戦隊クレスト
せんたいくれすと
概要
その由来は様々で、所属する組織やチームのロゴマークであることも。
当該戦隊のスーツやアイテムはもとより、レンジャーキーやセンタイギアの裏側、最近では戦隊の巨大戦力、戦隊ロボの操縦席には、必ずこれが描かれている。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』では、人間がヒトツ鬼に変貌する時にその戦隊のクレストが浮かび上がるのが特徴的。
昭和戦隊のクレスト
平成戦隊のクレスト
忍者戦隊カクレンジャー
忍者戦隊だけに、家紋のような丸囲みの『忍』のマークが特徴的。
ドロンチェンジャーのカバー部分(カクレンジャーへの変身シーン)で目にする機会が多い。
稲妻のマークの方があちこちで用いられているので、(後述のゴーカイジャーで確定するまでは)稲妻のマークを戦隊クレストと思う者もいるとかいないとか……。
シュリケンジャー
宇宙統一忍者流の紋章。2枚重ねの十字手裏剣を「光輝く星」に見立てたものだが、彼の使う装備や忍術からして、放送当時「イチロー旋風」を巻き起こしていたMLBシアトル・マリナーズのチームマークもモチーフ元になっていると思われる。
魔法戦隊マジレンジャー
マジレンジャー(MAGIRANGER)と魔法の英訳であるマジック(magic)の頭文字であるMをアレンジしたもの。
アイテム、武器や変身する巨大戦力、しまいには天空大聖者マジエルの額など色々なところにこのマークが取り入れられている。
炎神戦隊ゴーオンジャー
ゴーオンジャー(Go-ONGER)の頭文字であるGを動物の目あるいはスピードメーターのようにアレンジしたデザイン。
ただしゴーオンゴールドとゴーオンシルバーが属するゴーオンウィングスはこれに、翼を加えたアレンジが施されたものが戦隊クレストとなっている。
海賊戦隊ゴーカイジャー
海賊旗らしく髑髏をモチーフとしているが、それを構成するのはレンジャーキーと交差したゴーカイサーベルである。
これは、未就学児童向けコンテンツに登場するヒーローが髑髏マークを使用するのは「縁起悪い」として忌避される傾向にあることへの措置とされる。
動物戦隊ジュウオウジャー
初期メンバーのモチーフであるイーグル、シャーク、ライオン、エレファント、タイガーが描かれている。
なお、追加戦士のジュウオウザワールドはワニ、オオカミ、サイが描かれたもので、番外戦士のバド/ジュウオウバードの持つジュウオウチェンジャーファイナルには前述の8種にゴリラが加わったものが描かれている。
宇宙戦隊キュウレンジャー
周回する衛星と、大きな星で構成されたクレスト。
令和戦隊のクレスト
機界戦隊ゼンカイジャー
モチーフは漢字の「介」を逆さまにしたもの。
白色のVの字はゼンカイザーを、上部のギザギザのある4色は残るメンバーを表現している。更に噛み合ったギザギザはその2色の戦士が合体して完成する巨大戦力をそれぞれ表しているとも言える。
ツーカイザー・ゼンカイザーブラックもクレストは共通だが、本人のカラーに合わせ、中央上部のギザギザがそれぞれ金色・銀色になる。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
後光のような歯車はアバタロウギア、桃はドンモモタロウ。そして桃の草?に相当する部分はメンバーの証であるサングラス及び、マスクのゴーグル部分を表現しており、ドンモモタロウのマスクそのものの意匠化にも見える。ドン王家由来の紋章のようでタロウやジロウの入っていた桃の揺籠やタロウが持つ扇子にも描かれている。