概要
艦隊これくしょんの軽巡洋艦・夕張をメインヒロインとした、pixivユーザー・矢野トシノリ氏による二次創作シリーズ。
時期設定としては艦これのゲーム世界よりあと、つまり提督及び艦娘がその任を引退し、その元艦娘達が30歳前後になった頃となっている。なおその年齢だが、必ずしも艦娘ごとの史実の建造・進水年月日に準じているわけではなく、雰囲気を重視して後先関係がひっくり返る事がある(例:1923年進水の夕張が30歳なのに1927年進水の妙高が34歳、など。ただし現状、『艦これ艦娘の』同型艦の間では姉妹順の逆転は起きていない模様)。
また子どもが登場する場合、基本的には(同名の艦が実在する場合は)海上自衛隊の護衛艦娘であるが、それ以外に海上保安庁の船や民間船、別世界の軍艦モチーフキャラの幼児化として登場する場合もある。
シリーズ内のR-18作品については、別に「夜の夕張30歳シリーズ」タグが用意されている。
ちなみに、提督と夕張の設定は夕張好きの矢野トシノリに代表されるような氏の作品群で描かれていたものと共通し、後日談的スタンスになっている。
登場人物その1(夕張30歳シリーズまとめ①に登場)
夕張(30歳)
当シリーズの主役にしてメインヒロイン。
今の夫たる提督とケッコンカッコカリし、終戦後にカッコカリのつかない結婚を経て鎮守府を退役し、現在はOLとして働いている(この辺は同人誌「夕張30歳と一緒の日常0~ぜろ~」に詳しい)。
艤装は退役した後にちゃっかり鎮守府から持ち出したらしく(ただ、砲は塞いだとのこと)、押入れに主機や航行用の装備などひとまとめにして押し込んでいる模様。
また、自前の艤装で航行する分には問題ないが、自分が艤装なしで船に乗る側になると船酔いする。
データ収集大好きなのは今日に至っても変わっておらず、青葉から艦娘たちの現状の調査メモも貰っているため、それなりに退役後の艦娘たちの事情にも明るそうである。
最新機器に目がないのは相変わらずで、夫提督と買い物に行った際に買ったタブレットをすぐさまびっちりカスタマイズし、自分のスマホも入浴中にジップロックで防水処置してまで弄りたがるほど。
ケッコン後家庭を持った他の艦娘たちと会っていくうちに、自分も夫との子供が欲しくなったようで、妊活に励む日々を送っていた。妊活の教官からの教えに従い、セルフチェックも日課に。
……なお戦線を退き平穏な銃後の暮らしになったこともあり、ちょっとお腹周りが気になっている。
2014年12月24日分にて直撃弾があったと判明。
2015年冬(コミックマーケット96)にて発刊の同人誌「夕張30歳と一緒の日常 誕生編」にてめでたく第1子「ゆうばり」が誕生し、2016年2月20日現在、育児編(仮)に突入中。
タケシ提督(仮)
夕張の夫。名前の由来は、逆立った黒髪に糸目といった風貌がジムリーダーのタケシに似ているため(「ポケモン世界線のタケシとは関係ありません」との事)。夕張には上絵の通りお触り・セクハラ上等だったが、これも上で述べたように本命は夕張だったからこそのようで、夕張とケッコンした現在は二人暮らし中。 …ある意味矢野トシノリ氏の分身?
ケッコン後も相変わらず彼の主砲は戦意軒昂なようで、夜戦主義を貫いている模様。
夕張によると今は鎮守府を離れ、在宅勤務の仕事についているとのこと。
愛する夕張との夜戦の際にはちょっとした取り決めがあるようだ。
無論オリジナルキャラで、これまでは本シリーズを含む矢野氏の作品に出てくるだけだったのだが、最近外部で、「夕張好きすぎ」の称号の元他の歴代二次作品提督達と肩を並べて登場する機会があった。
五月雨(25歳)※
夕張の勤める会社の同じ部署で後輩OLとして働いている。独身。
夕張と仲がよく、飲み会の帰りでも泥酔した夕張を家まで曳航してあげたりしている。
どうも、艦娘として生まれてくる前の、前世の記憶もいくらか残っているようだが…。
同僚の独身男性陣(と、独身の読者提督たち)からの人気は高いものの、五月雨自身が昔のまま純粋な性格で色恋沙汰に疎いため、男っ気は無い模様。
また、夕張達と間宮に行く事になった際財布を会社に置き忘れて慌てて取りに戻ったが、今度はバッグを置き忘れてしまうなど、ドジっ娘ぶりは相変わらずの模様。
夕張曰く「さみだれちゃん天使だわぁ・・・」
島風(25歳)※
退役後、海で培ったスピードを陸で生かそうとしたのか、陸上選手として活躍中。独身。
四捨五入すると30歳に手が届く年頃になって、若手選手の台頭に自信をなくしかけ、引退も考えていたようだが…
天津風(26歳)※
試験艦として建造された事もあってか、島風の専属コーチとして活動中。独身。
同じデータ収集艦気質の夕張と意気投合し、島風の出した記録を二人でチェックし、悩んでいた島風に夕張とともにハッパをかける。
これが奏功したのか、後日の大会で島風は新記録を叩き出し、「速きこと島風の如し」と称えられたという。
なお、このチームで島風の連装砲ちゃんはタイム計測係、天津風の連装砲くんは記録係をやっている。(連装砲ちゃんと連装砲くんは武装解除の上で任を解かれたものと思われる)
登場人物その2(夕張30歳シリーズまとめ②に登場)
愛宕(31歳)
休みの日に娘連れで夕張の家に遊びに来ていたりする。既婚。
彼女の夫提督との間に(愛宕本人曰く)ぱんぱかぱーんと授かった娘「あたご」は、イージス艦娘。
背中にリュック状の艤装としてえーだぶるえす(AWS)を積んでおり、最初は夕張も珍しい艤装として興味を示したが、AWSと知った瞬間諦めた。
2年後の昼下がり。
足柄(3X歳)
※本人の意向により正確な年齢は秘匿情報。しかし、那智と羽黒の登場(登場人物その16を参照)で年齢が判明してしまうことに・・・・・・
夕張や五月雨の勤める会社の営業部長。戦線に立っていた時代の戦意の旺盛さをキャリアウーマンとして存分に発揮してバリバリ働いている。
かつてはその様から「飢えた狼」と呼ばれることもあったが、携帯の待ち受けに柔和な表情で夫と娘の「あしがら」と3人で写った家族写真を使っており、今では家庭においては「売れた狼」というべき人柄へと変わった。とはいえ、夕張に子作りの秘訣を問われたときは
「子作りも戦いよ!」
と勇ましく答えており飢えた狼っぷりもまだまだ健在である。
なお、あしがらはあたご型護衛艦をモデルにしていることから愛宕の娘あたご同様リュック型AWSを背負ったイージス艦娘であり、前述の足柄の携帯の待ち受け写真には母の鎮守府勤務時代からの得意料理カツカレーを手に笑顔で写っている。
部下に元潜水艦娘の伊58(ゴーヤ)と呂500(ろー)がいる。部下の2人は辣腕のセールスレディであり(詳細は登場人物その13を参照)、足柄がこの若さで部長になったのは彼女たちのおかげという話も。
金剛(38歳)
夕張たちとは別の鎮守府に転属後、そこの提督とケッコン。現在一児の母。
40歳を前にしても現役艦娘時代のノリのよさも若さも容姿も失われておらず、アヤしい英語訛りもそのままである。
娘であるイージス艦娘「こんごう」は、そんな母を反面教師にしたかそれとも父親や叔母様方のしつけの賜物か、暴走気味な金剛ママに比べて言葉に英語混じりもなく、かなり落ち着いた性格をしている。
……ハイテンションが過ぎる母に「あとでちゅういしておきます」と背中のランドセル型AWSからハープーンを発射しようとするあたり、母のエキセントリックさは十分遺伝しているともいえるが。
霧島(36歳)
かつては前線勤務だったが、ケッコンして現在は主婦業に専念。趣味はカラオケ。
子供が欲しくなって相談に訪れた夕張に、妊娠のための体調管理やかかりつけの産婦人科医をどうするかなどのアドバイスを行ったりしている。
娘の「きりしま」は、従姉のこんごうと遊びに出かける際に母に敬礼していくくらい礼儀正しく育てられているが、そのさい霧島に「不審者には気をつけてね。威嚇射撃くらいにしておきなさい。ミサイルは私といるときね」とサラリと言われている辺り、武闘派の血は争えないようである。
なお、C96の同人誌「夕張30歳と一緒の日常・誕生編」にて明らかになったことだが、実は夕張や妙高、足柄、五月雨、伊58、呂500らが勤めている会社の会長は、霧島である(同じ退役後の艦娘たちの年齢を鑑みると退役後に霧島が創業した可能性が高いが、現状はまだ不明)。
いまは経営責任者としての立場(CEO)は大淀に譲り、子育てと後進指導(妊娠した艦娘のママ・トレーニング指導も含む)に励む毎日である。
登場人物その3(夕張30歳シリーズまとめ③に登場)
陸奥(33歳)
現在はケッコンし、主婦業に。本厄年。
運の無さは退役してからも続いていたようで、ロクでもない男にひっかけられることが多かったようだが、その都度、姉の長門がフォローするおかげで最悪の事態には至っていない模様。
娘がお腹の中にいる間にも紆余曲折があったようで、最初にかかった大湊の産科での出産を断られたのも含め、4回転院を余儀なくされている。
娘の「みらい」は海洋地球研究船娘らしく、自然観察が大好きで、陸でもアリや蝶を見つけては眺めて喜んでいたりする。
長門(34歳)
退役後は子供好きということもあってか、保育士として働いている。独身。
趣味はカメラ撮影だが、まだまだ上手ではない。
上述のとおり妹の陸奥が幾度となく悪い男にたぶらかされていた為、そいつらを叩きのめしたりなどのフォローで、自分の彼氏作りには手が回っていない。……のだが、そんな自分にも満足しているようで、陸奥が現在の夫と結ばれて落ち着き、姪のみらいが生まれてからは「陸奥とみらいの専属護衛艦」を自称し、妹一家と仲良く暮らしている模様。
天龍(35歳)
他の所帯を持った艦娘たちと同じく、ケッコンや退役を経て、現在は2人の子を持つ主婦に。
娘の「てんりゅう」が生まれた今は眼帯をはずし、眼帯のあった側の目を、鬼太郎みたいに長く伸ばした前髪で隠している。
家庭に入ってからも俺っ娘口調やそれとは裏腹な面倒見のよさは健在であり、PTA持ち回りの子供の通学見守りでも、男勝りな天龍節はそのままに、通学中の子供に気をつけて道路を渡るよう叱ったりしている。
そういった気質はやはり訓練支援艦娘として生まれた娘のてんりゅうにも受け継がれているようで、
学校に行く際もあたごやあしがらを後ろに引き連れ「みょうこう(妙高の娘)とちょうかい(鳥海の娘)もむかえいくぞー」と幼いなりのリーダーシップを発揮している。
愛用のネコさんマークの入った眼帯と、「てんりゅう」と書かれた小さな日の丸の旗は天龍かーちゃんのお手製である。
なお、2児の母とあるが、てんりゅう以外のもう一人の子供については現時点でどんな子かは不明である。今後のシリーズ登場が待たれる。
蒼龍(30歳)
夕張がダイエットのために通おうと思ったスイミングスクールで遭遇。既婚、子持ち。
潜水艦娘として生まれた娘・「そうりゅう」の付き添いで、プールに泳ぎに来ている様子。
娘のそうりゅうは世界最大級の排水量を誇る潜水艦娘だけに、潜水や泳ぎに関する心配は不要のようだが、その排水量が原因で、彼女が急速浮上する際の水柱や波に周囲が吹っ飛ばされるので、蒼龍はむしろそっちのほうを心配して見に来ているとのこと。
飛龍(28歳)
同じくスイミングスクールで夕張と遭遇。既婚、子持ち。
蒼龍より二つ年下だが、そうりゅうの急速浮上グセが直ってないことで蒼龍をデコピンしつつたしなめるなど、親戚(準同型艦)ということもあって関係はフランクなようである。
連れてきていた娘の「ひりゆう」は消防艇娘であり、プールではその放水量6000リットルのスペックをフルに使った両手を組み合わせての水鉄砲で、仲良しのそうりゅうと水遊びを楽しんだりしている。
……ただ放水量が放水量なのでやはり余波がそうりゅう級に半端でなく、巻き添えも当然のごとく発生。
その様と娘のパワフルさ加減を誇らしげに語る飛龍に、タジタジの夕張も生返事を返すしかなかった。誰が呼んだかウルトラ水流。
なお、飛龍もひりゆうも「多聞丸に怒られますよ」と口に出しているが、山口多聞提督と飛龍母娘との関係は不明。
川内(30歳)
ケッコンし娘の護衛艦娘「せんだい」が生まれた後も夜戦バカっぷりは変わらないようで、よく夜の居酒屋に出没している。子連れで。いいのかそれで。
夜遅くだというのに現役時代よろしく、夕張のスマホにLINEで「やせん!」爆撃をかましてうるさがられ、居酒屋で夕張に怒られても何食わぬ顔で夕張をイジるなど、深夜迷惑っぷりも変わっていないようである。
なお、その際にも夕張に夜戦の話題をこともなげに振るあたり、川内自身も夜戦(意味深)は現状それなりに旺盛なのでは…とも窺える。彼女の素行も含めいろいろがんばれ、川内の提督。
川内ママに「夜戦のよさを教える」と称して居酒屋にも連れて来られていた娘のせんだいは、流石にまだ幼いので、母のように夜更かしでハイテンションという訳でもなく、かなり眠そうにしていた。
神通(29歳)
川内の夜戦グセの悪さに埒が明かないとみた夕張からの救援要請に応じて、娘のじんつうを引き連れて、現場である居酒屋鳳翔に登場。
現在は主婦で、ケッコンして所帯ができた後も姉の川内とは家が隣同士で近しい付き合いの模様。
注意されても「娘連れ夜戦」を直そうとしない川内に対し頭に来ていたようでもあり、「夜戦のお相手なら私がしますよ」と、頭に現役時代の愛用品だった鉢金つきリボン、太ももに同じく探照灯を装備して怒りのオーラとともに改二形態に。流石にこうなった神通には川内も頭が上がらないようで、華の二水戦じこみの夜戦を味わわされたことにより、子連れ夜戦の頻度は少し低下したとのこと(夕張談)。
なお、夜道を歩く際には、やはりというか市販の懐中電灯ではなく自前の探照灯を使っているようである。
娘のじんつうは母の改二時代にそっくりの容姿で、親たちとは逆に、イトコのせんだいより1歳年上のお姉さんでもある。せんだいとは仲良し。
居酒屋に駆けつけた際には、眠気で辛そうにしているせんだいを気遣ってやれるあたり、母に似て面倒見や常識人っぷりもしっかりしているようである。
鳳翔(32歳)
夕張たち行きつけの「居酒屋鳳翔」の女将として板前の夫と共に店を切り盛りしている。子供はいない。
妊活中の夕張を気遣ったところ「お母さん」と呼ばれ抱きつかれてしまうが、さほど歳の離れていない相手から母親扱いされるのは複雑な心境の模様。
かつては25歳まで毎年ある神社で巫女のアルバイトをしていた模様。
夫との制服デート。制服は鈴谷から借りた。
那珂(27歳)
艦娘を引退後に芸能界へ進出しアイドルに。デビュー曲がヒットし、現在はバラエティやドラマにも活躍の場を広げている。独身。
鳳翔さんが放送時間に気付いてTVを点けた初主演ドラマ『解体少女アヤネ♪』(夕張曰く「因果なタイトル」、役柄は「清々しいぐらいそのまま」とのこと)の映像と、居酒屋鳳翔に来店した際の回想で登場。
仕事中は昔の路線そのまま突っ走っているように見えるが、アラサーになって今後の方向性に悩む一幕もあったとか。
なお、姉2人は熱心に妹の芸能活動を応援している模様。
登場人物その4(夕張30歳シリーズまとめ④に登場)
妙高(34歳)
艦娘を引退後は夕張と同じ会社の秘書課のエースに。説教が長いのが玉にキズ。既婚。
娘のみょうこうは母の改二に準じた姿をしており(リュック装備のためAWSも装備していると思われる)、てんりゅうやあたご、あしがらとは同じ小学校、娘の学校生活に関してはてんりゅうに任せている模様。
二日酔いで遅刻しかけた夕張に説教をして、急ぐ夕張に初期中破グラフィックよろしく吹っ飛ばされた。
高雄(31歳)
退役後、イギリスにて現地結婚・出産。
この度、別世界の高雄にそっくりな「色んな意味で」ハーフの娘タカオを連れて帰国した。
その理由については定かではないが、夕張曰く「多分超重力砲とか使うでしょ」。
なお旦那がイラスト中に描かれているが、とある潜水艦の艦長の親父という説が、当該イラストのコメント欄で挙げられている。
鳥海(30歳)
鎮守府を退役後ケッコンして家庭を持ち、「丹羽鳥海」というペンネームで小説家に(代表作も含め元ネタは海軍報道斑として鳥海に乗艦していた作家の丹羽文雄の模様)。
代表作として「続・海戦」がヒットするなど、そちらの業界でも順調に歩を進めているようで、
LINE上で鳥海に返ってきた夕張や青葉(三川艦隊繋がりで現在も交流がある様子)からの評判も上々である。家の中で執筆中でも和服を着こなす和服美女に成長しているが、執筆の際にもPCを使わず原稿用紙にペンで手書きしているあたり、内面レベルから古風な趣のあるサガなのかもしれない。
なお、筆の進みが停滞して詰まり始めると、現役時代頭に被っていた電探髪飾りを装着して電波受信……もとい執筆アイデアへの感度を高め、頭の回転速度を上げている模様。
娘のちょうかいはこんごう、きりしま、みょうこうといつも一緒に居るくらいの仲良し(例によってリュック型艤装を背負っているあたりイージス艦娘か)。従姉妹のあたごやタカオ、まやとの関係は不明。母の現役時代と同じ服を愛用しているが、鳥海ママとしては彼女の服装センス(昔の自分みたいなヘソ出しファッション)を近代化改修したいと心配しているようだ。
摩耶(30歳)
退役後、結婚して一児の教育熱心なママに。ちなみに、あの男勝りな立ち振る舞いは健在の模様。
別世界の摩耶のような服装をしたコンテナ船の娘まやに対し、様々な習い事をさせているようで、今回は音楽教室の迎えに来たようだ。
この娘の服装に関して夕張から言われた際に、摩耶本人は「アタシじゃこういうのは似合わない」と赤面しながらコメントしたが、娘から「(本当は)着たいけどお腹が引っかかった」とバラされた(本人はバルジだと言い訳していた)。
「お仲間ですなぁ」と自分のバルジをつまんで半笑いしながらつぶやく夕張に、「うるせぇ!クソがっ!!」と悪態をつくのは現役の頃と変わらない模様。
なお、娘が披露している\カーニバルダヨ!!/は、友達から教えてもらったようだ。
榛名(36歳)
護衛艦娘の長女はるなと別世界の榛名そっくりの次女ハルナの二児の母。
コートを着てポーズを決めるような軽い中二病気味の姉とその影響を受けつつある妹、という娘たちの様子に内心で育て方を間違えたかと不安を抱きつつ、それを否定すべく自分に言い聞かせている。
毎年7月28日には姉妹とその娘たち総出で「改二記念日」を祝ってもらっている模様で、家族ぐるみの仲の良さが窺える。
なお、はるなは一歳下の従妹ひえい(後述)共々既に退役済みで、登場している娘世代の中では年上に見える。モデルの艦にあわせたものであろうが、作中の護衛艦娘の活動期間が気になるところではある。
比叡(37歳)
ケッコンし、娘のひえいを設けた現在でも金剛ラブは健在。
榛名の改二記念日のパーティーのためにカレーを作り持参するが、そのヤバさも健在の模様。旦那の苦労が窺える。
娘のひえいは、比叡カレーにたじろぐ夕張に対し(冷や汗を浮かべつつ)「私も味見しているから大丈夫」と語るなど、ある程度はブレーキ役になっている模様だが、当人も従妹のこんごうを溺愛するあたり結局のところは似たもの親子。
日向(35歳)
ケッコンし二児の母に。艦娘を引退後は蒼龍親子や飛龍親子も通っているスポーツジムのインストラクターをしている。
仕事の合間にトレーニングを積んでいるためかなりの筋肉質。また夕張に対し唐突に艦載機ギャグを振るなど、他の作者のネタを思わせる。
また、別世界の日向そっくりの長女ヒュウガとヘリコプター搭載型護衛艦娘の次女ひゅうがも職場に連れてきており、そこでは、次女のVLS+ヘリによる攻撃に対し、長女がクラインフィールドの展開で対抗し、ジム内にもかかわらず派手な戦闘を繰り広げている模様。
登場人物その5(夕張30歳シリーズまとめ⑤に登場)
雷(25歳)
ケッコンし未就学児の長女いかづちと乳児の次女いかづち(二代目)の護衛艦娘二児の母。マンションもしくは団地住まい。第六駆逐隊の面々は現役時代遠征などで世話になった縁で夕張と交流が続いている。
ダメ提督製造機の異名をとった面倒見の良さは健在で、かつ20代半ばで二児の子育てをしているためか非常にパワフル。
夫に対しては、書類や弁当を忘れたという電話を受けて姉妹たちや夕張とのランチ会をそっちのけで届けに行くなど、過保護ともいえる献身ぶり。また長女もそんな母親を見ているためか夕張との「秘書艦ごっこ」で現役時代の雷そのものの言動をしている.
なお雷と後述の電の娘たちに関しては、それぞれ長女のモデルは護衛艦の中でもかなり古い艦級、次女のモデルも艦歴ではこんごう達とほぼ同じながら、母親の年齢を鑑みてか他の自衛艦娘との関係性を無視して年下に設定されている。
電(25歳)
雷同様、長女いなづまと次女いなづま(二代目)の二児の母。
落ち着いた母親らしい雰囲気だが衝突癖というドジな面も相変わらず。現在も習慣となっている牛乳摂取の甲斐あってかある部分は著しく成長した。
なお長女には若干プラズマちゃんの気配が…
ヴェールヌイ(25歳)
退役後、ロシア人の夫との間に音響測定艦娘のひびきを設け、日露両国を行き来する生活を送っている。
道が分からないときは娘のソナー能力をカーナビ代わりにしている模様。
暁(25歳)
ケッコンし一児の母になりさらに二人目を建造中。娘のあかつきは金星探査機娘。とうとう船舶由来ですらなくなった。
外見では長年目指していた一人前のレディなのだが、姪たちの遊びに本気で混ざろうとするなど子供心はまだまだ抜けきっていないようで、むしろしっかりものの娘のがレディ。
ちなみに、あかつきと名の付くフェリー船が仮面ライダーアギトに登場してたりする。
隼鷹(27歳)
客船娘の長女飛鳥と小惑星探査機娘の次女はやぶさの二児の母。
育児中で酒を控えているため普段は落ち着いた雰囲気の淑女だが、ひとたび飲むとお馴染みの酒好きな姿をさらけ出す(髪形も変わる)。
飛鷹(27歳)
退役後客船乗務員となり出雲丸としての夢をかなえる一方、家庭では護衛艦娘いずもを設ける。
きりっとしたキャリアウーマンの雰囲気を持ち、隼鷹がだらしない時にたしなめる役回りも相変わらず。居酒屋鳳翔の食事メニューがお気に入りで、帰国後は制服姿のまま来店するほど。
娘のいずもは母親を真似てか、何と海苔巻きで艦載ヘリを飛ばせる。初登場時点では未就役であったが、就役後はお目付け役であるどこかの誰かに似たciws(ファランクス)のファラ夫(参考)と共演したイラストも投稿されている。
龍驤(29歳)
ケッコンを間近に控えており、結婚式の準備の煩雑さと出費の多さに悩まされている…といいつつ自分が結婚相手でよいのかというマリッジブルーを抱えていたが、既婚組の明るさに励まされた。
その後、式は元艦娘やその家族たちを招いて盛大かつ円満に行われた。
登場人物その6(夕張30歳シリーズまとめ⑥に登場)
瑞鳳(28歳)
龍驤の結婚式で大鳳と共に受付の手伝いをしている。現在婚約中であり、「次の主役は瑞鳳だね」と夕張に茶化されて赤面していた。
2年後、合法ロリな年上バイト後輩(人妻)なローソン瑞鳳30歳として登場。
大鳳(24歳)
龍驤の友人として、瑞鳳と一緒に受付の手伝いをしている。こちらは彼氏募集中との由。
加賀(31歳)
日本郵船(NYK)のコンテナ船娘「加賀」を娘に持つ1児の母。娘の「加賀」は積み木遊びが好きな子で母親の現役時とそっくりな服を着ている。 瑞鶴の中破を見かけた際、小言を言いつつストールで応急処置をするあたり、五航戦との仲は比較的良好な模様。
2枚目は1枚目から数年後、2人目の娘、護衛艦娘「かが」も入ったイラスト。
最近、ローソン勤務を始めた模様。
赤城(31歳)
お淑やかな雰囲気を醸し出す主婦で一児の母。娘は海上保安庁の巡視船あかぎ。
「遅刻で一航戦の誇りを失うわけには」ということで披露宴会場に一番乗りしていたが……
加賀と合流するまでに待合室の食事を全滅させた さすが大食艦、安定の赤城。
ただし、同人誌「夕張30歳と一緒の日常」6巻に書かれていた解説によると、娘のあかぎは巡視艇艦娘で排水量が180tと母親と違って少ないこともあり大食艦の母親と比べたら、かなりの少食である(食欲に関しては多分普通の人間とそんなに変わらないと思われる)。
どうやらなか卯勤務を行っている模様。
登場人物その7(夕張30歳シリーズまとめ⑦に登場)
瑞鶴(27歳)
披露宴用衣装が中破状態で初登場。そろそろ結婚もいいなーと考えるお年頃。
加賀に衣装の応急処置をされている際照れながら感謝の言葉を述べており、彼女との仲は比較的良好な模様。
翔鶴(28歳)
瑞鶴に遅れて登場。自分より妹の相手の事が気がかりな様子。
披露宴会場に向かう途中、通りかかったトラックに水をはねられて披露宴用衣装が大破、先に瑞鶴だけを行かせ、自分は一度帰宅して入浴しバケツを使ってから来た。相変わらずの被害担当艦ぶりである。
最近蒼龍の紹介で彼女の娘と同じそうりゅう型の次世代潜水艦娘・しょうりゅうとずいりゅうと仲良くなった。
※なお見た目は翔鶴と瑞鶴にかなり似ているが残念ながら血縁関係は全くない。
秋月(22歳)
真面目でお堅い性格で、男性経験はまだない。22歳になった時点でも夕張とは容姿がよく似ている。
初めての披露宴ということで、緊張のあまり対空警戒をしようとする様を夕張に不憫がられていた。
長10cm砲ちゃん2体をつなげたようなハンドバッグを持っているが、それが本物か只のデザインかは不明。
千代田(28歳)
結婚して一児の母となったが、相変わらず千歳お姉の事が最重要案件。結婚も千歳の後に行った。
娘の潜水艦救難母艦娘は式場でも要救難者がいると出撃に向かうようで、待合室で飲酒をしていた隼鷹を「けんこうのために」と排除もとい救助を行っていた。
千歳(29歳)
式場待合室で飲み友達の隼鷹とともに酒を飲みながら登場。一児の母で、娘のちとせは退役済み。
青葉(28歳)
独身。相手の有無は不明。
夕張とは退役後も交友関係が続いており、登場以前から名前だけは出ていた。龍驤の友人カメラマンとして式場に現れたのが本編初登場である。夕張の結婚式の時もカメラマンをやっていた模様。
現在はマスコミ関係の仕事をしているようだが、足柄の家庭事情を調べ上げたり、夕張がまだ誰にも話していない懐妊の事実を「見ちゃいましたから」と既に知っていたりと、どうやら本職のパパラッチになっている模様。
大淀(29歳)
元連合艦隊旗艦としての高い実務能力を活かして会社の運営に深く関わっており、現在は霧島から会社のCEO(経営責任者)を任されている。
披露宴では司会を務めていたが、元任務看板娘という事もあり仕切りは様になると評されていた。
結婚して一児の母となっており、娘のおおよどもみんなのまとめ役である。また、足柄とは気の合う飲み仲間。
祥鳳(29歳)
結婚して苗字も剣崎に変わっている(祥鳳の潜水母艦時代の艦名は剣埼であるが、苗字という事を加味した結果だろうか?)。龍驤の結婚式では余興としてハート入りの風船を着物姿で矢で射抜いていた。瑞鳳にはさらし姿で何かするのではないかと思われていたが、どうやらあの格好は戦闘時だけの様子。
雲龍(24歳)
食が細いようで披露宴の豪華な食事で胃腸に負担がかかり調子を崩していた。
一児の母で、蒼龍や飛龍に子育て指導をしてもらっている。娘のうんりゅうは潜水艦娘のようで、そうりゅうがよく面倒を見ている。尚、娘にはいいものを食べさせている模様。
登場人物その8(夕張30歳シリーズまとめ⑧に登場)
由良(30歳)
夕張より早くに結婚しており、現在は娘として輸送艦娘ゆらがいる。
夕張から間宮の店に行かないかと誘われた際は若干渋っている様子であったが、五月雨も一緒であると聞くや俄然行く気になっていた。
マミヤスイーツ入店後、ゆらが「うちにいもうとくる」と発言、周囲がざわついた。
明石(34歳)
退役後、夫とともに小さな町工場「明石工房」を開いている。娘のあかしは海洋観測艦娘で、映画鑑賞と軍港めぐりが好き。
夕張同様最新機器には目がないのか、夕張が多摩から借りていた猫耳ヘッドフォンを見て又借りして装着している。
大井(30歳)
デザイナーとしてファッションブランド「Oi」を立ち上げ活躍している。間宮前で待ち合わせ中の夕張と会った際、寒空の下で薄着の夕張に対して自分のマフラーを貸すなど、なんだかんだ気遣いある模様。
一応既婚者ではあるのだが北上LOVEは相変わらずで、それが遺伝したのか娘のおおいもきたかみを好いている。
北上(30歳)
護衛艦娘と巡視船娘の二児(名前はどちらもきたかみだが、巡視船娘の方は以前おいらせと名乗っていた)の母で、3隻目も建造予定との事(作者曰く「3隻目はフェリーでしょうねw」)。大井とは現在でも家族ぐるみで付き合いがある。夕張とは同い年であるが、「大井の顔が浮かんで……つい」さん付けで呼ばれている。
マフラーを貸した大井に倣い、自らも被っていたニット帽を夕張に貸している。
多摩(30歳)
猫のような生活をしており、姉の球磨を除いて誰も状況を把握していないが、恐らく独身と思われる。夕張とはラインで交流がある模様。
大井、北上に続き、彼女は発売前に入手したという猫耳ヘッドフォンを夕張に貸している。
球磨(31歳)
自らは独身ながら、子沢山な妹達のサポートをしている頼れるお姉ちゃん。夕張とはラインで交流がある模様。
月に一度妹達と球磨型会を開いており、たまたま同日に間宮で待ち合わせ中の夕張と出くわす(大井、北上、多摩も球磨型会に来る際に夕張と会っていた事になる)。例によって妹達のように肉球手袋を夕張に貸している。
木曾(29歳)
一児の母で、北上同様2隻目の建造予定がある。眼帯は娘の巡視船娘きそに渡しており、右目もさらしている。
球磨型会に来た際に夕張と会っており、既に姉達から何か渡さなくてはいけないと聞いていたらしく、かなりの葛藤の末、マント(木曾曰く「俺の誇り」)を渡している。その様子に夕張は遠慮していたが、姉達に何を言われるか分からないとの重圧で、結局渡している。
後に警察官(それも機動隊や本庁勤務ではなく、どうやら巡査である模様)である事が判明した。後輩にまるゆがいる。
登場人物その9(間宮&伊良湖)
間宮(33歳)
マミヤスイーツを開店し、現在は店長兼オーナーをしている。娘の補給艦娘ましゅうはまだ幼く、最近までは産休を取り、その間店の事は伊良湖に任せていた。
伊良湖(22歳)
マミヤスイーツに努めており、上述の通り間宮不在時に店長代理を務める事もある。
独身でまだ相手もいない彼女だが、子供を授かるなら三姉妹がいい(名前はそれぞれとわだ、ときわ、はまな)と考えている。
登場人物その10(西村艦隊組)
彼女達と夕張が会っているシーンは存在しないものの、彼女達のイラストも番外編として本シリーズに含められている。
時雨(26歳)
散歩が趣味で、今でも白露や五月雨とは交流がある模様。
扶桑(35歳)
既婚。結婚の際はいろいろ大変だったようであるが、現在では夫とともに幸せに暮らしている模様。
山城(34歳)
未だに扶桑ラブは健在のようで、扶桑が結婚するのを認めるのに一番時間が掛かっていた。姉の結婚を認めてから自らも渋々結婚した、らしいのだが……
最上(30歳)
結婚し、専業主婦となっている。趣味で俳句会に結構出ている模様。夜の衝突を経て娘を一人授かっている。衝突癖は相変わらずのようで、娘のもがみが周囲の人と衝突しないよう注意を促しておきながら、自分も桜の枝に頭を衝突させそうになり、夫に肩を引き寄せられていた。
満潮(25歳)
会社員となり、様々な部署をたらい回しにされながらもくじけず頑張っている。待ち合わせしている時に最上母娘を見かけ、もし自分に娘がいたらと想像するも、まだ結婚もしていないわ想像の中の娘が潜水艦だわで赤面していた。尚、その待ち合わせ相手は……
朝雲(24歳)・山雲(24歳)
二人でルームシェアをして暮らしている。二人とも同じ会社に勤めているが、部署は異なる。
朝雲が夕御飯当番を代わってエプロン姿になるのを眺めながら、山雲は自分達に子供がいたら等と想像を膨らませていた。
登場人物その11(三水戦トリオ&如月)
西村艦隊組同様、夕張と会っているシーンは存在しない(睦月と如月に関してはLINEでメッセージが届いており一応面識はある)ものの、アニメで特に活躍した駆逐艦娘達4人のイラストも番外編として本シリーズに含められている。
睦月(27歳)
会社員。独身だが彼氏持ち。如月とは今でも無二の親友。本人曰く、もう「にゃし」とか言ってないとのことだが・・・・・・
なお、睦月型については先に市藤にたか版艦娘アラサー化シリーズでメインになっていたこともあり、こっちでも出すかかなり迷ったらしい。
如月(27歳)
睦月と同じ会社に勤めている。謎の色気で社内にファンが多い。社外に彼氏がいるらしいが真偽は不明。髪の毛を常に気にするのは相変わらず。
夕立(26歳)
既婚で二児(双子)の母。娘たちの世話でてんやわんやの日々を送っている。
双子の姉ゆうだち(初代)は改二になる前の夕立に見た目が似ており、妹ゆうだち(二代目)は夕立改二に似ている。性格は、史実での2人の歩みの違いを反映してか、マイペースでおっとりとした姉と対照的に、妹はやんちゃでいたずら好き。
なお、姉の制服のリボンの結び目には元になった艦の艦番号である108、妹には103の数字が記されている。
吹雪(26歳)
既婚で子供なし。海上保安庁勤務。真面目な性格は相変わらずとのこと。夫は「夢で見たパンツ」云々言っていることから艦これアニメを視聴していた模様。
登場人物その12(第七駆逐隊)
夕張とは同じ会社に勤めているが部署は違う。
潮(25歳)
独身で彼氏はいないらしい。部署内の男性社員の人気は高く、いつも絡まれているが、人の良さゆえ強く拒絶できない(夕張と同じ部署の五月雨に近いポジション)。朝早く出勤して部署内の掃除をするのが日課。どういうわけか彼女の胸部装甲に合っていないシャツを着ており、今にもボタンがはじけそうなのだが・・・・・・
ちなみに、彼女が使っている箒には「うしほ」と歴史的仮名遣いで名前が書いていることから、鎮守府勤務時代から使っているものと思われる(名札は現代仮名遣いで「うしお」と記載)。
曙(25歳)
既婚で、娘の「あけぼの」がいる。気の強さは相変わらずで潮に絡んでくる男性社員を一喝して追い払っている。また、潮の日課の掃除を手伝っている(この箒は2014年年末に使ったやつだろうか)。
潮からは「面倒見がいい」と評されており、「(その理由は)お子さんいるから?」と言われた際は赤面狼狽していた。
娘のあけぼのは、そんな母に似てツンツンしているが、実は甘えん坊とのこと。やはり「くそていとく!」とか言っているのだろうか?
ちなみに、彼女の着ているセーラー服の首元には元になった艦の艦番号である108が記されている。
漣(25歳)
既婚で、娘の「さざなみ」がいる。趣味はネットと手芸で、育児ブログが好評らしい。ソーイングセットを持ち歩いており、兎のアップリケ付きの手提げ袋や娘の涎掛けも自作している(涎掛けには艦番号を示す113が記されている)。潮からはシャツのボタン付けを頼まれていて、仕上げたものを彼女に手渡していた。ネットスラングを多用する独特の口調は相変わらずで、娘のさざなみもそんな母の真似をして「めしうま!」と言っていた。
朧(25歳)
未婚。潮と同じ女子寮に暮らしている。第七駆逐隊のメンバー以外とはいまいち打ち解けていない。
手には蟹をモチーフにしたデザインの腕時計をしている。
ちなみに、もともと潮のシャツのボタン付けを頼まれたのは彼女だったが、直すことが出来ず自分のシャツを貸していた。その結果が下の写真である。
これは潮が着ていた朧からの借り物のシャツのボタンがはじけた瞬間を漣によって撮られたものである。
登場人物その13(潜水艦娘&大鯨)
いろいろな場所で見かけた潜水艦娘の様子を描いている。全員がインナーにスクール水着を愛用している(呂500はジャケット着用、まるゆは制服着用のためわかりにくいが、夕張30歳と一緒の日常⑩で矢野氏が明言)。大鯨は潜水母艦であり水上艦であるが、潜水艦娘との関わりが深いことからここで紹介する。
伊58(ゴーヤ)(26歳)
夕張と同じ会社の営業部所属で、足柄の部下。幸運艦であったためか、営業成績は良いとのこと。語尾に「でち」が付くのは相変わらず。伊168(イムヤ)とのラインのやり取りから、夜の7時前から出張に向かっていることが分かっており、鎮守府勤務時代同様?酷使されている模様。
後輩に呂500(ろー)(配属時はU-511(ユー)だった)がおり、配属直後から彼女を預かり営業の基礎を一から叩き込んでいっぱしのセールスレディに育て上げた。自分のことをいまだに「でっち」と呼ぶ彼女に困惑気味ではあるものの、「契約が取れたら奢ってやるでち」と後輩として可愛がっている模様。
伊168(イムヤ)(27歳)
1人暮らしのOL。自宅への来客のために得意料理のカレーを作って待っていた(客が誰であるかは想像に任せるとのこと)。
伊19(イク)(26歳)
日向の勤め先と同じスポーツクラブのインストラクター。「イクのダイエットコース」は男女問わず人気がある。
特定の相手はいないという設定について、昔と変わらないあの魅力的なボディも手伝って、様々な憶測がなされている。
この日はレッスン開始時間に遅れそうだったため、服の下に水着を着てきていた。そのため帰りはノーパンノーブラで帰る羽目に。ちなみに、普通の服を着ている際は人並みに恥じらいがある。
伊8(ハチ)(26歳)
ドイツ語教師。この日はテストの監督をしていた。カンニングをしようとしていた生徒を、開いた本から飛び出した魚雷(?)で注意するなどエキセントリックなところがある。
本が恋人という生活を送っているとのこと。
伊401(しおい)(25歳)
旦那と結婚し、今は田舎で悠々自適の生活を送っている。あの泳ぐLO的雰囲気は健在。
また、別世界のイ401もといイオナそっくりな娘の母でもある。
ちなみにその娘の実力は、幼いながらも絶大らしい。
呂500(ろー)(24歳)
ゴーヤの同僚。営業でタッグを組んでいるようで、ゴーヤと組んで取れなかった契約はない、という噂も。先輩のゴーヤの事は現役時代と変わらず「でっち」と呼んでいて、彼女から「外でその呼び方はやめるでち」と言われてはベソをかいて彼女を困らせている。
2年前にU-511(ユー)として入社した頃はまだ預かった猫のように大人しかったようだが、ゴーヤが自ら色々イチから叩き込んだ結果、一気にあのような性格(と容姿)に変貌してしまったようである。
ゴーヤはユーをオリョールに外回りでも行かせていたのだろうか。
なお、胸元の辺りにほんのわずかに紺色の生地が見えており、スーツの下にスクール水着を着ている。
まるゆ(22歳)
交番勤務の警察官。主な仕事は交通整理。先輩に木曽がいる。
この仕事を選んだのは強くなりたいという想いから。
急に来た車にびっくりしてしりもちをつき、涙目で警笛を吹いているところからも、まだまだ強くなるには時間がかかりそう。
制服着用のため分かりにくいが、肩の辺りに透けているインナーのラインから、彼女もスクール水着を着ていることがわかる。
大鯨(28歳)
退役後に自ら開いた寮である「くじら荘」の寮母。寮には元艦娘(主に潜水艦娘。ゴーヤとイクとろーは確認済み)のほか一般人も入寮している。この日は魚雷カレーを作っていた。
なお、電気溶接のせいか年のせいか腰痛に悩まされている(船体全部を電気溶接で建造中に歪みが生じ、夜になると上甲板がが冷えて収縮して軋みが生じるようになった史実を反映したものだろう)。
登場人物その14(最上型)
ネームシップの最上については既にその10にて登場済みだが、今回は三隈の家を訪問するという形で再登場する。
鈴谷(28歳)
アパレルショップ店員。現役時代に使っていたものであろうか、防犯用の主砲を肩にかけていて(夕張同様、非殺傷化措置は行っているものと思われる)、それが見事なパイスラッシュを作り出している。現役時代と同様に思わせぶりな発言をするのも、ここ一番で恥ずかしがって臆病になってしまう性格も変わっておらず、思い人はいるようだがその思いを告白できていない。まだこの称号を返上できていないのだろうか。
ついにクリスマスに告白に成功。そのまま初夜を迎えることとなった。
その後、無事結婚した模様。
熊野(27歳)
郊外の洒落た邸宅で巡視船娘のくまのとともに暮らす主婦。いまだに思い人への告白もままならない鈴谷に呆れている。くまのは鈴谷がよく遊び相手になってあげているようで、彼女の見事な胸部装甲をジャンプして突くのが好きらしい。
矢野氏によると、かつて海上自衛隊の護衛艦くまのが存在していたのを失念していたらしく、もしかすると2人目の娘として登場する、かもしれない。
三隈(30歳)
豪邸で暮らす、名実共にセレブの主婦。自宅に訪問してきた最上を今でももがみんと呼んでいて、自分のこともくまりんこと呼ぶように求めている。娘のみくまは熊のぬいぐるみがないと眠れないほど臆病な性格で、一度も人を撃ったことがない。背中に背負った艤装には、元になった艦の艦番号217が記されている。
登場人物その15
叢雲の登場により初期艦が、武蔵、大和、それと伊勢の登場で旧日本海軍をルーツに持つ戦艦娘が本シリーズで全て出揃った。
叢雲(26歳)
主婦で、元になった艦の艦番号118が記された艤装を背負った娘のむらくもをもうけている。気難しそうな表情の娘の気持ちが分からないことがあるようでそのことにドギマギしている。
娘は母親のことが好きで、母と手をつないでいる際はうれしさで頭部のウサギの耳のような艤装がぴょんぴょんと跳ねる。
浜風(22歳)
職業は不明だが、独身で特定のパートナーもいないことはわかっている。
スポーツジム(日向や伊19が働いているところかどうかは不明)で週3回トレーニングを行うことを日課としている。
龍田(34歳)
独身。天龍親子を見守っていて長らく特定のパートナーもいなかったが、最近はパートナーを作ろうと計画中らしい。
この日は天龍親子と海水浴に来て水着を着ていたが、お腹周りにバルジ増設されてしまった天龍とは対照的に現役時代と変わらぬ見事なプロポーションを披露していた。
「おばさん」と呼ばれることに抵抗があり、てんりゅうに「たつたおばさん」と言われた際は目を座らせて凄み、「たつたおねえさん」と言い直させていた。
武蔵(34歳)
既婚で、まだ幼いが未知の力を持つムサシという娘がいる。
夫婦でスーパーマーケット(その名もスーパーMUSASHI)経営しており、店長代理をしている。
子育てを自ら行っていて、その合間に店をチェックに訪れている。その際にはしっかり眼鏡を活用している。
ちなみにこのスーパーは叢雲も利用している。
大和(35歳)
既婚。妊娠中の夕張が定期健診で訪れた産婦人科で登場。
大和ホテルを中心とした大和グループの経営者だが、現在は2人目を妊娠中でお腹もかなり大きくなっているため夫に運営を任せている。夫は4人は子供が欲しいと言っており、この発言は大和が戦後アニメや映画など様々な媒体で扱われたことを示す一種のメタ発言であろうか。公式4コマの某世界のビッグ7がこの発言を聞いたら「ぐぬぬ・・・・・・」となりそうである。
1人目の娘はもはや説明不要だろう、あの宇宙戦艦である。
そのあまりのスケールの大きさに、夕張は大いに驚いた。なお、元ネタが元ネタだけに1人目がある目的のために遥かな星を目指している事に「実はこの世界、壊滅の危機ではないか」疑惑がコメント欄で生じた。
伊勢(36歳)
既婚。弁当屋「いせや」を経営しており、日向の働くスポーツジムとは業務提携している(ジムの会員証あるいは従業員証の提示で弁当の割引、あるいはいせやの店頭にジムの無料体験入会券付きのパンフレットを置く、といったところと思われるが詳細は不明)。
娘はひゅうが型ヘリコプター護衛艦の2番艦いせであり、左の腰の辺りに182の艦番号が記されている。母の仕事を手伝う良い子であり、日向の次女ひゅうがのことを姉のように慕っている。
登場人物その16
鎮守府秋祭りの際の浴衣姿を披露した名取、浦風が登場。そして那智、羽黒の2人が登場し妙高型が出揃った。それに伴い年齢を秘匿していた足柄(登場人物その2を参照)の年齢が判明することに。
名取(30歳)
既婚。この日はかつての鎮守府秋祭りで着ていた浴衣を再び着ていたが、その凄まじい破壊力を目の当たりにして辛抱たまらなくなった夫に押し倒されてしまった。その際夫の主砲が見事に命中し、それがきっかけで巡視船娘なとりが誕生した。
浦風(22歳)
未婚。どこかの元提督と交際している模様。昔着ていたのと同じデザインの浴衣を着て秋祭りデートをしており、得意の射的で相手に「欲しいものを獲ってみせる」と言ってみると「結婚して子供(イメージは島根県警の警備艇娘うらかぜ)が欲しい」と言われ……
那智(34歳)
既婚で、別世界の那智そっくりな娘がいる。
退役後に、「ナチロック」という警備会社を興しており、霧島の会社もここに警備を委託しているようだ。
この日は妹の羽黒の娘の捜索を行っていたがなかなかその行方を捕捉出来ず焦りの色を見せていたが、娘のその高度な索敵能力を借りてどうにか発見。無事保護に成功した。
羽黒(32歳)
アニメ版で、「お嫁にしたい艦娘ランキング1位」と謳われた彼女もお嫁に行き、別世界の羽黒そっくりな娘をもうけている。
姉の妙高と同じ秘書課に所属しておりこの日は有給を取って娘と過ごしていたが、あまりに娘が足が速いため見失ってしまい、姉の那智とその娘のナチに捜索を依頼し保護してもらっていた。
登場人物その17(練習巡洋艦娘)
2人とも既婚で子持ち。
鹿島(29歳)
年末年始は彼女の名前の由来となった鹿島神宮で巫女のアルバイトをしていた。そのとき指輪をしていないのは、鹿島神宮ではかつて、終生独身を貫いた巫女が存在したことへの配慮であろうか。
娘の練習艦娘かしまは彼女の指導で修伐(しゅばつ)の練習に励んでいた。
一方、ローソン勤務の方も相変わらず行っている模様(コラボ企画の度に駆り出されているらしい)。
香取(30歳)
彼女の名前の由来となった香取神宮に女性神職として奉職している。その際は眼鏡と指輪を外している。
娘の練習艦娘かとりはかしまの同型艦ではないものの、同じ練習艦としてかしまのお姉さん的存在である。学校ではクラスのまとめ役と母の気質もしっかりと受け継いでいる。
登場人物その18(ゲルマン艦娘)
ドイツをルーツに持つ艦娘たちが登場。全員独身で、退役後も日本に残り気ままに生きている模様。
レーベレヒト・マース(25歳)
この日は最近日本国内各地でも開催されることが多くなったオクトーバーフェストの手伝いをしていた。ドイツの伝統的なドレスに身を包んだその姿はボーイッシュだった現役時代からは想像もつかないほどフェミニンである。
マックス・シュルツ(25歳)
日本国内で働いている。地味目のスーツに身を包み20時に必ずコーヒーをたしなむその姿はまさに「できる女」である。
プリンツ・オイゲン(28歳)
日本文化にどっぷりとはまり、外ではちゃんとするが家ではゆるやかな格好で過ごす日本人らしい?日常を過ごしている。携帯電話の着メロが「ふぉいやー」なのはご愛嬌。
ビスマルク(31歳)
愛猫のオスカーと一緒に暮らしている。下着同然の部屋着の上にドテラをまとい、コタツに篭って寄せ鍋パーティを開催する姿は干物女もとい干物艦娘とでも言うべきだろう。先に登場したプリンツの携帯の着信音の主は彼女である。
グラーフ・ツェッペリン(30歳)
この人が経営するスーパーで寄せ鍋用の肉とドイツの食卓には欠かせないソーセージを買ってビスマルク家に現役時代そのままの凛々しさで登場。他のゲルマン艦娘に比べてまだ日本に馴染んでいないのだろうか。すっかり干物艦娘に成り下がったビスマルクに呆れていた。
登場人物その19
そして2015-2016の冬、ついにメインヒロイン夫妻の家にも新たな家族が…。
ゆうばり(0歳)
ついにめでたく誕生した夕張さんとタケシ提督の娘。
新生児ということで授乳や夜泣きの盛りでもあり、タケシ提督も夕張もパパ&ママとしてあれこれ奮闘中の模様。
生まれたばかりということもあり、まだどの艦種でもないが、今後成長に伴い身体の改修を経て何らかのフネに成長していくこととなる(出産前後の事情及び当シリーズの艦娘の妊娠・出産・新生児の成長の仕組みについてはC96の同人誌「夕張30歳と一緒の日常 誕生編」に詳しい)。
登場人物その20(五月雨25歳の憂鬱)
涼風(24歳)
夕張の後輩で五月雨の同僚。五月雨とは同期入社であり、同じ部署で働いている。
登場人物その21
秋雲(25歳)
1児の母にして、商業・同人と活躍する漫画家。ペンネームは「オータムクラウド」。現在、夏コミ原稿真っ最中。
娘のあきぐもも母に似て絵を描くのが大好きで、見事なむっぽちゃんの絵を描いていた。一時はそれを原稿の穴埋めに使おうかとも考えたが、さすがにそれはやめて額に飾ることにした。
朝潮(26歳)
現役時代から一途に思い続けた提督と結ばれ、潜水艦娘のあさしおをもうけている。
その頃からの生真面目さは今も変わらず、プールにあさしおと出かける際も提督に海軍式の敬礼を行いながら、軍人口調でその旨を伝えている。
この日のあさしおは現役時代の母と同じ服をまといつつ、その下に潜水艦娘のデフォルトであるスクール水着を着ていたのだが、スカートをちらりとめくりそれを無邪気に見せる姿は父を大いに不安にさせていた。
大潮(26歳)
1児の母。潜水艦である娘をよくプールに連れてきている。
娘のおおしおも母親似の元気っ娘で、母から潜望鏡に改造した帽子を譲り受けている。
ウォースパイト(37歳)
1児の母でイギリス在住。よく日本に来ていて、今回はバカンスで滞在中。
娘のウォースパイトはヴァリアント級原子力潜水艦であり、タービン音が大きいのが最近の悩み。
アイオワ(33歳)
既婚。退役後弛んだ体を引き締めるためにプールに通っている。現在、夫とバージニア級原子力潜水艦アイオワを建造中(意味深)。
伊26(ニム)(25歳)
イクと同じスポーツクラブのインストラクター。イクと同じく特定の相手はいない。
その日は休みだったが、急遽イクに呼び出されて出勤。
登場人物その22
不知火(26歳)
1児の母で専業主婦。日々家事と言う名の戦いに奮闘している。その一方で、夫に手を出されそうになると現役時からの条件反射で身構えてしまうことも。
娘のしらぬいはあさひ型護衛艦で、よく母のお手伝いをしているが、母と同様物騒なことを言っている。
雪風(28歳)
1児の母。退役後台湾に渡って結婚。運の良さは相変わらずで、歩道に突っ込んできた車にいち早く気付き、事故から回避している。
娘のゆきかぜははるかぜ型護衛艦で、色々なことに興味津々なお年頃。
なお、年齢が他の姉妹と逆転しているが、これは他の駆逐艦娘より数年経ってる設定のため。
春雨(25歳)
1児の母。パート勤務で、朝はゆっくり派。
娘のはるさめはむらさめ型護衛艦で、お手伝いとして何でも自分で運ぶのがマイブームな模様。ちなみに背負っている保育園用ドラム缶型バッグは母親特製のものである。
村雨(26歳)
2児の母で、現在は育休中。二人の子育てに日々奮闘している。
長女のむらさめは、ある人物から母親の真似を教わったらしい。
神風(32歳)
1児の母。結婚した提督とのバレンタインのお返し合戦が年々インフレ化しているらしく、今年は過去最高傑作のチョコレートケーキを作り上げた。・・・そのハート型の抜き型はどうした。
娘のかみかぜはちよかぜ型巡視艇で、横浜生まれ。母の作ったチョコレートケーキに驚嘆している模様。
朝風(31歳)
1児の母で現在は主婦。相変わらず朝に強い一方で、夜戦にはからっきし弱い。大盛りの麦飯が活力の秘訣。
娘のあさかぜはたちかぜ型護衛艦の2番艦で、母に似て朝に強い。アメリカに遠戚がいるという噂もある。
登場人物その23
江風(?歳)
現状モブ同然の登場しかしていないため詳細は不明だが、加賀や鹿島とともにローソン勤務をしている模様。
登場人物その24
白露(26歳)
退役後にプロバスケットボール選手として活躍している。
現在2児の母。
矢野トシノリ先生曰く「スケブでご依頼いただきました!久しぶりに艦これ描いた…!」とのこと。
夕張30歳シリーズでは約2年ぶりの更新である。
今後も、また新たな艦娘が登場するものとも思われる。備えよう。
表記揺れ
関連タグ
艦隊これくしょん 艦隊これくしょん(二次創作) 夕張(艦隊これくしょん)
※作者・矢野トシノリ氏による当作品同人誌収録に際し、五月雨と島風は25歳、天津風は26歳に変更とのこと。