「イクシャア!!」
基礎データ
全国図鑑 | No.0716 |
---|---|
マウンテンカロス図鑑 | No.148 |
ローマ字表記 | Xerneas |
ぶんるい | せいめいポケモン |
タイプ | フェアリー |
たかさ | 3.0m |
おもさ | 215.0kg |
せいべつ | 不明 |
とくせい | フェアリーオーラ |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ゼルネアス | X+cervus(ラテン語でシカ)+Cernunnos(英語でケルヌンノス)+ケリュネイアの鹿 |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Xerneas | 日本語名に同じ |
韓国語 | 제르네아스 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 哲尔尼亚斯 | 日本語名の音写 |
中国語(繁体字) | 哲爾尼亞斯 | 日本語名の音写 |
ヒンズー語 | क्सारनियास | 英語名の音写 |
ロシア語 | Зирнис | 英語名の音写 |
タイ語 | เซอเนียส | 日本語名の音写 |
世界共通名称。
リラックスモード
言語 | 名称 |
---|---|
日本語 | リラックスモード |
英語 | Neutral Mode |
ドイツ語 | Neutrale Form |
スペイン語 | Forma Relajada |
フランス語 | Mode Paisible |
イタリア語 | Modo Relax |
韓国語 | 릴랙스모드 |
中国語(簡体字) | 放松模式 |
中国語(繁体字) | 放鬆模式 |
アクティブモード
言語 | 名称 |
---|---|
日本語 | アクティブモード |
英語 | Active Mode |
ドイツ語 | Aktive Form |
スペイン語 | Forma Activa |
フランス語 | Mode Déchaîné |
イタリア語 | Modo Attivo |
韓国語 | 액티브모드 |
中国語(簡体字) | 活跃模式 |
中国語(繁体字) | 活躍模式 |
概要
『ポケットモンスター X・Y』(第6世代)に登場する伝説のポケモン。
同作の発表とともに公開され、最初に名前が明らかになったのは英語圏であった。
英語表記にすると最初に「X」が来るポケモンは、このゼルネアス、及びネイティオとデンジュモクだけである。
青と黒で占められた鹿のような姿に、「X」状の瞳孔が入った青い瞳。そして、見るからに不思議なチカラが宿っている、煌びやかな絡み合う枝の様な角が特徴的。
アルファベットの「Y」に見えるイベルタルとは対となす。
生態系の「生命」と「再生」を司る存在で、無限にも等しい生命エネルギーによる永遠の寿命を持ち、それを分け与えられた者も不老不死の存在になれると伝えられている。
実際遥か太古にこの「命」の力を振りかざした男は幾星霜の時を生きる事になり、その周囲にいるだけでもあらゆる草花は生気を取り戻して行くという。
そうしてひとしきりの命を周囲に与え終わると「X」の模様が刻まれた枯れ木の姿となって休眠し、1000年の眠りを経て再び活動を再開するサイクルを繰り返している。
モデルは北欧神話に登場する聖獣「エイクスュルニル」ではないかと言われており、葉の無い広がる枝のような角から「生命の樹」、生命をつかさどる能力からケルト神話の有角神「ケルヌンノス」もモチーフにしていると推察できる。
一方で名前の由来になったのはギリシャ神話に登場する「ケリュネイアの鹿」だと思われる。
角がカラフルになっている姿は戦闘中のみ変化する「アクティブモード」と呼ばれる状態であり、常にこの姿というわけではない。背中の煌びやかな斑模様も、わざを出す際にのみ出現する。
非戦闘時は力を抑えた「リラックスモード」と呼ばれる姿に変わる。アクティブモードで黄色だった部分は水色に変化し、全体的に青系の配色が増えている。角の形状も変わり、カラフルな宝石のような部分が根元以外消失する。
ダルマモード等とは異なり戦闘中に発動できるフォルムチェンジではないため基本的にプレイヤー側が意識することが少ない要素ではあるのだが、ステータス画面で確認する時やポケパルレ系の機能で遊ぶ時もこのリラックスモードのままであるため、ゲームをプレイしていくうちにこちらの姿の方が定着したプレイヤーも多い事だろう。
一応、ゼルネアスを捕まえれば図鑑にはフォルムチェンジとして記録される。
似たような姿に、イベルタルの「コクーンモード」、ラランテスとカリキリの「フラワーモード」などがあるが、こちらは設定画のみで図鑑には記録されない。
なお、その性質上食事によるエネルギーの補給を必要とせず、設定資料でも口は無いと明言されている。だが「ポケパルレ」では「ポフレ」を普通に食べてくれるのでご安心を。
ゲーム上での性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
126 | 131 | 95 | 131 | 98 | 99 | 680 |
これまでの禁止伝説級と比べると、極端に尖った種族値は見当たらないバランス型。対のイベルタルと種族値が全く同じである。
だが、XYから登場した「フェアリータイプ」であることと、そして専用わざの「ジオコントロール」が最大の武器となる。
「ジオコントロール」は1ターン目溜めて、2ターン目で「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」を同時にそれぞれ2段階上げる技。
この技の唯一の欠点である「溜め」を無視するために、持ち物は大体パワフルハーブになる。
また全てのポケモンのフェアリータイプのわざの威力を上げるとくせい「フェアリーオーラ」によって、主力技である「マジカルシャイン」・「ムーンフォース」の威力を底上げする。
これらの技や特性によって、積む隙さえ作れば、そのまま全抜きを狙える強烈な性能の持ち主。
と言うよりジオコンを積んだ後の攻撃に耐えられるポケモンは数少なく、ジオコンムンフォを2発喰らってなお生き残れる(乱数2発~確定3発)のはホウオウを初めとした僅か数匹のみであり、半減すらゴリ押しできる。
現に、第5世代までの伝説大会で大暴れした数多の伝説竜に対してぶっ刺さっており、環境がコイツ1匹の登場で塗り替えられるという恐ろしい事態が起こってしまっている。勿論伝説竜トップメタであるホワイトキュレムすらも…。
対戦でそこにいたのは相方のはかいポケモンより余程破壊的なポケモンだった。
その事実に、多くのプレイヤーはギガインパクトを受けたことだろう。そちらもしっかり覚えるが。
欠点は「ジオコントロール」&「パワフルハーブ」のコンボが強すぎて戦法が一本化されてしまう事。選出の段階でバレバレなのは宿命。「ほえる」やレッドカードで妨害されると厳しい。
しかしゼルネアスが出られるルールは大体ダブルバトル以上である為、味方でフォローすることができる。先発ジオコンが理想ではあるが大変読まれやすく対策も容易な為、中盤・終盤に詰めの一手やダメ押し目的で繰り出す等、出すタイミングもよく考えたい。
ちなみにジオコンを抜きこだわりスカーフ等で運用する事もできるが、その場合はフェアリーアルセウスが立ちはだかる。フェアリー技の火力以外では完敗の状態なのでフォローしてあげたい。
そして、第7世代ではこの技をZワザさせたZジオコントロールにとんでもない効果が追加された。
元々ぶっ壊れだった6段階上昇に加え、全能力が1段階上昇するのである。
トータルすればなんと驚異の11段階上昇。元々上昇する特攻・特防・素早さに至っては一回使うだけで3段階上昇というとんでもない事になる。
持ち物がフェアリーZに固定されるため、パワフルハーブで溜めを飛ばす事ができないという難点も抱えているが、ここまで上昇値が高いとそれを補って余りあるものがある。
一度Zジオコントロールを成功させてしまったゼルネアスはそう簡単に止める事が出来ないだろう。
また、戦法的にどうしてもメガフシギバナやヒードランが辛いと言う欠点もある。
そのお陰で相性の良いレシラムの評価を相対的に引き上げたとも言えるが。
この世代のGSダブルでは、ゲンシグラードンと組み合わせた「グラゼルネ」やドーブルで徹底サポートする「ゼルドー」がよく使われた。中には「ゼルドー」にガオガエンを足してゼルネアスを徹底サポートする基盤の「ゼルドーガエン」もあった。
第8世代ではじゃれつくを習得。これにより完全物理型も実用的になったが、同タイプの禁止級にザシアン(れきせんのゆうしゃ)が登場した。
そちらと比べるとアタッカー性能では大負けだが、「メガホーン」や「いわなだれ」といったサブ技、「ちょうはつ」の呼ばれやすさやそもそもあちらに関しては複合タイプ故に弱点が全く異なるので差別化は容易である。
第9世代ではイベルタル、ジガルデと共に未登場となってしまった。
ゼルネアスは天敵たるザシアンの弱体化に加え、テラスタルで耐性を変えて安全にジオコントロールを積んたり、フェアリーテラスタルで高火力を出すなど、今作の環境と相性が良くもし登場していたら凶悪な性能になっていた可能性がある。
なお、自前の能力や樹木のような角を活かした「ウッドホーン」や「くさむすび」は覚えるが、何故か「エナジーボール」は覚えない。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:Xのみ
※2:ウルトラサンのみ
※3:ポケマスのバディ
※4:メインストーリーのイベントのみ
漫画版
番外作品
ポケモンGO
2021年5月4日に実装。2022年10月、イベルタルの復刻終了後に、色違い個体を引っ提げて再度登場する予定。
同作では初となるフェアリータイプの伝説ポケモンであり、本作では既にサーナイトやトゲキッスといった一般フェアリーが猛威を振るっていたため、これらとどう差別化されているかが注目されていた。
性能
通常技は「たいあたり」と「しねんのずつき」の2択。ゲージ技は一致技の「ムーンフォース」、それ以外は「ギガインパクト」「インファイト」「かみなり」「メガホーン」となっており、すべてフルゲージの大技となっている。
「たいあたり」は技の出こそ非常に早いもののゲージ回収率がやや遅く(特にトレーナーバトル)、一方の「しねんのずつき」は技の出は遅いがゲージ回収率はそこそこといったところ。どちらを覚えさせるかはお好みで。
一方のゲージ技は、主力技はタイプ一致技で「ムーンフォース」、若しくは火力重視で「ギガインパクト」がおすすめ(もちろんギラティナなど状況が逆転する場合があるので慎重に、複数の個体でバリエーションを作るのも手)。余裕があれば、はがね対策として「インファイト」を開放させて覚えさせておくのが良いだろう。
見てわかるように、現時点では一致技がゲージ技の「ムーンフォース」しかなく、通常技ではフェアリー技がない。一応、本作では「あまえる」と「ようせいのかぜ」が通常攻撃技として存在するが、原作でゼルネアスはこれらの技を覚えられなかったために通常技の選択肢から外されてしまったのだと考えられる。このため、かつてのホウオウのように技のタイプを揃えられず、かなり扱いづらい性能となってしまっている。
一応、かくとうタイプ相手ならゲージ技と併せてばつぐんを取れるが、対抗できるポケモンは他にいくらでもいる(フェアリーに限って見ても、かくとう技を半減でき、通常技とゲージ技のタイプを揃えられるサーナイトおよびトゲキッスがいる)ので、わざわざそのためだけにゼルネアスを育成する必要があるかと言われると微妙なところである。
総じて、本作のバトルのシステムと性能とが噛み合っておらず、現時点ではプレイヤーからは「伝説としては微妙」という烙印を押されがちで、バトルでの採用率は低め。サーナイトやトゲキッスとも差別化どころか完全に水をあけられた形となってしまった。ゼルネアスが一体何をしたと言うのか。
また、通常技に基本技である「たいあたり」があてがわれたことに関しても、「どう考えても禁止級伝説がバトルで使うような技じゃない」「ほかに選択肢はなかったのか」「オドシシやシキジカじゃあるまいし…」と盛大にツッコまれる事態になっており、物議を醸すことになった。…まあ、他に採用できそうな技といっても、現状あと「いあいぎり」と「めざめるパワー」くらいしか候補がないのだが…
こうしたこともあり、実装当初は待望のフェアリー伝説ということでそれなりに注目されたものの、その性能の微妙さから人気は急落。さらに、実装期間中盤以降に(この時点ではレイド限定のポケモンであった)ヤンチャムが実装され、そちらに人気が流れてしまったこともあり、終盤では出現しても全く人が集まらないことも珍しくなくなってしまった。対のイベルタルについてはプレイヤーたちを唸らせる良い技構成だったことを考えると不遇と言える。
なお、この後登場することになる同じくフェアリータイプの禁止伝説であるザシアンも、通常技で「あまえる」が覚えられないことからゼルネアスと同じような立場に立たされるのではないかと懸念されていたが、蓋を開けてみれば代わりにゲージ回収に特化した「バークアウト」を習得できるようになっていたことで(特にトレーナーバトルで)十分実戦投入できる性能となっており、ますますゼルネアスの不憫さが際立ってしまうことになった。
ただ、この格差に懸念を覚えたのか2022年9月に「たいあたり」のチャージが2→3に上がった(カビゴンなどが使う「したでなめる」とタイプ以外同じ)ことで若干使いやすくなった。
フォローしておくと、微妙とされているのは習得技のラインナップに関してであり、ステータスに関しては禁止級伝説であるために非常に優秀である。ホウオウやスイクン、三闘の時のように、今後新しい技が追加されたり、技の仕様が変更されるなどすれば大化けする可能性は十分あるので、開発側の今後の調整に期待したいところ。
そして登場から2年以上経った2023年8月16日に待望のジオコントロールが実装された。今まで伝説級の専用技は基本的にゲージ技として実装されていたが、ゼルネアスの場合ノーマルアタックに不満が殺到していたこともあってか、ジオコントロールはノーマルアタックである。これによりようやくフェアリータイプの伝説ポケモンとして活躍できるようになった。元々の種族値の高さと相まってメガシンカを除けば最強のフェアリータイプである。フェアリータイプは数が少ないこともあり、ゼルネアスがまともに戦えるようになった恩恵は大きい。
因みにリラックスモードについてはちゃんと実装されており、ポケモンボックスの画面を見るか相棒にすることでその姿を見ることができる。
ポケモン超不思議のダンジョン
ダークマターの消滅後、生命の木から現れ、主人公達にお礼を言う。生命の木の化身である。ここでは映画の設定とは違い、フェアリータイプのポケモンでなくても普通に会話できる。
アルセウスとは知り合いのようである。
またクリア後、ゼルネアスの所へ行くとポケモン達を進化させてくれる。
Newポケモンスナップ
ストーリー本編最後マップであるアウラム島のイルミナポケモンとして登場。イルミナポケモンでは唯一の伝説級であり、他の5匹のイルミナポケモンを束ね、レンティル地方を災害から守ったとされている。木から変化したり、球状のエネルギー体で徘徊したりするなど、他のイルミナポケモンとは一線を画した神秘的な演出がなされる。
ポケモンマスターズ
プラターヌ&ゼルネアス
伝説ポケモンイベント「与えるものと奪うもの」をクリアすると仲間にできる。
実はフラダリの来訪に勘づいていたプラターヌは当初ポケマス主人公の持つ可能性ならゼルネアスをバディにし、更にはフラダリを止められるかもしれないという狙いのもと行動していたものの、自分の責任は自分で取れと言わんばかりのゼルネアスの意向により、彼自身のバディにすることを決めたのである。
トレーナーとしての実力には自信を持っていない様子の彼だが、初見でゼルネアスに指示を出せたり、トレーナーの実力や特性が反映されることでステータスが平均的になりがちな他の伝説ポケモンを余所目に優秀なステータスを誇っているあたり、ゼルネアスに認められるだけの力量は併せ持っているのだろう。
技
マジカルシャイン | 追加効果なし |
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ムーンフォース | 30%の確率で相手の特攻を1段階さげる |
世界は広がる! | 味方全体の場をわざゲージ加速状態にする。味方全員の状態異常を解除する+回復付帯状態にする |
ウッドホーン | 相手に与えたダメージが多いほど自分のHPを回復する |
バディーズ技
グッドポイントなジオコントロール |
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自分のわざゲージをその場にいる味方のバディーズ1組につき2増やす(マルチプレイのときは味方のプレイヤー全員のわざゲージを2増やす) |
自分のわざレベルが高いほど味方全員の特攻と特防と素早さをそれぞれ最大で6段階あげる |
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
パッシブスキル
被攻撃時攻撃特攻↑G4 |
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技で攻撃を受けたときに50%の確率で味方全員の攻撃か特攻またはその両方を1段階あげる |
フェアリー威力上昇5 |
自分のフェアリータイプの技の威力をあげる |
バディーズ技はジオコントロールを味方全体に付与するというトンデモ性能。パッシブスキルによって威力が上がった全体技のマジカルシャインと単体高威力技ムーンフォース、更にはHP吸収のウッドホーンも完備と、全体バフ・自己回復持ちのタンク役として文句なしの性能を誇っている。その性能たるや、今まで多くのプレイヤーが苦戦していたステージをプラターヌ博士&ゼルネアス単騎で突破できてしまうほどである。
大乱闘スマッシュブラザーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降の作品で、アイテムのモンスターボール、マスターボールから登場。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』では「ジオコントロール」でファイター全員のふっとばし力を高める。特に呼び出したファイターのふっとばし力はより高くなる。『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では対象が呼び出したファイターのみになり、効果も「ゴールド化」に変更(ふっ飛ばし力があがる、という効果内容は同じ)。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツとしても登場。スピリッツバトルではルカリオに憑依している。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 映画『破壊の繭とディアンシー』
- 声:三田佳子
- 物語の鍵を握るポケモンとして登場。ディアンシーがフェアリーオーラを分けてもらう為に探しているポケモンで、本編ではオルアースの森で出会う事になる。
- ディアンシーたちの目的と自身への追跡を知っていたが、目の前で逃げられても、諦めずに追跡を続けるディアンシーが転んだ際に受け止めてくれたので、彼女を試していた可能性もある。ディアンシーにフェアリーオーラを授けた後姿を消す。地味にここでデデンネもフェアリーオーラに反応している。その後、復活したイベルタルの暴走を制止する為に再度現れ、その怒りを収めた。
- その後は自身がオルアースの森で永い眠りに就く事になる。死ではないとゼルネアス自身が否定しているが、不可逆的な変化なのかは不明。Xおよびオメガルビーでは「1000年眠り復活する」らしいが…?このような変化は、アニポケの世界では2例目。なお、ダイヤモンド鉱国の長老・ダイイは過去に一度ゼルネアスに会ったことがあるらしい。
- 女性口調で敬語で話す。テレパシーで会話しているが、他の伝説のポケモンとは毛色が違い同じフェアリータイプとしか会話する事ができない。その為サトシ達はディアンシーを通してゼルネアスの意志を知ることになる。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ワイのぜるぜる
- 特性:フェアリーオーラ
- 性格:おだやか・個性:ひるねをよくする
- テレパシー能力で人間と会話ができ、一人称は「私」。
- 休眠するときには「大樹」に姿を変え、クノエシティにある樹齢1500年の大樹はゼルネアスが2000年前に力を与えた種が500年の時を経て芽吹き生長したものである。
- 最序盤、アサメタウンでイベルタルと争い、同地に壊滅的な被害を与えこの出来事がエックスらが旅に出るきっかけとなる。
- その後は8番道路の森で大樹となって眠りに就いていたが、洗脳されたアサメタウンの住民たちに運搬されフレア団アジトに運び込まれる。「最終兵器」起動のために生体エネルギーを奪われ続けていたが、自らの声を聞き駆けつけたエックスが吸収盤を停止させたことで復活。
- 誰かの手持ちになることを考えていたときワイが技を指示したため彼女の手持ちとなる(女性の図鑑所有者では初の伝説のポケモンの手持ち)。
- 最終兵器に奪われた力が完全には戻っていないため、普段はボールの中に籠もり大樹の姿で英気を養っている。
- ヒャッコクシティでエスプリにボールジャックされ、エックス達と戦う羽目になるが、エックスのルット(カイロス)の攻撃によってイクスパンションスーツが破損しジャック機能の一部が損なわれたことで正気を取り戻し、ジガルデの乱入でエスプリがどこかへ姿を消したおかげでワイの手持ちに戻った。
- 最終決戦では襲いかかってきたイベルタルを単独で相手どり、ワイ達を目的地まで向かわせ自身は戦いで力を使い果たしてイベルタルと共に休眠に入った。
〈ワイの手持ち〉 |
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ヤコちゃん (ヤヤコマ→ヒノヤコマ♀️) |
さいさい (サイホーン♂️) |
けろけろ (ケロマツ→ゲコガシラ→ゲッコウガ♂️) |
ぶいぶい (イーブイ→ニンフィア♀️) |
そるそる (アブソル↔️メガアブソル♂️) |
ぜるぜる (ゼルネアス) |
余談
その鹿のような見た目や、「生命」といったキーワードから、pixivではシシ神と掛け合わせたネタ絵が投下されている。メタ・グラードンやイベルタルがデイダラボッチ的な雰囲気だが、こちらはシシ神そのものの雰囲気である。
これまでの大型伝説ポケモンは、バトル前に鳴き声をあげる際に、擬音語で独特の表現がなされてネタにされてきたが、ゼルネアスとイベルタルは初回の戦闘で捕まえてしまうと、そのセけない。
聞きたい場合は、初回の戦闘で倒すか逃げると、もう一度戦闘をはじめるときに聞ける。
関連イラスト
関連タグ
ジガルデ(10%フォルム・50%フォルム・パーフェクトフォルム)
0715.オンバーン→0716.ゼルネアス→0717.イベルタル
禁止級・対になるポケモン
世代 | ポケモン | ポケモン |
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第2世代 | ホウオウ | ルギア |
第3世代 | グラードン | カイオーガ |
第4世代 | ディアルガ | パルキア |
第5世代 | レシラム | ゼクロム |
第6世代 | ゼルネアス | イベルタル |
第7世代 | ソルガレオ | ルナアーラ |
第8世代 | ザシアン | ザマゼンタ |
第9世代 | コライドン | ミライドン |
英語表記の最初が「X」繋がり
鹿仲間
ポケモン関連