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何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?
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何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?

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なんどときをくりかえしてもほんのうじがもえるんじゃが

『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』とは、藤本ケンシ(作画)、井出圭亮(原作)による日本の漫画作品。

天下人になろう!

死にまくる織田信長の戦国リスポーン大河!!

概要

週刊ヤングマガジン』にて2021年から2024年まで連載された歴史SFギャグ漫画。原作は井出圭亮、作画は藤本ケンシ。通称なんじゃが

当時放送中だった大河ドラマ麒麟がくる』同様に「本能寺の変」を題材としている。

話数カウントは「第n」だが以下面倒なので「第n話」で統一する。

コミックDAYSでも配信されているが、女性の裸体などの性描写に規制がかかっている。

本能寺で無念の死を遂げたはずの「魔王」織田信長タイムリープを繰り返しつつ天下統一を目指す覇道ギャグバカお色気を交えて描く歴史大河である。

所謂ループものの為、周回ごとにキャラクターが同一人物であっても大幅に人物像・来歴が異なるのが特徴。共通しているキャラは主人公(プレイヤー)である信長と、時間転移を司る謎のクマのみ。

大幅に分けて作品の流れとしては

  1. 死に戻り続ける信長が、光秀が離反した真相である長宗我部との密会を知るまでを描く「序章」(1巻1話~6話)
  2. 信長の後押しを受けて長宗我部と結託し西日本全てを掌握した覇王となった光秀により追い詰められる信長を描く「覇王光秀編」(1巻7話~5巻37話)
  3. 変えられぬ光秀との対決を見定め、東日本統一を目論む「新生織田軍編」(5巻38話~7巻71話)
  4. 意を決しお遥に真実を伝えた直後、またしても本能寺に飛ばされた信長が元の時間に戻るべく京の町を駆ける「第二本能寺編」(7巻72話~10巻89話)
  5. 元の時代に戻った信長が上杉謙信との決着をつける「シン・川中島編」(11巻88話~13巻144話)
  6. 最終章(13巻145話~最終回)

に分けられる。

単行本8巻帯では『絶対可憐チルドレン』の椎名高志氏が推薦文を寄稿している。

売上は15巻時点で80万部を突破しているらしい。

あらすじ

序章

天正10年(1582年)、日本統一を目指す織田信長は腹心・明智光秀が謀反により滅ぶ。世にいう本能寺の変である。しかし、本能寺で息絶えたはずの信長は、気が付くと謎の喋るクマにより超空間に呼び出されて説教を喰らい、7年前の天正3年(1575年)にタイムスリップしていた!?

信長はすぐさま光秀を始末しの後顧の憂いを断ったが、気が付くと天正10年の燃え盛る本能寺の中に飛ばされ、新たに謀反を企てた柴田勝家により殺されてしまう。

何度もタイムワープを繰り返す信長であったが、その都度7年後に飛ばされ、謀反により死ぬ運命を辿る。あまりに不甲斐ない「死に戻り」を繰り返す信長に、クマは「人を殺すな」とアドバイスし、再び天正3年に戻すこととした…。

覇王光秀編

8回に及ぶ本能寺の変を経て、光秀離反の真意が長宗我部元親への大恩にある事を知った信長は、8周目においては光秀に対し四国攻めの約定を結ぼうとする。あまりに自分が光秀に信頼されていない事に逆ギレした信長は、光秀が元々足利の直参であったことを引き合いに出して「お前が四国との仲を取り持ってみろ」と丸投げしてしまう。

そして時は再び天正10年。燃えていない本能寺に安堵する信長であったが、蘭丸ら側近たちは既に乞食同然に落ちぶれていた。この「選択」により、光秀は西日本統一を果たし、織田家を完膚なきまでに壊滅させていたのである!

蘭丸にすら人身御供にされ、最早俎板の鯉となった信長であったが、ただ1人裏切らなかった元侍女のお遥=金平丸により難を逃れる。信長はお遥と共に覇王と化した光秀の牙城・須弥城に乗り込もうとするが、信長討滅の為に全国から集った最強武将たちにより窮地に立たされてしまう…。

新生織田軍編

光秀への「完敗」を喫し、10回目の死を迎えた信長。ひとまず光秀をいったんブッ殺して気持ちを晴らしつつ11周目に臨む信長は、もはや光秀の離反は止められない事を悟り、本能寺の変を「変」ではなく「戦」に変え、正攻法で明智軍を粉砕しようという作戦に出る。一々敵を倒していっては人心が離れると考えた信長は、方針を切り替え、相手の言い分を聞き和平交渉を積み重ねる作戦に出る。

手始めに覇王√においても裏切らなかった盟友徳川家康を抱き込んだ信長は、前回の苦い経験をもとに反乱の芽を摘み、東日本の群雄たちを纏め上げようとする。陸奥国の大名伊達輝宗から厚遇を受けひとまず安堵する信長であったが、そこに人間となったクマが現れ、いずれ現れる未来を告げる。

巻物が示す未来とは、天正6年5月、伊達の最後の居城となった米沢城上杉謙信の軍勢が攻め寄せるという、絶望の未来だった。信長は巻物の新機能を用いて立ち回ろうとするが、何をやっても謙信に殺されるというどん詰まりの苦境に立たされる。

そんな中、お遥に異変が訪れ…?

第二本能寺編

「金平丸」との確執を乗り越えたお遥と信長は、濃姫の死こそが歴史の分岐点だと考察し改変に挑もうとするも、直後に天正10年の燃え盛る本能寺に飛ばされてしまう。

その世界では覇王光秀編同様に日本中の武将たちが京都に押し寄せており、秀吉は本願寺を掌握し、光秀は将軍足利義昭を抱き込んで石山本願寺痕に建設された須弥城で織田の破滅を待つ身に会った。

しかし希望はあった。この未来では天正7年に織田・伊達連合が謙信を破り、その後すぐに謙信は病死していたのである。どのみち、風前の灯火である現織田軍(と徳川と伊達)では先は見えていると知った信長は、「なぜこの時代の自分は謙信を討つに至ったのか」を探る(そして本能寺でデスルーラする)べく、京の町を奔走する。

シン・川中島編

何とか死に戻りを敢行した信長は、天正3年10月の奥州へと帰参する。信長は現時点で歴史のターニングポイントとなる「謙信打倒」の為には武田勝頼を味方にせねばならないと考え、決戦の地を川中島に見定める。様々な策謀が蠢く中、迎えた天正4年9月、川中島…そこに武田軍の姿はなく、完全に上杉VS織田の潰し合いを高見の見物するだけであった。そして信長は、ミイラの如くやせ衰えていた…。

死に戻りのルール

基本ルール

プレイヤーである信長は無数にある選択肢を辿り、自らが天下統一を果たすことで「クリア」となる。それ以外のケースにおいては、不正解になった途端に信長は天正10年に飛び、燃え盛る本能寺に置き去りにされることとなる。

この燃える本能寺はいわばゲームオーバー確定場面であり、自力で脱出しようとしても躓いてで頭を強打などの方法で確実に死んでしまう。

信長はこの事を逆利用し、光秀の長宗我部への嘆願を知ってからは絶対にアウトになる行動をとってわざとデスルーラに持ち込むという外道な戦法を取ったりもしている。

また、自身がタイムスリップしていることをその時代の人間に話しても即本能寺行きとなる。

レフェリーゲームマスターであるクマはどの時間まで戻せるかというのを決定できるため、信長の談判次第ではビデオの逆再生のように好きな時間に戻ることが可能(もちろん開始時点より前は不可能)。

またこの死に戻りには残機制度も存在する。

野球で言えば本能寺での死はファール扱い(厳密に言えば2ストライクまではファールはストライクと同じ扱いだがここではそういうツッコミは無しの方向で)で何回やっても残機は減らないが、本能寺以外で死亡すると残機は減る。元々予定されている残機は3

作中では戦死自害などの外的要因によるもの以外の、病死や本能寺外での事故死などは基本起きないものとして扱われているようである。

なお、信長は(当時そんなSFなど存在しなかったので当たり前ではあるが)死に戻りを繰り返す度に今までやった事が無に帰ると思い込んでいるが実際はそうではなく、死亡した後も後で歴史は続くので、パラレルワールドが分岐していくに過ぎないこととなる。従って、我々が「史実」だと認識している「光秀がすぐに秀吉に討たれ秀吉が天下を統一する」という世界線も、この死に戻りの1回目の成れの果ての未来ということである。

巻物

新生織田軍編にて追加されたアイテム。

普段は真っ白い巻物だが、近しい未来などの情報を電子モニタのように見ることができるようになる。

また、クマの模様をタップすることで、一時的に『起こりえるかもしれない未来』をシミュレーション(疑似的なタイムスリップだが、あくまでバーチャルでありここで起きた生死は死に戻りには関係ない)する事が可能。

第二本能寺編では新機能としてナビ機能が搭載され、真っ暗闇の中でも周囲の地形と敵味方が判別できる(拡大縮小も可能)ようになった。

主な登場人物

あまりに多すぎるので一々全員解説していてはキリがないのもあり、比較的重要と思われる人物をなるべく簡潔に纏める。

主要キャラ

織田信長

言わずと知れた主人公。極めて短気かつ疑り深い性格ゆえ、いらん憎悪や恐怖を買って最終的に飼い犬に手を噛まれて死ぬ我等が魔王。

極めて聡明かつ現実的な思考回路を有する紛れもない「天才」であるが、基本的に保身第一・自分が一番タイプなので、部下には無茶ぶりやパワハラを繰り返しちょっとでも機嫌を損ねるとすぐにムキになるので、クマからはゲスめ」「ブラック君主などとバカにされている。

ループを繰り返すうちに人間的な成長を遂げていくこととなる。

お遥

本作オリジナルキャラ。覇王光秀編以降のヒロイン(メイン画像はその時の姿)。

元はただのモブ侍女であったが、信長から(九鬼嘉隆抹殺の口封じのために金平糖を貰った事をきっかけに、忠誠心を示すこととなる。濃姫の事を心から慕っている。

覇王光秀編では大太刀を携えた男装傭兵として数多の戦場を練り歩き、信長の最期の臣となる。こちらでは非常に男勝りかつ脳筋になっている。

新生織田軍編では濃姫の近習として奥州への旅に同行。そのさなかに特異点となり、覇王光秀編の金平丸の記憶が流れ込んで錯乱するも、信長からの激励もあり、それを乗り越えるに至る。

濃姫

本作のヒロイン。ご存知マムシの忘れ形見にして信長の正室。巨乳でおっとりしているが信長を深く愛している良妻。

光秀の従妹であり、覇王光秀編においては彼女の末路が光秀の裏切りの引き金を引くこととなる。

新生織田軍編では奥州への旅に半ば強引に連れて行かれることとなる。とある地雷があるらしい。

第二本能寺編においては天正6年の上杉合戦の際に、上杉方の流れ矢から政宗を庇い、死に際に織田の未来を政宗に託した。

クマ/熊茶丸

信長のデスルーラを司る謎のテディベアのような生き物。信長を軽んじつつもあるべき歴史に導こうとする。傲岸不遜DQN極まりない性格と言動であるが、信長が魔王ではなく天下人たる未来を目指している。普段は超空間の中で美女2人を侍らせて優雅に暮らしている。

新生織田軍編にて前掲の巻物を渡すも、その際のリープに巻き込まれ、人間になってしまった。人間態の命名は信長。

第二次本能寺編では信長が本能寺送りになったので無事に元の異空間に戻った。

信長の協力者・臣下

織田信忠

ご存知信長の嫡男。本来なら本能寺の変の直後に自害する。家康の親友。

信長の後継者として尽力しており、有能であるがやや詰めが甘いのは母親の血か。

森蘭丸

ご存知信長の小姓大体いつも本能寺の変に巻き込まれて死ぬ。

覇王光秀編では織田軍の壊滅に伴い信長の首を差し出して生き残ろうとしたが、光秀の不興を買って結局殺された。

森長可

ご存知宮本よりキレてる方の武蔵。蘭丸の兄。

登場は新生織田軍編から。脳筋極まりない短慮かつ傍若無人な乱暴者だが、一応信長から腹心として重用されている。(クマ曰くお遥の男バージョン

前田利家

ご存知槍の又左。顔の右半分が焼けただれている大男。

信長の信厚き最古参の重臣であり、覇王光秀編においては石山本願寺により殺害されている。

新生織田軍編ではその運命を変えるべく信長により使役される。

第二次本能寺編ではかつての親友である秀吉率いる北陸本願寺一向一揆を迎え撃つも、頼廉によりなすすべなく戦死。

シン・川中島編では伊達家の槍術師範・若き伊達兄弟の教育係として奥州に派遣される。

竹中半兵衛

ご存知今孔明。秀吉の二大軍師の一人で稀代の天才と称される知将。元斎藤家出身なので、子供の頃の恥ずかしエピソードを濃姫に握られている。

信長は道半ばにして彼が病死した事を知っているので、新生織田軍編では邪魔な秀吉を左遷して宙ぶらりんになった彼を東北行きに追従させる。あまりに考えなしな長可に頭を悩ませている。

シン・川中島編ではデスルーラの生贄として幾度となく信長から惨殺されており、秀吉から敵を討ってもらえるくらいには慕われていた。

徳川方

徳川家康

ご存知。青髪のイケメンで左目の下にそばかすらしきものがある。

覇王光秀編においても数少ない織田派の大名として名前のみ登場していた。

それを知った信長により、新生織田軍編では背後を守るための柱石として信任を置かれる。あっけらかんとした性格で人を食ったような言動を好む。信長というジャイアンをうまく利用するスネ夫である。信長の嫡子織田信忠とも親しい。

第二本能寺編では信長の救援に馳せ参じ、秀吉と対決する

本多忠勝

ご存知戦国最強。家康の股肱之臣。ずきゅん

常に数珠をぶら下げた大男で、大変な好きであり、馬次第で家康ですら裏切りかけた。だきゅん。

登場は新生織田軍編から。利家・長可を超え利三に比肩する「怪物」として信長に目を掛けられる。ぶきゅん。しかしあまりに直情径行すぎるために信長を本能寺に直行させる大ポカをやらかした。ばきゅん。

第二本能寺編では本能寺にて島津義弘と激戦を繰り広げ、きれいさっぱり本能寺そのものを破壊してしまう大ポカをやらかした。どきゅん。

東北勢

伊達輝宗

ご存知伊達家中興の祖。滅亡寸前となった伊達家を立て直した名君。

新生織田軍編での登場となったが熱狂的な信長おたくであり、一向一揆門徒レベルで信長を崇拝しまくっている鬱陶しいオッサン。

第二次本能寺編では息子たちや小十郎と共に京都の守りに向かう。

伊達政宗

ご存知独眼竜。クマ曰く「大人になってからは信長とちょっと似ている」。

覇王光秀編において父・輝宗に先駆けて登場。(一応)東北の雄であり、小十郎と共に須弥城攻めに加わるも気弱な性格もあって大敗する。

新生織田軍編では上記の事もあり、信長から目を掛けられているのだが、まだヘタレなガキンチョで頼りなく、家臣たちも弟・竺丸との跡継ぎ争いで火花を散らしている。

第二次本能寺編では上記の経緯(濃姫の項参照)もあって弟ともに京都で信長の援護に回るが、優柔不断な性格ゆえに弟からは嫌悪されている。

片倉小十郎

ご存知竜の右目。筋肉ムキムキで常にノースリーブという超暑苦しい武将。「さす(が)若ァ!!」が口癖。

覇王光秀編においては主君・政宗を鼓舞しつつ北条家と結託して須弥城を攻めるも大敗を喫する。

新生織田軍編では外見と性格がほぼ同じ異父姉片倉喜多と共に信長を歓迎する。

片倉喜多

ご存知今少納言。小十郎の異父姉で輝宗の重臣鬼庭綱元の異母姉というややこしい経歴の人であり、義姫に代わり政宗を育てた乳母でもある。

新生織田軍編においては非常に暑苦しく姉御肌な女性で、常にやたら露出度の高い服装をしている。濃姫に勝るとも劣らないナイスバディであるが小太刀で立木を両断するほどの烈婦であり過去には覗きを5人殺している。金平丸に教養と母性を足したような人である。とか書いていたら、本当に未来の1つではお遥が弟子入りしていた事が判明した。

義姫

ご存知政宗の実母。

新生織田軍編においては次男の竺丸を溺愛し政宗を邪険に扱う。信長にとってはせっかく頼っている先が内部分裂を起こしていると言う事で悩みの種。

伊達政道

誰?とか思うかもしれないだろうが政宗の実弟・竺丸その人。

第二次本能寺編からはレギュラーキャラになり、母親譲りの美貌と剛胆を宿した猛将となり信長を助けに参上した。フェミニストであり、女性…特にお遥にはどういうわけか優しい。

敵対者

明智家

明智光秀

ご存知キンカン。本作最大の宿敵。

恩義を重んじる人格者であるが故に信長との決定的不破を生み、本能寺の変を起こす。

覇王光秀編においてはナポレオンを思わせる威風堂々とした絶対君主となった…のはいいが、「キンカン頭」と呼ばれているのを気にしすぎてかつての信長並みにすぐ人を斬る危険人物と化している。避難民に化けて潜入した信長とひと時の会合を果たすも、お遙を「気遣う」信長の姿に激昂し、利三を嗾けてお遙を殺害、信長に完勝を収めた。

斎藤利三

ご存知娘の方が有名な人。光秀の重臣。寡黙な大男でUの字のマゲが特徴。

忠勝と並ぶ本作最強の人物であり、覇王光秀編においてはお遥の剣の師匠。

ご存知細川ガラシャになるはずだった光秀の三女。本作でも一二を争う爆乳

覇王光秀編においては信長が細川忠興との政略結婚をドタキャンさせたため超絶面食いかつワガママなダメ人間と化している。上記の経緯故に信長を不俱戴天の仇と憎悪し、飼い(本物)の餌にせんと目論む。お遥を侍女にしようとしたが、信長により人質にされた。

第二次本能寺編でも登場しているが既に明智家を離反しており悪役令嬢そのものであった覇王光秀編とは比べ物にならないほどの凛とした女武者と変貌を遂げた。この時系列では景勝に輿入れしたものの、政争に敗れて伊達に落ちのびており、景勝の死後は自ら薙刀を振るい血路を切り開く。

織田家臣団(裏切)

羽柴秀吉

ご存知。本来の歴史なら天下人になるであろう、ずきんとモミアゲが特徴的な出っ歯のチビ男。

2周目では信長が光秀・勝家を始末した事が遠因となって本能寺の変の主犯と化す。

覇王光秀編においては光秀の台所奉行。元が農民の出ゆえに戦災者にも優しい姿勢を見せるが、その戦災者に信長が紛れていたのを見抜き通報。もはやかつての草履取りの姿はどこにもなく信長を小馬鹿にしまくっていた。

新生織田軍編では越前一向一揆の始末の為に守護代として飛ばされた不破光治補佐として左遷される。

…が、その結果として第二次本能寺編では本願寺一派を丸ごと懐柔して「本願寺猿派」を勝手に作ってしまい、内部抗争による弱体化を懸念した蓮如から禅譲され第12代宗主となって本能寺に攻め込んでいる。かつての親友である利家が眼前で散華しても1コマで元通りになってしまった。

柴田勝家

ご存知かめわり。脳筋極まりないむさ苦しい大男。ちなみに本作においては「脳筋」を日本で初めて言った男は信長である。

本来の歴史であれば重臣であるが、1周目で光秀を手打ちにした事が引き金となり本能寺の変の主犯と化し、2周目で即座に信長に斬り殺された

覇王光秀編においては光秀の部下であるが不興を買って斬られる。

新生織田軍編では今の所信長の重臣。上記のようなこともあってか信長からは長可以上のアホと思われている。シン・川中島編においては京都で上杉の悪評を流す、川中島で主攻を担うなどようやくまともな活躍を見せている。

松永久秀

ご存知戦国一の梟雄。裏切り爆弾が大好きな腹黒老紳士

本来の歴史ならとっくに死んでいる筈だが覇王光秀編においては存命。信長狩りに集った西国武将達からも「あいつなら裏切りかねん」と思われているほど信用されていない。9回目の信長の死(残機-1)を招き、9周目においては信長が自身の裏切りを察知したことを疑問に思い利用しようと目論んだ。

第二次本能寺編に至るまでの空白の4年間では、甘粕景持に裏切るフリをして城ごと爆破して殲滅するという奇策を駆使し、のらりくらりと織田家を煙に巻いている。

西国武将

雑賀孫一

ご存知戦国一の傭兵。大きな目がチャームポイントの美男子。

覇王光秀編においては光秀に雇われ織田方残党を虐殺していた。

新生織田軍編の「巻物で見た未来」の一つでは毛利・武田と共に反上杉軍に加わるも揃って敗死する。

長宗我部元親

ご存知南海の覇王。糸目で不躾な男。光秀の親友かつ大恩人であり、本作における本能寺の変の契機となった人物。凄腕の鎌槍使い。側近は中島可之助

覇王光秀編においては光秀の朋友ということもあり信長狩りに参加。いい意味でも悪い意味でもオトナな対応を見せる。

新生織田軍編では上記の事もあり、早々に信長が和議を結んだ。この頃はまだ若かったため部下やたちも含め非常にDQNである。

第二本能寺編でも畿内三道同盟に加わり、信長を投槍で貫いた。

島津義弘

ご存知九州の鬼将軍。常に目ん玉をひん剥いた超怖い顔の大男。好き。側近は東郷重位

覇王光秀編においては毛利・長宗我部・石山本願寺連合との戦いでたちを失い、明智家の軍門に下った末に島津家当主となる(その事で西国連合を恨んではいないらしい)。そういうこともあってか、或いは素なのか、現在では織田兵の首をすっ飛ばすのが大好きな狂人と化している。同シリーズにおける信長にとっては最初の敵であり、お遥がいなければ速攻で殺されていたであろう。

第二本能寺編では本能寺にて忠勝と激戦を繰り広げる

毛利輝元

ご存知瀬戸内最強艦隊の提督。八の字ヒゲ。

覇王光秀編においてはなぜか「や」と読む漢字でしか喋れない奇人変人であり、児玉成就通訳が無いと意思疎通すら難しい。天正4年に光秀のとりなしで長宗我部と同盟を結んだ。天正10年の京都平定においては信長狩りに加わる。

新生織田軍編の「巻物で見た未来」の一つでは武田・雑賀衆と共に反上杉軍に加わるも揃って敗死する。

第二本能寺編では畿内三道同盟に加わり、織田軍を追い詰める。

本願寺顕如

ご存知浄土からの使者。巨大な黒目と長すぎる福耳が特徴的な怪僧。巨大な数珠をたすき掛けにしている。側近は下間頼廉

覇王光秀編においては信長の日和見外交が裏目に出て前田利家ら織田方の重臣を幾度となく討ち取り、信長狩りの片棒を担ぐ。

新生織田軍編では、信長にまだ完成してもいない木津砦を猛襲されて「お話」を持ちかけられ、織田方との休戦を飲む。

第二次本能寺編では秀吉に信者をごっそり奪われてしまい、内部分裂を避けるべく宗主の座を禅譲し戦闘指揮官に鞍替え、タカ派に変り果てる。内心では秀吉の事を恨んでいる模様。

足利義昭

ご存知室町幕府十五代将軍。光秀の元上司。

二度の信長包囲網を指揮するも完敗を喫し、すっかり落ちぶれている。

新生織田軍編で初登場。天才的な蹴鞠の腕を持つ優雅な男性で、モミアゲ部分をみつあみにして長く伸ばし烏帽子を鎖のように巻いた独特な髪型をしている。現在は土佐で長宗我部の庇護下にあり、かつてのような野心は消えたものの、どこか達観したような姿勢を崩さずにいる。斜視なのか義眼なのかオッドアイなのかは不明だが、右目と左目が左右非対称。

第二次本能寺編では光秀にかくまわれ石山須弥城に入場するが、自分自身が畿内三道連合にとって一番の足手纏いであることに自嘲していた。

武田家

武田勝頼

ご存知獅子を継ぐ者。

本来の歴史ならとっくに死んでいるが、覇王光秀編においては存命であり信長狩りに加わる。過去によほど嫌なことでもあったのか常に大量の火縄銃を背負っている。側近は信之(後述)。

巻物で見た未来では、時に父の遺言を守り謙信と協力して陸奥を攻め、時に謙信に牙を剥く(そして負ける)

シン・川中島編では信長から上杉打倒の鍵とされるも、結局漁夫の利を狙い静観を決め込む。

真田昌幸

ご存知表裏比興の者。自国と民を守るためならば智謀知略を巡らせる名将。前髪の左半分だけを垂らしたヘアスタイル。

新生織田軍編では上杉領を監視(この頃、次男真田信繁は上杉の人質)する道中で信長と出会い、その清廉潔白な人柄に信長も感心するが、親代わりである本多忠真を殺された恨みに燃える忠勝に刺殺され、信長を本能寺に直行させることとなった。

真田信之

ご存知立花宗茂と並び称される東国の傑物。昌幸の長男。イケメン。

覇王光秀編で勝頼の腹心として、昌幸に先駆けて登場した。

新生織田軍編では忠勝の失策により本能寺で信長を射殺した

上杉家

上杉景勝

ご存知軍神の継承者。の兜を被った二刀流使いの危ない人。若い頃はモヒカン頭。

覇王光秀編においてはかつてのライバル・勝頼と共に信長狩りに加わる。活舌があまりに悪すぎて、側近の直江兼続(イケメン)抜きでは意思疎通が難しい輝元と並んでめんどくさい人。

第二本能寺編においては玉と結婚するも直後に謙信が病死し、史実とは逆に景虎に敗北し、伊達に落ちのびるも程なくして落命する。

上杉謙信

ご存知越後の龍。覇王光秀編では故人。

新生織田軍編において景勝・兼続と共に伊達を攻める。

勝率97%を越える戦大好きな軍神。正史では天正六年3月に亡くなっているが、この時間軸では生存。

手取川の戦いで織田軍相手に圧倒的勝利を収める。その事は信長の大きなトラウマになっており、謙信の名を聞くだけで戦意を失ってしまう程。その後、ありとあらゆる未来において(本来の歴史ではありえない)侵略戦争により烈火のごとく勢力圏を広げ、織田・伊達連合を壊滅させるに至る。その強さは文字通り常軌を逸しており、誰と結託しようが和平策を結ぼうが必ず信長を仕留めにかかるほど。

上杉景虎

ご存知もう一人の竜を継ぐ者。謙信の養子であり「相模の獅子」北条氏康の七男。イケメン。

初登場は新生織田軍編。本来の歴史であれば半年後(天正6年3月)に勃発する跡継ぎ争い(御館の乱)で景勝に敗死するはずだが、『巻物で見た未来』の1つでは天正5年景勝と共に謙信の側を固める。

第二本能寺編の時空においては既に景勝を追放し、上杉家を継いで明智と同盟を結んでいる。

直江景綱

ご存知娘婿の方が有名な人。

謙信に古くから使える老将(既に68歳)でバーコード頭。謙信の戦好きぶりに呆れつつも、実戦においては柴田・丹羽滝川の総員2万もの合従軍相手に圧勝するほどの天才的な指揮を見せる。

信長の死因一覧

ループ死因
0明智光秀が謀反により本能寺の変にて梁の下敷きになり圧死。本編開始
1柴田勝家が謀反により本能寺の変にて勝家直々に射殺
2羽柴秀吉が謀反により本能寺の変にて蘭丸ごと串刺しにされ死亡
3明智光秀が謀反により本能寺の変にて光秀直々に斬殺
4謀反により本能寺の変にて死亡
5謀反により本能寺の変にて丸太で突き殺される
6家臣一同総出の謀反により本能寺の変を起こされ、脱出しようとするも転んで鍬が頭を直撃し死亡
7柴田勝家が謀反により本能寺の変にて勝家直々に斬殺(意図的なデスルーラ1回目)
8須弥城にて松永久秀の爆弾テロに巻き込まれ爆死(残機:2)
9須弥城にて自害(残機:1)
10謀反により本能寺の変にて死亡(意図的なデスルーラ2回目)
11真田信之が謀反により本能寺の変にて信之直々に射殺
12長宗我部元親に槍で貫かれ、斉藤利三に首を刎ねられ…るも、意識を失う寸前生首をお遥が第二本能寺境内に無理矢理蹴り込んだため無事デスルーラ成功
13~19羽柴秀吉により半兵衛の仇討ちを敢行され、本能寺の変で討ち取られる(意図的なデスルーラもこれで10回目)

巻物で見た起こりうる可能性のある死因

  • 米沢城攻防戦で命惜しさに情け無さ過ぎる態度を取った為部下全員に見捨てられ、謙信に斬首され死亡
  • 武田・雑賀・毛利と結託するも完敗し小島弥太郎に斧で叩き潰されミンチに
  • 津軽海峡まで追い詰められ甘粕景持に射られ断崖から転落して海の藻屑に
  • 岐阜城に立てこもるも侵攻した謙信に窓から突き落とされ転落死
  • 川中島にて、茶臼山で包囲され殲滅される
  • 弥太郎に斧でホームランされる
  • 茶臼山で崖から転落して首を折り事故死
  • 上杉兵から全身に矢を射かけられ死亡
  • 上杉景勝に滅多切りにされミンチに
  • 謙信に手づから唐竹割にされる
  • 上杉兵に見つかって肛門から口まで貫かれ死亡

なおこれらの死亡回数は10万回を超えている模様。

作中でパロディされたもの一覧

他多数。

関連項目

戦国時代 安土桃山時代 やり直し タイムリープ 過去改変

架空戦記

センゴク:同じくヤンマガで連載中の戦国漫画であるが全く内容は違う。

ライドンキング:同じCM枠の漫画

天下人になろう!

死にまくる織田信長の戦国リスポーン大河!!

概要

週刊ヤングマガジン』にて2021年から2024年まで連載された歴史SFギャグ漫画。原作は井出圭亮、作画は藤本ケンシ。通称なんじゃが

当時放送中だった大河ドラマ麒麟がくる』同様に「本能寺の変」を題材としている。

話数カウントは「第n」だが以下面倒なので「第n話」で統一する。

コミックDAYSでも配信されているが、女性の裸体などの性描写に規制がかかっている。

本能寺で無念の死を遂げたはずの「魔王」織田信長タイムリープを繰り返しつつ天下統一を目指す覇道ギャグバカお色気を交えて描く歴史大河である。

所謂ループものの為、周回ごとにキャラクターが同一人物であっても大幅に人物像・来歴が異なるのが特徴。共通しているキャラは主人公(プレイヤー)である信長と、時間転移を司る謎のクマのみ。

大幅に分けて作品の流れとしては

  1. 死に戻り続ける信長が、光秀が離反した真相である長宗我部との密会を知るまでを描く「序章」(1巻1話~6話)
  2. 信長の後押しを受けて長宗我部と結託し西日本全てを掌握した覇王となった光秀により追い詰められる信長を描く「覇王光秀編」(1巻7話~5巻37話)
  3. 変えられぬ光秀との対決を見定め、東日本統一を目論む「新生織田軍編」(5巻38話~7巻71話)
  4. 意を決しお遥に真実を伝えた直後、またしても本能寺に飛ばされた信長が元の時間に戻るべく京の町を駆ける「第二本能寺編」(7巻72話~10巻89話)
  5. 元の時代に戻った信長が上杉謙信との決着をつける「シン・川中島編」(11巻88話~13巻144話)
  6. 最終章(13巻145話~最終回)

に分けられる。

単行本8巻帯では『絶対可憐チルドレン』の椎名高志氏が推薦文を寄稿している。

売上は15巻時点で80万部を突破しているらしい。

あらすじ

序章

天正10年(1582年)、日本統一を目指す織田信長は腹心・明智光秀が謀反により滅ぶ。世にいう本能寺の変である。しかし、本能寺で息絶えたはずの信長は、気が付くと謎の喋るクマにより超空間に呼び出されて説教を喰らい、7年前の天正3年(1575年)にタイムスリップしていた!?

信長はすぐさま光秀を始末しの後顧の憂いを断ったが、気が付くと天正10年の燃え盛る本能寺の中に飛ばされ、新たに謀反を企てた柴田勝家により殺されてしまう。

何度もタイムワープを繰り返す信長であったが、その都度7年後に飛ばされ、謀反により死ぬ運命を辿る。あまりに不甲斐ない「死に戻り」を繰り返す信長に、クマは「人を殺すな」とアドバイスし、再び天正3年に戻すこととした…。

覇王光秀編

8回に及ぶ本能寺の変を経て、光秀離反の真意が長宗我部元親への大恩にある事を知った信長は、8周目においては光秀に対し四国攻めの約定を結ぼうとする。あまりに自分が光秀に信頼されていない事に逆ギレした信長は、光秀が元々足利の直参であったことを引き合いに出して「お前が四国との仲を取り持ってみろ」と丸投げしてしまう。

そして時は再び天正10年。燃えていない本能寺に安堵する信長であったが、蘭丸ら側近たちは既に乞食同然に落ちぶれていた。この「選択」により、光秀は西日本統一を果たし、織田家を完膚なきまでに壊滅させていたのである!

蘭丸にすら人身御供にされ、最早俎板の鯉となった信長であったが、ただ1人裏切らなかった元侍女のお遥=金平丸により難を逃れる。信長はお遥と共に覇王と化した光秀の牙城・須弥城に乗り込もうとするが、信長討滅の為に全国から集った最強武将たちにより窮地に立たされてしまう…。

新生織田軍編

光秀への「完敗」を喫し、10回目の死を迎えた信長。ひとまず光秀をいったんブッ殺して気持ちを晴らしつつ11周目に臨む信長は、もはや光秀の離反は止められない事を悟り、本能寺の変を「変」ではなく「戦」に変え、正攻法で明智軍を粉砕しようという作戦に出る。一々敵を倒していっては人心が離れると考えた信長は、方針を切り替え、相手の言い分を聞き和平交渉を積み重ねる作戦に出る。

手始めに覇王√においても裏切らなかった盟友徳川家康を抱き込んだ信長は、前回の苦い経験をもとに反乱の芽を摘み、東日本の群雄たちを纏め上げようとする。陸奥国の大名伊達輝宗から厚遇を受けひとまず安堵する信長であったが、そこに人間となったクマが現れ、いずれ現れる未来を告げる。

巻物が示す未来とは、天正6年5月、伊達の最後の居城となった米沢城上杉謙信の軍勢が攻め寄せるという、絶望の未来だった。信長は巻物の新機能を用いて立ち回ろうとするが、何をやっても謙信に殺されるというどん詰まりの苦境に立たされる。

そんな中、お遥に異変が訪れ…?

第二本能寺編

「金平丸」との確執を乗り越えたお遥と信長は、濃姫の死こそが歴史の分岐点だと考察し改変に挑もうとするも、直後に天正10年の燃え盛る本能寺に飛ばされてしまう。

その世界では覇王光秀編同様に日本中の武将たちが京都に押し寄せており、秀吉は本願寺を掌握し、光秀は将軍足利義昭を抱き込んで石山本願寺痕に建設された須弥城で織田の破滅を待つ身に会った。

しかし希望はあった。この未来では天正7年に織田・伊達連合が謙信を破り、その後すぐに謙信は病死していたのである。どのみち、風前の灯火である現織田軍(と徳川と伊達)では先は見えていると知った信長は、「なぜこの時代の自分は謙信を討つに至ったのか」を探る(そして本能寺でデスルーラする)べく、京の町を奔走する。

シン・川中島編

何とか死に戻りを敢行した信長は、天正3年10月の奥州へと帰参する。信長は現時点で歴史のターニングポイントとなる「謙信打倒」の為には武田勝頼を味方にせねばならないと考え、決戦の地を川中島に見定める。様々な策謀が蠢く中、迎えた天正4年9月、川中島…そこに武田軍の姿はなく、完全に上杉VS織田の潰し合いを高見の見物するだけであった。そして信長は、ミイラの如くやせ衰えていた…。

死に戻りのルール

基本ルール

プレイヤーである信長は無数にある選択肢を辿り、自らが天下統一を果たすことで「クリア」となる。それ以外のケースにおいては、不正解になった途端に信長は天正10年に飛び、燃え盛る本能寺に置き去りにされることとなる。

この燃える本能寺はいわばゲームオーバー確定場面であり、自力で脱出しようとしても躓いてで頭を強打などの方法で確実に死んでしまう。

信長はこの事を逆利用し、光秀の長宗我部への嘆願を知ってからは絶対にアウトになる行動をとってわざとデスルーラに持ち込むという外道な戦法を取ったりもしている。

また、自身がタイムスリップしていることをその時代の人間に話しても即本能寺行きとなる。

レフェリーゲームマスターであるクマはどの時間まで戻せるかというのを決定できるため、信長の談判次第ではビデオの逆再生のように好きな時間に戻ることが可能(もちろん開始時点より前は不可能)。

またこの死に戻りには残機制度も存在する。

野球で言えば本能寺での死はファール扱い(厳密に言えば2ストライクまではファールはストライクと同じ扱いだがここではそういうツッコミは無しの方向で)で何回やっても残機は減らないが、本能寺以外で死亡すると残機は減る。元々予定されている残機は3

作中では戦死自害などの外的要因によるもの以外の、病死や本能寺外での事故死などは基本起きないものとして扱われているようである。

なお、信長は(当時そんなSFなど存在しなかったので当たり前ではあるが)死に戻りを繰り返す度に今までやった事が無に帰ると思い込んでいるが実際はそうではなく、死亡した後も後で歴史は続くので、パラレルワールドが分岐していくに過ぎないこととなる。従って、我々が「史実」だと認識している「光秀がすぐに秀吉に討たれ秀吉が天下を統一する」という世界線も、この死に戻りの1回目の成れの果ての未来ということである。

巻物

新生織田軍編にて追加されたアイテム。

普段は真っ白い巻物だが、近しい未来などの情報を電子モニタのように見ることができるようになる。

また、クマの模様をタップすることで、一時的に『起こりえるかもしれない未来』をシミュレーション(疑似的なタイムスリップだが、あくまでバーチャルでありここで起きた生死は死に戻りには関係ない)する事が可能。

第二本能寺編では新機能としてナビ機能が搭載され、真っ暗闇の中でも周囲の地形と敵味方が判別できる(拡大縮小も可能)ようになった。

主な登場人物

あまりに多すぎるので一々全員解説していてはキリがないのもあり、比較的重要と思われる人物をなるべく簡潔に纏める。

主要キャラ

織田信長

言わずと知れた主人公。極めて短気かつ疑り深い性格ゆえ、いらん憎悪や恐怖を買って最終的に飼い犬に手を噛まれて死ぬ我等が魔王。

極めて聡明かつ現実的な思考回路を有する紛れもない「天才」であるが、基本的に保身第一・自分が一番タイプなので、部下には無茶ぶりやパワハラを繰り返しちょっとでも機嫌を損ねるとすぐにムキになるので、クマからはゲスめ」「ブラック君主などとバカにされている。

ループを繰り返すうちに人間的な成長を遂げていくこととなる。

お遥

本作オリジナルキャラ。覇王光秀編以降のヒロイン(メイン画像はその時の姿)。

元はただのモブ侍女であったが、信長から(九鬼嘉隆抹殺の口封じのために金平糖を貰った事をきっかけに、忠誠心を示すこととなる。濃姫の事を心から慕っている。

覇王光秀編では大太刀を携えた男装傭兵として数多の戦場を練り歩き、信長の最期の臣となる。こちらでは非常に男勝りかつ脳筋になっている。

新生織田軍編では濃姫の近習として奥州への旅に同行。そのさなかに特異点となり、覇王光秀編の金平丸の記憶が流れ込んで錯乱するも、信長からの激励もあり、それを乗り越えるに至る。

濃姫

本作のヒロイン。ご存知マムシの忘れ形見にして信長の正室。巨乳でおっとりしているが信長を深く愛している良妻。

光秀の従妹であり、覇王光秀編においては彼女の末路が光秀の裏切りの引き金を引くこととなる。

新生織田軍編では奥州への旅に半ば強引に連れて行かれることとなる。とある地雷があるらしい。

第二本能寺編においては天正6年の上杉合戦の際に、上杉方の流れ矢から政宗を庇い、死に際に織田の未来を政宗に託した。

クマ/熊茶丸

信長のデスルーラを司る謎のテディベアのような生き物。信長を軽んじつつもあるべき歴史に導こうとする。傲岸不遜DQN極まりない性格と言動であるが、信長が魔王ではなく天下人たる未来を目指している。普段は超空間の中で美女2人を侍らせて優雅に暮らしている。

新生織田軍編にて前掲の巻物を渡すも、その際のリープに巻き込まれ、人間になってしまった。人間態の命名は信長。

第二次本能寺編では信長が本能寺送りになったので無事に元の異空間に戻った。

信長の協力者・臣下

織田信忠

ご存知信長の嫡男。本来なら本能寺の変の直後に自害する。家康の親友。

信長の後継者として尽力しており、有能であるがやや詰めが甘いのは母親の血か。

森蘭丸

ご存知信長の小姓大体いつも本能寺の変に巻き込まれて死ぬ。

覇王光秀編では織田軍の壊滅に伴い信長の首を差し出して生き残ろうとしたが、光秀の不興を買って結局殺された。

森長可

ご存知宮本よりキレてる方の武蔵。蘭丸の兄。

登場は新生織田軍編から。脳筋極まりない短慮かつ傍若無人な乱暴者だが、一応信長から腹心として重用されている。(クマ曰くお遥の男バージョン

前田利家

ご存知槍の又左。顔の右半分が焼けただれている大男。

信長の信厚き最古参の重臣であり、覇王光秀編においては石山本願寺により殺害されている。

新生織田軍編ではその運命を変えるべく信長により使役される。

第二次本能寺編ではかつての親友である秀吉率いる北陸本願寺一向一揆を迎え撃つも、頼廉によりなすすべなく戦死。

シン・川中島編では伊達家の槍術師範・若き伊達兄弟の教育係として奥州に派遣される。

竹中半兵衛

ご存知今孔明。秀吉の二大軍師の一人で稀代の天才と称される知将。元斎藤家出身なので、子供の頃の恥ずかしエピソードを濃姫に握られている。

信長は道半ばにして彼が病死した事を知っているので、新生織田軍編では邪魔な秀吉を左遷して宙ぶらりんになった彼を東北行きに追従させる。あまりに考えなしな長可に頭を悩ませている。

シン・川中島編ではデスルーラの生贄として幾度となく信長から惨殺されており、秀吉から敵を討ってもらえるくらいには慕われていた。

徳川方

徳川家康

ご存知。青髪のイケメンで左目の下にそばかすらしきものがある。

覇王光秀編においても数少ない織田派の大名として名前のみ登場していた。

それを知った信長により、新生織田軍編では背後を守るための柱石として信任を置かれる。あっけらかんとした性格で人を食ったような言動を好む。信長というジャイアンをうまく利用するスネ夫である。信長の嫡子織田信忠とも親しい。

第二本能寺編では信長の救援に馳せ参じ、秀吉と対決する

本多忠勝

ご存知戦国最強。家康の股肱之臣。ずきゅん

常に数珠をぶら下げた大男で、大変な好きであり、馬次第で家康ですら裏切りかけた。だきゅん。

登場は新生織田軍編から。利家・長可を超え利三に比肩する「怪物」として信長に目を掛けられる。ぶきゅん。しかしあまりに直情径行すぎるために信長を本能寺に直行させる大ポカをやらかした。ばきゅん。

第二本能寺編では本能寺にて島津義弘と激戦を繰り広げ、きれいさっぱり本能寺そのものを破壊してしまう大ポカをやらかした。どきゅん。

東北勢

伊達輝宗

ご存知伊達家中興の祖。滅亡寸前となった伊達家を立て直した名君。

新生織田軍編での登場となったが熱狂的な信長おたくであり、一向一揆門徒レベルで信長を崇拝しまくっている鬱陶しいオッサン。

第二次本能寺編では息子たちや小十郎と共に京都の守りに向かう。

伊達政宗

ご存知独眼竜。クマ曰く「大人になってからは信長とちょっと似ている」。

覇王光秀編において父・輝宗に先駆けて登場。(一応)東北の雄であり、小十郎と共に須弥城攻めに加わるも気弱な性格もあって大敗する。

新生織田軍編では上記の事もあり、信長から目を掛けられているのだが、まだヘタレなガキンチョで頼りなく、家臣たちも弟・竺丸との跡継ぎ争いで火花を散らしている。

第二次本能寺編では上記の経緯(濃姫の項参照)もあって弟ともに京都で信長の援護に回るが、優柔不断な性格ゆえに弟からは嫌悪されている。

片倉小十郎

ご存知竜の右目。筋肉ムキムキで常にノースリーブという超暑苦しい武将。「さす(が)若ァ!!」が口癖。

覇王光秀編においては主君・政宗を鼓舞しつつ北条家と結託して須弥城を攻めるも大敗を喫する。

新生織田軍編では外見と性格がほぼ同じ異父姉片倉喜多と共に信長を歓迎する。

片倉喜多

ご存知今少納言。小十郎の異父姉で輝宗の重臣鬼庭綱元の異母姉というややこしい経歴の人であり、義姫に代わり政宗を育てた乳母でもある。

新生織田軍編においては非常に暑苦しく姉御肌な女性で、常にやたら露出度の高い服装をしている。濃姫に勝るとも劣らないナイスバディであるが小太刀で立木を両断するほどの烈婦であり過去には覗きを5人殺している。金平丸に教養と母性を足したような人である。とか書いていたら、本当に未来の1つではお遥が弟子入りしていた事が判明した。

義姫

ご存知政宗の実母。

新生織田軍編においては次男の竺丸を溺愛し政宗を邪険に扱う。信長にとってはせっかく頼っている先が内部分裂を起こしていると言う事で悩みの種。

伊達政道

誰?とか思うかもしれないだろうが政宗の実弟・竺丸その人。

第二次本能寺編からはレギュラーキャラになり、母親譲りの美貌と剛胆を宿した猛将となり信長を助けに参上した。フェミニストであり、女性…特にお遥にはどういうわけか優しい。

敵対者

明智家

明智光秀

ご存知キンカン。本作最大の宿敵。

恩義を重んじる人格者であるが故に信長との決定的不破を生み、本能寺の変を起こす。

覇王光秀編においてはナポレオンを思わせる威風堂々とした絶対君主となった…のはいいが、「キンカン頭」と呼ばれているのを気にしすぎてかつての信長並みにすぐ人を斬る危険人物と化している。避難民に化けて潜入した信長とひと時の会合を果たすも、お遙を「気遣う」信長の姿に激昂し、利三を嗾けてお遙を殺害、信長に完勝を収めた。

斎藤利三

ご存知娘の方が有名な人。光秀の重臣。寡黙な大男でUの字のマゲが特徴。

忠勝と並ぶ本作最強の人物であり、覇王光秀編においてはお遥の剣の師匠。

ご存知細川ガラシャになるはずだった光秀の三女。本作でも一二を争う爆乳

覇王光秀編においては信長が細川忠興との政略結婚をドタキャンさせたため超絶面食いかつワガママなダメ人間と化している。上記の経緯故に信長を不俱戴天の仇と憎悪し、飼い(本物)の餌にせんと目論む。お遥を侍女にしようとしたが、信長により人質にされた。

第二次本能寺編でも登場しているが既に明智家を離反しており悪役令嬢そのものであった覇王光秀編とは比べ物にならないほどの凛とした女武者と変貌を遂げた。この時系列では景勝に輿入れしたものの、政争に敗れて伊達に落ちのびており、景勝の死後は自ら薙刀を振るい血路を切り開く。

織田家臣団(裏切)

羽柴秀吉

ご存知。本来の歴史なら天下人になるであろう、ずきんとモミアゲが特徴的な出っ歯のチビ男。

2周目では信長が光秀・勝家を始末した事が遠因となって本能寺の変の主犯と化す。

覇王光秀編においては光秀の台所奉行。元が農民の出ゆえに戦災者にも優しい姿勢を見せるが、その戦災者に信長が紛れていたのを見抜き通報。もはやかつての草履取りの姿はどこにもなく信長を小馬鹿にしまくっていた。

新生織田軍編では越前一向一揆の始末の為に守護代として飛ばされた不破光治補佐として左遷される。

…が、その結果として第二次本能寺編では本願寺一派を丸ごと懐柔して「本願寺猿派」を勝手に作ってしまい、内部抗争による弱体化を懸念した蓮如から禅譲され第12代宗主となって本能寺に攻め込んでいる。かつての親友である利家が眼前で散華しても1コマで元通りになってしまった。

柴田勝家

ご存知かめわり。脳筋極まりないむさ苦しい大男。ちなみに本作においては「脳筋」を日本で初めて言った男は信長である。

本来の歴史であれば重臣であるが、1周目で光秀を手打ちにした事が引き金となり本能寺の変の主犯と化し、2周目で即座に信長に斬り殺された

覇王光秀編においては光秀の部下であるが不興を買って斬られる。

新生織田軍編では今の所信長の重臣。上記のようなこともあってか信長からは長可以上のアホと思われている。シン・川中島編においては京都で上杉の悪評を流す、川中島で主攻を担うなどようやくまともな活躍を見せている。

松永久秀

ご存知戦国一の梟雄。裏切り爆弾が大好きな腹黒老紳士

本来の歴史ならとっくに死んでいる筈だが覇王光秀編においては存命。信長狩りに集った西国武将達からも「あいつなら裏切りかねん」と思われているほど信用されていない。9回目の信長の死(残機-1)を招き、9周目においては信長が自身の裏切りを察知したことを疑問に思い利用しようと目論んだ。

第二次本能寺編に至るまでの空白の4年間では、甘粕景持に裏切るフリをして城ごと爆破して殲滅するという奇策を駆使し、のらりくらりと織田家を煙に巻いている。

西国武将

雑賀孫一

ご存知戦国一の傭兵。大きな目がチャームポイントの美男子。

覇王光秀編においては光秀に雇われ織田方残党を虐殺していた。

新生織田軍編の「巻物で見た未来」の一つでは毛利・武田と共に反上杉軍に加わるも揃って敗死する。

長宗我部元親

ご存知南海の覇王。糸目で不躾な男。光秀の親友かつ大恩人であり、本作における本能寺の変の契機となった人物。凄腕の鎌槍使い。側近は中島可之助

覇王光秀編においては光秀の朋友ということもあり信長狩りに参加。いい意味でも悪い意味でもオトナな対応を見せる。

新生織田軍編では上記の事もあり、早々に信長が和議を結んだ。この頃はまだ若かったため部下やたちも含め非常にDQNである。

第二本能寺編でも畿内三道同盟に加わり、信長を投槍で貫いた。

島津義弘

ご存知九州の鬼将軍。常に目ん玉をひん剥いた超怖い顔の大男。好き。側近は東郷重位

覇王光秀編においては毛利・長宗我部・石山本願寺連合との戦いでたちを失い、明智家の軍門に下った末に島津家当主となる(その事で西国連合を恨んではいないらしい)。そういうこともあってか、或いは素なのか、現在では織田兵の首をすっ飛ばすのが大好きな狂人と化している。同シリーズにおける信長にとっては最初の敵であり、お遥がいなければ速攻で殺されていたであろう。

第二本能寺編では本能寺にて忠勝と激戦を繰り広げる

毛利輝元

ご存知瀬戸内最強艦隊の提督。八の字ヒゲ。

覇王光秀編においてはなぜか「や」と読む漢字でしか喋れない奇人変人であり、児玉成就通訳が無いと意思疎通すら難しい。天正4年に光秀のとりなしで長宗我部と同盟を結んだ。天正10年の京都平定においては信長狩りに加わる。

新生織田軍編の「巻物で見た未来」の一つでは武田・雑賀衆と共に反上杉軍に加わるも揃って敗死する。

第二本能寺編では畿内三道同盟に加わり、織田軍を追い詰める。

本願寺顕如

ご存知浄土からの使者。巨大な黒目と長すぎる福耳が特徴的な怪僧。巨大な数珠をたすき掛けにしている。側近は下間頼廉

覇王光秀編においては信長の日和見外交が裏目に出て前田利家ら織田方の重臣を幾度となく討ち取り、信長狩りの片棒を担ぐ。

新生織田軍編では、信長にまだ完成してもいない木津砦を猛襲されて「お話」を持ちかけられ、織田方との休戦を飲む。

第二次本能寺編では秀吉に信者をごっそり奪われてしまい、内部分裂を避けるべく宗主の座を禅譲し戦闘指揮官に鞍替え、タカ派に変り果てる。内心では秀吉の事を恨んでいる模様。

足利義昭

ご存知室町幕府十五代将軍。光秀の元上司。

二度の信長包囲網を指揮するも完敗を喫し、すっかり落ちぶれている。

新生織田軍編で初登場。天才的な蹴鞠の腕を持つ優雅な男性で、モミアゲ部分をみつあみにして長く伸ばし烏帽子を鎖のように巻いた独特な髪型をしている。現在は土佐で長宗我部の庇護下にあり、かつてのような野心は消えたものの、どこか達観したような姿勢を崩さずにいる。斜視なのか義眼なのかオッドアイなのかは不明だが、右目と左目が左右非対称。

第二次本能寺編では光秀にかくまわれ石山須弥城に入場するが、自分自身が畿内三道連合にとって一番の足手纏いであることに自嘲していた。

武田家

武田勝頼

ご存知獅子を継ぐ者。

本来の歴史ならとっくに死んでいるが、覇王光秀編においては存命であり信長狩りに加わる。過去によほど嫌なことでもあったのか常に大量の火縄銃を背負っている。側近は信之(後述)。

巻物で見た未来では、時に父の遺言を守り謙信と協力して陸奥を攻め、時に謙信に牙を剥く(そして負ける)

シン・川中島編では信長から上杉打倒の鍵とされるも、結局漁夫の利を狙い静観を決め込む。

真田昌幸

ご存知表裏比興の者。自国と民を守るためならば智謀知略を巡らせる名将。前髪の左半分だけを垂らしたヘアスタイル。

新生織田軍編では上杉領を監視(この頃、次男真田信繁は上杉の人質)する道中で信長と出会い、その清廉潔白な人柄に信長も感心するが、親代わりである本多忠真を殺された恨みに燃える忠勝に刺殺され、信長を本能寺に直行させることとなった。

真田信之

ご存知立花宗茂と並び称される東国の傑物。昌幸の長男。イケメン。

覇王光秀編で勝頼の腹心として、昌幸に先駆けて登場した。

新生織田軍編では忠勝の失策により本能寺で信長を射殺した

上杉家

上杉景勝

ご存知軍神の継承者。の兜を被った二刀流使いの危ない人。若い頃はモヒカン頭。

覇王光秀編においてはかつてのライバル・勝頼と共に信長狩りに加わる。活舌があまりに悪すぎて、側近の直江兼続(イケメン)抜きでは意思疎通が難しい輝元と並んでめんどくさい人。

第二本能寺編においては玉と結婚するも直後に謙信が病死し、史実とは逆に景虎に敗北し、伊達に落ちのびるも程なくして落命する。

上杉謙信

ご存知越後の龍。覇王光秀編では故人。

新生織田軍編において景勝・兼続と共に伊達を攻める。

勝率97%を越える戦大好きな軍神。正史では天正六年3月に亡くなっているが、この時間軸では生存。

手取川の戦いで織田軍相手に圧倒的勝利を収める。その事は信長の大きなトラウマになっており、謙信の名を聞くだけで戦意を失ってしまう程。その後、ありとあらゆる未来において(本来の歴史ではありえない)侵略戦争により烈火のごとく勢力圏を広げ、織田・伊達連合を壊滅させるに至る。その強さは文字通り常軌を逸しており、誰と結託しようが和平策を結ぼうが必ず信長を仕留めにかかるほど。

上杉景虎

ご存知もう一人の竜を継ぐ者。謙信の養子であり「相模の獅子」北条氏康の七男。イケメン。

初登場は新生織田軍編。本来の歴史であれば半年後(天正6年3月)に勃発する跡継ぎ争い(御館の乱)で景勝に敗死するはずだが、『巻物で見た未来』の1つでは天正5年景勝と共に謙信の側を固める。

第二本能寺編の時空においては既に景勝を追放し、上杉家を継いで明智と同盟を結んでいる。

直江景綱

ご存知娘婿の方が有名な人。

謙信に古くから使える老将(既に68歳)でバーコード頭。謙信の戦好きぶりに呆れつつも、実戦においては柴田・丹羽滝川の総員2万もの合従軍相手に圧勝するほどの天才的な指揮を見せる。

信長の死因一覧

ループ死因
0明智光秀が謀反により本能寺の変にて梁の下敷きになり圧死。本編開始
1柴田勝家が謀反により本能寺の変にて勝家直々に射殺
2羽柴秀吉が謀反により本能寺の変にて蘭丸ごと串刺しにされ死亡
3明智光秀が謀反により本能寺の変にて光秀直々に斬殺
4謀反により本能寺の変にて死亡
5謀反により本能寺の変にて丸太で突き殺される
6家臣一同総出の謀反により本能寺の変を起こされ、脱出しようとするも転んで鍬が頭を直撃し死亡
7柴田勝家が謀反により本能寺の変にて勝家直々に斬殺(意図的なデスルーラ1回目)
8須弥城にて松永久秀の爆弾テロに巻き込まれ爆死(残機:2)
9須弥城にて自害(残機:1)
10謀反により本能寺の変にて死亡(意図的なデスルーラ2回目)
11真田信之が謀反により本能寺の変にて信之直々に射殺
12長宗我部元親に槍で貫かれ、斉藤利三に首を刎ねられ…るも、意識を失う寸前生首をお遥が第二本能寺境内に無理矢理蹴り込んだため無事デスルーラ成功
13~19羽柴秀吉により半兵衛の仇討ちを敢行され、本能寺の変で討ち取られる(意図的なデスルーラもこれで10回目)

巻物で見た起こりうる可能性のある死因

  • 米沢城攻防戦で命惜しさに情け無さ過ぎる態度を取った為部下全員に見捨てられ、謙信に斬首され死亡
  • 武田・雑賀・毛利と結託するも完敗し小島弥太郎に斧で叩き潰されミンチに
  • 津軽海峡まで追い詰められ甘粕景持に射られ断崖から転落して海の藻屑に
  • 岐阜城に立てこもるも侵攻した謙信に窓から突き落とされ転落死
  • 川中島にて、茶臼山で包囲され殲滅される
  • 弥太郎に斧でホームランされる
  • 茶臼山で崖から転落して首を折り事故死
  • 上杉兵から全身に矢を射かけられ死亡
  • 上杉景勝に滅多切りにされミンチに
  • 謙信に手づから唐竹割にされる
  • 上杉兵に見つかって肛門から口まで貫かれ死亡

なおこれらの死亡回数は10万回を超えている模様。

関連項目

戦国時代 安土桃山時代 やり直し タイムリープ 過去改変

架空戦記

センゴク:同じくヤンマガで連載中の戦国漫画であるが全く内容は違う。

ライドンキング:同じCM枠の漫画

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