ショッカー
しょっかー
ショッカーとは世界征服を企む悪の秘密結社である!
アメコミ『スパイダーマン』に登場するヴィランの一人。→ショッカー(MARVEL)
本郷猛の耳にしたショッカー。それは、世界のあらゆる所に網が張られる悪の組織なのだ。本郷猛はなぜか、日本の人里離れた秘密基地に運び込まれた。ショッカーの狙いは、世界各国の人間を改造し、その意のままに動かして世界征服を計画する恐るべき団体なのである。
ナチスと関連があったことが公式に設定されている(例を挙げると、後述のゾル大佐の出自やその側近達などナチス出身の構成員が在籍していること、主力の改造人間の技術は元々ナチスで研究されていた技術であったことなど)。ただし情勢を考慮してか、後年の作品の客演においてはナチスと関わりがあったことを匂わせる描写は少なくなっている。
子供番組における「悪の組織」の代名詞と称されることもあり、ともすればコミカルなイメージを抱きがちであるが、その作戦内容はいずれも現代の放送コードではシャレにならないほど凶悪なものばかりである。(後述の『みんなのトラウマ、作戦一例』参照)
コミカルなイメージの原因は恐らく『別の』組織だったり、仕事を選ばない戦闘員の皆さんの影響が原因だと思われる(原作的には仕事を選べないと言った方が適切か)。
後のゲドンやゴルゴムが町の中で怪人を暴れ回らせ、ド派手なテロを行っていたのに比べ、ショッカーは秘密裏に作戦を行うことが多く基本的には対象者や目撃者、関係者は抹殺することで機密を守る方針。あまりに秘密主義を貫きすぎて目撃者を殺しまくったせいでライダーにアジトがばれてしまった事すらあった。
組織再編
しかし度重なる失敗から地獄大使の死後、首領はショッカーを見限りアフリカの暗黒組織ゲルダム団と統合しゲルショッカーを結成する。その際に科学者や戦闘員等の残党は粛清されるという憂き目にあっている。
が、間一髪ゲルショッカーへの不信感から用心し生き延びた峰信太郎をはじめ、僅かながら生き残りが存在している。
近年の作品ではゲルショッカーも纏めて『ショッカー』とされる事もあるが、本来はショッカーが別組織に吸収合併されて出来た組織なので厳密には別物。ショッカーの発展組織という点だけ見れば間違ってはいないのだが。
- 後の関連書籍等では後発の組織(デストロン、ネオショッカー)に拾われた者、改造人間としてスペックが足りずに封印されていた者、在野として活動(仮面ライダーSpiritsの蝙蝠男)といった形で生き延びた者等も存在するとされている。
『悪の組織』としての象徴化
仮面ライダーシリーズで最初に登場した悪の組織と言うこともあり、歴代のライダーの敵組織の中では人気・知名度共にトップクラス。
ある意味、ライダーの敵の象徴ともいえる存在になっており、平成シリーズに入ってからも、(主に劇場版限定ではあるものの)ありとあらゆるライダーの敵組織を従え、様々な手段でライダーたちを苦しめる凶悪な集団として君臨し続けている(平成以降は単にショッカーという名称に留まらず、大ショッカー、スーパーショッカー、スペースショッカー、ノバショッカーといった具合に、組織自体を継承しているもの、名称のみを象徴として取り入れているケースも。詳しくは後述)。
常にレリーフのスピーカーを通し命令を伝えるのみで、組織の一切を統括する正体不明の人物。その姿は真っ赤な覆面とマントを身に着けた異様なものであったが、正体はひび割れたかのような単眼の頭部に無数の蛇が纏わりついているという、奇怪極まるものであった。
ダブルライダーに倒されたかに思われた首領であったが、V3の時代には新たな組織デストロンを結成、『仮面ライダーストロンガー』では、ショッカーからブラックサタン(デルザー軍団含む)までの組織を影から支配していた存在であると明かされた。
ショッカー、ゲルショッカー、デストロンの首領は、同一の存在であることが明言されているが、
一説には昭和ライダー(ゴルゴム以降の組織は除く)に登場する全ての組織が、彼の支配下であるともされている(デルザー軍団・岩石大首領の言葉など)。
ゾル大佐
最初に登場した大幹部。演者は宮口二郎。
ドイツ人でナチスの残党。「服装の乱れは精神の乱れ」と考えている。
特技の変装(滝和也になりすます)によって敵陣営の撹乱を謀るなど力押しだけではない小技も使いこなす。
その正体は黄金狼男。指先から小型ミサイルを発射し、ライダーの攻撃にも耐えるタフネスを備えた攻防ともに優れる上級改造人間。
死神博士
おそらく、もっとも有名なショッカーの大幹部。演ずるは天本英世。
ショッカー最高の科学者でもあり、数々の強力な怪人を生み出した。日本人とロシア人のハーフで、本名はイワン・タワノビッチ。
仮面ライダーSPIRITSによれば、最初に日本支部の支部長に就任した幹部であり、蜘蛛男からトカゲロンまでの怪人たちを作ったのも死神博士であるとされた。その後ヨーロッパ支部に転勤し、ゾル大佐の死後再び来日する。
その正体は怪人イカデビルであり、ライダーキックを破るほどの強敵(立花藤兵衛を拉致して、トレーニングを受けたりもしていた)。
実は隕石を誘導して、地上に降らせることのできる恐ろしいヤツである。
講談社が『仮面ライダー』~『ZX』までの悪役の人気投票を行った際、蜘蛛男(第1号怪人)を大きく引き離して1位になった。
天本氏没後も、映画『THE FIRST』では吹き替えで「死神を思わせる老紳士」が「SHOCKER」幹部として登場している。
地獄大使
事実上、ショッカー最後の大幹部。アメリカ出身で、本名はダモン。
やや気性が激しく軽率な行動も目立ち、『V3』客演時には、うっかりライダーに捕まった際に他の幹部らから「何というザマを!」「この、おっちょこちょいめが!」と口々に罵声を浴びせられたこともある。
特筆すべきは、群を抜いた忠誠心であり「ショッカー軍団、万歳!」の叫びとともに息絶えた。
その正体は怪人ガラガランダであり、強力な毒と地中を自由に移動するトリッキーな動きが武器。
前述の人気投票では3位。女性票が高かった。
『仮面ライダーZX』に登場する悪の組織・バダンの最高幹部・暗闇大使は彼の従弟であり、『仮面ライダーSD』の悪の組織にして、二人が所属する「グランショッカー」では犬猿の仲である。
地獄大使を演じていた潮健児氏(故人)も故天本氏同様に、悪の幹部役で有名な俳優であった。ちなみに潮氏の従兄弟(いとこ)も悪の幹部役で有名な俳優であった。(故安藤三男氏)
幹部怪人
初期の怪人は知能、身体能力ともに優れた人間がその素体に選出される事が多く、必然的に組織内で重要な地位に就く者もあった。(詳細はショッカー怪人の記事参照)
- 旧1号編の怪人
基地の指揮官であり作戦遂行の責任者を務める怪人。幹部でもあり上位者は首領のみ。
概ね上述の理由から大体が何らかの能力に優れた者がベースに改造されていると思われる。一部例外あり。
ショッカー・メキシコ支部在籍の幹部怪人。
メキシコの占領を90%まで完了している実績から日本でのショッカーの活動も大いに推進されると思われたが・・・。(詳細は記事参照)
その他幹部
ショッカー幹部
『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』で登場した強面の幹部。
ショッカー戦闘員
イーッ!
大幹部や怪人の指揮の下で悪事を働くショッカーの構成員で、戦闘以外にも拉致や諜報などの任務も行っている。ベレー帽タイプ、マスクタイプ、女性タイプ等時期によっていくつかのタイプが存在する。
- 最初期には直属の指揮官となる怪人に準ずる能力が付与されることもあった。指揮する怪人が死亡すると同時に消滅する処置がされている場合が多い。また怪人の従属物とは限らず、怪人に指示を下す立場の戦闘員も存在した。
- 中期から後期の戦闘員は人間の細胞をもとに培養された一種の人造人間(クローン)であり、低コストでいくらでも量産できる。死亡した場合、機密保持のためにたちまち融け去ってしまう(大ショッカーでは自爆型に変更)。作戦によっては機密保持のために喋れないように施術された戦闘員が投入されることもあった。
悲しいかな完全に消耗品扱いであり、機密保持のために殺されるようなのはまだいいとして、怪人の機嫌を損ねただけで殺されることもあれば、「実験台が足りないから犠牲になれ」なんてことで生体実験の材料にされることまであった。
そしてその扱いのブラックさは、ゲルショッカーになった際にピークを迎えるのである。
主な武器はロッド、剣、ナイフ、短剣、仕込みスティック、火炎放射器など。場合によっては怪人の特性を持つ武器を使用することも(溶解泡を発射するバブルガン、植物のムチ等)。女性戦闘員は手に装備されている毒針を発射して攻撃する。
余談だが旧1号編の戦闘員は「イーッ!」とあまり言わず、殆どが「アーッ!」という掛け声だった。一説によると、「ア」では口を開く必要がありマスク越しだと発音しづらい&聞きづらいので、口をあまり開かずに発音できる「イ」に変更したのだとか。
トレーナー
改造人間とはいえトレーニングよってその機能を十全に引き出すには訓練が必要らしく、時折こうした役割の者が登場する。
- ハリケーンジョー
プロレスラーのようなコスチュームに身を包んだ巨漢の男性。
改造人間相手のトレーナーで、ピラザウルスの指導に当たるなどしたが前線で戦闘もこなす。
- 名無し
ショッカートレーニングセンター在籍のトレーナー。サイギャングに訓練を行っていた。
流れ星の流れ弾で死亡したものと思われる。
- 立花藤兵衛
拉致されイカデビルの対ライダー訓練に従事させられた。
有名組織故によく間違われるが、一見間抜けな作戦の代表格である幼稚園バスの襲撃はやっていない(ただし普通のバスを襲ったことはある、しかも乗員乗客は愚か、自分自身まで皆殺しにしてしまった)。人によっては、ジョッカーと混同しているかもしれない。
しかし実際には人死を伴うことが極めて多い、冷酷な行動がほとんどである。
- 人員確保のための拉致
本人の意思など無視して人間を強制的に拉致監禁し何らかの作業などに従事させ、あるいは改造人間の素体として利活用する。傷病ににより作業に就けない、または改造人間や戦闘員としての適性なし、とされた者は殺処分されてしまう。サラセニアン、アマゾニア、ゴースターなど。
- 兵器等の実験材料
兵器や化学物質の効果測定の実験台にされる。人喰いサソリに生きながら溶かされる、発狂効果のあるガスで殺し合わされるなど。ライダーの活躍にもかかわらず、こうした目的の拉致は常に行われかなりの人数の確保に成功している。
- 強制的な洗脳
拉致以上にてっとり早く、不特定多数の人間をショッカーの傘下に置くために洗脳活動を行う。蝙蝠男、ムカデラス、アリガバリ、ギラーコオロギ、ビッグマシンなど。
- 武器の密造
毒ガスや爆弾などの大量破壊兵器の密造。人体に有害なものを扱うことも多いが防護は最低限、労働環境劣悪なためバタバタ死ぬ。これらの非戦闘的作戦は、一般人をこき使うことが多い。蜂女、ドクダリアンなど。
- 資金調達
今後の活動資金を得るべく、埋蔵金や黄金など現物資産を強奪する。『キカイダー』のダーク破壊部隊などは銀行を破壊して札束を奪取していたが、ショッカーは紙幣等現金を直接狙うことはあまり行わなかった。コブラ男、死神カメレオン、エジプタスなど。
- 発明品の奪取
特撮番組のお約束として、科学者が作り出した発明品を暴力や脅迫で奪い取る。ヤモゲラス、ムササビードル、化石を盗んで改造したザンブロンゾやユニコルノスなど。大概その発明品でしっぺ返しを喰らうのもお約束。
- インフラ設備の破壊
爆弾テロや人工災害等により、ライフラインや交通機関を破壊し、その機に乗じて特定地域の占拠を行う(殺戮がメインというわけではない)。日本国内では成功したためしがないが、サボテグロンはメキシコの首都制圧を成功させていた。トカゲロン、地獄サンダー、エイキングなど。
- 敵対者の暗殺
読んで字の如く、暗殺活動である。各界の要人やレジスタンス集団アンチショッカー同盟などがターゲットになる事も多いが、勿論、敵対者には仮面ライダーも含まれる。また、ショッカーの秘密を漏らす者に対しても追手を放ち報復する。ピラザウルス、ベアーコンガー、プラノドンなど。
- 大量殺戮
浄水毒物混入、BC兵器の使用などのように、ごく稀に行う大殺戮。インフラ設備の破壊とは異なり、ただ単に「いっぱい殺せばいいや」という大規模かつ無差別なテロ活動。ギリーラ、ギルガラス、セミミンガなど。
- その他
拉致されてきた人間は死ぬまで使い潰されるのが殆どだが、負傷や不適格の場合処分される。その際もののついでとばかりに、怪人の能力の実験にされることも多い。これには労働力の人員ばかりでなく、戦闘員にも似たような末路が待っている。
初代のリメイク作品である本作でもメインの敵組織として登場。
1970年代時点でタブレット端末や改造人間を作成できる技術を持った組織であるが、その本質は原作のような世界征服を目指す悪の組織ではあるものの、『人類の守護者』という別の目的も有している。
核戦争を未然に防いだり、生まれつつある『新人類』に対抗すべく、神に近しい原初の存在『真人類』を覚醒させるための過程として改造人間を生み出した(ただし、真人類と改造人間は全くの別物である)。一見、無作為に見える殺人行為もそうした新人類を抹殺するために行っていたのである…とはいえ、彼らの方針としては大多数の現人類の存続が至上命題であり、計画の為に生じる個々の犠牲は冷酷に切り捨てる、大の虫を生かして小の虫を殺すのもいとわない方針。
つまり、やっている事はアンノウンに近いわけだが、作者は意識したというわけではないとの事。
ショッカー怪人の階級は原作よりも細かく、幹部、士官クラス(兵隊クラスより高性能)、兵隊クラス(量産型)と3つに区分されている。
仮面ライダーが本郷猛から代替わりしないように、こちらも代替わりする事はない。
その代わりに原作における後続の組織の要素が取り入れられていて、それぞれの組織に属する怪人の総称は『G素体』(生物同士の合成)、『Dチーム』(生物と武器との合成)、『テラーマシン』とマイナーチェンジを重ねて作中に登場する。
また、本作での『ショッカー』は更に上位の組織の下部組織であり、ショッカーと同格の組織として『GOD機関』が存在し、アポロはそこに所属する真人類となっている。
尚、規模が巨大すぎるので、壊滅させる事は不可能であり、倒しても他の組織が台頭してしまうという。ある意味で財団Xのような組織であると言える。
系譜を継いだ組織として、ネオショッカーが登場している。
旧ショッカー関係者も在籍してはいるものの、名称のみを象徴として取り入れた別組織。
実態としては全くの無関係……かと思われたが後に大首領がショッカー首領と同一の存在であること、ネオショッカー大首領はバダン大首領にゆかりの存在でもあり、バダンの暗闇大使の回想でやはりバダンまで連綿と続く組織の一つでもあったことが裏付けられている。
作中でのショッカーの正式名称は、"Sacred Hegemony Of Cycle Kindred Evolutional Realm"="SHOCKER"とされた。訳すならば「同種の血統による全体の、神聖なる支配権」と言ったところか。作中改造人間は原作と比較して、生物感は抑えられ、反対に仮面ライダー(ホッパー)と同様仮面の戦士の様相を呈し、仮面ライダーの力はショッカー由来のものであることが強調されている。また、他作品と比較して、大胆な活動は少なく、より行動が陰湿的(暗殺活動や、ナノマシンによる目に見えない形でのテロ等)となっているのが特徴的である。
詳しくはSHOCKERを参照。
作中ではゲルショッカーが「ショッカー」名義で登場。それ以外はほぼ原作と設定が同じであり、1973年にやって来たアンクの落としたセルメダルからショッカーグリードを生み出し、仮面ライダー1号、2号を再改造して世界征服を成し遂げる。ショッカー以後に現れた組織と結託している。(といっても、昭和組織のほとんどのルーツがショッカーと同じなので、その点で言えば結託というより、統合といった方が正しいか。)
また、既にカメバズーカが開発されている為、本来の歴史ならゲルショッカー壊滅前からデストロンの結成がある程度進んでいたものと思われる。
本作では、ショッカー首領の正体が岩石大首領という事になっている。
詳しくはスペースショッカーを参照の事。
「レッツゴー仮面ライダー」同様にゲルショッカーがこの名義で登場。
本来なら、1973年にダブルライダーに壊滅されるはずだったが、本来生まれる筈のなかった「仮面ライダー3号」を生み出してダブルライダーを撃破し、歴史改変マシーンでショッカーが支配する歴史に改変、この影響でダブルライダーの後に生み出されたライダー達がショッカーに次々と敗北し、ショッカーライダーとして脳改造されてしまう最低最悪のディストピアになってしまった。
一応時系列はゲルショッカーの壊滅後であるが、残党が登場しており、アレクサンダー眼魂の力で地獄大使の復活を目論む。しかし組織内では首領もいないせいで求心力も低下気味の為か武力行使と言う古臭いやり口に飽きた者も多く、ショッカーと袂を分かったその半数以上のメンバーで構成されたノバショッカーとは対立関係にある。
地獄大使の設定から、一応はリ・イマジネーションではなく、本家と同じとの事。
かつて仮面ライダー達に敗れたショッカーの残党が霧野エイトが作成したゲーム『超スーパーヒーロー大戦』の敵キャラとして潜伏していた。仮面ライダー達に倒された敵だけでなく、スーパー戦隊に倒された敵も傘下に加え入れている。首領はショッカー首領三世。
他作品同様に半世紀前に仮面ライダーに倒されたという扱いで登場。
しかし何らかの方法で現代に蘇り、再び世界征服の為に暗躍を始めた。
構成員はショッカー〜デストロンのメンツに加え、地獄執行官ガーラという新幹部を迎え入れた。おまけに巨大カメバズーカを製造するなど改造技術も向上している。
改造人間としての限界を悟っていた本郷猛から2代目仮面ライダー1号/仮面ライダー2号に任命された大和座ゴウと力堂シュン、そして仮面ライダーV3、ライダーマン、仮面ライダーブラックがショッカーの野望に立ち向かうことになる。
ここまで復活するあたり、ショッカーはもはや概念と化しているのではなかろうか。
今作では過去に存在した組織として登場しており、フェニックスとは因縁があった模様。遺伝子学者の百瀬龍之介を誘い、彼の研究を応用して怪人を多く作っていた。
本郷猛の言葉で自分の所業に嫌気が差して脱走を決意した百瀬を実験台にディアブロを復活させてしまったがあまりにも凶暴だったために封印、そして百瀬を宇宙船で宇宙へ放逐した。
尚、あれほど強力だったディアブロをどうやって封印したのかは不明である。
作中でのショッカーの名称は"Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling"="SHOCKER"とされる。同作のコミカライズ『真の安らぎはこの世に無く』では「計算機知識を組み込んだ再造形による持続可能な幸福組織」と訳されている。首領という絶対の支配者を欠き、同じ組織内であっても派閥争いに明け暮れているという内情がある等、似て非なるものとなっている。
詳しくはSHOCKER(シン・仮面ライダー)を参照。
あまり知られていないが悪魔のショッカーというテーマ曲がある。
ちなみにテーマソングのある悪の組織としては最多で、怪人のうたとオー!ショッカーも合わせると三つ存在する。
一般にショッカーのBGMというとこの「改造人間のテーマ」(ミュージックNo.M-25 アクション)とか
この「恐怖の大軍団」を指す。
- ショッカーアジトのSEとして有名なあの音の正体は大首領の通信に合わせて鷲のレリーフのランプが点滅する音である。
- 戦闘員に対してライダーがいつも「出たな、ショッカー!!」と言っているため、例の戦闘員のことを「ショッカー」という名前なのだと勘違いしている人も多い(藤岡弘、氏も戦闘員=ショッカーと勘違いしていたほど)。
- 新仮面ライダーspiritsでは、東京湾に沈められていた日本支部最後の基地があった。軍艦島によく似た景観で描かれた。
- 漫画版に関し、「黒幕は日本政府」という著しくリテラシーを欠いた解釈も流布しているが、一度でも読めば別個の組織ということを理解するのは困難ではないはずである。
- おそらく違法に転載されたキャプチャ画像か、その切り抜きを見ての発言だろうか。
- 漫☆画太郎の作品『まんゆうき』に登場する悪の組織・ゴッドベイダーにはゲル大佐、ホワイト将軍、極楽大使、ドブロクG(ゲー)という大幹部が登場。かつての読者・視聴者の記憶の混乱に拍車をかけている。
ゲルショッカー デストロン ネオショッカー 大ショッカー ジョッカー スーパーヒーロー大戦GP レッツゴー仮面ライダー スペースショッカー
国際秘密防衛機構イーグル:同じく東映が手掛ける特撮シリーズ第1作目に登場する、鷲のエンブレム繋がりな秘密組織だがこちらは正義のそれである。
クロノス…ショッカーの行きつく先と言える敵組織。
マイナンバー:ショッカーの「世界征服」方針の一つが「人間一人ひとりに番号を振って管理する」というもの。単に合理性を高める手法だが、認知バイアスがかかると後ろ暗いことのように見えるようである。
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すべて見る- 仮面ライダー 打ち砕け! 暗黒魔術師の野望シリーズ
仮面ライダー 打ち砕け! 暗黒魔術師の野望 43
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