしい日本をもう一度〜
2003第17回FNS27時間テレビ みんなのうた〜再会〜
2004第18回FNS27時間テレビ めちゃ²オキてるッ!-What A wide awake↑we are!- 楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん!!
2005第19回FNS ALLSTARS あっつい25時間テレビ やっぱ楽しくなければテレビじゃないもん!
2006第20回FNS26時間テレビ 国民的なおもしろさ!史上最大!!真夏のクイズ祭り 26時間ぶっ通しスペシャル
2007第21回FNS27時間テレビ みんな なまか だっ! ウッキー!ハッピー!西遊記!
2008第22回FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島!!〜笑顔〜
2009第23回FNSの日26時間テレビ2009 超笑顔パレード 爆笑!お台場合宿!!〜笑顔と感動〜
2010第24回FNSの日26時間テレビ2010 超笑顔パレード 絆 爆笑!お台場合宿!! 絆〜超!笑顔と感動〜
2011第25回FNS27時間テレビ めちゃ²デジッてるッ!-What A digital we are!- 笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!
2012第26回FNS27時間テレビ 笑っていいとも!真夏の超団結特大号!!徹夜でがんばっちゃってもいいかな?
2013第27回FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!
2014第28回武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ
2015第29回FNS27時間テレビ めちゃ²ピンチッてるッ! 1億2500万人の本気になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!
2016第30回FNS27時間テレビフェスティバル!
2017第31回FNS27時間テレビ にほんのれきし
2018第32回FNS27時間テレビ にほん人は何を食べてきたのか? A Japanese Bite
2019第33回FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!
2023第34回FNS27時間テレビ 鬼笑い祭
2023第35回FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭

総合司会

下記のグループ名は放送当時のグループである。

年度放送回総合司会者備考
1987第1回タモリ明石家さんま
1988第2回タモリ、笑福亭鶴瓶
1989第3回タモリ、明石家さんま
1990第4回須田哲夫河野景子歴代唯一総合司会者全員が当時のフジテレビアナウンサーが務めた回であり、全コーナー進行などのメインもフジテレビアナウンサーのみで務めた。
1991第5回桂三枝(現六代目桂文枝)、有賀さつき八木亜希子有賀と八木は当時のフジテレビアナウンサーであり、現時点でフジテレビアナウンサーが司会を務めた最新の放送回である。
1992第6回北野武(ビートたけし)、逸見政孝ベースである『平成教育委員会』のメインを務めていたたけし・逸見を起用。
1993第7回北野武(ビートたけし)、逸見政孝
1994第8回北野武(ビートたけし)
1995第9回北野武(ビートたけし)など前年たけしがバイク事故による影響で、この年はたけしをサポートする形でさんまと鶴瓶、所ジョージヒロミ今田耕司東野幸治をメインで起用。資料によっては総合司会者不在として見なされる場合がある。
1996第10回北野武(ビートたけし)(大会委員長)などこの年は委員会制度を設け、委員長のたけし、副委員長のさんま・鶴瓶を中心に、大会委員の所・田代まさしを起用した他、初の番組パーソナリティーとしてSMAPを起用。前年同様、総合司会不在と見なす資料が存在する。
1997第11回ダウンタウン
1998第12回中居正広(SMAP)
1999第13回中居正広(SMAP)
2000第14回中居正広(SMAP)
2001第15回総合司会なしこの年はMCリレーで行い、総合司会を置かず開催。オープニングと提供読みの立ち合いを含めたエンディングの司会をとんねるずが担当した。
2002第16回みのもんた
2003第17回みのもんた
2004第18回『one hundred』ナインティナイン、中居正広(SMAP)めちゃ²イケてるッ!』をベースとした最初の27時間テレビ。総合司会は同番組メインのナイナイに加え、いいともレギュラー時代から『one hundred』として長らく日本一周企画などでナイナイと深い関わりを持つ中居がナイナイからのオファーとして起用。
2005第19回笑福亭鶴瓶
2006第20回中居正広(SMAP)
2007第21回香取慎吾(SMAP)映画『西遊記』を記念して、西遊記の主演を務めた香取が担当。西遊記がベースとなった他、オープニングで孫悟空を演じたのを皮切りに、香取は慎吾ママなどの様々なキャラクターに扮して進行した。
2008第22回明石家さんま『オレたちひょうきん族』復活をテーマに、同番組のレギュラーであったさんまが第3回以来・単独としては初となる総合司会に起用。ナンデスカマンなどタケちゃんマンでこれまでさんまが演じたキャラクターが復活した。
2009第23回島田紳助ベースとなる『クイズヘキサゴンⅡ』の司会を務める紳助が起用。この年と翌年は紳助が司会を務める裏番組行列のできる法律相談所』との兼ね合いのため、1時間縮小した『FNSの日26時間テレビ』として放送した。ネプリーグスペシャルで紳助が答えられなかったのがきっかけで、直後の『ひょうきんベストテン』では一時的に『森紳助』表記に。
2010第24回島田紳助
2011第25回『one hundred』ナインティナイン、中居正広(SMAP)2度目のめちゃイケベースのone hundred。岡村は長期休養から復帰後の最初の27時間テレビでもある。但し、矢部は開催中は27時間マラソン参加のため、大部分は岡村・中居の2人体制で進行を務めた。
2012第26回森田一義(タモリ)
2013第27回オアシズ森三中椿鬼奴友近ハリセンボン柳原可奈子渡辺直美
2014第28回SMAPSMAP×SMAP』をベースに、SMAPメンバー全員が総合司会に起用。このうち、木村・稲垣・草彅が初担当であり、中居が3年ぶりの7度目、香取が2007年以来の7年ぶりの2度目の起用。
2015第29回『one hundred』ナインティナイン、中居正広(SMAP)3度目のめちゃイケベースのone hundredであり、中居は1999年以来となる2年連続の総合司会担当で、通算8度目の起用。放送発表時、中居が担当するか不明であったが、放送当日に司会を務めることが発表された。
2016第30回総合司会なし2001年以来となるMCリレーとして開催。MCリレー担当者のうち、総合司会経験者はさんま・中居・柳原(バイキングMCの一人として)の3名。また、総合司会に代わる形で全体通し出演する役割を担う「フェス実行委員会」を設けた。
2017第31回ビートたけし、村上信五関ジャニ∞1996年度第10回以来21年ぶりとなるビートたけしが6度目の起用(名義はビートたけしとして)。また、村上が総合司会のたけしを補佐するキャプテン名義で初担当。このため、一部媒体では19年までたけし単独総合司会と見なす場合もあるが、村上自身は大部分の進行を務めた。初の収録中心形式であり、放送当日たけしはベネチア国際映画祭参加のため日本に不在のため、村上と共に一部生放送パートは不参加。
2018第32回ビートたけし、村上信五(関ジャニ∞)前年に続きたけし総合司会、村上キャプテンで起用。前年同様収録中心であるが、村上は2日目のめざましテレビのコーナーに生出演。当コーナー出演後、村上のクランクアップが行われた。
2019第33回ビートたけし、村上信五(関ジャニ∞)3年連続のたけし総合司会、村上キャプテンで起用。たけしは3年連続となるMC最年長記録を更新。
2023第34回千鳥かまいたちダイアン千鳥の鬼レンチャン』をベースに、同番組MCの千鳥に加え、レギュラーパネラーのかまいたち、ナレーションや準レギュラーを務めるダイアンが起用。
2024第35回チョコレートプラネットハナコ霜降り明星めちゃイケ以来となる土8番組である『新しいカギ』をベースに、同番組レギュラー3組が起用。


テーマ

年度放送回テーマ
1987第1回夢家族
1988第2回結ぶ
1989第3回クイズ
1990第4回おたく
1991第5回戦い
1992-1993第6-7回平成教育委員会
1994第8回夏休みバラエティー
1995第9回そのうちなんとか…23時間
1996第10回スポーツ
1997第11回REBORN
1998第12回全国いい事しよう宣言
1999第13回愛&リベンジ
2000第14回家族 愛 Love You
2001第15回希望
2002第16回あの素晴らしい日本をもう一度
2003第17回再会
2004第18回楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん!!
2005第19回やっぱ楽しくなければテレビじゃないもん!
2006第20回クイズ
2007第21回なまか
2008第22回笑顔
2009第23回笑顔と感動
2010第24回絆 〜超!笑顔と感動〜
2011第25回笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!
2012第26回団結
2013第27回女子力全開
2014第28回武器はテレビ。
2015第29回本気
2016第30回一年に一度、皆さんに笑顔をお届けする大感謝祭
2017第31回にほんのれきし
2018第32回にほんの食
2019第33回スポーツ
2023第34回楽しいを塗りかえろ!
2024第35回日本一たのしい学園祭

放送日時

放送日

←始終→年度放送回
6月28日6月29日2003第17回
7月6日7月7日2002第16回
7月8日7月9日2000第14回
7月13日7月14日1996第10回
7月15日7月16日1989 / 1995 / 2006第3回 / 第9回 / 第20回
7月16日7月17日1988第2回
7月17日7月18日1999第13回
7月18日7月19日1987 / 1992 / 1998第1回 / 第6回 / 第12回
7月20日7月21日1991第5回
7月21日7月22日1990 / 2001 / 2012第4回 / 第15回 / 第26回
7月22日7月23日2023第34回
7月23日7月24日1994 / 2005 / 2011 / 2016第8回 / 第19回 / 第25回 / 第30回
7月24日7月25日1993 / 2004 / 2010第7回 / 第18回 / 第24回
7月25日7月26日2009 / 2015第23回 / 第29回
7月26日7月27日1997 / 2008 / 2014第11回 / 第22回 / 第28回
7月28日7月29日2007第21回
8月3日8月4日2013第27回
9月8日9月9日2018第32回
9月9日9月10日2017第31回
11月2日11月3日2019第33回

放送時間

←始終→放送時間年度放送回
18時20時54分26時間54分1997-1998 / 2000-2001第11-12回 / 第14-15回
21時27時間2003第17回
21時24分27時間24分1999第13回
23時24分29時間24分1996第10回
18時30分20時54分26時間24分2011-2014第25-28回
21時26時間30分2002 / 2004第16回 / 第18回
21時24分26時間54分2016-2017第30-31回
21時54分27時間24分2015 / 2018-2023第29回 / 第32-34回
19時19時58分24時間58分1992第6回
20時54分25時間54分2006 / 2009-2010第20回 / 第23-24回
21時15分26時間15分2007第21回
21時54分26時間54分2008第22回
19時57分20時54分24時間57分2005第19回
20時20時54分24時間54分1989第3回
21時19時58分22時間58分1993-1995第7-9回
20時54分23時間54分1987-1988 / 1990-1991第1-2回 / 第4-5回

第1回から第9回までは土曜20時から『オレたちひょうきん族』や『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』などが放送されていた時代であり、またプロ野球中継も人気のある時代であったため、21時からの放送となることが多かった(事実上のプロ野球中継延長として当番組の放送を開始した年もある)。第3回と第6回は当初からプロ野球中継が組まれなかったこともあり、20時以前からスタートした。

また第6〜9回放送当時は日曜20時から『ダウンタウンのごっつええ感じ』が高視聴率を取っていたことや、総合司会のビートたけしが同時間帯の裏でメインを務めていた日本テレビ系の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』との兼ね合いもあり、19時58分で放送を終了していたため、24時間54分の第3回(1989年度)と24時間58分の第6回(1992年度)を除く第9回(1995年度)までの放送時間は24時間より短い22時間58分か23時間54分(前者は第7回以降で、後者は第5回以前である)だった。

第10回(1996年度)に歴代最長の29時間24分放送を行なって以降は、毎年丸1日を超える基本約25〜27時間のプログラムとして放送。このうち第10回から第17回(2003年度)まではプロ野球中継を内包した他、第16回(2002年度)を除き、歴代で最も早い土曜18時からの放送だった。第25回(2011年度)以降は開始時間が土曜18時30分からの放送に固定されている。なお、第16回以降も総合司会がメインを務める裏番組との兼ね合いやフジテレビ系列の編成上の都合などで開始・終了時間が変更になる事例が多々ある。


ネット局

現在はテレビ大分を除くフジネットワーク(FNS)27局共同制作としてフルネットで放送。放送されていない都道府県は大分県に加え、FNN・FNSの加盟局がない青森県・山梨県・徳島県・山口県の5県。これらの5県はCATVなどの近隣の都道府県のFNSの加盟局が視聴できる環境であれば、視聴可能な他、2023年からはTVerでのリアルタイム配信での視聴が可能(但しニュースコーナーなどの一部シーンは権利上の問題で視聴不可能)。

過去の参加局は山形テレビテレビ大分

山形テレビは開始から1992年の第6回まで参加したものの、当局が翌93年からテレビ朝日系列にネットチェンジしたため、参加・放送から撤退。山形県で再び視聴できるようになるのは97年のさくらんぼテレビ開局まで待たなければならなかった(同年には高知さんさんテレビが開局し、現在のFNS27局での放送が実現)。

テレビ大分は2002年度の第16回でようやく参加したものの、2006年度の第20回を最後に、参加・放送を見送った。テレビ大分が参加しないことがあるのは、もう一つのキー局である日本テレビとの編成の兼ね合いもあるため。

過去には1987年の第1回でテレビ山口TBSとの編成の兼ね合いがあるため参加を見送ったことがある。結局テレビ山口はその年の9月にフジテレビ系列からの脱退を余儀なくされた。


主な企画

FNS各局対抗企画

年度放送回タイトル
1989第3回FNS各局対抗クイズ
1990第4回全国美人妻コンテスト
1991第5回戦う!ビデオ大賞
1992-1993第6-7回全国一斉模擬試験
1994第8回FNS各局対抗クイズ
1995第9回FNS25局総合優勝局決定戦競走
1996-1997第10-11回全国フリースロー選手権大会
1998第12回FNS空き缶アートフェスティバル
1999第13回スーパーバスケ99
2000第14回7人兄弟スーパーバスケ
スマ×スマ境界線
2001第15回FNS最強キャラクター大相撲
2002第16回みんなでハモネプ全国大会
2003第17回FNS27局対抗!家族そろって歌合戦
2004第18回めちゃイケPresents FNS全国一斉期末テスト
2005第19回FNSあっついテレビ局決定戦
2006第20回FNS28局 お国自慢 史上最大の本物はどれだ!
2007第21回目指せストライク!TEN竺ボウリング
2008第22回爆笑列島カーペット
2009第23回FNS27局対抗!三輪車12時間耐久レース2009
2010第24回三輪車12時間耐久レースO−1グランプリ
2011第25回FNS歌へた自慢
2012第26回FNSアナウンサーがんばった歌謡大賞
2013第27回ミスターFNSコンテスト おまえらを惚れさせてやるグランプリ!
2014第28回FNS系列27局Presents SMAPよりアイドルな!?ご当地SMAP選手権大会
2015第29回FNSちびっこホンキーダンス選手権
2016第30回FNS高校生スーパーダンク選手権
FNS全国そっくりキャラ選手権
2017第31回れきし自慢!大賞
2018第32回FNS対抗!メシの祭典
2019第33回全国スポーツ秘蔵映像は強いっ!GP
2023第34回FNS逃走中
2024第35回FNS逃走中

ドラマコーナー

年度放送回タイトル
1987第1回真夏の忠臣蔵
1988第2回愛そして旅立ち
1990第4回夢の家
1991第5回闘う人々
1992第6回平成教育ドラマ
1999第13回めぐりあい
2000第14回父さん
2002第16回東京物語
2003第17回海のオルゴール
2005第19回THE WAVE
2013第27回約1回目のプロポーズ
2014第28回俺たちに明日はある
2017第31回源氏さん!物語 / 僕の金ヶ崎 / 私たちの薩長同盟

提供読み

今回の提供読みで紹介されたスポンサー数・・・49社

概要

FNSの日で第1回からの恒例企画である。

毎年フジテレビ新人アナウンサーが立会人のもと、多数のスポンサーを紹介する。

復活放送となった2023年度は、休止期間中に入社した9人を含む史上最多の11人による提供読みが行われた。

大まかな流れ

※文中のA、B、Cはそれぞれ新人アナウンサー。

立会人:今年フジテレビには3人の新人アナウンサーが入社致しました。

省略

立会人:まず自己紹介です。

A:フジテレビ新人アナウンサーのAです。

省略

B:同じくフジテレビ新人アナウンサーのBです。

省略

C:同じくフジテレビ新人アナウンサーのCです。

立会人:では今年の『FNS27時間テレビ』提供スポンサー各社を紹介致します。

ここで提供BGM(基本は服部克久の曲<近年では『虹』>)が流れる

A:FNS27時間テレビは(以前では、「この番組は」になっている)

花王森永製菓

省略

B:ユニリーバ積水化学工業

省略

C:ホーユー日本hp

省略

以上、各社の提供でお送りしました。


マラソン企画

ライバル番組の24時間テレビに対抗して複数回行われている企画である。

年度放送回挑戦者走行距離備考
2004第18回加藤浩次極楽とんぼ87.200km当初は100kmの予定だった。
2005第19回山中秀樹42.195km『人事異動免除マラソン』として
2010第24回211.000km『24時間駅伝』として
2011第25回矢部浩之ナインティナイン100.000km
2012第26回草彅剛SMAP100.000km
2015第29回大久保佳代子オアシズ88.000km『本気のババアマラソン』として
2023第34回100.000km『100kmサバイバルマラソン』として。優勝はハリー杉山。
2024第35回100.000km『100kmサバイバルマラソン』として。

マラソン余談

2004年に加藤浩次が挑戦した100kmマラソンでは、熱中症に加え、差し入れであるそうめんを食べ過ぎて体調を崩し、さらには裏番組の「スーパーサッカー」に出演するためTBSに向かい、完走よりも笑いを優先させるという24時間テレビのチャリティーマラソンで見られていた感動路線のアンチテーゼを込めた演出で話題となった。

が、これが響いてか、加藤は放送中に完走することは出来ず。これは後日めちゃイケのMNN報道特集の検証企画で取り上げられ、当の本人も相当不服だったようで後に他のめちゃイケメンバーがマラソンに挑戦する際には、必ずぼやいていた。


2011年放送では矢部浩之が挑戦した100kmマラソンでは完走はしたものの、2004年同様の笑いを込めたマラソン中の演出は健在。その走行中に裏番組で俗にいう「ビッグハットさん」が出演していることから、またもやTBSに乗り込む。

正面玄関辺りから追走してきたのは「オールスター感謝祭」の名入りゼッケンを付けたエリック・ワイナイナ猫ひろし

3名は並んで「心臓破りの坂」を上り、中間にてこれまた借り物の巨大カラーコーンを回り、折り返す。

降りた先ではなぜかバテた安田大サーカスクロちゃんの姿が・・・

その後休憩を取った矢部の元に両さんもとい、香取慎吾が駆け付けた。


2012年放送では草彅剛が挑戦し、見事完走した。ゴールの間、タカアンドトシタカの母親が「けじめを付けていいかな?」と応援するVTRを流し、突然の無茶ぶりに絶句したタカは公開プロポーズに踏み切り、成功した。


2023年にはそれまでの24時間テレビのチャリティーマラソンのアンチテーゼを更に推し進め、複数名のランナーによる『100kmサバイバルマラソン』を実施。これは、よく24時間テレビで批判されがちな過度な休憩などで毎回エンディング間際でゴールとなるマラソンに対し、過度な休憩を取らず、ラストの距離までは鬼に扮したペースメーカーに追い越されたら失格、優勝すれば賞金が貰えるという、耐久性と競争性を込めたマラソンとして実施。上述の通り、「オールスター感謝祭」のミニマラソンの参加経験者を含めたランナー経験者の参加者の多い中、翌正午前後にゴール達成。(本家24時間テレビと比較してランナー経験者が多いという側面がありながらも)過度な休憩などがなければ長時間特番のエンディングと重ならずゴールできる事実が証明されることになった。好評だったため、2024年にも実施予定。


スポーツコーナー

  • スポーツニュース(第1-34回(1987-2023年度))
    • 年度によってはいずれかのコーナーに内包したり、スペシャル版になったりする。
  • プロ野球中継(第1-17回(1987-2003年度))
    • 年度によっては内包したり、中止になった時もある。
  • 競馬中継(第10-34回(1996年度-))
    • 日曜午後に開催される重賞レースの1つを、通常ネットしない地域を含めて実況中継する。
    • なお、通常放送しているフジテレビ系列の競馬中継番組(北海道開催時や夏季以外の福島・新潟開催時を除く東日本や沖縄では『みんなのKEIBA』、沖縄以外の西日本では『KEIBA BEAT』)自体は27時間テレビ放送時や休止となるが、代替としてBSフジ(2012年までは『BSフジ競馬中継』の独自制作版、2013年から2019年までは『BSみんなのKEIBA』)で放送する他、『BSグリーンチャンネル』の『中央競馬全レース中継』をこの日に限り全時間無料放送される。
    • 2010年までフジテレビ系列が中継する3時台以外午後のレースを中継していた独立局制作の『中央競馬ワイド中継』(テレビ埼玉千葉テレビテレビ神奈川制作)や『KEIBAワンダーランド』(KBS京都制作)もFNSの日の開催時は3時台も放送していた他、土曜競馬を中継するテレビ東京系列のテレビ北海道も独自に放送していた。
  • F1中継(第1-25回(1987-2011年度))
    • 日曜早朝に30分版として放送されたコーナーである。

トークコーナー

  • お笑いBIG3トークコーナー(第1-10回(1987-1996年度))
    • 1990年代は日曜昼に放送されたコーナーである。
  • 今夜も眠れない(第14-30回(2000-2016年度))
    • 土曜深夜に放送されたコーナー。出演者は明石家さんま中居正広であり、お約束に「さんまと中居のどちらかが結婚した場合、本コーナーは終了する」がある。一部の年度ではスポーツコーナーが内包されることもある。
    • 2019年度(第33回(2019年度))ではその1コーナーの「ラブメイト10」が3年ぶりにほぼ復活した。

アニメコーナー

  • サザエさん(第1-34回(1987年度-))
    • 第14・18・22-30・32-34回(2000・2004・2008-2016・2018年度-)はゲスト声優(主に総合司会)が登場。
  • ちびまる子ちゃん(第4-31回(1990-2017年度))
    • 第7-8・18・22-30・32回(1993-1994・2004・2008-2016・2018年度)は未放送。
    • 第20-21回(2006-2007年度)はゲスト声優(主に総合司会)が登場。
    • 第31回(2017年度)はショートアニメとして放送。
  • ドラゴンボール超(第31回(2017年度))
  • ONE PIECE(第31回(2017年度))
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所(第31回(2017年度))
    • 上記3作品ともショートアニメとして放送。

その他の企画

  • レギュラー番組のスペシャル版(第1-33回(1987年度-))
    • 年度や番組によってはタイトルを替える時もあれば、ベース番組や通し企画になる時もある。
  • ニュースコーナー(第1-32回(第1-33回(1987-2019年度))
    • 基本は「FNNニュース」だが、年度や時間帯によってはスペシャル版になったりする。
  • 全国○×王座決定戦(第7-10回(1993-1996年度))
  • 全国フリースロー選手権(第9-11回(1995-1997年度))
  • 平成GⅠダービー(第7-8回(1993-1994年度))
  • SMAP SUPER LIVE(第18・25・29回(2004・2011・2015年度))
  • バカリズムフリップネタ(第31-33回(2017-2019年度))

過去に起きたハプニング・不祥事・余談

過去にはいろいろなハプニングや不祥事などが起きているのだが、その一部を紹介しよう。

第1回放送(1987年度)

長時間という点で酷似していたことから、募金箱が届けられたことがあった。さんまら出演者から「募金は受け付けておりません!」という注意が呼びかけられていたにもかかわらず、である。


車庫入れ事件(1991年度)

言わずと知れた、たけしVSさんま仁義なき戦い。

河田町時代のフジテレビ駐車場にてブロック塀で作られた車庫に車を入れる企画でさんまの愛車がたけしに奪われ、壊された。


その後もさんまは翌年の1992年度から95年度までのBIG3コーナーで連続で愛車を破壊されており、自ら再び総合司会を務めた2008年度では後述の通り、95年度以来となるたけしによって愛車を破壊されている。


「誰か奴を止めなさい!」


亀有ブラザーズのスペシャルライブ(1992年度)

1992年放送の深夜の企画にて、当時の人気深夜番組『北野ファンクラブ』から飛び出した、たけしとガダルカナル・タカつまみ枝豆による音楽ユニット・亀有ブラザーズが一流ミュージシャンをバックバンドに迎えてスペシャルライブを展開した。

ところが、披露した曲は殆ど下ネタてんこ盛りの替え歌ばかりで、特にラストで歌ったビートルズの『レット・イット・ビー』は『アトピー』を連呼した替え歌となっており、これが結果的にアトピー患者団体から抗議が殺到する事態に。

これを受け、たけしは後日『北野ファンクラブ』内で反省会を開く事になった。


この反省からか、翌年の深夜の企画は『流しそうめんカラオケ大会』という、カラオケの宴会でありながら酒類が一切出ない、ある意味健全的な企画が展開された。


ぷよぷよ大会(1997年度)

1997年はお台場に本社を移して最初の記念すべき放送だった。

台風が直撃し、野外で行う予定だった企画(特に野球中継)が軒並み中止に追い込まれる。

急遽仮設テント内でのぷよぷよ大会を放送した。


スタンバイ中の音声が…(1999年度)

スタジオ内の映像を映していたが、音声がスタンバイ中の木佐彩子アナとスタッフとのやり取りを流してしまった。


日本食品事件(2000年度)

2000年放送の新人アナ提供読みで、政井マヤアナが『日清食品』を『日本食品』と言い間違えて、その場で号泣する事件があった。実は、日清食品の後の提供クレジットが日本信販(現三菱UFJニコス)であったため、順番が混乱して読み間違えたらしい。


なお、この件に関し日清食品サイドは政井アナをかばい、「あれでうちの社名が話題になっちゃうと思えばそれでいいじゃないですか」と許している


プロ野球選手に対する失礼行為事件(2001年度)

2001年度放送中、番組に内包されたプロ野球オールスターゲームの中継で、ホリケンプロ野球選手に対して野球とは無関係の質問等で無茶ぶりを繰り返したり、寒いギャグを披露したりとやりたい放題。

これには当時現役選手だった古田敦也が怒りをあらわにして日本プロ野球機構に告発したため、フジテレビはしばらくの間、プロ野球のオールスターゲームの中継をさせてもらえなくなった。


その後、前述の通りFNSの日としてのプロ野球中継が行われたのは2003年度のみ。また、フジテレビのオールスターゲーム中継に関しては2004年度に再開し、以降他系列と交代交代で行われていた。が、近年のオールスターゲーム自体の人気低迷や、関東地区を中心としたプロ野球中継自体の視聴率低迷などもあり、2013年度の第3戦の中継を最後にオールスターゲームの中継から撤退。2014年以降は事実上テレビ朝日系列の独占中継に移行している。


笑福亭鶴瓶ポロリ事件(2003年度)

2003年放送の深夜の中継で、酒で潰れた鶴瓶をココリコが起き上がらせようとした瞬間に鶴瓶の男性器が露出、全国ネットの生放送でその場面が映ってしまった事件。

ちなみに、鶴瓶が起きたて布団をとった際に、鶴瓶のモノは映ってはいなかったが最初のポロリをやらかしており、その直後にさんまが即興で提供読みを行いながらツッコミを入れた。

カメラマンやココリコ遠藤が映らないようにカメラの前に立ったが、はっきりと映し出してしまった。

その一部始終を見ていたさんま・中居正広は絶句。そのシーンが流れた直後CMに切り替わった。

CM明けに中居がしぶしぶ謝罪をし、後に高島彩も謝罪を行った。後に産経新聞に謝罪の言葉を載せた。


なお15年後の正月、これほどの問題にはならなかったものの似たようなことをやらかしてしまった芸人が現れたのはまた別の話である。


ペナルティワッキーによる1・2(いち・にー)事件(2008年度)

2008年放送の1日目の深夜から2日目の早朝にかけての、若手芸人を迎えた演芸・トークコーナーにおいて、よくギャグが滑るワッキーが「1・2!1・2!」と言って行進しながらツッコミを要求したら、相手はその反動でツッコミを入れて滑ってしまうという現象が発生。それを続けた結果、共演者の大半が恐怖のあまり一目散に逃げ出す事態に。


この後2日目の企画として復活した「ひょうきん懺悔室」にて、視聴者からFAXで告発されたワッキーは「✕(バツ)」の判定を受けて水をかけられたが、ちっとも懲りておらず、今度は自分を相手にしてくれない共演者達に対する憎悪をむき出しに「1・2!1・2!」と言って行進しながらツッコミを要求しようとして、またもや共演者達を恐怖に陥れた。


これは後日、他の番組でも度々起きており、被害に遭った共演者達がそれを言及するほど相当なトラウマとなっている。


ホリケンVSやはぎ(2008年度)

2008年放送の2日目において、さんまが裏番組に出演する関係で欠席している間に「やべっち寿司」で発生した事件。

めちゃイケのメンバーとおぎやはぎがトークしている最中にホリケンがおぎやはぎの矢作兼に対して悪ふざけの限りを尽くし、これにマジギレした矢作がホリケンに突っかかってあわや乱闘寸前に。


さんま&ナイナイ岡村の愛車ペンキ塗れ事件(2008年度)

2008年放送の2日目において、たけしがさんまやナインティナイン岡村隆史のそれぞれの愛車をペンキ塗れにした事件。

その後久々に車庫入れ事件が復活し、今田耕司がたけしの運転する車に危うく轢かれそうになる等、大騒動になった。


ちなみにネット上ではこの一部始終に対する批判の声や、それに反論する声との賛否両論となった。


ナイナイ岡村に集中攻撃事件(2011年度)

2011年放送の深夜の企画で、美女アスリート3人と3on3バスケットボールで合コンをしていたナインティナイン岡村隆史ジャルジャル福徳にバスケットボールでぶつけられた事件。

この後他の面々も岡村に対しバスケットボールで集中攻撃したことで、放送後ネット上では非難の嵐となり、岡村に頭をぶつけた福徳が主犯格として悪者扱いされた。

更に、この時一緒になって岡村にボールをぶつけた者全員の個人ブログや所属事務所のサイト、更にはめちゃイケの番組ホームページなどが炎上するなどの大騒動に発展。


その後、福徳がプライベートなどで個人攻撃に遭うなどして精神的に追い込まれた事を受け、岡村はラジオ番組にて「”コント”としては失敗だった」と自ら演出であった事を主張し、福徳を擁護した。


また、福徳曰くこの騒動以降、自分に対するアンチが急増し、一般人と交流する機会などでは、必ず1回は3on3の事件の事で苦言や悪口を言われるのが定番になっているという。


鈴木紗理奈VS木下優樹菜(2011年度)

その名の通り、実際に元ヤンだった鈴木紗理奈木下優樹菜の仁義なき戦い。

2011年放送の2日目の企画の一つ「ヘキサゴンⅡクイズパレード!!」にて、めちゃイケの女性レギュラー陣とヘキサゴンファミリーの女性陣(なぜかオネエさんのクリス松村もいた)がレディース風の格好で対決するもので、紗理奈と優樹菜は事あるごとに取っ組み合っては乱闘へと発展していくのが何度もあった。


ピース綾部に対する暴力事件(2012年度)

2012年放送の企画の一つ「爆笑!大日本アカン警察」にて、コーナー司会担当のダウンタウンがかつて「笑っていいとも!」のレギュラー時代にタモリをはじめ出演者をメガホンで叩いたりした事件が取り上げられた際、ピース綾部祐二ダウンタウンの浜ちゃんこと浜田雅功に対するお仕置きとして、メガホンで2発叩いたら浜ちゃんがマジ切れして暴走。綾部のコートが引きちぎられるという恐怖の事件である。


爆烈お父さんによるAKB48メンバーに攻撃事件(2013年度)

2013年放送の企画の一つ「爆烈お父さん」にて、調子に乗った加藤浩次扮する爆烈お父さんが当時AKB48のメンバーだった川栄李奈の顔を踏みつけたり、渡辺麻友の頭を足蹴りしたり、さらには他のメンバーに対しても痛い目に合わした事件。

この後フジテレビに苦情が殺到したり、ネット上では加藤浩次に殺人予告が出る程の非難の嵐であり、さらにAKBのファンを公言する南海キャンディーズ山ちゃんも「インターネットの怖さを思い知れ!」と加藤を糾弾した。


結果的にまたもやナイナイ岡村が謝罪する羽目になり、BPOでもこの一連が取り上げられた。


キムタク負傷事件(2014年度)

2014年放送の企画の一つ「男だらけの水泳大会」のコーナーの一つである「水上相撲対決」にて、三中元克と対決することになったキムタクこと木村拓哉が、三中によってシャツを破られ引っ掻かれて負傷してしまった事件。三中は土下座して謝罪したが、Twitter上では炎上騒動に。加藤は先述の件から三中に対し「絶対殺害予告が来る」と述べていた。翌年の27時間テレビやめちゃイケの「中居×ナイナイ日本一周の旅」でもネタにされた。なお木村からは「君は仕事をしただけ」と許された模様。


バンジージャンプドクターストップ(2015年度)

2015年放送の企画のひとつ「たんぽぽ白鳥久美子 バンジージャンプギネスに挑戦」で、女性お笑いコンビ・たんぽぽ白鳥久美子が、バンジージャンプ世界記録に挑戦しようとした(ちなみに世界記録は1日で158回)が、10回やったあたりで気分が悪くなってしまい、付き添っていた医者から「止めろ!!」と怒られ、結果その時点で「打ち切り」となった。しかしその後、この派生で各コーナー中に迷惑をかけた人や勝負に負けた人(番組内では、これらの挑戦者を「とばっちりジャンパー」と称していた)に対し罰としてバンジーに挑戦させられる流れができ、実際に三上真奈アナら数名がバンジーを飛んだ。


低迷と休止(2016年度以降)、そして復活(2023年)

軽チャー文化最後の砦『笑っていいとも!』が終わるご時世、軽チャーの申し子たる27時間テレビも退潮へ向かう。

MCがリレー形式で交代する2016年では当時過去最低記録である7.7%を記録した。これについては松本人志が「ワイドナショー」で番組の存在に苦言を呈したほどだった。また、名物コーナーの「今夜も眠れない」は同年起こったSMAP解散騒動の余波や翌年の編成の都合などもあり、この年の放送をもって休止する形となった。


翌年の2017年からは生放送中心からロケ番組やドラマを含めた収録中心に変更(17年はめざましテレビも収録中心となり、生放送はニュースと競馬中継の一部のみ)。また、この年からは恒例となった7月の夏から9月の秋へ移動。同年は日本史を題材とした情報バラエティ番組として転換。各時間帯に編成された番組ごとにそれぞれの時代のテーマで展開する形式となった。また土曜夜11時台からの一部深夜帯はその時代のテーマとは少し逸れたお笑いコーナーとして編成し、2016年に続きさんまのお笑い向上委員会などのお笑いコーナーが組まれた他、恒例の火薬田ドンも向上委員会に登場した。

最初の2017年は一桁視聴率に変わりはないものの、8.5%と少し上昇。


平成最後である2018年でも日本の歴史と食をテーマに収録中心の情報バラエティ路線を維持(この年はめざましテレビも生放送で行われ、総合司会の村上も生出演)。しかしこの年は『めちゃイケ』や『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了するなど、バラエティ向けではない番組が多くなってしまった事が原因か、視聴率が7.3%と過去最低記録を2年ぶりに更新してしまった。ちなみに2018年の瞬間最高視聴率は9日のサザエさんで15.4%となった。


2019年の放送はスポーツを題材とした情報バラエティ路線を維持しながら、3年ぶりに生放送中心に放送。ワールドカップバレーなどを9月に放送する事情で、27時間テレビ史上最も遅い11月に放送され、「今夜も眠れない」が「ラブメイト10」としてリニューアルする形で復活した。結果は変わらず、視聴率は5.8%と再び最低視聴率を更新する事になってしまった。


このため最近では『24時間テレビ』とはまた別のベクトルで番組の存在意義が問われていた。これは当時世帯視聴率重視だったことに加え、前述の通り、人気だったバラエティ番組が相次いで終了するなどフジテレビのバラエティー分野が低迷していたことなども影響を受けている。


2020年度は7年ぶりに8月に放送する予定だったが、2020年5月25日、新型コロナウイルス禍により収録がしにくくなった事を理由に製作を断念する事を明らかにした。また、2021年5月12日、2021年度も同じ理由で放送されない事も明らかにした。しかし関係者の取材で「コロナより低視聴率と莫大な製作費が本当の理由」と別の原因が暴露されている。そして2022年4月28日、2022年度も同じ理由で放送されない事も明らかにした。


その代替として、2021年8月28・29日に二夜連続という形でダウンタウン松本人志ナインティナイン中居正広をメインに迎え、音楽と笑いを融合させた新タイプの特番『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜』を放送。好評だったため翌年の9月10・11日に同じく二夜連続で第2弾の『FNSラフ&ミュージック2022〜歌と笑いの祭典〜』が放送されている。


2023年2月19日、「今年こそはやります」と宣言し、。7月22日から23日にかけて放送という形で復活。生放送や2016年以来となる7月放送に加え、27時間テレビ史上初めて全編Tverでのリアルタイム配信が実現。2020年代からは個人視聴率やコア層の視聴率なども重視するようになったことも受けてバラエティ路線復活となり、全パートコア、個人全体、世帯において同時間帯横並びトップを記録した。


2024年は、「新しいカギ」のレギュラー陣がパーソナリティとなり、同番組のコンセプトである「若者との交流」「明るく、楽しいお笑い」を基にした「日本一、たのしい文化祭!」をテーマに掲げている。


関連動画

第1回(1987年度)のCM(最後のCMを除く)


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