概要
『ポケモンSV』の最高難易度★7のテラレイドバトル第22弾。
対象ポケモンはレベル100のエスパーテラスタルのメガニウム。
開催期間は前半が2024年4月5日 - 8日、後半が4月12日 - 15日。
後半の開催期間中には、ハピナスレイドイベントが同時開催される。
特殊行動
対策
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
80 | 82 | 100 | 83 | 100 | 80 | 525 |
特性はリーフガードで、天候が晴れ状態の際に状態異常を無効化するというもの。にほんばれを使って来ないので気にする必要はないが、こちらから晴れとしてしまわないように注意。
攻撃と特攻の値はほぼ同じであるが、エスパータイプ攻撃技はしねんのずつきしか覚えない上に技も比較的揃っているため、物理型となっている。
まず開幕から両壁を張るため、かなり堅牢で耐久型も兼ねている。ただし、開幕にしか使わないため、ダメージが通りにくいのは最初の数ターンのみ。
技構成は、タネばくだん、しねんのずつき、ボディプレス、のろい、じならし、リフレクター、ひかりのかべ。
最強レイドで初の壁貼り技を有するポケモン。そのため、かわらわりやサイコファング等の壁割り技が有効。
しかしメガニウムかと侮ることなかれ。何と通常行動に積み技「のろい」を採用している。同テラスタイプのミュウツーの物理版ともいうべきで、☆5ダイオウドウでも示されている通り無策であると積み切られて殲滅されてしまう。
何とか攻撃を下げて被害を抑えたいところであるが、曲者なのがボディプレスを覚えている点。
のろいによって同時に防御も上がっているため、攻撃だけ下げても火力を削ぎ切ることとならない。
この疑似的な両刀編成により、出せるポケモンが限られた思わぬ高難易度レイドへ仕上がっている。てんねん持ちかゴーストタイプ以外では苦戦を強いられるであろう。
「のろい」で素早さが下がるため、余程素早さが低過ぎるポケモンを選出しなければ、しねんのずつきによる怯みは意味がなくなる。後半に特殊行動でじならしを使って来るが、1回だけなのでほぼ意味がない。
ソロ攻略の場合、いかく持ちNPCも是非とも欲しい。3匹いずれもかくとう技に耐性がないため防御が上がり切ったボディプレスで瞬殺されては復活して攻撃を下げてくれる。
ただし、後半の2回行動やデバフ解除時に使って来ることがあるため注意が必要。
当然ながら、特性こぼれダネでグラスフィールドを展開してタネばくだんを強化させてしまうNPCのオリーヴァは厳禁。
従って、ボディプレスを無効化可能なゴーストタイプや、特防バフを使わないので特殊アタッカーが攻略の最適解となる。
お勧めポケモン
アタッカー枠
今レイド最有力候補と思われるポケモン。
特性「てんねん」なら、敵の強化も気にせず戦うことが可能。一方テラスタルすると耐性が減ってしまう。
このポケモンを起用する際は、特性「もうか」のままとなってないか要注意。
「フレアソング」で特攻を上げつつ、「シャドーボール」連打が基本。回復技として「なまける」をタマゴ遺伝で覚えられる。
テラスタイプは炎でもクリアは可能であるが、かなりギリギリとなる上、味方NPCにケンイチがいた場合はクリア不可能となるためゴーストテラスへ変更を推奨。
ホゲータを選んだトレーナー以外は通信交換で入手するか、ポケモンHOMEで連れて行く必要がある。
なお、専用技が完全に刺さっている同タイプヒスイバクフーンは物理的な「のろい」を積み切った特級メガニウムに対して低めの耐久が災いして容赦なく潰されるため非推奨。
またレイドにおけるてんねん持ちでの攻略の常であるが、バフ消しを行われたターンは特性も無効化されてしまっているため、ここだけ「まもる」で凌がないと思わぬ大ダメージを受けてしまう。
今レイド最有力候補と思われるポケモン。
「きあいだめ」によって急所率を上げて壁や防御上昇を貫き、「ふんどのこぶし」連打で仕留めることができる。短期決戦重視といえる。
「ドレインパンチ」は半減のため、回復手段に「かいがらのすず」が必須。また、かくとう複合であるため、エスパー弱点であることは要注意。テラスタイプは当然ゴースト一択となる。
「のろい」は「ちょうはつ」で防ぐことができ(ただし通常行動なのでタイミングが難しいのに注意)、耐久面も「ビルドアップ」で被害を抑えることはできる。
ただし攻撃デバフ手段がないため、味方NPCにいかく持ちが欲しい。
特性は「じならし」によるデバフを強化に繋がることができる「まけんき」がおすすめ。
マルチにおいても優秀なアタッカーとなり得る。
ただし、上述の「きあいだめ」と「ビルドアップ」と「ちょうはつ」で事足りる上に、味方にスキルスワップ型のカラマネロがいると逆に邪魔などのことがあるため、「いやなおと」は(カラマネロがいる場合は「ちょうはつ」も)採用を控えよう。
「ちょうはつ」でのろいを封じてから「いやなおと」でデバフを掛けることも可能ではあるが、デバフ消しが2回行われることに加え、序盤はなるべく早くゴーストへラスタルしたいので攻撃を3回当てることを優先され、「きあいだめ」付与+バフ解除が行われた後の「ビルドアップ」で強化してから殴り続けた方が手間が掛からないし早い(ソロ・マルチ共々、デバフ関係は味方に丸投げした方が楽である)。
なにより、上述の通りコノヨザル自身は攻撃デバフを覚えないため、ちょうはつのタイミングを逃して強化された攻撃力からのしねんのずつきやタネばくだんが痛いことと、防御強化を優先する敵の思考パターンから(何より、テラレイドバトルでは他味方やNPCとのターンでバフを使って、こちらのターンで強化された攻撃が飛んでくることも良くある。逆もまた然り)、「いやなおと」の採用はやめておいた方がいい。
タイプ一致かつ弱点を突ける「シャドーボール」を主軸に、とくこうバフの「わるだくみ」、物理攻撃対策の「リフレクター」、高速再生技の「じこさいせい」を覚える。
「でんじは」と「たたりめ」のコンボも可能。
バリア中でなければ「きんぞくおん」が有効。自力で攻撃デバフを覚えないため、ソロではいかく持ちNPC必須。ソロプレイヤーでも入手出来るものの入手難易度が高い。
終盤に1度のみであるが弱点である「じならし」を繰出すため、HP管理に要注意。
ただし、ゴーストへテラスタルすればじならしのダメージは等倍に抑えられる上にボディプレスを無力化出来、いかく持ちNPCやこうげきデバフの使い手と組んだ場合は、防御努力値を全振りとし、リフレクターを張りつつ回復を怠らなければ耐えられる。バフ解除後であればわるだくみによる瞬間火力を利用し、かいがらのすずを持たせての疑似ドレイン戦法も可能。さらに火力を高めたいのであれば、ゴースト技を強化するのろいのおふだも候補となる。
テラスタイプを変更しなければゴーストテラスタイプ固定であるため、はがねテラスはボディプレスで弱点を突かれるので非推奨。
ラウドボーンと同じくほのお・ゴーストタイプで、「めいそう」「とける」によるバフを覚えられる。「クリアスモッグ」は攻撃デバフも解除されるので選出を見て控えよう。
更に特性「すりぬけ」で「ひかりのかべ」を無視して攻撃可能。
回復手段に乏しいので、持ち物は「かいがらのすず」一択。
「すりぬけ」は隠れ特性であるが、準備が難しければ「ほのおのからだ」でもクリアは可能であると思われる。ただし、その場合はマルチで「かわらわり」等が使えるポケモンと組む必要がある(NPCのパルデアケンタロスとヘラクロスが壁を破壊出来る技を持っているものの、タイプ相性の関係上「ダメおし」や「メガホーン」が優先されがち)。
くさ・ゴーストでしねんのずつき以外は半減以下に抑えられる。本来は物理型であるが、特攻種族値も高い上に「わるだくみ」を覚えるため、特殊アタッカーとして活躍可能。
さらに、「フェザーダンス」による攻撃デバフや、「きりばらい」で相手の両壁を打消し、「ギガドレイン」によるドレイン戦法も可能。
欠点は防御種族値の低さと防御バフが「のろい」しかないことであり、防御努力値は最大まで振っておきたい。「のろい」は、防御バフとして使いたければゴースト以外のテラスタイプとしなければならないとはいえ、弱点を突けられる上に「ボディプレス」を透かせるゴーストテラスタイプが推奨なので、のろいは採用しない方が良い。
なお、ヒスイジュナイパーはかくとう複合なので非推奨。
防御・特攻種族値が高く、「わるだくみ」からの「シャドーボール」が強力。
その他ドレイン技の「ギガドレイン」「シャカシャカほう」、バリアの上からやけどを狙える「ねっとう」、バリアがなければ回復しつつ攻撃デバフを掛けられる「ちからをすいとる」、高めの防御をさらに高められる「てっぺき」、味方生存率を高められる「リフレクター」「いのちのしずく」と便利な技が揃っている。
きあいだめ+きゅうけつによるドレイン戦法が取れる。「とびかかる」や味方NPCと合わせて攻撃を下げ、防御が上がり切ったら「きあいだめ」+「つるぎのまい」からの「きゅうけつ」で戦える。
種族値が低いが、性格が「わんぱく」かつB252、H88振りなら6段階上昇ボディプレスを2発耐えることが可能。
等倍技同士の殴り合いを考慮する場合の候補その1。
いつもの「きんぞくおん」or「めいそう」+「じゅうでん」+「パラボラチャージ」で攻略可能と思われる。「リフレクター」も覚えられる。
物理アタッカーと組む場合は、「ドラゴンエール」でサポートも可能。
いつも通りバイオレット版限定な点に注意。
等倍技同士の殴り合いを考慮する場合の候補その2。
いつもの「アシッドボム」+ でんきにかえる +「パラボラチャージ」で攻略可能と思われる。「リフレクター」や「ひやみず」も覚えられる。
等倍技同士の殴り合いを考慮する場合の候補その3。
専用技「ツタこんぼう」も去ることながら、「ウッドホーン」も覚えるためドレイン戦法も可能。バフは「つるぎのまい」「きあいだめ」があり、バリアを張ってない時であれば「あまえる」で相手の攻撃を下げられる。「きあいだめ」+「ツタこんぼう」で確定急所となる。「みどりのめん」限定戦法であるが、「ピントレンズ」+「きあいだめ」+「ウッドホーン」も確定急所となり、攻撃しながらHP管理出来るため、攻守安定する。
「ちょうはつ」や「やどりぎのタネ」も覚えるので、出来ることが非常に多い。その代わり、防御バフを覚えないのが難点である。攻撃デバフ要員だけでなく、リフレクター持ちも仲間へ加えたい。
等倍技同士の殴り合いを考慮する場合の候補その4。
こちらもラウドボーン同様「てんねん」でバフを無視出来る。
「めいそう」+「ドレインキッス」のコンボが使え、「いのちのしずく」で回復も可能。
防御バフは「コスモパワー」がある。
サポート枠
ラウドボーン・シャンデラ同様ほのお・ゴーストタイプで、「おにび」「れんごく」「しっとのほのお」による火傷のエキスパート。メガニウムの技の関係上シャンデラ同様「ほのおのからだ」で火傷を狙えるためこちらを推奨。
「クリアスモッグ」も覚えられるため「しっとのほのお」を使いやすくする他、メガニウムの「のろい」を誘発して事実上の行動阻害が期待出来る。
耐久力も「しんかのきせき」でカバー可能であり、「じこあんじ」もあれば味方のラウドボーン等の能力変化をコピーしてある程度殴れるサポーター運用が出来る。
物理耐久がそこそこ高く、草、エスパー、格闘を半減可能。
「アシッドボム」で特防デバフを重ね、味方の特殊アタッカー火力上昇の補佐をしたい。
「シャドーボール」及び「あくのはどう」を覚えるため、それらの技を採用した上で特防デバフを重ねれば自身がアタッカーとして動くことが出来る。
なお、「シャドーボール」及び「あくのはどう」はグレンアルマにとってはタイプ不一致かつ同威力となるため、厳密にいうと追加効果の都合で前者が推奨される。
また、「てっぺき」や「おにび」も覚えられるので、いかく持ちNPCと組めればゴーストテラスタイプでソロ活用も可能。
バイオレット版の相方・ソウブレイズは「きあいだめ」を覚えないため、ピントレンズを装備しても確定で急所に当てられない(厳密には「シャドークロー」で確定で急所へ当てられるどのみちみちピントレンズを装備しなくてはならないため、かいがらのすずによる回復が出来ない)ためドレイン戦法に不安があるのが厳しいため採用を控えた方が良い。
どうしても使いたいのであれば、掲示板でドラゴンエール使いを集めた方が良い。
どちらも「シンプルビーム」と「ひやみず」が扱える上、ブーピッグはエスパーと格闘、ラティオスに至ってはメガニウムが使う技全てに耐性があるのも大きな強み。残りは「あまごい」「リフレクター」を入れれば完璧。
ただし、今回のメガニウムはにほんばれを使わないので、味方側ににほんばれを使う者がいなければ、シンプルビームやあまごいはあまり有用ではない。
ラティオスなら「じこさいせい」「いやしのはどう」を覚えるので回復も申し分なし。「ドラゴンエール」による味方の強化も可能。
シンプルビームが使えないが、妹のラティアスも兄と同じサポートができる上に、ぼうぎょ種族値が兄より10多い。「ドレインキッス」によるドレイン戦法も可能。バイオレット版ならこちらを使おう。
本来くさが弱点だが、隠れ特性「そうしょく」により無効化可能。
「あまえる」や「ひやみず」「うそなき」「くすぐる」などのデバフ技が使える。「アクアリング」を使えば自動回復も可能。秘技「なげつける」+「かえんだま」も。
ただし、特性打消し波動を食らうとくさ技が効いてしまうので、そこを凌ぐ必要がある。
いうまでもないが、特性「ちからもち」の「はらだいこ」前提マリルリは草技で大ダメージを受けるため非推奨である。
そもそも最強レイドで「はらだいこ」は余程相性が良くない限り危険であり、当のマリルリもアタッカーとしては不安定である。
バリアを貫通する「とびかかる」のデバフ技があり、回復技として「あさのひざし」を覚えられる。テラスタイプはむし一択。
アタッカーとして運用するのであれば、「かいがらのすず」を持たせ、「ちょうのまい」を積んでからむしテラスによる「むしのさざめき」などがオススメ。ただし、サポート型より技構成の取捨選択に悩むのが難点。
なお、古代の姿ことチヲハウハネと未来の姿ことテツノドクガはエスパー技で弱点を突かれてしまう。
初手で「スキルスワップ」で「あまのじゃく」を押し付けることで積み技をデバフにできる。「のろい」は攻撃・防御の低下と引き換えに素早さだけを上げる悲しい技と化す。
上記と併せて「ばかぢから」やステラテラスの「テラバースト」を積み技感覚での運用を目論む場合はHP管理を怠るもしくは味方に攻撃して貰う等でわざと1度だけ瀕死にして貰うようにする立ち回りが必要である。
あくタイプだが、エスパー複合なので「ボディプレス」は等倍であり、初手「スキルスワップ」で「あまのじゃく」を押し付けてしまえば「ボディプレス」も脅威でなくなる。
ただし、「いかく」持ちのNPCがいる場合は「スキルスワップ」を押し付ける戦法を自粛した方がいいかもしれない。とはいえ、この戦法は「ボディプレス」の対策は確実にできる。
マルチにおいてものろいガン積み対策のスペシャリストとして活躍が見込めるが、他のサポーターのデバフ撒きを逆に利敵行為にしてしまうのが難。自他共にかなり理解が要るポケモンである。
「あまのじゃく」押し付けに合わせて「いばる」を仕掛けるなど、上手くハマれば被害を最小限に抑え込めてしまう。コノヨザルと相性がいい。
どちらも準専用技「せいなるほのお」でバリアの上からやけどを狙うことが可能。
バリアの上からやけどを狙うだけなら他のポケモンでも可能であるが、「せいなるほのお」のやけど付与率は50%と高めなのが強み。
ホウオウは「じこさいせい」「いのちのしずく」を覚えるので回復面も申し分なし。
こちらは専用技「かえんのまもり」でバリアの上よりやけどを狙うことが可能。
メガニウムが使う技の内、「タネばくだん」は非接触であるが、草4分の1のウガツホムラに対してはまず撃ってこないので問題なし。
「ワイドブレイカー」で攻撃デバフも可能な他、回復技として「あさのひざし」も覚える。
そっくりさんと異なり「あまごい」は覚えないが、懸念されていた「にほんばれ」は採用されなかったのでその点は安心。
スカーレット限定な点に注意。
相手に合わせてタイプを変える万能な唯一神。
プレートを持たせることで自由にタイプを変更でき、「アシッドボム」「ひやみず」「かわらわり」「リフレクター」「おいかぜ」「あまごい」「ちょうはつ」とサポート技が多数揃っている。「てっぺき」「じこさいせい」も使える。
現状入手には「LEGENDS アルセウス」がほぼ必須な点に注意。
全技マシンが使えるので防御デバフ以外なら何でも可能なオールラウンダー。
種族値もオール100族であり、決して低くはない。
懸念されていた「はたきおとす」は採用されなかったため、安心してサポート出来る。
マルチ向け
味方に急所役が必要であるが、特性「いかりのつぼ」で攻撃ランクを最大値まで上昇させ、あくタイプ版アシストパワーともいえるつけあがるを使用することで倒すことが可能。急所役以外の味方は防御デバフ持ちや壁を割れる技持ち、「てだすけ」持ちだとなお良し。
ワルビアルの持ち物は当然「こだわりハチマキ」一択。
ただし、あく/じめん複合のため「タネばくだん」や「ボディプレス」で弱点を突かれる点には注意。
- 「つけあがる」持ち&マホイップ×3
こちらは上記の急所役をマホイップ3体へ置換えたタイプ。
マホイップ3体が「デコレーション」を使った後、「つけあがる」でワンパンを狙う。
「つけあがる」要員の持ち物は当然「こだわりハチマキ」一択。
上記と比較すると必要なポケモンが増える代わりに、隠れ特性持ちワルビアル準備が必要ないのが利点。とはいえ、「つけあがる」を覚えるポケモンの中で最も攻撃種族値が高い上にタイプ一致なことから、ワルビアルが第1候補なことに変わりはない(隠れ特性である必要はなくなるが)。他候補はガオガエンやオトシドリ等で、ワルビアルと比べて弱点となる技の種類が少ない。
「つるぎのまい」で攻撃を最大まで上昇させ、確定急所「あんこくきょうだ」で敵の強化を無視して文字通り一撃で倒すことが可能。
ただし格闘弱点で、「のろい」で最大まで上がった防御での「ボディプレス」でこっちも一撃で倒されてしまうため、「ちょうはつ」や「いやなおと」でメガニウムの防御を下げる味方が必要。また威力的に場合によっては倒し切れない可能性もあるため、「てだすけ」など攻撃威力を上げられる技が覚えられる味方も望ましい。そうでなくとも、いけいけドンドンは使って貰いたい。
- 具体的には攻撃6段階上昇+敵の防御6段階下降+てだすけorいけドンであるとほぼ確実に耐えられてしまう。ワンパンにはくろいメガネorこわもてプレートorたつじんのおびなど1.2倍以上のあく技に補正を掛けられる道具が必要。
非お勧めポケモン
まず前提として、タイプ相性を全く考慮しない選出は言語道断。
- ワルビアル以外のきあいだめを覚えない物理アタッカー
いくらバフを積んでも、急所へ命中しなければ高い防御力によりダメージが微弱であり、そのままジリ貧で時間切れもあり得る。
相手はNPCや他プレイヤー相手にも行動しているため、クリアスモッグなどで打消しても直ぐにのろいを連発してバフが積まれて行く。
そのため、確実に急所へ当てる方法がなければ物理型は採用しない方が良い。「きゅうけつ」や「むねんのつるぎ」などより、特殊攻撃の「ギガドレイン」や「ドレインキッス」の方が利く。
どうしても使いたいのであれば、掲示板でドラゴンエール使いを募集した方が良い。
- アシストパワー戦法
過去の最強レイドで活躍した技の1つであるが、テラスタイプがエスパータイプのため、半減してしまう。
アシストパワー代用として前述のワルビアルのようにつけあがるを使う手もある。
- ドレインパンチ戦法
普段テラレイドで良く使われる技の1つであるが、テラスタイプがエスパータイプのため、半減してしまう。
テツノカイナも今回はお休みした方がいい。
代用としてきゅうけつを使う手もあるが、防御ランク上昇への対策がないとジリ貧となる。
- ワルビアル、いちげきウーラオス以外の格闘で弱点を突かれるあくタイプ
確かにエスパー技を無効化出来るしエスパーの弱点を突けるが、残念ながら相手の「ボディプレス」で弱点を突かれるため非推奨。
ワルビアルといちげきウーラオスのみ上記のワンパン戦法に必須なので例外であるが、あくまでも意思疎通が可能なマルチ専用である点は覚えておくこと。
特性の関係上、状態異常が効かなくなってしまうため、非推奨。特にグラードンとコライドンは一致で弱点を突かれる。
一致技で弱点を突けるが、格闘複合であることが仇となり「しねんのずつき」で弱点を突かれてしまう。
おまけにコノヨザルと異なり、「きあいだめ」も覚えない。
テラスタルを速攻で使うこととなるのでマルチであると味方への負担が重くなってしまうため、使うならソロプレイ推奨。
- ラウドボーン、ピクシー以外のてんねん持ち
てんねんは「のろい」に有効となる特性であるが、ドオーはエスパー技、ヘイラッシャやヌオーは草技で弱点を突かれてしまうため非推奨。
いつも通りレイドの嫌われ者。
今回は相性面で有利であるが、全員まとめて「ボディプレス」で弱点を突かれる。
まずマシマシラ以外は「しねんのずつき」で弱点を突かれる。特にイイネイヌは4倍弱点である。
残るマシマシラは物理耐久の低さから押し負けやすい。
ただし、モモワロウは物理防御が高くゴーストテラスタルでソロプレイなら一考の価値はある。
テラスタルすれば「テラクラスター」で弱点を突けるが、結局は「ボディプレス」で弱点を突かれるため、テラスシェルが活かし切れないのが欠点。
報酬
初回報酬として種族値6Vのメガニウムととくせいパッチ、わざマシン071「タネばくだん」、周回でテラピースエスパーとけいけんアメ、ブロムヘキシンが入手可能。
また秘伝スパイスも高確率でドロップするため、入用の場合は周回したいところ。
手に入るメガニウムは最強の証持ちで、性別は♀。性別が♀になるのはマフォクシー、イーブイ以来3匹目となる。
性格はわんぱく固定。技構成はタネばくだん・しねんのずつき・ボディプレス・のろい。
余談
メガニウムは過去作より持って来るか3000BPをはたいて出現させる必要があるため、過去作やBP消費なしでメガニウムを入手出来るチャンスとなる。
このレイドの告知が行われたのは2024年4月1日(月)午前9時。元々最強レイドを含めゲーム内イベントの告知は月曜日の9時頃に行われるのが慣例であったため、開発側もそれに倣って情報を発信したものと考えられる。
しかし、この日はエイプリルフールであったことから、ファン間では嘘情報なのか本当の情報なのか決めかねるファンが続出した。
こうしたタイミングの悪さに加え、
- 元々メガニウムは歴代御三家ポケモンの中でも微妙な性能と評されていたこと
- 今回テラスタイプとして宛がわれたエスパーも豊富な耐性を有するとは言い難いタイプであり、第9世代の対戦ではほとんど使われることはない不遇気味なタイプであったこと。
- そもそもエスパータイプの攻撃技がしねんのずつきかテラバースト以外にないメガニウムにとってはエスパーテラスタルは明らかにミスマッチ感が否めなかったこと。
などの事情もあった。
これらのことから、「最強」とうわれてもピンと来ない人が多く、疑って掛かる人が続出したのも無理からぬ話であったといえるだろう。
……とはいえ、開催期間も4月1日ならともかく、その数日後はエイプリルフール範囲外であるため、同月2日以降は本当の情報として受入れられた。
また、曲がりなりにも最強レイドのボスとして登場する以上、何かしら突破難易度を上げるための細工がされているはずであると予想していたプレイヤーも多く(耐久型ではないかと予測を立てていた人や、カウンターを使ってくるのではないかと予測していた人もいた)、全員がその強さを疑っていた訳ではなかった。
そして、いざ配信されると高耐久と物理攻撃で物をいわせる重戦車が出て来たので、舐めてかかったユーザーが悉く返り討ちとされる結果となった。
そしてそれと同時に『メガニウムの種族値自体は悪くない事』ひいては『単くさタイプのポケモンが耐久戦術を取る事の難しさ』も知れ渡ったと言える。
なお、故意かミスかは不明であるが、公開当時の画像と実際の最強レイドでメガニウムの性別が違う。(公開当時の画像では触覚が長い♂がテラスタルしていたが、実際の最強レイドでは上記にもある通り触覚が短い♀との戦闘となる)。
最強のメガニウム登場に伴い、ジョウト御三家の内残りのオーダイルも最強レイドに出現する可能性が高まった。
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