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pixivでの注意

些細なことだがpixivでは単に「ラッキー+ポケモン」で検索するとブラッキーも引っ掛かるため、「-ブラッキー」を入れた方がよい。

基礎データ

全国図鑑No.0113
カントー図鑑No.113
ジョウト図鑑No.217
シンオウ図鑑No.097
アローラ図鑑No.040
ヨロイ島図鑑No.007
ヒスイ図鑑No.087
パルデア図鑑No.044
ローマ字表記Lucky
ぶんるいたまごポケモン
タイプノーマル
たかさ1.1m
おもさ34.6kg
せいべつ100%♀
特性しぜんかいふく/てんのめぐみ/いやしのこころ(隠れ特性)
おとしものピンプクのおとしもの
タマゴグループようせい

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語ラッキーlucky(英語で幸運な)
英語・スペイン語・イタリア語Chanseychance(偶然、運命)+chancy(偶然の)
ドイツ語ChaneiraChance(偶然、運命)+Ei(卵)+rar(珍しい)
フランス語Leveinardle veinard(幸せなもの)
韓国語럭키日本語名の音写
中国語吉利蛋吉利(縁起が良い)+蛋(卵)

進化

ピンプクラッキー(「まんまるいし」を持たせて朝・昼・夕方にレベルアップ(LEGENDSアルセウスでは朝・昼・夕方に使用))→ ハピナスなつき進化

概要

『赤・緑』から登場しているポケモンで、桃色のタマゴのような丸っこい外見をしており、耳のような髪の毛が3束ずつ左右に付いている。

お腹にはカンガルーのようなポケットがあり、ここにいつもタマゴを入れては、割らないように気をつけて歩きながら温めている。

このタマゴは非常に美味しいうえ栄養満点であり、滋養に富むためヒスイ地方時代は「医者いらず」とも呼ばれた。毎日そんな無精卵を産んでは、傷ついた人や仲良くなったポケモンに分け与えてくれる、清らかで心優しい性格。

その名の通り、捕まえたトレーナーに幸運をもたらすといわれているが、生息数はかなり少ない上、体型によらず逃げ足もかなり速い事から捕まりにくい。

これは昔から、極上のタマゴを欲しがった肉食性のポケモンや人間に狙われ乱獲されてきた為で、元は鈍かった動きも生き残るために発達していったとの事。

珍しく"図鑑の記述が現状と一致している"ポケモンといえ、こうした経緯から悪人には卵を渡さないという。

当然タマゴは高級な食材として扱われ、アローラ地方のバトルバイキングでは「ラッキーオムレツ」というタマゴを使った料理があり、人気ですぐに無くなってしまうという。ガラル地方でも彼女たちのタマゴが「ゆでたまご」として売られ、カレーの食材となっている。

性別は♀しか存在しないのだが、『赤・緑』当時は性別の概念がなかったので、一部のアンソロジーなどでは一人称がボクの個体も存在した(ボクっ子であれば矛盾はないが)。

色違いは緑色っぽくなる。

ゲームでの特徴

第1世代

  • 図鑑の記述どおり、出現率、捕獲率共に低い。『赤・緑・青・ピカチュウ』ではサファリゾーンではめったに遭遇できない・すぐ逃げる・ボールが当たらないor捕まらないの三拍子でケンタロスガルーラと共にその捕獲には至難の業を極めるポケモンであった。野生の個体はハナダのどうくつで登場するが、レベルは56とかなり高い。
  • 初代では進化形が存在せず、当時から高い特殊耐久を引っ提げ「かげぶんしん」「タマゴうみ」でPP切れを待つ戦法が中心だった。そのせいで『ポケモンスタジアム2』では回避率の上昇率が抑えられたほど。……基本的にこの系統は端からやることがえぐい。
  • 最初は入手難易度の高さから陰に隠れた存在であったが、「64マリオスタジアム」の対戦でお披露目されてから徐々にメジャーとなった。97カップでは決勝進出者15人中4人が、98カップでは7人中1人が使用している。
  • ただ、物理耐久が個体値と努力値に強く依存する性質(当時のプレイヤー間では厳選はおろか努力値振りすら徹底されていなかった)からライト層への受けは悪く、98カップ各地方予選のベスト8進出実績が、結果的に数合わせ採用もそれなりに見掛けられたスピアーに劣るという事態となった。参考

第2世代

  • 『金・銀』では普通に草むらで遭遇できるようになったので、少しはマシになった(それでも出現率は低く、捕まえにくいが)。
  • なお、『金・銀』以降ラッキーに持たせると急所に当たりやすくなるという道具「ラッキーパンチ」が登場。当時は前作からラッキーを送ってくるしか入手手段がなかったが、後に野生のラッキーが持っていることがあるアイテムになった。
  • そして「持たせると1.5倍の経験値を貰える」というスーパーアイテムしあわせタマゴも登場。更にこのアイテム、基本的にどの世代においてもラッキー系列のうち誰かが野生で持っていることがあるため、ラッキー系列を求めて乱獲するトレーナーが続出することになった。詳しくは当該記事にて。
  • また、カントー地方のある場所でにラッキーを交換条件にプテラ(NN:プッチー)をくれる女性がいた。ラッキーの出現率が異常に低いため、捕まえたら孵化させて増やしてから交換に出すのがおすすめ。

第3世代

第4世代

  • 当初の図鑑説明が全く嘘のような事態が起きた。再び草むらで遭遇できるようになっただけでなく、DPの場合進化前のピンプクの卵をストーリー上で必ず入手できるようになり、しかも「まんまるいし」を持っているため夜間以外ならレベルアップですぐにラッキーに進化できるため、すなわちラッキーもシナリオでボールを使わなくとも手に入れることができるという事である。
  • これまでが嘘のようである。またじまんのうらにわではクリア後日替わり選択でラッキーが出現するようになる。HGSSの場合大量発生でラッキーが選ばれることがある。
  • ストーリー上ではモミのパートナーとしても登場した。
  • この世代から進化前のピンプクが初登場し以降の世代でも皆勤だが、第8世代まではピンプクの孵化にはこううんのおこうが必須だった。
  • プラチナのみ、シロナからトゲピーのタマゴを貰える関係上かピンプクのタマゴは貰えない。

第5世代

  • この世代ではラッキー自体が出ず、進化前のピンプクが手に入るのみ。
  • しんかのきせきにより大変な事に…(後述の性能を参照)。

第6世代

  • XY』では通常は野生では出現せず、クリア後のフレンドサファリでのみ出会うことが出来る。ただしそもそもラッキーのサファリを持っている人が限られるため、まずそれを手に入れられるかどうかの壁がかなり厚かった。
  • ORAS』ではピンプクしか出ず日替わり出現のマボロシのばしょにしかいないが、運がよければ通信で出現する島が手に入ることがある。
  • 仮にラッキーがフェアリータイプになってしまったらそれこそ今の比じゃない程の硬さになっていただろう。

第7世代

  • SM』では乱入バトル限定種になっている。
  • USUM』ではポニの原野の茂みで希に出現する。高レベルで出現するが、すてみタックルの習得レベルが上昇し野生産は覚えていないので、乱入バトルによる経験値稼ぎ中に自滅されないのは嬉しい。

第8世代

  • 「LEGENDSアルセウス」ではヒスイ地方の各地にシンボルエンカウント。出現率は高めで、やはりここでも進化後同様に経験値稼ぎのために乱獲されている。

第9世代

  • こちらもパルデア各地にシンボルエンカウントするが、こちらに気づくと土煙を上げて逃亡する。
  • 北3番エリアでは遭遇パワー無しでもどんどん沸いてくるうえレベルも高いため、ここでも経験値稼ぎのために乱獲されている(ちなみに付近にはスター団のアジトがある)。
  • ちなみに今作から「しあわせタマゴ」は野生ポケモンから入手できなくなった模様。また、おこうが廃止されたことで、ラッキーとハピナスから卵を産むと必ずピンプクが産まれる。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代2505510550415
第2世代以降250553510550450

※第1世代の「特攻」「特防」は「特殊」に纏められていた。

  • とにかくHPが飛びぬけて高く、未だに進化後のハピナスに次いで第2位の数値を誇っている。特防の数値も高く、特殊攻撃に関してはほぼ無敵の要塞と化す。
  • 一方で攻撃・防御の数値はたったの5なので物理技には期待できない。しかし「しんかのきせき」を持たせる事によりハピナス以上の防御&特防を手にする事となったため、生半可な攻撃ならば物理でも2耐えとやってのける超耐久になっている。さらに、「みがわり」も合わせると状態異常や一撃必殺技の対策もできる。
  • もっとも特攻も35しかないので火力が無く、その間に相手を崩せないという欠点がある。そこは「どくどく」や「ちきゅうなげ」に頼るのだが、前者はどくタイプはがねタイプに効かない上にそれでも速度はそれほど速くなく、後者は5世代までだと単純に入手が困難な上、ゴーストタイプに効果がない、地球投げでみがわりが破壊できない相手だと極端に弱くなるという弱点もある。タイプだけ見ても、ゴースト・どく複合のゲンガーは特に苦手な相手であるといえる。

伝説のラッキー

さらなる伝説のラッキー

第1世代

  • 「特攻」「特防」が分けられていなかった事から、特殊攻撃の火力はかなりあった。

第5世代

  • しんかのきせきによって進化形のハピナスを超える超耐久を引っ提げて第一線に復帰。「ちいさくなる」の強化もあり、「攻撃当たらないし当たっても全然減らない」という初代以来の悪夢が再来し、ランダムバトルのフリーではよく切断されて無効試合とされてしまう。
  • しかしほぼ必須と呼ばれている「ちきゅうなげ」を覚えさせる手段が2つ前の第3世代のファイアレッド・リーフグリーン・エメラルドの教え技のみという酷い方法であり、新規参入者でなくとも対戦用個体の入手は非常に厳しいものがあった。
    • このため改造・コピー産のラッキーが巷にあふれる事態となり、スイクンバシャーモと合わせて不正トレーナーの横行が大問題となった。
    • 正規の「ちきゅうなげ」ラッキーにしても、当時はまだ末端のプレイヤーが手軽にできるぐらいまでに浸透していたとは言い難い第3世代乱数で作った個体でないと環境で使い物にならなかったため、ニコニコ生放送などの交換会で零度スイクン加速バシャーモなどの貴重な配布ポケモンを要求されるという暴利の被害を受ける無辜の民も続出した。

第6世代

  • 特性「するどいめ」に回避率無視の効果が追加、「ちいさくなる」を使ったポケモンには必中確定となった「ふみつけ」や「ハードローラー」、「はたきおとす」の威力アップに伴う採用率の増加、特性「すりぬけ」がみがわり貫通など完全にラッキーピンポイントの対策が施されたが、「はたきおとす」を除き採用率が低く、しんかのきせきを無効化した後もそれなりに固い為、ほとんど弱体化になっていなかった

第7世代

  • Zワザの追加に強力な積み技の増加、「ちいさくなる」に対して必中確定となる技使い手の増加などでこれらの型は大きく弱体化。
    • とはいえZワザに気を付けて特殊を受けることに専念すれば武器となる特殊超耐久の信頼度は健在で、特殊一刀型でまともにラッキーを突破できる可能性があるのは、汎用性を損なわないものでは誇張抜きに「わるだくみメガルカリオ」ぐらいなものである。
      • そのようなことからシングルの上位構築にはたびたび顔を出していた。
  • 加えてサポーターとして活動することの多かったダブルバトルだが、「ちいさくなる」や「みがわり」持ちが急増している。要するに上記の居座り型は撲滅したのではなく、ダブルバトルへ活動の場を移動させただけであったのだ。
  • 場所を変えてより凶悪になった居座り型だが、一応ダブルバトルかつ世代が進んだということで対策はそれなりに豊富。と言っても「どくどく」や「ちょうはつ」等は場が複数戦なこともあり、対策として機能しにくいというのも事実。地道に2体で殴るにしても回避率を上げ切られると厄介なこと他にない。
  • だがラッキーのダメージソースはほとんどの型が「ちきゅうなげ」か「どくどく」に頼り切っているということもあり、他のポケモンを倒した後両者を無効化出来るポケモンや或いはどく無効かつ高速回復技があるポケモン、一撃必殺技持ちのポケモンが残っていればとりあえず(PP勝負以外で)負けることはほとんどない。ただしこの場合かなり時間がかかる為(体験談によるとおよそ20分とのこと)、勝てるにしても遅延と呼ばれ批判も多い。
  • どうしても時間がかかるのが嫌ならかげふみ」+「ほろびのうた」のコンボをするしかない。相方となるポケモン含め攻撃面がほぼ皆無な状態になりがちなので何もできずに倒れていく。当然ラッキー使いもこれを警戒するため、ゲンガーやゴチルゼル+「ほろびのうた」持ち等がパーティにいると見せ合いの時点で出されないことも多いので相手の選出を大きく縛ることはできる。

第8世代

  • ……と、色々と悪評を浴びながらも使用率ランキング上位の裏で活躍していたラッキーに転機が訪れる。
  • 前述したように「カウンター」・「どくどく」、その他「チャージビーム」や「リフレッシュ」とラッキーを支える技が軒並み過去作限定になる。これによりまともなダメージソースがちきゅうなげ一本になってしまい、単体でのゴーストタイプなどの突破は厳しくなる。
  • また、新要素であるダイマックスは相手にするのも自身が使うのも相性最悪と言う状態。一応一撃必殺は無効化できてもそれも「みがわり」で十分であり、そもそもダイマックスすると「みがわり」も消滅するというのも相性最悪に拍車をかけている。
  • それどころか、環境における耐久型が「相手への負担を大きくかけることができる」という点を重視し始めた結果、「てんのめぐみ」+「トライアタック」で積極的に殴りかかるアタッカーとしても活躍できる進化形ハピナスに使用率を奪い返されるというまさかの事態(これが本来の姿ではあるが)が発生。
    • 「しんかのきせき」の登場で立場を進化前に奪われたポケモンは結構いるが、時を経て再び抜き返される事案が起こったのは現状このポケモンくらいである。
  • そんなわけでより突破がしやすくなり、ようやくラッキーも許される時が来た…と言えるかは微妙だが、とりあえず今世代は大人しくなっているだろうと思ったらまだまだ壁要員として大活躍。
  • 禁止伝説がチームに1匹だけ入れていい「ポケモン竜王戦」ルール下で2月期27位、3月期31と上の方。その少し前の通常ルールの1月期は最終53位と竜王戦ルール下よりかは低いが、共に進化系のハピナスより使われている。
  • この辺りは環境でサンダー等が大暴れしているのでそのストッパーとしての役割が評価されたのも関係していると思われる。ただし以前ほど安定はしなくなり、ダイマックスを使わずとも他の耐久型ポケモン諸共吹っ飛ばすウーラオスの存在や耐久型に採用されやすい「ボディプレス」で狙い撃ちされる姿が多数見られる。
  • ダブルではツボラキが引き続き環境に存在。今度はレパルダスブリムオンで、よこどりで先制でトリックルームしつつ、ブリムオンでキョダイテンバツでこんらんを撒き散らし、後でツボラキで嵌める、というもの。事前にブリムオンがラッキーの苦手な格闘に強くレパルダスによる妨害が色々入り、前作に引き続き理不尽な嵌めが環境に存在した。

第9世代

  • テラスタルが登場しているが、元々弱点が少なく単タイプとして優秀なノーマル単タイプである上に通常火力の信頼度は無きに等しいため、テラスタルによる火力増強・耐性補強の恩恵は非常に薄い。
  • 一方、ダイマックスの廃止によりそれまでのように必中高火力をぶつけられなくなり、「ちいさくなる」型が救済された……と思いきや今作で「ちいさくなる」を覚えられなくなってしまい、型自体が消滅することとなった。ちなみに技自体は存在するため、ラッキーに対する弱体化調整である。また、これにより、ダブルにおけるツボラキは構築不可になったと言える。
  • 「タマゴうみ」のPP低下も弱体化要素としては大きい。
  • 「はたきおとす」や「トリック」を覚えているポケモンも環境に多く、「しんかのきせき」依存のデメリットが強く出ている。
  • 少なくとも準伝説パラドックスポケモンなしのシリーズ1環境においては、サーフゴーなどの高火力特殊アタッカーを見るなら、通常火力で遂行できるハピナスで十分である。ラッキーほどの特殊耐久が必要な高火力ポケモンが現状存在しないのも大きい。
    • はがねテラスタル対策であるかくとうウエポンをスカせるゴーストタイプが多く、その巻き添えでラッキーの「ちきゅうなげ」も寸断されているのも影響している。
  • 「しんかのきせき」持ちにとって厄介な「はたきおとす」を武器とするマスカーニャの人気が高いのも厄介。この世代には「めいそう」と「シャドーボール」を覚えさせて本来明確に苦手なゴーストタイプに無理矢理役割を持たせた型が一定数存在する。

使用トレーナー

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム2

※2:ポケモンスタジアム金銀

アニメ版

※1:カントージョウトホウエンシンオウ

漫画版

番外作品

ポケモンGO

野生での出現率が非常に低く、ポリゴンラプラスプテラ等と並び、本作で最も入手の難しいポケモンの1つに数えられている。しかもカビゴンと同様、ある程度出現場所の傾向のある上記と違い、その傾向が見つからない。もし入手することができたのなら、文字通り非常にラッキーということである。

HPが非常に高いという点は本作でも継承されており、HPの数値だけなら、同作に登場するポケモンの中ではぶっちぎりのトップであった。

その反面、CP(戦闘力は)は当初最高でも670程度までしか上がらず、攻撃面は前キャラ中最下位、防御も下から2番目と戦闘面はとことん苦手。お世辞にもジムの防衛に役立つとはいえず、典型的なコレクション専用のキャラクターという感じであった。

……が、そんなラッキーに汚名返上のチャンスが訪れる。2016年11月のアップデートでの調整により、CPが1000を超すこともできるようになったのだ。当然固さも増すため、ジムの新守護神としての活躍が期待された。

2017年2月9日15日にかけて行われるバレンタインイベントでは、フェアリータイプのポケモン共々、出現率に上方補正がかけられた。……が実際は駅前で少し出現する程度で、周りを見渡せばタマタマだらけというイベントで、ラッキーをわんさか手に入れるというものではなかった(それでもだいぶ出現していたが)。

だがこれが布石だったのか、直後金・銀ポケモンが実装された。これにより進化が可能となったが、当然ラッキーのあめが50個必要で、先のイベントで必要数を手に入れられなかった人は苦汁をなめる結果となった。そして奇しくもハピナスがカビゴンもビックリの超耐久ポケモンになっているという……。

現在はジムの仕様変更により同じポケモンが配置できなくなったため、既にハピナスが配置されている場合の2番手といった感覚で運用されている。もちろん戦闘ではあらゆる点でハピナスに劣るのだが、硬いことに変わりはないため、防衛役としてはそれなりに優秀。

ちなみに最大CPが低いポケモンほど時間経過でやる気ゲージが減少しづらいという仕様があるため、配置されてから数時間でCP3000越えのハピナスがやる気をなくしている隣でCP1000程度のラッキーがやる気満々という光景もよく見かける。酷いときはハピナス以外にもカイリューカビゴンバンギラスギャラドス等の高CP組が軒並みやる気をなくしている中、ラッキーやソーナンスだけはやる気を維持してるなんてことも。この仕様のため、低CPにもかかわらずジムに長時間居座りやすいという利点がある。

ラッキーで詰む・・・なんてことは流石に少ないが、進化後のハピナスと合わせると退場させるのに少なくとも4~5分は掛かるため、この2匹の存在が他のかくとうタイプに弱いポケモンがジム防衛で大きく評価を落とす原因となってしまっている。特に二重弱点のバンギラスやボスゴドラ、仕様上ケッキングも巻き添えを食らっている。逆にサーナイトトゲキッスニンフィアアタッカー気質のポケモンでさえ「かくとうに強い」や「フェアリータイプ」という理由だけで高く評価されるようになっているほど。

ポケモンチャンネル

「ラッキーのフォーチュンクッキー」という番組があり、画面上に表示される複数のフォーチュンクッキーのうち1つを選び、選んだクッキーに応じてラッキーがプレイヤーを占ってくれるというもの。

ポケモンスタジアム金銀

「ラッキーのタマゴだいさくせん」というミニゲームが登場している。上から降ってくるタマゴを左右に手を伸ばして手に入れ、時間内に最も多く取ったものが勝利となる。

なお、中にはビリリダマも混じっていて、そちらを取るとタマゴを5個失ってしまう上に、リアクションが終わるまで新しいタマゴも取れなくなる。

ポケモン不思議のダンジョン

時・闇空の探検隊にて、トレジャータウンでお世話屋ラッキーを経営しており、依頼のお礼などでもらえるタマゴのお世話をしてくれる。

ポケモンマスターズ

  • 主人公&ラッキー

タマゴから孵化したピンプクを主人公のバディにする事が可能で、ラッキーに進化する事ができる。また、本作でのモミのバディはハピナスとなっている。

  • ハッピーチャレンジ

定期的に行われる『ハッピーチャレンジ』ではラッキー系統が相手として登場する。

スマブラ

初代DXでアイテムのモンスターボールから登場する。

「タマゴうみ」で産み出したタマゴはアイテムのカプセルとほとんど同じ扱いで、中からアイテムが出てくることが多い。中には食べてダメージ回復できるものや、爆発する「タマゴばくだん」も混ざっている。

DXのみのステージ「ポケモン亜空間」では、周回の終盤近くに画面右下にひょっこり現れるが、数秒で下に引っ込むため足場としては全く利用できない。原作におけるエンカウント率の低さを再現したと思われる。

アニメ版

アニポケ第1-7シリーズ

レギュラーなど

初登場は無印第2話。アニメでは長らくジョーイさんのアシスタントという立場で登場している。(進化系のハピナスである場合もある。)

「ラッキー看護学校」というラッキー専門の学校もあったり、無印206話アラタマ池のジョーイの所に「マツコ」「タケコ」「ウメコ」というニックネームのラッキー達がいる。

シリーズが進むにつれ、イッシュ地方ではタブンネ、カロス地方ではプクリン、アローラ地方ではハピナス・キュワワー、ガラル地方ではイエッサンがアシスタントを担当している(エイチ湖畔といった一部でハピナスだったり、カロスの一部でタブンネだったりするが)。

(CV:伊東みやこ) 詳細はタケシのハピナスを参照。

ゲストなど

  • 無印28話

タケシにロコンを預けた女性ユキの店の常連客のオカマがラッキーを連れていた。

  • ウコンのラッキー

AG163話からフロンティアブレーン・パレスガーディアンのウコンの手持ちで登場。バトルには使用していないが、傷ついたサトシのジュカインを「いやしのすず」で回復させている。

  • モミのラッキー

DP30話で登場。「メロメロ」を使ってミノムッチの性別を判別して♂を見つけ、「おうふくビンタ」や「タマゴばくだん」で弱らせてミノムッチをゲットした。その後ロケット団に奪われたミノムッチを取り返すバトルでニャースと戦った。

劇場版『みんなの物語ではトリトのパートナーで登場。よくボールから出ているようで、トリトには母親や姉のような態度で接しており、勇気を出せない彼の背中を押すこともしばしば。

その他

無印47話・73話・169話
AG174話
DP26話
SM90話・128話・132話・133話
新無印1話・6話・25話・136話
劇場版ディアルガVSパルキアVSダークライ氷空の花束神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒キミにきめた!ココ

アニポケ・第8シリーズ

詳細は当記事にて

  • 58話:モブで登場

ポケモンジェネレーションズ

エピソード10「森の洋館」にて、モミの手持ち個体が登場する。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

オーキド博士の手持ちで彼の孫娘であるナナミと共に助手を行っている「ラキっち」や、3章ではゴールドの母親のポケモンでゴールドと長い付き合いである個体が登場している。

ポケモンローカルActs

2019年2月にラッキーがふくしま応援ポケモンに任命。福島県の各地にはラッキーが他ポケモンと共にデザインされたポケモンマンホールが設置されている。

宮城県山本町では、宮城の地域応援ポケモンであるラプラスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。

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