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ウルトラ5番目の使い魔の編集履歴

2019-10-08 18:42:35 バージョン

ウルトラ5番目の使い魔

うるとらごばんめのつかいま

エマーソン氏による、「ゼロの使い魔」×「ウルトラマンA」を描いたWEB小説。

概要

 エマーソン氏による、『ウルトラマンA』と『ゼロの使い魔』のクロスオーバーを描いたWEB小説

 本来は2ch漫画サロンの『あの作品のキャラがルイズに召喚されました』というスレに投稿されている連作の一つだが、2014年からハーメルンで先行掲載されている。

 基本的にこのスレでは『ゼロ魔』以外の「キャラ」をルイズ召喚するというのが一般的であるが、本作は『ゼロ魔』主人公の平賀才人がチャンと召喚された後に、ウルトラマンAが登場するという特殊な流れを取っている。

 また、本作は(『ゼロ魔』自体そうではあるが)群像劇の体があり、才人とルイズがチョイ役ないしはまったく出ない話も多く、その代わりにタバサを始めとするサブキャラを主人公に据えたエピソードが多くある。かといって才人とルイズがないがしろにされているわけではなく、登場する回ではちゃんと主人公をする。

 2008年に連載がスタート。その後、1章につき99話の割合で更新を続け、そして2018年を持って、連載開始10周年を達成した。その当時はまだウルトラマンゼロも登場しておらず、メビウスが最新だった時代である。

 2019年10月現在は3章91話までが掲載されている。

 物凄く作り込まれた世界観や、圧倒的すぎる特撮知識の多さ、「そこでそれ使うの!?」という発想力、ヤマグチノボルテイストを崩さない文体など、どれをとっても一級品。



世界観

 本作におけるハルケギニアは「別宇宙の異世界」というわけではなく、宇宙の片隅にある惑星ということになっており、やろうと思えば地球から物凄く速いロケットを作れば移動できるという世界観になっている。ただし、その「地球」は才人達の暮らす星とは別宇宙である。ネタバレのために詳細は省くが。

 主人公・才人は『ウルトラマンメビウス』の世界(M78スペースにおける地球)における高校生であり、過去の『Q』~『メビウス』までに登場する怪獣知識を持ったうえでハルケギニアに召喚されたということになっている。また、シエスタの曽祖父・佐々木武雄は旧日本軍兵士ではなく才人達の住む戦後日本の出身であり、「破壊の杖」「龍の羽衣」も原作とは設定が異なる。

 本来異世界である『ウルトラマンティガ』や『ウルトラマンガイア』、『ウルトラマンコスモス』などはきちんと「別世界のお話」ということになっている。また、『大怪獣バトル』以降の作品に登場した要素についても要所要所で活用されている。

 また、円谷と縁が深い東宝映画のオマージュが多く見られる。直接名前は出てはいないが過去にゴ●ラ●スラが出現したのではないかと思うような描写もあるほど。とあるエピソードでは、ウルトラマンにワンカットだけだが登場した縁で、あの有名な東宝自衛隊装備が出たりする。


あらすじ

第1章

 突如、平和なトリステインを襲った、異次元人ヤプールの操るミサイル超獣ベロクロン。トリステイン軍は応戦するも適うわけもなく蹂躙され、ルイズと才人もベロクロンの凶弾の前に命を落としてしまう。

 二人を救ったのは、かつて才人の住む地球を超獣たちから守り抜いた正義の使者・ウルトラマンエース。エースは、仲間のために命を落とした二人を助けたいと思う一心で、二人にウルトラリングを渡し融合する。

 生き返ったルイズと才人はエースに変身しベロクロンを撃退するが、戦火も冷めやらぬ中、次から次へと悪の怪獣軍団の牙がハルケギニアに迫る。


第2章

 アルビオン・そしてトリステイン魔法学院におけるヤプールとの一大決戦からしばらく経ち、虚無の担い手を狙うガリア王ジョゼフの野心が本格的にルイズ達に牙をむく。さらにヤプールがサハラで復活し、ハルケギニアだけでなく、サハラのエルフ達をも動乱へと巻き込んでいく。

 もはや人間とエルフがバラバラではヤプールに対抗できない。両種族の和解のため、東方号は東へと旅立つ。


第3章

 サハラにおけるヤプールとの一大決戦から数ヶ月後、ロマリア巡礼に向かうこととなったルイズ達だったが、ロマリアに巣くう闇の勢力によりハルケギニアが闇に閉ざされてしまう。

 明かされる6000年前の大災厄の真相、ハルケギニアの成り立ち。その中で勇者たちは徐々に集っていく。

 だが、ガリアに現れた新たなる乱入者によって、事態は誰も予想しなかった方向へと迷い込んでいき、しかもその乱入者さえ想定外のさらなる介入者までも現れる。

 そんな中でもヤプールの復活は迫り、混迷を極める世界。敵と味方が入り乱れる中で物語は最終局面へと向かっていく。


登場人物

『ゼロの使い魔』の人々

トリステイン

  • 平賀才人:本作の主人公。M78スペースの地球の日本人で、ルイズに召喚された「神の左手<ガンダールヴ>」。物凄くウルトラ知識に詳しく、怪獣博士のクゼ・テッペイより早く怪獣の名前を言い当てるほど。ルイズとウルトラタッチすることでエースに変身する。小さい頃から、歴代防衛チームやウルトラマンに憧れを抱いており、その思いは意外な形で現実のものとなっていく……。本作ではハーレム体質はやや控えめだが惚れられる相手にはきっちり惚れられる。

  • ルイズ:本作の主人公その2。原作ほど色ボケてはいない。才人の突飛な行動に振り回されるのは同じだが「ゼロの使い魔」原作において、長期間で身に起こる経験を、かなりの短期間で経験し、ウルトラマンとして戦っていくことで、人間的にも大きく成長していく。

  • デルフリンガー:エースの力によって巨大化させられたりする。やっぱりギロチン王子にはが良く似合う。ツルク星人の剣と打ち合うことも可能など、地味にすごいところも見せ付けた。

  • シエスタ:魔法学院で働く、ボブカッターヘアスタイルのメイド少女。

  • アンリエッタ:トリステインの王女であり、ルイズの幼馴染。ヤプールの降伏勧告を凛として跳ね除け、超獣に対抗すべく軍の指揮を執る等、原作とは打って変わり、序盤から名君の片鱗を時折見せるが、それには理由があり…


  • タバサ:外伝『タバサの冒険』主人公。怪獣ブッ倒して来いなどといった無茶振りを何度も受ける。ある理由のために、年一度ファンガスの森を訪れている。

  • オスマン:トリステイン魔法学院の学院長。使い魔のネズミのモートソグニルを使って秘書にセクハラをするなど、一見お調子者のスケベな老人だが、胆は据わっており、賊や怪獣の襲撃に対しても生徒の安全を守るため、時には敢然と、時に飄々と構えている。30年程前に、とあるウルトラ戦士にあぶないところを助けられた事がある。

  • コルベール:トリステイン魔法学院の教師。原作での発明家気質は、この作品でも変わらず。その才覚は、物語の命運を左右する程重要なものとなっていく。間違いなく本作一の過労死候補。

  • ロングビル:トリステイン魔法学院にて、学院長の秘書を務める女性。裏の顔は、巷を騒がせる、土のメイジの怪盗『土くれのフーケ』であり、心の奥底のに宿る黒い心に、ヤプールは利用価値を見出し…。

  • ティファニア:ハーフエルフの少女、生来の優しさに加えて、物語の中で成長していき、少しづつ『強さ』を身に着けていき、読者の想像を超える活躍をする事に…。

  • ギーシュ:ルイズの同級生の男子生徒、使い魔のモグラの使い魔『ヴェルダンデ』がちょっとかわいそうなことになる。本作でも少年たちのまとめ役なところは変わらず、活躍の機会が増えていく。

  • モンモランシー:ルイズの同級生である水のメイジであり、『魔法薬』の調合が得意分野。ギーシュのガールフレンドであるが、ギーシュの浮気性には呆れつつも、何やかんやで、面倒見がいい。ギーシュを引き留めるために『惚れ薬』の調合を実行に移すが、それがとんでもない事態を引き起こすことに…。戦闘中は後方支援として、魔法薬を使用した治療や応急処置の場面にて、大いに活躍する。

  • マリコルヌ:ルイズの同級生である、太っちょ体型の生徒。その外見のせいで、とんでもない災難に見舞われる事になる…。


  • エレオノール:ヴァリエール家の長女で、ルイズの姉、王立魔法研究機関『アカデミー』の筆頭学者であり、技術者としても優秀なメイジ。超獣の死骸や、ロボット怪獣の残骸の検分にも立ち会い、時には怪獣対策案を立案し、作戦に参加するアクティブな面もある。本作の怪獣比喩を用いるなら、ルイズがグドンなら、エレオノールはネロギラスに当たる存在である。

  • カトレア:ヴァリエールケの次女で、エレオノールと同じくルイズの姉、原作とは幾つかの相違点があり、とある理由により病弱な体ではなく、肉体は健康そのもので、魔法の行使も問題はなく、動物好きな性格が、殊更に強調されているだけでなく、更に上のレベルへと到達しており…。

  • ルクシャナ:エルフの学者。好奇心が服を着て歩いているような性格で、その行動力が事件解決の原動力となることも。

  • マザリーニ枢機卿:アンリエッタを補佐するトリステインの重臣で、政務の多くを担っている。民衆や貴族の人気は低く、痩せこけた外見も相まって、「鳥の骨」などと揶揄されているが、王家への忠誠心は高く、私心のない人間で、国を愛するが故にアンリエッタに諫言をすることも多い。

  • ワルド:ルイズの婚約者である、トリステイン王宮所属の魔法衛士隊の一つである、グリフォン隊隊長。物語の中で、色々と凄いことになる。

  • アニエス:平民の女性を中心に構成された、トリステイン銃士隊の隊長で、アンリエッタの腹心をつとめる女性。ルイズと才人がトリステイン軍に肩入れしているため、必然的に出番が多い。あと銃士隊の雰囲気がややZAT寄りになっている。

  • ミシェル:アニメの第2期『双月の騎士』に登場したオリジナルキャラ。アニエスの副官であり、彼女も出番が多い。アニメでは脇役だったため出番は少なめだったが、この作品ではたぶんシエスタやモンモランシーより出番が多く…。

  • ベアトリス:クルデンホルフ皇国の皇女で、高慢な性格をしている。しかし本作ではクルデンホルフ皇国の跡取りという点が強調されていて、責任感から人知れず勉強している努力家な一面も見られた。

  • エーコ、ビーコ、シーコ:ベアトリスの取り巻き三人組。アニメでは単なる同級生のヨイショだったが、本作では三つ子の姉妹とされていて、ほかに7人の姉妹もいる。

  • ジェシカ:王都トリスタニアのチクトンネ街にある大衆酒場兼宿場「魅惑の妖精亭」の看板娘であり、シエスタの母方の従妹。控えめなシエスタとは対照的に、快活かつ外交的で、竹を割ったようなさっぱりした気性の持ち主。本作ではその気性でミジー星人達を従わせたり、怪獣に臆さないなど、「女神」と称されるほどの活躍を見せる。

  • スカロン:ジェシカの父で「魅惑の妖精」亭の店長。ボディービルダー級の体格でありながらオネエ言葉で喋り、肌にピチピチの衣装とクネクネした物腰で振る舞うオカマである。口癖は「トレビア〜ン!」で、店の従業員には「ミ・マドモワゼル」と呼ばせている。なお、この体格は佐々木のスパルタ教育によって手に入れたことが第3章で明らかになる。長年に渡って店を経営しており、故に人を見る目は一流。そのため路頭に迷っていたミジー星人達に素質を見出し快く雇っている。

  • リシュモン:表向きは王国の司法権を担う「高等法院」の長であるが、裏では自らの職権を乱用する強欲な男であり、自分以外の人間は、利用するための道具としてしか見ていない。レコン・キスタなどの外部勢力と通じ、アンリエッタ主導のトリステインの乗っ取りを目論むが…。

  • チュレンヌ:トリスタニア貴族で徴税官を務めている。徴税官の地位をかさに着ており、女癖も悪い悪党であったが…。
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アルビオン王国

  • ウェールズ皇太子:浮遊大陸国家アルビオンの皇太子、アンリエッタの思い人でもある。原作ではすぐに死んでしまうがこちらでは出番も多い。貴族連合である反乱軍レコン・キスタにより、国王である父を失ったことを始め、降り掛かる数々の困難に、孤独感に苛まれながら、窮地に追い込まれるも、その絶望的状況を、数々の幸運と指揮能力で盛り返し、五分五分の戦況まで逆転させ、部下からの信頼も厚いが…。

  • オリヴァー・クロムウェル:貴族連合レコン・キスタの総司令官であるが、実際には秘書シェフィールドを通じたガリア王ジョゼフの傀儡にすぎない。だが内乱の最中ある勢力と絡んでいき…。

ガリア王国

  • ジョゼフ1世:ガリア王国の現王であり、タバサの叔父。魔法の才に乏しく『無能王』という蔑称を周囲だけでなく、臣下の間ですら囁かれているが、あくまで魔法の才に乏しいのであり、「執政者」としては有能。また、後に虚無の魔法の「担い手」であることも判明する。ウルトラマンと怪獣の闘いを目の当たりにし、『ウルトラマンの力』に興味を示す。そして自らに接触してきたチャリジャを通じ異世界の力に手を付けていくが…。

  • シェフィールド:ジョセフ1世に仕える女性。虚無の使い魔であり、「神の頭脳<ミョズニトニルン>」としてジョゼフの命の下、アルビオンの内乱においてレコン・キスタを陰で支援したり(後にヤプールに利用され、エライ目にあった)、チャリジャの持ち込んだ怪獣達を仕向けるなど、度々ルイズ達に立ちふさがる。

  • イザベラ:ジョゼフの娘であり、ガリアの王女…タバサの従姉妹に当たる。ジョゼフに似てか、魔法の才に乏しく、周囲からの軽蔑、加えて優秀なメイジであるタバサへの嫉妬、加えて親族から満足に愛情も注がれなかったため、性格は傲慢でわがまま所ではなく、臣下への『脅迫』も日常茶飯事で、タバサを死地に追いやるような命令を何度も下す為、周囲からの好感度は、最早最底辺より下を行っている…が、思い付きで行ったサモン・サーヴァントが、彼女の運命を大きく変えていく事に…

  • ジル:ファンガスの森に住む猟師で、タバサの戦いの師匠でもある。本作ではあるウルトラマンのおかげで生存しており、そのままファンガスの森に住み続けている。

ロマリア連合皇国


  • ジュリオ・チェザーレ:ヴィットーリオに仕えるオッドアイの美少年。虚無の使い魔であり、「神の右手<ヴィンダールヴ>」として各国の要人と接触しているがその正体は…。

過去の人物

  • ブリミル:ハルケギニアにおいて始祖と呼び称えられている伝説の人物。最初の虚無の使い手であり、その実力はケタ違いの高さを持つ。しかし性格は温厚で、とぼけたところのあるのんびりやであり、仲間たちの信頼も厚い。彼の一族、マギ族にはなにか重大な秘密があるようなのだが…。

  • サーシャ:ブリミルのパートナーであり、最初のガンダールヴでもあるエルフの少女。ブリミルには振り回されがちで、その度に容赦ないツッコミを入れている。あるウルトラマンと深い関係があるようだ。

『ウルトラシリーズ』の人々

  • 佐々木武雄:本来はゼロ魔のキャラだが、作中での扱いから考えてこっちに掲載する。

ウルトラ5番目の使い魔 『ウルトラマンエース×デルフリンガー』

  • ウルトラマンエース:本作の主人公その3。北斗星司の人格も統合されている。ルイズの召喚魔法により、才人とほぼ同時に召喚された。ルイズと才人とは、テレパシーで会話も可能で、時には2人への助言や奮起を促すなど、2人の戦友としてだけでなく、師匠でもあり、父親のように見守る姿も見せる。





    • ウルトラマンガイア/高山我夢:第1章におけるエアロヴァイパーとの戦いでルイズ達と邂逅。その後破滅招来体によりハルケギニアから飛ばされたタバサのため、藤宮と共に彼女に力を貸す。


これらの他にも、TAC、MAC、ZATなどの歴代防衛チームのOB、さらにマルチバースの利点を生かして別世界の防衛チームの登場などもある。

また、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』後の世界観のため、一部の登場人物の精神が別世界の同一人物のものとリンクする場面が存在する。


その他の人々

  • ルビアナ:本作のオリジナルキャラクター、3章から登場する。ゲルマニアの大貴族の娘で、美人で気立てが良くて頭もよいという完璧人間。ギーシュやモンモランシーと仲が良いが、どこか謎めいた不穏なところを持つ。視力が弱いために常に目を閉じている。

登場する怪獣・超獣・宇宙人

ヤプール勢力下の超獣・怪獣・宇宙人

第1章より

本作における悪の黒幕。メビウスの本編終了後(アーマードダークネス事件後)、またも復活を遂げ、地球ウルトラマン達への復讐を狙っていた所で、ハルケギニアにて日常的に行われている、『召喚魔法』…『サモン・サーヴァント』の際に発せられる微弱な時空震を辿り、ハルケギニアの存在する平行宇宙を発見。『異種族間の紛争』や『階級社会による圧政』によるマイナスエネルギーの発生が、日常茶飯事のハルケギニアは闇の化身であるヤプールにとっては格好の的であり、復讐の為に更なる戦力増強を企み、ハルケギニア侵略を決め、手始めにトリステインの首都にベロクロンを送り込み、宣戦布告を叩き付ける。

その後ハルケギニアの各地に侵略の手を伸ばし、作中では、あらゆる怪獣超獣を配下として蘇らせるだけでなく、かつてメビウス地球滞在時に擬態した、『黒衣の老人』として、幾度も暗躍し、『ゼロの使い魔』の登場人物達の心の闇に付け入り、利用し、欺き、絶対悪の鑑とも言える悪行を、存分に行う。

その姿や悪辣振りは正に『本物の悪魔』と言って、差し支えない。



メビウスにおいて『黒衣の老人』(ヤプール)が操っていた黒紫の霧で構成された蛇のような怪獣。実体を持たないが他の怪獣と同化する能力を持ち、同化した生物の能力や生体情報をコピーすることで乗り移った怪獣の肉体を媒介に変化・再現することができる。

本作ではヤプールが幾体も用いて、様々なウルトラシリーズの強敵怪獣を、裏技的に誕生させるなど、読者の予想を良い意味で裏切る展開を仕掛ける事も多い。


かつて、ウルトラマンメビウスたちの活躍により倒された、怪獣を捕食対象とし、貪欲な食欲を持つ『高次元捕食体』で、その食欲は一つの惑星の生物を絶滅させるほどで、ウルトラマンヒカリとも因縁深く、宿敵である。

本作では、怪獣墓場にて漂っていた所を、ヤプールに蘇生されるが、元々が我の強い性格の為、ヤプールの配下となる事には、不服な態度を隠さないが、逆らい続ければ、確実に怪獣墓場に叩き返される為、しぶしぶ従っている。

ハルケギニアでは、かつて地球で活動した際と同じく、『ボガールヒューマン』という女性の人間態として降り立ち、下等種であるレッサーボガールを率いて暗躍するが…

その凶暴性から、ヒカリだけでなく、ジャスティスからもサンドロスと同等の危険分子として警戒されることとなる。


ヤプールが、珊瑚と宇宙怪獣を合成させた、全身兵器の超獣。

かつて地球攻撃用に投入された超獣第1号にして、ハルケギニア攻撃用超獣第1号。

トリステイン王国の首都トリスタニアに出現し、全身からのミサイルと火炎で、大虐殺を敢行し、

首都の半分を焦土と化し、魔法衛士隊を始めとするトリステイン軍を、かつての地球防衛軍と同じく、全滅に追いやり、才人とルイズも殺害した。


本来は、サイコキノ星人という、グレイタイプの宇宙人の超能力によって、土から作られた、

モグラにも似た4足歩行型の怪獣で、肉体の構成物質の大半が鉱物粒子で形成されており、所謂「土人形」であり、厳密に怪獣ではない。

武器は前後に動く頭部先端のドリル状の角とヒレのついた巨大な前足。

本作の個体は、とある理由により、魔法の能力が向上した、怪盗『土くれのフーケ』の土魔法『クリエイト・ゴーレム』により、再現されている。


蛍と宇宙怪獣の合成超獣。

昆虫らしく鋏状の4本の腕を持ち、武器は、先端に鋏状の突起の付いた尻尾であり、蛍よろしく此処は発光体にもなっており、中に人間を閉じ込めることが出来る。

頭部からは、噴霧状の溶解液を噴射し、森を瞬く間に腐食させる威力がある。

通常より大きめの蛍に擬態することが出来、ヤプールの使いとして、とある人物をガディバと共謀して洗脳、傀儡とし、トリステイン全域にて『貴族連続殺人事件』を引き起こし、屋敷の住人から衛兵に至るまで、その溶解液を用いて、一片の肉片も残さずに喰い尽くし、白骨死体と変えてエネルギーを蓄えていった。


かつてウルトラマン80の地球滞在時に、四次元ロボ獣メカギラスを用いて地球侵略を企てた宇宙人で、集団で行動する。

ヤプールによりハルケギニア侵略を持ちかけられ、『トリステインの領土割譲』を条件に、ヤプールの配下として、持ち前の変身能力を駆使し、メイドや傭兵に変身し、トリステイン王宮に多数が潜入、トリステイン壊滅に向けて暗躍する。


四次元宇宙人バム星人が建造したロボット怪獣であり、かつてウルトラマン80と交戦した物の同型機。

四次元空間と三次元空間を自由に行き来することができ、武装は口からの破壊光線と、上顎から発射されるミサイル。前回地球を襲撃した機体と同様に、強力なバリアで身を守っており、正面からでは打撃攻撃はおろか、メタリウム光線すら通用しない。

かつては、このバリアは四次元空間でのみ使用することが可能だったが、改良され三次元でも展開可能となっている。


かつてウルトラマンレオと交戦した、宇宙人の同族。

宇宙の各地で快楽殺人犯的な犯行を重ねる為、『宇宙の通り魔』と悪名高き、凶悪宇宙人で、ヤプールに招致され、ハルケギニアに襲来した。

両腕を宇宙金属性の長剣に改造しており、その切れ味は、建築物をバターのように容易く切り裂く威力がある。等身大では全身タイツのスリムな人型宇宙人だが、巨大化すると全く印象の異なる爬虫類型怪獣のような姿に変化する。

最初は巨大化形態で、白昼のトリスタニアを襲撃、エースと交戦するも顔面にダメージを受け撤退、その後、顔面にダメージを負ったまま、等身大の姿で夜のトリスタニアに降り立ち、昼間の憂さを晴らすかのごとく、平民、貴族問わず、辻斬りの如く斬り殺し続け、トリスタニアを惨劇の坩堝に叩き落とす。


『M78スペース』のテロ星出身の宇宙人で、全身緑色の体色とアラビア風の印象を持ち、

その物騒な名に全く恥じず、宇宙の各地で侵略行為を重ねている、悪名高き宇宙人。

武器は、左手から発射する弾丸「テロファイヤー」と、巨大な刀「テロリストソード」。

他にも肩のムチやテレポーテーション能力も持っており、巨大化の際は全身からガスを噴出させる。

ガスをエネルギーにしているため、ハルケギニアでは、まだ手付かずの豊富なガス資源を手に入れる為、ヤプールの配下となり、ハルケギニアの調査資料を持つミラクル星人に狙いを定める。


かつてウルトラセブンと戦った個体の一族。

衰退していく母星の仲間のため、やむなくヤプールに従い、生命カメラでトリステインの犯罪者達から生命エネルギーを奪っていくが…。


ヤプールの傘下として王党派の役人に扮し、アルビオン中から住民を集める。


ヤプール配下として、王党派を陰で操る。


ヤプールによりブラックスターの破片から作り出された生物兵器。アルビオンの戦いにおいてノーバブラックテリナサタンモアが投入される。


ヤプールのエージェントとして、とある人物に化けて暗躍する。


ヤプールによりハルケギニアに呼び寄せられ、更にガディバによりパワーアップを遂げる。それによりA達を追い詰めていき…。


第2章より

ミミー星人の手により、地球各地で集められた軍艦が結合させられて作られた動く要塞。

WW2での戦艦、空母、巡洋艦その他がゴテゴテに組み合わされているが、その火力は街ひとつを軽く灰燼に帰するほど。

しかもバラックシップの外装の中にアイアンロックスが組み込まれた二重構造になっている。

そのアイアンロックスもかつての大和単体とは異なり、武蔵や信濃まで合体した超巨大戦艦となっており、ケタ違いの火力を誇る。

才人たちにとって恐るべき強敵となったが、その後は数奇な運命を辿ることとなる。


東方(オストラント)号の出港妨害のために出現。とある10人の人物達に分離・合体する。


ヤプールの配下として、様々な怪獣・超獣と共にアディールのエルフ達を恐怖のどん底へと落としていく。


ヤプールがギロン人をベースに、アディールにおいて倒された怪獣・超獣・宇宙人の怨念・ガディバを融合させて誕生させた怪獣。

EX超振動波、尻尾による串刺し「テールスピアー」を駆使し、ウルトラ戦士たちを追い詰めていくが…。


第3章より

元々ヤプールに雇われた宇宙人だったが、第2章の終盤におけるヤプールの敗北のすきをついて単独行動を起こす。

ハルケギニア中の風石をギラドラスを使って採掘し各地で大陥没を引き起こす。この影響で、その後各地でキングザウルス三世を始めとする地底怪獣が出現することとなる。

なお、この回以降随所に某MADネタが盛り込まれていく…。


かつてキングジョーを使役し、ウルトラセブン・ウルトラ警備隊を苦しめた宇宙人。

本作ではかつての母星での内紛で宇宙を放浪していた一団が、第2章の終盤における敗北からの立て直しを図るヤプールにより招待された。

人間をヒュプナスに改造するなど高度な技術力を持つが、その頭目はヤプールでさえまともに理解できないほどの狂気を秘めている。


トリステインのある湖でエレキングの養殖をおこなおうとしていた。

例によって二人組だが、性格は大きく異なる。


ピット星人によって大量に養殖されようとしてたが、その前に企みが露呈して育ちきっていた一匹が戦いに駆り出された。しかし育っただけで戦闘技術などはなにも教わっていないために弱い。

後にマックス版の幼体と、平成セブン版の個体が登場。こちらは近づくこともできないほどの高熱を発する強敵。


ガリアのある街の地下で兵器工場を動かしていた宇宙人。

ペダン星人の頭目に脅されて働かされていたが、リーダーが倒されたことで母星に帰還することを決める。しかし……


複製EXゴモラに襲われていたルイズたちの前に現れたゴモラだが、コスモスを攻撃して倒すなど挙動がおかしく、EXゴモラの攻撃で本性を現した姿。

この回は特にパロディ満載で、メカゴモラのオマージュ元になったロボット怪獣を彷彿とさせる演出が豊富に盛り込まれている。

果ては対G用機動型飛行ロボット男前なロボット戦車やさらには俺のこの手が真っ赤に燃えるなネタもあるので特撮好きなら探してみるのも一興。


宇宙最強との呼び声も高い強力なロボット怪獣。

ウルトラマンダイナのフラッシュタイプ、ストロングタイプの攻撃も一切寄せ付けない頑強さとパワーで暴れるが、我夢と藤宮の製造したライトンR30で破壊される。

しかし、その直後……


ガリア王国勢力下の怪獣・宇宙人

配下とする多くの怪獣や宇宙人は、ウルトラマンティガとウルトラマンダイナの出身世界である、『ネオフロンティアスペース』を出身とする者が多く、怪獣バイヤーである、宇宙魔人チャリジャをパイプ役に、ジョゼフのゲームの駒として招致されるものが多い。

第1章より

異次元からやってきた謎の怪人で、フリーの“怪獣バイヤー”を生業としている。

商業の際は、白塗りのチャップリンのような風貌の太っちょ紳士の姿で活動しているが、正体は、ケムール人のイメージに近い外見をしており、手から青い破壊光弾を発射して敵を攻撃することも可能。商業者としての面の他に、怪獣による破壊活動も嬉々として行うなど、侵略者としての側面も持っている。

所持品として、タイムトラベル装置が入ったカバンと、飛行機能の付いた蝙蝠傘を持ち歩いており、物質透化能力を使って壁から顔だけを出して屋内の様子を確かめたりすることが出来る。

本作では、お気に入りの怪獣であるヤナカーギーが、ティガに倒され逃走中の所を、とある理由により、ハルケギニアに来訪する事になる。

正確にはジョゼフの配下ではないが、紆余曲折ありながらも、ガリア王ジョゼフを顧客兼スポンサーとして、様々な怪獣を商品としてジョゼフに提供すると同時に、『ネオフロンティアスペース』の宇宙人達のパイプ役として、ハルケギニアへの招致を条件に、ハルケギニアの全国共通の通行手形を発行してもらい、ハルケギニア中を回り、商品の怪獣を収集する等、逞しい商魂を発揮している(ハルケギニア住民にとっては傍迷惑であるが)。

後に第2章でハルケギニアを去るが、その後も彼の置き土産や次元をまたいだ人脈がハルケギニア中に大きな波乱を招くことになる。


チャリジャがハルケギニアで最初に出現させた怪獣。

最初はチグリスフラワーとしてガリア王国の首都リュティスのプチ・トロワの庭園に出現し、原作同様警備の犬を捕食したことで異変を知った花壇騎士の攻撃により変貌を遂げた。

右手の鞭、左手の鎌、腹部の口とそこから出す溶解液が武器となっており、これらの武器によりプチ・トロワを壊滅させるも、駆け付けたティガにより撃破される。

この戦いが、その後ガリアの要人達に大きな影響を与えることとなる。


第2章より

『ネオフロンティアスペース』出身の宇宙人。

縮小光線銃によりターゲットをミクロ化し、奴隷として確保していく。

ジョゼフから余興の依頼を受けた、怪獣バイヤー・チャリジャの紹介で、リュティスにおいて奴隷狩りを開始、『ネオフロンティアスペース』での失敗を巻き返そうとするが…。


かつて『ネオフロンティアスペース』の地球の超古代文明の崩壊の一因となった植物。

今作ではクローン体がチャリジャによってもたらされ、花粉の効果が半径数キロと小さくなり効果が弱体化した半面、夜間でも能力が持続可能となっている。

花から噴出する強力な幻覚作用の花粉によってタバサ達を苦しめるが…。


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第3章より

かつてゴルゴン星人が使役した宇宙怪獣であり、不死身の再生能力でウルトラマン80を苦しめた。

今作ではチャリジャの置き土産として登場し、シェフィールドがガリア・ロマリア間の戦争においてヨルムンガントと共に使役し、破壊の限りを尽くしていくが…。


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チャリジャの紹介を受けハルケギニアにやってきた宇宙人。

悪魔・コウモリのような風貌、慇懃無礼な敬語口調、後に宇宙を揺るがす同胞の存在など某宇宙人を彷彿とさせる存在である。

タバサとジョゼフの王位継承戦に飛び入り乱入し、なんらかの条件を提示することで急速にジョゼフ達に取り入っていく。その後は怪獣墓場から怪獣達を蘇らせる、ハルケギニア中の人間の記憶操作を行う、様々な人間の感情を収集するなど、自らの目的のために暗躍を続けるが…。


かつてウルトラマンメビウスを黄金像にした宇宙ストリートファイター。

???の手により復活を果たすもウルトラ戦士に挑戦しようと単独行動を起こし…。


かつてウルトラマンジャックを倒した強豪怪獣。

???の手により復活を果たすも何者かの手により勝手に改造されてしまいショック死してしまう。


別次元由来の戦闘ロボットであり、胸部から物体を宝石にかえる光線を放つ。

???の手により次元のはざまで回収され、自らのシナリオの妨害者のあぶり出しに活用されていくが…。


目にも止まらぬ速さで移動する能力を持つ宇宙人。

どうやら何者かに恨みを抱いているらしく、その手段として何かを狙ってルイズたちを襲撃してくる。

???から切り札として強大な力を封印された人形を預かっているが…。


  • 古代怪獣EXゴモラ

2章に登場したEXゴモラを元にしたコピー。つまりコピーのコピーとなる。

実力はかつての個体には及ばないが、それでもコスモスを苦戦させるほどはある。

突如現れたゴモラと戦うが、本性を表したメカゴモラを相手にあの映画この映画そんな映画みたいな戦いを繰り広げることになる。


ロマリア連合皇国勢力下の怪獣・宇宙人

戦力とする怪獣たちは、『ウルトラマンガイアの世界』出身の怪獣(根源的破滅招来体)を中心に構成されており、本作では、ハルケギニアにおいて、怪獣のみならず、吸血鬼をはじめとする妖魔も傘下に加えている。


第1章より

積乱雲に似たエネルギー体に潜み、時間軸を歪曲させることが出来るワイバーン型の怪獣。エネルギー体の内部では時間が独自の進み方をしており、頭部の触角を発光させることによって発動する時間移動能力により、過去と未来を行き来している。

今作では平行宇宙に存在するウルトラ戦士の抹殺を目論む根源的破滅招来体により、ガイア世界だけでなくハルケギニアが存在する宇宙・M78スペースにも出現する。


第3章より

クラゲのような姿をした不定形怪獣。

この次元ではない別次元に存在しているため実体が無く、それゆえに一切の攻撃が通用しない。しかし自分からは破壊光線を放ったり、周辺の建造物を砂に分解する能力を持つため非常にやっかいな怪獣である。

エースの力でも撃退不能かと思われたが……。


サビエラ村に潜伏しているある人物が変身する怪獣。

闇を好み闇を操り、突風や催眠光線など多彩な能力を持つ。


キュラノスに変身する人物に使役されている。鱗粉に人間をしびれさせてしまう毒を持つ。


根源的破滅招来体の使いとして、とある人物の姿でロマリアを陰で操っていく。


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タバサの冒険』編の登場怪獣

かつて初代ウルトラマンと交戦した怪獣の別個体。

背中に二枚の甲羅がある四足歩行の爬虫類型の怪獣で、耳元まで裂けた大きな口と丸いカエルのような頭が特徴。歩く速度は遅いが、防御力が非常に高くウルトラマンのスぺシウム光線も、その体表で、平然と耐えきっている。

口から吐く毒ガス「ダークセント」は、10㎞四方の鳥獣を死滅させるほどの濃度の二酸化硫黄を含んでおり、尻尾の戦端は二股に分かれており、その部位からビームを発射する。

甲羅は普段は閉じているが、興奮すると開き、中の派手な警戒色のような模様を見せつけて威嚇するが、

この際は、弱点でもある腰の付け根の心臓部分が剥き出しになる為、最大の隙にもなっている。

また、自身の絶命が近いことを悟ると、自身の縄張りに戻る習性も持っている。

本作では、ガリア王国とロマリア連合国の国境付近の火山帯『火竜山脈』の火口に潜み、度々「ダークセント」を吐き出し、周囲の草花を枯らす等の活動に収まっていたが、火竜山脈の調査に赴いたタバサ達の前にその姿を現し、人口密集地に向けて進撃を開始する。

山脈に棲息する火竜の群れのブレスの一斉放射も、その高い防御力で平然と耐え抜いた上、得意の「ダークセント」により、一瞬で返り討ちにしてしまう。

また、新たな習性として、煤煙を好んで吸引し、軽いガスを吐いて物体を浮き上がらせる場面を見せている。

山脈付近の村を蹂躙し、タバサ達と交戦、強豪怪獣の戦闘力を見せつけ、タバサ達を苦戦させるが、弱点である心臓を見抜かれ…。


昆虫のような頭部と、サソリの尻尾のような触覚を持ち、他の星の種族をターゲットとした、ハンティングゲームを好む、『ネオフロンティアスペース』出身の残忍な宇宙人。

等身大時と巨大化時の姿が異なり、人間への変身能力と、驚異的な跳躍力を持つ。

巨大化時は、怪獣に近い姿になり、武器は、等身大時、巨大化時共通して、頭部の触角から放つ怪光線で、命中した標的を一瞬で灰と化す威力がある。

戦力として、機動力の高い宇宙船も所持し、その宇宙船からも同種の怪光線を発射可能。

ジョゼフから余興の依頼を受けた、怪獣バイヤー・チャリジャの紹介で、ガリア王国の村の一つで、翼人との抗争が絶えないエギンハイム村の森林に降り立ち、姿を隠しながら、翼人からは翼を、翼人討伐に赴いたメイジからは、杖を収集するハンティングゲームを行うが、翼人討伐任務に訪れていたタバサ達の前に、遂にその姿を見破られ…。

また、故郷であるムザン星には、持つ者の性格を凶悪に変貌させる魔石が存在する。


獲物をバリアーで囲い込み、逃げられなくしてから餌食にする宇宙怪獣。

その能力からムザン星人の尖兵として使われ、他にも多彩な能力を生かして暴れる。

その後は野生化し、たびたび騒ぎを巻き起こすこととなる。


ファンガスの森の地下に眠らされていた合成怪獣。かつてファンガスの森のキメラたちを製造した貴族たちに協力していた科学者(ダイナに登場したオオトモ博士)が製造したらしい。

ほかのキメラたちとはケタ違いの強さを誇り、多彩な能力を持つ。


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『烈風の騎士姫』編の登場怪獣

烈風の騎士姫編の諸悪の根源。

非常に高い知能と、狡猾さと残忍さを併せ持つ怪獣。



その他の勢力

例の3バカ本人。どういうわけかハルケギニアに迷い込んでいた。

性懲りも無く野望は捨てていないけれども芽は出ない。

第3章において???の力を借りてウルトラマンダイナへのリベンジを果たそうとするが…。


『ネオフロンティアスペース』からやってきた精神生命体。

本作ではロマリアに新興宗教を立ち上げ活動しており、腐敗したブリミル教に見切りをつけた貧民の支持を集めていたが…。

彼らとの戦いは才人に大きなトラウマを与えることになる…。

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野生の怪獣

原作『ゼロの使い魔』の舞台である『ハルケギニア』原生の怪獣が多くを占め、中には友好的な怪獣も多く存在する。

また、話の展開で様々なマルチバースが舞台になることもあり、登場する怪獣も多岐にわたる。

ハルケギニア

かつてメビウスと交戦した宇宙怪獣。

本作では群れで行動する描写も見られる。


かつて旧GUYSを壊滅させた怪獣の同族。

本作では前述のアリゲラ同様、ヤプール達による時空波の乱れによりハルケギニアにも飛来した。


かつて異形生命体サンドロスによって多数作られた怪獣兵器の残党。

野生化して暴れまわっており、ジャスティスに追撃されていた。


かつてウルトラマンふたりを葬ったこともある恐るべき大怪獣。才人もそのことをかなり恐れていた。

テロチルスと共にエースと壮絶な空中戦を繰り広げるが、鳥ゆえのある弱点を見破られて倒される。

後に別個体が地球に出現してレオ兄弟と戦った。


タバサの屋敷に突如現れた超獣。なぜかタバサの父が昔弾いていた曲を奏でだす。


M78スペース

設定を反映してネス湖から出現する。

その後、照明弾におびき寄せられたりレイキュバスと岩をぶつけあったりした。


ワームホールを通ってM78世界の地球に突然出現した怪獣。どこかの宇宙から飛ばされてきたらしい。

GUYSと交戦後に海に逃れてイギリスまでたどり着き、海におびき出されてきたジラースと対決する。

しかしジラースにハサミをもぎとられて負けてしまった。

レイキュバスのほかにも、M78世界の地球にはワームホールを通じ、デマゴーグ姑獲鳥ラグストーンなどが出現した。


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味方の怪獣,宇宙人


フクロウを擬人化したような外見を持ち、向学心が強く、心優しい宇宙人。

本作のミラクル星人は、才人の故郷である『M78スペース』とは別の、『ハルケギニア宇宙のミラクル星』の出身だが、こちらでも、『M78スペースのミラクル星』と同じく、科学は発達しているが文化は遅れているため、ハルケギニアの文化・風俗の研究のために来訪、人間に変身し滞在していた。


モグラが特殊栄養剤・ハニーゼリオンを摂取したことで、巨大化した怪獣。

怪獣との名を冠してはいるが、特殊能力は持ち合わせず単に『大きなモグラ』である。

が、その食欲と移動の際に、以前の個体は、農場などに大きな被害を出している。

今回の個体は、モンモランシーが調合に失敗した『惚れ薬』が、何故か『ハニーゼリオン』

に変質し、それをギーシュの使い魔の大モグラ『ヴェルダンデ』が摂取した為に、巨大化した。

巨大化したヴェルダンデを見たギーシュや、事情を知ったモンモランシーは、無論驚きを隠せなかった。

この事件にて、モンモランシーに魔法薬精製の恐ろしいまでの才能と、ギーシュのヴェルダンデへの愛情の深さを垣間見る事が出来る。

あまりの巨体に、対処に困る面々だったが、この状況が思わぬピンチを切り抜ける要因となっていく。


コスモスに登場したものとは別個体だが、やはり人間に友好的な性格には変わりない。

高い知性を有しており、わずかだがシルフィードに語りかける場面があった。

実は6000年前の大災厄の時代から生きており、その当時はブリミル・サーシャ達と行動を共にしていた。


リドリアスと同様元々ハルケギニアに生息している個体である。本来は凶暴な性格で、リドリアスとは天敵関係にあるが、今作では6000年前の大災厄の影響から、リドリアスとは盟友の関係となっている。


ミミー星人にたぶらかされ、ハルケギニアの海洋調査にやってきたM78スペースの宇宙人。しかし案の定騙されて宇宙船を破壊され帰れなくなっていた。

基本的に友好的な性格だが敵対者には容赦しない。本作にはティア、ティラという名前の姉妹が登場。ティアのほうが奔放で、ティラのほうが理知的だが二人ともノリはいい。また、恩を受けたらどんなことがあろうと必ず返すという文化を持ち、彼女たちは後々大きく頼りになっていく。


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関連項目

ウルトラマン

ゼロの使い魔

ウルトラマンタイタス才人の中の人が声優を務める、新作で活躍中のウルトラマン。

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