概要
仮面ライダーが複数登場する平成ライダーにおいて、サブライダーが多数登場することも少なくない。その中でも主役ライダーを1人目にした際4人目にあたる仮面ライダーが、2号ライダーや3号ライダーに則り『4号ライダー』と呼称される。
プリキュアでは4人目に誕生したことと呼称される。ただし、そうでもない者もいる。
基本的には4番目に登場したから4号扱いで、主人公と強い関係があるというよりは、他のキャラクターとの結びつきが強いポジションであることがほとんど。最初は主人公の敵同士で後半で仲間になる者もいる。
大まかなお約束としては以下のようなものが挙げられる。
- 仮面ライダーでは主人公と違う変身ベルトで変身すると同じ、プリキュアには追加戦士もいるため、主人公とは別の変身アイテムで変身する者もいる。
- 偶然にも4号キュアは主人公よりも前から活躍しているのがほとんどである。(ゆり、いおな)
- 敵対や別行動するものがいるが、後半もなると主人公側と共闘することになる。
設定
平成プリキュアはシリーズによってキャラクターデザイナーが作品ごとにバラバラだが、傾向としては川村敏江|氏と高橋晃氏が多い。
対する、令和プリキュアはシリーズがもうすこしたたないとわからない。
一覧
4号キュアの一覧
(☆印は劇場版限定プリキュア)
平成プリキュア
変身者:秋元こまち
サンクルミエール学園に通う中学3年生で、非常にお淑やかな性格で礼儀正しいお姉様。気配り上手で包容力がある女の子だが、怒らせると意外に怖い(『プリキュア5』第14話では、自分たちで予算の使い方を工面することをせず、何でもかれんに頼ろうとする生徒たちに対して、テーブルを叩いて静かにさせ、叱り諭したこともある)。
本を読むことが大好きで、学校では図書委員を務めている。小説家を目指しており、作中では「海賊ハリケーン」をはじめ自分で考えた小説をいくつか書いている。一見すると常識人で、常軌を逸した行動に順応出来そうにないように見えるが、むしろメンバーの中では一番感覚がズレている。怪談や幽霊の類は平気で、むしろ好奇心を抱いて首を自ら突っ込んでいくタイプ。トカゲなどの爬虫類を見たり触ったりしても全く動じない。
Yes!プリキュア5での強化フォームはスーパープリキュア
変身者:東せつな
転生前は管理国家ラビリンスの幹部・イースの仮の姿であったが、結果を出せなかったことで寿命を縮められ、第23話終盤にて落命。直後アカルンの力でプリキュアに転生し、以降はこちらが本来の姿となる。
転生した直後は過去に自分が犯した過ちと罪の意識に苛まれ、ラブ達の仲間になることを拒んだが、紆余曲折を経て、皆の幸せや笑顔を守るためにプリキュアとして戦うことを決意する。転生してからはラブと同じ公立四つ葉中学校にも通うようになった。
勉強・身体能力は非常に高く、大抵のことはソツなくこなせるスペックを持つ。きつい言動や行動もなくなり、一言で言えば「不器用だが生真面目で優しく一生懸命」
全てが終わった後、ラビリンスを再建させるため四つ葉町を去る道を選ぶ。
終盤での戦いを通じ和解したウエスター・サウラーと共に、ラブ達とのダンス大会を終えた後ラビリンスへと戻っていった。
強化フォームはキュアエンジェル
変身者:月影ゆり
私立明堂学園高等部2年生。17歳。
そしてキュアブロッサム達の先代プリキュアを務めたキュアムーンライトその人。
パートナーの妖精については長らく言及されていなかったが、第31話にてコロンの存在が明かされた。しかし、コロンは物語が始まる直前にサバーク博士の攻撃からゆりを庇って消滅しており、彼女もまた第1話冒頭でダークプリキュアに敗れた際に変身アイテムであるプリキュアの種が割れた上に、その片割れをダークプリキュアに奪われてしまっていため、第33話まで変身能力を失った状態だった。生身でもスナッキーを軽くあしらったり、ダークプリキュアのパンチを一発受け止めても膝をつく程度で済むほど高い戦闘能力を持つ。
性格は冷静沈着かつ聡明で、自他ともに厳しい性格。復活前までは無口でそっけなく厳しかったため、その容姿と家庭環境、雰囲気から一部の視聴者に辛気臭いと言われることもあった。しかし、コロン曰く「本当はとても優しい性格」らしい。
時系列的には1人目。
変身者:調辺アコ
市立加音小学校に通う小学3年生の女の子。
中学生である北条響達すら閉口する程の毒舌を見せ、少々生意気でませている。だが動物相手には基本的に優しい。教室ではいつも一人でいるらしく時々寂しげな表情をしている。
そんな彼女を気にして、奏の弟・奏太はいつも声をかけており、学校への登下校はいつも一緒。意外にも運動は得意で、サッカーボールを目標にしっかり当てたり、至近距離から撃たれた水鉄砲を簡単に避けたりしている。
特技は竹馬で、木から降りられなくなった猫を助けたこともある。女児向け番組としては異色とも言える特技だが、理由がちゃんとあったりする。
奏太曰く歌はあまりうまくないらしいが、ちゃんと歌えばうまい。
第35話・第36話で、遂にその正体が明らかになる。
彼女こそがキュアミューズの正体であり、そしてメフィストとアフロディテの間に生まれた娘…すなわちメイジャーランドのお姫様だった。それに、初めは主人公とは馴れ合わない第三勢力的立場だった。
強化フォームはクレッシェンドプリキュア
変身者:緑川なお
七色ヶ丘中学校に転校してきた中学2年生・14歳。
正義感が強く、曲がったことは許さない。
姉御肌で度胸もバツグンだが、料理、裁縫など家事をこなすことやかわいいものが大好きなこと。
みゆきとやよいには「なおちゃん」と呼ばれており、pixivでもこの愛称が好まれている。れいかとは幼馴染みで、度々過去話が語られている。大阪の名物料理を堪能するために「朝ご飯三杯しか食べてこなかった」と発言しており、大食いキャラであることが発覚した。
両親は忙しいため弟妹たちの世話を任されており、しっかり者で面倒見のいいお姉さんでもある。お化けが出たと怖がっていたことから、怪談じみた現象も苦手なようである。それに、虫嫌いなどの弱点という女の子らしい一面も。
強化フォームはプリンセスフォーム、ウルトラプリキュア、小説オリジナルフォームにして、究極フォームはエターナルフォーム
変身者:剣崎真琴
「まこぴー」の愛称で親しまれる人気アイドル。ヨツバミュージック所属。
クローバータワーでのイベント中、ちょうど社会科見学で訪れていた相田マナと出会う。そしてマナ、菱川六花、四葉ありすの三人が、真琴こそキュアソードではないのか、と考え近づいたことから交流が始まった。正体はトランプ王国の戦士「キュアソード」。王国にいたころから歌うことが大好きで、その歌声は国民にも広く愛されていた。
しかし、平和だったトランプ王国はジコチューの襲来により崩壊。王女であるマリー・アンジュとともに地球へ向かったが、亜空間の通路をくぐる途中で王女とはぐれてしまう。地球にやってきた後は得意な歌唱を活かして芸能界へ入り、トップアイドルとしての生活を送るようになった。
一番の特技はやはり歌である。その一方で、芸能活動とは無関係な日常的な生活スキルがとてつもなく低い。たとえば料理については下手、というか料理自体をしたことがなく卵を食材と認識してすらいないレベルだった。しかも料理以外にも、第10話で習字や裁縫なども全く知らないような描写がされている。あげくに箒や塵取りなどの掃除道具の使い方もわかっていなかった。
強化フォームはエンジェルモード
時系列的には1人目。
変身者:氷川いおな
ぴかりが丘中学校2年生で、愛乃めぐみ達の隣のクラスに在籍する。
校内では頭が一番良くスポーツも万能と評判の有名人で、めぐみとゆうこも一目置く女の子。相楽誠司が通っている空手道場「氷川道場」の師範の孫でもある。ストイックかつ頑固で、自分にも他人にも規律を求める性格。また、一度思い込むとなかなかその考えを曲げないところがあり、厳しいことでも物事をはっきり言うところがある。そのために人と衝突しやすい。後述するひめとの確執も、その性格が災いしてなかなか解消されなかった。本人にもこの点が自分の短所という自覚はある様子で、他人とは一定の距離を持って付き合おうとする節がある。買い物時には安さにこだわって特売のスーパーや割引券などを駆使して少しでも費用を節約しようとしており、ひめから『けちんぼ』とまで言われてしまっている。劇中では度々わかりやすいツンデレな台詞を喋ることがある。要するにあまり素直になれないつんけんどんなところがある。しかし姉の氷川まりあのことは「お姉ちゃん」と呼んでおり人としても尊敬している。
趣味は占い。的中率が高いと知人たちには評判の様子。
強化フォームはイノセントフォーム
キュアラブリーより先輩。
変身者:紅城トワ
ホープキングダムの王女殿下で、本名はプリンセス・ホープ・ディライト・トワ。
カナタ王子の妹にあたる。ノーブル学園ではきららと同じクラスでしかも寮ではルームメイト。はるか、きららと同じく中学1年生ということになる。
トワ姫は幼い頃に行方知れずになっていたのだが、プリンセスプリキュアのライバルとして何度も戦ってきた「絶望のプリンセストワイライト」が、トワ姫の変わり果てた姿であったことが第21話にて判明。最初は主人公と敵同士だった。トワは魔女ディスピアの洗脳によって記憶と姿を改ざんされており、自分をディスピアの娘だと信じ込んでいたのだが、プリキュアたちの奮闘により洗脳は解かれ、第22話にて本来の記憶と姿を取り戻す。その後はプリキュアたちの仲間として本格的に物語に参加することになった。
本来の性格は温厚で優しく、責任感が強く、お上品で、カナタとバイオリンの練習を常に欠かさず、「強く、優しく、美しく」を信条とし、自分がプリンセスプリキュアではないこと分かりながらも、グランプリンセスを目指して頑張る努力家で、国民たちの希望の光として慕われているなど、人望も厚い。
異世界出身キャラの定番ではあるが、世界の常識に不慣れである。しかしトワの場合、異世界人どうこうというよりも、なにごともやんごとなきご身分の感覚でものを考えてしまうクセの方が重症。一般庶民とは感覚が大いにズレており、浮世離れが非常に激しい。
強化フォームはドレスアッププレミアム、ドレスアップロイヤル、グランプリンセス、秋映画強化フォームはモードエレガント・ハロウィン
変身者:モフルン
『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』においてモフルンが「願いの石」による奇跡の力で変身したプリキュア。3人目のプリキュア、キュアフェリーチェが登場して僅か2話後の発表ということになった。
「願いの石」が変化することで生まれたモフルンリンクルストーン。
モフルンのネクタイ部分に、モフルンリンクルストーン、もしくはハートフルリンクルストーンをセットすることでモフルンスタイルへと変身する。
劇中ではみらいとリコがモフルンを介せずダイヤの片割れ2つで直接ミラクル・マジカルのダイヤスタイルに変身した為、フェリーチェを含めた4人のプリキュアが並び立った。
ルビースタイル・サファイヤスタイル・トパーズスタイルへとフォームチェンジする。
クライマックスでは、劇場版限定フォームであるハートフルスタイルに変身する。
変身者:琴爪ゆかり
美しくクールな高校2年生の女の子。ネコのように気まぐれな性格。
街でうわさの美人特集に載るほどの美少女で、学校ではファンクラブまである。何でも器用に出来てしまうために日常生活に退屈していたが、いちか達との出会いで楽しみとときめきを見つける。
「すべてにおいてパーフェクト」と言われるように、勉強やスポーツの腕前は指導者から「完璧」と評されるほど。さらに実家が茶道の家元であるため小さい頃からずっと稽古をつけられていて、すでに腕前は達人級。技術的な話だけでいうなら特に問題なく家元を継げるだろう。また、第29話の「鏡の中」で多くの鏡に映し出された幼少期の彼女から見ると、茶道以外でもかなりの数の習い事をこなしていた模様。 確認できただけでも日舞、書道、剣道、弓道、華道、ピアノ、バイオリン、バレエなど多岐に渡る。自分では「何となくポイントがわかってしまう」から簡単に「できてしまう」いわゆる天才肌で、大人たちにとっては手がかからない存在。
初めてプレイしたクレーンゲームでも、ぬいぐるみを一度に2個も取ってしまった。
好きなスイーツはマカロンで、口ぐせは「面白いわ」と「フフフ…」。
強化フォームはアラモードスタイル、映画強化フォームはスーパープリキュア
変身者:愛崎えみる
ラヴェニール学園小等部6年1組在籍であり、野乃はなの妹・ことりのクラスメイトであり友人。第9話にて初登場、それ以降もサブレギュラーとして度々登場した後、第20話で相棒・パートナーである、ルールーと共にプリキュアに覚醒してレギュラー入りした。
見た目こそ可愛らしいが、過剰なまでの心配性。その心配ぶりが祟って逆に周囲に迷惑をかけることがしばしばあり、ことりやクラスメイトの証言によれば、溺れるのを恐れて学校のプールの水を抜いたり、火事を恐れてキャンプファイヤーで消火活動に出たりと奇行を重ねているとのこと。危機管理能力が高いのかというとそうでもなく、他人に気を回し過ぎるあまり、自分がコケたり物にぶつかったりする事が多く、彼女自身の方がよっぽど危なっかしいドジっ娘である。
音楽が好きで歌唱力が高い。バイオリンやピアノを始めとして様々な楽器も弾けるようだ。
絶対音感の持ち主で、音程を正確に聞き取ることができる。作詞作曲の才能も持ち合わせており、音楽に関するスキルは小学生ながら非常に高い。
強化フォームはチアフルスタイル、マザーハートスタイル
キュアアムールと同時変身。
変身者:香久矢まどか
お淑やかで努力家な中学3年生。代々続く家柄の令嬢で、父は政府の高官、母は世界的に有名なピアニスト。ピアノと弓道は全国大会で優勝するほどの腕前で、華道や茶道もたしなみながら学業成績もトップを維持する、絵に描いたような文武両道&才色兼備。皆の憧れの生徒会長で「観星中の月」の異名を持つ。生徒一人一人のフルネームや容姿を把握出来る記憶力の持ち主でもあり、ひかるの名を「星奈ひかるさん」と呼んでいる。同じく人気者の「観星中の太陽」えれなとは対象的な意味となっている。
実は彼女は天才タイプではなく努力家タイプ。ただし、自分が汗をかいて努力する姿は基本的に他人には見せないようにしている。また、お嬢様という育ちの良さが図らずも災いしているのか、まどかのメンタル面は実はひ弱で、悩み事があったりプレッシャーを感じたりすると「完璧な自分」が崩れてしまい、ポンコツと化してしまうという意外な弱点がある。
口癖は「ごきげんよう」。
強化フォームはトゥインクルスタイル、トゥインクルイマジネーション(完成形)、映画強化フォームは星座ドレス(やぎ座ドレス、いて座ドレス)
令和プリキュア
変身者(メイン):風鈴アスミ
第19話より登場し、ラテを守ってほしいテアティーヌの願いと地球によって生まれた精霊。第20話より4人目として正式にチームに加わる。生まれたばかりだから名前は決まっておらず、のどかの「アースだからアスミ」という発想で決まる。のどかは「アスミちゃん」、ちゆは「アスミ」、ひなたは「アスミン」で呼ぶようになる。
家はなく地球全部のため、のどかの提案で花寺家に居候することになる。
自身の能力としては、悲しい、わからないとか悩みすぎてメンタルが弱くなると肉体が半透明化する。さらに、風を利用したワープゲートを作るなど妖精並のチートぶりを発揮する、
しかし、メガパーツを自身に埋め込んでパワーアップしたビョーゲンズの幹部が生み出したギガビョーゲンの圧倒的な力の差の前に『絶望』を覚え心が折れかけてしまう。
アスミとは別の変身者である「フウ」はキュアグレース達よりも古の時代にビョーゲンズと戦った先代のプリキュア。
強化フォームはスペシャルヒーリングっどスタイル、映画強化フォームはパートナーフォーム。
変身者:滝沢あすか
正義感が強く運動神経抜群の中学3年生の少女。
一見クールで近寄りがたいが後輩達には面倒見が良いお姉さん的存在。可愛い動物のゲームを好み、料理が得意と言う意外な一面を持つ。
男勝りで正義感が強い性格。曲がったことが嫌いで、弱者が何かに巻き込まれている際、自分に無関係なことでも見過ごせない。言動もサバサバしたものが多い。
その一方で、あおぞら中学校の生徒会長である白鳥百合子と過去に何かあったらしく、それが原因で『仲間』というものに拒絶反応を示し、まなつたちとも距離を置くような態度を取っていた。
強化フォームはミックストロピカルスタイル、エクセレン・トロピカルスタイル。
関連タグ
プリキュア プリキュア戦士一覧 ブルーチーム イエローチーム
スーパープリキュア 中間フォーム(プリキュア) 最終フォーム(プリキュア)
究極フォーム(プリキュア) 劇場版限定フォーム(プリキュア)
類義語
ヒロインキュア…2号キュア 3号キュア 5号キュア 6号キュア 0号キュア ダークキュア
対義語
仮面ライダーにおいて
サブライダー 2号ライダー 3号ライダー 4号ライダー 5号ライダー 0号ライダー