概要
聖杯戦争における騎兵の英霊。高い機動力と強力で多彩な宝具を所有するタイプのサーヴァント。
適性は「乗り物に乗っていた伝説があるかどうか」だけなのでかなり緩く、その乗り物も、馬や戦車等の戦場で使われるものに限らず船や幻獣など多岐にわたる。
そのため騎士や戦士以外にも王族や聖人、船乗り、海賊などがクラス適性を得ている。またレアケースながら騎乗される側の動物そのものがライダークラスとして召喚される事もある。
クラス別能力として「騎乗」と「対魔力」を保有するが「対魔力」は三大騎士クラスよりは弱い。
しかし、三大騎士よりライダーで呼ばれた方が強いと言われている英霊も数多くいる。
「騎乗」スキルはセイバーに与えられるものよりも高く、ランクの高い騎乗スキルは神獣や幻獣をはじめとしたあらゆるもの(現代の機械や乗り物も含む)を乗りこなすことが出来る。ただし幻想種最強とされる竜種だけは『基本的には』乗りこなせない。
もちろん例外もおり、それらは生前から元々竜への騎乗の逸話がある者に限られる。具体的には悪竜タラスクを祈りで屈服させ、その背に乗ったキリスト教の聖女マルタなど。
本人の戦闘力がずば抜けて高い英霊もいるが、基本的には騎乗する宝具の使用が前提であることが多い。
単体での戦闘力はそれほど高くなくどちらかといえばサポート向き。
ただ他のクラス(特にセイバーとランサー)よりも宝具の制限がゆるいため、最近では3つ以上の宝具を持つ者も増えている。
また全体的に見て幸運ステータスの高い者が多く(多くがB〜A、某船長・女王・冒険野郎に至ってはEX)更には性格も破天荒な人物が多いため、それぞれ登場する物語を引っ掻き回す『台風の目』を担う。
乗騎は権力と広い行動範囲の象徴でもあり『人類の版図を広げたカリスマ』の側面を持つ征服者・冒険家として、我が道を行くも深い度量で他者を惹きつける人物も多いため、マスターとの相性に恵まれる傾向が強いのも特徴(ライダーを呼び出しておいて不仲だったのは、元から人として破綻していた者くらいである)
クラス別能力
対魔力 | 魔術に対する抵抗力 |
---|---|
騎乗 | 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。 |
基本ステータス
筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 |
---|---|---|---|---|
D | D | B | C | E |
Fate/stay night
バイザーで目を隠した妖艶な美女。その下には宝石級の魔眼が光る。
詳しくはライダー(Fate/staynight)を参照。
Fate/Zero
二頭の牡牛に牽かせた戦車を駆る、豪快で型破りな大男。
「征服王」の通り名で知られる、人類史最高峰の指揮官の一人。
詳しくはライダー(Fate/Zero)を参照。
Fate/EXTRA
顔に大きな傷を持つ姉御肌の美女。
人類史のターニングポイントを作った「星の開拓者」である偉大な船乗り。
詳細はライダー(Fate/EXTRA)を参照。
Fate/EXTRA Last Encore
ドラマCDにのみ登場する謎めいたサーヴァント。
あらゆるものを喰らい膨張してゆく神喰いの魔狼。
詳細はヴァナルガンド(Fate)を参照。
Fate/strange Fake
偽ライダー
病室で眠り続ける少女、繰丘椿の夢の中で召喚された黒い靄のような存在。
詳細はライダー(strangefake)を参照。
真ライダー
簡素な服を着た、小柄だが精悍な少女戦士。あるアーチャーと因縁を持つ。
詳細はヒッポリュテ(Fate)を参照。
Fate/Apocrypha
黒のライダー
少女のようにも見える愛らしい容姿の美少年騎士。シャルルマーニュ十二勇士の一人であり、理性が消し飛んだポンコツ英霊。
詳細はアストルフォ(Fate)を参照。
赤のライダー
爽快な気風の偉丈夫。人類最高峰の戦闘力と加護、そして俊足を持つギリシャきっての大英雄。
詳細はアキレウス(Fate)を参照。
没になったライダー
世界で最も有名な竜殺しである聖人。悪人をも決して見捨てない許しの心を持つ守護の英雄。
詳細はゲオルギウス(Fate)を参照。
Fate/Prototype
メドゥーサの首を刈った事で知られる、神殺しの大英雄。
マスターの令呪により受肉しており、普段は綾香と同じ学校に通っている。
詳細は旧ライダーを参照。
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ
圧倒的なカリスマを漂わせる褐色肌の男。
広大な王国に繁栄をもたらしたファラオの中のファラオ。
ライダー(フラグメンツ)を参照。
Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
白い軍服の気さくな青年。日本において知らぬ者はいない「維新の龍」たる幕末志士。
そばには謎の美女が寄り添っている。
詳細はライダー(帝都聖杯奇譚)を参照。
Fate/Grand Order
Observer on Timeless Temple
『邪竜百年戦争 オルレアン』
フランス史上最も高名な王妃。革命のうねりの中、断頭台の露に消えた白百合の貴婦人。
詳細はマリー・アントワネット(Fate)を参照。
強さと美しさを併せ持つベタニアの聖女。悪竜タラスクを改心させ、お供に従えた史上初のドラゴンライダー。
詳細はマルタ(Fate)を参照。
『永続狂気帝国 セプテム』
ローマ帝国に復讐を誓い、大規模な反乱を起こしたブリタニアの女王。
詳細はブーディカ(Fate)を参照。
イリアスを心から愛する無邪気な少年。征服王の若き日の姿であり、可能性の具現とも言える存在。
詳細はアレキサンダー(Fate)を参照。
『封鎖終局四海 オケアノス』
カリブの海を牛耳った世界一有名な大海賊。現代にかぶれすぎてコテコテのオタクと化している。
詳細はエドワード・ティーチ(Fate)を参照。
キャプテン・ラカムの元で活躍した女海賊コンビ。二人で一つのサーヴァント。
詳細はアン・ボニー&メアリー・リード(Fate)を参照。
『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム[』pixivimage:56970604]
数多くの王や勇士と浮名を流した恋多きコノートの女王。
欲しいものはどんな手を使っても手に入れる稀代の悪役令嬢。
詳細はメイヴ(Fate)を参照。
『絶対魔獣戦線 バビロニア』
半裸と見紛う戦装束の少女剣士。
天狗の軽業を身につけた日本最強の英霊の一角。
詳細は牛若丸(Fate)を参照。
生命と豊穣、文化、風雨を司るアステカの神。本来は男性神だが、なぜか女性として現界している。
詳細はケツァル・コアトル(Fate)を参照。
Epic of Remnant
『伝承地底世界 アガルタ』
決して夢を諦めない老獪な冒険家。
世界を変えた華々しい功績の影に、ドス黒い本性を隠している。
詳細はレジスタンスのライダー及びクリストファー・コロンブス(Fate)を参照。
フランスに伝わる幻の都市の女王。フランシス・ドレイクに似た姿をしているが……?
『屍山血河舞台 下総国』
詳細はライダー・黒縄地獄を参照。
Cosmos in the Lostbelt
『永久凍土帝国 アナスタシア』
苛烈な人格と内政により「雷帝」と恐れられたロシアのツァーリ。悠久の冬を越えるべく魔獣と融合した新人類、その頂点に君臨し続ける異聞の暴君。
詳細はイヴァン雷帝(Fate)を参照。
『人智統合真国 シン』
飛将軍および美髯公の愛馬として知られる駿馬。なぜか喋る馬頭のケンタウロスという謎すぎる見た目で現界している。そして自分を飛将軍その人だと思い込んでいる。
詳細は赤兎馬(Fate)を参照。
『虚数大海戦 イマジナリ・スクランブル』
アトラスの錬金術師と契約した、神霊と幻霊の複合サーヴァント。とあるSF小説に登場する、神秘のテクノロジーと共にある船長。
詳細はネモ(Fate)を参照。
『神代巨神海洋 アトランティス』
暴力ではなく厳格なルールによって海賊社会を支配した、大航海時代最後の大海賊。
詳細はバーソロミュー・ロバーツ(Fate)を参照。
木剣を携えた根暗な青年。憧れの英雄の武具を手にすべく冒険を繰り返した遍歴騎士。
詳細はマンドリカルド(Fate)も参照。
オデュッセイアの主人公である大英雄にして、木馬作戦にてトロイア戦争を終わらせた智将。
詳細はオデュッセウス(Fate)を参照。
『星間都市山脈 オリュンポス』
ギリシャ神話の主神・ゼウスの妃として知られる女性。その名はヨーロッパの語源とされる。
詳細はエウロペ(Fate)を参照。
『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』
スコットランドに伝わる糸紡ぎの妖精。花嫁の味方を自称する服飾家。
詳細はハベトロット(Fate)を参照。
『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』
物腰柔らかくもどこか胡散くさい糸目の美青年。釣り師の代名詞として知られ、冠位の資格も有する歴戦の軍師にして仙術道士。
詳細は太公望(Fate)を参照。
ロシア叙事詩ブィリーナにて語られる竜殺しの勇士。本来は男のはずだが、なぜかネコミミの生えた女性として現界している。
詳細はドブルイニャ・ニキチッチ(Fate)を参照。
『死想顕現界域 トラオム』
臙脂色の衣装に身を包んだ知的な男。首都コンスタンティノープルを守護した東ローマ帝国最後の皇帝。
詳細はコンスタンティノス(Fate)を参照。
イベント限定サーヴァント
『天魔御伽草子 鬼ヶ島』
クラスチェンジしバイクに乗った坂田金時。ベルトにバイクの姿は別のライダーを思わせる。
詳細は坂田金時(ライダー)を参照。
『南溟弓張八犬伝』
江戸時代後期に活躍した日本初の専属作家。自身の著作にも関係している犬たちと共に戦う。
詳細は曲亭馬琴(Fate)を参照。
ぐだぐだイベント
『ぐだぐだ超五稜郭』
“甲斐の虎”の異名を持つ、上杉謙信のライバル。
詳細は武田信玄(Fate)を参照。
季節限定イベント
サンタサーヴァント
2015年クリスマスイベントに合わせてクラスチェンジしたセイバーオルタ。プレゼント袋でぶん殴る。
詳細はサンタオルタを参照。
水着サーヴァント
2016年水着イベントに合わせてクラスチェンジしたモードレッド。盾兼船というアーサー王の奇妙な宝具をサーフボードにしている。
詳細はモードレッド(水着)を参照。
2017年夏イベントに登場するイシュタル。スクーターに変形したマアンナで世界中を駆け巡る。
詳細はイシュタル(水着)を参照。
2017年夏イベントにて再びライダーで登場のアルトリア・オルタ。今度のオルタはメイドさんだ。
詳細はアルトリア・オルタ(水着)を参照。
2019年夏イベントに合わせてクラスチェンジしたカーミラ。謎の女怪盗「ミストレスC」として夜のベガスを騒がせる。
詳細はカーミラ(水着)を参照。
2020年夏イベントにてクラスチェンジした紫式部。どうやらコスプレにハマったらしい。
詳細は紫式部(水着)を参照。
2021年夏イベントにてクラスチェンジしたカイニス。とりあえず着替えたけど海は嫌い。
詳細はカイニス(水着)を参照。
2023年夏イベントにてクラスチェンジした鈴鹿御前。アーケード版のサンタに続いて黒ギャルとなった。
詳細は鈴鹿御前〔サマバケ〕を参照。
ハロウィンイベント
2018年ハロウィンイベントにNPCとして登場。和風ロック路線に進んだエリちゃん。
詳細はエリザベートJAPANを参照。
2021年ハロウィンイベントに登場。
ミュージカル路線に進んだエリちゃん。慣れてないからか音を外しまくっている。
詳細はシンデレラエリザを参照。
2022年ハロウィンイベントに登場。
かつて殷国に仕え、そして敵対した将軍。自身の息子達と共に戦う子連れパパ。
詳細は黄飛虎(Fate)を参照。
コラボイベント
『レディ・ライネスの事件簿』
諸葛孔明の好敵手たる知将。とある魔術師を依り代とした疑似サーヴァント。
詳細は司馬懿(Fate)を参照。
スペシャルアニメ『First Order』
不死の軍団を率いるアケメネス朝ペルシャの大王。
詳細はダレイオス三世(ライダー)を参照。
Fate/Grand Order Arcade
いろいろあって小さくなったダ・ヴィンチちゃん。後に本家の4周年記念にてプレイアブル実装。
万能カバンとローラーブレードを装備し、グレイルウォーに颯爽と参戦。
詳細はレオナルド・ダ・ヴィンチ(ライダー)を参照。
『臨界繁栄都市 バビロン』
冠位の資格を持つサーヴァント。ある人物によく似た、人類を導く創世の船乗り。
イベントに登場
アーケード初のクリスマスイベント『エレナのクリスマスプレゼント奪還作戦!』にてマハトマチェンジしたエレナ。正確にはサンタでなくスネグーラチカらしい。
詳細はエレナ・ブラヴァツキー(クリスマス)を参照。
マンガで分かる!Fate/Grand Order
『もっと』より参戦。
リヨぐだ子がうどん生地と聖杯の泥を触媒にして生み出したものを、マシュが育てたことで誕生したサーヴァント。ピンクのバニーガールスタイルの糸目の美女。
詳細はマンガで分かるライダーを参照。
Fate/Requiem
詳細はクンドリー(Fate)を参照。
Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ
冥界の船を駆る狼頭の男。竜殺しの英雄の腹違いの兄。
詳細はシンフィヨトリ(Fate)を参照。
Fate/Samurai Remnant
黒い具足に身を包み、身の丈ほどもある大太刀を振るう寡黙な武者。
詳細はライダー(Fate/SamuraiRemnant)を参照。
タマモナインの一尾。ナインの中では見た目が一番幼い。
詳細はタマモアリアを参照。
氷室の天地 Fate/school Life
ドラゴンか魚みたいな樽型飛行船に乗る哲学者らしき本体(?)を乗せたへんてこりんなサーヴァント。
詳細はディオゲネス(Fate)を参照。
その他適性があると明言されている英雄
登場作品 | 真名 | クラス |
---|---|---|
Fate/stay night | ヘラクレス | バーサーカー |
クーフーリン | ランサー | |
Fate/EXTRA | ネロ・クラウディウス | セイバー |
呂布奉先 | バーサーカー | |
Fate/strangefake | 始皇帝 | ルーラー ※1 |
Fate/Apocrypha | カルナ | ランサー |
ジークフリート | セイバー | |
帝都聖杯奇譚 | 森長可 | バーサーカー |
蒼銀のフラグメンツ | ブリュンヒルデ | ランサー |
Fate/GrandOrder | ダレイオス三世 | バーサーカー |
源頼光 | バーサーカー | |
狼王ロボ | アヴェンジャー | |
パールヴァティー | ランサー | |
ナポレオン | アーチャー | |
蘭陵王 | セイバー | |
項羽 | バーサーカー | |
ブラダマンテ | ランサー | |
イアソン | セイバー |
※1『Grand Order』に登場するifの始皇帝が持つクラスであり、本来の適性はライダー。
余談
ライダークラス以外でも状況によって乗騎を連れて来るサーヴァントは存在し、蘭陵王、ランサーアルトリア、現地で召喚されたランサーのクー・フーリンなどがそれに当たる。逆に乗騎に関する逸話があるが、ライダークラスでないと乗騎を連れて来れないというパターンではブラダマンテなどが該当する。
『FGO』ではキャスターに対して相性有利を取れるが、三騎士以外で唯一対魔力をクラススキルをとして持つので、妥当だろう。
また破壊力のある宝具を持つ者も多いので、相手の工房を外から攻め落としやすいと言う理由もあるかもしれない。
他には聖人が多く相性の良いキャスターには文化人が多い為、ゲオルギウスやマルタの様に「各地の文明を根こそぎ破壊し、侵略していった」事も考えられる。