ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
カラスの編集履歴2022/02/05 13:56:14 版
編集者:けんたろう
編集内容:ギャラス([[シリーズ怪獣区ギャラス]]) やたがらす

曖昧さ回避

人名。

現実世界ではハンガリーチェコセルビアギリシャなどでこの苗字が見られる事がある。

  • アントン・カラス(Anton Karas):作曲家。映画『第三の男』テーマ曲で知られる。
  • マリア・カラス(Maria Callas):オペラ歌手。20世紀最高のソプラノ歌手と評される。

アニメやゲームなどのキャラクター名として使われる場合は主に外見が黒いキャラクターにこの名がつき、苗字が無い事が多い。

鳥類の一グループ

鳥綱スズメ目カラス科に含まれる。漢字表記は『』若しくは『』。

スズメ目に属する鳥の中では非常に大きな体を有する。頭から爪の先まで全身が金属光沢のあるい羽毛に包まれるのが特徴。

その特徴ある体色になぞらえて、『烏の濡れ羽色』と女性の黒髪を讃える言い回しもあるほど。

黒をベースとした構造色を持っており、実は美しい鳥でもある。

羽の生えた類人猿」と呼ばれるほど極めて知能が高く、学習能力や記憶力(インコ九官鳥のように喋ることができる)にも秀でている。とくに都市部のカラスで顕著だという。

1度人に慣れた個体を再び仲間として受け入れる事は決して無い苛烈な野生動物としての側面も持つ。

巣に近寄るものは特に子育て時期は何であれ、容赦なく攻撃する。

巣から落ちた雛においても見守っており、うかつに近寄った人間も容赦なく攻撃する。

どうしても雛を巣に返したい場合は細心の注意を要する。

中にはどうしてもカラスの雛を持って帰ってペットとして飼育したいと言う人達もいる。

これは上記の人に慣れた個体を決して仲間として受け入れる事がない習性のため。

お互いのためにも、そっとしておくのが1番と言う事もある。

カラスの自己制御性(目標のために何かを我慢して行動を制御する能力)を測定したある実験では、チンパンジーと同等の成績を収め、ヒト科であるボノボゴリラの成績を上回った(参考記事)。

雑食性だがとりわけ動物質の餌を好み、都心部では生ゴミを餌に個体数が増加傾向にある。

視覚が非常に優れており、目視で残飯を漁る。

反面、嗅覚は無いに等しいほど鈍い。

見たことが無いものは基本的に無闇に口にはしない。が、食べた仲間を見ると「それは食べられる物」と認識・学習する。また、道具を利用した思考をすることもできる。

実際の知能レベルは人間の3歳児に相当すると目され、からくり式の餌台を置いておくとその仕組みを理解して餌を得るなど、非常に賢い。も同じ体格の鳥類と比しても二倍以上の大きさを持つ。

烏は基本的に群れは作らないが、「強い個体」に「弱い個体が群れる」のでそう見えるだけ。

「強い個体に付いて行く」=「食べ物が見つかる・食べられる」=「学習する」、「弱い個体」は「強い個体」になって行き、若い個体にその認識が受け継がれていく。そのため人間の罠に引っ掛かるのは「好奇心旺盛な若い個体」のみ。それを見ていた個体達は「それを学習する」ので人間の罠に引っ掛からなくなり、猟銃を持つ人間には無闇に近づいたりしなくなる。

傘でもそれっぽく構えれば逃げるほど頭が良い。

「死んでしまったら元も子もない」ということを理解していることから、「死の意味を理解している」とも言われている。

多くの場合、鳴き声は「カァ」「カァー」等と書かれる。誰かが何か失敗してしまった場面では「アホー」(阿呆)、もしくは「バカー」(馬鹿)と書かれることも。

↑実際に「アホー」と鳴いている(ように聞こえる)カラスの動画。

その鳴き方も多彩で、「カァ」「カァー」「ア゛ー」「クワックワッ」「ガーガー」「ギャー」など、鳴き声すべてで意味が違っており、鳴き方とその間隔で群れや位置の離れた個体に意思を伝えることができる。近年では「ア゛ー」が警戒音・救難信号であることが判明し、カラスによる鳥害に苦しむ自治体で警戒音を録音したテープを流して撃退する方法が効果を上げている。

ちなみにTBSの教養バラエティー番組『飛び出せ!科学くん』で中川翔子が警戒音を真似たところ、ガチでカラスが上空に大群を成して周回し始めるという離れ業をやってのけた。

文化

マイナスイメージが非常に強い鳥だが、一方でその高い知性から神聖視される例も少なからず存在する。

死肉をあさる(ハシブトガラス)姿などから、とりわけ生と死に関するシンボルとされる場合が多い。

太陽の黒点にそっくりな色をしているから、太陽や太陽の使いともされた。

西洋ではもっぱら悪魔の使いのように扱われるが、古代ギリシャやローマ、古代北欧や東洋(特に極東方面)の神話では太陽の化身として神格化されることがある。

北米インディアン伝承では、しばしばトリックスターとして登場する。

一方で不吉なものとする伝承もないわけではなく、ケルト神話では戦の神モリガンの使いとして、イギリスの伝承ではイギリスからカラスがいなくなるとイギリスが滅びるとされた。

北欧神話ではどちらかといえば主神オーディンに世界中の情報を伝えるいわばオーディン専用のマスコミとしての役割を持つ。

伝承では昔は体色が白かったりする場合が多く、なんらかの事情で黒くなってしまったという説話も(ギリシャ神話:告げ口をした結果、アポロンに身体を黒くされた挙句に鳴き声を『ガアガア』というしゃがれ声に変えられる。日本:フクロウに身体を染めてもらう事をオーダーした結果、身体が黒くなってしまい、フクロウを平地から森に追いやる)。

また、逆パターンもあり、元から体の色は黒く、何らかの事情で自分だけ色を貰えなかったという場合も(オーストラリアなど)。

マイナスイメージの強さ、にもかかわらず頭が良く神聖視されている、汚いイメージにも関わらず、実は美しい黒を持つ鳥ということなどから一部のマニアの中では人気が高く、そちら寄りのフィクションには結構な頻度で「カラス」「クロウ」「レイヴン」といった呼ばれ方をするキャラが登場しがち。カラスモチーフが薄いにもかかわらず、あえてそうした呼称を採用する例すらある。

夫婦仲が非常に良い鳥とも言われており、一羽行動している周辺を見渡すと大抵の場合他にも一羽存在している。なかのいい夫婦の象徴とされるオシドリがあっさり別の異性に乗り換えてしまうことを考えるとカラスの方がよっぽどおしどり夫婦していると言える。

また、カラスは古くから黒くて当たり前であり、白いものなど存在しないという認識であった。

しかし、実際は白変種やアルビノなどで白いカラスも実際に存在することが確認され、この共通認識は覆されれ、同じように黒い白鳥は存在しないという定説もコクチョウの発見(尤も、白鳥の近縁種である)により覆された。このように普遍的な認識を覆しうる事象を用いて反証を行う事を「ヘンペルのカラス」と呼ぶ。

カラスをモチーフとしたキャラクター

特撮

ウルトラシリーズ

漫画アニメ

聖闘士星矢シリーズ

その他

モチーフ以外の関連キャラ

間接的なイメージ、ネーミング、カラスを飼う等。

日常(あらゐけいいち)におけるカラス

極度にデフォルメされた姿で、円錐形でアポロチョコっぽい。

はかせに捕まり、阪本さんのスカーフをつけられたら、礼儀正しく喋った。CV.小野大輔

その後東雲研究所でしばらく遊んだ後阪本さんのスカーフを着けたまま帰って行った。

ちなみに、その後の話で何回か姿を見かける事ができる。水上麻衣と一緒にいたときもある。

このカラスが時定高校で多発しているらしく、校内に注意を促すポスターが貼られている。

アニメでは、オープニングエンディングにもその姿を見ることができる。

ちなみに、作中では上記の「カラス」に加え、普通の姿の「カラス」も存在する。(こちらもアニメOPで姿を見ることができる)

10巻によると、円錐形のカラスは相生祐子により「新種の鳥発見」というニュースになり、「バーティカル・モンチョーネ」と命名された。なお、あんな外見でもカラス科に属する。

マイルストーン社製のシューティングのタイトル、またはその主人公

『スプリングレイン』と呼ばれる、地上人と天界人のハーフ。戦災孤児。

父親が死に際に残した言葉を頼りに、軍用機『ディフェクト』を駆って地上を目指す。

ゲーム中では一切の言葉を発しないが、笑ったりキレたり寝たりなど割と表情豊か。

重複を避けるためか、タイトルとしてのタグは『Karous』を使用する事も多い。

バテン・カイトス』のカラス

CV:鳥海浩輔

バテン・カイトス』の主人公。世界でも珍しい精霊憑きの18歳(ゲームを進めると19歳になる)の青年。

生まれつきこころの翼を右しか持たず、飛翔器という機械(帝国のものとは違うオリジナル)を付けている。

幼い頃に片羽であることをからかわれ、コンプレックスになっている。

関連記事

親記事

カラスの編集履歴2022/02/05 13:56:14 版
編集者:けんたろう
編集内容:ギャラス([[シリーズ怪獣区ギャラス]]) やたがらす
カラスの編集履歴2022/02/05 13:56:14 版