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ニチアサキッズタイム

にちあさきっずたいむ

テレビ朝日系列にて日曜日の朝8時半から10時までの子ども向け番組が放送されている時間帯に付けられた通称。
目次 [非表示]

はじめに(編集前に必ずお読みください)

近年、ニチアサ関連の作品記事は、コアなファンによる過熱した記事執筆により特に編集合戦が起こりやすくなっています


最新話までのネタバレや各キャラクターの評価に始まり、記事の過剰な細分化、共通点のある作品リンクの乱立、親記事による区分を巡っての論争といった事が問題となっている為、編集の際は下記に提唱された内容も踏まえての作成をお願い致します。また、こちらの記事にも目を通していただくようお願いします→解禁前につき無断転載禁止


記事の作成について

「情報解禁前につき無断転載禁止」と書かれた玩具取扱店・業者向け資料(カタログ)或いは児童雑誌、これらの情報を「ネタバレ」と称して無断で転載しているブログ等から記事を作成すること、またはそこからの情報加筆はお止めください。

名前だけでも新形態や新ライダー、新アイテムについての特徴、また変身者についての示唆となりネタバレになります。

名前1つをとっても公式からすれば本来の手段では得られないはずの未公開情報です

新規作成についてはマナー・モラルを重視し、公式での登場のアナウンス(テレビ本編での登場後)・公式ツイッターや公式サイトでの情報解禁後にするようお願いします。登場時期未定の段階で玩具情報や児童誌・情報誌による情報公開が先行した場合も登場時期未定のネタバレ情報になる事例が多い為、雑誌での情報公開に合わせ早期に記事作成をするのはお止め下さい。

情報を知らない人にとっては初見での楽しみが失われる迷惑行為になります。ネットマナーを留意した編集をお願いします。


リンクの追加について

迷惑行為こじつけとみなされる可能性が高いことや、過去の事例から当サイトでの取り扱いは非常に困難と判断し、以下の場合を除き記事内にシリーズ内外問わず(ニチアサ、コンパチ関連も含む)記事対象のものとは違う他作品との関連付けを行う行為は原則として禁止とします。

  • 前作・次回作関連
  • 公式コラボ関連
  • 「キャラクターAはキャラクターBがモデル」「作品Cは作品Dを意識している」「作品Eの〇〇は作品Fの△△のオマージュ」など公式が影響について言及している
  • 「『作品G』に登場するキャラHについてはこちら→キャラH(作品G)」のような曖昧さ回避に関する記述が必要な場合
  • 他作品のパロディになっている箇所の元ネタを解説したい時

これに当てはまらない記述を見かけた場合、削除していただくようご協力をお願いいたします。


以下は場合によっては白とみなされる可能性があるパターンです。ただしあまりにも蛇足と判断された場合は黒とみなされ削除される可能性があります。これに当てはまる場合、コメント欄などで話し合ってから追加することを推奨します。

  • 加筆するべき一覧記事がない
    • 例:「時計モチーフの怪人一覧(仮)」という記事がない場合に限り、時計モチーフの怪人の記事に歴代時計モチーフの怪人のリンクが追加できる
  • 外部コミュニティで話題になったネタ
    • 例:pixiv以外のSNSで話題になった比較ネタ
  • その他常識の範囲内にとどまった追記
    • 例:演者の周辺人物や、監督が手掛けた過去作、キャラが持っている属性、記事のエッセンス程度に他作品のネタを入れるなど

リンク追加により炎上などの問題が発生しても、当サイトは一切責任を負いません。


概要

東映アニメーションのプロデューサー、鷲尾天テレビ朝日系列(フルネット24局)の日曜日の朝(6:30〜9:00)の子ども向け番組が放送されている時間帯の通称として名付けたのが始まり。2007年から2010年まで使われた。視聴者からは単に「ニチアサ」と呼ばれることが多い。


先行して2003年9月28日にスタートしたスーパーヒーロータイムもこの時間帯の一部となっているが、スーパーヒーロータイム+プリキュアの画像でも、「スーパーヒーロータイム」タグが使われることが多い。


2011年からしばらくの間続いた6:30〜7:00枠は正式にはニチアサキッズタイムには含まれないのだが、本記事では現在消滅した6:30〜7:00枠もニチアサキッズタイムの1つとして扱う。


視聴者の間の非公式な呼び方としては、他局の日曜午前にオンエアされるアニメまでを含んで呼ぶことも多い。そちらに関してはニチアサを参照の事。


当初シリーズ構想のかけらも無かったプリキュアシリーズは、5年目まで人気の変動が激しくその度に作品ベースの変更、世界観を変更する等の試行錯誤を余儀無くされていたが、作品毎1年単位での放送が決定した6年目以降は、安定した人気・販促で推移している。


製作面でもゼロからシリーズ構想を練る等の負担が軽減され、スタッフの負担軽減にも繋がる(シリーズのベース設定を基に作品を作るだけで済む)。


一方で長期固定化によるデメリットも生まれている(詳細は下記「長期化とデメリット」を参照)。


歴史

前史

テレ朝系日曜日の朝に子供向け番組が放映されるようになった背景として、1978年4月12日から9:30〜10:00に人形劇の『ウルトラ千一夜大冒険! 走れアリババ』(せんだみつお主演)の放送が開始されたところから始まる。以降この枠ではハウスこども劇場藤子不二雄作品、メタルヒーローシリーズが1989年3月まで放送された。また、1979年4月8日から1980年3月30日までは8:30〜9:00に『ドラえもん』が放送されていた(この後1980年4月6日から1981年9月27日までは9:30〜10:00で放送し、1981年10月2日から2019年9月6日までお馴染みの金曜19:00〜19:30で放送。2019年10月5日からは土曜17:00~17:30で放送中)。


1984年10月7日、当時土曜19:00〜19:30に放送されていた『とんがり帽子のメモル』(朝日放送(ABCテレビ)・東映動画(現・東映アニメーション)枠)が第31話から8:30〜9:00に移動。『題名のない音楽会』を挟んで子供向け番組が放送されるようになった。


1989年4月2日、当時9:30〜10:00に放送していた『機動刑事ジバン』(メタルヒーローシリーズ)が第10話から8:00〜8:30に移動。これでテレビ朝日系列(フルネット局)の日曜朝8時台は子供番組枠に転換された。


1997年4月6日、当時金曜17:30〜17:55(岩手朝日テレビ新潟テレビ21北陸朝日放送山口朝日放送鹿児島放送では時差ネット)に放送されていた『電磁戦隊メガレンジャー』(スーパー戦隊シリーズ)が第8話から日曜7:30〜8:00に移動。7:30〜8:30での特撮2枠体制(後の「スーパーヒーロータイム」枠)が確立する。


1998年4月5日、当時土曜17:00〜17:30に放送されていた『Bビーダマン爆外伝』(メ〜テレサンライズBNP枠)が第8話から日曜7:00〜7:30に移動。4枠体制が確立する。


2004年2月1日、8:30枠にてプリキュアシリーズ第1作『ふたりはプリキュア』が放送開始。「ニチアサキッズタイム」の原型が出来上がる。


「ニチアサキッズタイム」成立後

ゾーンタイトルとしての「ニチアサキッズタイム」の枠名は2007年3月4日から2011年1月30日(『ハートキャッチプリキュア!』終了日)まで設定され、これ以降テレ朝系日曜朝の子供番組ゾーンが「ニチアサ」と呼ばれるようになった。

ただし、当初は山形テレビ静岡朝日テレビは参加していなかった。これはいずれの局も地元スポンサーによるローカル番組を日曜朝8時台に設定していたためで、後述の「合体スペシャル」にも参加せず通常のOP・EDを放送した。2009年4月改編でその番組の放送日時を移動したことで、これら2局も参加し、ついにテレビ朝日系列フルネット24局の4枠連続同時ネットが実現。


2011年4月3日、当時火曜19:27〜19:54に放送されていた『デジモンクロスウォーズ』(テレビ朝日・東映アニメーション枠)が、全国ネットのまま第31話(第2期)から日曜6:30〜7:00に移動。(非公式を含めた)5枠体制が確立する。


2016年4月3日の『ワールドトリガー』の終了をもって、日曜6:30〜7:00枠は廃止(関東・北海道・秋田・山口・長崎・大分・鹿児島は同枠がスポーツニュース番組へ移行)となり、日曜7:00~9:00までの4枠体制に戻る。


2017年10月1日より、テレ朝・ABC・メ〜テレの3局共同制作の報道ワイド番組『サンデーLIVE!!』が日曜5:50~8:30(一部地域6:20飛び乗り)に組み込まれたため、ニチアサが日曜8:30~10:00に繰り下げられたうえ、3枠に短縮(メ〜テレ・BNP枠廃止/仮面ライダーシリーズは9:00枠、スーパー戦隊シリーズは9:30枠に移動)。これにより、日曜9:30~10:00枠が28年半振りに特撮枠に変更となった。


合体スペシャル

2007年から2010年までの間、「ニチアサキッズ合体スペシャル」と題し、年に2〜3回(主に4月・10月)4枠のOP・ED(炎神戦隊ゴーオンジャーはED後のミニコーナー)を使った合同キャンペーンが行われていた。


2013年にも「5番組合同早起きプレゼント」という名で、6:30〜7:00枠も含めた5枠で合同キャンペーンが行われた。


ニチアサクラスタ

SNSでは日曜朝になると実況を始める所謂⑺「ニチアサクラスタ」もいる。ニチアサクラスタが広まるようになったきっかけは『仮面ライダーオーズ』で、avex movieはtwitterのハッシュタグとして「#KAMENRIDER #ooo」を推奨していたのだが(当時は日本語タグ未実装)、「#ooo」というハッシュタグは OpenOffice.org がずっと利用していたもので、OpenOfficeについて語っていた海外のTwitterユーザーは、突如として増加した日本の特撮ファンによるツイートに困惑する事態が発生した。その為、代わりとして「#nitiasa」のタグが利用されることになった(ヘボン式でないのはスパム避けのために訓令式を使う習慣があるため)。


現在放送されている番組

2024年3月3日から仮面ライダーガッチャードが終了するまでの番組一覧。

時間帯番組名シリーズ名備考
8:30〜9:00わんだふるぷりきゅあ!令和プリキュアシリーズ東映アニメーション/ABCテレビ
9:00〜9:30仮面ライダーガッチャード令和仮面ライダーシリーズ東映/テレビ朝日枠 スーパーヒーロータイム前半枠
9:30〜10:00爆上戦隊ブンブンジャー令和スーパー戦隊シリーズ東映/テレビ朝日枠 スーパーヒーロータイム後半枠

過去に放送されていた番組

長期シリーズ(仮面ライダースーパー戦隊プリキュア)

No.仮面ライダーシリーズスーパー戦隊シリーズプリキュアシリーズ
平成仮面ライダーシリーズ平成スーパー戦隊シリーズ平成プリキュアシリーズ
1-電磁戦隊メガレンジャー(1997-1998)-
2-星獣戦隊ギンガマン(1998-1999)-
3-救急戦隊ゴーゴーファイブ(1999-2000)-
4仮面ライダークウガ(2000-2001)未来戦隊タイムレンジャー(2000-2001)-
5仮面ライダーアギト(2001-2002)百獣戦隊ガオレンジャー(2001-2002)-
6仮面ライダー龍騎(2002-2003)忍風戦隊ハリケンジャー(2002-2003)-
7仮面ライダー555(2003-2004)爆竜戦隊アバレンジャー(2003-2004)-
8仮面ライダー剣(2004-2005)特捜戦隊デカレンジャー(2004-2005)ふたりはプリキュア(2004-2005)
9仮面ライダー響鬼(2005-2006)魔法戦隊マジレンジャー(2005-2006)ふたりはプリキュアMaxHeart(2005-2006)
10仮面ライダーカブト(2006-2007)轟轟戦隊ボウケンジャー(2006-2007)ふたりはプリキュアSplash☆Star(2006-2007)
11仮面ライダー電王(2007-2008)獣拳戦隊ゲキレンジャー(2007-2008)Yes!プリキュア5(2007-2008)
12仮面ライダーキバ(2008-2009)炎神戦隊ゴーオンジャー(2008-2009)Yes!プリキュア5GoGo!(2008-2009)
13仮面ライダーディケイド(2009)侍戦隊シンケンジャー(2009-2010)フレッシュプリキュア(2009-2010)
14仮面ライダーW(2009-2010)天装戦隊ゴセイジャー(2010-2011)ハートキャッチプリキュア(2010-2011)
15仮面ライダーOOO(2010-2011)海賊戦隊ゴーカイジャー(2011-2012)スイートプリキュア(2011-2012)
16仮面ライダーフォーゼ(2011-2012)特命戦隊ゴーバスターズ(2012-2013)スマイルプリキュア(2012-2013)
17仮面ライダーウィザード(2012-2013)獣電戦隊キョウリュウジャー(2013-2014)ドキドキ!プリキュア(2013-2014)
18仮面ライダー鎧武(2013-2014)烈車戦隊トッキュウジャー(2014-2015)ハピネスチャージプリキュア!(2014-2015)
19仮面ライダードライブ(2014-2015)手裏剣戦隊ニンニンジャー(2015-2016)Go!プリンセスプリキュア(2015-2016)
20仮面ライダーゴースト(2015-2016)動物戦隊ジュウオウジャー(2016-2017)魔法つかいプリキュア!(2016-2017)
21仮面ライダーエグゼイド(2016-2017)宇宙戦隊キュウレンジャー(2017-2018)キラキラ☆プリキュアアラモード(2017-2018)
22仮面ライダービルド(2017-2018)快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー(2018-2019)HUGっと!プリキュア(2018-2019)
23仮面ライダージオウ(2018-2019)騎士竜戦隊リュウソウジャー(2019-2020)スター☆トゥインクルプリキュア(2019-2020)
令和仮面ライダーシリーズ令和スーパー戦隊シリーズ令和プリキュアシリーズ
1仮面ライダーゼロワン(2019-2020)魔進戦隊キラメイジャー(2020-2021)ヒーリングっど♥プリキュア(2020-2021)
2仮面ライダーセイバー(2020-2021)機界戦隊ゼンカイジャー(2021-2022)トロピカル〜ジュ!プリキュア(2021-2022)
3仮面ライダーリバイス(2021-2022)暴太郎戦隊ドンブラザーズ(2022-2023)デリシャスパーティ♡プリキュア(2022-2023)
4仮面ライダーギーツ(2022-2023)王様戦隊キングオージャー(2023-2024)ひろがるスカイ!プリキュア(2023-2024)

放送休止日と放送回数

ちなみに各番組とも、大体年に3~4回程放送を休むため枠が成立しないことがある。6月第3日曜日と、6月下旬~7月上旬にに全米オープンゴルフ(3日目:現地時間では土曜日)、11月第1日曜日に全日本大学駅伝対校選手権大会の生中継があり、12月最終週から翌年1月第1週にかけては年末年始編成となるためである。よって放送時期は4クール(1年。1クールは13週)だが、52話より少ないことがほとんどである。平成仮面ライダーシリーズとプリキュアシリーズは48〜49話前後、メ~テレ枠とスーパー戦隊シリーズは50話前後が多いが、2000年代後半からはスーパー戦隊シリーズが47~49話になる作品が出てきており、逆に平成仮面ライダーシリーズやプリキュアシリーズが50話に達することもある。尤も、2020年代に入るとテレビ朝日がこの時間のゴルフの放送権を手放したため、基本として休止週は11月の駅伝と年末年始のみとなった。


ちなみにスポンサーであるバンダイの商品展開の都合で番組改編時期が変則的という特徴もある。2008年までは全枠1月下旬から2月にかけての改編が基本だったが、同年よりメ~テレ枠のアニメが、2009年から仮面ライダーシリーズが9月に改編時期をずらすようになった。この2枠は2013年から2014年にかけて改編時期を一般的な10月改編に変更した(「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」は例外)が、2017年の放送枠移動後は仮面ライダーシリーズが9月改編に戻った。


また、「夏の甲子園」こと全国高等学校野球選手権大会はNHKが全国放送で全試合生中継を行っているが、関西圏(放送法令上は「近畿広域圏」と呼ぶ。兵庫県、大阪府など2府4県から構成)では朝日放送でも朝8時から全試合生中継を行うため、この時期だけ関西圏では遅れ放送になる


長期化とデメリット

ニチアサは4枠体制確立から20年以上の長寿枠に成長したのだが、裏を返せば長期化・シリーズの固定化によるデメリットも多い。


  • 制作とスポンサーの固定が長期化したことでマンネリ化が発生しつつある

制作は東映系、スポンサーはバンダイの独占となっている。ビジネスが安定化しライバルの子供番組が次々と消えていった2010年代頃から、内容の極端なマンネリ化や玩具ありきの内容が批判されるようになり、あまりにも毎年やっているので作る方も飽きているのでは?と噂される。

メ~テレ枠当初のBビーダマン爆外伝タカラ(現・タカラトミー)、ニャンダーかめんトミー(現・タカラトミー)であったが、クラッシュギア以後はバンダイに入れ替わり、全盛期5枠だった頃は全てバンダイが独占していた時代もあった。


スポンサーはバンダイが独占している為、定番シリーズばかりの放送となり、2016年と2017年の相次ぐニチアサ縮小や時間帯移動等、昨今のテレビ朝日のアニメ・特撮の保守化と合いなり、玩具売上の兼ね合いからシリーズ一時休止や新シリーズの導入を困難にしている。

なお、東映アニメーションは2017年12月にバンダイナムコホールディングスが第三株主となった為さらにゴリ押しが効く様になり、朝日放送がABCアニメーションを設立し(プリキュアにも一応参加している)、深夜アニメ等に活路を見出したのもニチアサ縮小保守化と無関係ではないと言える。


制作は2017年10月以降、東映系が独占しておりかつてテレ朝系作品でおなじみだったサンライズも撤退した。


テレビ朝日の前身・日本教育テレビ(NETテレビ)は東映が大株主で、現在でもやはり大株主には変わりない。そのため当時放映されていたアニメ・特撮番組はほぼ全てが東映系制作だったことも東映が未だにテレビ朝日のニチアサ枠に影響力を与えている理由と考えられる。


  • シリーズの定着により様々な影響が発生している

昭和なら適度に世代交代を繰り返し、様々な作品を提供することもできたのだが、人気を判断するための要素が視聴率よりも販促が中心となった平成後半~令和の現在は「子供向け番組は少しでも販促面で人気があれば1年以上のシリーズものとする」のが常識となっていて、現在放送されているアニメは、深夜アニメを除き1年以上~数年程度(場合によっては10年以上)放送するのが当たり前となっている。結果、子供向けアニメ・特撮は数年単位で放送される作品(またはシリーズ)が頻発することになり、特にニチアサ枠は販促保持のためシリーズの打ち止めが困難な状況になっている。


また、ニチアサのシリーズ固定化は、市場規模が小さい女児向け作品の展開に多大な影響を与え、女児向け市場の寡占化が進む事になった(詳細はプリキュアシリーズの記事を参照)。


男児向けと女児向けが同居している弊害も目立つようになっており、2010年代以降「男児向け女児向けなどという区分は存在してはならない」といったようなポリコレの政治介入を受け、戦闘シーン等でも出血や生々しい斬撃技が避けられる、映像を女児向け番組に近いカラフルな色調にする、BL・百合的展開や女装等のシーンが頻繁に盛り込まれるなど、特撮の「男児・男性的」側面が次々と排除の憂き目にあっている。


  • 特番休止が度々発生する。

2013年以後、スポーツ中継以外にも映画放送やバラエティ等で特番休止が増加し話数が減ったこと、2017年秋のサンデーLIVE!!導入を期に特撮枠は一部地域ではフジテレビ系日曜朝9時台のアニメ枠(現在のアニメサンデー9)、更にテレビ東京系のある地域でも特撮・アニメの裏番組となり、激戦区になっている。


その影響か特撮番組は視聴率が低下しており、何らかの対処が望まれる一方、2016年秋よりプリキュアシリーズの裏番組に名乗りを上げたフジテレビ系日曜朝8時半のアニメ枠は2019年春に報道番組に戻している。


補足

もし8:30枠のプリキュアが前番組『明日のナージャ』と同様『ふたりはプリキュア』でコケて打ち切りになっていたら、その後番組以降も低視聴率で何度も作品が入れ替わる状態となり、最悪廃枠に追い込まれていたかも知れない。そして、仮面ライダー剣平成ライダーが終了または一時休止していたら、8:00〜9:00は史実の様なラインナップ固定による保守化も無く、適度な新陳代謝や世代交代が行われ、上記で述べた現在の様な惨状は無かったかも知れない。


それだからこそ歴史も人気もある訳だが。


Pixivとニチアサ

利用者の層の関係上、Pixivはサブカル関連のネタが非常に多く、ニチアサキッズタイム関連も例外ではない。実際に投稿されている作品やピクシブ百科事典内の記事は比較的充実している。

記事は非常に詳しくまとめられており、東映もこれを認知している様子。ニチアサ関連に詳しいサイトはPixivの右に出るものはないだろう。枠を飛び出した他作品への出張(コラボネタ)も盛んである。


ピクシブ百科事典では

2010年代はスーパー戦隊、仮面ライダー、プリキュアをまとめて1セットとする傾向が強かった。

ニチアサ魔術協会キュアビルドフワ諫など放送当時立てられた記事の多さからもそれがうかがえる。まれに数作品で内容がシンクロすることもあり、それもフォーゼ×スマプリ修学旅行リンクスーパーAIタイム8月12日ショックなどといった記事を立項するなどしてネタにされた。

主人公、敵幹部、ラスボス、アイテム、主題歌、その他諸々に至るまで「ニチアサ同期」としてまとめられており、それが半ばテンプレートになっていたのか疑問に思う声は挙がらなかった。さらにニチアサとは無関係な作品や現実世界の出来事の記事までも、「関連タグ」欄に仮面ライダーシリーズスーパー戦隊シリーズプリキュアシリーズのネタが「〇〇つながり」として雨後の筍のように乱立されるケースも目立ち(逆もまた然り)、連想ゲーム&大喜利化した関連タグ欄はある意味本サイトの名物でもあった。


が、2020年代に入るとPixiv内外問わずニチアサと他作品を絡めた記述が晒されて炎上したケースが急増。この件が多くの記事執筆ユーザーに重大な影響を与えたのか、スーパー戦隊、仮面ライダー、プリキュアを独立した作品として扱う傾向が強まり、上記のようなコラボネタに関する記事や記述も減っていった(個別タグ記事が少ないだけでコラボネタ自体は今までとほぼ変わらずに行われている)。

冒頭の注意書きを読めばわかるように、最新話までのネタバレや各キャラクターの評価に始まり、記事の過剰な細分化、共通点のある作品リンクの乱立、親記事による区分を巡っての論争などの醜さも目立つ。


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関連タグ

ニチアサ テレビ朝日 スーパーヒーロータイム 日曜日


ドアサキッズタイム


NUMAnimation ANiMAZiNG!!!:テレビ朝日系列の土曜深夜アニメ枠。前者はテレビ朝日制作、後者はABCアニメーション制作(ただし朝日放送テレビは幹事局担当)。ワールドトリガー続編はこの枠で放送されていることに。


ドリーム9フジテレビ系列で午前9時台から放送している東映アニメーション製作のアニメ枠。放送局は違うものの、過去のデジモンシリーズはこの枠で放送されていた。2017年10月からの放送では関東圏では裏番組。


全米オープンゴルフ 全日本大学駅伝


ここが甲子園の世界か… 製作局が遅れ放送という怪奇現象


外部リンク

ニチアサキッズタイムウィキペディア

テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメ:ウィキペディア

ニチアサキッズタイムニコニコ大百科

エンジョイDIY

※静岡ローカルで長年スーパーヒーロータイムを遅れネットに追い込んだローカル番組。何と戦隊経験者の一人が出演していた。

提言の広場

※山形ローカルで長年仮面ライダーシリーズを遅れネットに追い込んだローカル番組

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