基礎データ
全国図鑑 | No.0039 |
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カントー図鑑 | No.039 |
ジョウト図鑑 | No.044 |
ホウエン図鑑(RSE) | No.138 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.282 |
マウンテンカロス図鑑 | No.120 |
ホウエン図鑑(ORAS) | No.143 |
アローラ図鑑(SM) | No.135 |
アーカラ図鑑(SM) | No.062 |
アローラ図鑑(USUM) | No.168 |
アーカラ図鑑(USUM) | No.069 |
ヨロイ島図鑑 | No.012 |
パルデア図鑑 | No.060 |
ローマ字表記 | Purin |
ぶんるい | ふうせんポケモン |
タイプ | ノーマル / フェアリー(第六世代より) |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 5.5kg |
せいべつ | 25%♂・75%♀ |
特性1 | メロメロボディ:直接攻撃した相手を30%の確率でメロメロ状態にする。手持ちの先頭に置くと、異性のポケモンが出現しやすくなる |
特性2 | かちき:相手から能力を下げられるたびに、とくこうを2段階上げる。 |
隠れ特性 | フレンドガード:自身以外の味方が受けるダメージを25%軽減する |
おとしもの | ププリンのけ |
タマゴグループ | ようせい |
他言語版の名称
ドイツ語 | Pummeluff |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Jigglypuff |
フランス語 | Rondoudou |
韓国語 | 푸린 |
中国語(簡体字・繁体字) | 胖丁 |
中国語(香港) | 波波球 |
進化
概要
初代より登場する有名なポケモンの一体で、その外見は耳があるピンク色の球体。とても可愛く愛らしい容姿から、ピカチュウ、ピッピと共に初代ファンシー御三家の一角を担う。
「風船ポケモン」の分類通り、その身体は柔らかく弾力に富み、大きく息を吸って体を膨らませるとふわふわと風に乗って空中に浮かぶ事が出来る。
そして丸く大きくつぶらな瞳で相手を見つめる事で誘い込み、不思議で心地よい子守歌を聴かせて眠らせてしまう。声の波長を自在に変える声帯を持っており、12オクターブを超えるその声域で、相手が一番眠くなる波長の歌を歌う事が出来る。特に大きく身体を膨らませてから歌う子守歌はいつもより長く、絶対に眠くなってしまう。
プリンの歌で眠らない者はいないと言われ、デパートの寝具コーナーには彼女たちの子守唄を収録したCDが売られている程。その歌の波形は熟睡している時の脳波と同じ形をしているらしい。
このように歌を得意とする種族であるが、上手いかどうかはそれぞれのプリンの努力次第で、生まれた時から自在に歌えるという訳では無い模様。歌の種類は棲む地方によって全然違う様で、中にはシャウトするようなものまであるとか。
また、歌う時は一度も息継ぎをしないので、中々眠らない敵を相手にした時は自らも命がけで、苦しそうな様子を見せる。この事から、歌は本来プリンにとって自衛の手段であった事が窺える。
プリンの古代の姿と思われる存在を鑑みるとこの生態は一見矛盾するが、あちらは大声による威嚇に声帯を活かせど攻撃力は高くなく、永い時によって自衛手段が変化したと考えれば辻褄は合うだろう。歌は自分すら救っていたのだ。
後述するアニメなどにも出演しており、歌ったり転がったりして可愛さをふりまく一方で、ピンクの悪魔と呼ばれる事もある。
ピンク色の全身は進化後同様、きめ細かな体毛なようで、実際、実写映画『名探偵ピカチュウ』では全身がふさふさの毛に覆われた姿で描写されている。
名前の由来はそのまんま洋菓子のプリンからであり、増田順一曰く、プリンのような感触をイメージして名付けたとの事。その為海外版を制作するにあたり、カスタードプディングと呼ぶ海外側にはプリンと名付けた理由が伝わらなくて困惑したらしい。
ゲーム版における特徴
- 上記の設定ゆえ、相手を眠らせる「うたう」は(ピッピも使えるにもかかわらず)プリンの代名詞となっており、ニビシティのポケモンセンターでもプリンが披露してくれる。なお、ピカチュウ版ではこの歌を聴くとピカチュウは眠ってしまうというプリンとピカチュウの可愛さ溢れる物となっている。
- 進化前のポケモンとしては高い体力と豊富な技、「うたう」の存在により、序盤においてはねむり状態の恐ろしさとねむけざましの重要性を教えてくれるポケモン。特に3番道路のミニスカートが使用するプリンは、レベル14と高レベルであることも手伝いかなりの強敵。
- 風船ポケモン故、ポケモンSVでは嵐になるとフィールドにいるプリン・ププリンが吹っ飛んでしまう。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計値 | |
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第1世代 | 115 | 45 | 20 | 25 | ※ | 20 | 225 |
第2世代から | 115 | 45 | 20 | 45 | 25 | 20 | 270 |
プクリン | 140 | 70 | 45 | 85 | 50 | 45 | 435 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- 対戦においては第4世代までは進化前なので考慮外だったが、第5世代から「しんかのきせき」と夢特性「フレンドガード」を習得。前者は耐久を1.5倍にするアイテムであり、進化する可能性があるポケモンのみ効果が発揮される。後者はダブルバトルやトリプルバトルで場にいるだけで味方の耐久力を1.5倍にするという強力な特性である。ちなみにこの特性は進化すると別のもの(おみとおし)になってしまうため、進化させてはいけない…といわれる事も多い。
- これによって不遇の塊だった進化後を差し置いて対戦でよく使用される存在という変わった存在となった。
- 後に、より耐久の高いフレンドガード持ちのピッピも解禁され、汎用性では劣るので活躍の場は狭くなってしまったが、ピッピより低い素早さがトリックルーム下で活きることや自身がほろびのうたを(タマゴ技で)覚えるので差別化は容易であり、トリプルバトルの「滅びパ」では、コンボ要員として生き残っている。がむしゃらを併用するレベル2プリンといった型も存在する。ププリンでない理由は進化しないとよこどりを覚えないため。
- 第6世代でフェアリータイプを獲得し、ノーマル/フェアリー複合の系統になった。「かげふみ」持ちが総じて弱点とするゴーストタイプ無効は大きく、7世代USUMではサイドチェンジを習得し個性にさらに磨きがかかっている。しかし、他のフレンドガード持ちも同様だが6世代でトリプルバトルが廃止されたのは残念だろう。
使用トレーナー
ゲーム版
- マツリカ:キャプテン(アローラ)
- ミカ:プリンマスター
- オイチ:ブショー
アニメ版
漫画版
番外作品
大乱闘スマッシュブラザーズ
- 初代64版から参戦している準レギュラーの一角(『X』のイベント戦より)。
- 5回の空中ジャンプで空中を自由に行動できる。高い空中機動のおかげで復帰阻止の影響を受けにくく、逆の立場では復帰阻止を行いやすい(どころかうまくいけば画面外まで運べてしまう)ため崖外での攻防にも強い。
- しかし、リーチが非常に短い、地上機動力が最低クラス、全ファイターの中でも特にふっとびやすい、上必殺ワザが復帰に使えない、そしてシールドブレイクでものすごい勢いで上にふっとぶ…など、ハンデとしか思えないような欠点が多く盛られているピーキーなファイター。
- 詳しい解説はプリン(ファイター)を参照。
ポケモン+ノブナガの野望
- オイチの(ベストリンク)パートナーとなっており、同ゲームのジャケットを飾っている。
ポケモンマスターズ
- コトネ(20シーズン)&プリン
- 2020年8月に実装。フェアリータイプのアタッカー。攻撃技は「マジカルシャイン」と「じゃれつく」の両刀。バフ技は急所率2段階上昇の「クリティカット+」と技ゲージ回復と同時に攻撃・特攻1段階上昇のトレーナー技「オンステージ!」。
- 主人公&プリン
- 報酬で貰えるタマゴから孵化するププリンを主人公のバディにする事が可能で、進化させる事もできる。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 野生のプリン
- CV:かないみか
- 無印第45話以降から無印版の様々な場面で登場している。最初はまともに歌えなかったものの、タケシに喉の薬になる果物を食べさせてもらって意外にあっさりと歌えるようになった。
- 歌を聴かせるのが好きだが、能力のせいでその歌を聞いたものは眠ってしまう。しかし、本人は歌に睡眠効果がある事を自覚しておらず、これを自分の歌が退屈だから寝てしまったと勘違いし、怒ってマイク型油性ペンを取り出し、眠った人やポケモンに落書きをして何処かへと去る(ちなみに、このシーンは実写映画『名探偵ピカチュウ』でもパロられている模様)。
- 初めてサトシ達に遭遇し、歌えるようになって以降は、旅を続けるサトシ達の行く先々をまるで付け回す様に現れ、歌って(特に注目が集まったところで披露する)は周辺にいる全員を眠らせて怒り、顔に落書きして去っていく…というパターンが無印版のお約束となっており、また落書きもだんだん凝ったものになっていく。(作中でもタケシが言及し、感心している。)歌声はゲームのポケモンセンターで歌うプリンの音をアレンジされたもの。
- 使えるわざは「はたく」、「おうふくビンタ」、「うたう」。怒るとかなり怖いようで、一度マイクペンを盗まれた時、犯人をおうふくビンタでボコボコにしていた。
- AG第39話にて久しぶりに登場。カラクリ大王の迷路にてサトシやハルカ達に歌を聴かせ、やっぱり眠らせてしまい怒るも、トレーナーのアキナのゴニョニョだけは、ぼうおんの特性を持っていた事で楽しそうに歌を聴いてくれたのに喜び、仲良くなっている。しかし、ムサシ達とのバトルをした後は、元から疲れて眠っていたのを自分の歌を聴いて眠ったと勘違いして結局は怒って落書きし、また何処かへと去っていった。
- なお、BW編では登場しないが、同編の第4期ED「みてみて☆こっちっち」で久しぶりに登場している。このエンディングの実写では女性アイドルグループももいろクローバーZのメンバーがポケモンに扮していたがプリンはピンク担当の佐々木彩夏が扮していた。
- その後の行方は全く分からなかったが、『サン&ムーン』第42話の「カントーでアローラ!タケシとカスミ!!」でなんと14年ぶりに再登場。どうやらカントーに戻って、オーキド博士の研究所の庭で居候していた模様。
- ムサシ達がキテルグマに回収された後に残った巨大メカの残骸の中から現れ、プリンのかわいさに興奮するマオ、スイレン、リーリエに対し、プリンの歌を聴くと眠ってしまい落書きされることを知っているサトシたちは慌てて呼び止めようとするも、全員プリンの歌で眠ってしまう。そして、怒ったプリンは全員の顔に落書きしてまた何処かへ去り(ヒトデマンは、水晶部分に☆を描かれていた)、続く43話でアローラスクール組が帰国の途に着く飛行機の尾翼に眠り、そのままアローラに上陸していった。
- 第45話ではとあるカラオケルームで歌っていた。
- 第56話ではムサシ達とキテルグマの前で歌を披露し、彼らを眠らせた(何気にキテルグマの初敗北ともいえる)。だが最初から眠っているネッコアラには通用せず、落書きしようとしてもことごとくかわされたが、逆に落書きされたことで仲良くなった。
- 第96話ではジジーロンに対して歌っていたが、眠らせてしまっていたため落書きをしていた。
- 最終回で座席の下で眠っており、カントーに帰国の途に着いた。
- 第7シリーズでは最終回のみ登場。普通に寝ているニドリーノとニドリーナと共に花畑で日向ぼっこしていた。このシリーズでサトシの物語は完結した為、これが最後の登場となった。
- デカプリン
- マリナのピンクちゃん
- ミツオダ・リサのプリン
- AG第138話で登場。ミツオダが娘のリサの為に仕事を休んで山にプリンを探しに来たのだが、捕まえるどころかからかわれて眠らされる始末で、プリンの歌が効かないドゴームをゲットして育てたものの結局ゲットする事はできずにいた。
- サトシ達と協力し悪戦苦闘の末プリンを眠らせることに成功したが、プリンに情が移ったのかゲットしなかった。
- しかし、その後プリンの方が彼の家にまで来たので結局一緒に暮らす事になった。
- モナークのプリン
- XY第80話でポフレマスター・モナークのポケモンとして登場。参加者が作ったポフレを美味しそうに食べていた。
その他
AG | 15話・180話・191話 |
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XY | 84話・105話・125話・138話 |
SM | 6話・46話・96話・136話・137話・140話 |
新無印 | 21話(イメージ)・33話・40話・49話・60話・87話 |
特別編 | 最強メガシンカAct3 |
短編 | ピカチュウのなつやすみ |
劇場版 | 裂空の訪問者・氷空の花束・キミにきめた!・みんなの物語 |
ちなみに
- 無印第55話での検定試験にて出された丸いシルエットの答えが「上から見たプリン」だった。
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ブルーのぷりり
- ブルーの幼馴染ポケモンで、とりポケモンが苦手な彼女の主な飛行要員としても活躍している。
- ブルーがマスクド・チルドレンとして修行していた頃に仮面の男から「ポケモンにニックネームなど必要ない」と殴られた事がトラウマになって以降、ニックネームで呼べなかったが、レッド達との出会いが切っ掛けに物語が進むにつれてニックネームで呼べるようになった。
- 第5章でニドちゃんと同時に進化し、プクリンとなった。
- ブルーのりりり
- 第13章での新しい手持ち。かつてのぷりりと同じく、身体を風船のように膨らませて飛行手段に利用している。
〈ブルーの手持ち〉 |
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ぷりり (プリン→プクリン♀️) |
カメちゃん(ゼニガメ→カメール→カメックス↔️メガカメックス♂️) |
メタちゃん (メタモン) |
ニドちゃん(ニドラン→ニドリーナ→ニドクイン♀️) |
ピッくん (ピッピ→ピクシー♂️) |
ブルー (ブルー→グランブル♂️) |
ケーちゃん(ケーシィ♀️) |
リリリ (プリン♀️) |
タッちゃん(タッツー♀️) |
- 11章:ヒオウギシティのポケモントレーナーズスクールE組に通う女子3人組の一人・マユの手持ちとして登場する。
コラボ
ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs
- ポケモンと初音ミクコラボにおいて、フェアリータイプ枠でプリンが抜擢された。パートナーポケモンの中で最終進化を遂げてない唯一のポケモンである。だが、プリンの全国図鑑での番号は39であり全ポケモンの中で初音ミクとの関連性が1番強いと言える。
- 【参照】【初音ミク(フェアリー)】
関連イラスト
関連タグ
0038.キュウコン(アローラキュウコン)→0039.プリン→0040.プクリン
同複合タイプ
進化関連
- なつき進化仲間
関連ポケモン等
- ProjectVOLTAGE・初音ミク相棒組
その他
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