概要
カロス御三家からは既にゲッコウガが出ていたため、あとはマフォクシーが出ればカロス御三家が全員揃うことになる。
その後第10弾でマフォクシーが出ることが決定したため、カロス御三家が全員揃うことになった。
開催日時は、5月12日9:00~5月15日8:59、5月19日9:00~5月22日8:59。
しかし、5月19日にて同時進行されたイダイナキバ・テツノワダチのピックアップレイドにて調整不足による不具合が報告され、本レイドも念のために急遽中止されてしまった。
その後、6月16日9:00〜6月19日8:59に再開催されることとなった。
特殊行動
単位:%
時間残り | HP残り | 行動 |
---|---|---|
99 | てっぺき | |
80 | バフ解除 | |
80 | じしん(全体攻撃) | |
80 | シールド(耐久値40) | |
55 | シールド | |
45 | のろい | |
40 | バフ解除 | |
40 | ビルドアップ |
対策
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
88 | 107 | 122 | 74 | 75 | 64 |
特性はこれまでの傾向どおり隠れ特性の「ぼうだん」であり、弾や爆弾技は通じない。
弱点技なら兎も角、レイドにて主にハラバリーが使用する「アシッドボム」が無効になる点に要注意。
アシッドボムだけでなく、「シャドーボール」や「エナジーボール」も無効化されるため、シールドを貼られる前に「きんぞくおん」などでいかに下げられるかが重要となる。
使用する技は「ウッドハンマー」、「アームハンマー」、「ストーンエッジ」、「じしん」、「てっぺき」、「ビルドアップ」、「のろい」の7種。
開幕に「てっぺき」でぼうぎょを固め、一定条件で「ビルドアップ」と「のろい」を使い、こうげきとぼうぎょを強化する。
また問題点として、味方のオリーヴァがグラスフィールドを展開して相手の「ウッドハンマー」を強化してしまうことが挙げられる。よってくさ技に耐性を持たないポケモンを使う場合は即撤退を推奨。
いわタイプには弱点が多いが、「みずタイプ」、「じめんタイプ」のポケモンはウッドハンマーで、「はがねタイプ」のポケモンはアームハンマーで弱点を突かれてしまう。また、かくとうタイプのポケモンも高い防御がかなりきつく、特性のぼうだんで「はどうだん」や「きあいだま」も無効化されるため、コライドンなどの物理アタッカーで戦うことを余儀なくされる。
定期的にバフ解除の特殊行動を行うため、「つるぎのまい]」]や「はらだいこ」による強化前提の攻略は、あまり推奨できない。もちろんバフ積み前提の「アシストパワー」や「つけあがる」も非推奨。
逆にデバフ解除は行わない上、前回のインテレオンと違い「しろいきり」は覚えないため、デバフ戦法は(「アシッドボム」以外)効果的。
幸い「すなあらし」は覚えないため、こちらから天候を砂嵐にしなければとくぼうを1.5倍される可能性は低い。
また、いわ技は命中率がやや低いものが多いため、命中率を下げたり回避率を上げることで当たりにくくなる。
「ものまねハーブ」をもちものに入れれば、「てっぺき」によって防御が上昇するのが強みだが、一度しか使えない為、バフ解除は要注意。
おすすめのポケモン
アタッカー枠
くさタイプのポケモンは弱点を突かれないため、物理耐久を高めれば最強のピカチュウの時と同様に活躍できる。
また、ぼうぎょ・とくぼうデバフが使えるポケモンも推奨される。
本レイド攻略に最有力のポケモンの1匹。
今回は特性の「ぼうだん」により「アシッドボム」が効かないところを、専用技の「りんごさん」により特防を下げられる。
そこそこ高いぼうぎょ種族値もさることながら、「じこさいせい」や「やどりぎのタネ」、「ギガドレイン」、「リサイクル」による回復も可能である。「てっぺき」や「リフレクター」も使えるので、バフ消しの度にかけ直すことを推奨する。
「りんごさん」で特防を最大まで下げた後に「にほんばれ」で晴れにし、3回「せいちょう」→いけいけドンドン(1.5倍)→ひかえめC振り「ギガドレイン」でバリアの上から7割以上一気に削れる。オリーヴァの「グラスフィールド」込みor「ソーラービーム」ならほぼワンパン可能。
ただしこの場合は1回目のバフ消しを凌いでからせいちょうを積むこと。テラスタルは基本的に3回目のせいちょうの時に行うのがおすすめ(「りんごさん」を撃っている時にテラスタルすると2回目のバフ消しを誘発する可能性がある)。
両バージョンで入手できる(進化アイテムは今作から両方をデリバードポーチで購入可能となった)上、特性も通常特性で良いという育成しやすさも利点。地味にlv100にするのに必要な経験値が最少の60万であるためけいけんアメの消費も少なめ。
適当に捕まえた野生のカジッチュをミント・アメ・とっくんで補正・育成してやれば即戦力として投入できる。
出現場所としては、シンボルで出現する東1番エリアがおすすめ。
カジッチュのもう1つの進化系。こちらは攻撃と同時にぼうぎょを下げる専用技の「Gのちから」がある。
タルップルと比べるとHPが低く、「リフレクター」や「じこさいせい」を覚えないためタルップルより優先度が低いが、物理攻撃型の味方ポケモンとの相性が良い。
特性はタルップル同様に通常特性が望ましい。隠れ特性のはりきりは命中が安定せず「Gのちから」が当たらず却って足を引っ張りかねない。
マルチでは、味方が特殊攻撃型ならタルップル、物理攻撃型ならアップリューと使い分けよう。
本レイド攻略に最有力のポケモンの1匹。
本来使う度に特攻が低下する「リーフストーム」を特性「あまのじゃく」の効果で逆転させて、攻撃しながらとくこうを上げつつ弱点を突ける。
実質攻撃とバフを同時にできるため、バフを消されても2、3回連打するだけで積み直しやすいのが利点。ただし、バフ消し直後は特性が無くなっていることに注意。そのターンは他の技(ダメージを受けているなら「ギガドレイン」や「こうごうせい」とか)を使おう。
「リーフストーム」はポイントアップを使っても最大8回までしか使えないので、攻撃技が「リーフストーム」だけだと厳しいので、とくこうを上げた後は、HPを吸収する「ギガドレイン」や、ぼうだんで防がれない「ソーラービーム」で畳み掛けよう。
また、「なやみのタネ」で」ぼうだん」を打ち消せるため、連絡を取り合えるなら「アシッドボム」要員と組もう。ただし、ソロや野良では必要性が低いので、無理に覚えなくても良い。
タルップル同様両バージョンで入手でき、何なら最強のピカチュウレイドにて活躍した個体を物理耐久振りにして使用するのもあり。
ラランテスの「あまのじゃく」は隠れ特性の為、通常個体の場合はとくせいパッチが必須となる。そのため、最強のピカチュウレイドで作っていない場合、用意しにくいのが欠点。
本レイド攻略に最有力のポケモンの1匹。
特性「ひひいろのこどう」で仲間のくさタイプのサポートも可能(「こうごうせい」や「せいちょう」、「ソーラービーム」など)。
バリアを張られる前に「いやなおと」を連打し、「ドレインパンチ」や「アクセルブレイク」で一気にダメージを稼げる。さらに、「ワイドブレイカー」でバリアを貫通してこうげきを下げられる。
「ちょうはつ」でビルドアップとのろいを防ぐことも可能。
欠点があるとすれば、入手できるのがスカーレット版限定であることである。
バリアを張られる前に「きんぞくおん」を連打し、「パラボラチャージ」で回復しながら戦うことができる。強化についても、特性ハドロンエンジンや自前で覚える「エレキフィールド」の他、バフ消しの影響を受けない「じゅうでん」がある。
ドラゴンタイプ複合なので「ウッドハンマー」のダメージを半減でき、「じしん」が弱点であるが、ライドポケモンとして使っている方をドラゴンタイプにテラスタルすることで弱点をなくすことができる。
バイオレット版限定であることやコライドンと違って「ワイドブレイカー」を覚えないこと、他のオススメの方がより楽に攻略できるため、優先順位が低いのが欠点である。
特性「マイペース」からのデメリット無しの「はなびらのまい」が強力。ぼうぎょバフは覚えないが「ギガドレイン」が使え、にほんばれからの「せいちょう」や「こうごうせい」、「ソーラービーム」のコンボも強力。「あまえる」や「てだすけ」、「かふんだんご」も使える。
また、「なやみのタネ」・「なかまづくり」で「ぼうだん」を打ち消し、「エナジーボール」を当てられる。「アシッドボム」より確実性はないが、とくぼうデバフを与えられるチャンスができる。
普段なら耐久面が頼りなくレイドでは不向きなパルデア御三家の1匹だが、育成によっては戦える。
隠れ特性の「へんげんじざい」でくさ単タイプになり、「アームハンマー」を等倍で受けられる。
必中・確定急所の専用技「トリックフラワー」の他、「なやみのタネ」で「ぼうだん」を打ち消しての「エナジーボール」、回復技の「ギガドレイン」、「ひやみ」ずや「どろかけ」などといった有力なデバフ技も多い。また、「わるだくみ」を覚えるため、特殊アタッカーにもなれる。
ただし、隠れ特性必須のためにとくせいパッチが必要なことと、すばやさが足りないと「へんげんじざい」が発動させる前に「アームハンマー」で瞬殺されかねないため、注意である。
余談だが、あく複合による弱点対策のため「しんかのきせき」持ちのニャオハまたはニャローテを使う人も見られる。
今回のレイドではマスカーニャを使うよりも耐久面では進化前の方が優秀だろう。
特性が通常はウッドハンマーの無力化ができる「そうしょく」、隠れ特性が「グラスフィールド」時にぼうぎょが1.5倍になる「くさのけがわ」であり、通常・隠れのどちらもレイドで有力という、とくせいパッチいらずなのが高ポイント。
「ウッドホーン」で回復しながら戦え、とくこうもそこそこ高いので「ギガドレイン」連打戦法も有効。「にほんばれ」からの「せいちょう」でこうげき・とくこうの両方の強化も可能。
ただし、ぼうぎょの種族値が低く、ぼうぎょバフが「ビルドアップ」と「まるくなる」のみなのが欠点。
ソロレイド専用。
はがね・ゴースト複合タイプで、じしん以外は半減以下で済む。特殊アタッカーであり、「きんぞくおん」によるデバフ、「わるだくみ」によるバフからの「ゴールドラッシュ」や「ラスターカノン」が強力。
ただし、はがねタイプなのに「てっぺき」を覚えない上に、こうげきデバフも覚えない。そのため、ソロで「いかく」持ちの味方と組まなければ、「ビルドアップ」や「のろい」で強化された「じしん」で瞬殺される危険性がある。
また、はがね技を強化するためにはがねタイプにテラスタルすると、無効化していた「アームハンマー」が2倍弱点になってしまう。
特に野良では、味方の攻撃でバリア展開および「ビルドアップ」や「のろい」によるバフのタイミングが早まってしまうため、運用は難しい。
HOME連携と同時に解禁されたポケモンの1匹。
ノーマルタイプだが、とくせい「マルチタイプ」で自身と「さばきのつぶて」のタイプを変更できる。「ギガドレイン」の強化も兼ねてみどりのプレートを持たせると良いだろう。
テラスピースに余裕があれば、宝食堂でテラスタイプもくさに変更すると尚良し。
定期的にバフ・特性消しが来るが、「マルチタイプ」は消えないのでその点は安心してよい。
全体的に高い種族値もさることながら、「マルチタイプ」+みどりのプレートでくさタイプにした「さばきのつぶて」による攻撃が強力で、「じこさいせい」や「ギガドレイン」による回復、「ひやみず」によるこうげきデハブ、「ちょうはつ」で「ビルドアップ」と「のろい」封じも可能である。「てっぺき」や「リフレクター」も使える。
難点はもちものがプレートで固定されるので「メトロノーム」を持たせられず、有効なとくぼうデバフ技(一応「アシッドボム」なら覚えるが、上記の通り非推奨)も覚えないため、マルチでとくぼうデバフ要員と組まない限り思うようにダメージを与えることが難しい。とくこうバフも「めいそう」しか無いのも辛い。
また幻のポケモンなので入手困難なことにも注意。
サポート枠
本レイド攻略に最有力のポケモンの1匹。
今回は「アシッドボム」が効かないため、専用技の「ルミナコリジョン」でシールドの上から特防を2段階下げられる数少ないポケモン。
特性の「びんじょう」により相手の「てっぺき」や「ビルドアップ」、「のろい」に乗じてぼうぎょを上げられるのも強み。デバフを消しても相手の能力上昇した場合発動するところも長所。
「リフレクター」や「てだすけ」、「フェザーダンス」、「どろかけ」などのサポート技のほか、「ソーラービーム」を溜めなしで撃てるようにしたり「せいちょう」や「こうごうせい」の効果を上げる「にほんばれ」や、「はねやすめ」による回復も可能。
また「ルミナリコリジョン」で極限まで特防を下げることでアタッカーにもなれる。戦法としてはシールドを貼られる前に「フェザーダンス」を連打し、シールド展開後に「ルミナコリジョン」を連打してテラスタルして殴る戦法がおすすめ。
物理耐久がそこそこ高く、「いやなおと」、「うそなき」、「リフレクター」、「ちょうはつ」等多彩な変化技を覚える。「はねやすめ」も覚えるが、使ったターン中はかくとう技や「じしん」で弱点を突かれる為使用するタイミングが難しいか。
問題はどちらのタイプにテラスタルしても弱点を突かれてしまうため、いっそテラスタルしないようにするか、宝食堂で弱点を突かれないタイプに変えるしかないことである。
また、バフ消しがあるため、「つけあがる」戦法は非推奨である。
上記のデバフは全て変化技(攻撃技のデバフは覚えない)ため、バリアが張られた後で使える技に乏しいのも痛い。
攻撃技は最低でも「アイアンヘッド」は覚えておきたい。
でんきタイプだが、特性「ふゆう」によりじしんが効かない。
こちらはなんと、「いえき」でぼうだんを打ち消し、「アシッドボム」を当てられる。他に同じことができるポケモンはマルノームやハブネークがいるが、両者ともじしんで弱点を突かれてしまう。
回復手段は「ドレインパンチ」がある。
有効なバフは「とぐろをまく」と「ビルドアップ」のみだが、「アシッドボム」を当てられる数少ないポケモンの1匹としてのアドバンテージは貴重である。
本来はくさが弱点だが、隠れ特性の「そうしょく」により無効化できる。
「あまえる」や「ひやみず」、「うそなき」、「くすぐる」などのデバフ技が使える。
「アクアリング」を使えば自動回復も可能。
ただし今回はバフ消しと同時に特性を定期的に打ち消されてしまう。よって対策として「とくせいガード」を持たせる必要がある。
また、隠れ特性前提であるため、とくせいパッチが必須になる可能性が高く、準備しにくいのが欠点。
言うまでもないが、普段他のレイドで使っている特性「ちからもち」の「はらだいこ」前提マリルリは「ウッドハンマー」で瞬殺されるため非推奨である。
「ウッドハンマー」の命中率は100であるため、外れてくれることは期待できない。
レイドを開始するまではそうしょくを採用したサポーターなのか「ちからもち」のはらだいこ前提マリルリなのか判断できないため、例えそうしょくだったとしても野良だと上記のはらだいこ前提マリルリと勘違いされて解散されがちなのがネック。
心配であれば自分で募集をかけるか、フレンドとのマルチプレイで使おう。
「はらだいこ」をどうしても使いたいなら下記のテツノカイナやブリガロンの方が相性的に向いている。
はがねタイプだがぼうぎょ種族値が高く、てっぺきを覚えられる。数々のサポートに加え、ひやみずでこうげきデバフが可能。
ただし、しっかり育成していないとタイプ一致の「アームハンマー」で瞬殺されかねなく、今回有力なのはくさやかくとうタイプであり、はがねタイプで有力なのはサーフゴーくらいしかいないため、隠れ特性の「はがねのせいしん」は無用であることに注意。
むしろ、急所による事故を防ぐために、通常特性のカブトアーマーの方が推奨される。
HOME連携と同時に解禁されたポケモンの1匹。
何といってもすべてのわざマシンが使えるのが最大の特徴で、「あまえる」・「ひやみず」によるこうげきデバフから「うそなき」によるとくぼうデバフ、「リフレクター」・「いのちのしずく」・「てだすけ」・「かふんだんご」・「おいかぜ」によるサポートまでなんでもござれ。
「ちょうはつ」で「ビルドアップ」と「のろい」を防いだり、「スキルスワップ」でぼうだんを打ち消しアシッドボムを当てたりもできる。
ぼうぎょバフも「てっぺき」が使え、回復手段も「ギガドレイン」・「ドレインキッス」がある。
種族値もオール100族であり、決して低くはない。
欠点があるとすれば、何かしらのバフ・デバフが無ければこちらの火力が足りないこと、幻のポケモンなので入手困難なことが挙げられる。
特に上記のおすすめポケモンと役割が被るなら種族値や特性の関係でそちらを優先する方が強力、あるいは手間がかからないため、幻のポケモンという入手困難な個体を用意する利点に乏しくなる。
一例として「スキルスワップ」・「アシッドボム」・「ひやみず」・「ドレインキッス」の技構成の場合、「スキルスワップ」から「アシッドボム」を使うくらいならタルップルやクエスパトラを採用する方が早いし、両者とも安定した回復手段を持つためこちらの利点が殆どない(特に野良レイドであっても、ぼうだんで無効化される技をわざわざ使用する人はいないため、サポートにもならない)。
また、全てのわざマシンは使えるが、本イベントの時点では教え技は実装されていないため、わざマシンの無い技は覚えられない欠点もある。
上記の通り回復手段はあるものの、回復量の乏しい「いのちのしずく」や自身の攻撃や特攻と相手のバリアによって回復量が左右される「ギガドレイン」「ドレインキッス」「ドレインパンチ」に頼らざるを得ないため、おすすめのアタッカーに挙げられるような長期戦は難しい。
同じく多くの技を覚えられるアルセウスと異なりこちらがサポート枠に記載される最大の理由は、アタッカーとしては火力が足りず、特にバリアが張られている状況では「いのちのしずく」が最大の回復手段になりかねないからである(アルセウスはこちらと違って現在の状況に左右されず安定して回復できる「じこさいせい」がある)。
「わるだくみ」を最高まで積む場合も、その3ターンは一切の回復ができないとも言え効率が悪い(仲間の回復や「たべのこし」などは除く)。
非おすすめポケモン
- 四災
いつも通りレイドの嫌われ者。パオジアンは「アームハンマー」で4倍弱点、イーユイは「アームハンマー」だけでなく「ストーンエッジ」、「じしん」にも弱点を突かれ、ディンルーも「ウッドハンマー」で弱点を突かれてしまう。
チオンジェンは周りが特殊アタッカーに寄っている場合は有効に思えるが、「アームハンマー」で弱点を突かれるのに加え、デバフを持たないため「ギガドレイン」での回復が間に合わない。
よってレイドで出すのはお勧めできない。
「じしん」で弱点を突かれてしまう他、お得意のはらだいこ戦法がバフ消しで定期的に打ち消されてしまう。有効なデバフ技を覚えないため、マルチでぼうぎょデバフ要員と組まない限り、ブリガロンの装甲を削るのが難しい。
ただし、ソロの場合は味方にウインディorムクホークorパルデアケンタロスが来れば「いかく」により攻撃を下げてくれるためバフを消されてもはらだいこを再発動しやすく、ソロ攻略に限っては最安定とすら言える。カイナを使う場合、「パンチグローブ」や「メトロノーム」を持たせてみよう。
ただし、バイオレット版のみしか手に入らない上に、デバフが使える分、上記のオススメアタッカーで挑んだ方が早く決着がつくため、優先度が低い(更に言うなら、いかく要員を厳選しなくても安定して戦えるので、上述のオススメたちがもっとも周回しやすい)。
言うまでもないが、マルチで出す場合ははらだいこした瞬間にバフ消しが発動し、体力を無駄に半分減らしただけに終わる可能性があるため、どうしても出したい場合はそこに気をつけよう。
ノーマル複合ゆえにかくとう技が抜群になってしまう上、物理耐久もタルップルと比較して低く、こぼれダネで相手のくさ技を強化してしまう。防御バフも覚えないためタルップルの方が向いている。
尚、このようなデメリットに気にせず「ギガドレイン」+「メトロノーム」をひたすら連発することで攻略自体は可能。自身もくさタイプ故にタイプ一致でくさ技を使えるのに加え、こぼれダネによって展開されるグラスフィールドの効果の1つである「じしんやじならし等のダメージを軽減する」という効果も利用する事が出来る。かくとう抜群もくさテラスタルで消すことが可能。
もっとも優先順位が低いことには変わりがなく、やるとしたらソロプレイ限定で。
- 未育成のブリガロン
今回のレイドの報酬。いわにテラスタルすると、くさやかくとう技で弱点を突かれてしまう。もっとも、高いぼうぎょ種族値もさることながら、ドレインパンチ、ちょうはつ、こうごうせい、どろかけ、リフレクターとレイドで有効な技を多数覚えられるため、育成次第では活躍は可能。テラスタイプはかくとうタイプが望ましい。
相手の直接攻撃を防ぐと同時にダメージを与える「ニードルガード」も使える。また、はらだいこを覚えられ、テツノカイナと比べると「じしん」で弱点を突かれないこともあり、HP半減の状態から耐えられる確率は高い。
ただし、反動技の「ウッドハンマー」はレイドボス相手にはただの自滅技になってしまうので厳禁。
元のタイプがほのおタイプなのでストーンエッジで弱点を突かれる他、定期的に使ってくるバフ消しのせいで「アシストパワー」戦法も非推奨である。
更に言うなら、専用技の「かえんボール」もぼうだんで無効化される上、防御デバフを覚えない。
かくとう技に関しても、「とびひざげり」は命中不安で使いづらく、けたぐりはブリガロンがそこまで重くないため威力80にしかならず心許ない。
というか、わざわざこれを使うより、最初からかくとうタイプかエスパータイプのポケモンを選出すればいい話である。
元のタイプがみずタイプなので「ウッドハンマー」で弱点を突かれる。
ゲッコウガはへんげんじざいでタイプを変更できるものの元の耐久が低いため、ソロレイドでも攻略は困難。
上記の通り野良レイドの場合みずタイプは、「そうしょく」持ちのマリルリ以外は不適切と考える方が良い。
- 未育成のジュナイパー
ストーンエッジを等倍、残りは半減以下になり、「フェザーダンス」も覚える。
だが、豊富な回復手段があっても元の耐久値が低い上に、ぼうぎょバフを一切覚えない。さらに、有効なデバフ技がないのでとくぼうデバフが使えるクエスパトラの方ができることが多くて余程優秀という有様である。
さらに、最強のジュナイパーをそのまま使うと、ひこうテラスタイプであるため「ストーンエッジ」が2倍弱点になってしまう。
レイド常連だが、今回は「アシッドボム」が特性の関係で無効であり、「じしん」で弱点を突かれる為、今回のレイドでは厳しい。
オリーヴァがいればじしんが実質弱点ではなくなるものの、「ウッドハンマー」が通常時の抜群じしんより威力が高くなってしまう(通常時じしん100×2=200、グラスフィールド下「ウッドハンマー」120×1.5×1.3=234)。
上述のタルップルと一緒であれば、HPとぼうぎょ努力値全振りで「メトロノーム」を持たせて「パラボラチャージ」を連打するだけでいい。アシッドボムはやるだけ無駄なので外しておくこと。
ひやみずを使えるものの、上述のマスカーニャやそうしょくマリルリの方が相性的に最適である。
- 適切なプレートを持たせていないアルセウス
上述した通りアルセウスは有効なとくぼうデバフを覚えない点を除けば本レイドに適性がある方ではある。
だがそれは適切なプレートを持たせた場合の話であり、プレート無しはもちろんブリガロンから弱点を突かれるタイプのプレートを持たせるのは論外と言っても過言ではない。
アルセウスを使う場合は、せめてブリガロンから弱点を突かれないタイプのプレート(可能であればこぶしのプレートかみどりのプレート)を持たせておこう。
HOME連携と同時に解禁された前作のパッケージ伝説。
禁止伝説なだけあってステータスは十分に高く、「てっぺき」(加えてザマゼンタは「リフレクター」も)を覚えるため一見すると本レイドに向いているように見える。
だがくちたけん(ザシアン)/くちたたて(ザマゼンタ)を持たせた場合、はがねタイプが追加されることが仇となりじしん(加えてザマゼンタはアームハンマーでも)で弱点を突かれるようになってしまう。
そのためどうしても使いたいのであれば、せめてくちたけん/くちたたては外しておくのが賢明だろう。
また両者ともぼうぎょデバフ技や回復技を覚えず、こうげきバフにしても「つるぎのまい」があるザシアンはともかくザマゼンタはとおぼえ程度しかない点に注意。
HOME連携と同時に解禁されたポケモンの1匹。
禁止伝説なだけあってステータスは十分に高く、「リフレクター」も覚えるが、言うまでもなく「じしん」で弱点を突かれ、ぼうぎょ・とくぼうデバフやとくこうバフ、回復技を持たない。
よってレイドで出すのはお勧めできない。
HOME連携と同時に解禁されたブリリアントダイヤモンドのパッケージ伝説。
禁止伝説なだけあってステータスは十分に高く、「てっぺき」も覚えられるが、はがねタイプなので「じしん」や「アームハンマー」で弱点を突かれるのに加え、こうげき・ぼうぎょ・とくぼうデバフやとくこうバフ、回復技を持たない。
よってレイドで出すのはお勧めできない。
なお、対であるパルキアはみずタイプだがドラゴン複合故に「ウッドハンマー」を等倍に抑えられ、「ひやみず]」]・「アクアリング」を覚えるのでディアルガよりは向いている。
だが、あくまでも「ディアルガよりはマシ」と言うだけであり、ぼうぎょ・とくぼうデバフやとくこうバフを持たないので優先順位は低い。
また、みずにテラスタルすると「ウッドハンマー」で弱点を突かれる点にも注意。
HOME連携と同時に解禁されたポケモンの1匹。
物理耐久がそこそこ高く、「てっぺき」・「きんぞくおん」も覚えるが、言うまでもなく「じしん」で4倍弱点を突かれ、回復技を持たない。
よってレイドで出すのはお勧めできない。
HOME連携と同時に解禁されたルビー・サファイア・エメラルドのパッケージ伝説達。
禁止伝説なだけあってステータスは十分に高いが、言うまでもなくグラードンとカイオーガは「ウッドハンマー」で、レックウザは「ストーンエッジ」で弱点を突かれ、ぼうぎょ・とくぼうデバフや回復技を持たない。
よってレイドで出すのはお勧めできない。
HOME連携と同時に解禁されたヒスイ地方のドレディア。原種とは逆にはりきりからの物理型のステータスをしている。しかし防御デバフを覚えない上に、得意のしょうりのまいもバフ消しで定期的に打ち消されてしまう。またはりきりの副作用により命中も安定しない。
原種同様「てだすけ」や「あまえる」、「にほんばれ」が使えるが、こちらをわざわざ使うならダメージが通りやすい特殊型の原種の方が使いやすい。
よってレイドで出すのはおすすめできない。
報酬
これまで通り6V確定の個体で、性格はわんぱく。
自身の種族値や習得技と噛み合い対戦に出た時にも使われる性格が選ばれたケースは最強のエースバーン以来である(素早さの高いゲッコウガやインテレオンがなまいきやれいせいだったり、バクフーンがおっとりで防御が下がると辛かったことがあった)。
また、初回はとくせいパッチとわざマシン150「ストーンエッジ」を確定入手できる。
さらに周回で大量のけいけんアメやブロムヘキシンを入手できる。
また、ハリマロン系統をドリームボールに入れられる初めての機会だったりする(他のカロス御三家にも言えることであるが)。これを逃せば次にオシャボ厳選できるのがいつになるかは全くの未知数であるため、とりあえず挑戦して捕獲しておくに越したことはないだろう。
余談
初回はウネルミナモ・テツノイサハレイドの期間中であり、2回目の配信時はイダイナキバ・テツノワダチのイベントレイドが同時進行する形で開催されている。
奇しくも、元のタイプの弱点であるほのお、ひこう、こおり、どくに対応したテラスタルである。
いわテラスになった理由についての憶測を広めまわる者もいるが、公式がはっきりと明言しない限り個人の憶測でしかない上に、本サイト内の規定違反になる可能性があるため、自重するように。
最強レイドの中でも何かと不遇であったことでも有名。
初回は、配信開始日があの『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』の発売日と同じであったため、あちらに完全に…とは言わないまでも大きく話題を食われてしまうこととなり、2回目の配信は冒頭でも述べたようにパラドックスポケモンのレイドの不具合に巻き込まれる形で配信を一時停止されてしまっている。しかも、その間にポケモンホームとの連動が解禁されたことで、既に過去作やポケモンGO等でブリガロン系統を入手済みのユーザーにとってはこのレイドに挑戦するメリットが薄れてしまい、2回目の配信の需要は初回と比べて大きく落ち込んだものと推測される(もっとも、オシャボ厳選が可能というメリットもあるので完全に需要がなかったというわけでもないだろうが)。