概要
「多数の女性の中に男性が一人だけ居る」という状況を指して使われる事のある表現。
「紅一点」の対義語とされるが、あくまでも俗語であり、「逆紅一点」「白一点」「蒼一点」「緑一点」などのような表現も見られる。
「紅一点」は「万緑叢中紅一点」が語源となっている。
ただし「万緑叢中紅一点」は「あたり一面の新緑の中に赤い花が一輪だけ咲いている」という意味である。
よって厳密に言うのであれば、「紅一点」は「多数の同性の中に異性が一人だけ居る」と男女関係なく意味する言葉になる。
そこから「紅一点」が「多数の男性の中に女性が一人だけ居る」と言う意味に限定されたのは、紅白歌合戦や紅白幕などからも分かる通り、古来より「紅」が女性を指しているためである。
上記の対義語の候補については、以下のような考えから来ている。
「逆紅一点」は、言葉の通り「紅一点」の逆だから、と言う考えから。
「白一点」は、古来より「白」が男性を指しているという考えから。
「蒼一点」は、紅の反対が蒼という考えから。
「緑一点」は、語源の「万緑叢中紅一点」で「紅」が女性を意味するなら「緑」が男性を意味する、と言う考えから。
記事の「黒一点」は、「男性のイメージは黒」という考えから。ただし、黒は汚れを意味する言葉でもあるので、余り宜しくない言葉でもある。
女性チームの中にいる唯一の男性という事であり女尊男卑やハーレムに見えてしまう等、男性の扱い方が難しくなる。主に「メンバーの中で最年少の幼児」か「頼れるリーダー格」というケースがよく見られる。
また"メンバー唯一の男装の麗人"といった表面上の黒一点も見られるが、これを黒一点と呼べるかどうかは微妙なところ。ちなみに職業では女性が働いてるイメージの強い職場で男性も雇えるところもあり（例：看護師、保育士）黒一点になるケースも少なくもない。
黒一点のキャラクター
※キャラ名/チーム名（登場作品）
※キャラ名50音順。
主役
- 愛徒勇気（マンガ家さんとアシスタントさんと）
- 藍野青司（恋愛暴君）
- 赤木信夫・アキバレッド/アキバレンジャー（非公認戦隊アキバレンジャー）
- 赤松勇樹（「人生」）
- 亜久津拓真（戦×恋）
- 一条晴彦（無彩限のファントム・ワールド）
- 大神一郎/帝国華撃団・花組、巴里華撃団・花組（サクラ大戦～4まで）
- 織斑一夏（インフィニット・ストラトス）
- 柏樹朝（恋愛フロップス）
- 春日アラタ（トリニティセブン）
- 粕壁隼（女神のカフェテラス）
- カゼハヤ・カミト（精霊使いの剣舞）
- カナタ・エイジ（空戦魔導士候補生の教官）
- 神山誠十郎/新生帝国華撃団・花組（新サクラ大戦）
- 桐尾礼治（チート薬師のスローライフ）
- 草薙タケル（対魔導学園35試験小隊）
- 九頭竜八一（りゅうおうのおしごと!）
- 来留主公人（モンスター娘のいる日常）
- 坂町近次郎（まよチキ!）
- 佐藤洋（ベン・トー）
- 四ノ宮京夜（GJ部）
- 周防勇斗（百錬の覇王と聖約の戦乙女）
- スティーブン/クリスタル・ジェムズ（スティーブン・ユニバース）
- 正確にはそのメンバーの弟分（兼息子）。
- 城洋介・スピルバン/クリン星人（時空戦士スピルバン）
- 物語後半。
- 瀬能ナツル（けんぷファー）
- 変身すると美少女になる。
- 戦闘員六号（戦闘員、派遣します!）
- 大河新次郎/紐育華撃団・星組（サクラ大戦Ⅴ）
- 津田タカトシ（生徒会役員共）
- 東方院行人（ながされて藍蘭島）
- 南雲孝士（女神寮の寮母くん。）
- 納村不道（武装少女マキャヴェリズム）
- 野矢一樹（えびてん公立海老栖川高校天悶部）
- ノル・スタルジア（俺だけ入れる隠しダンジョン）
- 羽瀬川小鷹/隣人部（僕は友達が少ない）
- 長谷川昴（ロウきゅーぶ!）
- 八王子直人（イジらないで、長瀞さん）
- バッツ・クラウザー/光の戦士（ファイナルファンタジー5）
- 物語後半。
- 花山晴男/男子部（ようこそ!恋ヶ崎女学園へ）
- 日生直輝（シャインポスト）
- 冬空コガラシ（ゆらぎ荘の幽奈さん）
- マイス（アンリミテッド:サガ）
- 水野貴弘（ワルキューレロマンツェ）
- 向井直也（カノジョも彼女）
- 唯我成幸（ぼくたちは勉強ができない）
- ユウキ/美食殿（プリンセスコネクト!Re:Dive）
- 由崎星空（トニカクカワイイ）
- ルクス・アーカディア（最弱無敗の神装機竜）
- 炎城烈人/エグゼロス（ド級編隊エグゼロス）
- 早乙女穂高（ヤンキーJKクズハナちゃん）
メイン・サブキャラ
- アポロ（ダイの大冒険）
- パプニカ三賢者の一人。
- 天戸タケル（えとたま）
- 池橋大輝（音楽少女）
- いなご先生/またたび幼稚園の教員（いぬまるだしっ）
- インドラプトル（ジュラシック・ワールド/炎の王国）
- ジュラシック・ワールドシリーズに登場する恐竜および古生物の中では珍しい雄設定であるため。
- エリオ・モンディアル/機動六課（魔法少女リリカルなのは）
- 厳密には最前線要員としては唯一の男性メンバーで、後方支援要員には複数人男性メンバーがいる。
- 太田貢（普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。）
- おしるこジュン（SELECTIONPROJECT）
- お父さん/ぷりっつ家（うちの3姉妹）
- おねがいレッド/おねがい戦士（お願い!ランキング）
- 鏡音レン/（クリプトンのVocaloid2）
- ※1と他の会社を抜けば今のとこ唯一の男性である。
- ガノンドロフ/ゲルド族（ゼルダの伝説シリーズ）
- ゲルド族は男が生まれるのは100年に一人だけで、その黒一点が王になる風習がある。
- カプリコーンアンデッド/カテゴリーQ（仮面ライダー剣）
- カロン/後期ED内のトワラー（Cosmic Baton Girl コメットさん☆）
- 如月影二/アンチ極限流チーム（KOFXI）
- 霧夜/国立半蔵学院のメンバー（閃乱カグラ）
- 厳密にはメンバーの教官を務めている。
- クセロシキ/フレア団科学者（ポケットモンスターXY）
- ククリ/オフィシャル招待チーム（KOFXIV）
- 組長先生/アクション幼稚園の教員（クレヨンしんちゃん）
- アニメではふたば幼稚園。
- 倉本圭（ふらいんぐうぃっち）
- K9999/ネスツチーム（KOF2001、KOF2002）
- 越谷卓（のんのんびより）
- 後藤直樹（ぼっち・ざ・ろっく!）
- 佐藤幸世（Aチャンネル）
- 佐藤想(プラオレ!)
- 佐渡正敬（女子高生の無駄づかい）
- ザフィーラ/ヴォルケンリッター（魔法少女リリカルなのは）
- 椎拳崇/サイコソルジャーチーム（KOFXI）
- 椎名亜樹（すのはら荘の管理人さん）
- 須賀京太郎(咲-Saki-)※一応男性の麻雀プレイヤーは出ていないだけで存在する。
- スコラファンスキー・エリストラートヴァ（ひなろじ）
- 杉田先生（バトルガールハイスクール）
- TVアニメ版でのプレイヤー(=先生)に位置する人物。作中では戦闘はしない。
- セコインガル/ダーク軍三幹部（無限戦記ポトリス）
- 晴太/吉原の茶屋（銀魂）
- その後の母親の日輪と月詠と三人暮らし。
- 高梨康弘（うちのメイドがウザすぎる!）
- 高松咬月（アサルトリリィ）
- 橘誠一/グゥの体内の人々（ジャングルはいつもハレのちグゥ）
- 谷誠二（てっぺんっ!!!）
- 地場衛・タキシード仮面/内部太陽系戦士、外部太陽系戦士（美少女戦士セーラームーン）
- ドールイサム/ドールナイツ（スーパードール★リカちゃん）
- 遠間ナギ（プリマドール）
- 豊川刻四郎（やくならマグカップも）
- トレーナー（ウマ娘プリティーダービー）
- 二宮誠（あまんちゅ!）
- ネイサン・シーモア/タイバニ女子会（TIGER&BUNNY）
- 早川（ばくおん!!）
- ハッカドール3号(ハッカドール)※男の娘だが。
- ハリハム・ハリー（HUGっと!プリキュア）
- ビビアン/カゲ三人組（ペーパーマリオRPG）
- ただし、国内版のみで海外版は女性である。
- ファフニール（小林さんちのメイドラゴン）
- ドラゴンの中では彼のみ。
- ブラック・クロー/パンサークロー幹部（実写版キューティーハニー）
- 原作では半分女性らしい。
- ヘドラー将軍/べーダー一族（電子戦隊デンジマン）
- 街雄鳴造（ダンベル何キロ持てる?）
- 松田耕平（WakeUp,Girls!）
- 豆生田楓/生徒会（賭ケグルイ）
- 丸井草次郎/丸井家（みつどもえ）
- 水無月嘉祥（ネコぱら）
- 南川朝陽/ドリームパートナー（ミュークルドリーミー）
- メルト/主役メンバー（ゴーストパス）
- 籾山蔵之介（ローリング☆ガールズ）
- 森近霖之助（東方Project）
- 八神庵/八神チーム（The King Of Fightersシリーズ）
- 夜野勝利・ルパンレッド/ルパンレンジャー・セカンド（快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー）
- 闇霊使いダルク/霊使い（遊戯王OCG）
- 夕凪ツバサ・キュアウィング/ひろがるスカイプリキュア(ひろがるスカイ!プリキュア)
- ラモン/エージェントチーム（KOFXI）
- リクト/主役メンバー（だいちのかけら）
- 作中で青一点と呼ばれている（性別不詳のゴーレムも居るが）。同作者作品全体の中でも珍しい男性メンバー。
- リチャード・フリードマン（刀使ノ巫女）
- リョウ・サカザキ/極限流チーム（KOFXI）
黒一点の有名人
関連タグ
紅一点：逆バージョン
黒点：太陽の温度が低い部分
公共トイレの性別表記、ランドセル；おそらく、この言葉の影響を受けている可能性が高い。
スイミー：僕が目になろう
