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この場合の「第三」とは本来の目を「第一」、聴覚や嗅覚などを視覚の代用とする耳や鼻などの既存の知覚器官を「第二」として、それらとは全く違う新たな知覚、知覚器官を「第三の目」とするものである。

が、基本的にタグとしては三つ目キャラにおける左右の目とは別の三つ目の目玉の事である。


「第三の目」の概念

“内なる目”“松果眼”とも称される神秘主義や形而上学で扱われる概念。

多くの場合、直接認識、精神集中、幻視、透視、千里眼、予知、体外離脱に関連付けられ、また内なる世界や上位意識への扉として扱われる。また肉体的な特徴以上に、統一、均衡、事物の相対的把握、解脱、超越的英知、光の結晶、霊的意識、悟りを象徴するという。


シヴァの額の目や仏陀白毫、およびヨーガのアージュニャーチャクラがこれに当るとされる(白毫は正確には第三の目を模した毛)。シヴァの第三の目は炎のように輝いて全世界を照らし、仏陀の白毫も光を放って世界を照らすものとして語られる。中国に渡来した大乗仏教の影響を受け道教においても第三の眼を持つ神仙が語られるようになった。

ヘッドティカのように、第三の目を模したような装飾品も存在。


実在の生物

脊椎動物の一部には、頭頂部に本物の「第三の目」を持つものがいる。但し一般にイメージされるようなものではなく、どちらかと言うと「光センサー」に近く、当然、超能力を持っているというわけでもない。


元々脊椎動物の目は3つどころではなく、頭側部に2つ(外側眼)、頭頂部に2つ(頭頂眼)の計4つあったとされている。最初は頭頂眼によって外界の明暗を感知する能力を獲得し、後に外側眼によって「視覚」と呼べるほど高度な感知能力を獲得する方向に進化したという。

ただし、頭頂眼の1つは後に光の感知能力を失い、代わりにメラトニンという概日リズムを調節するホルモンを分泌する「松果体」へと変化していった(もっとも、スズメのように松果体に直接光が届くような動物の場合、未だに)。もう一方の頭頂眼についても、外側眼のように光を鮮明な像として認識できるような機能は持たず終いだったとされる。

現代ではほとんどの脊椎動物において頭頂眼は退化しているものの、ムカシトカゲトカゲヤツメウナギなどの一部の脊椎動物は今もなお頭頂眼が残っている。このうちムカシトカゲやトカゲのそれは、太陽の位置を測ることで体温調節や測位に利用していると言われている。


漫画・アニメでの扱い

早くから登場したのが手塚治虫のSFホラー漫画『三つ目がとおる』と思われる。

これ以降、「第三の目を持つ特殊能力者」の設定は割と頻繁に登場し、一時期それなりの派閥を形成出来たほどであった。


しかしながら、昨今は能力や身体的な特徴もバリエーションが増えたせいか、本設定を持つキャラクターの作成はやや沈静化している。

ウルトラセブンビームランプも、白毫引いては第三の目をモデルとしている。類似の器官を持つキャラクターは仮面ライダー怪獣にも多数存在。


第三の眼を持つ神仏


第三の眼を持つキャラクター

作品名50音順。大抵はに存在するケースが殆ど。

特別な力の証とされる事も多いが、単に異形感を出すための要素としているものも多い。


※ニコニコ大百科の「三つ目とは」にもまとめが存在


中二病患者 →邪気眼


別名・表記ゆれ

第三の眼 第3の目 第3の眼 サードアイ


関連項目

三つ目 邪気眼 魔眼 天眼 神眼

白毫 ムカシトカゲ ビームランプ 日の丸鉢巻 ヘッドティカ

多眼 単眼 異形 中二病 超能力 魔法

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