基礎データ
全国図鑑 | No.0625 |
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イッシュ図鑑(BW) | No.131 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.224 |
マウンテンカロス図鑑 | No.049 |
アローラ図鑑(USUM) | No.338 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.159 |
ガラル図鑑 | No.247 |
ヨロイ島図鑑 | No.030 |
パルデア図鑑 | No.368 |
キタカミ図鑑 | No.187 |
ローマ字表記 | Kirikizan |
ぶんるい | とうじんポケモン |
タイプ | あく/はがね |
たかさ | 1.6m |
おもさ | 70.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | まけんき/せいしんりょく/プレッシャー(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひとがた |
他言語版の名称
ドイツ語 | Caesurio |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Bisharp |
フランス語 | Scalproie |
韓国語 | 절각참 |
中国語(簡体字) | 劈斩司令 |
中国語(繁体字) | 劈斬司令 |
進化
コマタナ→キリキザン(レベル52)→ドドゲザン(かしらのしるしを持ったキリキザンを3体倒してレベルアップ)
概要
コマタナが進化した姿。進化前から身長と頭身が大幅に上昇して、ほぼ完全な人間型体型となった。
モチーフは日本の鎧だが、全身スーツ風の姿でプロテクター状のパーツが生じるなど、まるで戦隊ヒーローや仮面ライダーを思わせる様な非常にクールで格好良い容姿になった。
名前の由来は恐らく「切り刻む+斬」から。
コマタナの群れのボスであり、裏切りは絶対に許さない主義で、手下たちが裏切ることがないよう常に目を光らせているという。獲物を攻撃する際はコマタナに任せ、獲物が傷ついて動けなくなるとキリキザンが止めを刺す。
あくタイプの名に違わず、勝つためには手段を選ばない非情な性格で、相手に止めを刺す時にも表情を一切変えないほど。
USUMに出現する個体も、乱入バトルの際に同じキリキザンではなくコマタナを呼び出してくる。群れの部下に増援を指示しているのだろうか。
他のキリキザンとはボスの座を巡って争い、敗れると群れから追放される。しかし、そんな彼らでも頭の刃が刃毀れすればいかなる理由であろうともボスを引退するらしい。
コマタナの時と同様に体の刃は砥石で手入れをするようで、オノンドとは質の良い研石を巡って対立するライバルの関係にある。
パルデア地方では、彼らの鋭利な鋼を武器の素材として狙うナカヌチャン系統という天敵が生息しており、たびたび群れを強襲されている模様。だが種自体はむしろ北東エリアを中心に繁栄しており、数匹のコマタナを従えたキリキザンをよく見かける。
群れ同士が出会うと合戦が始まり、負けた群れは勝った方に吸収されて規模が拡大していく。こうして幾多の合戦に勝利し、最も多くの勢力を従えたキリキザンのみが群れの総大将へと成り上がるのだという。
ゲームでの特徴
ブラック・ホワイト / ブラック2・ホワイト2
野生では『BW』でのみ11ばんどうろの濃い草むらに出現する。
ストーリーにおいては、プラズマ団の七賢人にして黒幕・ゲーチスの手持ちとして立ち塞がるが、続編の『BW2』では手持ちから外れている。
X・Y
キリキザンは野生では出現しないが、プリンをゲットしていればエイセツシティの民家にいるパンクから「キール(♂)」を交換で貰う事が出来る。
ストーリーでは、フラダリラボにて、フレア団科学者の一人・バラの手持ちとして立ちはだかる。
オメガルビー・アルファサファイア
過去作から連れてくる必要がある。
サン・ムーン / ウルトラサン・ウルトラムーン
ストーリーにおいては、『USUM』で四天王となったマーレインの手持ちで立ちはだかる。
また、本作のクリア後イベント『エピソードRR』ではゲーチスの手持ちで再登場。
Let's Go!ピカチュウ・イーブイ
当然ながら未登場。
ソード・シールド
ワイルドエリアの「きょじんのこしかけ (固定シンボル・全天候)」「エンジンリバーサイド (固定シンボル・吹雪時)」「げきりんのみずうみ (シンボル・草むら・吹雪時)」、DLC『鎧の孤島』ではヨロイ島の「チャレンジロード (固定シンボル・曇)」「たんれんへいげん (固定シンボル・曇)」、DLC『冠の雪原』ではダイマックスアドベンチャーに出現する。
ストーリーでは、クリア後イベントにおいてシーソーコンビの兄・ソッドの手持ちで登場する。
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
未登場。
LEGENDSアルセウス
未登場。
スカーレット・バイオレット
まさかの追加進化を獲得。第五世代追加勢ではこれまでにリージョンフォームのみが追加進化を得た例、リージョンフォームで異なるポケモンに進化する例、地域によって進化が分岐する例が存在するが、原種が追加進化を果たしたのはキリキザンが初である。
また、2段階進化の中間進化ポケモンとなったことで、ジヘッドやドロンチを超える進化レベルが最も高い(レベル52)中間進化ポケモンになった。
野生では「北2番エリア」「エリアゼロ」、DLC『ゼロの秘宝・碧の仮面』ではキタカミの里にある「とこしえの森」に生息。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
65 | 125 | 100 | 60 | 70 | 70 | 490 |
かくとうタイプが4倍弱点になってしまうが、無効2タイプ、いまひとつ(1/2)9タイプ、一致技だけで全タイプに等倍以上で攻撃出来る優れたタイプ構成である。
能力値は「こうげき」と「ぼうぎょ」が高く、特に「こうげき」はあく・はがねの両タイプから見てもかなり高水準である。
特性「まけんき」で、相手の「いかく」や「なきごえ」等と言った攻撃を下げる技がこちらの攻撃を強化する技となる。
そのイメージに似合う「つじぎり」や「ハサミギロチン」等を覚え、ハートのウロコを使う事で「メタルバースト」を覚える事が出来る。但し、はがねタイプの技が不足気味(より似合うであろう同タイプの切断系の技は現時点で存在しない)なのがネック。
ドラゴンを半減するはがねタイプと「おいうち」や「ふいうち」が一致で撃てるあくタイプの組み合わせなのでラティオスに後出しで対抗できる。
能力値は不足気味だが、他がジュエルや鉢巻の追い撃ちや不意打ちを使って倒す中、こちらはタイプ一致で威力を補強出来るので、空いた持ち物枠にオボンの実等の回復アイテムを持てるのが利点。優れた耐性を持ち、尚且つ「でんじは」「みねうち」を両方習得出来るという事で、捕獲要員として重宝するプレイヤーもいる。
難点はやはりかくとうタイプの攻撃に非常に弱いこと。
物理耐久が高く、マッハパンチが使えるローブシンや特攻の高いルカリオ、強力なとびひざげり使いのコジョンド、ズルズキンは正に天敵。
ましてやルカリオとズルズキンはこちらの技の殆どが通用しない。(ルカリオははがねタイプ、ズルズキンはあくタイプを併せ持つ為)ローキックが覚えられる分まだ対処が可能かもしれないが…。
第六世代
環境が一変。
- フェアリータイプやファイアロー、メガボーマンダの登場でかくとうタイプが抑制された
- 「マジカルシャイン」の登場でエスパータイプがあく対策を命中率の低い「きあいだま」に頼る必要がなくなり、採用が減った。
- あくタイプの技がはがねタイプにも等倍で通る様になった。
- 「はたきおとす」が大幅に強化され、あくタイプの強力な主力技を手に入れた。
- あくタイプにもかかわらずはがねタイプでもある為、新規追加されたフェアリータイプに滅法強い。フェアリーが苦手とされる物理寄りの種族値なのも大きい。
と、キリキザンにとっては追い風が重なった。これにより、特性「まけんき」「せいしんりょく」を生かしやすいダブル・トリプルでの活躍機会が増え、レーティングバトルのダブル・トリプルの使用率ランキングでも上位に入る様になった。
第八世代
主力技であった「はたきおとす」が過去作限定となり、「おいうち」が技自体削除されてしまった。サブウェポン候補の「つばめがえし」も没収され、ただでさえ威力不足気味だった技の選択肢が狭まることに。
しかし新要素のダイマックスによって「まけんき」の発動機会は大幅に増えた他、現在の対戦環境で猛威を振るうドラパルト、ミミッキュ、ガラルサニーゴといったゴーストタイプに軒並み強い点は大きな長所。活躍の機会はまだまだ失われていない。
総じて対戦での運用には知識や読み合いが必要な場面が多く、使いこなすにはプレイヤーの腕が試される玄人向けのポケモンと言えよう。
第九世代
追加進化が加わった為、しんかのきせきが適応するようになり、元々防御種族値が100もあるため、物理受けとしての起用も十分に可能となった。物理耐久特化時の物理耐久指数43000はSV初期に存在するしんかのきせき対応ポケモンとしては、しんかのきせきと種族値だけを考慮した場合、全ポケモン中1位である。
ただし、進化するにあたってHPの種族値が大きく伸びるため、実はきせきキリキザンと素のドドゲザンではそんなに耐久力が大きく違わない。ドドゲザンがオボンのみでも持てばそっちの方が耐久力が高くなるため、キリキザンにきせきを持たせる必要があるかというのは微妙なところである。回復技も持たないためそもそも受け続けるには向いていないと言う事もある。
持たせるなら素早さの違いで差別化したい。「でんじは」や「ステルスロック」でサポートする型なら候補、といったところか。ドドゲザンで同じ事をすると「ローキック」や「がんせきふうじ」で追い抜けないでんきタイプ・じめんタイプが出てしまうので不向き。
それらの長所を鑑みても「ドドゲザンでいい」と言う評価に陥りがちではあるが。
また、同作では新特性として斬撃技の威力が上昇する「きれあじ」が登場。キリキザンを含むコマタナ系統にとっては見るからにぴったりの特性であり、同じく剣士モチーフのエルレイドは特性「トレース」のキルリアが進化する個体が獲得したが、進化先の新特性の影響もあってか、残念ながらコマタナ系統はこの特性を受け取れなかった。無念。
使用トレーナー
ゲーム版
- ギーマ:四天王(イッシュ)
- ゲーチス:プラズマ団七賢人
- トウヤ:ポケモントレーナー
- トウコ:ポケモントレーナー
- ダークトリニティ:プラズマ団
- ハチクマン:怪人
- ベル:ポケモントレーナー
- キョウヘイ:ポケモントレーナー
- メイ:ポケモントレーナー
- バラ:フレア団科学者
- グズマ :スカル団ボス
- マーレイン:四天王(アローラ)
- ソッド:ポケモントレーナー
- ミツナリ:ポケナガ・ユニークブショー
アニメ版
漫画版
- ギーマ(ポケスペ)
- バラ(ポケスペ)
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- ラングレーのキリキザン
- BW102話
- バージルの兄・デビーのポケモンで登場。
- ヘイダユウのキリキザン
- アランのキリキザン
- CV最上嗣生
- カロスリーグ決勝戦ではアランが使用。3番手で登場し、ルチャブル・ヌメルゴン・ゲッコウガと対戦。
- 開始直後に「でんじは」を放ってルチャブルの動きを鈍らせ、「ハサミギロチン」で一撃必殺を狙うが「シザークロス」で防がれる。その後、追撃の「とびひざげり」を身を反らせてかわし、「ハサミギロチン」を決めてルチャブルに勝利。この時、一度モンスターボールに戻される。
- その後、サトシがヌメルゴンを出してきた所で再び登場。「アイアンヘッド」と「きあいだま」の連続攻撃で攻めるも耐えられ、「がまん」による反撃を受ける。しかしこれを耐えて「アイアンヘッド」で更に攻め、最後は「りゅうのはどう」を「ハサミギロチン」でかき消し、そのまま「ハサミギロチン」を決めてヌメルゴンに勝利した。
- しかしこれまでに受けたダメージが大き過ぎた為か、続くゲッコウガ戦では「アイアンヘッド」を「かげぶんしん」でかわされた後、ヌメルゴン戦時の「あまごい」によって威力が増した「みずしゅりけん」の一撃を受けて敗北した。
- 前述の通り、XY編におけるサトシの手持ちの中でも実力の高いルチャブルやヌメルゴンを倒していることから、アランの手持ちの中ではリザードンに次ぐ実力者と思われる。
- リーグ決勝時点で習得している技は「でんじは」、「ハサミギロチン」、「アイアンヘッド」、「きあいだま」。
- XY&Z編:上記の2体の他、フレア団のメンバーも所有していた。
その他
BW | 120話 |
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新無印 | 2話・47話 |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 第16話
- エクスプローラーズのスピネルに雇われた男のポケモンで登場。フリード博士のキャプテンピカチュウとバトルしたが、敗れた。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
10章ではギーマの手持ちが登場。「切り札」としてバトルで活躍しており、防御を上げた相手も一撃で倒している。
12章ではフレア団のバラの手持ちが登場し、最終決戦でトロバを追い詰めるがトロバのフラエッテとワイのけろけろ(ゲッコウガ)に敗北する。
余談
キリキザン以降に登場した剣士・武者系の雰囲気を持つポケモンは、不意打ち上等・戦略的撤退も辞さないグソクムシャ、非情な性格で敵を滅多斬りにするヒスイダイケンキ、鎧の呪縛に駆られて夜襲から騙し討ちまでなり振り構わぬ戦いを展開するソウブレイズと、何故か全体的にダーティーな戦術を好むポケモンが多い。
一方、性質が正反対でありながらデザインの方向性が似ているエルレイドとのコンビは非常に映える。何気に互いの弱点をカバーし合えるので相性も良い。
わるい草月氏がPixiv上で連載中の漫画シリーズエルサナ劇場でも、揃ってレギュラーキャラクターとして登場している。
関連イラスト
関連タグ
0624.コマタナ→0625.キリキザン→0626.バッフロン
関連ポケモン等
第9世代追加進化
No | 進化前 | No | 追加進化1 | No | 追加進化2 |
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0057 | オコリザル | 0979 | コノヨザル | - | |
0194 | パルデアウパー | 0980 | ドオー | - | |
0203 | キリンリキ | 0981 | リキキリン | - | |
0206 | ノコッチ | 0982 | ノココッチ(2/3) | - | |
0625 | キリキザン | 0983 | ドドゲザン | - | |
0840 | カジッチュ | 1011 | カミッチュ | 1019 | カミツオロチ |
0884 | ジュラルドン | 1018 | ブリジュラス | - |