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仮面ライダー鎧武

かめんらいだーがいむ

仮面ライダー鎧武とは、2013年10月から放送された「平成仮面ライダーシリーズ」第15作目である。全47話。
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ライダー戦国時代


君はこの力、どう使う?


概要編集

平成仮面ライダーシリーズ15作目。

正式タイトルは「仮面ライダー鎧武/ガイム」。

2013年7月25日に製作発表が行われ、10月6日から翌2014年9月28日まで毎週日曜午前8時放送。全47話(第30話と第37話は特別回)。


本作では『仮面ライダー電王』からのダブルライダー路線を一旦廃し、当初から複数のライダーが主軸となって物語が進行する(制作発表の段階では5ライダーの存在が明かされ、最終的に本編で14人、劇場版や外伝作品も含めると現時点では『仮面ライダーギーツ』に次ぐシリーズで2番目に多くのライダーが登場する作品となっている)。


本作は「伝統芸能的に固定化された特撮に、新たな風を吹き込みたい」という、『仮面ライダーOOO』等を担当した武部直美プロデューサーの意向の下、斬新な要素が多数取り入れられた。

まずライダーのモチーフとして、世界各国の鎧武者とフルーツという、風変わりなものが採用されている。前者の要素は前作との差別化、後者は低年齢層への玩具展開を考慮したバンダイ側の提案である。

ライダー達は「戦極(せんごく)ドライバー」をベルトとして、そこにフルーツのデザインが成せれた錠前型アイテム「ロックシード」を装着、変身するという設定になっている。


更にはスタッフ構成においても、主題歌に湘南乃風(本作限定で「鎧武乃風」名義となる)、メインライターに虚淵玄という異色の人事となった。

虚淵氏は過去に『吸血殲鬼ヴェドゴニア』や『ブラスレイター』といったライダーオマージュ作品を手がけており、後者に至っては本場のライターである小林靖子と共に仕事していた。他にも氏はところどころで平成ライダーシリーズ(特に『仮面ライダークウガ』と『仮面ライダー龍騎』)の影響を受けている事をインタビューなどで語っており、平成ライダーの初期3作品を語る書籍にも寄稿していたりする。前々作の放映前には「虚淵玄が脚本を担当する」というデマがネット上に広まったが、まさか嘘が真になり本家を担当する事になるとは本人も思わなかったであろう。

そして虚淵氏のみならず、彼の所属するニトロプラスそのものが、本作に全面協力することになった。クリーチャーデザインに山田章博とNiθが参加、ニトロプラス社員の三杜シノヴ・山田外朗も衣装デザインに参加。サブライター陣はニトロ関係者から七篠トリコ、砂阿久雁、鋼屋ジンが参加、後に『がっこうぐらし!』にて注目を浴びる海法紀光が加わり、コラボ回担当の毛利亘宏以外の全員が実写未経験者の布陣となった。


作風・総合的な評価編集

『龍騎』のように複数のライダーが登場する事、また『Fate/Zero』や『魔法少女まどか☆マギカ』などを手がけた虚淵氏がメインライターという事もあって、「どんな鬱展開が来るか」「何人死ぬのか」と良くも悪くもストーリー展開に期待と不安の入り混じった声が見かけられた。

実際、序盤はライトな世界観が描かれ全体を通しても所々に明るいコメディシーンが見受けられるものの、徐々に陰鬱展開が目立つようになりファンの予感が現実のものとなった。中盤から終盤にかけては子供向けとは思えないシリアスでハードな展開が繰り広げられ、平成初期ストーリー展開に慣れていない視聴者からすれば軽いトラウマにもなりかねない作品である。


また登場人物、特にライダー変身者は全員が人間的に問題点があるのも特徴。

虚淵氏にも「鎧武世界で一番の悪」と言われている凌馬はもちろん、お人好しの熱血漢である主人公の紘汰や、正義感の強いメインヒロインの舞、劇中のライダーの中では一番完成された大人である貴虎などでさえ、甘さ、激しやすさ、浅慮さからその場の対処法として適正でないと指摘される言動が少なからず見受けられ、演者からも最もヒーローらしいと評されているザックも、中盤での決心までは厭味な不良のように描かれていた。


加えてストーリー的にも登場人物は「他者と真剣に向き合う」ことに欠けている。互いが互いに感じている捉え方のズレが大きく、それがどんどん悪化していく、解決に莫大な時間と犠牲を要する、根本的な和解には至れないというパターンが多い。

こういった要素は昭和末期や平成1期の作風に近い。また元々の仮面ライダーは人が起こした環境破壊に対するアンチテーゼで作られており、人への問題提起を行った作品という一面もあるので内容はむしろ原点に忠実と言える。

しかし当時の「」「欲望」「友情」「希望」と形を変えて続けてきた平成二期前半はそういった要素がありつつも希望的な要素を多く残していたため、本作の暗い作風はその頃に入ってきた新規ファンからは評価を分ける要因に繋がっていた。


これらの背景には「挫折」をテーマにしており、光実を筆頭に作中でも様々な形で挫折を描かれておりどのようにして挫折から立ち直るのか、挫折した現実と真摯に向き合い成長していく過程が丁寧に描かれている。

逆に終始、欠点らしい欠点のない人格者として描かれていたのは絋汰の姉である晶と作中における「おやっさん」的ポジションの清治郎くらいであり、両者共に作中では、紘汰が悩んだり、道を誤りそうになった時に助言や忠言を送るサポート役程度で、ストーリーの根幹に関わってはいない(晶にも指摘がないわけではない)。

虚淵氏も、意図的に「本当の意味で完成された人間」を一人も置かず敢えて登場人物の殆どを問題人物として描いたとコメントおり、そうした者達が主張の果てに少なくともハッピーエンドではない顛末を迎えるのは彼なりの意向あってのことなのだろう。


その一方で、各種ライダーのデザイン・アイテム・ネーミングなどの玩具展開に関わる部分については、コミカルさがかなり強調されており、ストーリー展開との落差が凄まじい。シリアスさを好む層にとっても、このギャップを「子供向け番組ならではの味」として楽しめるかどうかで意見が割れている。


ただ、「新たな風を吹き込みたい」という武部プロデューサーの発言は伊達ではなく、少々アウトローな作劇や過激な展開だけに留まらないいくつかの画期的な試みがなされている。

「怪人を倒せば良いだけではなく、ライダーはその背後にある世界を崩壊させる自然災害と戦い、対処法を見つけねばならない」という設定や、「秘密結社や怪人の組織ではなく世間で一定の信頼を勝ち得ている企業とそこに属する人間たちが敵」という世界観、またその企業の陰謀によって仮面ライダーが一般市民の偏見とも戦わなければならないという展開はそれを顕著に表していると言えるだろう。

また、本作では人間の中における社会性が強く描写されており、その例として変身への不自由な状況や無意味を懐疑する節もあり、「自分達が不利益を被るなら怪人が人間を襲おうと無視すべきである」という従来の『仮面ライダー』としての在り方を否定するエピソードも存在する。

更に新世代のドライバーによって性能の優位性を確保する面や、それに対抗すべく旧世代のドライバーの機能拡張を行うといった「装置」に対する現実性が強調されている。また、場合によって他人のベルトを強奪して主戦力として使うことも出来るのみならず、他のライダーの形態のアーマーを装着する互換性を持つ汎用性の高さを基本に置いている点もシリーズでは珍しい。


一方、『大人のルールに反目する子供達によって結成されたストリートギャング』、『主人公の前に巨大な障壁となって立ちふさがり、幾度も敗北や挫折を与え続けるライバル』、『凶悪な犯罪者が変身するライダー』など、厳格化するTV番組のコンプライアンスや、それを重んずるテレビ局や東映の意向に屈する形で断念したり、妥協せざるをえなくなった構想や設定も少なくないが、それらも無駄になっているわけではない。

例えば『大人のルールに反目する子供達によって結成されたストリートギャング』に関しては、コンプライアンスの柵が無い舞台版にてアイディアそのままに実現している。

『主人公の前に巨大な障壁となって立ちふさがり、幾度も敗北や挫折を与え続けるライバル』についても、虚淵氏は当初より紘汰の一番のライバルとして設定された戒斗を紘汰よりも遥か格上の存在として描きたがっていたが、グッズの販促上の都合などで実現できず、結果としてバロンの戦績の悪さにも響いていったというのが実態であり、劇中では貴虎が代替役を担っていた。加えて以降のシリーズにおいても近いポジションのキャラクターがいくらか見られている。

『凶悪な犯罪者が変身するライダー』に関しては、虚淵氏が『龍騎』の浅倉威の熱心なリスペクターであることに由来しており、凰蓮が本作序盤の「浅倉枠」として設定されたのだが、上記の事情や話の雰囲気などから凶悪な人物としては設定できず、劇中の役回りに落ち着いたという事情もある。また、外伝作品の悪役のように「悪人らしい悪人」自体はある程度存在している。


加えて本作は初期のライダー作品、特に『仮面ライダークウガ』~『仮面ライダー555』へのリスペクトという意味合いが強いとのこと。

近年導入されることが少なくなかった多人数ライダー制や、『クウガ』以降はほとんど用いられていない未知の言語を用いる人間とは異なる種の設定が改めて採り入れられている。

平成ライダー各作品のいくつかには、昭和ライダーの特定の作品をリスペクトしている傾向があるが、本作で平成ライダーは15作目。初期作品はすでにリスペクトされる対象になるほどの歴史を有しているのである。


いずれにせよ、不条理な世界に翻弄されながらも己の理想を叶えようと生きる人々を描いた物語として、本作が(主にネット上において)話題性の大きい作品であったことには疑いようがなく、視聴率こそ大きく落ち込んだものの、多くのファン層から支持を受けた。当時はあまり鑑みられることはなかったが、平成ライダー、というよりテレビ番組全般の視聴率がテレビ離れに伴い減少傾向であり、反面ネット視聴も普及していることからグッズ売上など人気は視聴率と相関しなくなっていることはすでにこの時期から証明されていたとも考えられる。


その結果、本編終了後も外伝作品や完全受注生産の玩具が登場し続け、遂には本編終了から1年程度で変身ベルトが再生産されるライダー史上初の舞台化を果たす2020年になって再び続編の制作が決定するなど、『仮面ライダー龍騎』や『仮面ライダー電王』並の異例の事態が起きている。

この他、多人数ライダーの変身ベルトの共通化、平成二期のテイストを保ちつつも連続ドラマ性を強めたシリアスな内容など本作で採用された要素の多くは後続作品にも引き継がれていった。


2021年の全仮面ライダー大投票のライダー部門では43位仮面ライダー斬月と振るわなかったが、作品部門12位を記録。衝撃的なストーリーが人々に刻まれている結果となった。


『仮面ライダー龍騎』との相違点編集

多人数ライダー制という背景から『龍騎』と似た様な雰囲気を感じさせるが、実は結構な違いもある。

『龍騎』は「選ばれた者が特殊な力を使い、叶えられない程の大きな望みの為に戦う」に対して、『鎧武』は「どこにでもいる人が特殊な力を使い、叶えられる様な小さな望みの為に戦う」といった違いが大きい。


また『龍騎』は殺し合いをする必要があり、戦いも降りられない状況下に対して、『鎧武』は殺し合いをする必要までは無く、戦いも降りようと思えば降りられる状況な為、生半可な覚悟で戦いに踏み込められる様な「緩さ」もある。

それもあってか『鎧武』では極めて人間的な承認欲求や自己顕示欲を求めていたり、境遇への強い不満の解消を持って戦いに至るなど「より身近な現代人」が多く、序盤の紘汰のエピソードに「変身出来るようにはなったがその使い道に迷う」「強烈な敗北の中に味わった恐怖と挫折から戦意喪失する」といったものがあったのは、まさに『ごく当たり前で人間的な弱さ』と『甘い気持ちでやや偶発的に戦いに関わってしまった一般人』を象徴としている。


しかしながら、こうした緩さと厳しさの違いを持ちながらも奇しくも『龍騎』が「他者に戦いを強要される中で葛藤が生まれた」のに対して、『鎧武』が「自ら進んで戦いに挑み、その最中に覚悟が生まれた」という正反対な結末を辿ったのは、虚淵氏なりのリスペクトが成せる業なのかもしれない。


また、過去に虚淵氏が脚本を務めたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』も『龍騎』の影響を受けていた事や『鎧武』が『まどマギ』のコンセプトやシチュエーションを再利用している事から『鎧武』を『龍騎』と『まどマギ』の合の子と評する声もある。


あらすじ編集

西暦2013年。巨大企業ユグドラシル・コーポレーションの企業城下町沢芽市。


企業の介入によって急速な発展を遂げたことで人々が豊かな暮らしを送る一方、閉塞感を覚えた若者たちはストリートダンスに熱中していた。彼らはフリーパフォーマンスのためのステージを取り合い、特殊な錠前ロックシードを用いた対戦競技インベスゲームに没頭していた。そうしたショーのための陣取りに参加する若者たち「ビートライダーズ」が熾烈なランキング争いに身を投じる一方、その一人だった青年、葛葉紘汰は大人への変身を願い、ダンスをやめてアルバイトに励んでいた。


そんな紘汰のもとに、かつてのチームメイトである高司舞が現れ、リーダーである角居裕也の失踪とチームの窮状を訴えて救援を要請してくる。紘汰は自分の現状に悩みながらもチームメイトの頼みを断れず、捜索の最中、裕也に呼び出されて向かった倉庫街に空間の切れ目を発見する。その向こうには奇妙な森が広がっており、普段は競技に使用している獣「インベス」が制御されない状態で跋扈していた。踏み込んだ紘汰と舞に対して敵意を剥き出しに襲いかかってくるインベス。紘汰は、突如現れた舞に似た謎の女性が発する「あなたは今、運命を選ぼうとしている」という警告に、迷いなく舞を救うことを選択、森で拾った変身ベルト「戦極ドライバー」にロックシードをはめ込み、アーマードライダー又の名を「仮面ライダー鎧武」へと変身する事を決意する。


登場人物編集

詳細は「仮面ライダー鎧武の登場人物一覧を参照。


主要人物編集


アーマードライダー編集




ビートライダーズ編集

チーム鎧武編集


チームバロン編集


ユグドラシル・コーポレーション編集


周辺人物編集


オーバーロード編集


ライダー共通アイテム/用語編集

ロックシード

本作のキーアイテム。果物を中心に植物がモチーフの錠前。戦極ドライバーにセットしてライダーに変身する。


戦極ドライバー

本作の仮面ライダー共通の変身ベルト。ライダーによってバックルのプレートが異なる。


ゲネシスドライバー

新世代ライダーが使用する変身ベルト。


アーマードライダー

本作の仮面ライダーの通称。名づけ親はDJサガラ。


無双セイバー

鎧武、斬月、邪武武神鎧武鎧武・闇の基本武器。

鍔が銃になっている日本刀型の剣。セイバーモードとガンモードの切り替えが出来る。

弾薬には限りがあり、再装填には反対側のレバーを引かなくてはならない。

また持ち手の底を一部のアームズウエポンとドッキングさせることができる。


ソニックアロー

正式名称は「創生弓ソニックアロー」。

新世代ライダーとジンバーアームズの共通装備。剣としても使える万能武器。

エナジーロックシードを装着すると必殺技を放つ。


沢芽市

紘汰たちが住む町。元々はどこにでもある地方都市の一つであったが、ユグドラシル・コーポレーションの参入により都心にも匹敵する大都市に発展した。


ユグドラシル・コーポレーション

沢芽市を支配する巨大企業。同市の発展に大きく貢献したが、その強引なやり口故に舞と戒斗をはじめとする一部の市民からは嫌われている。


ビートライダーズ

ストリートダンスとインベスゲームに興じる若者の集団。

沢芽市のストリート文化の体現者たち。


ヘルヘイムの森

特別な果実が実る不気味な森。謎の異次元空間。


インベス

ヘルヘイムの森に住む謎の怪物。

一般市民にとっては、下記のインベスゲームで召喚されるゲームの駒と認識されている。


インベスゲーム

ロックシードを用いてインベス同士を戦わせるゲーム。

表だっては語られないアングラの娯楽らしいが、沢芽市の若者は誰もが知っている。

ゲームプレイヤーの支配下にあるインベスは手のひらサイズの小動物にすぎず安全だが、コントロールを離れると巨大化して暴走するため、基本的には危険な遊び。


各話リスト編集

話数サブタイトル敵怪人放送日程
1変身!空からオレンジ!?ビャッコインベス2013年10月6日
2必殺!パインキック!シカインベス、シカインベス(強化体)10月13日
3衝撃!ライバルがバナナ変身!?-10月20日
4誕生!3人目のぶどうライダー!シカインベス、コウモリインベス10月27日
5復活!友情のイチゴアームズ!コウモリインベス11月10日
6ドリアンライダー、参戦!-11月17日
7大玉スイカ、ビッグバン!イノシシインベス、シカインベス、コウモリインベス11月24日
8バロンの新しき力、マンゴー!セイリュウインベス、コウモリインベス(変種体)12月1日
9怪物インベス捕獲大作戦!コウモリインベス(変種体)12月8日
10ライダー大集結!森の謎を暴け!カミキリインベス12月15日
11クリスマスゲームの真実-12月22日
12新世代ライダー登場!シカインベス、コウモリインベス、カミキリインベス2014年1月5日
13鎧武、バロンの友情タッグ!セイリュウインベス、セイリュウインベス(強化体)、ヘキジャインベス1月12日
14ヘルヘイムの果実の秘密ヘキジャインベス、ビャッコインベス1月19日
15ベルトを開発した男-1月26日
16新アームズ!ジンバーレモン誕生!ライオンインベス2月2日
17桃のライダー、マリカ光臨!-2月9日
18さらばビートライダーズコウモリインベス、カミキリインベス、セイリュウインベス2月16日
19贈られた秘密兵器-2月23日
20世界のおわり はじまる侵略シカインベス、コウモリインベス、カミキリインベス、ライオンインベス3月2日
21ユグドラシルの秘密-3月9日
227分の1の真実-3月16日
23いざ出陣!カチドキアームズ!-3月23日
24新たな強敵 オーバーロード-4月6日
25グリドン・ブラーボ 最強タッグシカインベス、コウモリインベス、ライオンインベス4月13日
26バロンのゲネシス変身!-4月20日
27真実を知る時-4月27日
28裏切りの斬月カミキリインベス5月4日
29オーバーロードの王-5月11日
30赤と青のキカイダーヤギインベスハカイダー5月18日
31禁断の果実のゆくえ-5月25日
32最強の力!極アームズ!シカインベス、コウモリインベス、セイリュウインベス、カミキリインベス、ライオンインベス、ヤギインベス、デェムシュ、デェムシュ(進化体)6月1日
33ビートライダーズ大集結!シカインベス、ライオンインベス、デュデュオンシュ6月8日
34王の力と王妃復活セイリュウインベス、ライオンインベス、ヤギインベス、グリンシャ6月22日
35ミッチの箱舟シカインベス、コウモリインベス、グリンシャ6月29日
36兄弟の決着!斬月VS斬月・真!-7月6日
37バロン・サッカー対決 夏の陣!イナゴ怪人7月13日
38プロフェッサーの帰還シンムグルン7月20日
39決死のタワー突入作戦!シカインベス、コウモリインベス、セイリュウインベス、カミキリインベス、ライオンインベス、ヤギインベス、シンムグルン7月27日
40オーバーロードへの目覚めビャッコインベス、セイリュウインベス、カミキリインベス、コウモリインベス、デュデュオンシュ、シンムグルン8月10日
41激突!オーバーロードの王シカインベス、セイリュウインベス、カミキリインベス、ライオンインベス、ヤギインベス、レデュエロシュオ8月17日
42光実!最後の変身!シカインベス、セイリュウインベス、カミキリインベス、ライオンインベス、ヤギインベス8月24日
43バロン 究極の変身!ロード・バロン8月31日
44二人の目指す未来はロード・バロン、ライオンインベス、ヤギインベス9月7日
45運命の二人 最終バトル!ロード・バロン、ライオンインベス、ヤギインベス、シカインベス、シカインベス(強化体)、セイリュウインベス、セイリュウインベス(強化体)、イノシシインベス、カミキリインベス9月14日
46運命の勝者ロード・バロン9月21日
47変身!そして未来へ仮面ライダー邪武、イナゴ怪人、シカインベス、コウモリインベス、セイリュウインベス9月28日

音楽編集

作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ / 歌:鎧武乃風

オープニングテーマ。

なお、「鎧武乃風」は湘南乃風の本作専用の名義である。


  • E-X-A (Exciting × Attitude)

作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:tatsuo / 歌:仮面ライダーGIRLS

仮面ライダー鎧武のテーマソング。


  • Never Surrender

作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:五十嵐"IGAO"淳一 / 歌:TEAM BARON(駆紋戒斗 & ザック & ペコ / CV:小林豊 & 松田岳 & 百瀬朔)

仮面ライダーバロンのテーマソング。


  • 時の華

作詞:藤林聖子 / 作曲:NAOKI MAEDA / 編曲:鳴瀬シュウヘイ / 歌:仮面ライダーGIRLS

仮面ライダー鎧武 ジンバーレモンアームズのテーマソング。


  • Rise Up Your Flag

作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:tatsuo / 歌:葛葉紘汰(CV:佐野岳)

仮面ライダー鎧武 カチドキアームズのテーマソング。

TVSPでのエンディングにも採用された。


作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ / 歌:葛葉紘汰 & 駆紋戒斗(CV:佐野岳 & 小林豊)

仮面ライダー鎧武 極アームズのテーマソング。


  • point of no return

作詞:藤林聖子/作曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:呉島光実(CV:高杉真宙)

仮面ライダー龍玄のテーマソング。本編未使用。


  • YOUR SONG

作詞:藤林聖子/作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:鎧武乃風

劇場版の主題歌。


  • Lights of my wish

作詞:藤林聖子/作曲:Ryo/編曲:Ryo・五十嵐淳一/歌:高司舞(CV:志田友美)


  • Unperfected World

作詞:藤林聖子/作曲・編曲:Ryo/歌:駆紋戒斗(CV:小林豊)

上記2曲はVシネマ第1作の挿入歌。


  • Dance With Me

作詞:藤林聖子/作曲:五戸力/編曲:ats/歌:TEAM BARON(CV:松田岳/百瀬朔/小林豊)

Vシネマ2作目の主題歌。



関連作品編集

劇場版編集

メインタイトル編集

2013年12月14日公開。本作品と前作『仮面ライダーウィザード』をメインとしたクロスオーバー作品。


2014年3月29日公開。平成ライダーと昭和ライダーのクロスオーバーを主軸に据えた作品。


2014年7月19日公開。本作品の単独劇場版作品。


2014年12月13日公開。本作品と次回作『仮面ライダードライブ』のクロスオーバー作品。


客演編集

2016年12月10日公開。『仮面ライダーエグゼイド』と『仮面ライダーゴースト』をメインとしたクロスオーバー作品。仮面ライダー鎧武が登場している。


2017年12月9日公開。『仮面ライダービルド』と『仮面ライダーエグゼイド』をメインとしたクロスオーバー作品。葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武が登場している。


鎧武外伝編集

  • 『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』

2015年4月22日発売のVシネマ作品。呉島貴虎/仮面ライダー斬月と駆紋戒斗/仮面ライダーバロンがそれぞれ主役を務めている。両作品とも、TVシリーズ第20話直後を舞台としている。


  • 『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』

2015年11月11日発売のVシネマ作品。戦極凌馬/仮面ライダーデュークとザック/仮面ライダーナックルがそれぞれ主役を務めている。『仮面ライダーデューク』はTVシリーズの第10話~第12話の間の頃を、『仮面ライダーナックル』は『MOVIE大戦フルスロットル』の1年後を舞台としている。


  • 『鎧武外伝 仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ』

2020年10月より東映特撮ファンクラブにて配信されたスピンオフドラマ。城乃内秀保/仮面ライダーグリドンと凰蓮・ピエール・アルフォンゾ/仮面ライダーブラーボが主役を務めている。小説版や舞台版よりも後の時系列を舞台としている。


超バトルDVD編集

  • 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダー鎧武 フレッシュオレンジアームズ誕生! 〜君もつかめ!フレッシュの力〜』

てれびくんにて募集された応募者全員有料サービスのDVD作品。


その他映像作品編集

TV本編に先駆けて葛葉紘汰が第52・53話に登場。


『烈車戦隊トッキュウジャー』と『仮面ライダー鎧武』のクロスオーバー特番。前述した『仮面ライダー大戦』の内容と連動しており、その前日談となっている。


auビデオパス(現TELASA)で配信された『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』のスピンオフ作品。駆紋戒斗/仮面ライダーバロンと湊耀子/仮面ライダーマリカが登場している。


友情出演としてEP10ラスト、及びEP11・EP12に葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武が、同じくEP11・EP12に駆紋戒斗/仮面ライダーバロンが登場。



公式小説編集

  • 『REAL RIDERS 駆紋戒斗外伝』

2014年3月に発売された『仮面ライダー鎧武ザ・ガイド』に収録された、駆紋戒斗の高校生時代を描いたスピンオフ小説。時系列は本編開始の2年前。著者は江波光則。監修は虚淵玄。イラストはserori。


2016年3月23日発売。著者は砂阿久雁と鋼屋ジン。監修は虚淵玄。

鎧武外伝2の完結編。同作に登場したカルト集団黒の菩提樹及びその組織を率いる狗道供界から沢芽市を守る為、呉島兄弟とその仲間達が戦いを挑む。


  • 『小説 仮面ライダー鎧武外伝〜仮面ライダー斬月〜』(講談社キャラクター文庫)

2020年6月1日発売。著者は毛利亘宏。

後述の舞台のノベライズ版となっている。


演劇編集

2019年3月9日-24日に東京都・日本青年館ホール、2019年3月28日-31日に京都府・京都劇場で公演された演劇作品。タイトルの通り、呉島貴虎/仮面ライダー斬月を主役としている。


仮面ライダー鎧武スペシャルイベント 百花繚乱戦国絵巻編集

5月3日~4日にグランドプリンスホテル新高輪で開催されたスペシャルショーと「番組キャストトーク&ライブ」で構成されるスペシャルイベント。


スペシャルイベントの時系列はカチドキアームズ登場以降だが、正史とはパラレルワールドの扱い。

スペシャルショーのナレーションは大塚芳忠氏が担当。


登場キャラクター編集

アーマードライダーは鎧武バロン龍玄斬月・真グリドンブラーボマリカシグルドが登場。

プリキュアや歌舞伎じみた名乗りをさせられたり、バロンがやたら協力的になったりとキャラ崩壊描写が多い。


敵キャラクター編集

世界を征服するべく、弟の弐号と共に黒子に化け、鎧武を地獄歌舞伎(記憶を徐々に改変し、精神をボロボロにする術)に引き込んだ謎の怪人。

長剣を武器としている。

スーツはクエスター・ガイの流用と思われる。


壱号と行動を共にする怪人で仲が良い。

黒子以外にも偽物の斬月・真に化けて鎧武たちを翻弄した。

武器は銃にもなるグレイブラスターに似た二丁の短剣。力を合わせて放たれる破壊光線も強力。

カチドキアームズには敵わず、兄共々、撃破された。

スーツはクエスター・レイの流用と思われる。


  • 怪人軍団

怪人壱号たちに率いられる謎の怪人軍団。

胸と顔の単眼が特徴的な鬼に似たゴーミンのような戦闘員、角を生やした白い怪人、胸に「雷」のマークがある黄色いメカニカルな怪人、肩マントを付けた猿のような怪人が出現したが、バロンらに撃破された。



余談編集

  • 「仮面ライダーも元は怪人」という原点を踏まえると、サラセニアンサボテグロン等の怪人の流れを汲んだ、植物モチーフの仮面ライダーとも言える。
  • エンディングの提供画面に登場している植物はオレンジメロンドリアンマンゴードラゴンフルーツイチゴキウイリンゴさくらんぼレモンブラッドオレンジブドウ(皮が剥かれている)、スターフルーツイチジクが確認できる。この内、スターフルーツとイチジク以外はロックシード化されている。
  • 例年通り、コレクションアイテムが登場しているライダーだが、平成2期ひいては令和ライダーでも珍しく、汎用武器強化形態の武器を除き、個人武器の殆どがコレクションアイテムと連動しないという特異な立ち位置にあるライダーである。結果、玩具化を考慮していないデザインの武器が多数出揃った(玩具化されたのは主役3人のみで斬月以降のライダーや派生フォームのアームズウェポンは玩具化されていない)。
  • 第30話は『キカイダーREBOOT』とのコラボ企画回になっており、前後のエピソードとは時系列が異なる(冒頭にて「時は2週間前に遡る」とナレーションが入る)。
  • 2023年5月3日から5月7日までファミリー劇場にて4話ずつ11話まで再放送されたが、これ以降は1話ずつの放送になり、放送日程が度々変わるようになった。これについてファミリー劇場公式から何も発表がないため真相は不明。次回作の『仮面ライダードライブ』では1話づつでの再放送となった。

関連イラスト編集

1年間本当にありがとうガ~~~~


関連動画編集


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呉島兄弟 木の実組 初瀬る シドる


平成ライダー

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