概要
基本的に円谷作品など、地球外生命体と戦う作品でよく出てくる。
主な例
以下のようなものがある。
- 本来はおとなしい生物だったが、何らかの外的要因(改造、進化、変化)により姿は怪物になるが、本来の心を捨てていなかった。もしくは元に戻ることができた。
- (人間にとっては)最初から異形の姿だが、生まれながら善良な心の持ち主であり、ヒーローや人間たちに力を貸す。
もっとも怪人と違い、怪獣には怪獣の都合があるのでたとえ暴れていても人間の善悪を基準に測って良いものかどうかというものもいる。怪獣自体に悪意や凶暴性がなくてもいると何かしら迷惑を被ることもあるし、暴れてもいないし悪意がなくても怪獣というだけで迫害された例もあるし…。逆に人間に好意的に見えて実は狂暴だった怪獣もいる。人間の開発により自身の棲む環境が荒された事への抵抗など、むしろ人間の方がどうしようもない悪党だったり不幸な行き違いがあったりで、その行いに巻き込まれた怪獣の方が被害者だったりすることもしばしば…。
怪獣と人間の在り様、それはキングコングやゴジラの頃から続く、もう一つの戦いかもしれない
主な善玉怪獣
ウルトラシリーズ
- リトラ(『ウルトラQ』)
- ピグモン(『ウルトラマン』他)
- カプセル怪獣(『ウルトラセブン』等)
- ウー2代目(『ウルトラマンA』)
- ヘルツ、オルフィ(『ウルトラマンタロウ』)
- セブンガー、ローラン(『ウルトラマンレオ』)
- サン(『ザ☆ウルトラマン』)
- ミュー、ラブラス、バル、光男少年(『ウルトラマン80』)
- ズーン (『ウルトラマンUSA』)
- デバン、シーラキート、ガーディー(ウルトラマンティガ)
- ハネジロー、バオーン、ギガンテス雌、マウンテンガリバー5号(『ウルトラマンダイナ』)
- ミズノエノリュウ他最終回でガイア達に協力してくれた地球怪獣達、リナール(『ウルトラマンガイア』)
- 呑龍、リドリアス他鏑矢諸島の怪獣達、パラスタン、クレバーゴン、ヤマワラワ、かわのじ、ギラッガスF、レイジャ(『ウルトラマンコスモス』)
- リムエレキング等のマケット怪獣(『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』)
- レイの使役するゴモラ、リトラ、エレキング、ミクラス(『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』)
- シェパードン、吉田ガンQ(『ウルトラマンギンガS』)
- ゴモラ(サイバーゴモラ)、ホオリンガ、ルディアン(『ウルトラマンX』)
- グクルシーサー(『ウルトラマンジード』)
- タッコング(『ウルトラマンタイガ』)
- 特空機(セブンガー、ウィンダム、キングジョーストレイジカスタム)、M1号(『ウルトラマンゼット』)
- ナースデッセイ号(『ウルトラマントリガー』)
- シーサー(『ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマ』)
- ディメンションカード怪獣、テラフェイザー(『ウルトラマンデッカー』)
- 特戦獣(アースガロン)、ファードラン(『ウルトラマンブレーザー』)
- マーライガー(『ウルトラマン-シンガポールの新たな力-』)
- ギヴァス(『ウルトラマンアーク』)
ウルトラ怪獣擬人化計画
その他円谷作品
- ブースカ、チャメゴン(『快獣ブースカ』)
- チビラくん一家
- アンドロザウルス親子、ゴン(『ミラーマン』)
- ダイゴロウ(『怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス』)
- ムクムク、ベムサキング(『ファイヤーマン』)
- 恐竜太郎、銀河連邦獣ゴールダ 他(『恐竜大戦争アイゼンボーグ』)
- アノシラス(『電光超人グリッドマン』)
- WoO(『生物彗星WoO』)
- アンチ、怪獣少女アノシラス(『SSSS.GRIDMAN』)
- ゴルドバーン(『SSSS.DYNAZENON』)
東宝特撮
- ゴジラ(ゴジラシリーズ※、『流星人間ゾーン』『ゴジラアイランド』)
- モスラ
- ミニラ
- フランケンシュタイン(『フランケンシュタイン対地底怪獣』)
- サンダ(『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』)
- キングコング(『キングコングの逆襲』)
- 2代目アンギラス他怪獣島の怪獣達(『怪獣総進撃』)
- ジェットジャガー(『ゴジラ対メガロ』、『ゴジラS.P』)
- キングシーサー(『ゴジラ対メカゴジラ』)
- メカキングギドラ(『ゴジラVSキングギドラ』)
- メカゴジラ(『ゴジラVSメカゴジラ』)
- MOGERA(『ゴジラVSスペースゴジラ』)
- 宇宙戦神、アマノシラトリ(『ヤマトタケル』)
- ゴーゴ(『モスラ2』)
- 魏怒羅(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』)
- 3式機龍(『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS』)
※作品にもよる(昭和シリーズ中盤以降、ハンナ・バーベラ版、ゴジラ・ザ・シリーズ)
その他特撮
- ガメラ※作品にもよる
- ネッシー(『怪獣王子』)
- コメット怪獣ジャイアン(『キャプテンウルトラ』)
- ダストマン、メタノドン、キートット(『スペクトルマン』)
- ナマゲラス、ゲルゴン、シシオーン(『巨獣特捜ジャスピオン』)
アニメ
- 化石獣ゴンガー、巨烈人獣ユリカ(『勇者ライディーン』)
- どれい獣アイラス、マグマ獣マザーン(『超電磁ロボコン・バトラーV』)
- ベムボーグ・メライアン(『未来ロボダルタニアス』)
- 邪悪獣オセッカイザー(『絶対無敵ライジンオー』)※怪獣?
善玉宇宙人・異次元人
※(巨大ヒーロー作品限定、ヒーローは割愛)
- ルパーツ星人(『ウルトラQ』)
- サルタン(『マグマ大使』)
- キュラソ星人(『ウルトラセブン』)※地球に来たのは犯罪者で、母星の住人は善良らしい
- パル遊星人、流星仮面(『スペクトルマン』)
- メイツ星人、ケンタウルス星人アカネ、白鳥座61番星人エリカ、ミステラー星人(善)(『帰ってきたウルトラマン』)
- 第42話の少年インベーダー、リサ(『ミラーマン』)
- アンドロメダ星人(『シルバー仮面』)
- 天女アプラサ、オリオン星人ミチル(『ウルトラマンA』)
- ミラクル星人、ファイル星人(『ウルトラマンタロウ』)
- アルファ星人、サーリン星人ドドル、アンドロイド少女カロリン(『ウルトラマンレオ』)
- スペリオ星人ムサシ(『恐竜大戦争アイゼンボーグ』)
- 白鳥座82番星人ノア、宇宙ハンターハタリ※ヘラー軍団に利用されたことに気づき、ジョーニアスを解放した(『ザ☆ウルトラマン』)
- ビブロス星人ミリー、ルリヤ星人、ザッカル、星沢子(『ウルトラマン80』)
- エープ星人・エルパ(『アンドロメロス』)
- 変身生命体ベロニカ(『ウルトラマンG』)
- キュルウ星人、ペガッサ星人の穏健派(『平成ウルトラセブン』)
- スタンデル星人レドル、クルス・マヤ(『ウルトラマンティガ』)
- トレンディル星人トレマ(『ゴジラアイランド』)
- ダイス星人、イシリスを封じた宇宙人、ラセスタ星人、ギガール星人チュラサ、ムサシ・ホウサク(『ウルトラマンダイナ』)
- ザム星人指導者&エスラー(『ウルトラマンネオス』)
- チャイルドバルタン、スレイユ星人ラミア、ギギ・ドクター他穏健派ギギ、草野に乗り移ったベリル星人、キュリア星人、ギャシー星人(『ウルトラマンコスモス』)
- 宇宙工作員ケサム(最後に良心を取り戻し、爆弾を停止した)、ネリル星人キーフ、タイニーバルタン(『ウルトラマンマックス』)
- ファントン星人、アンヘル星人トーリ、メイツ星人ビオ、サイコキノ星人カコ、ザムシャー、メカザム(『ウルトラマンメビウス』)
- ペダン星人ダイル、キール星人グランデ※最終決戦で共闘(『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』)
- アンドロイド・ワンゼロ、メトロン星人ジェイス(『ウルトラマンギンガS』)
- ファントン星人グルマン博士、チーム星雲(バルキー星人ハルキ、イカルス星人イカリ、ナックル星人ナクリ)、ゴールド星人テル(『ウルトラマンX』)
- ババルウ星人ババリュー、ブラック店長(『ウルトラマンオーブ』)
- ペガッサ星人ペガ、シャドー星人ゼナ他AIBのエージェント、ゾベタイ星人ナビア、クシア人(『ウルトラマンジード』)
- メトロン星人マルゥル、ワイルド星人ザガァ、リシュリア星人イグニス、ダーゴン(『ウルトラマントリガー』)※カルミラは『トリガー』本編では最後まで敵対していたが、続編の『デッカー』で復活した際は主人公たちと共闘している。
- 宇宙工作員ケニス、ピッコラ星雲人ポッコラ、ババルウ星人(RB)(『ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマ』)
- ピット星人ユウコ、グレゴール人グレース&ミカ父娘、メトロン星人ナイゲル、バズド星人アガムス、ラヴィー星人ディナス(『ウルトラマンデッカー』)
- ツクシホウイチ率いるセミ人間の楽団、宇宙侍ザンギル(『ウルトラマンブレーザー』)
- クロコ星人(『ウルトラマンアーク』)
関連タグ
ウルトラマンベリアル、ウルトラマントレギア、ヘラー軍団:対義語。