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ジュカインの編集履歴

2023-02-18 09:40:01 バージョン

ジュカイン

じゅかいん

ジュカインとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

ずかんNo.0254
英語名Sceptile
ぶんるいみつりんポケモン
タイプくさ
たかさ1.7m
おもさ52.2kg
とくせいしんりょく / かるわざ隠れ特性

他言語版の名称

英語Sceptile
イタリア語Sceptile
スペイン語Sceptile
フランス語Jungko
ドイツ語Gewaldro
韓国語나무킹
中国語蜥蜴王

進化

樹

キモリジュプトル(レベル16)→ ジュカイン(レベル36)→ メガジュカインメガシンカ、ジュカインナイト)


概要

『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第三世代)に初登場したポケモン。

ジュプトルの時期より爬虫類っぽさが増した外見になった。名前の由来は「樹海」と思われる。メディア的にはジュプトルのほうが目立っていた時期が長く、やや不遇な一面がある。


草御三家としてはドラゴンに近い割とオーソドックスな外見で(実際ドラゴンタイプの素養を秘めていた)、そのスタイリッシュさから根強い人気を博している。


密林では無敵の強さを誇るポケモンで、後ろや頭上からの敵の隙を突いた攻撃が得意。腕の葉っぱの切れ味を持ち、大木をも容易く斬り裂く。

その一方でを大切に育てる優しい一面もあり、背中には栄養分を貯めた黄色いを6つ付けている。


初登場の「ルビー・サファイア」ではグラフィックが不評だったが、世代を追うごとに徐々にスマートになっていき、現在ではかなり落ち着いた感じになっている。そもそもドット絵のグラフィックが良くなかっただけで公式立ち絵やアニメ版では普通にかっこいいという声も当時から多かった。


ゲームにおける特徴

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ
70856510585120

それまでのくさタイプ御三家がレベル32での進化なのに対し、このポケモンは初めてレベル36での進化となった。

また、くさタイプ御三家の最終形態では数少ない二足歩行であり、合計種族値もくさタイプ御三家では最も高い。この2点はカロス御三家であるブリガロンにも共通する。


御三家最終形態ではマスカーニャゲッコウガに次ぐ素早さを持ち、くさタイプとしてもヒスイマルマインシェイミスカイフォルム・マスカーニャに次ぐ。

メガシンカ形態であれば、当時最速のシェイミすら上回る素早さを得ることが可能。


特攻も高く、現在に至るまでくさタイプ御三家では最も高い。

一方で防御・特防は低く、耐久数値だけ見ればマニューラとほぼ同じレベルという、分かりやすい速攻型のポケモンである。


くさタイプとしては珍しく粉系の補助技を一切覚えず、くさらしい補助技というと「やどりぎのタネ」や「くさぶえ」くらいしかない。

その代わりくさの中でもそこそこ攻撃技に恵まれており、特殊技では「エナジーボール」「リーフストーム」「りゅうのはどう」「きあいだま」などを覚えられる。

特に「きあいだま」を覚えられるおかげで、特殊型でもはがねタイプで止まらないのは大きい。折角メガシンカでドラゴンタイプ追加されるのだが、特殊メインのアタッカーのほぼ必須技の「りゅうせいぐん」が覚えられないのが致命的に辛い。結局メガシンカのある時代の間は解決されなかった。


二足歩行の性か物理技も多く覚え、「リーフブレード」「じしん」「いわなだれ」「かみくだく」「かみなりパンチ」「シザークロス」と、特殊技を凌ぐレパートリーを誇る。

つるぎのまい」も覚えられ、「こうげき」も低くはないので物理主体でも十分戦えるのが強み(というか物理技を使わないとジュカインをシナリオで使う事はかなり難しい)。

なお、元々「リーフブレード」はジュプトル・ジュカインの固有技として登場した。元々くさは特殊技だったためステータスもそれに合わせた格好になったが、第4世代で物理技になってしまったため、ステータスとの噛み合わせがやや悪くなった。


主な戦法としては、リーフストームの撃ち逃げ、「みがわり」で「ヤタピのみ」としんりょくを安全に発動させるもの、「みがわり」とやどりぎのタネを組み合わせる所謂「やどみが」、「つるぎのまい」「りゅうのまい」からの物理型などがある。

メガシンカもできるが弱点や耐性、特性ががらりと変わり、色々な持ち物と相性が良い為、敢えてしないまま戦っても十分強い。


だが登場当初こそ高い使用率を誇っていたものの、世代を経るにつれて相対的に弱化し、現在ではホウエン御三家同期の中で使用率が1匹だけ取り残されてしまっている。

そもそもくさタイプ自体がアタッカーに不向きで、よほど攻撃能力が高いか有用な補完技を覚えられるかしなければまともに戦えない。


最大の問題点は、攻撃よりも特攻種族値の方が高いのにくさ技を除く特殊サブウェポンが圧倒的に少ないこと。残念ながら「きあいだま」ではどくひこうむしに何もできず(加えて命中率もかなり不安定)、「りゅうのはどう」もメガシンカしなければ弱点を突きづらいため採用価値が薄い。剣盾ではメガシンカと「めざめるパワー」が廃止され、より技不足が露呈してしまった。ダイマックスによるサブウェポン効果が高速特殊アタッカーに噛み合わない点や、とくこうを上げる積み技がないのも難点。

かといって物理型にしようにもライバルはごまんといる上にこうげきが100に届かない。一応すばやさは高く積み技も使えるが、高耐久相手には返り討ちに遭いかねない。そもそも自身が低耐久なので、積んでいる間にやられてしまう危険性だってある。「じしん」や「いわなだれ」で相性補完が利きやすいことだけ救い。

粉技を覚えないのも致命的で、苦手な相手が出ても足止めすることが難しい。

高いすばやさについても、高速で仕事をしようにもあくタイプ以外に先制で仕事できるエルフーンの影がちらつく上に「あまのじゃくジャローダという火力と耐久と速さを兼ね備えたポケモンまで出る始末。


上記の問題の根本は第四世代から技ごとに物理・特殊で分かれるようになった際、ジュカインの技の多くが物理に分類されてしまったことにあるのだが、何故かその後に覚える新技も物理技が中心になってしまっている。同期のバシャーモやラグラージは世代を経るごとに種族値や特性、世代ごとの環境に噛み合った技をどんどんもらっているだけに、ますますもどかしい。せめてだいちのちからねっさのだいちパワージェムメテオビームなど、補完に優れたいわじめんの特殊技を覚えればよいのだが。


とはいってもただ特殊技の範囲やレパートリーが増えるだけだと根本的な問題は解決できず、同時にくさタイプがアタッカーに向いていないというのも問題になると同時に単タイプアタッカーの抱えがちな主力技の範囲が狭い点が課題になる。特殊な例尖りすぎたステータスを除き基本的に低耐久のアタッカーはタイプが少ないと単純にタイプ一致技が一つに絞られてしまい、それ一本で戦うことを決めた一点特化ポケモン以外はそれだけでタイプが無いだけでかなり不利になってしまう。単なるアタッカーでは復権は厳しく埋もれる未来がほぼ決まるのが辛い。

なので現状では多少範囲が改善されても、優れた火力と耐久を持つフシギバナや、素早さと技範囲により優れ強力な特性を持つマスカーニャがライバルになると思われるため、とにかく使い勝手の良い変化やジュカインというポケモンにしかできない個性が欲しいところ。


なお、アニポケ御三家における先輩後輩が出ている以上

『最強くさタイプが来るならジュカインだろう』と噂されている。


隠れ特性は「かるわざ」。

元々が早いので素早さが2倍になったところで無駄に思えるが、「おいかぜ」やスカーフ持ちの上を取りやすいので出番がないわけではない。

登場したBW時代当時は「ひこうのジュエル」からアクロバットを使ってもよかったが、現在この戦法を取ることはできない。

現在はフィールド展開持ちと合わせてシード系アイテムを消費して「かるわざ」を発動するというコンボが主流となっている。

単体で安全に発動させるなら「しろいハーブ」を持って「リーフストーム」を使うのがよい。


ちなみにホウエン御三家で唯一、最終進化しても単タイプのままである(メガシンカすると追加される)。イッシュ御三家のエンブオーとは正反対である。


使用トレーナー

ゲーム版

※1 キモリを選んで進化させた場合

※2 ライバルとしては、主人公がミズゴロウを選んだ場合

※3ポケモンマスターズでのバディー

※4バトルツリー


アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンGO

他の草御三家の例に漏れず、進化前のキモリが結構出現してくれるのでアメを集めやすく、育成の難易度が低め。ごく稀にジュプトルやジュカイン自身も野生で出現する。

通常技は「れんぞくぎり」、「タネマシンガン」、

ゲージ技は「リーフブレード」、「ハードプラント」、「つばめがえし」、「じしん」、「ドラゴンクロー」を覚えられる。

リーフブレード」は1/3ゲージ技でゲージ回転率が高く、威力も70あり強力。通常技もゲージを貯めやすい物を完備しており、ゲージ技の回転率に特化したポケモンとなっている。(ジム、レイドでは相手の攻撃を回避しやすいれんぞくぎり、トレーナーバトルではアプデでバークアウト並みのゲージ回収力を得たタネマシンガンがおすすめ。)

この特徴を活かし、通常技でゲージを貯めつつ、ひたすらリーフブレードを撃つ戦法が強力。コミュニティデイ限定技だがより威力の高いハードプラントも良い。一致技以外では、苦手なタイプのポケモンに対抗できる技を色々覚えられるので、技解放をして2つ目のゲージ技として覚えさせておくとより強力。

一方で原典同様に耐久が低く、ジム防衛は不向き。ジム、レイド戦で回避をミスったり、トレーナーバトルで相手のゲージ技を被弾したりするとかなりのダメージを受けるので注意。


『ポッ拳』

2015年12月10日、『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』にて通算11番目のファイターとして参戦することが発表され、翌週17日のバージョン"L09"を以て開放された。ジュナイパーが参戦するまでは、バトルポケモンで唯一のくさタイプだった。

  • タイプ:スピード
  • バーストアタック:夢想・樹海新生

スピードタイプだけあって火力は控えめだが、時間差で効果を発揮する設置技を数多く持ち、相手を追い詰めつつじわじわと体力を削る持久戦を得意とする。

その他にも、相手の体力と共鳴ゲージを吸収する遠距離投げのギガドレイン、一定時間無防備になる代わりに成功すれば体力と共鳴ゲージを回復させられるバックシュート:生育、攻撃力が下がるものの、共鳴ゲージを増やしながら大ダメージを与えられる対空投げ技リーフストームなど、個性的かつトリッキーな技を多数有する軽業師。

反面、それらの技はトリッキーゆえ扱いづらいものも多い。また相手と密着しての殴り合いでは単発火力の無さで力負けすることも多く、遠くまで届く飛び道具もないため、間合いの調節が難しい。やや上級者向けのキャラといえよう。

共鳴バーストするとメガジュカインにメガシンカ。各種攻撃にりゅうのいぶきへの派生が追加され、投げ技の威力が上昇、さらに設置攻撃の弾数や攻撃のタイミングも変化し、積極的な攻撃にも強くなる。

同キャラ(ミラー)戦では、通常・共鳴時共に緑の部分が濃紺に変化する。

一部の技は吉光が元ネタ。



アニメ版

  • テツヤのジュカイン
    • CV:阪口大助
    • アニメで初登場した個体。AG編第127話にて、キンセツシティ出身の長靴を履いたニャースのトレーナー・テツヤの手持ちで、みきりを使ったヒット&アウェイ戦法を使う。サトシ戦ではソーラービームにより一撃でオニゴーリを倒すが、自身もれいとうビームで一撃で倒れてしまい試合開始4秒でダブルノックアウトする。

サトシのジュカイン

ジュカサトオオオオオ

CV: うえだゆうじ

AGにおけるサトシのエースポケモン。風来坊のように加えた木の枝がトレードマーク。木の枝は進化する度に変えている。詳細はこちら


  • ショータのジュカイン

ポケモントレーナーのショータが勝負をしかけてきた。

  • CV:うえだゆうじ(サトシのジュカインと同じ)
    • XY編にて、新人トレーナー・ショータの最初のポケモンであるキモリが登場し、同第75話でジュプトルに進化する。ショータ自身がキモリをジュカインに進化させ、更にメガシンカさせることを夢としており、XY&Z編OP『XY&Z』にてメガジュカインが登場したため、その夢が実現する可能性が高まっていた。
    • そして同第13話でジュカインに進化して登場し、同33話のカロスリーグ準々決勝でメガシンカを初披露、ショータを準決勝へと導いた。メガストーンは首に巻いたスカーフの留め具として身につけている。
    • 同第34話、35話で行われた準決勝ではショータの6体目として登場し、サトシのピカチュウゲッコウガと対戦する。このバトルはスタッフの気合いが込められた一戦となっているので、未視聴の方には是非お勧めしたい
    • 最終的な使用技はリーフブレードリーフストームハードプラントドラゴンクロー。サトシの個体と違ってあまり積極的に攻めず、リーフストームとハードプラントを用いたカウンター戦術が軸。

その他

  • 本編のサイドストーリーを描いたオリジナルアニメ『ジェネレーションズ』では、ユウキ(トレーナー)の手持ちとして登場している。
  • 『最強メガシンカAct2』ではイメージではあるが、メガシンカで登場している。

漫画版

『ポケットモンスターSPECIAL』

エメラルドのジュカイン

・性別:♂

・特性:しんりょく←→ひらいしん  ・性格:せっかち

  • オダマキ博士が研究していたポケモン。第4章において、エメラルドに渡す約束の当日にグラードン・カイオーガによる大災害で大海原にオダマキ博士のバッグに入っていたポケモン図鑑と共に流されてしまったが、ミツルに助けられ一時手持ちに。
  • 「空の柱」での修行中で野生のサマヨールと戦った時にジュプトルに進化し、頂上でレックウザを解き放った際に再びはぐれてしまい、野生化してジュカインに進化した。
  • ガイル・ハイダウトに捕獲され、バトルフロンティア襲撃の布石としてレンタルポケモンに紛れ込まされていたが、バトルファクトリーに挑戦していたエメラルドがレベル50限定のバトルにも拘らずレベル51であったことを見抜き、"どくばり"で暴走させられたのを彼に救われてやっとのことでエメラルドの初のパートナーとなった。
  • 当初は以前の記憶を失っていたようだが徐々に記憶を思い出し、ルビーに自分とミズゴロウ(ZUZU)のどちらかを選ばれる際に「緑の方よりはマシ」と侮蔑された事も思い出したこと再会したルビーに何度も逆襲している。
  • その後の修行により、「草の究極技・ハードプラント」を習得し、レッドのフッシー(フシギバナ)・クリスタルのメガぴょん(メガニウム)と共に放った。
  • 料理も上手く、ウソッキーと競い合った事もある。
  • 第13章では修行により、メガジュカインへのメガシンカに成功する。

『赤き情熱と藍き英知』

双子の主人公の弟・アルファの手持ちとして登場。


関連イラスト

ホウエン御三家はいいぞぉ!ジュカイン

ジュカインジュカイン


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RSE ORAS

ポケモン一覧 くさタイプ キモリ

リーフブレード


0253.ジュプトル0254.ジュカイン(メガジュカイン)→0255.アチャモ


ホウエン御三家・最終形態


草御三家・最終形態


トカゲ仲間

トカゲ御三家

ほのおタイプヒトカゲ/リザード/リザードン

みずタイプメッソン/ジメレオン/インテレオン

カクレオン エリキテル/エレザード

ヤトウモリ/エンニュート モトトカゲ


メガシンカでドラゴンがつく仲間

リザードン/メガリザードンX

デンリュウ/メガデンリュウ


同くさ単タイプ

モンジャラ/モジャンボ

チコリータ/ベイリーフ/メガニウム キレイハナ ヒマナッツ/キマワリ

タネボー キノココ サボネア

ナエトル/ハヤシガメ チェリンボ/チェリム マスキッパ リーフィア シェイミ(ランドフォルム)

ツタージャ/ジャノビー/ジャローダ ヤナップ/ヤナッキー チュリネ/ドレディア マラカッチ

ハリマロン/ハリボーグ メェークル/ゴーゴート

カリキリ/ラランテス アマカジ/アママイコ/アマージョ

サルノリ/バチンキー/ゴリランダー ヒメンカ/ワタシラガ

ニャオハ/ニャローテ カプサイジ


その他

樹海/密林/ジャングル ヤモリ アサシン 新緑

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