基礎データ
全国図鑑 | No.0082 |
---|---|
ジョウト図鑑 | No.119 |
ホウエン図鑑 | No.083 |
シンオウ図鑑 | No.179 |
イッシュ図鑑 | No.049 |
マウンテンカロス図鑑 | No.070 |
アローラ図鑑(SM) | No.048 (メレメレ図鑑:No.048 ウラウラ図鑑:No.026) |
アローラ図鑑(USUM) | No.055 (メレメレ図鑑:No.055 ウラウラ図鑑:No.026) |
ヨロイ島図鑑 | No.106 |
ヒスイ図鑑 | No.178 |
パルデア図鑑 | No.210 |
英語名 | Magneton |
ぶんるい | じしゃくポケモン |
タイプ | でんき / はがね(第2世代より) |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 60.0kg |
とくせい | じりょく / がんじょう / アナライズ(隠れ特性) |
タマゴグループ | こうぶつ |
進化
コイル → レアコイル(Lv.30) → ジバコイル(特定の場所でレベルアップ。第8世代以降はかみなりのいしを使う)
概要
初代から登場しているコイルの進化系で、強い磁力により3体のコイルが連携し、ダグトリオのように三体一組の生き物となった姿。
一見ただくっついただけに見えるが、合計体重は60kgと10倍に増えている上、個々のサイズも進化前より大きいので、しっかりと変化・成長しているのが分かる。
秘める電力もコイルの3倍の高電圧となり、より強力な磁力・電磁波・電波を常に周囲へ放っている。
その磁力の影響で、近くにあるコンピュータなどの精密電子機器は異常をきたし壊れてしまう他、電波により近づくと耳鳴りがしたり、電磁波で半径1kmの気温が2度上がり水分が蒸発するといった怪現象が頻発する。
何故か太陽に黒点が多く見られると多く出現する傾向にあるが、そうして彼らが集まった場合は互いの放出物が大規模な磁気嵐を引き起こし、辺り一帯の通信が乱れテレビも綺麗に映らなくなるという。
それ故、大都市ではレアコイルの大量発生をサイレンで警告する所もある模様。
なお三つの身体は磁力で繋がっており、進化後のように完全接着はしていないので、ある程度バラバラに離れて動く事もできる。
媒体によっては磁石やネジも分離し、ポケモンスタジアム金銀等で倒れる際の分解モーションは必見。バトルレボリューションでは逆にくっついて倒れる。
それぞれの脳が磁力線により一つに連結している為、レアコイルとしての意識・統制に支障は無いらしいが、メタング同様脳の数分賢くなってはいる訳ではない模様。
こうした体質から、フォルムについては曖昧になりやすいポケモンで、3匹のコイルが一緒に行動している場合、それがレアコイルなのかただコイルが3匹いるだけなのか、パッと見では分かりづらい。「コイルが3匹集まると進化する」というわけでもないようだし。
実は作品によっては少しずつ違うこともあり、1匹が上、2匹が下に並ぶ三角隊形が基本だが、その逆の逆三角隊形となる場合も。
連結の際に真ん中にいる個体はコイルの形状と同じだが、左右の二匹はネジが一本ずつ少ない。この辺りの設定は結構いい加減なのか、公式でもメディアによってまちまち。
ゲーム本編ですら統一されていないのでポケモンカードなんかでもどちらも居る。全部同じ形状の事も少なくないので、結局のところどちらが正しいというわけでもないようだ。
名前の由来は、シンプルに「レアな状態のコイル」といった所。それ程希少なポケモンではないが、コイルの中でも一部だけが進化するという理由なら合っているか。
ゲームにおける特徴
『赤・緑・青・ピカチュウ』の頃はでんきタイプ単体だったが、『金・銀』で新たにはがねタイプの追加に伴いでんき/はがねの複合タイプに変更された。シリーズを通して初めてタイプが追加された2種のうちの1種。
ポケモンXYで14年ぶりの新タイプフェアリータイプが発表され、サーナイトなど過去作の一部ポケモンに付随されるまでは唯一の例であった。
実はRSEでゴーストと共に鳴き声が変わっている。そしてXYで再び鳴き声が変更された為今の鳴き声は3代目である。
性能
HP | A | B | C | D | S | 合計値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
レアコイル | 50 | 60 | 95 | 120 | 70 | 70 | 465 |
ジバコイル | 70 | 70 | 115 | 130 | 90 | 60 | 535 |
進化前比較 | +20 | +10 | +20 | +10 | +20 | -10 | +70 |
DPtでジバコイルという進化形が追加されたことから使用率はそこまで高いわけではないが、レアコイルには最速スカーフ型で130族抜きが出来るという進化後にはできない芸当が出来る。
またBWで登場した「しんかのきせき」が適用されるため、そこそこある耐久を更に引き上げることができる。
HPは低いので過信は禁物だが、特性のがんじょうとは相性が良く、ジバコイルとは違った動きが出来る。
BW2で登場したアクロマはレアコイル(進化の輝石持ち)とジバコイルをそれぞれ手持ちに入れていた。
元々最終進化形だっただけあってステータス自体は十分高く、特にとくこうに至っては120もあるので攻撃型にしてもそこそこ強い。
進化前のポケモンで「しんかのきせき」以外の持ち物(Zクリスタルやこだわりスカーフなど)を持っていることが少なくないのは珍しい。
近年は進化直後にトライアタックが覚えられるようになっている。
使用トレーナー
ゲーム版
- マチス:ジムリーダー(カントー)
- グリーン:初代ライバル
- シルバー:金銀ク・HGSSライバル
- ミツル:RSE・ORASライバル
- テッセン:ジムリーダー(ホウエン)
- トウガン:ジムリーダー(シンオウ)
- アクロマ:プラズマ団リーダー
- シトロン:ジムリーダー(カロス)
- ラジュルネ:バトルシャトレーヌ
- ユウタ:レアコイルマスター
- アイカ:テラレイドバトルサポートトレーナー
- スパーク:チームインスティンクトリーダー
アニメ版
- フォード(無印101話)
- 詐欺団の首領(無印195話)
- テッセン
- ショウ(DP70話)
- シトロン
- ベルモンド(XY66話)
- マーレイン
- ゼロ(ギラティナと氷空の花束シェイミ)
漫画版
- マチス(ポケスペ)
- ミカン(ポケスペ)
- テッセン(ポケスペ)
- アカギ(ポケスペ)
- ザオボー配下のエーテル財団員(ポケスペ)
番外作品
ポケモンスナップ
発電所地帯終盤のコイルをポケモンフードで誘導し、3匹集めると進化する。コイルの時は通常時カメラを向けると電磁波を放って撮らせてくれない(撮影しても正体不明扱いされる)が、進化すると警戒心が薄れたのか妨害なく撮れる他、リアクションこそないが空白部分にも当たり判定が存在し、アイテムを投げるとすり抜けず衝突する。
ポケモンGO
進化前コイルが臨海工業地帯に密集しており、それ以外では殆ど出現してくれないため場所によってレア度の差が激しい。特に山間部では激レアポケモンといえる。一応内陸部でも巣が設定されることがあるので、そこに行って集めることはできる。
性能面でみると、原作同様こうげきは高いが、HPが低く耐久はあまり期待できない。だが軽減できるタイプが多いのである程度補うことはできる。更にでんき最強技「でんじほう」、はがね最強技「ラスターカノン」をゲージ技で習得でき、両タイプのアタッカーとして活躍できる。
サンダーやライコウの代用として耐久を兼ね備えたアタッカーとして投入したり、弱点を突きにくいフェアリータイプに対抗したりなどが主な活躍場所だろう。
そんなレアコイルだが、2017年11月4日以降レイドボスに抜擢された。難易度は★★とかなりお手軽。これで山間部でもこいつを手に入れやすくなり、図鑑もそうだがはがねタイプのメダルコンプも多少楽になった(ただし、進化前のコイルは別途手に入れる必要がある点は変わっていない)。
現在はより手軽に入手できるココドラが実装されたことで、相対的にレアコイルのレイドの需要も下がっているが、それまでの間はかなりお世話になったという人もいたことだろう。
対抗するには二重弱点のじめんタイプが最適だが、いわタイプがついているとはがね技で抜のを取られるので注意。現状では両方軽減できるヌオー・ラグラージ・ナマズン、じめん単タイプかつ高CP値を誇るドンファンやグラードンなどが最適解と言われている。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 無印30話:工業都市・グンジョシティの野生個体達。体調不良で帯電状態だったサトシのピカチュウに惹き寄せられ、付きまとっていたコイルに呼ばれ、大量発生し街の停電の原因となっていたベトベター達を撃退する。
- フォードの6号:無印101話で登場したマンダリン島の大平原でコイル達を使って雷から電気エネルギーを集めているフォードのコイルの内、変わり者の6号がロケット団との戦いでレアコイルに進化した。
- 無印195話:ポケモンの通訳をするといって依頼者から金を騙し取る詐欺団の首領の手持ちで登場(Nさん激怒案件)。
- テッセンのレアコイル:AG40話のジム戦で登場したテッセンの切り札で、強力な「でんじほう」を持つ。サトシのピカチュウの強烈な「かみなり」を浴びせられて敗北した。
- DP70話:この回で登場したショウが手持ちにしてる。
シトロンのレアコイル
- ミアレジムのポケモンの1体で登場。シトロイドがジムを乗っ取った後にはシトロイドの指示しか聞かなくなってしまい、身体の分離でフォッコの「ひのこ」を回避したもののコイル同様にケロマツのケロムースで動きを封じられた。
- XY63話ではホルビーが「ワイルドボルト」を覚える特訓の相手をする。アルバ戦では2体目で登場し「あまごい」からの「かみなり」のコンボでビビヨンとカエンジシ♀を倒すも、カラカラの「かわらわり」で敗北する。
- ベルモンドのレアコイル:XY66話でブラックシトロイドがシトロイド相手に使用したが荒い扱いを受けていた。
- マーレインのレアコイル:SMでマーレインの手持ちで登場。
- ゼロのレアコイル:進化系共々劇場版『ギラティナと氷空の花束シェイミ』で悪役・ゼロの手持ちで登場。しかし、進化前が現実でエラい事になった。
その他
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
第1章からマチスの手持ちで登場、ソニックブームによって頑丈な防御壁を作り出すことが可能。また、足場を作り出して飛行要員となるだけでなく、敵を閉じ込め有刺鉄線よりキツイ脱出不能の電気のオリとすることもできる。
この他にも無人発電所で野生個体がグリーンに襲い掛かり、けたぐりで迎え撃ったカイリキーを逆に負傷させるも、衝撃で上個体の頭頂部にあるネジが抜けてしまい、きあいだめで待ち構えたところに突撃したせいでその穴を突かれ、ひびが入って倒れた。
第2章ではミカンが2体、第3章ではテッセンの、14章でザオボー配下のエーテル財団員の手持ちで登場している。
第7章でアカギも手持ちにしているがこちらはジバコイルまで進化しており、飛行手段にもなっている。
関連イラスト
関連タグ
0081.コイル→0082.レアコイル→0083.カモネギ/ガラルのすがた
同複合タイプ
同進化仲間
- かみなりのいし繋がり
- 特定の場所進化だった仲間
第4世代追加進化組
No. | 進化前 | No. | 進化後 |
---|---|---|---|
0315 | ロゼリア | 0407 | ロズレイド |
0190 | エイパム | 0424 | エテボース |
0200 | ムウマ | 0429 | ムウマージ |
0198 | ヤミカラス | 0430 | ドンカラス |
0215 | ニューラ | 0461 | マニューラ |
0082 | レアコイル | 0462 | ジバコイル |
0108 | ベロリンガ | 0463 | ベロベルト |
0112 | サイドン | 0464 | ドサイドン |
0114 | モンジャラ | 0465 | モジャンボ |
0125 | エレブー | 0466 | エレキブル |
0126 | ブーバー | 0467 | ブーバーン |
0176 | トゲチック | 0468 | トゲキッス |
0193 | ヤンヤンマ | 0469 | メガヤンマ |
0133 | イーブイ | 0470 | リーフィア |
0133 | イーブイ | 0471 | グレイシア |
0207 | グライガー | 0472 | グライオン |
0221 | イノムー | 0473 | マンムー |
0233 | ポリゴン2 | 0474 | ポリゴンZ |
0281 | キルリア | 0475 | エルレイド |
0299 | ノズパス | 0476 | ダイノーズ |
0356 | サマヨール | 0477 | ヨノワール |
0361 | ユキワラシ | 0478 | ユキメノコ |