※この記事には多くのネタバレが含まれています。
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』のシナリオをベースに、アニメ版や『ポケットモンスターSPECIAL』の要素も加えて大幅にアレンジしたオリジナル(?)TRPGの肉声セッション動画。
セッション回数は計4回。全15話(Aパート・Bパート・おまけを全て含めた動画数は計32作)、完結までに約2年と7カ月もかかった超大作である。よく(動画)消されなかったな…
しかし『ポケモンTRPG』と銘打ってはいるものの、その全貌はポケットモンスターシリーズだけに限らず『キノの旅』『Fate/GrandOrder』『ジョジョの奇妙な冒険』『遊☆戯☆王5D's』を始めとした他の版権作品からのコラ画像やパロディ要素が大量に盛り込まれており、何故か棒切れ1本でポケモンと戦ったり、急にクイズ番組が始まったり、妙に忍者っぽい奴が出てきたり、唐突に持っていた武器が心に語りかけてきたり、成り行きでスニーキングミッションする羽目になったり、脱走したポケモン達が勝手にオタカラサガシを始めたり…等々
物語が進むにつれて段々とポケモン要素が薄れているような気もするが…兎に角、非常にカオスな世界観に仕上がっている。…これって何のTRPG動画だったっけ?
シナリオ
ポケモンセンターの有料化、フレンドリィショップの倒産、モンスターボールの流通停止…
世の中はかつてないほどの不景気に陥っていた。
マサラタウンの「マサライオンズマンション」に住む4人の幼馴染、
ミドリ、マシュマロ、ジュウベエ、カタシアは10歳で就職活動をしなければならず、
地元にあるオーキド研究所へと向かうのであった…めざせ しゅうしょく マスター ▼
クリア条件:就職(場所は問わない)
…もう1度確認するが(見かけはどうあれ)全員、10歳の少年少女である。
GM(ゲームマスター)&PL(プレイヤー)
GM:NK
「ジュウベエターンやると、GM的にも思いのほか疲れるってことがわかった」
本セッションのGM(ゲームマスター)を務めるMAD製作者。好きなポケモンは「カビゴン」。
シナリオ作成からシステム設計、動画編集等も全て1人で行っており、NPCのRPの上手さも然る事ながら、違和感も無く差し込まれるパロディ要素の数々も総じてクオリティが高く、特に動画毎に入れ替わるOP・EDの出来栄えはその再現度も含めて必見である。
ちなみに動画説明文にてよく約束を(良い意味で)破る。また歌ってもみる。
しかし動画冒頭の注意事項にもある通り、翌日無事に起きられたどうかの起床判定、パートナーとなるポケモンのCV(キャラクターボイス)判定、サントアンヌ号の行先判定、図鑑説明文の読み上げ担当判定、牛丼判定…等々、茶番要素も豊富に含まれているため、PL側が困惑する事も多い。
またPL側の無茶ぶりにも柔軟に対応するが、ジュウベエのターンでは(想定外の展開で殆どアドリブ全開だった事もあり)割と本気で「あ、詰んだ」と思ったらしい。
尚、PL達のアバター(見た目)は全てGMのNK氏がセッション中に感じた印象から決定している。
ミドリ/PL:テヌグイ
「私…一人で自活していける力が欲しいです」「ちょっと…拳銃に興味があって」
マサライオンズマンションの1階に住むしっかり者の少女。イメージカラーは緑色。
アバターは『キノの旅』の主人公【キノ】。本セッションのメインヒロイン。
アバター決定の理由は、中の人であるテヌグイ氏が中性的な声質の持ち主であったため。
尚、動画内では原作同様に自転車や銃を使用している描写があるが、実際は銃を使わな…あれ?
地価の高いマンション住まいにもかかわらず、一向に対策を取らない両親を見限り、遂に独り立ちを決意するという4人の中では最も設定が(元ネタ寄りで)重いキャラクター。
幼馴染の中ではしっかり者らしく、常に冷静な対応で他3人のまとめ役を務める事が多い。
そのため視聴者からは委員長(またはおかん)、そしてセッション中での活躍ぶりから不動のメインヒロインの地位を確立する事となり、(マシュマロとは別の方向性で)人気が高い。
しかしそんな彼女も(中の人のポケモン歴が初代で止まっていたためか)クイズ問題では苦戦を強いられる事に。ちなみに牛丼が作れない。…そんな所で原作再現しなくても。
中の人の好きなポケモンは『ミニリュウ』。またテヌグイと楓の2人はリアル幼馴染であり、彼女達の掛け合いが妙に慣れているのはそのため。
マシュマロ/PL:楓
「おやすみ せんべい」「おはよう せんべい」「レイドバトルがぁ…はじまりましたあ!」
マサライオンズマンションの2階に住むお煎餅大好き少女。イメージカラーは紫色。
アバターは『Fate/GrandOrder』のヒロイン【マシュ・キリエライト】。煎餅サイコパス。
アバター決定の理由は、中の人である楓氏の幼いRPと狂気感が合わさった所為。
名前の印象から最も早くその見た目が決定したものの、まさかリヨマシュの方になるとは…
不景気で大好きなお煎餅が食べられなくなってしまう未来を恐れて(?)、就職活動に励む事に。
10歳らしい可愛い言動(?)から、一見幼馴染4人の中ではムードメーカー的な立ち位置になる…
と思ったら、回を重ねる毎にヤバすぎる描写が増え続けていく事になり、第1話の内容だけでも、
- 常に煎餅を懐に携帯しており、1日に食べる煎餅のノルマが決まっている。
- 枕元に煎餅の形をした縫いぐるみを置き、「おやすみ」と「おはよう」の挨拶をする。
- 眠っている間も煎餅を食べ続ける上に、騒音に匹敵する咀嚼音をマンション内に垂れ流す。
- マンション内のポスト全てに個装の煎餅を詰めて布教活動をする(しかも長期間)。
- 「煎餅みたいに丸いから」という理由だけで、見ず知らずのおじさんに煎餅を押し付ける。
…等々、常に煎餅を基準に物事を考える節があり、その本質は正に狂信者の部類に入る。
また上記の台詞を初め、一言一言が物騒かつパワーワードの宝庫であり、(違うTRPGにもかかわらず)所々で視聴者を含む全員の正気がゴリゴリと削られる羽目に…
尚、他の3人が旅に出る一番の理由が不況ではなく、この煎餅の騒音が原因だとGMに疑われた。
一応、楓氏本人は自然体で10歳のRPをしていたと公言しており、わざと狂人プレイをしている訳ではない事を追記しておく。更に言えば、マシュマロのRPが絡まない茶番(特に歌ってみたパート)ではまるで別人のような演技力(歌唱力)を見せてくれる。カワイイ。
ちなみに楓氏のポンコツぶりは他の4人にも既に知れ渡っているようで、ポンコツでなかったキャラクターを探す方が難しいとの事。特に今回CVを務めたとあるキャラクターに関しては歴代でも一二を争う程のヤバさだったらしい(その発言を聞いて他の3人は何時も通りと首を傾げたが)。
ただしポケモン歴が一番長いのは実は彼女だったりする(『ポケットモンスター X・Y』までクリア済み)。また好きなポケモンはブッチギリで「シャンデラ」。『ポケットモンスター 赤・緑』に限定するなら「ゼニガメ」。
ジュウベエ/PL:アラン・スミシー
「我が道を邪魔する者は粉砕するのみ」「もうポケモンいらない」
マサライオンズマンションの3階に住むマサラの不良少年。イメージカラーは赤色。
アバターは『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部主人公【空条承太郎】。本セッションの(裏)主人公。
NK氏が見た目の選定に最も苦悩したキャラクターであり、言動の不良っぽさとその意思の強さから最終的に選ばれたものの、その恵まれた体格(身長195cm)故に4人の中で一番絵柄が濃い。
ちなみに絵柄の関係で不採用となったが、『ドラゴンクエストⅢ』の【勇者】も候補だった。
他の3人と同様に自活するべくオーキド研究所にポケモンを貰いに来たはずだったのだが、盛大に朝寝坊をした挙句(ついでに荷物も忘れた)、パジャマ姿のまま煎餅を食べてふざけすぎた所為で、
- 1人だけポケモンを貰うチャンスを失い、生身での戦闘を強いられる事になる。
- (本来は削除された)おつかいイベントで好感度を稼ごうとするも素で道を間違える。
- ようやく手に入れた相棒が「ひのきのぼう」であり、1人だけ成長システムがドラゴンクエスト仕様になる。
- 何故かサントアンヌ号でエジプトまたはイスカンダルに行かされそうになる。
- (本人は普通にRPしているはずなのに)1回のセッション中に4回も戦闘不能になる。
…等々、マシュマロと並んで本セッション屈指の問題児(ある意味で苦労人)となってしまった。
幼馴染の3人も長年の付き合いなのかジュウベエが人の話を黙って聞けない、また人に説明できない脳筋ぶりである事は熟知している様であり、後にジュウベエと再会したカタシアは、他人に幼馴染を紹介できるくらいの協調性を獲得した彼の成長に驚いていた(当初は名前さえ忘れていたため)。
上記の通り1人だけポケモントレーナーではない上に、出遅れたジュウベエのために別シナリオが(即興のアドリブも含めて)急遽組まれる事で、図らずしも物語を別の角度から進める裏主人公的な活躍をする事になる等、ジュウベエのキャラクター性を貫くためとは言え、この動画のポケモン要素が段々と薄れて行った原因の半分以上は大体ジュウベエの所為である。
しかし自業自得な印象は否めないものの、彼が行動する度に笑いが発生するのは最早才能と言っても過言ではない…はず。そもそも見た目から忘れがちになるが、彼は10歳の不良少年であるため、あの頑固なRPもそこまで間違ってはいなかったりする。
使用技は「たいあたり」「みだれづき」「ねむる」「メガトンパンチ」。
一応、中の人であるアラン・スミシー氏の言い訳として、決してルーニープレイをやっている訳ではなく、その時その時で可能な最大限の解決方法を試した結果が全て裏目に出たため…らしい。
そのためジュウベエのRPをしなくてもいい無名のモブキャラの場合はかなり活き活きとしており、また彼がGMを務める『ワイルドアームズ風世界観でTRPG』という動画では、かなり真面目なアラン・スミシー氏を見る事ができる。好きなポケモンは『ガラガラ』。
尚、ポケモン歴は無いのだが、(何故か)代わりに『ロボットポンコッツ』を挙げていた。
カタシア/PL:ズブロッカ
「おいマシュマロくえよ」「(からあげクンを)買いますッ!」
マサライオンズマンションの4階に住む真面目な少年。イメージカラーは水色。
アバターは『遊☆戯☆王5D's』の主人公【不動遊星】。本セッションの主人公。
アバター決定の理由は、主人公らしいクールな性格と、神がかり的なダイス運から。
またミドリ同様、自転車の入手イベントも理由の一つであり、一番似合っているも彼である。
幼馴染4人の中では兄貴分といった所であり、仲間のピンチに颯爽と駆け付け、相棒と共に大活躍するその姿はまごう事なき主人公。ただしローソンの店員には弱い。
そのため初期の段階から既にミドリと並んで主人公&ヒロインの構図が完成しており、強敵から逃げてきたマシュマロの後始末を一発で終わらせた時には「あたしがあんなに(苦戦したのに)…」と(若干)妬まれ、後に再会したジュウベエも自身とマシュマロが早々に戦闘から離脱した際には「いつもこの二人だけ残ってるな」と(半分)呆れており、最も頼りにされている人物と言える。
だがそんな彼も物語の後半では(問題児2人に感化されたのか)、段々とタガが外れてきてしまい…?
中の人であるズブロッカ氏曰く、あまり思い入れのないキャラクターをRPしていたはずが、予想外の活躍で何時の間にか主人公扱いされていたらしい。
好きなポケモンは「レアコイル」。彼もポケモン歴は無く、当時は『メダロット』を遊んでいた。
相棒(パートナー)
ヤサイ(ヤドン)/CV:ズブロッカ
「ヤドーン(オレ、オナカスイタ)」
オーキド博士から貰ったミドリのパートナー。妙に鳴き声が甲高い『ヤドン』。
使用技は「ねんりき」「みずでっぽう」「バブルこうせん」「れいとうビーム」。
ニックネームの由来は「野菜食べなさそうだから」(と言いつつ、餌はチンゲンサイである)。
性格こそ食いしん坊なヤドンそのものだが、その食欲を優先する思考故なのか、一切無駄な行動は取らず、淡々と仕事を遂行していく姿から、謎にハードボイルドな雰囲気を漂わせている。
ちなみに鳴き声が甲高い理由は、ズブロッカ氏がヤドンの鳴き声が分からなかったため。
そんな苦し紛れの鳴き声が視聴者を含む全員の腹筋を見事に崩壊させたのは言うまでもない。
ニド(ニドラン♂)/CV:テヌグイ
「キシャー(そんな事よりヤクルト飲みたい)」
オーキド博士から貰ったカタシアのパートナー。何故かヤクルトが好きな『ニドラン♂』。
使用技は「たいあたり」「にらみつける」「がまん」「10まんボルト」。
中の人のRPのおかげか(ヤクルト中毒気味なのを除けば)最も真面目に行動しており、また進化前にもかかわらず並み居る強敵達を立て続けに撃破したり、時には狙ったかの様なダイス運で逆転勝利を掴む等、その活躍ぶりは正に主人公の相棒と呼ぶに相応しい。
またおつきみやまで拾った「つきのいし」から『ニドキング』への進化にも期待が高まっていたのだが、その結果は視聴者の予想を遥かに超えてしまった。
オセンベイ(コンパン)/CV:楓
「コンパン(ていうかー人間どもはどこにいたんだ)」
オーキド博士から貰ったマシュマロのパートナー。常にガラの悪い腹黒な『コンパン』。
使用技は「たいあたり」「かなしばり」。御覧の通り、CVとPLが同じである。負担が…
トレーナーであるマシュマロに似たのか煎餅が好物であり、その思考も煎餅寄りになっている等、似た者同士な関係なのだが、マシュマロ(の中の人である楓)が戦闘を避ける傾向が強いため、戦績自体は余り良くない。そのため活躍の機会も同様に少なく3匹の中では若干不遇気味…
だったのだが、後に人間を見下しているドス黒さや、美味しい煎餅をくれるマシュマロの事だけは嫌いじゃない等、飼い主に勝るとも劣らない強烈な思考が判明する事になる。
ちなみに腹黒設定に関しては帽子や葉巻といった見た目の変化は元より、ニックネームで呼ばないと目が赤く光り出す等、(かなり分かり易い)伏線がしっかりと貼られていたりする。
イスケンデルベイ(ひのきのぼう)/CV:NK
「____ジュウベエイよ。____目を醒ますのだ。」
オーキド博士から貰ったジュウベエのパートナー(?)。ひのきのぼう。(多分)くさタイプ。
用意していたポケモン達を他の3人に全て与えてしまったオーキド博士が取り合えずジュウベエに持たせた本当に何の変哲もないただの棒切れであり、ジュウベエ本人にとっても最低限の攻撃手段として捨てるに捨てられない正に文字通りの「相棒」である。
しかし何度も何度もセッション中に目の前が真っ暗になってしまうジュウベエを見かねたGMの救済処置として、その真の名前を呼ぶ事で秘められた能力が発現(ちなみに名前は何でもよかった)。ジュウベエの体力(HP)が30%以下になった時に限り「イスケンデルベイ ラッシュ」と「イスケンデルベイ ザ・ワールド」が新たに使用できるようになる。…おい、ポケモンバトルしろよ。
…と、ここまで書けば覚醒した主人公の専用武器として大変カッコイイ代物なのだが、実はその真の姿が見えるのはジュウベエのみであり、また武器としての性能も一切変化していない。
つまり傍から見れば10歳の少年(身長195cmの巨漢)がただの棒切れに勝手に名前を付けて振るっているようにしか見えないため、誰もジュウベエの話を本気にしていない。
そもそも野生ポケモンとの戦闘でも普通に生身で戦えているジュウベエにとって、技の使用にイスケンデルベイは必ずしも必要ではない(みだれづきは兎も角、ラッシュやザ・ワールドに関してはジュウベエ本人が元々秘めていた武器が関係しない能力である)。
また体力が減っていないと専用技が使用できない、更にジュウベエ以外にはその姿を認識できない事実も踏まえると、即ちイスケンデルベイとはジュウベエが極限状態の中で生み出した妄想の産物であり、自身の潜在能力を解放するためのトリガーとして機能しているのだと思われる。
遊星号/CV:なし
自転車屋のおじさんから貰ったカタシア専用の自転車(?)。
なんと自動走行機能を持ち、走りながらポケモンバトルをする事もできる。
ジュウベエ「常識的に考えてバイクで走りながら戦わないでしょ!?」
エルメス/CV:ズブロッカ
「ん?おはよー。キミはだれ?」
自転車屋のおじさんから貰ったミドリ専用の自転車(?)。
なんと自分で考えて話す事ができるという優れものだが、その思考は(何故か)ジュウベエ寄り。
またCVの通り、ズブロッカ氏はこれで1人3役を担う羽目になってしまった。
チャリ/CV:なし
自転車屋のおじさんから貰ったマシュマロ専用の剣(!?)。
なんとこの剣を天に掲げると、空から2頭の牛に引き入られたチャリ(オット)が走ってくる。
ちなみにこの2頭の牛達は個別に運用が可能であり、後に自転車を持っていなかったジュウベエのためにマシュマロから1頭が貸し出される事になる。
尚、動画の演出上、まるで空を飛んでいるかのように見えるが、実際は飛べないのであしからず。
マシュマロ「そんなそらをとぶなんて使わなくてもケンタロスは飛べるよ?」
主なNPC達
オーキド博士/CV:NK
「おお!4人揃ってどうしたんじゃ?」
マサラタウンに研究所を構える世界的にも高名なポケモン博士。別の世界線では死亡している。
基本的には原作同様の好々爺であり、就職を希望したミドリとカタシアの2人にはポケモン図鑑の完成を依頼し、また其々にパートナーとなるポケモンを託す。
本セッションではある組織の陰謀を阻止するべく、PL達と協力する事になり出番が増えている。
エリカ/CV:NK
「あなたは…ポケモンをご存知でないのですか!?」
タマムシシティのジムリーダーを務める自然を愛するお嬢様。本セッションの(裏)ヒロイン。
ある組織の地下施設に幽閉されていた所を、他の3人とは別行動をしていたジュウベエと出会う。
自転車屋のおじさん/CV:NK
「ワシが気に入った人間にしか自転車を渡さんのだ!」
ハナダシティの自転車屋「ミラクルサイクル」の店長。本名は「(恐らく)イスカンダル」。
ハナダシティ襲撃事件の解決に協力したミドリ、マシュマロ、カタシアの3人を気に入り、お礼として其々に専用の「自転車」を見繕ってくれた…のだが、どう見ても自転車には見えない。
尚、販売している自転車は全て彼の手作り(!?)であり、その拘りの職人技をマシュマロからお煎餅作りと同じ括りで称賛された時には、非常に困惑していた。
ハナダシティの情報屋/CV:NK
「残念だったな。ここにいるのはしがない情報屋だ」
ハナダシティの民家に居た謎の情報屋。本名は不明。(一応)詐欺師ではないが、お煎餅泥棒。
提示した対価と十分な礼儀さえあれば男女、大人子供、全て区別なく平等に接する事を信条とする裏の世界の住人であり、見た目は非常に怪しいが敵対する事はない。
セッション中の役割としては物資の補給、情報提供を行うために存在するだけでストーリーには一切関わらないキャラクターだったのだが、(煎餅を盗まれた事で蛇蝎の如く嫌っているマシュマロは兎も角)ミドリにとっては後に重要な役割を持つ人物となる。
タマムシシティの警察官/CV:NK
「まあ、断るなら自由だがよ。オマエはこのセッション中、ずっとブタ箱の中だ」
タマムシ警察署の警察官。上記のメタ発言でPLを恐怖のどん底に陥れた唯一のNPC。
(状況的にも止むを得ず)警察に連行されてしまったカタシアの尋問役を務める。本名は不明。
(元ネタ同様に)職務には忠実だが横暴な性格であり、カタシアに尋問で無理やり罪を認めさせようとしたり、警察の強権を振りかざして(上記の拒否権無しの)取引を行おうとする等、色々と問題がある人物…なのだが、何故かもう1人尋問役(拷問役)がいた際には流石に追い出した。
カタシアに後述のキング(ジャック)の打倒を条件に自身の監視下で仮釈放させるものの、既に警察側に不信感を抱いていたカタシアがこのまま黙って従う訳も無く…
キング(ジャック)/CV:NK
「待っていたぞ!ここを通りたかったらこのオレ、『キング』を倒していくのだな!」
サイクリングロードに君臨する最強のポケモントレーナー。本名は「ジャック」。
セキチクシティに向かう4人の前に立ちはだかり、ライディングポケモンバトルを仕掛けてくる。
前述の通り、カタシアがその打倒を任された人物なのだが、実は彼とは因縁があるようで…?
使用ポケモンはリザードン。使用技は「アブソリュート・パワー・フォース」。
お煎餅おじさん/CV:NK
マサラタウンに住むお煎餅みたいに太った不細工なおじさん(命名はマシュマロ)。本名は不明。
上記の台詞しか喋らず、若干の狂人感を漂わせている事を除けばお馴染みのモブキャラである。
マシュマロにズボンのポケットへお煎餅をギュウギュウに詰め込まれた後はそのまま出番終了…
となるはずだったのだが、この出来事が切っ掛けとなったのか、後に意外な場所で再会する事に…
ズバット/CV:なし
こうもりポケモン。ちょうおんぱをだして、人を狂わせ、洞窟から出すまいとする。コワイ。
関連動画
関連タグ
TRPG ポケットモンスター 遊戯王 キノの旅 Fate/GrandOrder ジョジョの奇妙な冒険 カオス