注意
※「カラカラ」のタグは他のジャンルでも使われているため、ポケモンのカラカラにはこちらのタグを用いる事を推奨する。
カラカラ:曖昧さ回避記事
基礎データ
全国図鑑 | No.0104 |
---|---|
カントー図鑑 | No.104 |
ジョウト図鑑(GSC) | No.203 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.208 |
コーストカロス図鑑 | No.060 |
アローラ図鑑(SM) | No.163 |
アーカラ図鑑 | No.090 |
アローラ図鑑(USUM) | No.197 |
アーカラ図鑑 | No.098 |
ヨロイ島図鑑 | No.170 |
ローマ字表記 | Karakara |
ぶんるい | こどくポケモン |
タイプ | じめん |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 6.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性1 | いしあたま:反動技で受ける反動ダメージを無効にする |
特性2 | ひらいしん:でんきタイプの技の対象を自身に変更する。でんきタイプの技を無効にして、自身の「とくこう」を1段階上げる。 |
隠れ特性 | カブトアーマー:相手の攻撃が急所に当たらなくなる |
タマゴグループ | かいじゅう |
各言語版での名称
ドイツ語 | Tragosso |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Cubone |
フランス語 | Osselait |
韓国語 | 탕구리 |
中国語(簡体字・繁体字) | 卡拉卡拉 |
中国語(大陸・台湾) | 可拉可拉 |
進化
カラカラ → ガラガラ(Lv.28)
リージョンフォーム
カラカラ → アローラガラガラ(アローラ地方で夜・深夜にLv.28以上)
概要
頭に死に別れた母親の骨を被っており、その正体は誰も見た事がない。
姿は直立姿勢(いわゆるゴジラ体型)の小型の怪獣を思わせるが、何ともいえない見た目をしている。獣のようで爬虫類のようで怪獣のようなそんな不思議なデザインのポケモン。
たまに親を失った悲しみを思い出し、その寂しさから大声で泣くという。『ポケモンスリープ』では寝ている時も涙を流しながら寝ている姿も確認できる。その結果天敵のバルジーナに見つかってしまうことがある。
頭に被る頭蓋骨はあくまで被り物。ちゃんと素顔が描かれた物はなく、本来はどういった顔なのかはあまりはっきりしていない。一応目の周りと顎側だけ見えるが、顔は本来身体と同色の茶色であることが見れる……と長年されてきたが、ポケモンセンター等で販売されているぬいぐるみは頭蓋骨がキャストオフできる構造となっており、カラカラの素顔を拝むことができるようになった。
この頭の骨は高値で取引されており、金銭目当てに乱獲された過去も有り、ゲーム中にも「きちょうなホネ」という換金アイテムが有る。「きんのたま」に匹敵するほどの価値があり、狙われるのには十分なのだろう。
ちなみに手に持つ骨は母親の骨。カラカラの骨は手元が先細り。ガラガラの骨は両方が太く、違うものに見えるがガラガラの説明には子供の頃からずっと持っているとある為、進化の影響は手に持つ骨にまで影響するらしい。
生まれた頃から何かを持つポケモンとしては「フラベベ」なども居るがあちらも進化によって手に持つ花が共に成長する姿が見られる。花は生きていると思うが、メガヤミラミ等無機物に進化の影響を与えるものは他にも居る。
カモネギ同様に初代から登場する「明確に武器として道具を使う」ポケモンの一種。ガラガラがリージョンフォームを得て複数の姿を得るが、子供の頃はどちらもこのカラカラの姿。
ゲームにおける特徴
- 他のポケモン同様タマゴグループさえ一致すれば、普通に育て屋で卵が出来る。タマゴから生まれた時には既にホネを被っており、当然育て屋に預けた親が死ぬなんてこともない。
- 「ポケットモンスターTHE ORIGIN」にも、骨被りのカラカラが、母のガラガラと一緒にいた描写もあった。だとしたら、このカラカラ達が頭に被っているホネは一体誰のものなのだろうか?そもそも生まれ付きで誰かの亡骸から取った訳ではないのか?どちらにせよ、図鑑自体が絶対正しいのかも問われる。
ロケット団との因縁
- 頭のホネが高く売れる事から、ロケット団によって母親のガラガラが殺されてしまったカラカラがシオンタウンにてフジ老人が暮らすポケモンハウスの元で保護されている。
- ピカブイでは一連の流れが改変。シルフスコープ使用後に母探して現れたカラカラの呼びかけによってガラガラが正気に戻り、そのまま成仏する流れとなっている。そのイベント後は同じく現場に居たライバルがカラカラを引き取ることになり、シルフカンパニーにて彼と挑むロケット団とのダブルバトルではカラカラが使用されている。
- なお、シルフカンパニーでカラカラを使うロケット団のしたっぱがいるうえに『BW2』のPWTで再登場したロケット団ボス兼元トキワシティジムリーダーサカキの手持ちにはなんとガラガラがいる。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 50 | 50 | 95 | 40 | ※ | 35 | 270 |
第2世代から | 50 | 50 | 95 | 40 | 50 | 35 | 320 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- ステータスは防御が突き抜けて高い以外はイマイチ。だが、『金銀』では新たに攻撃力が2倍になるふといホネが登場し、一気に強化された。
- 第2世代における「未進化ポケモンのみ参戦可能」なリトルカップでは「ふといホネ」による超火力で猛威を振るう。速攻型のストライクがカラカラに強く、崩し型のカラカラがラッキーに強く、耐久型のラッキーが速攻型に強い、という3すくみが当時存在していた。
使用トレーナー
ゲーム版
※1 ポケモンスタジアム2
アニメ版
- セイヨ(無印9話)
- アルバ(XY)
- ゴウ
漫画版
番外作品
『ポケモン不思議のダンジョン』
- 『赤・青の救助隊』およびリメイク版『救助隊DX』では主人公・パートナー候補に抜擢される。ステータスの数値自体はぼうぎょ以外は低めで、ぱっと見イマイチに見えるが「ぶんまわす」「ホネブーメラン」「みねうち」「だいちのちから」…といった強力な習得技を持つ。ステータスが低めでもレベルアップは早く、Lv30まではチコリータ・フシギダネに続く3番目の早さである。
- その他の個体は南の洞穴に出現する。
『ポケモンマスターズ』
- 報酬で貰えるタマゴから孵化する事があり、主人公のバディにする事が可能。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのカラカラ
- 新無印15話から登場。元々は野生のポケモンだったが、3体のマンキーに骨を持ち逃げされて困って泣いていた所をゴウ達に助けられ、自らゲットされた。
- ポケモンフーズが無くなった事件ではホシガリスと共にポケモンたちの喧嘩を止めてほしいとゴルーグに頼む。その後、封印のパーツが外れて暴走しているゴルーグをポッポやカモネギと共にパーツを持って来て静止させた。
- 第78話ではご飯を食べていたり、第107話ではベトベターの新しい住処を作るために作業している姿が見られる。
〈ゲストなど〉
- セイヨのカラカラ
- 無印9話でポケモンゼミの優等生・セイヨのポケモンとしてアニメ初登場。セイヨの態度に怒ったサトシのピカチュウと対決し、サトシの教科書に載ってない戦法で敗れた。
- アルバのカラカラ
- XY44話でシトロイドに挑戦に来たアルバの手持ちで登場し、エレザードと対決。ドラゴンテールやきあいだまの攻撃で倒れそうになるも最後の力を振り絞ってホネブーメランを決め、勝利した。
- めざポケ11話(サトシの旅シリーズ最終話)
- 野生のポケモンで登場。トキワの森で木の影から覗いていたり、サトシとピカチュウと他の野生のポケモン達と共に雨宿りしていた。
その他
無印 | 27話・201話・225話(回想) |
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AG | 15話・112話(想像) |
SM | 1話・8話・40話・42話・86話・90話・115話 |
新無印 | 1話・70話・135話 |
めざポケ | 8話 |
短編 | ピカチュウのなつやすみ |
劇場版 | ルギア爆誕・氷空の花束・超克の時空へ・キミにきめた!・みんなの物語 |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- クリスタルのカラぴょん
〈クリスタルの手持ち〉 |
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ムーぴょん (ムチュール♀️) |
カラぴょん (カラカラ♂️) |
パラぴょん (パラセクト♂️) |
エビぴょん (エビワラー♂️) |
ネイぴょん (ネイティ→ネイティオ♀️) |
ウインぴょん(ウインディ♂️) |
メガぴょん (チコリータ→ベイリーフ→メガニウム♂️) |
バリぴょん (バリヤード♀️) |
余談・備考
あるポケモンと同種族?
- カラカラは第七世代のヴェラ火山に出現する個体は助けを求めると、何故かガルーラが現れる点から、ガルーラはカラカラの母親または近縁種ではないかという噂がまことしやかにささやかれている。
- この説を裏付ける情報として、2019年2月にリークされた赤緑のベータ版のリソースに没ポケモンとして赤ん坊のようなものを抱いたガラガラの進化系ポケモンが存在していたことが発覚している。その姿はまるでガルーラになったガラガラのようにも見える。(なお、このリーク自体の信憑性を疑う声が存在するが、同年5月に発売されたファミ通の記事にこのリークが初出のドット絵が開発中の資料として掲載されたため、ほぼ確実に本物である)
- 言われてみれば、ガルーラの子は骨を被らせるとカラカラに見えない事もないし、ガラガラの尾にある突起はガルーラの尻尾にも似たものが見られる上に両者のタマゴグループは『かいじゅう』となっている。
- しかし、仮にガルーラとガラガラを預けたとしても生まれるのはメス側のポケモン=ガルーラであるので母親説は成立しない。カラカラの子はガラガラからしか生まれないという事である。蛍?ニドラン?はてさてなんのことやら。
- ただし、それはあくまで『生みの親』として見た場合であるので、『育ての親』と解釈するならば母親説は一応成立する。アニメ版ではタマゴグループが同じポケモンに育てられたポケモンがいたうえに、ガルーラは人間の子を育てた事もある。あり得ない話ではないだろう。
関連イラスト
関連タグ
0103.ナッシー/アローラナッシー→0104.カラカラ→0105.ガラガラ/アローラガラガラ
同じめん単タイプ
- サンド/サンドパン ディグダ/ダグトリオ
- ゴマゾウ/ドンファン
- ナックラー グラードン
- ヒポポタス(オス ・ メス) / カバルドン(オス ・ メス) アルセウス(だいちのプレート)
- モグリュー
- ドロバンコ/バンバドロ シルヴァディ(グラウンドメモリ)
- スナヘビ/サダイジャ/キョダイマックスサダイジャ
進化後にリージョンフォームがいる仲間
ピカチュウ (アローラライチュウ) |
タマタマ (アローラナッシー) |
ドガース (ガラルマタドガス) |
マネネ (ガラルバリヤード) |
フクスロー (ヒスイジュナイパー) |
マグマラシ (ヒスイバクフーン) |
フタチマル (ヒスイダイケンキ) |
チュリネ (ヒスイドレディア) |
ワシボン (ヒスイウォーグル) |
ヌメラ (ヒスイヌメイル) |
カチコール (ヒスイクレベース) |
夜進化仲間
イーブイ/ブラッキー(+なつき) |
ニューラ/マニューラ(+するどいつめ) |
グライガー/グライオン(+するどいキバ) |
リーシャン/チリーン(+なつき) |
アマルス/アマルルガ |
アローラコラッタ/アローララッタ |
イワンコ/ルガルガン(まよなかのすがた) |
ガラルマッスグマ/タチフサグマ |
ユキハミ/モスノウ(+なつき) |
マホミル/マホイップ(まっちゃ・レモン・ソルト・ミント・トリプル) |
リングマ/ガチグマ(満月の夜+ピートブロック) |
関連ポケモン等
- 御三家+ピカブイ以外のポケモン不思議のダンジョンシリーズの主人公・パートナー候補仲間。
その他
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