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※注意(必読)

ネタ的な意味で愛されている怪獣も多いですが、人によっては本記事のタイトルを蔑称のように捉えられる方もいる性質上、個人的な主観や偏見による安易な追記・ノミネートは控えて下さい


また、各怪獣の弱い部分をただ悪口のように記載するのではなく、その怪獣が好きな人の気持ちも考慮した上で、怪獣に対するフォローも忘れないで下さい


勿論、他者作品へのタグ付けの際にも注意が必要です。


各作品の本編におけるネタバレも併記されている都合上、それを嫌うユーザーの方に関してもブラウザバックを推奨します。


概要編集

最強怪獣」の対義語として派生した呼び名であり、タイトルの通り、各シリーズ作品に登場する弱いと評される怪獣を指す。


ここに挙げられる怪獣の基準として


・防衛隊や人間に苦戦、撃破される等の明らかに弱い個体。

・知能や異能力等と優れている点を備えているが、フィジカル面が脆弱で、実戦闘が不得手の個体。

・そもそも敵対していない、交戦の意思がない友好的な怪獣。

等々がある。


……他にも、設定上は強そうなのに戦った相手や状況が悪条件過ぎた為に、弱く映ってしまったパターンも少なくはない。




一応フォローしておくと、どの怪獣も「怪獣」である以上、通常の生物と比較しても類稀なる生態・技能の持ち主であり、人類にとって敵に回れば十分な脅威となり得る事実に変わりはない。

「最弱」の評価も、あくまでウルトラ戦士や他の怪獣と比較した場合の話であり、普通の人間なら平気で命を奪われる危険性があるのを忘れてはならない。






円谷プロ全般編集

昭和シリーズ編集

バトルスピリッツ・ウルトラ怪獣超決戦

地球人を人間標本にすべく来訪した三面怪人。

初代ウルトラマンとの格闘ではまるで歯が立たず、人間大でも地球人相手にボコボコにされる始末。一応、スペシウム光線を顔面で1発は耐えたが、2発目であっさり爆死した

……しかし、その後の再登場では戦闘ロボットに搭乗してウルトラマンゼロ強化形態を圧倒する優秀な個体や、生身でもウルトラマン2人を相手に互角に戦える個体も登場し、初代がもたらした評価を改善しつつある。


クール星人ウルトラセブン

クール星人

ウルトラセブン最初に戦った宇宙人。

登場してから約4.5秒で倒される瞬殺ぶりはシリーズ最速記録であり、某バラエティー番組でも紹介された程。

一方で、その知能指数は数千〜数万に及ぶとされており、フィジカルの脆さはスペックを知能に全振りした結果だと思われる。その高い知能を活かした頭脳戦で挑まれていれば、恐らく地球も危なかっただろう。


怪獣図鑑。チブル星人

IQ1〜5万もの桁外れの知能指数を持つ頭脳星人。

タイプ的には既出のクール星人のように知力特化のフィジカル0タイプであり、当然セブンにも秒殺されてしまっている

しかし、後のの中には「戦闘力を補うパワードスーツに搭乗する」「策が成功するまで安全圏に出ない」等々、何らかの対策を用いる個体も増えており、特にエクセラーは物語の黒幕としてほぼ全編で暗躍しており、初代の酷評を塗り替えたと思われる。


シャプレー星人 【ニコニコ動画用イラスト】

核怪獣ギラドラスを操る宇宙人。

初代の個体はウルトラ警備隊にあっさり射殺されたが、後年の再登場では巨大化能力こそ持たない反面、高い身体能力を持つ等身大宇宙人として、地球の防衛チームを相手に優れた戦闘力を発揮しており、秒殺された初代から大躍進を果たしたと評価できる。


バド星人 【ニコニコ動画用イラスト】

自称「宇宙の帝王」。

仰々しい肩書きの割には戦闘力も知能も芳しくなく、セブンに光線技やアイスラッガーを使わせるまでもなく倒されてしまった。

一方で、そのどこか憎めない間抜けっぷりから、ファンにはネタキャラとして愛されている。


空間X脱出

ベル星人が作り出した擬似空間に生息している小型怪獣。

3つの鼻孔から青緑色の毒ガスを吐く。

2体が出現し、どちらもウルトラ警備隊の隊員によってあっさり倒されているが、巨大怪獣でもないのに武装した防衛隊員が相手ならば無理もないだろう。


ヘドロ怪獣 ザザーン

東京湾に出現したヘドロ怪獣。

全身が猛毒のヘドロが詰まっている海藻に覆われ、口からは風速50メートルで高濃度の炭酸ガスを撒き散らし、足からヘドロを滴らせ、あらゆる生物を殺傷できる(具体的には、象を10秒で殺せる)。また、ミサイルを弾き返す程の頑丈な皮膚を持ち、頭は特に火薬の類に強いらしい。そのパワーは、戦艦をも水中に引きずり込んでしまう程。

上記の通り設定が凄まじい割に、劇中では大した活躍ができないまま対戦相手に敗北した為、公式でも「何もできない」などとまでコケにされてしまっている。……ただ、その対戦相手は後年の作品かなり強い怪獣として描かれていた為、上記のスペック通りだとすれば、敗れたのは相手が悪かったと見れなくもない。


宇宙海賊×宇宙海獣

地球の海を狙って現れた宇宙人と、その使役怪獣。

一応『タロウ』の物語におけるラスボスなのだが、サメクジラはタロウとの戦いではよりによって不利な地上戦だったのも相まって、大した見せ場がないまま撃退される。

バルキー星人に至っては、タロウの人間態である東光太郎の罠に嵌められ自滅する醜態を犯してしまった。

……ただし、サメクジラは地上戦こそ不慣れな反面、海中では200ノットもの速度で泳ぎ回り、タンカーを容易く撃沈させる程の強さを持つ。

バルキー星人の方も後年に登場した同族は、ザムシャーウルトラマンジョーニアス等の歴戦の猛者とも戦えている為、戦闘力には個人差があるものと思われる。


円盤生物

ブラック指令が呼び寄せた円盤生物第11号。

自身も認める程の脆弱な体の持ち主で、実戦ではレオの攻撃であっさり肉体を損傷するレベル。主人のブラック指令からも当初から期待されておらず、終いには「帰れ」と扱き下ろされる始末であった。

しかしその反面、狡猾な知性と残忍ぶりは円盤生物の中でも随一のものであり、1度はレオを罠に嵌めて全身バラバラに切断する=円盤生物で唯一完全勝利を収めたどころか、ウルトラシリーズ史上類を見ない程の残虐な所業を披露し、多くのファンに深いトラウマを刻み付けた



平成シリーズ編集

宇宙昆虫 ガロ星人

体長僅か40センチしかない、昆虫を思わせる容姿をした小型宇宙人。

肉体的には極めて脆弱な種族である為、複数で行動する場面が多いが、その外見からは窺い知れない程の高い知性と、他の知的生命体や機械に憑依して、自分の手足のように操る特殊能力を持っている。

ウルトラガンで呆気なく射殺される程脆弱ではあるが、キュルウ星人のように強い精神力を持っていなければ、彼らの支配から逃れるのは至難の業である。


侵略宇宙人  ナターン星人

「ナターン星の正義」と称して悪事を重ねる侵略宇宙人。

ウルトラマンティガと戦うが、開幕早々腹部に膝蹴りを喰らって投げ飛ばされ、電撃光線を放つもティガクロスバリヤーで容易く防がれ、ビビって逃げようとした瞬間に跳び蹴りを背中に喰らい転倒、再び逃走を図るものの、最期はゼペリオン光線で腹部に大穴を空けられ木端微塵になる……と、全く良いところなしで敗れ去ってしまった。しかも、この回の戦闘時間は(2人の変身・巨大化シーンを含めて)なんと1分3秒しかなく、平成シリーズでも異例の短さである。

一方、ドラマパートではクルス・マヤの兄の殺害行為で存在感をアピールし、ヒール役として十分に役目は果たしている。


奇獣 デスモン

サカサクラゲが宇宙から飛来した細菌によって変異・怪獣化した存在。

全長は40メートルかつ複数の個体が確認されたが、エピソードの本筋と無関係な怪獣だったのもあり、防衛隊の戦力だけで駆逐された。ただしそれでも、作中の台詞からGUTSにも甚大な被害を与えた実態が窺える。一方で「パニック状態の民間人によってデスモン討伐に手間取った(要約)」とも言及されており、その点でデスモンの脅威度があやふやになっている感も否めない。


超空間共生怪獣 アネモス

カンブリア期に誕生したイソギンチャクに近い生態の、超空間共生怪獣の片割れ。

同じ超空間共生怪獣のクラブガン共生・一体化すると完全生物となるものの、アネモス単体ではクラブガンを誘引するフェロモンを生成・拡散する以外ほぼ何もできず、攻撃手段も体当たりしかない。ただ、フェロモン自体は人間や動植物には一切害はないようで、逆説的に人畜無害な怪獣とも評価できる。


幻影宇宙人 シャマー星人

「幻影宇宙人」の二つ名を持つ宇宙人。

その正体は全長15cmの小型宇宙人であり、純粋な戦闘能力は野良猫相手であっても逃げの選択肢しかない程。

しかし、上記のガロ星人と同様に知識とテクノロジーが凄まじく、タネ明かしされない限り無敵状態を維持できる幻影をデフォルトに、再登場時は地球の技術を応用して、異次元に干渉できる光線銃を造り上げようとした。

尤も、シャマー星人の最も恐ろしい点はその徹底としたウザさであり、口を開けば悪口と罵詈しか吐き出さない等々、殊更メンタルに訴える攻撃に関しては最凶クラスかもしれない。


生物機械兵器バドリュード

ヴァイロ星人が宇宙船から出現させた生物機械兵器。

強敵属性であるロボット怪獣なのだが、登場して早々放った超音波光線をセブンXのアイスラッガーで遮断された後、そのまま軌道を変えたアイスラッガーを腹に受けてあっさりと瞬殺されてしまった

登場から退場までの時間はなんと30秒にも満たず、戦闘時間は僅か6秒。しかも、セブンはこの後アイスラッガーが戻ってきたところで颯爽と登場しており、要は肉弾戦すらまともにしないまま敗北した、あまりにも不遇なロボット怪獣となってしまった。

……まぁ、これに関してはバドリュード側も能力を全て披露する前に倒されたと考えれば、正確な強さは不明とも取れる。何より、本作のセブンが元々強過ぎるのもあるだろうが


小型集合体   グラキエス

地球人が情報に頼り切っている状況に着目し、地球の情報網を支配、その管理者となって、誰にも悟られずに地球を秘密裏に支配していた支配者の正体にして、一連の事件の黒幕たるエイリアン。

高い知性と高度な科学力を持っており、事実上地球の完全支配を成し遂げた前代未聞の侵略者である。

芳しい実績の反面、個々の戦闘力は皆無に等しく、有事の際は騙した地球人のエージェント達や機械生命体を利用しており、セブンXに本拠地へと踏み込まれた際は抵抗も為す術もなく殲滅された

……まぁ、やはりセブンが元から強過ぎるのだが


遠い宇宙からやってきた我が名は チェレーザ

幼少期に見たウルトラマンへの憧れを拗らせた末、自らがウルトラマンになるべく暗躍した憑依生命体。

普段は地球人の体に寄生して行動しているが、その正体は発光体状の双眸を備えた黒い靄型の生命体であり、本来の姿になると空気清浄機の吸引力に負けてしまう程に脆弱。

一方で知能は高く、自力でウルトラマンや怪獣になるためのアイテムを作れる程の技術力も持つ。加えて市井の町工場を街一帯を牛耳る大企業にまで発展させる等、経営者としてのビジネスセンスも(無駄に)1流。

「ウルトラマンへの憧れ」こそ本物である一方で、自身の夢を叶える為ならば無関係な人をも巻き込み犠牲にする幼稚そのものの主義・嗜好を他者に押し付ける、挙げ句の果てにはマッチポンプに走る等々、数多の横暴を働く矛盾に走ってしまい、結果的に主人公達の反面教師となった挙げ句、後半戦の黒幕に全てを奪われた上に放逐されると、自業自得ながらも哀れな末路を辿った。


令和シリーズ編集

寄生生物 セレブロ

他の生物に寄生して行動する、狡猾な寄生生物。

作中における一連の騒動の首謀者に相当する存在だが、他者に憑依する形でしか本格的な活動ができず、設定上でも「戦闘能力が低い」と評されている。最終的に切り札が撃破された後、利用した人間見下していた人間によってあっさり捕らわれてしまった。

戦闘能力こそ脆弱な反面、知性の高さと邪悪ぶりは近年のシリーズでも屈指のものであり、その悪業によって齎された災禍は計り知れない


その他編集

いわゆるマスコットキャラクター的な意味で知名度の高い怪獣や、他には戦闘能力が皆無である、もしくは戦闘能力はあるものの、友好的かつ戦意がない怪獣が該当する。

これらの怪獣の場合、到底敵わない相手であっても誰かを守る為に立ち向かう勇姿を見せる、弱いながらも戦わざるを得なくなった悲劇性や、強さ以外の要素に価値があると伝える等々の役割を与えられているケースもあり、戦闘能力が低いからこそメッセージ性を際立たせる意図もある。

昭和シリーズ編集

カネゴン

お金が大好きな少年が変身したコイン怪獣。

元が人間の子供故に戦闘能力が皆無な上に、金銭を接種しなければ数日も持たずに餓死する程に燃費が悪い。

現在はユーモラスな外見からマスコットとして人気があり、も多く存在するが、初登場エピソード自体は屈指のトラウマ回である。


あやうし、ピグモン!

多々良島に生息する友好珍獣。

戦闘力は低く、巨大な怪獣の一撃であっさり死亡してしまう程(まぁ、人間と同じ位の大きさなら無理もないが)。

反面、人間に対する友好的な性格と、他者を助ける為ならどんな相手にも臆さず立ち向かう勇気を併せ持っており、ユーモラスな外見と愛くるしい立ち振る舞いも相まって、マスコットとしての人気は非常に高い。


ガヴァドンA

子供の落書きから誕生した二次元怪獣。

元々悪意のない人間の事情で生まれたのもあってか、戦闘能力は皆無で基本的に眠る以外の行為をしない、極めて大人しい性質の持ち主。

しかし、別個体の場合は極めて柔軟な体組織のおかげか、防御力だけならば強豪怪獣に匹敵する


ミニトータス

キングトータスクイントータスの息子である子供の怪獣。

クイントータスを殺された怒りから、父のキングトータスによって急速に成長させられた事情もあり、戦闘経験も特殊能力も持たない。尤も、両親と共にその本質は身勝手な人間に振り回された被害者である。


チンペ

母親のパンドラと平穏に暮らす子供の怪獣。

本来は友好的な性格だが、誤解により人間に殺されてしまった

その後、タロウによって蘇生され、母親と共に地底へと帰っていった。


地底子怪獣 タフギラオ&タフギラコ

タフギランタフギラスの間に生まれた子供の怪獣達。

事情から両親を殺してしまったジョーニアスの良心の呵責と配慮により、現在は子犬サイズに成長が止まっている。


ひょうきん子怪獣 ズーン

大爆発したM78星雲にある惑星ソーキンの隕石に乗って地球に飛来した、ソーキン・モンスターの1体。

戦いを嫌う臆病で大人しい性格の怪獣で、特殊能力や自衛の為の攻撃手段を一切持っておらず、背中に生えた羽根で空を飛ぶ以外に目立った能力は持っていない。

しかし地球に出現すると、突然見慣れない場所にやって来た不安からなのか、辺りを散策して動き回った結果、誤ってコテージやホテルを壊してしまう騒動を引き起こしてしまった。

戦闘能力が低くとも、巨大怪獣が動くだけで脅威となり得る可能性を表した事案である。


平成シリーズ編集

ガンモナイドン

※上の画像は幾分脚色されています

怒髪天を突かない限り、ひたすら空腹を満たすのに執心するだけの古代(?)怪獣。

また、例え戦闘体勢になったとしても、粘液を吐く以外に目立った能力がない。

しかし、一方でその出自に謎が多く、劇中では「特定の茸を食べた人間がガンモナイドンになった(要約)」と示唆されており、場合によってはその茸を食べた生物が手当たり次第にガンモナイドンに変化し、星中の飲食物を食い尽くされる危険性を秘めている。


見習い怪獣 ファルマガン

ゴミを寄せ集めて生まれた見習い怪獣。

醜悪そのものの姿に反して性格は心優しく、極めて友好的な存在。

自分の命を代償に自分以外のものを治療・修復する能力を持ち、登場エピソードでは自分の命と引き換えに、1人の女性を絶望の淵から救った。


関連項目編集

ウルトラシリーズ ウルトラ怪獣 怪獣

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