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概要編集

ポケモンSV』の最高難易度★7テラレイドバトル第19弾。

対象ポケモンはレベル100こおりテラスタルエンペルト

こおりタイプ最強レイドはこれで3回。また今回はシンオウ御三家が初めて最強レイドへ参戦となる。


開催日時は、2024年2月2日9:00 - 2月5日8:59、

2月9日9:00 - 2月12日8:59。


特殊行動編集

残り時間残りHP特殊行動
99%ゆきげしき・ふぶき
80%80%シールド
80%50%バフ解除
65%てっぺき
50%デバフ解除


対策編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
84868811110160530

内容を見た瞬間、多くのプレイヤーは戦々恐々したであろう。

特性は隠れ特性である「かちき」。

ご存知の通り、この特性のレイドは物理版「まけんき」を有するコノヨザルを始め非常に難易度が高い場合が多いが、これが☆7で襲来するのである。

普通にやればNPC厳選で周回時にかなりストレスが溜まることになるので、特性を打ち消せたり交換したりできるポケモンが適任となる。

言わずもがな、プレイヤーであってもかちきがある間のデバフ技は厳禁。サポート枠を出す場合はバフ技使いのみを出場させるか、とくせいを打ち消せるデバフ役の出場が望ましい。

流石に初手でバリアを貼られることはなかったが、開幕のふぶきで運悪く凍ってしまうこともあるので注意(特に足並みが揃いにくい野良であると、回復して特性を打消す前にバリア張られるなんてことも……)。


昨今のDLCによるテラピース入手等緩和や各テラレイドバトル対策方法といった情報面も発売当初に比べかなり充実した背景からなのか、かなり気合が入ったエンペルトに仕上がっている。


開幕から「ゆきげしき」による天候張り替えと必中となった「ふぶき」をこちらの行動前に撃たれるため、基本的にいかく持ちを引いたら即リセット推奨。


これで誰か1匹でも倒されるとほぼ確実に「バリア」を貼られる制限時間を満たしてしまう。「ふぶき」で凍ったor凍らなかったとしても、特攻が上がったままバリア状態の最強エンペルトを相手取るのは極めて困難。


例によってバリア破壊後は2回技を繰出す行動が発生するようになるが、バリアが破壊出来る頃合いが残りHP50%前後=デバフ解除も行うため、「かちき」は無力化したからといって最後まで余談を許さない立ち回りを求められる。


具体的にはテラス一致である「れいとうビーム」が2回も飛んで来た場合は当然「こおり」状態となりやすく、そのまま逆転される展開も起こり得る。


こおりタイプの弱点はほのおいわはがねかくとうであるが、ほのおといわは元のみず技で弱点を突かれてしまう。


技はなみのりラスターカノンれいとうビームくさむすび

各自1回ずつ使用のゆきげしきふぶきてっぺき


まず初手にゆきげしきとふぶきを連続で使用して来る。てっぺきも使うため、物理アタッカーはかなり厳しい。高威力のハイドロポンプではなく、命中率重視のなみのりを採用したため、あちらの攻撃が外れることを期待しない方が良い。


一方で特攻バフはかちき頼みであり、きんぞくおんは採用されなかったため、かちきさえどうにか出来れば特殊技による被害を抑えることが出来ると思われる。

逆にいえば10%の確率で特防を下げるラスターカノン以外はデバフ技を使わないので、奪ったかちきを当てとする戦法は非推奨


ちなみに味方NPCで相手の能力を下げる技・特性・技追加効果で相手の能力を下げる技のいずれも持っていないのはヘラクロス(メガホーン・かわらわり・ビルドアップ)、サーナイト(マジカルシャイン・サイコショック・いのちのしずく)、ドオー(どくづき、じだんだ、どくどく)、ノココッチ(ハイパードリル、ドリルライナー、へびにらみ)の4体だけである。


裏技扱いとなると思われるが、まずオフラインでNPC厳選し、オンラインとし適当な野良レイドで戦う(勝敗は問わない)ことで、NPCを固定することが可能。



お勧めポケモン編集

こおり弱点を突くほのお、いわは何れも弱点を突かれるため、かくとう・はがねタイプポケモンがお勧め。


アタッカー枠編集


落書きエルレイド


今回のレイドにおける最有力ポケモンの1体。

つるぎのまい+ドレインパンチを扱え、スキルスワップで相手のかちきを奪える。マジカルフレイムでデバフを掛けたり、「てっぺき」対策にせいなるつるぎを覚えさせドレインパンチとの打ち分けも良い。

懸念されていた「エアスラッシュ」は採用されなかったため、特性に関してはスキルスワップでどれを渡してもほとんど無問題なので不問。ただし、野良でポットデスやブラッキーなどのスキルスワップ要員と組む際はスキルスワップは厳禁(特にポットデス)。

エルレイド自体は各地の山に生息しているが、かなりの低確率なのでそうぐうパワーが必須。進化前から育成する場合は♂しか進化出来ない上進化前はかくとうタイプを持たないため、テラピースを消費するか結晶洞窟で運良く見つけなければならないのが難点。

なお、未来の姿ことテツノブジンは特殊耐久が低くラスターカノンで弱点を突かれる上スキルスワップは覚えるが自身の特性を相手に渡せないため非推奨。


またソロで挑む場合、味方にフワライドがいる場合は要注意。何故かというと、どういう訳か味方へ対しておにびを撃つことがあるためである。


テツノカイナ


今回のレイドにおける最有力ポケモンの1体。

はらだいこ+ドレインパンチで仕留めることが可能。

きあいだめでてっぺきを無視する芸当も可能。

懸念されたエアスラッシュが採用されていないため安定して戦える。

エレキフィールドによって特性を発動させることでさらに強化が可能であり、ソロでも大活躍する。当然、マルチプレイでテツノカイナが複数居た場合はまとめて強化することができる。

ただし、前提として特防種族値が低いので努力値を最大まで振っておくこと。でなければ、開幕のふぶきではらだいこ使用が危ぶまれる程削られる危険性がある(素早さが低いので、はらだいこしてドレインパンチを打つまで、特殊攻撃を連打されて倒される危険性も高い)。

ハリテヤマと違ってにほんばれを覚えないのは痛いが、あちらにはないつるぎのまいを覚えられるので、ターン数こそかかるものの消費を抑えることは可能である。

また、ソロの場合はNPC厳選が面倒なのも欠点である。バイオレット版限定なのも注意。


ラウドボーン


みずが弱点であるが、特性「てんねん」により「かちき」を無視出来、素でエンペルトよりも早いためにほんばれを先制で放てる。

今回のエンペルトは「ゆきげしき」を初回しか使わないため、弱点である筈の「なみのり」を等倍で抑え込めるため、「にほんばれ」は是非用意したい。

回復に関してもなまけるを覚えるので申し分なし。

バフ解除時にはまもるを使って凌ぐのがお勧め(またはとくせいガードを持たせるか)。

隠れ特性前提であるが、ホームを連携していれば隠れ特性のホゲータを入手出来るためある程度準備は容易い。

持ち物候補としては前述の通りバフ・とくせい消し対策のとくせいガードの他、攻撃へ集中するための回復目的のかいがらのすずフレアソング強化のためのもくたんのどスプレーなど、候補の幅広さは魅力的。

ただし、技を幅広く使う関係からメトロノームは非推奨。


なお、マルチプレイで特性変更持ちデバッファーがいる場合、てんねんの所為でその恩恵を受けられないことがある。その場合は、ある程度デバフを入れ終わった後で、自身の特性も変更して貰うことで解決できる(ただし、とくせいガードを持っていると変更出来ないので注意)。

しかし「にほんばれ」込みでもとくこうデバフを受けられず「なみのり」のダメージは痛いため、特防にはしっかり努力値を振ること。

特に野良レイドでは上記対策は望めないため、デバッファーがいに居るならこちらの選出を控える方が良い。


ミュウ


全の技マシンが使えるポケモン。最強のバシャーモでも活躍したスキルスワップも覚えられる。

さらにくろいきりも覚えられるので、最強のヒスイダイケンキで活躍したウツボットと同じ要領で

  • いかく持ちを引いた場合くろいきり→スキルスワップで脅威を排除(順番は逆でも可)→アシッドボム→はがねテラスタルからのラスターカノン

で戦える。

種族値もオール100族であり、決して低くない。

ただし、シンクロは味方に状態異常を狙うポケモンがいる場合は迷惑が掛かる点に注意。


息子ことミュウツーパワースワップスキルスワップで似たような動きは可能であるが、プレッシャーはガス欠の恐れがあり、きんちょうかんは木の実を持たせているプレイヤーに迷惑を掛けるので、やるとしてもソロ推奨。


なお、アルセウスは特性を消す手段を持たないので今回は留守番推奨。


むねんのつるぎ


むねんのつるぎによるドレイン戦法が主流。

つるぎのまいで攻撃面強化も可能であり、ひかりのかべも張れる。

元々種族値的に特防がそこそこ高く、にほんばれでほのお技強化と同時にみず技ダメージ軽減と凍り状態異常防止が可能。

また、クリアスモッグでかちきを発動させずに、ステータスをリセットさせることが可能なのも利点(いわわば、誤ってかちきが発動された際のリセット要員)。

ほのおタイプであるため、タイプ相性を重視する相手AIの関係上ラスターカノンを撃たれる可能性が限りなく低いため、特防を下げられる危険性もさらに低い。

素早さもエンペルトより早いのでむねんのつるぎを連打するだけでも、外的要因でかちきが発動しない限りはかなり安定する。

むねんのつるぎ(やクリアスモッグ)しか使わないのであればとつげきチョッキを持たせるのも手である。にほんばれやひかりのかべを使いたい場合は、おおきなねっこもくたんなどでむねんのつるぎを強化するのも手である。いっそ開き直ってこだわりハチマキメトロノームでむねんのつるぎをひたすら連打するなど、持ち物候補の幅広さは魅力。

バイオレット限定であるのが欠点。また、特性を打消す手段がないため、ソロで使用する場合はNPCの厳選が面倒なのも欠点である。


一方、スカーレット版限定グレンアルマは回復手段は乏しく、スキルスワップを覚えないので非推奨。ただし、マルチで特性打消し要員と組む場合はデバフやワイドガードで味方をなみのりより守る枠として活躍は可能。


ハリテヤマ

テツノカイナ同様「はらだいこ」からの「ドレインパンチ」で攻略可能。

火力やHPこそテツノカイナに劣るものの、適当に捕まえた野生のマクノシタをミントとっくん・努力値振りで補正・育成してやれば即戦力として投入出来るため、テツノカイナを入手しにくいスカーレット版では代用として比較的有用。

特性が「あついしぼう」であれば氷技を軽減可能。にほんばれも習得可能。

Lv.100までの必要経験値がテツノカイナと比べ物とならないくらい高いのが最大の弱点。

こちらもとくぼうが低いが、上述の理由によりテツノカイナよりはまず耐えれる。それでもやはり特防努力値は振っておきたいし、ソロ運用の場合はNPC厳選が面倒なのは変わらない。


The Indigo Disk


専用特性「テラスシェル」でHP満タン時の技ダメージを半減出来るポケモンで、テラスタルすれば専用特性「ゼロフォーミング」で天候・フィールドを打消すことが可能。

専用技テラクラスター」で弱点を突くことが可能。回復手段がほぼかいがらのすずのみなのが難点。

かといってかいがらのすずを持たせるならとつげきチョッキは持てないため、めいそうを積んで対処したい。

また、特性を打消す手段がないため、こちらもソロ運用の場合はNPC厳選が面倒。いくら半減出来るといっても、あちらはかちきで倍の速さで強化されるため、めいそうでは焼け石に水である。


デカハンマー


特防種族値が多く、つるぎのまいデカハンマーのローテーションで大ダメージを稼げる。スキルスワップを使えるが、特性「かたやぶり」は味方によっては迷惑となりかねないので、「マイペース」か「わるいてぐせ」が望ましい。

ひかりのかべうそなきはいよるいちげきと、サポート枠としても活躍も可能。


サポート枠編集

今回は下記の通りサポート枠も幅広いが、特に野良レイドではスキルスワップ競合やアタッカー数の問題から、サポーターとして立ち回りたいなら可能な限り他プレイヤー選出ポケモンを見てから選出するのが望ましい

極端な話、アタッカー1体に対してサポーター3体ならば勝つのは難しい(スキルスワップ以外の3枠で構成しているならデバフは優先度が低くなりがちな上、特性を消しつつバリアが張られている状況で防御または特防デバフを与えられる下記のお勧めポケモンは、防御はポットデス、特防はアシッドボムを覚えるポケモンしかいない)。


ポットデス


エルレイドやソウブレイズ、ハリテヤマやテツノカイナと組んだ際に最高クラスのサポートを実現するポケモン

特殊耐久が高めで、くだけるよろいをスキルスワップで相手へ押し付けて、その後はひかりのかべトリックルームでサポートする。

わるだくみめいそうも覚えるので、アシストパワーを交えたアタッカーも可能。


Oranguru


テツノカイナとエルレイドと組んだ際に最高クラスのサポートが実現するポケモン。

にほんばれで晴れとしたり、専用技「さいはい」で味方の攻撃をもう1発打つことが可能。

さらにスキルスワップで入替わることが可能。押し付ける特性はどれでも良い。

スカーレット限定であるのが欠点。


ハピナス


ご存知ポケモン界のピンクの悪魔

圧倒的な特殊耐久を誇り、スキルスワップを覚える。

素早さへ44振ることでエンペルトに先制出来るようになる。

「にほんばれ」「いやしのはどう」「ひかりのかべ」「いやしのすず」「いのちのしずく」とサポートも豊富。回復技も「タマゴうみ」がある。

ただしやることがヒーラーしかなく、特殊技デバッファーとはなり得ないので時間を持て余しがち。いっそ「めいそう」持ちアタッカーになるのも手。

アタッカーとしては大体2パターンある。

またスキルスワップ使用時にはてんのめぐみは利敵行為になりかねないのでそれ以外とすること。


野良レイドで使用する場合、他3人がアタッカーの際に選出し、いのちのしずくやひかりのかべを連打するだけで安定して勝ちやすい。

他3人がアタッカーの場合を想定するならデバフを行わないため、スキルスワップ自体を技より外すことも考えられる。

逆にサポート枠が他にもいるならサポート過剰な上に火力がないため、選出は控えた方が良い。


2回目の開催からはハピナスレイドも開催されるため、どのテラスタイプも入手は非常に楽。



2023 - 94 - Moonlight


ハピナス程ではないが特殊耐久が高く、スキルスワップを覚える。

両壁、にほんばれ、バークアウト、いやなおと、うそなき、どろかけ、てだすけとサポートも豊富。回復もつきのひかりがある。

ハピナスと異なり素早さ個体値V且つ素早さ下降補正でなければ無振りでも最強のエンペルトを抜けるため、努力値はHPと特防に全振りで問題ない。

押し付ける特性であるが、上記のミュウの項目で挙げた通りシンクロは味方に状態異常を狙うポケモンがいる場合は迷惑が掛かるため、影響が小さいせいしんりょく推奨(レイドボスは元々怯まず、エンペルトは物理技を使わないことからいかく無効のデメリットも気にならないため)。せいしんりょくは隠れ特性であるが、最強のイーブイや特別講師として呼んだボタンが交換してくれるイーブイが隠れ特性「きけんよち」を持っているため、BPさえあれば入手は難しくない。

運が絡むがタマゴを産んで育てる人が多いポケモンであるためマジカル交換で隠れ特性イーブイを粘る手も一応あるが、時間が掛かる。

当然ながら、有料DLCを導入していなかったり、導入していてもBPに余裕がない場合は他を当たった方が良い。


No.317 マルノーム_Swalot


特性を無効化させるいえきが使え、かちきを消してからのアシッドボムでサポート可能。たまご技でクリアスモッグが使える。

防御・特防寄りの種族値に加え、ドわすれを覚えるので防御面も安心。

にほんばれも覚えられる。

回復手段が乏しいことが欠点。

バイオレット限定だが、特別講師として呼んだジニア先生がゴクリンを交換してくれるためBPさえあればスカーレット版でも入手は難しくない。


Weezing and Numel


特性「かがくへんかガス」でエンペルトのかちきを無効化できる。……ただし、味方の特性も打消してしまうので、味方によっては足を引っ張りかねないことには注意(特にラウドボーンとハリテヤマ)。

バフ解除による打消しには注意。同特性は場に出た際に発動するため特性打消し効果により1度倒れなければそれ以降はかちきが復活してしまう。なので持ち物は「とくせいガード」推奨。

回復は「ねむる」か応援頼みなのも難点か。

なお、いうまでもなくガラルマタドガスはラスターカノンで弱点を突かれるため非推奨。


ブーピッグ


コアユーザー御用達の最強デバフ持ち。

シンプルビーム」→「バークアウト」または「どろかけ」で相手の能力を大きく下げられる。さらに、適切な味方に使うことでバフをかける時間を短縮させることにも転用可能。

あついしぼうを持つためこおり技を半減できるのも大きな強み。残りはおんみつマントを持たせて「にほんばれ」を入れれば完璧。

「バークアウト」の命中率と回復手段が「ねむる」程度である点には注意。


また、てっぺきが採用されたためシンプルビームで特性がたんじゅんとなっている状態であると防御が4段階も上がってしまう。

ブーピッグ自身は防御デバフも能力リセット技も覚えないため、これらの技が使えるポケモンと組むか、物理アタッカーがいない場合に選出したい。


下記にも書いているが、スキルスワップで特性が入り乱れた際の被害が特に大きいポケモンであるため、選出は他アタッカーを確認してから行うように。


蒼海の王子


最強のヒスイバクフーンで大活躍したポケモンであるが、今回もサポート役として活躍可能。

「うそなき」・「どろかけ」を使える他、「スキルスワップ」でかちきを引っ剥がすこともできる。

ひかりのかべ」も覚えられる他、「ほたるび」で最大まで上がった特攻バフを「ハートスワップ」で他特殊アタッカーへ譲渡するというサポートも可能。

なお、「ブレイブチャージ」も強力であるが、特攻バフは「ほたるび」で事足りる上、自身のタイプや下記の「くさむすび」を加味してもダメージは元々低くなりがちなため、特防を上げる必要性に乏しく優先度は低い。

「アクアリング」を使えば自動回復も可能。いうまでもないがエンペルトはなみのりを使うため、最強のヒスイバクフーンで有効であった「あまごい」+「ねむる」+「うるおいボディ」は他プレイヤーへ迷惑を掛けるだけなので厳禁

幻のポケモンであるが、LEGENDSアルセウスとポケモンHOMEを連携していれば入手可能なため、比較的入手が簡単なのも有難い。


なお、くさむすびが採用されたが、体重が軽いおかげでふぶきやれいとうビーム、なみのりどころかラスターカノンより受けるダメージが小さい

  • 備考:最強のエンペルトからマナフィへのダメージ量(マナフィはHD252振り、HD個体値V、とくぼう上昇性格として計算。なお、とくこう、とくぼうランクの変化や急所へ当たったは考慮しない)
    • ふぶき:64 - 76ダメージ(乱数5発)
    • れいとうビーム:53 - 63ダメージ(乱数6発)
    • なみのり:53 - 63ダメージ(乱数6発)
    • ラスターカノン:47 - 56ダメージ(乱数7発)
    • くさむすび:34 - 40ダメージ(乱数9発)

ヤミラミ


特性「あとだし」を「スキルスワップ」で押し付けることで、自身や味方が動きやすくなる。残りの技枠は自身含む全員の特殊技の被ダメージを半減するための「ひかりのかべ」、エンペルトの特攻を下げるための「バークアウト」、自身を回復するための「じこさいせい」で確定。また、開幕の「ゆきげしき」+「ふぶき」のコンボおよび初手の攻撃を凌ぐため、努力値はHD252で確定。なお、デバフ解除を中盤に一度仕掛け、その中盤以降(≒バリア破壊後)は1ターン2回行動も仕掛けてくるため、上記技を適宜使用しなければならず暇を持て余すことはまずない。とはいえ、序盤での「スキルスワップ」でエンペルトの特性が「あとだし」を維持できていれば、急所等の事故を考慮しない範囲でなら上記技を安全かつ適切に使用できる。


マルチ専用枠編集

ジバコイルニャイキング様〜

ニャイキングは特防特化にすると特攻2段階上昇エンペルトのふぶき+なみのりを耐えられるので、3体がそれぞれうそなき、いけドン、てだすけを使用する。

準備が終わり次第こだわりメガネてっていこうせんでトドメを刺す。あるいは、うそなきで誘発させたかちきによる特攻バフをものまねハーブでコピーする方法もある模様。

ジバコイルの特性は「アナライズ」。なお、個体値が最高で素早さが無補正かつ無振りの場合エンペルトと同値の156になるため、性格は下降補正となる「れいせい」を推奨。


非おすすめポケモン編集

まず前提としてタイプ相性を全く考慮しない選出は言語道断。だからといって単にこおりの弱点を突けばいいというわけでもない。


こおりテラスタイプである上、いずれも特性を変更・消す技を覚えないため足手纏いにしかならない。

なおコライドンは即座に天候を雪へ上書きはするものの、にほんばれを覚えるため、雪を打ち消すことが可能。


いつものレイドの嫌われ者。全員元タイプまたはテラスタイプ一致の水技、氷技、鋼技のどれかで弱点を突かれる。イーユイに至っては特性の影響で利敵行為となりかねない。


弱点を突けるのはかまどのめんであるが、テラスタルするとほのお単タイプとなってみず技弱点になる上、ソウブレイズと違って他アイテムを持つことが出来ないので、にほんばれとこうごうせいが使えても厳しい。いどのめんはテラスタル後はくさむすびで弱点を突かれる。

いしずえのめんも、こおり・はがね技で、みどりのめんもこおり技で弱点を突かれるので非推奨。


一応ソロではオーガポンでの攻略例はあるものの、野良は当然のこと、マルチも仲間と相談すること。


いつものレイドの嫌われ者その2。高威力かつ推奨されているポケモンが習得するためか散見されるが、基本的に長期戦かつ倒れることによるデメリットが大きく、利敵行為となりかねない。

前述したような一撃で終わらせるための専用構築を除き、採用しないのが無難である。


  • 特性を変更・消去する手段がないポケモン全般

あの凶悪なコノヨザルレイドでも示されている通り、かちきによりいかく持ちを引いた瞬間特攻が大きく上がるため、NPC厳選が必須となり、安定したクリアは望めなくなるため特性を変更できないポケモン自体が非推奨。

特性を変更する手段がないデバフ使いも出場非推奨(特にレイドで良く使われるアシッドボム使い)。野良においてはかちきが外れたかを確認せずにデバフを使ってかちき発動で戦犯となるケースがある。他者がスキルスワップやいえき、シンプルビームなどを使った場合は画面で必ず表示されるので、それを確認してから使用しても遅くはない。

ラウドボーンのみはてんねんとにほんばれを持つため例外。


一方、特性を消す手段があるなら誰でも良いと言うわけではなく、特性を消す手段持ちでもニンフィア等のエンペルトから弱点を突かれるタイプのポケモンも非推奨である。

マナフィのみ体重の軽さからくさむすびで弱点を突かれてもそこまで痛くないため例外であるが、他は耐久や回復面に難がある。


  • 特防に努力値を振っていないかくとうタイプ
  • ドレインパンチを採用していないかくとうタイプ

ひこう技が採用されなかったことでかくとうタイプを選出するプレイヤーも多いが、レイドで活躍するかくとうタイプはハリテヤマテツノカイナを含めて特防が低いものが多い。エンペルトは特殊攻撃が主体であるため、れいとうビームやなみのりでゴリゴリ削られる。

また、貴重な回復手段でもあるドレインパンチは優先度が非常に高い一方で、習得にはわざマシンを使う必要があるため、レイドに参加する前に確認しておきたい。


開幕のゆきげしきと実質バリア状態でのてっぺき以外は特殊攻撃のみである。

ボディプレスは効果抜群でこそあるものの、物理耐久を上げる意味がない上にバフ解除も多く、バフ込みでのターン数もつるぎのまい+ドレイン技と変わらない。

なお、ビルドアップは攻撃バフが目的となるので、この限りではない。


  • ラウドボーン以外のてんねん持ち

てんねんはかちきに有効となる特性だが、ドオーはこおり技、ヘイラッシャヌオーはくさむすび、ピクシーはラスターカノンで弱点を突かれてしまうため非推奨。

当のラウドボーンにも前述した通りの不安要素があることは覚えておきたい。


  • 野良におけるスキルスワップ合戦

足並みが揃わない野良レイドにおいて、スキルスワップ持ちが2人以上いると起こり得る現象。

前述の通り、エンペルトのかちきを打消すのにスキルスワップは有力である。ならばレイド開始と同時に使うのは当然の流れである。だが、それは他プレイヤーも同じであるため、結果として敵味方のとくせいが入り乱れるという混乱した状況となりかねない。くだけるよろいのポットデスは相手が特殊攻撃主体型であるため余りデメリットはないので1回きりで済むが、他スキルスワップ要員、特に誤ってエンペルトに押し付けられたくだけるよろいをスキルスワップしてしまったプレイヤーはもう1度スキルスワップするために1ターンを無駄にすることも……(その間にバリアを張られて苦戦を強いられることも)。

逆に「他人がやってくれるから」と他力本願してスキルスワップを使わず、エンペルトのかちきを打消せないままバリア発動してしまうなんてこともあるため、周りの良く見ての使用を推奨する

また、酷い例では不適切な場面(かちき発動後)で他プレイヤーのラウドボーンからスキルスワップでてんねんを奪うという自己中な害悪プレイヤーもいたり、味方へスキルスワップを連打して攻撃もサポートもしないという謎の挙動に終始するプレイヤーもいたりする……。


対策として、スキルスワップを行いそうなポケモン(特に上記のお勧めポケモンの内サポート枠ポケモン)がいたら自分は選出しない、つまり野良レイドでは自分以外の他メンバーが選出しているポケモンを見てから選出することである程度は対策できる。

ただし、野良レイドへ入った時点の残り時間が少なく選出に猶予がないなどの理由で完璧に対策可能な訳ではないことに注意が必要。

また、スキルスワップ要因以外の上記のおすすめポケモンにあるアタッカーも育成するのが望ましい。

最も手軽なのはやはりエルレイド。テラスタイプはかくとうが望ましいが、テラピースが足りないなどで難しいなら無理に変更しなくても良い。

エルレイド以外のポケモンは、特にスカーレットでは出なかったりストーリーの進捗などに依存したりで用意するには癖のあるポケモンばかりであるため、お勧めはしにくい。


報酬編集

これまで通り6Vかつ隠れ特性のエンペルトを入手可能。この他こおりテラピース、とくせいカプセルやパッチ、けいけんアメや換金用アイテムなどがドロップする。


性格は「ひかえめ」固定。技構成はれいとうビームなみのりラスターカノンくさむすび。タイプ一致技2つに相性補完となるサブ技2つを入れた第4世代構成個体となっており、ストーリー中でネリネが使用して来る個体と方向性が似ている(あちらと比べるとふぶきがれいとうビーム、ハイドロポンプがなみのりへそれぞれ代わっており、一撃の威力よりも命中率による安定性を重視した個体となっているといえる)。


余談編集

エンペルトは過去作から持って来るか3000BPをはたいて出現させる、もしくはキタカミの里でジニア先生からランダムで卵を貰う必要があるため、過去作やBP消費、ランダム性なしでエンペルトを入手出来る絶好のチャンスとなる。

また、エンペルトはモチーフがペンギンであることと、図鑑説明も南極という極寒の地域で暮らすと記されてること、ほのおが等倍・かくとうが抜群・こおりが1/4倍のみずタイプということでこおり複合と勘違いする者もちらほらいたが、今回はその勘違いが実現したともいえるかもしれない。


今作からポッチャマ系統の隠れ特性がまけんきからかちきへ変更されたことで、何気に特性変更後において公式からの初の隠れ特性個体配布である。

もっともポケモンホームに居る既存のまけんき個体を持っている場合、SVへ移動させればかちきへ変わるため旨みは薄い。


2回連続でブルベリーグ四天王のエースポケモンからの選出となっていたため、次のレイドはアシレーヌジュカインの可能性が高いと予測する声もあったが、後に来たのはカントー御三家ジョウト御三家で、ブルベリーグ四天王とは無関係の選出であった。

アシレーヌはその後2024年5月に最強レイドが実施されたものの、現状、ジュカインが最強レイドへ参戦する可能性は不明のままである(だが後々参戦が決定した)。




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