水棲怪獣
すいせいかいじゅう
概要
深海や湖沼などの水に関連する環境に生息もしくは出現した怪獣たちの総称を指す。分類からもわかる通り、水生生物モチーフが多い。以外にも水生生物モチーフではないが、水中に適応したというパターンも意外と多く、ネス湖のネッシーの影響か古代怪獣が多く該当する。(身も蓋もない事を言えば、撮影の都合上、完全水生の怪獣を出す事が難しく、水陸両用の怪獣が多い。)
体から水流を放ったり、毒を有していたり、電撃技が得意であるなど、武器は実在の水棲生物さながらにバラエティに富んでいる。意外と冷凍攻撃を使える怪獣は少なく、陸上がメインフィールドである怪獣が有している事が多い。
水中がホームグラウンドである怪獣達は(撮影の都合で)不利な陸上での戦いを強いられる事も少なくない。サメクジラなどがわかりやすい例で、彼は水中では滅法強いが、陸上ではタロウにあっさり敗れている。地球が海の惑星であるというバルキー星人の着眼点は良かったのだが。一方で、陸上でのハンディキャップを個々の能力で補っている例では鼻で八つ裂き光輪を受け止め、地中を移動できるグビラが挙げられる。
とこのように陸上では不利になりやすいという弱点を挙げたが、実際のところは陸上でもかなり強い怪獣が多い。陸上では水中ほどの機動力を出せないだけでパワーは据え置きという事である。
この他の特徴としては水に関連した怪獣という特製故か、環境問題が絡む事がしばしばあるという点である。(海洋汚染が原因で出現した、海洋汚染をする為に地球に来た、母星が汚れて住めなくなったなど。)地球が水の豊富な惑星であるからこそ、こうしたテーマを背負った怪獣が多いのかもしれない。
一覧
ここでは水中活動できる怪獣、出身惑星の半分が海である怪獣達について述べる。なお、水中活動ができるが、劇中披露しなかった場合でも記載する。