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マッスグマの編集履歴

2023-02-20 07:35:51 バージョン

マッスグマ

まっすぐま

マッスグマとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

図鑑No.0264
英語名Linoone
分類とっしんポケモン
タイプノーマル
高さ0.5m
重さ32.5kg
特性ものひろい / くいしんぼう(第4世代から) / はやあし(隠れ特性)

進化

ジグザグジグザグ

初期最終
ジグザグママッスグマ(Lv.20)

リージョンフォーム

マッスグマ♡

タイプあく / ノーマル
高さ0.5m
重さ32.5kg
特性ものひろい / くいしんぼう / はやあし(隠れ特性)

ポケモン剣盾』から登場する、マッスグマのガラルのすがたであり、原種には無かった進化を遂げる。

ガラルマッスグマタチフサグマ


概要

初登場はルビー・サファイア(第3世代)』

ジグザグマの進化系で、いわゆる序盤ノーマル枠。


まっすぐに走り、障害物がある時は直角に折れ曲がって避ける。

まっすぐ走るスピードは時速100キロを超えるスピードを出し、まっすぐ走るだけならとても速い。

しかし、曲がるには一度急停止しなければならないため、緩やかにカーブした道や曲がった道は非常に苦手。

獲物めがけて突っ走り池に棲むものを水面から見つけると素早く飛び込みツメで捕えるが、失敗も多い。


「とっしんポケモン」ではあるが、自力で覚える技に「とっしん」はなく、進化前でしか覚えられない。

覚えられるようになったのは第8世代の剣盾からである。


アナグマというイタチ科の動物がモチーフである。

序盤のノーマルタイプというポジションから、同じく序盤でイタチ仲間であるオオタチと並んで描かれていることが多い。


ちなみに50cmとある「たかさ」は、ポケモンホームの高さ比べによれば体高のようだ(高さなのだから当然ではあるのだが、一方のオオタチが立ち上がることが出来るためか全長=鼻先~尾先の方で測られているので紛らわしい)。


第1世代のラッタと同じく中盤以降から野生で出現し、第8世代では同様にリージョンフォームが追加され、ガラル地方の個体のみタチフサグマに進化するようになった。


性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
7870615061100420

一見、素早さが高い他は目立った特徴はない。

しかし、育成や戦い方によっては十分実戦でも通用するポテンシャルを発揮する。


覚える技の範囲もノーマルタイプらしく豊富で、一致ノーマル技だと「ずつき」「すてみタックル」「じたばた」を自力習得可能で、さらにタマゴ技で「しんそく」を遺伝できる。

特に「しんそく」は一部の特別な個体のみ使用可能なレアな技であった(詳しくは後述)。

おんがえし」「やつあたり」もタイプ一致で使えたが、第8世代ではなんと技自体が削除されてしまった。

不一致だと「ダストシュート」「あなをほる」「ミサイルばり」「シャドークロー」「アイアンテール」「なみのり」「タネばくだん」「10まんボルト」「れいとうビーム」「じごくづき」「じゃれつく」を技マシン・レコード・教え技で覚えることができる。

さらに「はらだいこ」をレベル技で習得し、「でんじは」などの補助技も多く覚える。

また、第6世代まで「いわくだき」も覚えたが、第7世代以降は過去作限定の技となってしまった(第8世代では覚えていてもランクバトルに参加できない)。

「じゃれつく」は第6世代から基本技として習得できたが、第8世代の剣盾では技レコードでの習得に変更された。


第4世代から特性に「くいしんぼう」が、第5世代から隠れ特性として「はやあし」が追加され、戦術の幅が広がっている。

また、第5世代から「ものひろい」に相手が使った道具を自分が使えるようになるという効果が追加されたため、普通に実戦でも有用な特性になっている。


またシンプルビーム使いでは3番目に速いポケモンだったりする(1位はココロモリ、2位はラティオス)。

これにより特性を弄ってサポートすることもでき、さらに隠れ特性の判別も可能(遺伝技なので野生個体ではほぼ無理だが)。


第3、第4世代のバトルファクトリー攻略の際には手持ちに入れておきたい1匹で、その理由としては、


  • 覚えている技に「やつあたり」があり、レンタルすると当然ながら懐いていないためタイプ一致と相まって威力が高い。
  • 更に威力を高める「こだわりハチマキ」を持っている。
  • トリック」で相手に「こだわりハチマキ」を押し付けることで戦術を封じることも可能。
  • はがねタイプいわタイプに対抗できる「あなをほる」を覚えている。

これらの事から非常に使いやすい仕様となっている。

この個体はポケスペ第6章にも登場し、エメラルドが使用した。


そしてマッスグマは、ジグザグマとは別ベクトルでユーザーから"神"と呼ばれているポケモンでもある。

  1. トレーナーたちの欲しいものをどんどん持ってきてくれるみんなの欲の友として。
  2. 初見殺しの必殺コンボを持つ存在として。
  3. 「しんそく(神速)」の使い手として。

拾って奪える秘伝要員

まず進化前にも言えることだが、とくせいが「ものひろい」である。

この能力によって、懐の寂しいポケモントレーナーに無償でアイテムを恵んでくれる。

さらに、相手の道具を奪い取る技「ほしがる」をLv35で覚え、「拾う」「奪う」を兼ね備えた物欲マシーンとして、トレーナーに栄耀栄華を約束してくれる。


初登場の『ルビー・サファイア』では神と崇められるほどの気前の良さを発揮したが、『エメラルド』以降ではやや能力を押さえられてしまった。

それでもレベルを上げれば、ルビサファ世代にも劣らない働きを見せる。

「ものひろい」を持つポケモンはそこそこ居るのだが、結果的には弱体化前に活躍した彼がある種の当時の神の名を独占してしまった形になった。


またひでん技「いあいぎり」「なみのり」「かいりき」「いわくだき」を覚えることができ、移動用ポケモンとしてもそこそこ使える。

何よりこれらと「ものひろい」とを兼任できるのが最大の強みと言える。

全く戦えなくてもPTに居るだけで貢献するという全く新しい形でトレーナーを助けた。


第7世代以降は秘伝技が廃止になった影響で役割はやや削減されたが、「ものひろい」は依然健在で、各種換金アイテムや「ふしぎなアメ」「ポイントアップ」、果ては厳選に必要な「あかいいと」まで拾ってくれる。

流石は神と呼ばれたポケモンである。


必殺のコンボ

その全容は以下の通り。

はらだいこで自身の「こうげき」を最大まで引き上げ、みがわりカムラのみを発動させてからのタイプ一致の攻撃技じたばた

この攻撃で時には神と呼ばれしポケモンすら葬ることができる。


ただし耐久はお察しの通りなので事前に召喚用の生贄を捧げる必要がある。

またゴーストタイプのポケモンには、当然攻撃できないのでその対策も必要。

ちなみにこのコンボ、何と初登場時から可能。

当時「みがわり」は技マシンも教え技も存在していなかったが、マッスグマは遺伝で覚えられたのである(「カムラのみ」は後に解禁されたが、元が素早いので別のアイテムでも十分戦えた)。


『ルビー・サファイア』初期当時、序盤ポケモンが唐突に出てきて何をするのかと思ったら超絶ダメージが飛んできて訳も分からぬままやられるという光景が多発したとか。

流石は神と呼ばれたポケモンである。


しんそくマッスグマ

マッスグマが神と呼ばれる理由の最後の1つ。

特別な個体のみ(後述)だが、タイプ一致で「しんそく(神速)」を撃てるのである。

第4世代でトゲキッスアルセウスが出てくるまでは唯一のタイプ一致「しんそく」使いで、トゲキッスがノーマルタイプからフェアリータイプに変更され、アルセウスが出場できない対戦環境では第6世代以降唯一となる。


第4世代から追加された特性「くいしんぼう」とは好相性で、何とHP最大値が偶数なら「はらだいこ」を使った瞬間に「カムラのみ」などが発動する。

第7世代から強化された「フィラのみ」などと組み合わせることもでき、「はらだいこ」を使った瞬間に削った分のHP全てが回復する。

上手くすれば次のターンからHP全快&攻撃力最大の状態で「しんそく」連打という恐ろしい状態が完成するのだ。

流石は神と呼ばれたポケモンである。


だがかつて遺伝技にも自力技にもなく、何と第3世代のサブツールであるポケモンボックス ルビー&サファイアでポケモンを60匹預けると手に入るというかなりのレアものであった。

無論預けるだけなら簡単だが、性格や個体値はランダムで決められ、実用性のある性格の個体を手に入れるだけでもかなり困難。

しかもこのタマゴ、1セーブデータにつき1個な上、図鑑が100匹以上埋まっていないと他のロムからポケモンを持ってくる事も不可能なため、複数入手するにはデータを初期化→ポケモンを60匹以上捕まえる過程を何回も繰り返さなければならないのである(更に言うと、仮に第4・第5世代で「くいしんぼう」で運用したい場合、第3世代からジグザグマのまま第4世代以降に送り、進化させて1/2に賭けるしかない)。


マーク縛りが導入されて以降上記の個体がレーティングで使用不能になったことと、『ORAS』が発売されることで自力技や遺伝技への追加が望まれたのだが、何と『ORAS』では遺伝技の追加がないどころか、2014年12月に行われた「ジャンプフェスタ 2015」でのローカル配布のみで、その時幕張メッセに行った人にしか配られていない激レアポケモンとなってしまった。

代わりに自力技に追加されたのは「すてみタックル」。

違う、そうじゃない


そして、第7世代のUSUMで待望の「しんそく」が遺伝技としてついに解禁。

また、課題であった対ゴーストに対して「シャドークロー」よりも強い「じごくづき」を、いわ・はがねタイプへの打点として「じだんだ」を獲得することもできた。

第7世代では存在自体が積み技キラーに近いゴーストのミミッキュや先制技自体が無効のポケモンやフィールドが新たに登場、さらに第8世代ではミミッキュ以上の素早さを持つドラパルトを筆頭としたトップメタ達が蔓延っており、現実は中々難しい所ではあるが、大幅な強化と優遇には違いないだろう。



使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版

  • ショウギ・ケイマ(AG112話)

漫画版


アニメ版

  • ショウギ・ケイマのトキンちゃん
    • AG112話でケイマのポケモンで登場。どういうわけか丸いものを集める習性を持ち、ハルカが手入れをしていたアゲハントとフシギダネのモンスターボールを奪う(ちなみに丸くないアイテムは裏山に隠している)。ケイマはトキンちゃんが進化してからやたら物を持ってくる様になってしまい、性格が変わってしまったと思って距離をおいていたが、その習性に目を付けたロケット団に捕らえられたトキンちゃんがロケット団が乗るモンスターボール型の気球に過剰反応しているのを見て、一緒にボール遊びをするのが好きだった事をケイマは思い出し、姿形が変わってもケイマの事が好きで一緒に遊んでほしかった為に気を引こうと物拾いを続けていた事に気づく。ロケット団を「みずのはどう」やピカチュウとの「W10まんボルト」で撃退し、以前のように一緒に遊ぶ事ができるようになった。

  • AG155話
    • 森に住む3匹のマッスグマが登場。ヒナタが「キャプチャ・スタイラー」を使ってこの3匹のマッスグマをキャプチャして、「きりさく」で森の中に出来たイバラを切り裂いて道を作った。

その他

DP48話
XY10話・39話(映像)・45話・68話(回想)・137話
新無印7話
劇場版七夜の願い星超克の時空へ幻影の覇者破壊の繭とディアンシー

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

6章でエメラルドがバトルファクトリー挑戦時にレンタルしたポケモンで登場。エメラルドは「タイプ一致のやつあたりを覚えており、懐いていないポケモンほど威力が上がらない為レンタルポケモン向け」「こだわりハチマキ装備で1つの技しか出せなくなるかわりに物理攻撃の威力があがる」と分析し、能力を最大限に発揮した。



余談

ポケダン『空の探検隊』には、こいつにしか効果がない「ピーピーマッスグ」という「ピーピーマックス」の偽物がある。


関連イラスト

うちのマッスグマさんマッスぐま


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RSE ORAS

ポケモン一覧 ノーマルタイプ タチフサグマ


0263.ジグザグマ/ガラルのすがた0264.マッスグマ/ガラルのすがた→0265.ケムッソ


ミツハニーヤトウモリ:共に♂は進化できず、同じ種族でありながら、生態の差によって進化の可能性を失っている点が共通している。


イタチポケモン

オタチ/オオタチ

ガラルジグザグマ/ガラルマッスグマ/タチフサグマ

ブイゼル/フローゼル スカンプー/スカタンク

ミジュマル/フタチマル/ダイケンキ/ヒスイダイケンキ

コジョフー/コジョンド ヤングース/デカグース


序盤ノーマル一覧


同ノーマル単タイプ

コラッタ/ラッタ ニャース/ペルシアン ベロリンガ/ベロベルト ピンプク/ラッキー/ハピナス ガルーラ ケンタロス メタモン イーブイ ポリゴン/ポリゴン2/ポリゴンZ ゴンベ/カビゴン

オタチ/オオタチ エイパム/エテボース ノコッチ/ノココッチ ヒメグマ/リングマ オドシシ ドーブル ミルタンク

ナマケロ/ヤルキモノ/ケッキング ゴニョニョ/ドゴーム/バクオング エネコ/エネコロロ パッチール ザングース ポワルン カクレオン

ビッパ ミミロル/ミミロップ ニャルマー/ブニャット レジギガス アルセウス

ミネズミ/ミルホッグ ヨーテリー/ハーデリア/ムーランド タブンネ チラーミィ/チラチーノ バッフロン

ホルビー トリミアン

ヤングース/デカグース タイプ:ヌル/シルヴァディ ネッコアラ

ホシガリス/ヨクバリス ウールー/バイウールー

グルトン/パフュートン ワッカネズミ/イッカネズミ

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