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日本サッカー界における漫画・アニメ・ゲームとのコラボ一覧

にほんさっかーかいにおけるまんがあにめげーむとのこらぼいちらん

日本サッカー界における漫画・アニメ・ゲームとのコラボの一覧。ここではその歴史、及び、番外編として厳密には漫画・アニメ・ゲームではないがそれに近いものとのコラボやコラボではないが関係性を持ったものについても取り上げる。なお、該当の作品が特定のシリーズの作品である場合、作品名欄にはシリーズ名を表記し、備考欄ではシリーズ内のどの作品とコラボしたのかという表記方針とする。

はじめに

日本サッカー界における様々なコラボには、実はドラマ作品とのコラボも若干ほどあるし、小説やライトノベルといった文学モノについても将来的にコラボがあるかもしれないが、この記事ではPixivとの相性が善い(と思われる)漫画・アニメ・ゲームとのコラボを取り上げる。理由は単純にこの3つのジャンルとのコラボが昔から盛んに行われていて多い上によく目立つからである。


それでは以下から五十音順に紹介していく。


コラボ作品:あ行

作品名開始年コラボ相手備考
アイドルマスターシリーズ2015サガン鳥栖派生作品『シンデレラガールズ』とのコラボ。詳細は『スターライ☆鳥栖☆ステージ』を参照のこと
2017ヴァンフォーレ甲府派生作品『SideM』とのコラボ。元々、山梨県自体が『SideM』とコラボしていたことによる連動企画
アオアシ2020愛媛FC以下の4チームとの共同のイラストコラボ。作者は愛媛県出身
徳島ヴォルティス上記参照
カマタマーレ讃岐上記参照
FC今治上記参照
高知ユナイテッドSC上記参照
2021愛媛FCスピンオフ作品『ブラザーフット』とのコラボ
2022愛媛FC伊予鉄道との三者共同企画によるラッピングされたバス&路面電車の運行。翌2023年には作者名義ながらユニフォームスポンサーとして主人公の青井葦人が併せて描かれた作品ロゴを鎖骨部分に掲載した
東京武蔵野ユナイテッドFC両者の縁は作品連載にあたって取材してきた時からの間柄。JFLでのコラボ例は確認出来る中ではこれで4例目となる
甘城ブリリアントパーク2015東京ヴェルディアニメ版とのコラボ。原作はライトノベル。コラボマッチのゲストとして可児江西也役の内山昂輝ラティファ・フルーランザ役の藤井ゆきよが招かれた。ちなみにこのコラボマッチは、対戦相手のFC岐阜に0-3と劣勢を強いられながらも、アディショナルタイムを含めた後半残り10分からの怒涛の4得点で劇的な逆転勝利を飾ったために語り草となっている
イナズマイレブン2008アビスパ福岡本拠地の命名権をレベルファイブが2008年に取得した縁でのコラボ
ウマ娘プリティーダービー2018サガン鳥栖ウマ娘自体がブレイクするのは3年後のゲーム本編配信からである
エコエコアザラク2011川崎フロンターレ
エリアの騎士2019湘南ベルマーレ
おでんくん2014FC東京
オフサイド2013川崎フロンターレ作者川崎市出身(※『オフサイド』は神奈川県が舞台でもある)。作者とクラブは2003年に似顔絵ポスターがきっかけで関わりを持つようになる。
お前はまだグンマを知らない2015ザスパクサツ群馬

コラボ作品:か行

作品名開始年コラボ相手備考
ガールズ&パンツァー2014水戸ホーリーホック作品の舞台のメイン地域である東茨城郡大洗町が正式なホームタウンになる前からコラボしている。なお、コラボマッチの際はアニメコラボをあまりしないロアッソ熊本横浜FCも巻き込まれている
ガンダムシリーズ2011ガンバ大阪機動戦士ガンダムUC』とのコラボ
2020Jリーグコラボプラモなどを発売
GANTZ2016ガンバ大阪劇場版『GANTZ:0』とのコラボ
鬼滅の刃2019東京ヴェルディ
2021JリーグNPBBリーグと連動したコラボ企画
キャプテン翼2013南葛SC都道府県リーグでは初の事例。コラボというよりはJリーグ参入のための長期プロジェクトの一環と表現するほうが本来は正しいのかもしれない。現在のオーナーが作者自身なので尚更である
2014北海道コンサドーレ札幌松山光プロジェクトの一環
2018FC岐阜ドリームプレイヤープロジェクトの一環として葵新伍が所属することに
キューティーハニー2015大宮アルディージャコラボTシャツ販売
銀河鉄道9992021ギラヴァンツ北九州ユニフォームコラボ。北九州市漫画ミュージアムとのコラボの一環
キングダム2017サガン鳥栖作者佐賀県出身。来場客に小雑誌配布
銀魂2017東京ヴェルディアニメ版とのコラボ。ガチのアルビレックス新潟サポーターの方も主要キャラの役で出演しており、PV収録においてジョークで「間、間でニイガタって言っていいかな?」などと言っていたことが坂田銀時役の杉田智和によって暴露されている
キン肉マン2016横浜F・マリノス当時の在籍選手であるDFの栗原勇蔵のJ1通算300試合出場を記念してのコラボ
グランブルーファンタジー2016サガン鳥栖コラボはCygamesが筆頭スポンサーだったことによるもの
クレヨンしんちゃん2019ツエーゲン金沢劇場版作品『新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』とのコラボ
2020浦和レッズ埼玉県繋がり
ゲゲゲの鬼太郎2001ガイナーレ鳥取本家だからか、FC東京よりも長くやっており、前身時代から続いている。確認できる例の中ではJFL初の『漫画・アニメ・ゲームのいずれかとのコラボ』となっている。なお、3部時代のJFLでは唯一の例でもある。
2009FC東京実は長らく度々コラボをしている
潔癖男子!青山くん2017FC東京特別版のアニメCMも作られた
ケロロ軍曹2012コバルトーレ女川地域リーグでは初のコラボ事例。元々はホームタウンである牡鹿郡女川町とのコラボによる連動企画であり、コラボはそれっきりであったが、その後も独自にクラブと作品の交流関係は続いている。これは作品の公式Twitterアカウントからでも確認が取れる
2014湘南ベルマーレ
聲の形2015FC岐阜
ゴールデンカムイ2017北海道コンサドーレ札幌

コラボ作品:さ行

作品名開始年コラボ相手備考
サガシリーズ2015サガン鳥栖佐賀県スクウェア・エニックスによるコラボの一環。詳細は『ロマンシング佐賀』を参照
サポルト!木更津女子サポ応援記2016東京ヴェルディ作者は東京ヴェルディのサポーターでPixivユーザーでもある
さよなら私のクラマー2021WEリーグ確認できる限りでは女子リーグ初のコラボ事例。JFAとなでしこリーグとの共同コラボとなる。また、3団体共に同作品のアニメ化の際の後援にも名を連ねている
なでしこリーグ上記参照
日本サッカー協会(JFA)上記参照。確認できる限りではJFA初のコラボ事例でもある
サンリオ男子2018川崎フロンターレ
Jドリーム2013川崎フロンターレ※コラボ作品:あ行の『オフサイド』の項目を参照のこと
シティーハンター2015ギラヴァンツ北九州作者北九州市出身
GIANTKILLING2011セレッソ大阪
2015天皇杯本選
じゃりン子チエ2021セレッソ大阪
シュート!2019ジュビロ磐田静岡ダービーでのコラボ
首都高バトル2015大宮アルディージャJ2首都圏内のチーム同士の対戦による協賛
2015ジェフユナイテッド千葉同上
2015東京ヴェルディ同上
2015横浜FC同上。2020年と2021年はJ1参入により離脱
2018FC町田ゼルビア同上。第2弾より参入
ソードアート・オンライン2018ギラヴァンツ北九州アニメ版とのコラボ。原作はライトノベル。コラボ自体は北九州ポップカルチャーフェスティバル2018との連動企画

コラボ作品:た行

作品名開始年コラボ相手備考
太鼓の達人2015名古屋グランパスこのコラボで『グランパスどんちゃん』という新しいどんちゃんの亜種が誕生してしまう
たまゆら~hitotose~2015サンフレッチェ広島
ちびまる子ちゃん2017清水エスパルス
2020FC東京当時の監督である長谷川健太の監督業J1通算200勝記念。同作と長谷川の関係は該当記事を参照のこと
デ・ジ・キャラット2001湘南ベルマーレある意味、全てはここから始まった。
鉄腕アトム2016横浜FC
デビルマン2015大宮アルディージャコラボTシャツ販売
テルマエ・ロマエ2012川崎フロンターレオフシーズン銭湯利用促進企画「いっしょにおフロんた~れ」での一環
転生したらスライムだった件2022Jリーグアニメ版とのコラボ
2022富士フイルム・スーパーカップ同年のJリーグ側のコラボとの連動企画
2022東京ヴェルディ劇場版作品『紅蓮の絆編』とのコラボ。試合当日にはリムル=テンペスト役の岡咲美保がゲストとして招かれている。ちなみにコラボマッチの相手はアルビレックス新潟であったが、アウェイゴール裏では声優の阪口大助高木友梨香小池理子の3名が観戦に来ていたことが明らかになっている
天体戦士サンレッド2008川崎フロンターレ川崎フロンターレ側からの熱烈なラブコールにより実現
とあるシリーズ2014東京ヴェルディ外伝作品『とある科学の超電磁砲』アニメ版とのコラボ。コンサドーレ札幌とのコラボマッチでは、御坂美琴役の佐藤利奈白井黒子役の新井里美がゲストに招かれていた。なお、原作はライトノベル
ドラゴンボールZ2013アルビレックス新潟劇場版『神と神』とのポスターコラボ

コラボ作品:な行

作品名開始年コラボ相手備考
ナリキン!2014モンテディオ山形
アビスパ福岡
2015横浜F・マリノス
のうりん2017FC岐阜アニメ版とのコラボ。原作はライトノベル原作者岐阜県出身。これ以降、原作者はFC岐阜と深い関わりを持つようになる

コラボ作品:は行

作品名開始年コラボ相手備考
ハクション大魔王2015ジュビロ磐田
刃牙シリーズ2021北海道コンサドーレ札幌シリーズ第3作目『範馬刃牙』とのコラボ
ハルチカ2016清水エスパルスアニメ版とのコラボ。原作は小説
ビーナスイレブンびびっど!2018FC大阪4部時代のJFLにおいては初のコラボ事例
ファイナルファンタジーシリーズ2017横浜F・マリノスファイナルファンタジー30周年×横浜』との連動企画。電車ラッピングになっている
フォートナイト2021セレッソ大阪同作内の『サッカーイベント』におけるコラボ
フットボールネーション2019横浜FC作者はFC東京との兼任サポーター
ぷよぷよシリーズ2021東京ヴェルディユニフォームスポンサーであるセガサミーとのコラボの一環によるもの
2022栃木シティFC地域リーグでは3例目。サミーがホーム南葛SC戦でのマッチスポンサーになる関係で実現した。ぷよたちで構成された背番号をあしらった限定ユニフォームが販売されることになった
ブルーロック2021FC東京
ガンバ大阪
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。2018湘南ベルマーレアニメ版とのコラボ
僕は友達が少ない2016FC岐阜作者は岐阜県出身
ポケットモンスター2018カマタマーレ讃岐『ヤドンパラダイス in 香川』との連動企画。ヤドンが来場した

コラボ作品:ま行

作品名開始年コラボ相手備考
マジンガーZ2015大宮アルディージャコラボTシャツ販売
みにとじ2019FC岐阜
名探偵コナン2011JリーグJリーグ20周年記念プロジェクトの一環。劇場版である『11人目のストライカー』とのコラボ
2011富士ゼロックス・スーパーカップ同年のJリーグ側のコラボとの連動企画
モンスターストライク2020FC東京

コラボ作品:や行

作品名開始年コラボ相手備考
やくならマグカップも2021FC岐阜
八十亀ちゃんかんさつにっき2021名古屋グランパス原作漫画とアニメ版ではついでとして、清水エスパルスジュビロ磐田・FC岐阜・ヴィアティン三重の4チームも劇中で紹介されている
ユーリ!!!onICE2017サガン鳥栖
ゆるキャン△2018ヴァンフォーレ甲府アニメ版とのコラボ
妖怪ウォッチ2014アビスパ福岡※コラボ作品:あ行の『イナズマイレブン』の項目を参照のこと

コラボ作品:ら行

作品名開始年コラボ相手備考
ラブライブ!シリーズ2018アスルクラロ沼津シリーズ第2作『ラブライブ!サンシャイン!!』とのコラボ。クラブと本格的にコラボする前には『沼津まちあるきスタンプ』でアスルクラロ沼津のユニフォームを着てボールを蹴っている姿が描かれた渡辺曜のスタンプと缶バッチが登場している。なお、第1弾のコラボマッチ(※ギラヴァンツ北九州戦)の際はゲストであった渡辺曜役の斉藤朱夏が勝利後のトークで「沼津優勝おめでとうござまーす!」という大ボケをかますも野球にも詳しいサッカーファンを中心に「"横浜優勝"みたいなものだ」という解釈がなされたことにより、事なきを得たのであった。そして、コラボ開始から4年後の2022年には作品そのものとのスポンサー契約を締結させ、ファンを大いに驚かせている
2023Jリーグシリーズそのものとのコラボ。ただし、『ラブライブ!サンシャイン!!』及びAqoursはアスルクラロ沼津とコラボしている関係で対象外である。そのため、コラボで動くユニットがμ's虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会Liella!の既存の3ユニットとなっている
2023富士フイルム・スーパーカップ同年のJリーグ側のコラボとの連動企画。出場チームの一つであるヴァンフォーレ甲府にとっては『アイドルマスターSideM』とのコラボ以来6年振りの二次元アイドルコンテンツとの絡みである
りゅうおうのおしごと!2018FC岐阜アニメ版とのコラボ。原作はライトノベル。原作者は『のうりん』と同じ
ルパン三世2016Jリーグカップ大会愛称が『ナビスコカップ』から『ルヴァンカップ』へと変わってからのコラボ。「ルパン」と「ルヴァン」をかけた洒落繋がり

コラボ作品:わ行

作品名開始年コラボ相手備考
ワールドトリガー2014FC東京
ONEPIECE2018FC東京特別編『エピソードオブ空島』とのコラボ。同年7月22日(日)『ワンピースの日』、明治安田生命J1リーグ第17節vs横浜F・マリノス戦にて実施
2021日本代表チーム確認できる限りでは日本代表チーム初のコラボ事例。ユニフォームコラボであり、背部にキャラクタープリントがあしらわれている

余談

2018年、当時J3リーグ所属のアスルクラロ沼津による『ラブライブ!サンシャイン!!』とのコラボの実現を以って、「漫画・アニメ・ビデオゲームの何れかの作品とコラボしたという前例」を当時の男子の全国リーグの全てのカテゴリ(計4カテゴリ)で作れたという快挙が達成された。ちなみに達成の最後がJ3リーグなのは、直下のカテゴリであるJFLにて僅かながら先にFC大阪が『ビーナスイレブンびびっど!』とのコラボを実現させていたためである。


なお、J1リーグやJ2リーグとは異なり、J3リーグとJFLにおいて漫画・アニメ・ゲームのいずれかとのコラボを行うこと自体は稀である為、全国リーグの全てのカテゴリにこれらのコラボの前例を作りきれたのは、正に奇跡的であると言える。


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