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銀高

ぎんたか

坂田銀時×高杉晋助のBLカップリング。
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「俺にはお前が お前には俺がいる」
「コイツを斬るのも護るのも この俺だ」

概要

漫画「銀魂」内における、坂田銀時×高杉晋助BLカップリング。
幼馴染みであり戦友であり、長らく仇同士でもあった二人である。

銀時最大の特徴にしてコンプレックスの代名詞である天然パーマであるが、意外なことに高杉はこれについて侮辱したことは原作で一度もない。銀時の性格や行動をバカと言い、白髪甘党であることを言及し蹴ったり踏みつけたり顔面を鷲掴んだりぶん投げたことはある。
それでも天パと罵るのは二次創作だけで、少なくとも原作作中では週刊連載最終回に至る(2018年9月15日第699訓)までで確認されていない。

プロフィール

坂田銀時高杉晋助
身長 / 体重 177cm / 65kg 170cm / 60kg
誕生日10月10日8月10日
髪質白(銀)髪天然パーマ黒髪ストレート
瞳の色(アニメ)白銀色(赤)赤(緑)
好物糖分ヤクルト・ヨーグルト(作者曰く常にストレスを抱えている)


本編の軌跡

再会

単行本第4巻(第29~31訓)にて高杉は初登場する(正確には第2巻第13訓に銀時の回想にて登場済み)。
花火を眺める銀時の背後に高杉が現れ、咄嗟に銀時が獲物に手をかけ振り向ことするのを刀で脅す形で高杉が制止するという、旧友同士が数年振りに会うというには余りに不穏な再会であった。
利き腕で銀時に刀を突きつけた高杉に対し銀時は左腕で押さえ込んでおり、純粋な腕力では銀時の方が上であることが仄めかせられている。
余談であるが、息子である旧鬼兵隊隊士・平賀三郎を喪った源外がこの回のキーパーソンである。機械の修理を手伝わされ途中で茶番を繰り広げる神楽に対し「なんてドロドロしたままごとやってんだ」と突っ込んだ源外に神楽が返した「あなたにとってはままごとでも私にとっては世界の全てだった」が将軍暗殺篇への長過ぎる布石となっていると思われる。

紅桜篇

岡田似蔵嫉妬による独断行動が発端で始まった長篇。
映画新訳紅桜篇及び実写版では、新規カットとして「高杉に刺される夢を見た銀時が飛び起きる」というシーンが追加されている。実際に銀時を刺した似蔵は高杉の魂の輝きに強く惹かれており、過去高杉と共に戦い、今なお高杉の心に住まう銀時と桂を疎み「あの人の隣にいるのはもう奴等じゃない。俺達なんだ」と暗殺計画を独断で行った。

高杉の世界に対する憎悪の深さと、銀時・桂・高杉を繋ぐ恩師・吉田松陽の存在が明かされた。
最終的に、鬼兵隊の陰謀を潰し高杉を取り戻すべく鬼兵隊の船に乗り込んだ桂と、仲間と依頼のために現れた銀時の二人の首を差し出すことを条件に高杉が宇宙海賊春雨に取り入っていたために関係が決裂する。
「次会った時は仲間もクソも関係ねェ!全力で…てめーをぶった斬る!!」の言葉通り、この事件以降銀時と高杉は決別。
これより一国傾城篇まで一度も邂逅せず将軍暗殺篇まで会話することもなく離れ離れとなっていた。

真選組動乱篇

鬼兵隊と内密に手を組んだ伊東鴨太郎が真選組組織内で巻き起こした抗争について描かれた長篇。
終盤、高杉と紅桜編にて共に船に乗っていた河上万斉と銀時は交戦する。
人の顔を全く覚えようとしない銀時が万斉に対して「あの時高杉といた野郎だな」と確信を持って問い質すなど、高杉に関する情報はしっかり判別している。
騒動が終結したのち高杉は銀時が「俺の護るものは昔から何一つ変わっていない」と言っていたことを万斉から告げられる。「晋助…何かわかるか」と尋ねられるも、高杉は嘆息し、三味線を弾き続けるのだった。

悪党回

かぶき町四天王篇の後日談にあたる物語。
吉原炎上篇以降久方振りに目にした「侍」である高杉に目を付け、彼を鬼兵隊から孤立させ勝負を強制しようとした神威
二人きりで相対し、高杉に銀時と同じ匂いがすると告げた。この時神威は銀時を指して「あの侍」としか言っていないが、高杉は「その白髪のバカ侍」と神威の思い浮かべた人物を言い当てている。
余談であるが、他人のイメージではない本編の高杉が初めて冗談を言い僅かながらボケ要素を見せた回であり、また長らく自分自身の戦う姿を見せなかった高杉が神威の拘束具を一刀で斬り落とした上、春雨の兵士相手に神威と背中合わせで悠々と戦う様を見せている。

一国傾城篇

万事屋が吉原の年老い引退した遊女の依頼で将軍のもとへ向かった先で、銀時は松陽投獄を命じた先代将軍・定定と相見える。
かつて攘夷戦争で敵として戦った天照院奈落(八咫烏)・が定定の護衛に就いていたことから壮絶な戦闘を繰り広げた。
松陽との「仲間(みんな)を護ってやって下さいね」という約束を力に、銀時は地獄にいるであろう「先生によろしくな」と伝言を皮肉げに告げ朧を撃破する。

その後今代将軍・茂茂によって投獄された定定を自分の手で斬るため、高杉も八咫烏の姿に扮し登場。銀時が朧にかけた上記の言葉と同じ台詞を以て斬り捨てた。
生き延びてていた朧から「似ていたか、松陽の弟子たちは」と訊かれた信女は「似てない、けれど同じだった。どちらも哀しい眼をしていた」と銀時と高杉を言い表した。
街中で銀時と高杉は無言ですれ違い、銀時だけが振り向くが、既に高杉の姿は雑踏の中から消えていた。
ちなみに紅桜篇で「せいぜい町でバッタリ会わねーよう気をつけるこった」と捨て台詞を吐いて退散した銀時であるが、この時の台詞の通り町でバッタリ遭っているのに何も行動を起こしていないと本誌掲載時は物議を醸した。

黒子野タスケ回

チビはこういう時いいな、お前だったらあの空き缶の中にも隠れられるんじゃね。ほとんどプルトップだもんな
今から負けた時用に言い訳づくりか。隠密奇襲作戦はてめーの十八番じゃなかったのか
そろそろ我らも過去篇をやるべきではないか、と編集会議のノリで出番の少なさを憂いた坂本と桂により、攘夷時代の同窓会が開かれた。
回想シーンでは高杉が皆に自腹でヤクルトを買ってきてやる一面を見せるも、預けた銀時が自分が買ったことにして皆から代金をぼったくっていたことを知り同志全員の前で暴露している。
攘夷志士らが宿舎から動けない状況で、銀時と高杉は遊女を取り合ったしょうもない諍いからひと月口をきかない生活を送っていた。
指名した遊女がかぶったために取り合いとなり、最終的に高杉が当の遊女に選んでもらえたものの一晩中目を血走らせて酒を呑んでいるだけ(坂本の伝聞)だったらしい。真偽のほどは不明。
思うように動けない苛立ちから鬱憤が溜まっていると解釈した坂本と黒子野の提案により、缶蹴りに興じることとなる。この時の二人の挑発合戦が上記の台詞であり、銀時が高杉に対して身長が低いことをネタにすることが今後も作中にて常態化していく。

畳み掛けるなら今しかいねェとか言っていい?
ヅラ 畳み掛けるなら今だぜ
そうして缶蹴りは敵をおびき寄せるための銀時と高杉の作戦であったことが判明するも、それ以上に衝撃的であったのが同じ場所に隠れて頭に木の枝を巻いてカムフラージュする二人である。

武市が登場した際の高杉コスに、坂本の銃撃と共に木刀で無言で殴り続けた。武市が同窓会会場に持ってきた手紙に対し、銀時は「高杉がこんな事書くワケない」と断言。また、のちに何故武市が銀時がお化けの類を大の苦手としているのかを知っていたのかを推理できるとある描写が存在する。

坂本陸奥篇

攘夷時代の回想にて銀時が高杉のことを「ボンボン」「苦労しらずの甘ちゃん」「独善的な勘違い野郎」「長男っていうか短男」「総督気どってる」「高杉くん」「低いのに高杉」「タモさんの3倍友達少ない」などと罵っているが、最初は桂と高杉が会話している最中に離れた場所からわざわざ歩み寄って高杉を貶め出した。その発端は高杉が遠目から坂本を「なかなかいい面構え」だと褒めたことであるため、銀時が高杉の気を引くために暴言を浴びせたようにも見える。
そして高杉がその暴言に反応すると「別に君の事だなんて一言も言ってないけど?」とすかさず変顔でからかっており、高杉に対し好きな子ほどいじめたいを地で行く構いぶりである。
最終的に高杉から足蹴にされる目に遭っているが、それすら全く反撃する素振りをみせずされるがままで、口は出すが手は出さないという意外な状況であった。
坂本との初対面で二人揃って吐瀉物を顔面に浴びせかけられ、声を揃えて「天誅」として報復した。

将軍暗殺篇

銀魂最終章の序幕篇。
今代将軍・徳川茂茂の命を狙う一橋派の要求に応えるべく動き出した鬼兵隊と春雨第七師団。そして暗殺を阻止せんとの依頼を受けた万事屋・真選組・現政権側が立ち向かう構図となった。
銀時は此度の黒幕を「ウンザリするほどしっている」と語り、高杉を止めるには「息の根を止めるしかねェ」と断言した。
猿飛あやめを背後から刺し服部全蔵の命を奪う直前、高杉と神威のもとに銀時と神楽、新八がやってくるのであった。
てめェが抱えたもんはただのままごと道具だ それももうじきこの国とともに壊れる 銀時お前はもう一度すべてを失う
俺は何も失っちゃいねェ ただ一つ護る背中が減っただけさ
銀時と高杉の剣がぶつかり合い、苛烈極まる直接対決のさなかに、銀時と松陽、高杉と桂の過去の出会いが描かれた。

入塾前の回想

流れ者として辿り着いた地で、銀時を連れた松陽は松下村塾を開いていた。
時を同じくして当時高杉と桂が通っていた塾では高杉ははみ出しものとして周囲から疎まれ、侍という生き方に疑問を抱いていた。そんな折高杉は剣道で叩きのめされた報復として上級生らから襲われかかるが、木の上から「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ、発情期かてめーら」と制止したのが銀時である
ちなみにこの先輩・堀田から繰り出された「お前(高杉)には先輩の特別授業が必要らしい」という同人誌で見かけるような台詞に反応した人は少なくない。

上記のいざこざを収めた松陽に興味を持った高杉は松下村塾へ道場破りに挑む。松陽に挑む以前に銀時に打ち負かされ、松陽に侍の何たるかを説かれる。周りや父親に馬鹿にされ一族の面汚し呼ばわりされても道場破りをやめることはなかった。そして幾度も敗北を重ねながらもついに銀時を負かした高杉は、村塾の塾生に囲まれ心からの笑顔を見せるのであった。
ちなみにここで銀時の(対松陽除く)不敗神話もとい処女膜を破ったのは高杉だと銀時が声高に叫ぶシーンが物議を醸したが、それ以前に高杉の不敗を破ったのが他ならぬ銀時であり、お互いがお互いの初めての敗北の相手なのであった。
そして銀時に一勝し帰ろうとした高杉に対し、銀時は「テメエが奇跡的に俺から一勝する間に 俺はお前に何勝した?俺に本当に勝ちてえなら、負け分取り戻してえなら、明日も来い」と声をかけた。


幼少期の回想のさなかに舞台は現在の死闘に戻り、銀時は高杉の刃に地に伏す。
「強ェな やっぱりお前は」と倒れた銀時に己の勝利を告げるも、高杉もまた力尽きてその場に倒れこむ。夢現の視界で松陽の幻影を見た高杉だったが、幻の向こうにいたのは立ち上がり拳を握る銀時だった。
血塗れで泥臭い肉弾戦の応酬を繰り広げる二人。
閉じた瞼の中ではなく今向かい合っている俺を見ろと高杉に拳を振りかぶる銀時。
高杉はそんな銀時に対し「俺のこの閉じた左目は、あの頃映した憧憬も絆も志もそして憎しみも、何一つ忘れちゃいねェ。一度たりとも見失っちゃいねェ」と告げる。


松陽の処刑回想

攘夷戦争の折、経緯は不明だが桂と共に奈落に捕らわれてしまった。その際に一人だけ刀を握らされた銀時は「仲間を斬るか師を斬るか」の選択を迫られ、松陽の首を斬る。
この件より以前に高杉は銀時と己を指して同じ「ろくでなし」と自嘲・揶揄し「自分が先に死んだ時は先生を頼む」と銀時に託していた。銀時もまた同じ「ろくでなし」に「死ぬな」と願い、二人は離れ離れとなって敵兵と相対した。
この約束を反故にされ、誰よりも松陽を救いたがっていた銀時が松陽を斬るという結末に慟哭した高杉は、我を忘れて銀時に飛び掛かったが、朧によって左目を短刀で貫かれてしまう。
高杉の左目に最後に映ったのは、松陽の骸を見つめ静かに涙を流す銀時だった。
二人とも松陽の命を踏み台に生き残ってしまったため、お互いがお互いの仇であり、「俺にはお前が、お前には俺がいる」という高杉の言葉に表せるように、お互いがもう一人の自分なのである。

対朧との共闘

身体が力を使い果たし地べたに這い蹲りながらも立ち上がり、十年前の悔恨の念を銀時にぶつける高杉に対したとえ松陽や高杉を殺してでも「アイツの弟子、俺達の仲間、松下村塾の高杉晋助の魂を護る」という銀時の想いを告げられ「そうか しらなかったよ 俺はまだ…破門されてなかったんだな」と悟る。
しかし直後に高杉は朧が投擲した錫杖に腹を貫かれその場に倒れ込む。
追撃を加えようとする奈落から倒れた高杉を庇い、銀時は朧に向かって「俺はコイツを斬ることになっても止める。だがこの世で誰よりコイツの気持ちをしっているのもこの俺だ」「この世で最も憎んだものは同じだ」「コイツを斬るのも護るのもこの俺だ」「それが俺の定めた侍だ」と言い放った。
銀魂の世界において「侍」という概念は作品の根幹であり、銀時が松陽から学んだ、自分の中の折ってはならない道理そのものである。銀時にとって「己の定めた侍」が高杉晋助を斬り、護ることだということ、そしてそれらを他人に明け渡しはしないという確固たる宣誓に言い知れぬ感動を覚えた読者は少なくない。
その後神楽と神威の割り込みによって窮地を逃れる。兄妹に肩を借りながら各々の帰る場所へ離れていくその間際、銀時と高杉は視線を交わしていたのであった。

さらば真選組篇

近藤と桂、松平の救出に向かう銀時たちの前に朧が立ち塞がる。真選組らに先を行かせ「奴ァ俺達(オレ)の客だ」と戦闘を引き受ける。
朧と向き合う銀時の胸中では、忍びの里にて満身創痍の状況で奈落の大群に囲まれながらも「どちらがここでくたばろうが どちらかが必ずてめェらを地獄に送る」と誓った高杉の言葉が思い返されていた。
自分と高杉の二人をして俺達と書き、オレと読む銀時に、全く高杉の出番がない篇でもその存在を見せつけた。
アニメではこの表現が削られてしまうのが非常に残念であった。

烙陽決戦篇

上記の銀時との戦闘と朧の不意打ちにより昏睡状態に陥った高杉。彼が身を隠す場所は神威の故郷・烙陽だった。さらに神威の失踪とそれに関わる星海坊主の介入を知った神楽は鬼兵隊の手を借りて帰郷を決める。
鬼兵隊の危機に対しては「自業自得」と言い切って助けを拒んだ銀時であるが、神楽のもとへと万事屋として桂・坂本と共に烙陽へと向かった。
往路の宇宙船にて桂から「高杉の悪いところ」を数えるよう指摘され、「高杉の悪いところがひと~つ、高杉の悪いところがふた~つ…」と悪いところが多すぎてテーブルに突っ伏して寝てしまう。
続けて桂が高杉を助けるに足る良いところがいくつあるのか数えたところ、これもまた多すぎて寝てしまう
要するに良いところも悪いところも誰よりも知っており、それをひっくるめて高杉と幼馴染でいるのが何よりも解り易い理由なのであろう。

銀時は春雨第二師団団長にして、あらゆる星の剣士を屠り「星亡剣王」と称される馬董と侍の誇りを懸けて一対一で交戦する。万斉は侍の誇りを銀時に一任させることに苦言を呈すが、「俺はお前達が懸けた侍(高杉)を何度もへし折ってきた。何度もへし折られてきた。その誇りを捨てるつもりはねェよ」と、『侍の誇り』で真っ先に浮かぶのは高杉と戦ってきた積み重ねでもあると暗に告げ、馬董の相手を一人で引き受ける。

第560訓「最後の一刀」の扉絵にて高杉の刀に集い支える銀時・桂・坂本のイラストが描かれているが、ここで桂と坂本は柄頭に掌を乗せ倒れないようにしているようであるのに対し、銀時は柄を握りこんでいる。侍の魂である刀が倒れないよう支えるだけならば、二人と同じように触れるだけでいいものを態々握り込んでいる辺り、高杉の魂の所有欲が少なからず滲み出ているように思われる。

さらに攘夷四天王が集合してからは銀時から高杉に放った「ファッ○ユーデス」の罵言が坂本の通訳によって「あなたとファッ○したいと」と伝えられたり、高杉が銀時の顔先に迫った戦車の砲筒を一刀両断にして救ったり、その直後に二人で剣を構えて砲台を破壊し、
「どうだ、病み上がりの足を引っ張った気分は」
「どうだ、その足でまといの手を借りねェと生き残れない気分は」
「「最悪だ」」と同音異口で罵り合う等ネタに事欠かない。
この砲台を破壊したシーンで銀時は右腕一本だったのに対し、高杉は右逆手に更に左手で柄を押し込んでおり、腕力やそれに見合った剣の使い方の差が浮き彫りになった神回である。

銀ノ魂(シロガネノタマシイ)篇

「俺達以上に世界を壊されていくのが気にくわねェ奴がまだいるのは確かだ」
「アイツを倒さねェ限り国も宇宙も盗れねェよ」
「地球はまだくたばっちゃいねェよ」

アルタナの解放で源外の蜂が吹き飛ばされ、宇宙からの攻撃に無防備になったことが分かり、絶望感に苛まれそうになったその瞬間。宇宙から地上に入る通信があった。
「もう片付いたぜ、銀時。次は、てめェの番だろ」
「どこの誰だかしらねェが、わざわざ宇宙からケツ拭きご苦労さんよ」

銀魂の作中では史実だけでなく日本神話の人物や怪物をモチーフにしたキャラクターが登場する。
公式見解ではないが、将軍暗殺篇の決闘の直前に銀時が「俺ァてめェが百の者を捨てる間に千の者とつながってきた… 俺ァてめェが千の者を壊す間に万の者に助けられてきた」と告げた台詞があり、これは日本最古の夫婦とされる伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)の決別の宣誓(「貴方の国の人間を一日千人殺す」「ならばこの国で一日千五百人生まれるようにする」)に準えている節がある。
さらにアメノトリフネ内のヒノカグツチ(神話ではイザナミはヒノカグツチを出産したことで火傷を負い死んでしまう)の破壊を引き受けた高杉は代償として致命傷を負い、結果的にこの世ならざるものへと肉体が変化してしまう。わざわざ高杉の死に繋がる破壊兵器の名称をこの神の名前にしたことは偶然とは考えにくい。

最終回発情期(ファイナルファンタジー)もしくはエピローグ(仮)

墓前と川の再会

虚との最終決戦の直後に銀時はやらなきゃいけないことを見つけたと言い残し、万事屋をやめ半壊した江戸から離れ旅をしていた。
一方、陸奥曰く高杉は天鳥船で負った傷により死を待つだけの身でありながら行方不明となっていた。
そうして万事屋と鬼兵隊の大将たる二人が揃って仲間のもとから姿を消して二年後。
銀時が松下村塾の跡地に訪れると、朧の墓を建てた高杉が墓参りにやってきていた姿を見つける。銀時は高杉を亡霊と呼び、高杉自身も否定せず互いの目的を探り合うかのような会話をし、剣を交える。
「亡霊の手は亡霊にしか掴めねェ」
高杉の傷が、虚の再生を彷彿させる蒸気をあげ瞬く間に治癒する様を銀時は目撃し驚愕する。

高杉は「俺が終わらせる」と銀時に万事屋へ帰るよう告げ再び行方を眩ませた。その後銀時は亜城木夢砕原作者渾身の画力で高杉の人相書きを描き上げ、街中を捜索する中で鬼兵隊のまた子と武市が同じく高杉を探していることを知る。
謎の追っ手に襲われる銀時とまた子、武市を小柄と爆弾で高杉が助けに入り、共闘する。

この第677訓がとんでもないことになった。
前回がシリアスな引きで終わったものの、高杉が舟を使って銀時の台詞を遮り、「春画の貸し借りはしていない」「高杉は素人モノが好き」「ポートピア殺人事件を銀時に借りパクされた」など大量の情報が暴露された。

・謎の追っ手の砲撃により二人とも川に落とされ、カナヅチの銀時は高杉の足首を掴んで引き寄せた
・さらに追撃がかかり、水中戦を前に二人は構えるが、その際の銀時の股間が高杉の尻にフィットしてるとしか見えない構図で描かれた
・直後高杉が敵の目くらましとしてサソリ蹴りで銀時を蹴り飛ばす
・敵を斬った高杉が、沈んでいく銀時を鞘で水面に引き上げてやる
・引き上げた先には敵の矢が無数に飛んできていた。銀時は楯代わりだったのである
・「ちょっと泳げるからって調子にのるんじゃねェぞ」と銀時は高杉の首に腕を回し、心中宣言
・その銀時の顔を水中に沈めたところ「鼻に水が入ったもう許さねェ」とキレる
・水中でじゃれ合う
・重ねて言うが敵の眼前である
・水中から敵に引きずり込まれ、高杉の着物が浮かび上がる。殺されたように見せかけ、敵の背後まで銀時を背負って泳いだ高杉が水面に上がる
・キメ顔で敵の前に躍り出ようとした銀時の顔面を鷲掴みにした高杉が敵に向けてぶん投げる

というとんでもない公式銀高回であった。
墓参りの際に土方の介入でその場を去った時も高杉は銀時の頭を踏み台に跳んだり、扱いが攘夷戦争の頃と変わらず非常にぞんざい。だというのにこれらの行動に銀時は一切反撃もせず文句も言っていない。

また、カナヅチの銀時とは対照的に高杉は泳ぎが得意ということが判明した。その上、第676訓では長年謎であった銀時がカナヅチになった原因に高杉が関わっていたことが判明した。しかも、その件の事件を過去に武市に語っていたのである。

航路

銀時が持っているモノを奪うために現れた高杉であるが、上記の水中でのどさくさで懐にあるものを掠め取っていた。高杉は泳げない銀時を置いて沖にある船に辿りつくも、武市やまた子そして銀時が追ってくることを期待しながらも今生の別れを一人口にする。
しかし、銀時は高杉を追って船までやって来た。高杉の疑問に対し「泳げねェなら歩くまでだ」と奈落の追っ手を橋として進んだことを明かす。
高杉が盗んだものを返すよう言い詰める銀時に、高杉は素直に返還。その驚愕の中身とは、老舗和菓子屋圓七の名物あんころ餅であった。
「てめェ何つーもん俺にスらしてんだ」と理不尽極まりない言い草で顔面と腹部を蹴り飛ばす高杉に対し、銀時は文句を言うだけで全く反撃しない。銀時の大好物である甘味を手越しで踏まれ目で食べる目に遭いながら「目で食べてもうまっ」などと言う始末。
ちなみに高杉が奪おうとしていた本命のモノは虚=吉田松陽の心臓たる結晶石である。

実際この場面において『高杉が盗んだものは結晶石ではなくあんころ餅』であること、似顔絵まで描いて街中高杉を探していたことから、銀時が高杉を必死になって追った理由は決して『目的の為に高杉が必要だから』でも『情報を聞き出すため』でもなんでもないことが示唆されている。
『松陽を救いたい』と願い、そのために仲間と離れたった独りで二年間生きてきたことを共有できる唯一無二の相手として高杉に話しを聞いて欲しかった、話を聞きたかった、ただ会いたかったのではないだろうか。

とんでもねェ悪ガキ連れて帰郷

江戸に到着後、高杉は「やることがある」と言い二人は一時別行動をとる。
高杉のいない間にかぶき町の面々と顔を合わせないようマネキンになったり変態仮面になったりフンドシをかぶったりとひたすら隠れ逃げる銀時であるが、高杉(の格好をした異人のオッサン)に「お前でも役に立つことあるんだな」と誂うも反応がないことに髪を掴んで振り向かせようとした。
そのカツラを使って偽杉晋助として町を闊歩しようとしたり、下剤を仕込まれ漏らしたり、有り金はたいて全裸にオムツ一丁になったりその格好で縛られ仏化したりとカツラをかぶっただけの銀時の姿でありながら擬似高杉にギャグをやらせる好き放題ぶりである。
ここまで高杉晋助の酷いイメージをお妙、九兵衛、さっちゃん、月詠に与えておきながら彼女らが高杉に対し暴言を吐くと「高杉に謝れ」と絶叫した。武市が高杉のコスプレした時に無言で蹴りを入れ続けた時と同様に、自分が高杉を貶めるのはいいが他人にとやかく言われるとキレる模様。


アニメ

ED

修羅(DOES)

言わずと知れた紅桜篇放送時のエンディング曲。
万事屋・桂&エリザベスと鬼兵隊が対になった構成となっており、攘夷戦争時から現在の銀時と高杉が共に戦い、また剣を交えんと対峙する様が描かれた。

グロリアスデイズ(THREE LIGHTS DOWN KINGS)

将軍暗殺篇で使用されたエンディング曲。
松陽との出逢いからこれまで出会いを積み重ねてきた人々、これまで戦ってきた敵と対峙する銀時が描かれる。歩く銀時の足元の水面に映る高杉の足、対して高杉が歩く道の水面には高杉しかいないが 不意に振り返る。
桜を握り締める銀時と、煙管ごと同じく桜を握り締める高杉。

そして木刀を向け真正面から見据える銀時のシーンに挿入された歌詞は、
" I will save you so just trust me "
(俺がお前を救う、だから俺を信じろ)
直後剣を斬り結び、火花が散る。高杉はその眼前に立ち、相対する。

関連イラスト

花見酒
銀高


仇はお前だ
「お前さぁ」



攘夷戦争時代(夜叉督)

待ちくたびれたぜ暗殺篇!
攘夷戦争時代



幼少時代

おさななじみ
【腐】よしよし



関連タグ

銀魂 坂田銀時 高杉晋助 攘夷 腐向け
夜叉督 金晋 八高 九蛟 これはいい銀高
公式が最大手


以下単行本未収録の本誌ネタバレあり
























ご存知の通り、週刊少年ジャンプにて完結を迎えた最終回の向こう側(GIGA)にて連載を再スタートすることとなった銀魂。
最終回の巻中カラーイラストでは右端からキャサリン・たま子・お登勢・長谷川・陸奥・坂本・源外・桂・エリザベス・沖田・近藤・土方・お妙・月詠・九兵衛・さっちゃん・星海坊主・神威・服部・松平・信女・そよ、そして銀時・新八・神楽が手前に描かれている。
日常の銀魂主要キャラやこの最終章で活躍した人々がオールキャストで描かれたのにも関わらず、なんと高杉がいないのである。
この違和感ばかりの扱いに逆に特別感あるという意見が少なくなく、振り向いている銀時が優しい眼差しを向けている相手は読者ではなく高杉であるという考察もあったりなかったり。

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