データ
別名: | 宇宙ロボット |
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身長: | 55m |
体重: | 4万8千t |
装甲: | ペダニウム宇宙合金 |
出力: | 200万馬力(ウルトラセブン)〜6000万馬力(アンドロメロス) |
出身地(製造地): | 第8銀河系ペダン星(ウルトラセブン) |
演者 | 中村晴吉(『セブン』第14話、第15話?)、加藤芳巳(『セブン』第15話のみ?) |
概要
ウルトラセブン第14話「ウルトラ警備隊西へ 前編」、第15話「ウルトラ警備隊西へ 後編」に登場するロボット怪獣。
ペダン星人が開発したスーパーロボット。当初は特定の名前が付けられておらず、本編中では「ペダン星人のロボット」と呼ばれており、ソフビ人形の販売に際して、脚本の金城哲夫氏の名前をとってキングジョーと名付けられたといわれている(他にも金城の父親のあだ名説やイギリスの戦艦キング・ジョージ5世から取ったという説もある)。
後年の作品では量産化され、グア軍団、ゼットン星人、チェレーザ等の別の宇宙人や地球外生命体の製造した兵器としても登場しているが、ペダン星人から直々に譲り受けたのか、技術供与を受けて製造したのか、たまたま同じような姿になってしまったのかは特に語られていないため不明。
頭、胸、腹、足の4機の宇宙船に分離・合体が可能。主武装は目のような部分から放つ破壊光線デスト・レイで、鋼鉄をも溶かす高熱を放つという。
また、格闘能力も高く、軽々と10万t級の艦船を振り回す程の剛力ダイナミックパワーを誇る。
グロッキー状態のセブンに馬乗りになって襲いかかる第14話のラストシーンや、神戸港でタンカーを振り回してセブンを張り倒したシーンはあまりにも有名。
おかげで「キングジョー=船」みたいな印象がいまだに残っている他、以降のシリーズでもウルトラ戦士がキングジョーに馬乗りにされてボコボコに殴られるシーンがほぼ必ず挿入される等、一種の様式美となっている。
機能停止した際に手足をピッタリと体に付けた状態(「気を付け」の状態)で硬直し、仰向けにぶっ倒れたあと火花を撒き散らすという最期のシーンも印象的。
このユーモラスで印象的な仕草は、以降の作品でもキングジョーが破壊される際のお約束描写となっており、後年客演した『平成セブン』『X』『R/B』においても見られる。
攻撃面だけでなく防御面も申し分なく、装甲はきわめて頑丈であり、ウルトラセブンのエメリウム光線は通用せず、アイスラッガーも苦もなくはじき返すほど(セブンは何故か最強技のワイドショットをキングジョーに使用しなかったため、ワイドショットを防げるかどうかは不明)。
昭和期に販売された怪獣図鑑では「水の中も泳ぐので始末が悪い」と紹介されており、実際作中では、国際会議に向かう科学者を乗せた原子力潜水艦を分離形態で襲って撃沈している。合体状態で泳げるかはともかく、少なくとも分離状態での攻撃行動は可能であり、つまり陸海空で活躍できるスーパーロボットという事になる。この事から装甲に使われているペダニウム合金は水圧にも強い硬度を誇っていると推測される。
近年に登場した際には可動部の装甲が比較的薄いことや、分離した際に一時的に内部機構が無防備な状態で露出してしまうという弱点を付与されており、これらがキングジョー攻略の大きな糸口として設定されることが多い。
『ウルトラマンZ』のボイスドラマによれば、現在は(恐らく上で述べられているような)攻略法も確立され、それなりに対処できるようにはなってきているらしい。とはいえ、それは光の国の宇宙警備隊の実力者の間での話であり、ほとんどのウルトラマンに対しては依然としてその強さを如何なく発揮している。また、近年の作品ではカスタマイズの施された改良型も幾つか登場しており、M78世界においても確立された攻略法がこれからも通用し続けるとは限らない。
劇中での活躍
当初は、地球が自分たちの星を侵略しに来たと誤解したペダン星人の指令により、地球防衛軍の原子力潜水艦や防衛センターを襲っていたが、星人の目的が途中から地球侵略に変わったため、神戸港で無差別破壊を行なった。
セブンとの初戦では頑丈な装甲と圧倒的な怪力で優勢に立つ。が、背後から足払いを食らい仰向けに倒れると起き上がれないという弱点が露呈、しばらくもがいた後に分離して逃走した。起き上がれないだけならば分離してから再合体すればいい話なので、逃走する必要は無いはずである。これに関しては倒れた時にどこかが壊れたか、あるいはエネルギー切れだという説があるが詳細は不明。
2回戦では神戸港で大暴れ。足元が海だったからか、それとも改良したのか、倒れてもちゃんと起き上がり初戦と同じくセブン相手に優性。最終的にセブンが羽交い絞めにしたところを、ドロシー・アンダーソン博士が開発した兵器、ライトンR30爆弾を使う事でようやく撃破できた。
本家ウルトラシリーズとはパラレル関係になるオリジナルビデオ作品『ウルトラセブン 1999最終章6部作1999最終章』において、セブン本編のキングジョーが修復されたキングジョーⅡとして再登場。デザインは若干リファインされているがその強豪ぶりは健在であり、蘇った強敵としてセブンを苦しめた。
他のウルトラシリーズでの活躍
ウルトラファイト
なぜかキング「ジョオ」と呼ばれていた。 セブンとの神戸港での戦いもライトンの被弾による機能停止ではなく、漏電による機能停止という酷い倒され方であった
アンドロメロス
雑誌展開版に登場。グア軍団によって通常の30倍の強化改造を施され、ナックル星人と共に地球を襲撃した。ナックル星人にコントロール装置で操られるが、アンドロメロス&ウルフのタッグの前にコントロール装置を破壊され、アンドロビームで爆散している。その後も再生怪獣の一体として出現している。
この強化キングジョーのデータをベースにして誕生したのが怪獣戦艦キングジョーグであると言われている。
漫画版ウルトラ超伝説でも同様の設定で登場している。
ウルトラマンマックス
第14話「恋するキングジョー」にて登場。
今回はゼットン星人が操っている。『ウルトラセブン』に登場したキングジョーとは分離変形のパターンが異なっており、頭(キングジョーアルファー号)、胸(キングジョーベーター号)、右下半身(キングジョーガンマー号)、左下半身(キングジョーデルタ号)に分離するようになっている。その体を構成する装甲「ゼットンニウム」は分子レベルまでの分解・再生が可能で、その特質を利用して地球に侵入を果たした。
DASHの監視衛星を破壊して地球に侵入しゼットンの地球侵入支援のため縮小され、町工場で作られたラジコンロボに化けて潜伏していたが、名前と構造がDASHに怪しまれたことで正体を現し巨大化。ゼットン星人が操っている女性・夏美を操縦者としている為マックスも手が出せなかったが、カイトの説得で夏美が意識を取り戻し脱出したため動きが鈍り、マクシウムカノンで倒された。
過去作品と同様ウルトラマンマックスを押し返すパワフルなシーンや、キングジョーⅡのように分離変形して攻撃を回避したりするシーンもあるが、キングジョーのお約束でもある「気をつけのポーズで仰向けに倒れる」描写は今回では見せなかった。
また過去作品では幾度か失敗していた踏み付け攻撃も、本作では途中で脱出されたとはいえ一旦は成功させている。
ウルトラマンマックスと戦う前、分離状態でDASHと激しい空中戦を繰り広げるが、この空中戦のCGを手掛けたのは板野サーカスで知られる板野一郎であり、ウルトラマンマックス本人と戦う前のシーンとはいえ、非常に見応えのあるシーンとなっている。
ウルトラマンメビウス
ウルトラマンメビウス外伝超銀河大戦のプロローグ作品である『出現!アークボガール戦え!ウルトラ兄弟』にて宇宙を調査していたウルトラセブンとウルトラマンヒカリの前に大群で現れ、撃破された事が語られている。
本編のアナザーストーリーである漫画版「戦え!ウルトラ兄弟」でも似た事件があったとされており、ソンブレロ銀河で遭遇したという設定になっている。
プレイムービーDXウルトラコクピットでは『出撃!ウルトラゾーンへの旅編』にも登場。
こちらは『セブン』の個体と同一存在であり、『セブン』の時代にやってきたガンフェニックストライカーと交戦する(映像は原典の流用)。ちなみに歴史介入の影響からか、ライトンR30を発射してキングジョーを撃破する役割はガンフェニックストライカーに取って代わられている。尤も、宇宙船の撃破は原作通りにセブンが担当している。
ウルトラマンゼロ外伝 キラー・ザ・ビートスター
天球内部の護衛用メカとして大量生産され、そのうちの一体がインペライザー&エースキラーと共に天球に侵入したウルティメイトフォースゼロに襲い掛かる。セブンの息子、ウルトラマンゼロによりこの個体は撃破され、残りの量産されたキングジョーも天球の爆発に巻き込まれて全滅した。
ウルトラゾーン
ドラマパート「最後の攻撃命令」では分離形態で地球に侵入し、防衛軍隊員・山本の妻の洋子ことペダン星人が内部に搭乗。防衛軍の攻撃を物ともせず暴れ回る。右脚部に損傷を受けたものの進撃は止まらず新型ミサイルでの攻撃が決定するが、ダメージが許容範囲を超えたためか機能を停止し、新型ミサイルを腹部に受け大破した。
アイキャッチでは、射的の景品にキングジョーが飾られているというシュールな1シーンが映った。
というかリアルにもしあったらR30爆弾レベルの威力が高い奴でないと手に入れるのは不可能だろう…。
ミニコーナー「怪獣漫才」でナースとともに漫才コンビ「ナースのジョー」を組んでいる(共通点は『セブン』に登場した宇宙船に変形するロボット怪獣)。
ツッコミ役を務め、相方を「セブンの周りをぐるぐる回って目を回しただけの君とは違う」と辛辣に評するが、逆に「倒れたら自力で起き上がることができなかった」と皮肉られてしまう。おまけにやたらと家電扱いされ、もう1体のキングジョーとデジカメ、プリンターを付けて3980円だとテレビショッピング風にネタにされて漫才は終了する。
ウルトラマンX
第11話「未知なる友人」に登場。
四機の宇宙船の状態で、突如として地球に飛来。スカイマスケッティを撃墜しそのまま破壊しようとするが、救出に現れたエックスとの戦闘を開始する。
強固な装甲にはエックスの通常攻撃がまるで効かず、対抗策として使用したゼットンアーマーのゼットン火炎弾やザナディウム光線を尽く分離して躱し、苦戦させる。大地がリアライズさせたサイバーゴモラとの2vs1でも互角に戦ったが、サイバーゴモラのサイバー超振動波を受けてひるんだところに、(かつて同じくキングジョーを倒したウルトラマンマックスのサイバーカードを使用して)マックスギャラクシーを装着したエックスのギャラクシーカノンを食らい、爆散した。
何の目的で地球に飛来したのかは明らかになっていないが、グルマン博士曰く、過去にもペダン星人の宇宙船として7つの星の文明を滅ぼしたとされており、今回も純粋な破壊活動の為に現れたと思われる。しかし内部に生命反応がないと解析された事から、無人で稼働していたものと思われる(たまたま搭乗者がいなかったのか、もともと無人機として開発されたものなのか、どちらなのかは不明)。
因みにX本編で初めてスパークドールズにならずエックスの手で完全に滅ぼされた敵である(スパークドールズにされずに滅ばされた敵は以前にも何体か存在したが、いずれも倒したのはエックスではなかった)。代わりに「大地の怪獣ラボ」にはサイバー怪獣化されたサイバーキングジョーのサイバーカードが登場している。このカードは後に第19話で劇中でも登場し、スカイマスケッティがデスト・レイを元にした「キングジョーデストロイ砲」を発射して、湾岸地域で暴れ回っていたEXゴモラを攻撃する際に使用した。
放送前、監督を担当した富田卓氏は、「キングジョーの合体シーン」を見どころの1つとして挙げていた。また、本作では分離した宇宙船の状態でも極めて高い機動性を誇っている(事実、レーダーに感知されてからわずか数分で月の横を通り過ぎて日本上空までたどり着いている)ことが示されており、4機に分離した後、目にも留まらぬ速さで飛び回りながらエックスに光線を浴びせるというシーンがあった。
ウルトラマンオーブ
ジャグラスジャグラーの所持する怪獣カードの1枚として登場。
カードの属性は風。
その後、『ウルトラファイトオーブ』にて遂に本物のキングジョーが登場。
レイバトスの復活させた怪獣軍団の一員としてビクトルギエル、バードン、グドン、ツインテール、ハイパーゼットンと共に登場し、ゼロとオーブオリジンに襲い掛かる。
オーブがレイバトスを追いかけた直後、セブン、ジャック、ゾフィーがゼロの救援に駆け付け、因縁の相手であるウルトラセブンと戦うことになる。
しかし、成長を遂げたセブンを前に昔とは正反対に自身がマウントポジションを取られてタコ殴りにされた挙句、かつては効かなかったはずのアイスラッガーでボディを滅多切りにされて爆散してしまった。
しかしよく見ると関節などの弱い部分を狙って切っており、オーコメの坂本監督によればセブンの格闘面での成長を表現しているとのこと。
ウルトラマンR/B
第19話「善人と悪人」に登場。
今作では出自や展開、倒され方にマックス版やキングジョーⅡを彷彿とさせる設定が見られる。また、これまでの機体は使用しなかったバリアを展開する能力を見せている。
チェレーザによって密かに建造されており、ハッキングされ美剣サキに反旗を翻し彼女の暗殺を企てたダーリンによってアイゼンテック内で組み立てられ出現。湊アサヒを体内に捕えて人質に取り、街を蹂躙していたところをウルトラマンロッソ(アクア)と交戦。ロッソのスプラッシュ・ボムをバリアで防ぎ、ロッソに対してマウントポジションを取って追い詰めるも、美剣によってアサヒを救出されたところにウルトラマンブルが遅れて参戦。
ここでロッソとブルの温度差作戦による、クロススパークシュートとダイナマイトスラッシュを受けて装甲に亀裂を入れられるも、彼らが合体変身したウルトラマンルーブに対しても一歩も引かずに互角の戦闘を繰り広げる。しかし湊イサミによって先程ハッキングから解除されたダーリンが美剣の指示を受けて対怪獣拘束システムを作動させたことにより動きが止まったところをルーブコウリンで斬りつけられ、最後はルーブボルテックバスターを食らい、爆散した。
『R/B』ではそれまで召喚によって登場する怪獣が多かったが、ダーリンがハッキングされて起動させるという展開からロボット怪獣となり、キングジョーが選ばれた。マウントポジションで殴りかかるシーンや手前にミニチュアを置いてナメるカットなどは『セブン』を踏襲している。格納庫での合体シーンは、CGとミニチュアを組み合わせている。
初期脚本では他国によってハッキングされると明記されていたが、物語のスケールが大きくなりすぎてしまうため完成作品ではハッキングした相手は不明のままとなった。
キングジョー内部のセットは新規に制作された。
ウルトラマンZ
第9話「未確認物質護送指令」に登場。
海賊宇宙人バロッサ星人が、地球防衛軍(以下防衛軍)が発見したウルトラメダルを奪取するために送り込んだロボット怪獣。
冒頭シーンで防衛軍の研究施設を襲撃し、ウルトラメダル奪取の予告状をストレイジに送り付けた。
その後、防衛軍に回収されたウルトラメダルを研究所まで護送するストレイジのバンを襲撃。
ウインダムの妨害に遭うも、体を分離させることで振り切り(頭を掴まれた時に「スポッ」という効果音と共に頭のパーツが外れた)、バンを執拗に追跡。四方向から包囲して制圧し、メダルの入ったケースを引き渡させる事に成功したが、これは陽動であり、ケースの中身はカラであった。
本物のメダルは研究所に届けられたものの、受け取ったカブラギがケースを開けたことでメダルの本当のありかを察知し、今度は研究所を襲撃。駆け付けたゼット アルファエッジとの戦闘に突入する。
堅牢な装甲でアルファエッジの攻撃では傷一つつかず、ゼスティウム光線をも全く寄せ付けない。力自慢のベータスマッシュすらも怪力で圧倒するが、ユカの分析により「接合部が弱い」という合体ロボットならではの弱点を解析されてしまう。
ガンマフューチャーのガンマイリュージョンによる4人のウルトラマンからの一斉攻撃を受け、形勢が逆転。分離して撤退を図るもガンマミラクルホールドで拘束され、奪おうとしたメダルを使用したライトニングジェネレードを浴びせられて敗北した。
それでも完全には破壊されずパーツが残ったため、防衛軍によって回収されることになり、新型の特空機として再構築されることとなった。
ただし、再構築を見越してメンテナンスをしていた(出撃・発進ができる状態にしておいた)ことが災いし、続く第10話ではバロッサ星人に基地に侵入されて奪還されそうになった(下手をするとキングジョーを奪い返されるだけでなく、基地そのものに甚大な被害が発生していた可能性もあった)。
それ以前にもセレブロが変身したペダニウムゼットンが登場しているので怪獣メダルが存在すると思われるが、作中での様子から今回の物とは完全に別個体である。
なぜペダン星人の兵器であるキングジョーをバロッサ星人が所持していたのかは劇中では語られなかったが、その後配信されたボイスドラマ第10回によると、ペダン星人から強奪したものだったらしい。
この回に登場したダムは『ウルトラマンネクサス』のナイトレイダーの基地のロケ地になった宮ヶ瀬ダムである。
他の作品では
ゲーム
ウルトラマン倶楽部
ディスクシステムのコンピュータゲーム。
キングジョー2が存在する(平成セブンのものとは別物)。コンビナート地区の最奥に出現。
ウルトラセブン(SFC)
ステージ4に登場する。何故かトドメがワイドショットで撃破と原作とは異なっている。
体を分離させて高速移動したりバリアでセブンの光線技を跳ね返してくる。
実はアギラで挑むとアギラは背が低い為、近距離の斜めビーム以外の攻撃が全く当たらない上キングジョーは手のリーチが短いので、尻尾攻撃で完封出来てしまう。このゲームでは珍しくカプセル怪獣で瀕死に追い込める相手である(止めはセブンがやる必要はあるが)。
アメリカステージのボス。デスト・レイはプレイヤーの機体を追ってくる。
スーパーヒーロー作戦
TDFの地球防衛会議を邪魔するために宇宙人の脱獄囚たちの互助組織「ETF」によって操られ、神戸の街を滅茶苦茶に破壊する。デュオ・マックスウェルの駆るガンダムデスサイズの攻撃をものともしない頑強性を見せつけたが、ライトンR30爆弾とR-GUNの追撃により破壊された。
また、作中ではペガッサ星人を滅亡させた原因を作っており、こいつのおかげで地球圏は銀河連邦警察から管轄外措置を受ける羽目になった。
ウルトラマンFE3
ミッション「ウルトラ警備隊西へ」の敵キャラとして登場。
最初は、ライトンR30爆弾が到着するまで、どの必殺技を使っても倒せないシステムになっている。
それまではウルトラセブンを操作しながら、キングジョーが街を破壊尽くすのを防いでおこう(※ただしSランク狙いの場合は、タンカーを持ち上げるイベント演出が必要)。
時間が経つとライトンR30爆弾が到着し、射程近くでつかみ攻撃をすると、R30爆弾が発射されるのだが、ゲームシステムの都合上、とどめはセブンが刺す事になっており、爆弾が発射された後再び戦闘が始まる。
また、Sランク狙いの場合は体力を80%以上残す必要がある上、残り時間も少ない為、急いで倒す必要がある。
ロストヒーローズ
ライドダンジョンにてアジトキューブの門番として登場する。倒すと原作同様気を付けのポーズで倒れて爆散する。
大怪獣バトル
- ステータス
アタック | 600~1200 |
---|---|
ディフェンス | 1400~1600 |
スピード | 300~500 |
パワー | 700~900 |
得意/苦手 | 毒※1、光/雷 |
スタミナ※2 | 2 |
※1・・・太文字はすごい○○属性。
※2・・・NEOのみの要素。
- 必殺技
N・・・ノーマル、R・・・レア、UR・・・ウルトラレア
技数 | 名称 | 威力 | レアリティ |
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技1 | マウントチョップ連打 | 1700、2500 | N |
技2 | 怪光線 | 2500、2700 | R |
技3 | 分離怪光線 | 3300、3700 | UR |
第2弾から本格的にプレイヤーキャラで参戦。
パワーとスピードが低いのが難点であるが、その分ディフェンスが当時の全怪獣の中ではトップを誇っており、ストーリーモードのエースキラー対策としては期待が高まった。
アタックもそこそこ高いため、一目見ると最強候補の怪獣にも思えるが、メインキャラとして扱うのが少々難しい事もあり、派生種のキングジョーブラックが登場してからは、影が薄くなりつつあった。
ただしNEOではアタックが調整される等、それなりの強化はあった模様。
ウルトラコロシアム(UC)では、ロボットコンビのグローカービショップを相方に主人公の前に立ちはだかるが、プレイヤーの怪獣によって一掃される。
ちなみに劇中でキングジョーを倒したウルトラ警備隊のジープも「コンバットジープ」の名称でNEO2弾から参戦。装備はライトンR30爆弾で、原作再現をする事が可能。なお車系メカでは唯一の参戦となった(そもそもRRで援軍カードが廃止(システム自体は存続)。されたために、他の車両メカの不遇さが目立つ)。
大怪獣ラッシュ
第4弾には、内部をプラズマソウルに浸食されたプラズマメタルキングジョーやオリハルコンキングジョーがボス怪獣として登場する。オリジナルに比べかなり細身になっており、登場時にあのグランドキングを一撃で葬る等、ボスだけあってかなりの強敵。また、TVのみに登場したプラズマ怪獣化したキングジョーも存在する(後述)。
怪獣バスターズ
ニンテンドーDSのゲーム。
原典を忠実に再現しているのか阿呆みたいな強敵っぷりを披露し、プレイヤーを苦しめてくる。
『強化プログラム』と『オーバーブースト』で能力値がどんどん上がっていくオマケ付き。さらに、強化モデル(最新型)も登場する(後述)。
POWEREDでは主人公と同じS4戦闘員としてペダン星人のラルバというキャラクターが登場する一方、キングジョーはS4の記録にデータがない謎のロボットとして登場している。
合体形態ではビーム三連射と踏みつけ攻撃を繰り出してくるが、踏みつけは前後のモーションが大きいので(ゼットンの掌底突きよりは)対処しやすい。それも『オーバーブースト』が発動するまでの話だが…
恐ろしいのは分離変形および再合体を自在に繰り出してくる点で、パーツ体当たり・急速旋回・ビーム乱射・腹部パーツ落下・空中合体からの踏み付け、更にゲームオリジナルの砲台形態に合体し極太ビームまで撃ってくる始末。
ただし分離状態ではキングジョーの売りである防御力が保てないようで、一定のダメージを与えると赤く発光し、四つのパーツがすべて赤くなるとその場に落下しダウン状態になる。反撃の好機!
ドロップする素材アイテムは『ペダン合板』『ペダンシャフト』『ジョイントパーツ』『光学レンズ』『ぶんりチップ』『ベリーパーツ』『重ペダンシャフト』『せいぎょユニット』『星の玉』『シールドチップ』『シールドチップ+』、フリーズロック成功時は『流星のトルマリン』が得られる。
研究によって開発できるのは『キングジョー防具』『キングジョー防具Ⅱ』『KJハンド』『KJカスタム』『ジョーブラスター』『ジョーバズーカ試作型』『ジョーバズーカ』『KJライダー』および『KJブースター』。10体倒すと『ザ・クラッシャー』の称号が得られる。
防具をキングジョーシリーズで統一するとMAリンク『ジョーパワー』が発動し、攻撃力・防御力がアップ、さらに各惑星の環境効果を無効にできるという、シナリオ終盤まで頼りになる優れもの。
キングジョーとは主に鉄の惑星・イメルで戦うことになるので、キングジョー防具がそろうまではロボフォー防具で切り抜けたい。
ウルトラマンフュージョンファイト!
第6弾でオーブクリスタル付きのカードが登場し、育成可能となった。
属性は「風」であるが、どこにそんな要素があるんだという声も。
またカプセルユーゴー2弾では、ゲームオリジナルのベリアル融合獣として同じくロボット怪獣のギャラクトロンと融合したキングギャラクトロンが参戦しており、ウルトラマンフェスティバル2017のライブステージで先行登場した。
半身キングジョー半身ギャラクトロンとなったデザインが、また格好良い。
漫画など
ウルトラ戦士銀河大戦争
通常のキングジョーの10倍の大きさの「キングジョージャイアント」が登場。ナックル大帝に操られる。
ウルトラ怪獣かっとび!ランド
分離可能な点がネタにされ、部品にされることもある。
ウルトラマン超闘士激伝
バルタン星人Jr機甲師団の一人(1台)としてガメロットやクレージーゴンと共に登場。
ウルトラマンSTORY0
プロトタイプのヒョロヒョロとしたキングジョーが登場。
実験機だけあってミクラスの攻撃で装甲にひびが入るなど、あまり強くはなかった(ただ、セブンのパンチ程度では傷一つつかず、逆にセブンが音を上げてしまうなど、そこそこの耐久性はある)。
最後はミクラスの攻撃で脆くなった装甲を、セブンが巨大化させたブーメラン(直前に殺害したバッファロー星の族長の遺品)で貫通されて行動不能に陥ったところを、ウルトラノック戦法で真っ二つにされ爆散した。
怪獣酒場カンパーイ!
第9話に研修生として登場。新人ながら、いかにも機械的なカチカチの固い応対・接客と、無類の打たれ強さで、悪名高きクレーマー(ナックル星人、ヒッポリト星人)を退散させた。
さすがキングジョーだ、なんともないぜ!
酩酊!怪獣酒場
第43話では新人店員与謝野ハルに言い寄って来た客の一人として登場。
ハルはうるまを彼氏役に立てて諦めさせようとするが、それでも諦めず、どちらが彼氏に相応しいか勝負する羽目になってしまう。
キングジョーは機械である強みを活かしてラーニングした最新ファッションや心理テストを使った巧みなトークでアピールするが、うるまは野球帽にステテコという微妙なファッションやただのテストを出題するなどのズレた行為でハルを呆れさせてしまう。その最中に主人のペダン星人達と遭遇。一介のロボットに感情が芽生えた事をバカにされる。しかし、うるまがロボットは飲食できない事を分かった上で除け者にしない為に自分の分のソフトクリームを買って来てくれた事に感動。ようやくハルを諦める事を決意する。
去り際に彼らをお似合いのカップルだと認めた事がハルに片思いしているダダに聞かれてしまい、泥沼関係が生まれてしまう(その後、なんとか誤解は解けたようだ)。
恐らく今回のキャラクター付けはウルトラマンマックス第14話のサブタイトル「恋するキングジョー」に由来するものと思われる。
ウルトラ忍法帖
磨紅魔乱童率いる血祭り党の一員として登場しており、この作品では『キング・ジョー』名義。純金製の怪物で時価20兆円。
ウル忍が傷付けずに手に入れて換金するためタロウが持ち出した巨大麻酔薬によって戦闘不能になり(この時磨紅魔の顔が変化し「立つんだジョー!」と言ってマンに「わかりにくいネタをするな!」とツッコまれた)、磨紅魔がマンに倒された後で朧党が持ち逃げして再建のための費用にされた。
ウルトラ怪獣擬人化計画
おジョーさんを参照。
AnotherGenesis
主人公ブラストが人間だったころの同僚だったジョーという人間が、光の国の力で暴走したブラストに殺された際に光の力の影響で近辺の機械を取り込み、変貌した姿として登場。
ブラストが超人化した惑星でアイアンロックス、ジャンボットと共に待ちかまえ、ブラストを襲ったものの、ヴォルテック・インパクトを受け死亡した。
ライブステージ
ウルトラマンファンタジックライブ2007
メトロン星人の配下でエレキングと共にタロウを悪夢の世界に閉じ込めたが、脱出されてしまう。
キングジョーとの戦いから経験を積んで強くなったセブン相手には敵わず、エメリウム光線の一発で撃沈。ご丁寧に気を付けの姿勢での退場だった。
バリエーション
キングジョー(最新型)
データ
- 身長:55m
- 体重: 4万8千t
概要
ニンテンドーDSのゲーム『怪獣バスターズ』に登場する(作中設定で)最新モデルの強化型キングジョー。
主に砂の惑星モリシスで戦うことになる。
外見上はカラーリングが緑色になっており、右腕に強力なブレードが装着されている。キングジョースカーレットのペダニウムランサーが文字通り槍であるのに対し、このモデルは振り下ろし攻撃の剣。
ブレードの威力はすさまじく、全てのものを容易く切り裂くことが出来るとされている。
ちなみにブレード攻撃は反時計回りに走ると避けやすいらしい(とはいっても性能がチート過ぎて攻撃する隙が殆ど無いが…)。
また腕部の改装に伴い、砲台形態への変形能力はオミットされている。
素材アイテムは『緑のペダン合板』『ペダンシャフト』『カッターデバイス』『光学レンズ』『ぶんりチップ』『緑のベリーパーツ』『重ペダンシャフト』『せいぎょユニット』『星の玉』『シールドチップ』『シールドチップ+』、フリーズロック成功時は『流星のトルマリン』が得られる。
研究によって開発できるのは『KJSP防具』『KJSP防具Ⅱ』『KJカスタムⅡ』『ジョーブラスター2nd』『ジョーバズーカX』および『KJブースター2nd』。10体倒すと『NEWクラッシャー』の称号が得られる。
黄金の城塞
ULTRAMAN(漫画)に登場。
「暗黒の星」がリーダーであるペダン星人の母星の技術を用いて製作した侵略兵器という設定で、ペダン星人のセリフから察するに、如何やら彼らの自信作である模様。
原典のデザインを踏まえつつも、足が異様に細いというアンバランスなデザインにリファインされており、円盤形態も胴体が変形したような円盤形態1機のみというものに変更されている。
攻撃力は相も変わらず驚異的な物があり、ペダン星人に召喚されるや否や目のような部分から発射されるレーザー兵器を使い、一瞬でニューヨークのビル街の一部に壊滅的な被害をもたらしたが、ウルトラマンスーツver.7.3を着用した諸星弾にあっさり破壊されてしまった。
プラズマロボットバージョン
アーケードゲームである大怪獣ラッシュには登場せず、TVで放送された「KING JOE Hunting」のみに登場する完全オリジナルの無敵のプラズマロボット怪獣と化したキングジョー。
その描写からおそらく、プラズマソウルを取り込んだことで、その強大な力の為に暴走状態に陥ったキングジョーの無人機だと推測される。
ゲームに登場するプラズマメタルキングジョーやオリハルコンキングジョーと違って巨大である事と体の各所にプラズマソウルがあること以外はオリジナルと同じ姿をしており、高度なAIを所持しているらしく、シーズ曰く“ハンターを狩ることを楽しみにしている”らしい。
ペダニウム合金で作られたその装甲はあらゆる攻撃を撥ねかえす程の硬度を誇り、更に合体した状態ではビームやレーザ―といったあらゆるエネルギーを吸収して自身のエネルギーへと変換してしまうチートじみた能力を持つが、合体直後に出来る僅かな隙ができ、その隙をついた一点集中攻撃が最大にして唯一の弱点でもある。
かつてガルムとその弟がハンティングに挑んだことがあり、その時にハンティングに失敗して返り討ちにされた上に、弟が重傷を負い、現在も療養中の身となっていらい、ガルムにとっては宿敵となっている。
とある小惑星帯においてサタンビートルをハンティングしに来たラッシュハンターズとシーズの前に出現。弟のこともあって冷静さを欠いたガルムの事もあって分裂と合体を繰り返して彼らをとことん追い詰めガルムの目を負傷させる。
負傷したガルムに変わって戦線へと赴いたマグナがシーズの支援で放ったロングビーム砲の狙撃をも胴体をずらす事で難なく回避し、その直後に合体してマグナたちがいる小惑星を握りつぶそうとするが、その前にバレルが放っていたサンダーブーメランが胴体の接続部に挟まっていた為、完全な合体に失敗しビームが吸収できない状態になっていた事に気づかなかったことが仇となり、最後はそこを狙ったマグナの最後のロングビーム砲の狙撃の直撃を受け、全てのプラズマソウルを破壊されてしまい、大爆発と共に大破した。
カオスキングジョー(仮称)
『ウルトラマンフェスティバル2001』で登場。
姿形は普通のキングジョーだが、ダダによってカオスヘッダーが憑依させられており、戦闘力が上がっているはずなのだが、終始ウルトラセブンに圧倒されており、最期はエメリウム光線で撃破されている。
UF-09バージョン
人類によって「ロボット研究所」で開発されたキングジョー。
人工知能で稼働する自律稼働型で、人々の声援で立ち上がる「ウルトラハート」を備えている。
観客のリクエストによって両手の装備を換装するギミックが備わっており、毎回変化するという豪華仕様。
恐らく最もスーパーロボットの名前に相応しい(?)キングジョーである。
ウェポンは以下の通り。
- ペダニウムシールド
青い丸型のシールドで、UF-09と開催時期のロゴがデザインされている。
- キングメタルハンマー
モーニングスター。
- ウルトラパワーショベル
巨大なショベル。どう見ても戦闘向きではなく、救助用か工作用のパーツである。
- ペダニウムブレード
紫色の鍔が特徴的な剣。ペダニウムランチャーやペダニウムランサーの系譜にある武器と思われる。
- キングジョードリル
ボディが緑色のドリル。
- エメリウムビームキャノン
アイスラッガーの意匠があるビームランプ型のエメリウム砲。
パーフェクトキングジョー
2017年のウルトラマンフェスティバルのライブステージ第2部に登場したキングジョーのカスタムタイプ。
ロボット軍団を結成して宇宙征服を目論むペダン星人が同盟を組んだバンダ星人、ミミー星人、ワイルド星人から提供された技術を組み込んで作り上げた。左腕はクレージーゴンの腕、右腕はナースの頭部、背中にはアイアンロックスの主砲を装備している。
その他
上記以外にも『平成ウルトラセブン』ではキングジョーⅡが、ウルトラギャラクシー大怪獣バトルシリーズでは強化型のキングジョーブラックやキングジョースカーレットが、ウルトラマンギンガSではカスタム機のキングジョーカスタムが登場。
近年の作品ではウルトラマンZにての特空機3号キングジョーストレイジカスタムが登場している。
余談
最強のロボット怪獣?
肉弾戦でセブンを一方的にフルボッコにしたその強さは衝撃的であり、結局セブンの独力では倒せなかったことから、ファンからしばしば「ゼットンとどちらが強いか」という議論が起こるなど、その人気と実力の高さが窺える。ただし、本当にウルトラマンを倒してしまったゼットンと違い、キングジョーはセブンに勝ったわけではない。(むしろ初戦ではキングジョーが撤退を強いられている)
ゼットンとの対決は『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』にて強化型:キングジョーブラックとの対決という形で遂に実現することとなったが、雌雄を決するまでには至らなかった。どちらも非常に人気の高い怪獣なだけに、製作側も意図的に勝負をつける展開にするのは避けたのだろう。しかし強化型とされるキングジョーブラックでもゼットンとはほぼ互角だったので、劇中描写で判断するならゼットン有利と言えるだろう。
『ウルトラマンX』でもゼットンアーマーという間接的な形で実現はしたが、こちらは能力を再現したアーマーだったからかあっさりと破られている。
『ウルトラマンジード』では、キングジョーとゼットンの怪獣カプセルをフュージョンライズさせたベリアル融合獣:ペダニウムゼットンが登場する。
史上初の合体ロボ
初期デザインは画像のように人体のシルエットを崩すためジャミラのように肩と頭が融合し、顔面が人面のようなデザインになっている。
また、合体も無数の昆虫のようなパーツが飛来し訳のわからないうちに人型ロボットとなるというものだったが、CGなどの一切存在しなかった当時の映像技術では到底実現不可能だったため現在の形になった(なお、無数に分解されたパーツが飛来して合体するというシーンは、それから37年経った『ウルトラマンマックス』で実現されることとなる)。
ただ、これによりキングジョーは、ウルトラシリーズ初の二足歩行ロボット型怪獣(非人型ロボット怪獣としてはガラモンやナースの方が先)にして、1974年のゲッターロボやスーパー戦隊シリーズに先駆ける1968年1月に「合体ロボット」という概念を映像化するという、日本のサブカルチャー史上でもかなり大きな役割を果たしたキャラとなったのである。
名前の由来
名前の由来は脚本家の金城哲夫氏からという説、イギリス海軍に存在したキング・ジョージ5世級戦艦から取った説が存在する。
なおキング・ジョージ5世級は装甲が堅固な事で知られており、キングジョー自身も同じく装甲が堅固で艦船を持ち上げている事からキング・ジョージ説にも納得がいくが、実際にはスタッフの証言からファンの間では金城哲夫説が有力となっている。
デザイン補足
初代の成田亨による決定稿ではひざにバケツ状のパーツがついており、造形担当の高山良策氏による造形物も完成していたが、高山がパーツをつけ忘れたまま着ぐるみを納品してしまい、あとからパーツの存在を思い出して撮影所に持っていこうとしたが、撮影に間に合わなかったために使用されなかった。
頭部のアンテナはカメラ用の小型三脚、目はボリュームのつまみが使用されている。また、石膏製の着ぐるみも存在するが、重すぎるという理由からFRP製のものへと変更された。
ペダンタイトとペダニウム
『怪獣バスターズ』『怪獣バスターズ POWERED』では、ミッション中にフィールドサーチを行うことで、エリアごとに設定されている素材アイテムが入手できる。
特に鉄の惑星イメルではほとんどのエリアでペダンタイトという鉱石が採取可能であり、これ自体も武器や防具の素材として活用できるが、より上位の装備を作成するための素材・ペダン合板はキングジョーと戦うことでしか入手できない。
ペダンタイトからペダニウムを抽出・製錬し、さらに合金化して様々な部品にに加工する工程は、ペダン星人の科学力がなせる業なのだろう。
関連イラスト
関連項目
古代怪獣ゴモラ:大怪獣バトル以降何度も対決しているライバル
パシフィック・リム:巨大ロボットが怪獣と闘うというハリウッド映画。主人公達が巨大ロボットで怪獣と闘う際、キングジョー同様にタンカーをバットとして振り回すシーンがある。