ラブライブ!シリーズでは公式で明言されていないが、新しいシリーズがはじまるごとに初代から恒例化している要素が出てくるのもお約束。
知名度を上げるメディアミックスの影響力の都合上、そのほとんどがアニメ版が起源になっている他、全てのシリーズにあてはまっているわけではないのでご注意。特に、初代の影響が薄まる虹ヶ咲以降の作品にて例外となるケースが増加している。いわゆるマンネリ対策の一環として例外ケースが増加傾向にあると考えられる。
登場人物
認められない系生徒会長
主人公がスクールアイドル活動を始めるにあたっての最初の関門。スクールアイドル活動を制限する権限がほぼ生徒会長と理事長にしか無いゆえにこうなる。
加入すると大体ポンコツになるため「かしこそう」と言われることが多い。
ミュージカルでは生徒会長は登場せず、理事長が関門になった。
蓮ノ空では初めて友好的な生徒会長が登場したが、活動記録103期12話および13話では(善意からの試練および致し方ない状況であるものの)活動を認めないムーブを見せた。
主人公大好き幼馴染
主人公の幼馴染で、劇中のスクールアイドル活動はほぼ主人公と幼馴染から始まる。
果南と千砂都は初期メンバーではない。
蓮ノ空では主人公が遠方から入寮したキャラとなり、別のキャラ2名が幼馴染という扱いになっている。
アニメ版では大好き過ぎて一期11話で必ず何か良からぬ事が発生する。
現状このジンクスをへし折れておるのは1名のみ。
サンシャイン及び虹ヶ咲から「“幼馴染”=名シーン、しかしながら問題の素」の法則が界隈に浸透。キャラ設定に幼馴染と記述されたのならまず濃密なエピソード展開が期待できる。
ピアニスト
現実の作曲家が作曲時にピアノを使う事が多いように(一番の理由は「音階が一番多い楽器」だからであろう)、主人公側スクールアイドルの楽曲制作の要となっている。三作目は主人公は表舞台には参加しない音楽科の生徒で追加メンバーはキーボードやタブレットなどで作曲。、四作目はギター作曲1人だったのが追加メンバー2人がピアノ経験者なので担当が交代した。蓮ノ空はユニット活動のため各々習得し104期では少なくとも5名がギターやキーボードで作曲する。
外国人スクールアイドル
現在のところ主人公サイドはロシア、アメリカ、スイス、スペイン、中国、ライバルサイドはオーストリア(後にLiella!へ加入)の血を持つスクールアイドルが登場。全員が日本語が第一言語または日本語を完璧に習得済(知らないのは風習や諺や若者言葉くらい)で、カタコトなのは唐可可のみ。その地の外国語が口癖として出てくる。なお正確には外国系であって、純粋な外国人は3人しか居ない。
スクミュは、2023年10月時点で純血の日本人しか存在せず、外伝ながらずっと続いてきた外国系キャラの流れがいったん途絶えることとなった。先に企画が始動、後からの本格スタートとなった蓮ノ空でも同様で、104期で3人が追加されても変わっていない。ミュージカルの続編、および蓮ノ空の105期以降の設定次第で外国人枠の参加が確定する可能性もあるが、いずれにせよ作品展開開始時点で外国人枠が存在しない、という事例は覆せない。
コミックリリーフ
メイン画像。何かと悪運体質な本編のギャグ担当でいじられキャラ。全員ぶりっ子かナルシストでもある。初代以外呼ばれたくない呼び名があり、三作目を除きいずれも本編序盤の出番も少ない。そして必ず正体を隠すためにサングラス(とマスク)姿で潜伏するシーンがあるためグラサン(マスク)枠とも。また何故かくじ引きを引かされ、少なくとも最初はハズレを引く運命にある。なお、2023年~2024年に公募された妄想ユニットの決勝投票の中でもコミックリリーフ枠で固められたグループが存在する。これ以外にも本記事関連の理由で「LoveLive!Days」の表紙に登場したキャラクターの組み合わせがある。
大食い枠
出てくるたびに何か食ってる奴。共通しておっぱいがでかい。
しかし、スーパースター以降は大食い枠が存在しない(きな子は何かを食べるシーンが各媒体で散見されるが、未確定)。
特訓大好き体育会系
基礎体力が高いため根性だけで何でもこなしちゃう愛すべき脳筋バカ達。ただしそれに巻き込まれる元凶を作るのは他の人物なこともある。走らせるな危険。
『スクスタ』ではそういう奴らが知り合い意気投合してしまったせいで、限界への挑戦を繰り返す最悪のスパイラルを生み出している。
なお、ファン層の需要ゆえか、四作目以降はアウトドアタイプの体育会系キャラが登場するケースが激減した。
ドルオタ枠
スクールアイドルになりたい夢は大抵スクールアイドルへの憧れから始まるので、ユニットの中にはこの人とこの人とこの人を筆頭に熱狂的なスクールアイドルオタクのメンバーも混じっている。
彼女らの推しは、アイドル全般の中から複数人、シリーズの先輩グループ、追加メンバーとして加入するチーム、ライバルとしてラブライブ!で戦う事になるグループなど。
シニヨンスタイル
二作目以降必ずシニヨンを結った髪型のメンバーが登場している。
なお、初代では通常時にシニヨンにしているキャラは皆無だが、一部楽曲だとこんな例もある。
主人公サイドの家族
アニメ化すると妹達や姉達、母親の存在も話題になる。何かと豪華声優陣が多いのも特徴。また、声こそつかないが容姿のみという形で父親、または弟が出てくる場合も。(弟は声ありが1名いるが)二作目以降は姉妹揃ってスクールアイドルをやっているケースも定番化している。しかし、主人公組に関しては姉・妹が存在しているにもかかわらず、姉妹でアイドルはしていない。大抵は姉妹の年齢層や妹の選んだ進路が違うため。
同級生の名モブ(神モブ)
主人公サイドをサポートする優秀なモブ。二作目までと四作目は名前が数字に由来している。三作目では不特定多数存在するため割り振られていないが、高咲侑や焼き菓子同好会の3人が近いポジションである。
アニガサキではいろは歌より、蓮ノ空ではアルファベットより取られた名前のキャラが登場する。しかし、一桁の数字は十進数ならば使い果たしたも同然であり、今後このモブキャラの命名はどうなるかは、ファンの間で様々に予想されている。
シリーズでは他のモブ生徒と教職員がほぼ喋らないので彼女らが全校生徒を代表したセリフを言っている。
アニマルキャラ
必ず哺乳類をメインに登場。初代はアルパカ、二作目は犬、三作目は猫、四作目はコノハズクが目立つ傾向にある。声は判明している限りすべて麦穂あんなが担当している。
ライバルスクールアイドル
主人公グループの前にライバルが立ち塞がるのもお約束。三作目は同好会のメンバー同士が仲間でライバルという設定でありゲームとアニメで解釈が異なる。ゲーム版では一時期、鐘嵐珠率いる虹ヶ咲学園スクールアイドル部をライバルポジションとして扱っていた。しかし、一部ファンからの評価が高くなかったため、アニメ版ではライバルである、という部分は極力描かれていなかったが、『スクフェス』の転入生達が従来のライバルと似たようなポジションとなっている。
また、ライバルの登場もマンネリ化してきたのか、五作目に位置する蓮ノ空ではライバル校の登場は現状確認されておらず、ミュージカルでは、対立関係にあった2校が主役として同列の扱いを受ける、といった形に変化している。
ラブライブ!レポーター
大会のラブライブ!の司会者は全て同じ外見と声の人物が担当している(CV:高森奈津美)。初代~二作目はアキバレポーター名義で、これが最後の出演かと思われていたが、四作目では見た目もCVもそのまんまのシブヤレポーターが登場。改名した同一人物なのか、見た目が瓜二つの血の繋がった別人なのか議論になっている。地味に歴代アニメ版ラブライブ!シリーズの登場人物では最も長い歴史を持つ。
男性が皆無に近い
レギュラー格どころかモブキャラのレベルですら男性がほとんど登場せず、作を重ねるにつれこの傾向はさらに増長。男と思しきキャラが描かれるだけで騒がれるほどになっている。
理由として考えられるのは所謂「9・18事件(可能性を生み出しただけでアウトなんだよ!!)」の影響であろう。逆に言うと、原作がギャルゲー(男性向け)ではない『アイカツ』や『プリティーシリーズ』にそういう傾向は無い。(むしろ後者は男子グループも存在、人気を博している。)
しかし、番外編である幻日のヨハネで顔出し+声ありの男性キャラが虎太郎以来の復活を遂げており、シリーズ史上初めてメインメンバーの父親が、ボイスドラマで声ありで登場したケースも。
キャラクター
主人公が攻略体質
幼馴染を最初に同級生からどんどん無自覚に攻略してしまう上、ほとんどがたらしであるため気付けば大規模なレズハーレムに発展することも…
内気なのに人運が強すぎる一年生
お世辞にもコミュ力が高いと言えないにもかかわらず早いタイミングで相性のいい陽キャラや似た価値観の相手と友達になったおかげで本編開始時点でぼっち回避に成功した強運の持ち主。色々と覚醒してしまったためか二代目以降は友達の力を借りなくとも無意識に攻略する側に回る恐ろしい性質を持っている。この要素は人気が高かったのか、進級システムを初めて採用したので仕方ない側面もあるとはいえ、四作目で存在しなかった結果、ファンから不評となる要因の一つになったことも。これは上述の攻略体質ともリンクしている。
めんどくさい三年生
本当は「スクールアイドルをやりたい」ことを認められなかったり本音を素直に言えなかったりメンドウなヒト達。そのためどのシリーズも三年生の加入が最後になる。初代~二作目は全員に当てはまったが、三作目は明確にそう言えるのは一名のみ。四作目はそもそも三年生がいない(後に進級)が、それ抜きにしても性格が原因でアイ活を拒んでいたメンバーは一人もいなかった。蓮ノ空は最上級生の二年生がその役を担った。
クール枠はポンコツ
主に二年生と三年生が該当し、特に三年生は全員専用記事まであるほどの定番。
シリーズ開始時点で三年生が存在しない、進級の概念があるスーパースターと蓮ノ空でもこの枠は存在する。
演出
画面の端から生えてくる
必ず画面の端からニョキッと生えてくるメンバーがいる。OPにも登場するがないシリーズもあり、一作品に一人だけとも限らない(二作目に至っては二年生全員に生えてくるシーンがあるなど)。
顔芸
アイドルがやっちゃいけないトラウマ級の変顔をやってしまう。何故か特定キャラに偏りがちだが、初代が色々酷すぎたせいかこれでも大分自粛した方。
猫口
必ず一人はいる。蓮ノ空では2023年度は存在しなかったが、2024年度追加キャラにてついに登場。
裏切り妄想
メンバーの怪しい独断行動に自分たちを裏切るんじゃないかと実際に裏切った時の姿を邪推してしまう場面が定番となっている。
かと思えば、スクスタでは内部対立により、団体が二陣営に分かれたときに、「裏切り者」呼ばわりを堂々と行う者も存在した。
現実ではないライブシーン
アニメ内で流れるライブMVはシリーズの大きな特徴だが、現実ではないイメージ的なライブもあり、それもまたお約束として許容されている。
最初のMVであるススメ→トゥモロウからして、その時はまだ反対していた海未まで笑顔でライブを行っており、また走行中の車を避けるなどの突っ込みシーンもあり、穂乃果の願望込みの想像と思われる。
アニガサキではライブ自体は現実であるものの、その場にあり得ないステージや装飾が湧き出てきており、視聴者からは領域展開などと言われた。がイメージだけでなくPCに強いメンバーがCGで実際に映像化している。
一作目から三作目までに多い傾向にあるが、時代の進行とともに舞台設定のリアル化が進むにつれて、こういったライブシーンも減少傾向にある。
キャスト
何故か偏るキャストの出身地
ライバルスクールアイドルやパラレルワールドも含めば東は埼玉(10名)、西は兵庫(5名)出身がかなり目立つ傾向にある。一応出身地順だとその間に東京(9名)も入る。四国出身者はおらず、東北・北海道・中国・九州地方はかなり少ない。ちなみに事務所の方も二作目以降はソニー・ミュージックアーティスツ系とアミューズ系が目立つようになり、四作目で新たに出てきたApolloBayもアミューズの傘下の映像配信会社「ライブ・ビューイング・ジャパン」の芸能部門にあたる。
キャスト出身地とリンクしているのか、上述のキャスト出身者の少ない、および皆無の地域は北海道・沖縄を除いてアニメ作中で登場したためしがない(一応、MVでは九州地方などが登場したことはある。)。
外国系キャスト
初代(ハーフ)、二作目(クォーター)では日韓系のミックスが存在する。四作目ではトリリンガルの純中国人や純韓国系日本人(メインキャストではない・帰化)、日米のミックス(ハーフ)も抜擢された。三作目は最初は存在しなかったが日中系のミックスのキャスト(ハーフ)が後に追加された。蓮ノ空でも日米のミックス(クォーター)が抜擢されている。スクールアイドルミュージカルでは日本とバングラデシュのミックス(ハーフ)が起用された。
2作続けてキャラにも中国系やアメリカ系が登場したが、韓国系のキャラは現状登場していない。
ボケキャラ
二作目と四作目で特に顕著。前者は特に、本人が出演しない生放送や、特に何もアクションを起こさなかった際にもなぜか「逢田さん」がトレンド入りするミステリーが発生する。後者は中継ありのイベントでもトークでインパクトが大きい発言を投下し、大物芸能人を驚かせる等、爪痕を残しやすい。なお、どちらも賢プロダクション所属だったりする。
なお、それ以外にも一作目のにこりんぱなや、三作目の通称「圧ぽん」、四作目の放し飼いとも言われるダジャレ職人、五作目のみらくらぱーく!などボケが強いキャストがいる。
ただ、一作目と二作目は全員ボケになってふざけることがよくあり、四作目はボケとツッコミの比率が10:1なのでボケキャラ自体がキャストは多い。その中でも上記の例に挙げた人物は極めて目立つものがある。
設定
オレンジヒロインは自営業
パーソナルカラーがオレンジ系のメンバーは実家が和菓子屋、旅館、鉄板焼き屋、喫茶店、花卉農家と自営業をやっている。二作目までは主人公という法則があったが三作目で崩れ、四作目で再び主人公になった。ただし、日野下花帆のメンバーカラーは「おひさま色」で黄色とオレンジの中間色であり(太陽はスペクトル上、正確には黄色と分類される)、定義が分かれるので注意が必要。その後の追加メンバーは明確にイメージカラーが黄色であることが判明したため、今後はオレンジ枠として解釈しやすくはなっているが。
理事長の娘はスクールアイドル
主役グループの所属する学校の理事長の娘は全員スクールアイドルになっている(浦の星女学院の理事長は鞠莉だが、実質的な経営者は彼女の父親)。四作目は理事長ではなく設立者の娘がスクールアイドルになっている。『ミュージカル』のW主人公はどちらも主役として初の理事長の娘。蓮ノ空では引退済み。
また、三作目の理事長についてはゲーム版のみ設定が確認されており、アニメ版では設定が異なるか否かは判明していない。
本編開始前に存在したスクールアイドル系の部活
主人公グループが結成される前に、主人公グループに属する一部メンバーによってスクールアイドル系の部活が生まれ、本編開始時点では何らかの事情あって廃部または廃部同然の状態になっている。四作目は新設校なのでまずないだろうと思われていたが…
そして蓮ノ空ではついに数十年継続している設定が登場した。
制服にニーソックス(黒タイツ)
グループに必ず一名は、黒タイツかニーソックスを履いてるメンバーがいる。
※黒タイツについては、夏になると履かなかったり設定変更で消滅したりする。
制服のスカートが長いメンバー
本作に限らずギャルゲー等ではよくある話だが、殆どの娘がかなり短いマイクロミニスカートを履いている中、最低一人は長めのスカート(と言っても十分ミニスカートなのだが)を履いているメンバーがいる。基本的に清楚系キャラであり、クール属性。
何かと印象の強い練習着
メディアミックスでは制服の次に描かれる機会が多いためイラストも多い。ほとんどの世代で少数ながらスカート枠もいる。夏・冬2種ある。
練習場所が校舎の屋上
部室が満席、他に練習場所がないなどの理由で屋上が使われるのも定番となっている。三作目はアニメでは最初は屋上だったが、同好会復活後は部員が二倍に増員したのもあって様々な場所を使用している。四作目では再び屋上がメインとなる。三作目と五作目のゲーム版では部室であるレッスン室を使用。
幼少期の姿
本編内で幼少期の姿が登場するのもお約束。ただし限られたメンバーのみ。アニメやMV、本編外のゲームで2作目までのメインメンバーは全員幼少期の姿が判明しているが、3作目以降のキャラは本編・外伝ともに幼少期の姿が判明していないキャラが存在する。
パン
劇中ではやたらパン好きなキャラが出てくる頻度が高い。一概にパンを食べるのが好きという意味ではなく作るのが好きなメンバーもいる。初代からランチパック、のっぽパン、コッペパンと全部ジャンルが異なる。また、三作目の某メンバーのキャラクターアイコンは食パンである。大食い枠とは微妙に異なり、初代が主人公に代わり、三作目はパンを作る側もいる他、それ以外の場面でもコッペパンが猛プッシュされる。四作目では描写が少ないが、ファンによるアイデア投票や、きな子が携帯しているなどしている。二作目(とそのスピンオフ)や四作目のライブ会場やその周辺ではよく発売されている。ただ、一作目、二作目のキャラの好物設定はパンではないことは要注意。
金髪キャラはナイスバディ
二作目以降は全体的にスタイルがいいメンバーばかりなものの、金髪キャラはグループの中でも特に背が高くスタイルが際立って良い設定で描かれやすい。この共通点は外国人との混血に限らず、金髪設定の日本人メンバーでも該当する。またスタイルの良さへの絶対的自信の表れか、ステージ衣装以外でもへそ出しを好む傾向も強い。
なお、蓮ノ空でついにこの傾向も途切れることになった。
6月生まれは巨乳
三作連続でB87以上とかなりでかい。四作目以降は明確な数字はないが、水着姿では大きめに描かれる傾向が強い。
スリーサイズ非表示となった後の作品でも、この傾向は続いている。
プライベートでは眼鏡をかけるメンバー
視力が悪いのか、プライベートでは眼鏡をかけているキャラが必ず一人はいる。アニメでは語られないがゲーム媒体や小説などの派生作品内で普段はコンタクトだと明かすキャラも一部いる。
スクミュは、演出の都合そもそも家や路上ライブでも制服姿なのでプライベート姿が設定されていない。
ただし、ライブシーンで眼鏡をかけてパフォーマンスを行ったキャラはたった1人。これについては、ラブライブ!シリーズはダンスが激しく、ハンドマイクの蓮ノ空を除いてインカム方式を採用しているので眼鏡のような小物はずれ落ちたり飛んでしまったりしてビジュアル、安全面共にマイナスになるためだと思われる。
ほくろ
初代は主役スクールアイドルではなく、その母とライバルスクールアイドルにいた。
理系女子
二作目および蓮ノ空・ミュージカル以外は必ずおり、医学部志望者、情報処理学科、科学部がいる。なお、二作目もスピンオフで意外なキャラがメカニックになっている。ただし医学部志望者や情報処理学科の2年生に関しては、理系よりも別の要素のほうが優先してテーマに上がることが多いので、気が付きにくい。
キャストの要素反映
初代から髪型や小物をキャラとほぼ同じくする方針や、穂乃果と新田恵海の晴れ属性などの一致はあったが、二作目以降にキャスト→キャラの要素反映が顕著(キャスティングもある程度意識されるようになった)。現在ではアカウントが削除されているが、二作目ではキャストの要素を所々で監督がキャラに反映(花丸の面倒見のいい部分や梨子が地面に書いた絵がヘタウマなシーンなど)していたことが明かされており、これ以降キャラとキャストのシンクロがなされている。がんばルビィ!のようにキャスト発のワードがキャラの象徴になった例もある。三作目では薄まったが、四作目では成長していく姿やキャラ背景、趣味嗜好や振る舞いなどがより多くシンクロ、反映されるようになっている。
五作目はキャラのリアルタイム配信用のアドリブトークで現実の話題を出し会話する関係上、趣味嗜好は大抵キャスト由来だと捉えて良いほどの逆輸入率になっている。
このケースが受け入れられる一方、リアルライブでのキャラとキャストを切り離してのMCに苦言が出るケースや発言を曲解してのキャスト批判が存在するなど、キャラとキャストの適切な関係は議論が進められている。
黄色系のパーソナルカラーメンバーは、一人称が自分の名前を使ったもの
μ'sから蓮ノ空の5グループ中、黄色系のパーソナルカラーメンバーが1人ずついるのだが、彼女らの一人称は皆、自身の名前を使ったものである。
具体的にはそれぞれ、「凛(星空凛)」「マル(国木田花丸)」「かすみん(中須かすみ)」「きな子(桜小路きな子)」「徒町(徒町小鈴)」である。尚、花丸はたまに「オラ」の時もある。
エピソード
アニメ一期3話はファーストライブ
主人公含めた同じクラスの同級生だけを集めたメンバーでファーストライブが開催される。劇中で入部希望者が増えるのもこのエピソードがターニングポイントになる。ただし三作目はソロ活動がメインのためキーパーソンの復活ライブとなり、四作目では初めて主人公が組んだ相手が幼馴染ではなくなった。
初期メンバーが全員揃うのは夏
現在のところ、プロジェクト初期に発表されたメンバー全員が揃うのはいずれも夏で統一されている。三作目だけは廃校とは無縁な背景と物語開始からすでに夏のためか揃うのが異様に早い。四作目では1年を一期で描き切るため、夏以降のスパンが早くなっており、描写不足と受け取られることもあった。
なお、蓮ノ空もリアルタイムリンクを謳っているため、序盤の物語の締めを夏の終わりに設定、8月末に藤島慈が活動を再開した。
アニメ一期10話は水着回
三作続けてお約束になっている。二期以降の再登場は学年限定になったり、妄想の中だけの登場になったりとムラがある。四作目は5話とかなり早い段階に繰り上げられた代わりにグループの中の3名とライバル2名という変わった形での水着解禁となった。
蓮ノ空はアニメではないが、活動記録の1年目第10話が水着回となっており、水着姿のスクールアイドル達の3Dモデルが披露された。
メジャーデビュー曲披露回
アニメ版ではデビューシングル・アルバムとは別のものがグループの最初の曲として用意されるが、本来のデビュー曲も披露されるエピソードが登場する。アニメPVはデビュー当時から数年経過した最新技術でリメイクされるのが恒例。
しかし、四作目はナンバリングタイトルの概念が薄れる、メンバー増員と進級の概念が存在するなどで、2期完結時点で劇中歌として歌われていない。五作目は逆に繰り返し披露する代表曲がデビュー曲。
オープンキャンパス、文化祭でのライブ披露
新入生獲得のための部活動アピールの一環や文化祭の目玉として、校内で大きめのステージを用意しライブを行う。
二代目は文化祭なし、四作目はオープンキャンパスでのライブ無しを表明、三作目のオープンキャンパスは当時メンバーじゃなかった者が校則違反までしてゲリラで行うなど、多少の例外はよくある。
ネットの予選通過グループ発表回で早とちりする
それぞれ夢オチ、エントリーナンバー順を五十音順と見間違える、パソコンがフリーズするというアクシデントが発生。
留学話
普通に義務教育を受けているとほとんど縁がないであろう留学の話が何故かこのシリーズでは頻繁に発生する。初代はフランス(未遂)、二作目はそもそもイタリアに一時留学して帰ってきたアメリカからの帰国子女がおり、四作目では幼馴染をかけてせっかく入った高校を退学してまで留学を決意していたほか主人公のオーストリア留学未遂があった。三作目はゲーム版ではプレイヤーが、アニメ版では逆にヒロインの方が海外留学をした。また、蓮ノ空ではストーリー開始時点からしばらくの間留学していたキャラが存在、ケースとしては二作目のものに近い。
- なお、無理やり捩じ込んだような形になりがちのため元から一部から不評の設定であったが、留学問題が二転三転した四作目のストーリーで問題が顕在化している。
廃校話
超マンモス校の虹ヶ咲、名門校の蓮ノ空は、廃校の心配が一切無いが、他のシリーズでは全て主役校の廃校問題が付き纏う。原因は少子化(ドーナツ化現象)、過疎化、近隣の人気校との入学希望者争奪戦に負けている等。解決策は大抵所属スクールアイドルの活動の反響で学校を有名にし入学希望者の増加を狙うという賭けに委ねられる。
追加スクールアイドル
三作目以降からはアニメ二期以降になると主人公が所属するグループに新たなスクールアイドルが追加する流れになっている。三作目は3人、四作目は2期では4人だったが3期で更に2人追加される事が発表されている。
現状1話しかないスクミュも続編の可能性は0ではなく、追加メンバーの登場も予想できる。
蓮ノ空では当初から6人のメインキャラが予告されていたが、1ユニット2人が途中参加となり、事実上追加メンバーのような扱いであったが、2024年度に3人がさらに追加された。
ただし、二作目までもアニメ第1期のストーリーの進行に応じて追加されていくので、追加メンバーという考え方には解釈が分かれるかもしれない。
かなりぶっ飛んだ脚本のライブ幕間アニメ
声優ライブの場面転換で放映される幕間アニメは、キャラによる非現実的で展開も意味不明な内容のストーリーがほとんど。
四作目までは「衣装を冷蔵庫で冷やす」「ガン◯ム作画そのまんまトレース」「大銀河宇宙暦の宇宙トラブル解決話」「宮城県民が猫に変えられた」などジャンルや演出は様々だがライブ公演によってはだいぶぶっ飛んだ幕間アニメとなる(虹ヶ咲とLiella!はユニットイベント公演のみ)。作画は顔アイコン&かんたん背景の組み合わせが主流。
五作目はWith×MEETSでお馴染みの3Dキャラがトークやコントをする。
ジンクス
ベージュ(グレー)髪が強い
三作続けてアニメ化前に総選挙1位を獲得している。四作目は総選挙よりも先にアニメ化したため例外だが、ベージュ髪キャラが原宿ゲーマーズ看板娘に選ばれるなどやはり別のところで強さを見せてつけている。
しかし、あまりにも強すぎたのか、それともラブライブらしさよりも新しさを前面に押し出すためか、ミュージカル・蓮ノ空では2024年4月現在ベージュ髪キャラは登場していない。
B80属
バストが80センチのキャラクターには一定の法則が発生していることから生まれたネタ。詳しくは関連項目を参照。実はそれ以外の数値での共通点は確認されていない。
真っ赤なエロビキニ
「破廉恥なことが嫌い」などの理由で本来エロとは程遠いはずのキャラが、大胆なビキニを着る版権絵で登場しファンの度肝を抜くのもお約束となっている。何故か水着の色は決まって赤が多い。
2月生まれ
元祖キャラデザイナーに始まり、キャラクターは初代以外、キャストは四作目を除き2月生まれが集中しているため、ただでさえ短い2月は生誕祭関係で慌ただしくなりがち。三作目はキャラが2名おり、二作目キャストに至ってはライバル含め4名もいる。
蟹座と魚座
4シリーズ続けて皆勤賞。メジャーなのもいれば会話をすることすら極稀な組み合わせも含まれているが、たまたまなのか狙ったのか必ず一期の3話以内に劇中で何らかの接点がある。
五作目ではこの系統が途絶えたが、2024年度に魚座のメンバーが加わった。(リアルタイムコンテンツのため2025年度以降追加される可能性はある。)。
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