基礎データ
概要
名前の由来は、「隠れ+カメレオン」。
二足歩行のカメレオンのような意匠を持つ。
変幻自在で、周りの景色の色と同化できるが、腹部のギザギザ模様だけは隠せない。
背後から獲物に近づき、舌を伸ばして捕食する。
ショックに敏感で、受けると色が変わる性質を持つ。また、体の色の濃さは体調を表すバロメーターであり、濃ければ濃いほど快調なのだが、トレーナーに構われないとしばらく姿を表さなくなってしまうデリケートな所がある。素早さのステータスが遅めだが、元ネタのカメレオンも舌以外の動きはかなり遅い。
色や容姿からキモリの進化系説までささやかれていた事もあった。
ポケッチのアプリ「カラーチェンジャー」の元ネタである。
初出
2001年7月5日に放送されたアニメ本編「カクレオンはどこにいる!?みえないポケモンにだいこんらん!」で登場。
巨大飛行船マンデーブルー号に乗っていたエル・リサ姉妹の手持ちポケモンとして二体登場し、他人の貴重品をロケット団から守るために活躍した。ちなみにカラーリングは通常色とのちにポケダンでも登場する紫色の二種。
その後、2001年7月7日に劇場版短編『ピカチュウのドキドキかくれんぼ』でも登場。
こちらでは得意の色変化でオブジェに溶け込んだが、最後まで見つけてもらえなかった(ちなみに先ほどのアニポケ本編も同作のDVDに同時収録されている)。
そして「ルビー・サファイア」にて本編初デビューとなった。
ゲームにおける特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
60 | 90 | 70 | 60 | 120 | 40 |
初登場のRSEではフィールド上の数箇所で景色と同化して道を塞いでいるが、デボンスコープを用いれば正体を見破る事が出来、見破った後にバトル突入となる。その他、野生でも超低確率で出現する(ORASでは出現範囲が拡大している)。
DPではダイヤモンド限定ポケモンとして210ばんどうろでポケトレを使うことで出現するが、プラチナではノモセ大湿原限定ポケモンに変更された。その後もBW2やXYで野生出現したが、低確率なのは相変わらず。
ステータスはとくぼうがずば抜けて高く、ついでこうげきがそこそこある程度で他は低め。すばやさの方もバクーダクラスの鈍足である。
特性の「へんしょく」は、このポケモンのみの特性であり、自身が受けた技のタイプそのものに変わってしまうと言う効果だが、これを逆手に取られてゴースト技やドラゴン技を連発された挙句、倒されてしまう事も少なくない。また、「RS」で初登場した当時まではひこうタイプ単独のポケモンがいなかったため、この特性で自らの属性をひこうタイプのみに変える事も出来た。
なお、「RS」当時は希少なみがわりを使えるポケモンだった。
物理寄りのステータスだが、10まんボルト、れいとうビーム、ソーラービーム、だいもんじ、かえんほうしゃ、かみなり、ふぶきとわざマシンで覚える威力の高い技が特殊に寄っているなどステータスとあまり噛み合っていない。
「ダイヤモンド・パール」では先制技のかげうちやふいうちを習得したものの、決定力になお欠ける。
第7世代時点の教え技では3色パンチ、アクアテール、けたぐりなど物理サブウェポンが増えはしたが、実はこの世代におけるタイプ一致のまともな物理ウェポンはなつき度依存のおんがえしぐらいであり、ノーマルタイプおなじみのはかいこうせん(こちらは特殊であるが)やギガインパクトすら覚えてくれないという始末(尤も、この弱点は自発的にタイプを変更できるへんげんじざい個体にはあってないようなものだが…)。
皮肉にも、すてみタックル、メガトンキック、メガトンパンチといったノーマルタイプの強力な技を覚えられたのは彼らが生まれた第3世代の頃の話であり(しかも、ちきゅうなげやばくれつパンチまで習得できた)、その後の世代で交配を行なっても遺伝してくれない。
この他にも素早さは遅いが、クレッフィ同様にいばみイカサマコンボが使えたりするが、特殊受けのステータスをしているので使いにくい型である。
「ポケモンBW」では、新たにGTSネゴシエーションが出来たが、交渉前のトレーナーカード表記に「へんしょく」を多用するトレーナーがいるのだが、彼らはいわゆる「色違い廃人」であり、普通の交換をしようとしない人がたくさんいる。「変色→色が変わっている→色違い」ということなのであろうが、これではカクレオンに風評被害が及んでしまう。また、交換相手にも失礼にあたってしまう。
「ポケモンXY」では隠れ特性としてあのゲッコウガと同じ「へんげんじざい」を手に入れ、攻守でタイプが入れ替わる二つの特性を持つ唯一の種族となった。
オメガルビー・アルファサファイアではエピソードデルタ後にこの「へんげんじざい」持ちのカクレオンがトクサネシティの顔出し看板に潜伏するようになり、シンボルエンカウントでバトルできるようになったので確実に入手できる。
しかし、ゲッコウガやエースバーンが暴れた反動で第9世代でへんげんじざいが弱体化されることになる憂き目に遭う。
第9世代ではテラスタルの仕様と「へんしょく」の兼ね合いの関係からか、未実装となっている。
2世代に渡って入国を逃している彼だが、もし第8世代に登場していたら技範囲がより広がっていた可能性は想像に難くなく、パワーウィップなどいかにも彼らしい技が揃っていた)。
舌とお腹のギザギザ模様が青い個体が色違いで、後述の金銀への先行登場した個体やポケダンに登場した個体のカラーリングがバラ色だったせいか非常に間違われやすい。一度厳選してから気づいた人も多いのではないだろうか? そもそもカクレオンはお腹のギザギザ以外は色を自在に変えられる為にわざわざバラ色の個体を色違いに設定する必要がなかったのかもしれない。
似たようなケースとしてアニメに登場したピンクバタフリー、青紫色の殻を持つドヒドイデなどがいる事からいつの世代も他媒体限定個体というのは人々の心を魅了してやまないようである。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- エル(無印205話)
- リサ(無印205話)
- ハヅキ
- イチコ(AG156話)
- ヤバシ(新無印78話)
漫画版
ポケモン不思議のダンジョン
上記の通り本家では先行公開やイベント以外ではあまり目立っていなかったが、こちらの作品では多くのプレイヤーに非常に強烈な印象を植え付けている(後述)。
ポケモン広場、トレジャータウンにある『カクレオン商店』と『カクレオン専門店』で道具とわざマシンを売る2匹のカクレオンは兄弟で、通常色のカクレオンが兄で、紫のカクレオンが弟である。
兄の方はやや涙脆い一面があり、ラティ兄妹の再会に涙を流した事も。どちらもNPCであり、冒険の手助けをしてくれる。
カクレオンは全シリーズ共通でダンジョン上に店開きをしている。
普段は気前よく客を迎え入れてくれるが、ポケ(ポケダン世界の通貨)を支払わず道具をタダで持ちながら店の外へ一歩でも出ると突然ワープし、目の前に現れ「お客さんがお買い上げの道具は○○(金額)になります。よろしいですか~?」と半ば「払え」と言いたげに迫ってくる。そのじょうたいで「いいえ」を選択すると、「だいじなしなものがぁ~! はやくつかまえてぇ~!」と狼狽し、主人公達を攻撃してくる。おまけにどんどん数は増えてゆき、仕舞いにはダンジョン全体をカクレオンで埋め尽くされる光景が出来上がる。
さらに言うとお金を請求する際のカクレオンのアイコンは普通のアイコンなのだが真顔とも読み取れないこともあり不思議な威圧感を感じる。以上の様々な点からトラウマになった人も多いに違いない。
作品によって差はあるもののどれも本家での地味さが嘘の様な異常じみた強さで、その実力はいずれの作品のラスボス・隠しボスをも軽く凌駕する。救助隊・探検隊・冒険団では厳しい一定の条件を満たしている時、0.1%という低確率で勧誘する事が可能。マグナゲートではNPC専用キャラとなっている。
セリフは
・ポケダン赤青の場合「ドロボーだ! ドロボーだ! みんな つかまえてくれ~!」
・ポケダン時闇の場合「ドロボーだぁ! ドロボーだぁ! みんな つかまえてぇ~!」
・ポケダン空・冒険団・マグナゲートの場合「大事な売り物がぁ~!みんな つかまえてぇ~!」
・ポケダン超・救助隊DXの場合「大事な売り物がぁ~! みんな つかまえて~!」
となる。
なお、彼らに敗れると手持ちのアイテムを全てただのタネにすり替えられてしまう。救助隊DXでは全ロスするようになった。このことからドロボーを糾弾している割に自らも盗品で私腹を肥やしている一面があるのではないか?という疑問があったりなかったりする(事実、どろぼうを使ってくる)。しかし、支払い前に商品を食べてしまってもお金さえ払ってくれれば見逃してくれる為、むしろ器量はでかい御仁である。
救助隊
店主として初登場の作品。この作品でのカクレオンは比較的大人しめ。
レベルが90と恐ろしく高いが能力自体は平均下レベルであるため、レベル100にすれば比較的あしらうのは容易。不思議のダンジョンの店主定番の倍速行動も、ポケダンの仕様上加速技を重ね掛けするだけで常時4倍速とか普通に行くので、ちゃんと準備すれば正面からでもわりと何とかなる。そのレベルの高さから通常ダンジョンでは即戦力になりえ、レベル1ダンジョンでも速い成長スピードと優れた成長率で活躍出来る優秀なポケモンである。
仲間にするとなぜか関西弁になる。
探検隊、冒険団
今作ではレベルが40台後半~50台前半と大幅に格下げされた。しかし能力が著しく強化され、なんと全ステータスがALL255(最大)、そしてHPは300前後とボスすらも更に凌駕する強さを誇る化け物に。(この数値は風来のシレンに登場する大店長とタメを張れる程えげつない強さ。)
カクレオン以外のポケモン伝説含めレベル100にしても、ドーピング等を行わない場合は能力が100~120程度にしかならないため、前作と同じノリで泥棒すると非常に痛い目に遭う。
当然発生スピードの速さも健在であり、数歩歩くだけで倍速のカクレオンが3〜5匹ほど発生するため、基礎能力強化アイテムを大量投入したポケモンで挑まない限り、瞬く間にリンチにされる。
とはいえ相変わらず倍速止まりなので、加速技とつうかスカーフを併用すれば逃げるだけならそう難しくはない。
今作もレベル1ダンジョンでは優秀…と思いきやそうでは無かった。
何と初期能力が「HPを含め」全能力ALL1という凄まじい能力になってしまっている。技は愚か通常攻撃でも即死。
一応レベル30以降は全能力+25という驚異的な成長期を迎え、最終的には上記の様な反則的な能力になるがそれまでに必要な経験値は何と40万以上(最も経験値が多い敵でも259)であり、成長期まで稼ぐ事はほぼ不可能。そのため、終始ごく僅かなHPで戦闘を行わず、99Fまで逃げ続けるというとんでもないプレイを強いられる事になる。彼でのレベル1ダンジョンの挑戦は本家不思議のダンジョンシリーズの数倍以上の難易度を誇ると専らの噂。
どれだけとち狂ったキャラなのか自らの目で確かめるといいだろう。
…が、近年になってカクレオンで突破してしまったユーザーが何名か現れてしまい、それどころか「うんめいのとう」の攻略にあたって最難関とされるポケモンはカクレオンではなくコイツらという意見すらでるようになってしまった。
また、全てのポケダンシリーズの括りで見た場合、持ち込み不可かつソロで臨むレベルリセットダンジョン最高難易度となるのはマグナゲートの「究極の荒野」における、特性ぶきよう持ちのコロモリとの声もある。
ただ、あまり知られていないのだが闇の探検隊における「ゼロのしま なんぶ」となると事情が変わり、闇の探検隊においては生命線と言える「ワープスカーフ」も「あしらいスカーフ」も登場しないばかりか、「うんめいのとう」では運が良ければ店売りされていることもある技マシン「みがわり」「いばる」が登場しないなど向かい風が重なっており、上述したコロモリにも引けを取らない難易度とされている。
ちなみに、滅多な事では起こり得ないケースだが、罠の爆風に店を構えているカクレオンを巻き込んでしまった場合も容赦無く攻撃対象にされてしまう。しかし、こちらでは仕様が特殊である為、泥棒扱いとはならない為、リンチは行われず、持ち物をただのタネにすり替えられる事もない(要は通常の攻略失敗時と全く同じ結果になる)。
冒険団の方は成長スピードは平均よりやや遅いレベルにまで改善されたが、素の能力が完全に死んでるので、稼ぐ事は現実味を欠く。
ポケモンゲームスペシャルアニメでの声優は古島清孝。
広場などダンジョン外の施設では、金銀の頃に先行登場した体がバラ色のカクレオンも登場する。(主に技マシン等高額商品の販売を担っている)
マグナゲート
今作から笑顔のアイコンが付き接客に磨きがかかったが、それと共に凶悪さにもますます磨きがかかる事になった。前作はALL255だった能力が、今作ではALL302ととうとう通常の限界値を超えてしまった。おかしいとかいうレベルじゃ無い。レベルも救助隊の頃に戻り90に。こちらはあまり戦闘には関係ないが…
最近では防犯対策も施し始めた様で、前作ではフロア中の道具を手元に引き寄せる「ひきよせのたま」、食べれば階段前にワープ出来る「せいなるタネ」を使用すれば
カクレオンと戦わなくても比較的容易に盗みを行う事が出来たが、今作でひきよせのたまを使っても店の道具だけは効果の対象外となり、盗む事が出来ない。
そして今作で泥棒をすると出現中の敵がすべて消えるようになった代わりにカクレオンのSOSコールと共に階段前に同業者のカクレオンが3体配置されるようになっている。従って階段前にワープするせいなるタネを使用した場合、能力ALL302カクレオンを3体同時に相手しなければならなくなるという悪夢の様な展開が待ち受けている。そのため盗みを行う事自体が難しくなった。
なお冒険団までは壁の中にいるポケモンに対しては攻撃する手段を持っていなかったが、今作以降は周囲8マス範囲の「シンクロノイズ」を会得し、壁に入っていても100%安全とは言い切れなくなった。
「シンクロノイズ」の特性上攻撃を受ける機会はそうそう無いが、ノーマルタイプで壁抜けする場合には「シンクロノイズ」の存在を前提に動くべき。
他のタイプであっても、調子に乗って自分と同じタイプに変色させて返り討ち…とならないように注意したい。
その他「フェイント」が他の先制技同様2マス範囲に強化されているため、(元々「かげうち」や「ふいうち」があるとはいえ)遠距離からの攻撃手段も増えている。
超
『超不思議のダンジョン』では多くのポケモンと繋がっているとカクレオンとも繋がることが出来る。
レベル50ではいきなり次のレベルまで1,000,000という数値を突きつけられてしまう。
ちなみに本編ではタマゴから孵ったタイミングから起算してレベル98まで行けるぐらい…。
なお泥棒時のカクレオンの湧き方はマグナゲートと同様だが、今作ではシレンシリーズの杖と同様複数回使用可能な「枝」の登場により飛びつきや場所替えをしやすくなり、泥棒の難易度は下がっている。ただし、ダンジョン内のカクレオンはマグナゲート同様勧誘不可能。
また、ある程度距離があれば「ほごしょく」を使って立ち止まる場合もあるためその点も温情と言えるか。とはいえ先述した「シンクロノイズ」との組み合わせには要注意。
救助隊DX
泥棒で起こる現象はマグナゲートや超と変わらない。レベルは66と上限の2/3ではあるがやや中途半端になった。
店主としてはマグナゲート・超より少し弱体化し、強さは今作で追加されたダンジョン内の強敵ポケモン(特定のダンジョン内で稀に色違いとして出現することがある、ユニークモンスター的な立ち位置)程度に落ち着いている。
弱体化したとはいえ、リメイク前と違ってこちらも強くなければワンパンされる強さなのは前作の超から変わらないので、勧誘するにはやはり相応のステータスが必要。
タイプ特性が増えたせいで特性によってタイプがよく変わるコイツを一時的に足止め出来なくなる可能性も増えているので注意しておきたい。(例としてでんきタイプになると麻痺出来なくなり、ゴーストタイプになると移動不能状態にならない)
一方で役に立つアイテムが多いおかげで泥棒自体はリメイク前とあまり変わらない程度には成功しやすくなった。また、勧誘の方も対象範囲が2マス先に伸びているため隣接攻撃でなくても勧誘出来るようになったほか、勧誘に成功する確率を上げる手段も豊富になっている。道具は続投した「ともだちリボン」の他に勧誘率を上げるふしぎだまの「かんゆうだま」があり、かしこさに代わるすごわざには「Gしたしみやすい」と「Gわきあいあい」が、技も「みねうち」で倒すとポケモンが仲間になりやすくなっており、勧誘に関してはてこ入れされている。また、ヌケニンをみずびたしでみずタイプにすると、カクレオンはみずタイプのヌケニンに技でダメージを与えることができず、簡単に詰ませることが出来る。ヌケニン自身も勧誘技のみねうちを覚えるため、みずびたしを使えるポケモンと冒険すると、勧誘が捗るだろう。
勧誘に成功したカクレオンは店主ほどの強さこそ流石にないものの、他の敵を圧倒する強さなのは変わらないため、多くの敵が彼の前に倒れ逝く。セリフもリメイク前から変更されており、ほとんどが探検隊からの流用だった中、特別なポケモンを除けば唯一ポケモン広場にいる個体に似た性格の専用のものになっている。
そして今作ではレベルリセットダンジョン「幸せの塔」の上層階で野生の個体も登場している。ポケダンで野生個体のカクレオンは初登場なのだが、こちらは上層階の敵としてはステータスが場違いに低く、これといった特別な能力も持たないため簡単に倒せてしまう。どうやら異常に強いのは店主個体が特別なだけで、カクレオンも野生個体は1匹のポケモンに過ぎないようだ。
こちらの野生個体も勧誘は可能だが出現率が低い、勧誘出来てもステータスが低いために弱い、リメイク前と違って道具を持ち込めないので脱出アイテムも持ち込めない、と三重苦の運ゲーになるため、こだわらなければ素直に店主個体を勧誘する方が楽になりやすい。
なお、泥棒BGMは今作ではマクノシタのホンキの訓練でも流れる。こちらは公式サイトのジュークボックスからも聴ける。(タイトルは「みんな つかまえて~!」)
その他 番外作品
『ポケモンGO』
第7世代の一部が実装されている2022年まで長らく未実装が続いていたが2023年1月7日の『コミュニティ・デイ』終了後にポケストップで透明化して張り付いているという形でようやく実装された。
どこのポケストップにいるかは流石に可視化出来ないが、ポケストップに近づいたりタップするとGOロケット団に占拠されているときと同じ暗い音が鳴り、お腹の模様が透明化していないのはそのままなので比較的見つけやすい。
カクレオンのいるポケストップに近づいてカクレオンをタップすると驚いて保護色が解け、ポケストップから落下すると近くでシンボルエンカウント可能になる。ドーブルやパールルは先に実装されたため、第3世代以前初出の一般ポケモンでの実装としては待ちわびたことだろう。
ただし、2018年9月22日の『コミュニティ・デイ』終了直後に突然現れたメルタン絡みで姿を目撃した人もいたからなのか、性別不明で鳴き声もメルタンのままになってしまっている。
『ポケモンカード』
ポケモンカードゲームDPt 拡張パック「時の果ての絆」収録の「カクレオン」が殿堂レギュレーションで禁止カード指定されている。
アニメ版
- エルのアズキちゃんとリサのミドリちゃん
- 映画公開2日前に先駆けて無印205話で登場したゴージャス姉妹のポケモンで、アズキちゃんは小豆色の色違いである。姉妹の宝石箱や他人の救急箱を口に入れて脱走していたが、実は金目のものを狙って潜入していたロケット団から大切なものを守ろうとしていただけと判明。撃退後はそれぞれの持ち主に返している。
- 短編「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」
- 浜辺の大きな屋敷の庭の手入れをしていたポケモンの一匹でヨーギラスとグランブルの仲間。庭にやって来たピカチュウ達と仲良くなり一緒にかくれんぼをしていたが体の色を周りの景色に変えられるので結局最後まで見つからなかった。なお騒ぎで散らかった庭を全員で一緒にきれいにするのには参加できた。
- ハヅキのカクレオン
- 無印270話に登場したハヅキのポケモン。シロガネリーグでサトシのピカチュウと対戦し、素早い上に姿を消しての「したでなめる」で翻弄したが、逆にピカチュウに舌を絡めとられ10まんボルトを食らって敗れる。
- イチコのカクレオン
- AG156話でポケモン忍者スクールの女性教師のイチコが「しのびの道を学ぶ極意」の修行の時に出したポケモンで登場。修行の中身は要するに「かくれんぼ」と「おにごっこ」を合わせたようなもので、姿を消したカクレオンをパートナーのポケモンと一緒に見つけて捕まえるという内容。サトシの帽子を取って逃げたりした。
- ヤバシのカクレオン
- 新無印78話でサクラギ研究所に忍び込んでデータを盗んでいたポケモン。ガラル地方のデータが削除された翌日の夜にゴウとジメレオンに犯行がバレ、バトルとなる。ジメレオンを舌に巻いて投げ飛ばすが、ジメレオンがインテレオンに進化して不利になりヤバシに連れられて逃亡を図るが、「ねらいうち」で阻止される。ヤバシ共々落下する直前にインテレオンに助けられた直後に惚れていた事とヤバシが「レディ」と呼んでいることから性別は♀️。
その他
AG | 33話・126話 |
---|---|
DP | 78話 |
XY | 21話・91話 |
SM | 129話 |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
4章で登場。原作でのミツルの最初のポケモンはラルトスだが、こちらではトウカシティでルビーと共に捕獲したのがカクレオンである。ミツルは一目で気に入ったが、ルビーからは「美しくない」との批評だった。舌を使った攻撃が得意。終盤「空の柱」でホウエン地方の危機を救うきっかけを作る事となる。
関連イラスト
関連タグ
ポケモン一覧 店主(風来のシレン)・ガーゴイル(DQ)・トニオ・トラサルディー※ただしトニオは二次創作。
search/サーチ:2018年公開のアメリカ映画。登場人物の一人が劇中で「一番好きなポケモン」にカクレオンを挙げている。