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ウルトラマンレオの編集履歴

2020-08-23 14:52:24 バージョン

ウルトラマンレオ

うるとらまんれお

『ウルトラマンレオ』とはウルトラシリーズ第7弾の作品タイトルであり、同作に登場する変身ヒーローの名前である。

曖昧さ回避

キャラクターとしてのウルトラマンレオ→ウルトラマンレオ(キャラクター)

概要

ウルトラシリーズ第7作目。

1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までTBS系で毎週金曜日19:00~19:30に全51話が放送された円谷プロダクションが製作した特撮テレビ番組。


番組放映開始時の番宣等でも大きく掲げられた本作品のテーマは、「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」


それまでのウルトラシリーズ同様、怪獣宇宙人とレオとの戦いが物語の中心となっているが、故郷を失った主人公が、孤独で精神的に過酷な状況の下、肉体的にも過酷な特訓等を通じて心身共に強くなり、困難を乗り越え自ら楯となって戦い抜いていくという、一種の根性的展開が当初試みられた。この点が、本作以前のウルトラマンシリーズには一部の例外を除いて見受けられなかった大きな特徴であり、本作品のカラーを色濃く特徴づけている。

こうしたエピソードの中には、撮影していた俳優にも危険が及ぶほどの過酷なロケもあったといい、内容の面でも、現在の放送倫理規定では間違いなく放送はおろか製作すら許されないだろうと言われるものも多い


また主人公が他のウルトラマンとは別の星出身の宇宙人であること、(初回を除いて)変身はしないがウルトラセブンモロボシ・ダンがレオをサポートすること、防衛チームの劇中での役割が従来のシリーズ作品に比してより脇に退いており、主人公を取り巻く一般人がドラマの中心になることなどがある(防衛チームに関するこうした描き方は後に新世代ヒーローズにも踏襲されていくことになる)。


当初は4月5日から放送開始する予定だったが、前作『ウルトラマンタロウ』の放送期間が1週間延長されたため、4月12日からとなった。この理由には「『レオ』の製作が遅れたため『タロウ』を1話撮り増した」、「4月から放送開始する他の特撮ヒーロー番組と競合する編成を避けるためだった」という2説が存在する。これは放送開始が繰り上げられた『ウルトラセブン』や『ウルトラマンコスモス』とは対照的である。また、『レオ』放送開始30分前は『セブン』最終回の再放送が放送されていた。ウルトラマンシリーズで放送が延期になったのは『レオ』が初めてである。


本作では『セブン』のBGMの一部が使用されており、BGMがアレンジされているのも特徴の一つであるが、『ミラーマン』のBGMも流用されている。


放映時はオイルショック(1973年)によりセット、スーツ類の制作費が高騰し、予算面で苦境が続いた。いわゆる“数字”面でも苦戦が続き(ウルトラシリーズ初の“視聴率1ケタ”を記録した回もあったという)、ドラマ面での試行錯誤が多く見られた。後述の最終クールも含めて、大きく2回の路線変更を行っており、遂にはレギュラーメンバーの“殉職”、“死亡”という形での大量降板にまで至り、視聴者に大きな衝撃を与えた。シリーズ途中で主題歌が変更されたのも、『レオ』が初めてである。


このように迷走や混乱も目立ったレオだが、放映期間短縮までは至らず、全4クールの製作・放映を全うできている。

特に最終第4クールから始まった「恐怖の円盤生物シリーズ」では、大胆な設定変更をしながらも、仲間や家族を失い再び孤独に陥った主人公達が、心の拠り所を取り戻していく過程を描き、企画当初のテーマに帰結することとなった。

最後の敵となった円盤生物群も、(スーツアクターのギャラの節約という裏事情もあったものの)それまでの怪獣とは一線を画す造形と、繰演を主とした動き、頭脳戦、心理戦に重きを置いた戦術、時に残酷とすら見える強烈な演出によって、強いインパクトを残すことに成功している。

レオの終了によって、ウルトラシリーズのみならず、一世を風靡した巨大ヒーロー作品もひとまずの終焉を迎えるが、いわゆる第2期ウルトラシリーズの有終の美を飾った作品と言える。


あらすじ

レオの故郷・獅子座L77星はマグマ星人の侵略で滅ぼされ、脱出したレオは地球にたどり着き、地球人おゝとり(おおとり)ゲンの姿になって、城南スポーツセンターの指導員として生活していた。

一方、ウルトラセブンは、ウルトラマンタロウの後を受けて再び地球防衛の任に就き、モロボシ・ダンとして宇宙パトロール隊MAC(Monster Attacking Crew) の隊長を務めていた。

地球に侵略の手を伸ばしてきたマグマ星人とその先兵の二大怪獣レッドギラスブラックギラスと対戦したセブンは脚を折られてしまうが、レオが現れ窮地を救う。しかし、この戦いの結果ダンは右脚が不自由となり、セブンへの変身能力を失ってしまった。そこでダンは自らに代わって地球を守ることをゲンに依頼する。ダンの推薦でゲンはMACに入隊し、ダンの特訓を受けながら異星人や怪獣たちと戦う。


登場人物

おゝとりゲン(演:真夏竜)

ウルトラマンレオが地球人に変身した姿で、外見年齢20歳。

明るい好青年で面倒見や人当たりも良いが、故郷壊滅の影を引きずりもあり、何かと思い悩むナイーブな一面もある。


ある日仇敵マグマ星人相手にウルトラセブンが苦戦しているのを見かねてレオに変身、助太刀したことからダンに見込まれ、地球の平和のために戦うようになる。

城南スポーツセンター職員とMACの隊員業の二足の草鞋で初期~中期まで働いている。


当初は格闘センスこそあれど精神的に未熟だった。特に初期は必ずと言っていいほど初戦では負けているが、そのたび死に物狂いの特訓をこなして勝利し続け、本編中盤からは特訓なしでも敵を倒せるだけの力が付いた。終盤にかけては各技の威力もあがり、咄嗟の判断力や思慮深さといったメンタル面も成長しているのが伺える。


亡き故郷に似た地球を“第二の故郷”として愛している。

隊服の背番号は「7」。


モロボシ・ダン(演:森次晃嗣)

MACアジア本部の隊長にして、元ウルトラ警備隊隊員。背番号「1」。

光の国に手再び地球防衛の任を受けてやって来たウルトラセブンの地球人としての姿で、当時地球で正体を知る者はゲン(レオ)や東光太郎(タロウ)、旧ウルトラ警備隊の隊員のみ。

自らが負傷により変身できなくなったため、突如現れたレオに地球防衛を託すことに。

ウルトラアイが燃えた原因はこの負傷によるものという説と、ゲンを追い詰めるためにあえて故意に燃やした説の2つがある。

カプセル怪獣が登場しなかった理由は、ウルトラアイが壊れたためとされており、カプセル怪獣の使用には「ウルトラアイのエネルギーが必要」だと児童誌で説明されていた。


未熟なゲンを心身ともに成長させるため数々の猛特訓を繰り返した。しかしただ怒鳴るだけではなく、ゲンの気持ちを慮って諭し導いている。


なお、モロボシ・ダン役での出演は演じた森次晃嗣氏が「ダンでなければ出演しない」とオファーした円谷プロに対して条件を付けたことを自身のエッセイで明かしている。


MAC(Monster Attacking Crew)隊員については当該記事へ。


山口百子(演:丘野かおり)

ゲンの恋人で、城南スポーツセンターの補助的な指導員。黒潮島の出身の真面目で心優しい女性。怪我をした人を放っておけない優しさと、悪い子は厳しくしかるモラルを持ち合わせている。ゲンの正体がレオであるとは知らないまま、一途に想い続けているが、ゲンが宇宙人でも構わないと語り、ゲンの心を揺さぶった。


身寄りを亡くしたトオル・カオルのお姉さん兼お母さん的存在として、彼らやゲンを支え続けている。

シルバーブルーメの強襲の際、瓦礫の下敷きになって命を落とす。


梅田トオル(演:新井つねひろ)

ゲンを兄貴分として慕う、城南スポーツセンターに通う小学生。母を亡くしたあと、父や妹のカオルと肩を寄せ合って生きていたが、第3話でツルク星人によって父親を殺害されて以降、カオルと共に百子の元に身を寄せる。


大切な人が次々死んでいく中、心を閉ざすこともあったが、ゲンや周りの人の働きかけでたくましくなっていく。

レオの心中を思う発言が多く、第50話で一時死亡したレオを埋葬した際は、復活しない理由はゲンが投げかけられた心ない一言に傷ついたせいでは、と捉えていた。

最終話では重要な役目を果たす。


梅田カオル(演:富永美子)

城南スポーツセンターに通うトオルの妹。トオルよりも精神的にしっかりしている面があり、時折兄をたしなめる強さも持つ。

トオルとは対照的に母親がいないことを寂しがっており、第37話では亡き母親の幻影を宇宙人に見せ付けられ、不安定になるという局面もあった。

シルバーブルーメの強襲の際、瓦礫の下敷きになって命を落とす。


大村正司(演:藤木悠)

城南スポーツセンターの責任者。気のいいひょうきんなおじさんだが正義感が強い。彼のスポーツセンターから物語が始まることがしばしばある。

本編第22話以降登場していないが、円盤生物編でもセンターは存続している描写から、何気に「シルバーブルーメ襲撃後死亡していないゲンの身近な人」である。


野村猛(演:伊藤幸雄)

城南スポーツセンターの補助的指導員で、まだ高校を出たての10代の青年と思われる。

ゲンの弟分で、繊細で優しい性格。少し頼りない面もあるが、トオル・カオルからはいい兄貴分である。ゲンに憧れ、自分もゲンのようにMACの隊員になりたいとも思っている。

シルバーブルーメの強襲の際、瓦礫の下敷きになって命を落とす。


美山咲子(演:春川ますみ)

仕事は看護婦長。既に第18・31話で彼女が勤務する病院が出てくるため、ゲンやトオルとは以前から知り合いだった。

カオル・百子・猛の死亡を確認し、行き場のなくなったゲンとトオルを引き取り、世田谷区の小田急線にほど近い自宅に居候させる。医師である夫は既に他界しており、未亡人。母親代わりとしてゲンとトオルを暖かく見守る。


美山いずみ(演:奈良富士子)

咲子の長女で女子大生。ちゃっかりとした現代娘。

少々ゲンのことが気になるようだが、百子を忘れていないのか、単にいずみに興味を持てないのか、優柔不断なゲンの態度に少々不満気味である。

ややタイミングが悪く、知らなかったとはいえ、ゲンに何気なく「レオがいるから怪獣が来ているのでは」と言ってしまい、ひどく傷つけることも。他にも少ない登場の割に、重要な発言が多い。


美山あゆみ(演:杉田かおる)

咲子の次女で小学校ではトオルと同級生。いずみとは違った意味で小生意気なところがあるが、孤独なトオルの精神的な支えになっていることは事実のようである。

最終話ではトオルと共に重要な役目を果たす。

あゆみを演じた杉田かおるは本編第31話でも、白い花の精役として出演している。


アストラ

レオの双子の弟で、劇中ではピンチヒッターの役割をこなす。


ブラック指令

悪魔の星・ブラックスターから突如単独で地球に姿を現した黒ずくめの宇宙人。

円盤生物をブラックスターから呼び出し、レオを倒して地球征服をしようと企んでいる。


放映リスト・登場怪獣・宇宙人

従来のウルトラシリーズとは異なり、通り魔的・愉快犯的な存在が多い。怪獣と星人の立場が逆転していることもしばしばで、知性的な怪獣・凶悪で獣的な星人がいたりする。また人間大の時と巨大化した時とで姿が違うのも特徴である。


No.サブタイトル登場怪獣・宇宙人・ウルトラマン
1セブンが死ぬ時!東京は沈没する!サーベル暴君マグマ星人、双子怪獣ブラックギラス、双子怪獣レッドギラス、ウルトラセブン
2大沈没!日本列島最後の日マグマ星人、ブラックギラス、レッドギラス
3涙よさよなら…奇怪宇宙人ツルク星人
4男と男の誓いツルク星人
5泣くな!おまえは男の子凶剣怪獣カネドラス
6男だ!燃えろ!暗闇宇宙人カーリー星人
7美しい男の意地植物怪獣ケンドロス、地獄花・剣輪草
8必殺!怪獣仕掛人暴れん坊怪獣ベキラ
9宇宙にかける友情の橋宇宙星獣ギロ
10かなしみのさすらい怪獣さすらい怪獣ロン
11泥まみれ男ひとり怪異宇宙人ケットル星人
12冒険野郎が来た!風船怪獣バンゴ
13大爆発!捨身の宇宙人ふたり透明宇宙人バイブ星人
14必殺拳!嵐を呼ぶ少年さそり怪獣アンタレス
15くらやみ殺法!闘魂の一撃分身宇宙人フリップ星人
16真夜中に消えた女黒い花の星人アトラー星人
17「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 狼男の花嫁狼男ウルフ星人
18「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 吸血鬼!こうもり少女こうもり怪獣バットン、吸血こうもり少女
19「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ よみがえる半魚人半魚人ボーズ星人
20「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ ふしぎな子熊座の少年牡牛座怪獣ドギュー小熊座人ボック
21「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 北の果てに女神を見た!殺し屋宇宙人ノースサタンアルファ星人 ニケの女神
22レオ兄弟対怪獣兄弟兄怪獣ガロン弟怪獣リットルアストラ
23ベッドから落ちたいたずら星人快人コロ星人、虹怪獣レンボラー
24美しいおとめ座の少女ロボット怪獣ガメロット、サーリン星人ドドルアンドロイド少女カロリン
25かぶと虫は宇宙の侵略者!宇宙昆虫サタンビートル、幻想宇宙人クリーン星人
26「日本名作民話シリーズ! ウルトラマンキング対魔法使い怪獣人プレッシャーウルトラマンキング
27「日本名作民話シリーズ! 強いぞ!桃太郎!鬼怪獣オニオン、惑星アップルのニワトリ
28「日本名作民話シリーズ! 帰ってきたひげ船長!星獣キングパラダイ、海棲人パラダイ星人
29「日本名作民話シリーズ! 運命の再会!ダンとアンヌ超能力星人ウリンガウリー
30「日本名作民話シリーズ! 怪獣の恩返しマグマ星人、宇宙鶴ローラン
31「日本名作民話シリーズ! 地球を守る白い花昆虫星人バーミン星人白い花の精
32「日本名作民話シリーズ! さようならかぐや姫月光怪獣キララ月星人 弥生(かぐや姫)
33レオ兄弟対宇宙悪霊星人怪奇隕石アクマニヤ、宇宙悪霊アクマニヤ星人
34ウルトラ兄弟永遠の誓い二面凶悪怪獣アシュラン、怪獣ボールセブンガーウルトラマンジャック
35おいらは怪獣大将だ!わんぱく怪獣タイショー
36飛べ!レオ兄弟宇宙基地を救え!変身怪人アトランタ星人、アストラ
37怪奇!悪魔のすむ鏡鬼女マザラス星人異次元獣スペクター
38決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟にせアストラ、ウルトラ兄弟(ゾフィーウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンA)
39レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時暗黒星人ババルウ星人、アストラ、ウルトラマンキング
40恐怖の円盤生物シリーズ! MAC全滅!円盤は生物だった!ブラック指令、円盤生物シルバーブルーメ
41「恐怖の円盤生物シリーズ! 悪魔の惑星から円盤生物が来た!円盤生物ブラックドーム
42「恐怖の円盤生物シリーズ! レオが危い!暗殺者は円盤生物円盤生物アブソーバ
43「恐怖の円盤生物シリーズ! 挑戦!吸血円盤の恐怖円盤生物デモス
44「恐怖の円盤生物シリーズ! 地獄から来た流れ星!円盤生物ブラックガロン
45「恐怖の円盤生物シリーズ! まぼろしの少女円盤生物ブリザード
46「恐怖の円盤生物シリーズ! 戦うレオ兄弟!円盤生物の最後!円盤生物ハングラー、アストラ
47「恐怖の円盤生物シリーズ! 悪魔の星くずを集める少女円盤生物ブラックテリナテリナQ
48「恐怖の円盤生物シリーズ! 大怪鳥円盤日本列島を襲う!円盤生物サタンモア、怪鳥円盤リトルモア
49「恐怖の円盤生物シリーズ! 死を呼ぶ赤い暗殺者!円盤生物ノーバ
50「恐怖の円盤生物シリーズ! レオの命よ!キングの奇跡!円盤生物ブニョ、ウルトラマンキング
51「恐怖の円盤生物シリーズ! さようならレオ!太陽への出発(たびだち)」円盤生物ブラックエンド、ウルトラセブン

関連イラスト

ウルトラマンレオ 【ニコニコ動画用イラスト】ウルトラマンレオ アストラ


関連動画

前期OP


後期OP


ネタ

特訓のトラウマ

初期はコンセプトのせいで「敗北⇒特訓⇒再戦」の流れが続いていた本編だが、その特訓が非常に恐ろしかった。負傷を気にせず杖でぶんなぐるなんてのはまだまだ甘い。真冬に滝を切らされたり絶対安静時に引きまわしたり、ジープでゲン役の真夏氏がマジに命の危機を感じるまで追い回してこそ、始めて「特訓」と言えるのだ(※)

※実際このシーンの撮影では、演者の真夏竜氏は監督に憤怒の表情で抗議したらしいが、「はい本番いってみよう~」とそのままやらされたとのこと。

突っ込んでくるジープを避けきれそうにないおおとりゲン(着色)

そんな地獄の特訓の連続と数々の苦難を乗り越えてきたことから、円谷では彼の熱血指導キャラが確定したらしい(四月馬鹿でも非常に真面目で熱いし……)。

前述したようにレオはメビウスに特訓を課したりゼロを鍛えたほか、そのゼロがギンガビクトリーを鍛え、さらにビクトリーがエックスを鍛える……と特訓の魂は他のウルトラマンにも脈々と受け継がれている。


ウルトラリンチ(精神)

トンデモ設定の元となることが多い児童書では、外様ゆえか、他のウルトラ兄弟から結構心にグサグサくるようなことを言われていたり日記を回し読みされたりいろいろとひどい扱いを受けている(心が優しいことが弱点なのだろうか……?⇒A「優しさを失わないでくれ」)

一番身近にいた存在である隊長=セブンですらレオに対してフォローしているかといえば、依然として鬼隊長のままらしい。息子には大甘なくせに。

敵を倒せはしないだろうが、とりあえずレオは一度泣いていいと思う。

また誤解があったとはいえ、物理的にウルトラリンチを受けた唯一のウルトラマンである。どうやら生涯を通して、生きる厳しさと悲しさとを鮮烈に感じ続ける運命にあるようだ。


ババルウ「弟のことになると周りが見えなくなるww」

上記の扱いからして、弟アストラと共に、表舞台からは一歩離れたところにたたずんでいるような印象を受ける。ウルトラフェスティバルではブラコンを言及されているほど。その割にニセモノは見抜けず、偽アストラが出るたびに何度も騙されている。

家族どころか故郷ごと滅亡していて、お互いがたった一人の肉親かつ同種族なわけであるし、気持ちは分からないでもないが……。ちなみに弟子の偽物に(ショーなどで)何度も騙されている。脳筋が伝染したのだろうか……。


(`・ω・´)(´・ω・`)

たまに見られるAA顔のレオ&アストラ兄弟。シャキンショボン顔。

稀に2ちゃんねるの特撮!板に出没しているらしい。

ちなみに偽レオ兄弟のバルキー星人〈`0皿0´〉と偽アストラ(・`ω´・)もいる。


⊂~个~っ

 (`・ω・´)

⊂、   つ

  (^) ノ

   (ノ

 れお


   <ヽ个/>

  ( ´・ω・`)

   (つ旦0) あすとら

   と_)__)


全滅MAC

ウルトラシリーズ恒例の対怪獣防衛組織だが、これまでの組織と違いゲンと隊長のダン以外の影が薄い。とにかく、すぐ殉職する、他基地へ異動するなど、メンバーも一定せず、途中で総とっかえになったほど。他組織のようにウルトラマン(とその正体の隊員)抜きで怪獣を撃退することもなかった。

一番目立ったのは「シルバーブルーメによって全滅させられた」ということで、襲撃寸前に松木隊員の誕生パーティーが行われており、松木隊員は誕生日が命日になった。ダンとゲンを除く隊員の最後も壮絶で、マッキーで脱出しかけた所を触手に捕らえられて、シルバーブルーメにパクリと食われるというもので、さらに後半、シルバーブルーメ対レオの戦いでは、体内からマッキーの無惨な残骸をレオによって引きずり出される描写があり、視聴者にトラウマを植え付けている。


最終クール前後のゴタゴタ

実は第3クールの短縮終了も検討され、ウルトラマンレオを以て第二期ウルトラシリーズを終了させる事が確定しており、次番組はロボットアニメの導入が検討されていた。

しかし、75年春に朝日放送毎日放送の腸捻転ネットチェンジが決まり(即ち、朝日放送で放送された最後のウルトラマンとなった)、「ネットチェンジを前に新番組に変えると視聴者が困惑する」との事で、レオは従来通り4クール放送維持が決まるも、予算は大幅に削減されMAC全滅と、マリオネットやミニチュアによる操演による円盤生物に敵は交替した。

ペンティングを喰らったロボットアニメは、NET放送の勇者ライディーンと、TBSでは1年間延期となり、枠を変えUFO戦士ダイアポロンとして実現するも、裏番組が同じ製作プロの再放送サザエさんだった為、半年で玉砕した。(ライディーンの代理店だった東北新社TBS寄りの広告代理店だった事から、腸捻転ネットチェンジが無ければ、ウルトラマンレオTBSでの次番組が勇者ライディーンになった可能性と、全く別なロボットアニメになった可能性もあった。)


埼玉所沢のレオとのコラボにて…

2014年8月30日・31日に、「パ・リーグ 親子ヒーロープロジェクト」の一環として、名前繋がりでウルトラマンレオがウルトラマンギンガと共に西武ドームに来場した。

…しかし、主題歌の歌詞に燃えろレオ 燃えろよとあることもあり、一部の西武ファンのトラウマを刺激し、不安視されていた。

そして、本番では案の定、西武の中継ぎが燃えてしまい、「何かが終わりを告げる」こととなってしまった…


主なゲスト出演者

高島雅羅(第11話)

潮哲也(第15話)⇒『快傑ライオン丸』『風雲ライオン丸』で主役。

吉田友紀(第15話)⇒『俺はあばれはっちゃく』『電脳警察サイバーコップ』で主役。

松岡まり子(第24話)・松田洋治(第5話)⇒仮面ライダーアマゾン岡村りつ子まさひこ姉弟役。

天本英世仮面ライダー死神博士役。

阿藤海(第28話)⇒後の阿藤快

ひし美ゆり子(第29話)⇒ウルトラセブン友里アンヌ隊員役。

黒部進(第30話)⇒ウルトラマンハヤタ・シン隊員等特撮作品に出演。

桜井浩子(第30話)⇒詳細はこちら。

小野ひずる(第30話)⇒『仮面ライダーV3』のヒロイン・珠純子役。

桂木美加(第35話)⇒帰ってきたウルトラマン丘ユリ子隊員役。

石丸博也(第40話)⇒近年ではウルトラマンタロウの声を担当。

幸田宗丸(第41話)

佐原健二(第44話)⇒「ゴジラ」「東宝特撮」「ウルトラマン」シリーズに出演。

鈴木正幸(第45話)⇒桜中学シリーズの大森巡査や宇宙刑事シリーズの大山小次郎が代表的。

平泉征(現:平泉成、第46話)⇒『ファイヤーマン』(千葉太役)やウルトラシリーズ(通算5作)に出演。


※ゲスト出演者は他の特撮作品に出演している役者が多い。黒部進・幸田宗丸は三大特撮ヒーローに出演した俳優の一覧も参照。




関連タグ

ウルトラマン ウルトラセブン ウルトラマンキング アストラ MAC(ウルトラマンレオ)

ウルトラマンタロウウルトラマンレオ→(ザ☆ウルトラマン→)ウルトラマン80


関連外部リンク

ウルトラマンレオ - Wikipedia

ウルトラマンレオとは - ニコニコ大百科

ウルトラマンレオ - アンサイクロペディア

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