「ここかァ、祭りの場所は…」
概要
『仮面ライダー龍騎』に登場する、浅倉威が変身する仮面ライダー。
基本カラーは紫。
変身直後に「あぁ〜…」という溜息じみた声と共に首や肩を鳴らす癖がある。
召喚機はコブラを模した小杖「ベノバイザー」。ベントインの際は、先端のコブラの頭からトレイを引き出し、そこにアドベントカードを挿入し、トレイを押し込んで閉じる事でカードを読み込ませる。
設定上は殴打用の武器として扱うことも可能であり、更には鋭い柄尻の部分で刺突攻撃も行う事もできるが、劇中ではそのように使われた例は無い。
ライダー単体のスペック自体は仮面ライダー龍騎や仮面ライダータイガ、仮面ライダーシザースとほぼ互角であるが、浅倉の高い闘争心と凶暴性、執念深さ、地の格闘能力の高さから他のライダーを圧倒する高い戦闘力を発揮する。
戦闘能力もずば抜けて高く、ソードベントを使ったシンプルな白兵戦から複数のモンスターと契約する事で得た様々なカードを組み合わせた変幻自在な戦い方まで、幅広い戦術を擁する。
特に浅倉の蛇のような執念深さを反映した、無抵抗の相手すらも執拗に痛めつけ容赦無く死に追いやる戦闘スタイルは、王蛇というライダーの象徴として今なお多くのファンに鮮烈な印象を残している。
また、ミラーライダーの中でも最多のライダー撃破数を誇り、本編ではファイナルベント「ベノクラッシュ」で3人ものライダーを倒している。後に新たなファイナルベント「ドゥームズデイ」で倒した1人、TVスペシャルで倒した1人、スピンオフで倒した2人(変身解除後に殺害したのもカウントするとさらにもう1人)と合わせると、なんと13人中8人のライダーを倒した経験がある事になる。
全仮面ライダー大投票 | 27位(670票) |
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スペック
身長 | 200cm |
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体重 | 98kg |
パンチ力 | 250AP(12.5t) |
キック力 | 400AP(20t) |
ジャンプ力 | ひと跳び40m |
走力 | 100mを5秒 |
所持カード
当初は戦闘に使えるのはアドベント、ソードベント、ファイナルベントの3枚だけだったが、契約のカードを2枚所有しており、これによりメタルゲラス・エビルダイバーと追加契約、仮面ライダーガイのメタルホーンやヘビープレッシャー、仮面ライダーライアのエビルウィップやハイドベノンをも会得。さらにモンスターを合体させるユナイトベントを使用可能になり、カードの枚数は仮面ライダーゾルダを上回った。
設定上は武器を奪い取るスチールベントも所持しているが、浅倉の戦闘スタイルからか全く使用されなかった。
契約のカードが追加で二枚にユナイトベントが含まれたデッキ編成、さらにバイザーが杖である事から、本来想定されていたのは「複数契約したモンスターを使役して戦う召喚士型」だったのではといわれている。
しかし、実際が変身者である浅倉の気質ゆえに他のライダーを倒しつつそのモンスターと装備を丸ごと剥奪しつつ戦うバーサーカーともいうべき凄まじい状態となっている。
- アドベント
ベノスネーカーを召喚。5000AP。
- ソードベント
ベノスネーカーの尻尾の先のガラガラを模した金色の剣「ベノサーベル」を召喚。3000AP。
龍騎本編では主に左手で使用していたが、『龍騎』以降の客演では右手で使用していることもある。
また、『RIDER TIME 龍騎』では生身でも使用している場面がある。
- コントラクト
モンスターと契約する。複数枚所持しており、劇中ではベノスネーカーに次いでメタルゲラスとエビルダイバーと契約した。
- ユナイトベント
契約モンスターを合体させる。
- スチールベント
相手の装備を自分の手元にテレポートさせる。劇中未使用。
超全集や仮面ライダー図鑑でも持ってはいるが使っていないと記載されている。
劇中では別のライダーが使用している。
- ファイナルベント
必殺技「ベノクラッシュ」を発動。6000AP。
なお、第22話での一部カットではこのカードがアドベント(ダークウイング)のものになっている。
ガイ由来
ストライクベント | メタルホーンを召喚。 | 2000AP |
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アドベント | メタルゲラスを召喚。 | 4000AP |
ファイナルベント | ヘビープレッシャーを発動。 | 5000AP |
ライア由来※
スイングベント | エビルウィップを召喚。 | 2000AP |
---|---|---|
アドベント | エビルダイバーを召喚。 | 4000AP |
ファイナルベント | ハイドベノンを発動。 | 5000AP |
※PS『仮面ライダー龍騎』では、なぜかコピーベントも使える。
ユナイトベント使用時
- アドベント
ジェノサイダーを召喚。7000AP。
- ファイナルベント
必殺技「ドゥームズデイ」を発動。8000AP。
契約モンスター
ドラグレッダーに匹敵する巨体とAPを持つ強力なモンスター。蛇ならではの締めつけ攻撃と咬みつき攻撃を得意とし、口からはライダーの装甲すら簡単に溶かす強力な毒液を吐く。
ソードベントで己の尻尾の先を模したベノサーベルを与える。
契約のカードを複数持っているため、他のモンスターをも支配下に置くことができる。
劇中では仮面ライダーガイ、仮面ライダーライアを撃破した後、仇討ちのために襲ってきたメタルゲラス、エビルダイバーを強制的に契約下に置いている。
複数のモンスターを従えるという事は、与えなければならない餌もそれだけ多くなるという事でもあり、ランニングコストがかさんでくる。しかし当の浅倉は積極的に人を襲わせている訳でもなく、餌として与える生命エネルギーは他のモンスターのものに限っている。実際、劇中では弟の暁を始末する時や、警察から逃げる時くらいしか人間を襲わせておらず、契約維持の為だけに人間を襲わせる描写は存在しない…それだけでも十分鬼畜の所業だが。
さらにユナイトベントによって3体のモンスターを合体させ、キメラモンスター・ジェノサイダーを誕生させる。
王蛇サバイブ
最強形態。理論上はサバイブのカードを使えば変身可能であり登場させる構想もあったが、当時は実現しなかった。
そして20年の時を経て『仮面ライダーアウトサイダーズ』に登場を果たした。
ベノスネーカーも同様にサバイブ態へと進化している。
なお東映公式ではないが、石森プロの早瀬マサト氏による小説作品『HERO SAGA』にも『アウトサイダーズ』に先駆けてサバイブ態が登場している。
こちらではベノスネーカーがベノヴァイパーへと進化している。王蛇本人の戦闘能力が元より高かった為、そのスペックはリュウガサバイブに匹敵する。
『龍騎』以降での活躍
その不動たる人気と変身前後問わず物語を引っ掻き回す強い危険性のある性格とインパクトがある事から客演には恵まれており、(顔出しでは)主役である龍騎や2号のナイトを差し置いて龍騎ライダーの中ではトップクラスの客演数を誇る。
『超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』
仮面ライダーディエンドのカメンライドで仮面ライダーG3、仮面ライダーコーカサスと共に召喚されて登場し、電王達の妨害をした。
リュウタロスに憑依され、元の王蛇ではあり得ないノリノリの戦いを披露した。この時はリュウボルバー(リュウタロスの個人武器である大型銃)を使用している。
『仮面ライダーディケイド』
「響鬼の世界」にて鳴滝傘下のライダーとして登場。CVは萩野崇。何故か所持していた紫色の巨大な音撃棒(仮面ライダー凍鬼の烈凍を色替えした物)を使い、バケガニの封印を解いた(封印を解く前、自身に接触したキバーラを「イライラするんだよ…」と殴り飛ばしている)。
『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
『ディケイド』本編で同じく鳴滝と協力していた仮面ライダーキックホッパーと共に登場。CVはキックホッパー同様オリジナルの萩野崇。
大ショッカーがテロを起こした際に海東大樹と光夏海から大ショッカー打倒の為に共闘を持ちかけられるが、「大ショッカーに入れば毎日が祭りだ」と交渉を蹴り、キックホッパー共々大ショッカー側に付いてしまう。その後は二人に襲い掛かり、ディエンドが召喚したガイ・ライアの二人と交戦した。
『MASKED RIDER LIVE&SHOW ~十年祭~』
大ショッカーの監獄に捕らわれていたライダーの一人として登場(元が犯罪者のため仕方ないのだが)。こちらも萩野崇がCVを演じた。
地獄兄弟が漫才をするもあまりにも寒かった(観客にはそれなりにウケていた)ので、電王 アックスフォームが笑い話をし始めると「バカ」の言葉に反応して乱入。名ゼリフ「イライラするんだよ」の応用コントで観客を笑わせた。パターンは以下の通り。
-恋人とは?⇨イチャイチャするんだよ…
-人生はどうや?⇨色々なんだよ…
-せやったら祭りは?⇨イケイケなんだよ…
-この漫才はオチどないするんや⁉︎⇨いよいよ何も無いんだよ…
なお、アックスフォームとコンビを組んだ所以は両者とも岡元次郎がスーツアクターである点、俳優が両者とも『電王』に出演した事があるからだと思われる。
『仮面ライダー4号』
ショッカーライダーの一員として登場。仮面ライダーダークキバと共に仮面ライダーゼロノス&仮面ライダーファイズと戦うが、グランインパクトで倒される。最終決戦時はダークキバ、サソード、バロンと共に仮面ライダードライブ達に襲い掛かり、自身はダークキバと共に仮面ライダーマッハと戦うも、最終的にデッドヒートマッハの必殺技で二人纏めて倒された。尚この時、ライダーキックをはなっているが、「ベノバイザーもファイナルベントのカードも使用しない」、「ベノスネーカーが出てこない」、「バタ足キックではなく只の飛び蹴り」とベノクラッシュとはかけ離れた演出になってしまっている(但し、「ファイナルベント」の音声は流れている為、技自体は「ファイナルベント」の様子)。
『仮面ライダーブレイブ Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!』
東映特撮ファンクラブで配信される『仮面ライダーエグゼイド』のスピンオフムービーである当作では、変身前の姿と共にまさかの復活を果たす。
野獣系仮面ライダー軍団ビーストライダー・スクワッドのリーダーとしてタイガ、サソード、ダークキバ、ビーストと言った複数のライダーを従え、鏡飛彩=仮面ライダーブレイブの前に立ちはだかる。
萩野崇が浅倉役でライダー作品に顔出し出演するのは今作で15年ぶりである。ちなみに当作での王蛇のスーツアクターは高岩成二が担当している。
TTFC限定作品だからかいつも以上に暴れっぷりが酷過ぎる。
『RIDER TIME 龍騎』
仮面ライダージオウのスピンオフ作品『RIDER TIME 龍騎』にも登場。変身者は浅倉威。
今作では久々に岡元次郎が王蛇のスーツアクターを担当する。
『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』
ディアブロによって生まれた悪魔、デビルライダー軍団のリーダー格として登場し、クローンライダー達と交戦した。
尚、今回もガードベントネタをやってのけている。他、『4号』に続いて「ファイナルベント」を使用したがまたしてもベノクラッシュの際にベノスネーカーが出てこない。
『MOVIEバトルロワイヤル』
バトロワモチーフ繋がりな事で龍騎チームからまたしても浅倉威が参戦。
ちなみに、彼と同じコブラモチーフのライダーである仮面ライダージャンヌの変身者・五十嵐さくらが王蛇の姿を見るのは『ビヨジェネ』に続いてこれで二度目である。
「悪魔マラソンゲーム」では仮面ライダーバイスや仮面ライダーバッファと遭遇し、ここではバッファと対決。単純に鈍器としての使うのみで極端に武器そのものが強化されないベノサーベルと、ポイズンチャージを行えば火力を途中でアップできるゾンビブレイカーでは相性が悪く近接戦では遅れを取っていた……が、敵(人間)を殺すことに一瞬躊躇いを見せたバッファ(吾妻道長)の隙を突き、アドベントでベノスネーカーを召喚し逆転勝利。
基本的にライダー同士の戦いが減点対象になってしまうデザイアグランプリのルール故にあまりライダーと戦い慣れていない道長と、ライダーバトルで数多くのライダーと生き死にを競ってきた浅倉、両者の経験値の差が如実に出る戦いとなった。
その後の「仮面ライダー絶滅ゲーム」ではバイスやナイトと戦っており、まだまだ戦いに明け暮れる戦闘狂な一面の健在ぶりを見せつけた。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』
今回も浅倉の変身する王蛇が復活。Ep.1の主役で何らかの経緯でガイやゾルダと戦う模様。
『仮面ライダーギーツ どやさ!?男だらけのデザイアグランプリ 王蛇はオレだー!!』
なんと再び登場。
王蛇がハイパーバトルビデオ作品に登場するのはこれで二度目となる。
第3回目のゲーム、障害物競走で登場。
何故か跳び箱の中に閉じこもっていた。近くに居合わせていたバッファと戦い、ファイナルベントを発動し圧倒するが、バッファがリボルブオンを使い、ゾンビストライクを発動。バッファが逆転し、『お前にはこれを使う資格があるようだ』と言い、何故か持っていたVバックルレイズバックルを渡し、どこかに消えてしまった。
鏡が二つに割れた描写があったため、恐らく鏡の中に逃げたのであろう。
ちなみに道長は王蛇に出くわした時に、「お前は…!」と言っていたため、MOVIEバトルロワイヤル後の話であることが分かる。
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』版
名称は仮面ライダーストライク。
伝説的ハッカー兼ブロガーのジェームズ・トレードモア(JTC)が変身。
吹き替えは杉田智和。
ゲーム作品
『PS 仮面ライダー龍騎』
ゲームでは仮面ライダー龍騎のPSゲームで初登場。
最初はソードベント、アドベント、ファイナルベントの3枚しか使えないが、条件を満たせばガイデッキ、ライアデッキ(コピーベントも使用可能)、ジェノサイダーデッキが使用できるようになる。
残念ながらブランク体は登場せず。
カードが3枚しかない為、決め手にかける上、攻撃動作が少々クセがあるので少し扱いづらいのが難点だがソードベントのベノサーベルの攻撃は強力。
『ガンバライド』
第4弾で初参戦。同時に参戦した仮面ライダーカブト、仮面ライダー響鬼を差し置いてレジェンドレアで収録された。
サブライダー初(もちろんダークライダー初)のLR、速属性初のLRだったのだが、LR初にして唯一のコウエイスキル持ちなのが残念。
シャバドゥビ3弾で2度目のLRで登場。新必殺技として「ドゥームズデイ」が収録された。当時筐体排出最高値のヒッサツ4000を持つなど強力なカードになっている。
『ガンバライジング』
ナイスドライブ3弾より参戦。
LR枠、更にND3弾のキャンペーンであるライバルセレクション(しかも新たなカードタイプのブレイカータイプ)の1枚と、破格の扱いを受けての参戦となった。
同弾で参戦したスーパー弁護士とチームを組むと「因縁の最終決戦」、更に同じく蛇をモチーフとしたライダーとチームを組むと「王の蛇!」のチームボーナスが発生する。
ND4弾では順当にスーパーレアに落ち、バーストアビリティはガンバライジング初のパッションタイプのアビリティ封印である。
バーストライズ03弾ではメモリアルフィニッシュ「ドゥームズデイ」の収録と共に2度目のLRで収録。
また、声が萩野崇になった。
しかしこのカード、体力が低い(その上、自身のアビリティで更に減る)、スロットがピーキー(なんとスロットに30がある)、必殺を大きくアップする上に相手の防御をマイナスするアビリティ持ち、バーストアビリティにはガッツ封印の効果もある、と非常にピーキーな性能になっている。
『クライマックスヒーローズ』
1作目から仮面ライダーディエンドが召喚するライダーとして登場。
3作目『オーズ』から他の龍騎のライダーと共にプレイアブルとして参戦。
サポートはジェノサイダーのみ。
『ライダージェネレーション』
ワールド1のボスとして登場。
条件を満たすとプレイヤーも使用可能。
『パズドラ』
仮面ライダーコラボで登場。
仮面ライダーコラボダンジョン(平成)で稀にドロップする。
演じた俳優
CV
- 『仮面ライダー龍騎』
- 『仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト』
- 『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』
- 『仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS』
- 『仮面ライダーディケイド』
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『仮面ライダーブレイブ〜Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!〜』
- 『仮面ライダージオウ スピンオフ PART2『RIDER TIME 龍騎』』
- 『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』
- 『仮面ライダーアウトサイダーズ』
- 『超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』
スーツアクター
- 『仮面ライダー龍騎』
- 『仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト』
- 『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』
- 『仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS』
- 『仮面ライダーディケイド』
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『仮面ライダージオウ スピンオフ PART2『RIDER TIME 龍騎』』
- 『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』
- 『仮面ライダーアウトサイダーズ』
- 『仮面ライダー龍騎』(代役)
- 『超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』
- 『ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』
- 『仮面ライダーブレイブ〜Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!〜』
テーマ曲
「王蛇」
その名もズバリ「王蛇」。だがあまり彼のシーンでは使用されなかった。
アレンジバージョンの「王蛇B」という曲もある。
「spinnin'around」
浅倉威のキャラソンともいうべき曲。
歌っているのは浅倉役の萩野崇氏。
激しいヘヴィメタ調の音楽をバックに浅倉自身の闘争本能自体を歌っている曲である。
「Needlenoise」
VideoHelperのライブラリー音源。流用曲であるため『龍騎』のサウンドトラックには収録されていない。
王蛇の変身・戦闘シーンで汎用的に使用された。
「変身!」
劇場版用録音の劇伴。本編後半では王蛇の戦闘シーンで使用されることが多かった。
余談
- 史上初のコブラ(蛇)モチーフのライダーである。
- デッキ編成や「ライダーバトルを活性化させる目的で投入された」経緯を踏まえると元々王蛇その物がライダーバトルにおいてより積極的に他のライダーを打ち倒す「パニッシャー」の役割を帯びた存在なのではないかとも推測されている。一方でカードの構成を見ると契約カードが3枚もあってガードベントも無いことから明らかに召喚しながら戦うことを想定した作りになっており、デザインも相まって元々は「召喚士」ポジションのライダーだったのでは?とも考えられている。その為ハズレデッキだったとも言われているが、浅倉は戦う際ソードベントを多用しており、接近戦を主としていた為この様なイメージが湧かなかったものと思われる。
初代仮面ライダーに登場したコブラ男がデザインの裏モチーフとなっている。
- 『RIDER TIME 龍騎』『MOVIEバトルロワイヤル』『仮面ライダーアウトサイダーズ』などでも岡元次郎がスーツアクターを担当したが、岡元氏の体格が年々ゴツくなっていることが原因で、2002年当時と比較するとスーツがかなりパツパツになり、特にお腹周りが目立ってしまっている。
関連タグ
浅倉威 ベノスネーカー ジェノサイダー ベノクラッシュ ドゥームズデイ
サブライダー ダークライダー バイオレットヒーロー 紫の悪魔 絶対悪
近くにいたお前が悪い:超有名なネタ。
レジェンドライダー関連
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○号ライダー